JP5053142B2 - 配送伝票 - Google Patents

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Description

本発明は、配送物に貼着されて使用される配送伝票に関する。
従来より、配送物を配送する場合、配送物の配送元及び配送先の住所や氏名あるいは名称等の配送情報が記入された配送伝票が用いられ、配送情報が記入された配送伝票が配送物に貼付され、配送伝票に記入された配送情報に従って配送物が配送先に配送されている。
このような配送伝票としては、配送物に貼付される伝票片に、配送物が配送先に配送された後に配送業者が持ち帰る配達票が分離可能に区画形成されているものが用いられている。この配送伝票を用いた場合、配送物が配送先に配送されると、配達票に受領印が押下され、配達票が伝票片から分離されて配送業者によって持ち帰られることにより、配送物が配送先に配送されたことが管理されることになっている。
上述したように配達票を伝票片から分離して持ち帰るためには、伝票片のうち配達票となる部分が配送物に貼着されていない状態としておく必要がある。そこで、伝票片のうち配達票となる部分のみ粘着層を設けず、それにより、伝票片が配送物に貼着された後においても配達票のみを配送物から離脱可能としている。また、伝票片のうち配達票となる部分のみ粘着層を設けない構成とするとともに、伝票片が配送物に貼着される前の状態にて伝票片に剥離可能に貼着されている剥離台紙に、配達票を分離可能とする切り取り線よりも大きな輪郭を有するハーフカット線を形成し、剥離台紙のハーフカット線の内側となる部分を伝票片とともに配送物に貼着する技術も考えられている(例えば、特許文献1参照。)。このように剥離台紙の一部を伝票片とともに配送物に貼着しておくことにより、配達票を伝票片から分離する際に配送物が汚れてしまうことを回避できるとともに、配達票を伝票片から分離した後に配送伝票の形状に違和感を感じにくくなる。また、剥離台紙のハーフカット線の内側となる領域に情報を表示しておけば、配送伝票を用いて配送物の配送先に所望の情報を通知することができるようになる。
特許第3960552号公報
しかしながら、上述したように、伝票片のうち配達票となる部分のみ粘着層を設けない構成とするとともに、伝票片が配送物に貼着される前の状態にて伝票片に剥離可能に貼着されている剥離台紙に、配達票を分離可能とする切り取り線よりも大きな輪郭を有するハーフカット線を形成し、剥離台紙のハーフカット線の内側となる部分を伝票片とともに配送物に貼着するものにおいては、剥離台紙のうち、配達票を分離可能とする切り取り線よりも大きな輪郭を有するハーフカット線の内側となる部分を伝票片とともに配送物に貼着することになるため、配達票よりも大きな輪郭を有する領域が粘着剤によって配送物に貼着されていない状態となってしまう。これは、剥離台紙のハーフカット線の内側となる部分を伝票片から離脱させないために剥離台紙のハーフカット線の内側となる部分の周縁部を伝票片に貼着させておくためであるが、それにより、伝票片の配送物に対する貼着面積が狭くなり、配送伝票が配送物から離脱しやすくなってしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、伝票片が配送物に貼着される前の状態にて伝票片に剥離可能に貼着されている剥離台紙の一部を伝票片とともに配送物に貼着する場合に伝票片の配送物に対する貼着面積を広くすることができる配送伝票を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
分離票が分離可能に区画形成されるとともに一方の面の前記分離票を除いた領域に粘着層が設けられた伝票片と、該伝票片の前記一方の面に剥離可能に貼着された剥離台紙とを有し、前記伝票片が前記剥離台紙から剥離されて前記粘着層によって配送物に貼着される配送伝票において、
前記剥離台紙は、前記分離票に対向する領域に、その一方向の両端部のみが前記粘着層に対向してなる分離部が分離可能に区画形成されていることを特徴とする。
上記のように構成された本発明においては、剥離台紙を伝票片から剥離すると、剥離台紙から分離部が分離する。分離部は、周縁部の一部が伝票片の粘着層に対向しているため、伝票片から剥離することなく伝票片とともに配送物に貼着される。配送伝票は、伝票片の分離票を除いた領域に設けられた粘着層によって配送物に貼着されるが、伝票片とともに配送物に貼着される剥離台紙の分離部は、周縁部の一部が伝票片の粘着層に対向しているので、分離部の周縁部の全周が伝票片の粘着層に対向しているものと比べて粘着層による配送伝票の貼着面積が広くなる。これにより、配送伝票が配送物から離脱しにくくなる。
また、分離部に、粘着層に対向する領域を切り離す切り離し線を設けた場合は、分離部の配送物に対向する面に配送物の配送先に通知したい情報を表示しておけば、伝票片から分離票を分離した後、分離部を切り離し線によって切り離すことにより、その情報を配送物の配送先に通知することができ、分離部の伝票片に対向する面に表示された情報以外にも情報を通知することができるようになり、情報表示面積を広くすることができる。
以上説明したように本発明においては、分離票が分離可能に区画形成されるとともに一方の面の分離票を除いた領域に粘着層が設けられた伝票片と、伝票片の一方の面に剥離可能に貼着された剥離台紙とを有し、剥離台紙が、分離票に対向する領域に、周縁部の一部が粘着層に対向してなる分離部が分離可能に区画形成されている構成としたため、剥離台紙の一部を伝票片とともに配送物に貼着する場合に伝票片の配送物に対する貼着面積を広くすることができる。
また、分離部が、粘着層に対向する領域を切り離す切り離し線を有する構成としたものにおいては、分離部の配送物に対向する面に配送物の配送先に通知したい情報を表示しておけば、伝票片から分離票を分離した後、分離部を切り離し線によって切り離すことにより、その情報を配送物の配送先に通知することができ、分離部の伝票片に対向する面に表示された情報以外にも情報を通知することができるようになり、情報表示面積を広くすることができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の配送伝票の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は伝票片10の裏面の構成を示す図、(d)は剥離台紙20の伝票片10との貼着面の構成を示す図、(e)は剥離台紙20の伝票片10との貼着面とは反対側の面の構成を示す図、(f)は(a)に示したB−B’断面図である。
本形態は図1に示すように、互いに同一形状を有する伝票片10と剥離台紙20とが、伝票片10の裏面に粘着剤30が塗布されることにより設けられた粘着層によって貼着されて構成されている。
伝票片10は、貼付票11と分離票となる配達票12とを有し、これら貼付票11及び配達票12にはそれぞれ、この配送伝票が貼着される配送物の配送元及び配送先の住所や氏名あるいは名称等の配送情報が記入あるいは印字される配送情報表示領域11a,12aが設けられており、配達票12にはさらに、配送物が配送先に届けられた際に受領印を押下するための押印領域12bが設けられている。配達票12の周囲にはミシン目13が形成されており、このミシン目13によって配達票12は伝票片10から分離可能に区画形成されている。また、配達票12の角部には、切り込み12cが形成されており、この切り込み12cが、配達票12を伝票片10から分離する際に摘み代となっている。伝票片10の裏面には、配達票12を除いた領域に粘着剤30が塗布されている。
剥離台紙20は、配達票12に対向する領域に分離部22を有し、分離部22の周囲に形成されたスリット23及びミシン目26によって分離部22が剥離台紙20から分離可能に区画形成されている。そして、分離部22の長手方向の長さは配達票12よりも長く、分離部22のそれに直交する方向の長さは配達票12よりも短くなっている。分離部22の伝票片10との貼着面には通知情報25aが印字され、分離部22の他方の面には通知情報25bが印字されている。さらに、分離部22は、長手方向における両端部に切り離し線となるミシン目24が形成されている。このミシン目24が形成された領域は、配達票12に対向する領域あるいは伝票片10のミシン目13に重なる領域となっており、それにより、分離部22のうち、配達票12に対向しない領域、すなわち、粘着剤30に対向する領域を分離部22から切り離すことが可能となっている。また、剥離台紙20の伝票片10との貼着面のうち、分離部22以外の領域には剥離剤21が塗布されており、それにより、この領域においては、伝票片10と剥離台紙20とが剥離可能に貼着される。このような構成とすることにより、分離部22は、配達票12に対向する領域に設けられ、一部となる長手方向における両端部のみが粘着剤30に対向している。なお、上述したように、分離部22の周縁部のうち、粘着剤30に対向しない部分のみをミシン目26とすることにより、伝票片10と剥離台紙20とが貼着された状態において、この領域が浮いてしまい、伝票片10と剥離台紙20との間に異物が入ってしまったり、指等がひっかかって剥離台紙20が破れてしまったり、配送情報を印字する際にプリンタにて搬送不良が生じたりすることを回避できる。また、スリット23の代わりに、一部タイ付きのスリットを用いてもよい。
以下に、上記のように構成された配送伝票の使用方法について説明する。
図2は、図1に示した配送伝票の使用方法を説明するための図である。
図1に示した配送伝票の使用する場合は、まず、伝票片10を配送物に貼着するために伝票片10から剥離台紙20を剥離する。伝票片10と剥離台紙20とは、上述したように伝票片10の裏面に塗布された粘着剤30によって貼着されているものの、剥離台紙20の分離部22を除く領域に剥離剤21が塗布されているため、容易に剥離することができる。剥離台紙20をその端部から剥離していくと、分離部22の周囲にはスリット23及びミシン目26が形成されているため、分離部22が剥離台紙20から分離して伝票片10に貼着されたまま残る(図2(a))。また、分離部22の長手方向における両端部が粘着剤30に対向しているため、分離部22はこの領域にて伝票片10に貼着されることにより保持される。また、剥離台紙20の分離部22には剥離剤21が塗布されていないため、この領域においては剥離容易な構成となっておらず、分離部22が剥離台紙20の他の領域とともに伝票片10から剥離しにくくなっている。
剥離台紙20の分離部22を除く領域を伝票片10から剥離すると、伝票片10の裏面に塗布された粘着剤30が表出し(図2(b))、この粘着剤30を用いて伝票片10を配送物に貼着する(図2(c))。ここで、本形態においては、伝票片10とともに配送物に貼着される分離部22が、周縁部の一部となる長手方向における両端部のみが伝票片10の粘着剤30に対向し、この領域にて伝票片10に貼着されることにより保持されているので、分離部22の周縁部の全周が伝票片10の粘着剤30に対向しているものと比べて粘着剤30による伝票片10の貼着面積が広くなる。これにより、伝票片10が配送物から離脱しにくくなる。
伝票片10が貼着された配送物は、配送情報表示領域11a,12aに記入あるいは印字された情報に従って配送先に配送されていく。
そして、配送物が配送先に届けられ、配達票12の押印領域12bに受領印が押下された後、配達票12の切り込み12cを摘み、ミシン目13を破断していくことにより配達票12を伝票片10から分離する(図2(d))。この際、配達票12に対向する領域には分離票22が貼着されているため、配達票12を伝票片10から分離する際、汚れた軍手等をはめた手で配達票12を分離しても配送物が汚れてしまうことがない。また、配達票12を伝票片10から分離した後に配送伝票の形状に違和感を感じにくくなる。
すると、伝票片10に貼着されている分離部22が、配達票12が分離された領域にて表出し、分離部22の伝票片10との貼着面に印字された通知情報25aが視認可能な状態となり、通知情報25aが配送物の配送先に通知されることになる(図2(e))。
その後、分離部22のミシン目24を破断することにより、分離部22の粘着剤30に対向している領域を切り離して分離部22を取り出すと、分離部22の伝票片10との貼着面とは反対側の面、すなわち配送物に対向する面に印字された通知情報25bが視認可能な状態となり、通知情報25bが配送物の配送先に通知されることになる(図2(f))。このように、分離部22にミシン目24を形成し、分離部22のうち粘着剤30に対向することにより伝票片10に貼着されている領域を切り離すことにより、分離部22の伝票片10との貼着面とは反対側の面、すなわち配送物に対向する面に印字された通知情報25bを通知することができる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の配送伝票の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は伝票片110の裏面の構成を示す図、(d)は剥離台紙120の伝票片110との貼着面の構成を示す図、(e)は(a)に示したB−B’断面図である。
本形態は図3に示すように、互いに同一形状を有する伝票片110と剥離台紙120とが、伝票片110の裏面に粘着剤130が塗布されることにより設けられた粘着層によって貼着されて構成されている。
伝票片110は、貼付票111と分離票となる配達票112とを有し、これら貼付票111及び配達票112にはそれぞれ、この配送伝票が貼着される配送物の配送元及び配送先の住所や氏名あるいは名称等の配送情報が記入あるいは印字される配送情報表示領域111a,112aが設けられており、配達票112にはさらに、配送物が配送先に届けられた際に受領印を押下するための押印領域112bが設けられている。配達票112の周囲にはミシン目113が形成されており、このミシン目113によって配達票112は伝票片110から分離可能に区画形成されている。また、配達票112の角部には、切り込み112cが形成されており、この切り込み112cが、配達票112を伝票片110から分離する際に摘み代となっている。伝票片110の裏面には、貼付票111及び配達票112を除いた領域に粘着剤130が塗布されている。
剥離台紙120は、貼付票111及び配達票112に対向する領域に分離部122を有し、分離部122の周囲に形成されたスリット123によって分離部122が剥離台紙120から分離可能に区画形成されている。そして、分離部122の長手方向の長さは貼付票111及び配達票112よりも長く、分離部122のそれに直交する方向の長さは貼付票111及び配達票112よりも短くなっている。分離部122の伝票片110との貼着面には通知情報125が印字されている。さらに、分離部122は、長手方向における両端部に切り離し線となるミシン目124が形成されている。このミシン目124が形成された領域は、貼付票111もしくは配達票112に対向する領域または貼付票111もしくは配達票112と他の領域との境界に重なる領域となっており、それにより、分離部122のうち、貼付票111あるいは配達票112に対向しない領域、すなわち、粘着剤130に対向する領域を分離部122から切り離すことが可能となっている。また、剥離台紙120の伝票片110との貼着面のうち、分離部122以外の領域には剥離剤121が塗布されており、それにより、この領域においては、伝票片110と剥離台紙120とが剥離可能に貼着される。このような構成とすることにより、分離部122は、配達票112に対向する領域に設けられ、一部となる長手方向における両端部のみが粘着剤130に対向している。
以下に、上記のように構成された配送伝票の使用方法について説明する。
図4は、図3に示した配送伝票の使用方法を説明するための図である。
図3に示した配送伝票の使用する場合は、まず、伝票片110を配送物に貼着するために伝票片110から剥離台紙120を剥離する。伝票片110と剥離台紙120とは、上述したように伝票片110の裏面に塗布された粘着剤130によって貼着されているものの、剥離台紙120の分離部122を除く領域に剥離剤121が塗布されているため、容易に剥離することができる。剥離台紙120をその端部から剥離していくと、分離部122の周囲にはスリット123が形成されているため、分離部122が剥離台紙120から分離して伝票片110に貼着されたまま残る(図4(a))。また、分離部122の長手方向における両端部が粘着剤130に対向しているため、分離部122はこの領域にて伝票片110に貼着されることにより保持される。また、剥離台紙120の分離部122には剥離剤121が塗布されていないため、この領域においては剥離容易な構成となっておらず、分離部122が剥離台紙120の他の領域とともに伝票片110から剥離しにくくなっている。
剥離台紙120の分離部122を除く領域を伝票片110から剥離すると、伝票片110の裏面に塗布された粘着剤130が表出し(図4(b))、この粘着剤130を用いて伝票片110を配送物に貼着する(図4(c))。ここで、本形態においては、伝票片110とともに配送物に貼着される分離部122が、周縁部の一部となる長手方向における両端部のみが伝票片110の粘着剤130に対向し、この領域にて伝票片110に貼着されることにより保持されているので、分離部122の周縁部の全周が伝票片110の粘着剤130に対向しているものと比べて粘着剤130による伝票片10の貼着面積が広くなる。これにより、伝票片110が配送物から離脱しにくくなる。
伝票片110が貼着された配送物は、配送情報表示領域111a,112aに記入あるいは印字された情報に従って配送先に配送されていく。
そして、配送物が配送先に届けられ、配達票112の押印領域112bに受領印が押下された後、配達票112の切り込み112cを摘み、ミシン目113を破断していくことにより配達票112を伝票片110から分離する(図4(d))。この際、配達票112に対向する領域には分離票122が貼着されているため、配達票112を伝票片110から分離する際、汚れた軍手等をはめた手で配達票112を分離しても配送物が汚れてしまうことがない。また、配達票112を伝票片110から分離した後に配送伝票の形状に違和感を感じにくくなる。
すると、伝票片110に貼着されている分離部122の一部が、配達票112が分離された領域にて表出し、分離部122の伝票片110との貼着面に印字された通知情報125の一部が視認可能な状態となる(図4(e))。ここで、分離部122の伝票片110との貼着面には通知情報125が印字されているが、分離部122は、伝票片110の貼付票111及び配達票112に対向するような形状であるため、このままでは、分離部122に印字された通知情報125の全てを視認することができない。
その後、分離部122のミシン目124を破断することにより、分離部122の粘着剤130に対向している領域を切り離すと、分離部122が伝票片110から分離し、分離部122を伝票片110の配達票111が分離した領域から取り出すことができる。すると、分離部122に印字された通知情報125の全てを視認することができるようになり、通知情報125が配送物の配送先に通知されることになる(図4(f))。このように、分離部122にミシン目124を形成し、分離部122のうち粘着剤130に対向することにより伝票片110に貼着されている領域を切り離す構成とすれば、分離票122の形状を、伝票片110の貼付票111及び配達票112に対向するような形状とし、配送物の配送先に通知する通知情報125の情報量を増やすことができる。
なお、本形態においては、分離部122の全周にスリット123が形成されているものを例に挙げて説明したが、第1の実施の形態に示したものと同様に、分離部122の周縁部のうち、粘着剤130に対向しない部分のみをミシン目とすることにより、伝票片110と剥離台紙120とが貼着された状態において、この領域が浮いてしまい、伝票片110と剥離台紙120との間に異物が入ってしまったり、指等がひっかかって剥離台紙120が破れてしまったり、配送情報を印字する際にプリンタにて搬送不良が生じたりすることを回避できる。また、スリット123ではなく、一部タイ付きのスリットを用いることにより、上記同様の効果を奏する。
(第3の実施の形態)
図5は、本発明の配送伝票の第3の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は伝票片210の裏面の構成を示す図、(d)は剥離台紙220の伝票片210との貼着面の構成を示す図、(e)は剥離台紙220の伝票片210との貼着面とは反対側の面の構成を示す図、(f)は(a)に示したB−B’断面図である。
本形態は図5に示すように、互いに同一形状を有する伝票片210と剥離台紙220とが、伝票片210の裏面に粘着剤230が塗布されることにより設けられた粘着層によって貼着されて構成されている。
伝票片210は、貼付票211と分離票となる配達票212とを有し、これら貼付票211及び配達票212にはそれぞれ、この配送伝票が貼着される配送物の配送元及び配送先の住所や氏名あるいは名称等の配送情報が記入あるいは印字される配送情報表示領域211a,212aが設けられており、配達票212にはさらに、配送物が配送先に届けられた際に受領印を押下するための押印領域212bが設けられている。配達票212の周囲にはミシン目213が形成されており、このミシン目213によって配達票212は伝票片210から分離可能に区画形成されている。また、配達票212の角部には、切り込み212cが形成されており、この切り込み212cが、配達票212を伝票片210から分離する際に摘み代となっている。伝票片210の裏面には、配達票212を除いた領域に粘着剤230が塗布されている。
剥離台紙220は、配達票212に対向する領域に分離部222を有し、分離部222の周囲に形成されたミシン目226及びスリット223によって分離部222が剥離台紙220から分離可能に区画形成されている。分離部222は、長手方向における一方の端部が配達票212に対向しておらず、その領域が粘着剤230によって伝票片210に貼着されている。そして、その配達票212に対向していない領域の周囲にスリット223が形成され、その他の部分にはミシン目226が形成されている。分離部222の伝票片210との貼着面には通知情報225aが印字され、分離部222の他方の面には通知情報225bが印字されている。さらに、分離部222は、配達票212に対向していない端部に切り離し線となるミシン目224が形成されている。このミシン目224が形成された領域は、配達票212に対向する領域あるいは伝票片210のミシン目213に重なる領域となっており、それにより、分離部222のうち、配達票212に対向しない領域、すなわち、粘着剤230に対向する領域を分離部222から切り離すことが可能となっている。また、剥離台紙220の伝票片210との貼着面のうち、分離部222以外の領域には剥離剤221が塗布されており、それにより、この領域においては、伝票片210と剥離台紙220とが剥離可能に貼着される。このような構成とすることにより、分離部222は、配達票212に対向する領域に設けられ、一部となる長手方向における一方の端部のみが粘着剤230に対向している。
以下に、上記のように構成された配送伝票の使用方法について説明する。
図6は、図5に示した配送伝票の使用方法を説明するための図である。
図5に示した配送伝票の使用する場合は、まず、伝票片210を配送物に貼着するために伝票片210から剥離台紙220を剥離する。伝票片210と剥離台紙220とは、上述したように伝票片210の裏面に塗布された粘着剤230によって貼着されているものの、剥離台紙220の分離部222を除く領域に剥離剤221が塗布されているため、容易に剥離することができる。剥離台紙220をその端部から剥離していくと、分離部222の周囲のうち長手方向における一方の端部にはスリット223が形成されているため、このスリット223によって分離部222が剥離台紙220から分離しはじめ、その後、分離部222の周囲に形成されたミシン目226が破断していくことにより、分離部222が剥離台紙220から分離していき、分離部222が伝票片210に貼着されたまま残る(図6(a))。ここで、上述したように分離部222を剥離台紙220から分離するためには、分離部222の剥離台紙220からの分離のきっかけにスリット223を利用することになるため、剥離台紙220を伝票片210から剥離していく方向をスリット223が形成された側からとする必要がある。そのため、例えば、剥離台紙220の裏面に剥離台紙220を伝票片210から剥離していく方向を指示するための情報を印字しておくことが好ましい。また、分離部222の長手方向における一方の端部が粘着剤230に対向しているため、分離部222はこの領域にて伝票片210に貼着されることにより保持される。また、剥離台紙220の分離部222には剥離剤221が塗布されていないため、この領域においては剥離容易な構成となっておらず、分離部222が剥離台紙220の他の領域とともに伝票片210から剥離しにくくなっている。
剥離台紙220の分離部222を除く領域を伝票片210から剥離すると、伝票片210の裏面に塗布された粘着剤230が表出し(図6(b))、この粘着剤230を用いて伝票片210を配送物に貼着する(図6(c))。ここで、本形態においては、伝票片210とともに配送物に貼着される分離部222が、周縁部の一部となる長手方向における一方の端部のみが伝票片210の粘着剤230に対向し、この領域にて伝票片210に貼着されることにより保持されているので、分離部222の周縁部の全周が伝票片210の粘着剤230に対向しているものと比べて粘着剤230による伝票片210の貼着面積が広くなる。これにより、伝票片210が配送物から離脱しにくくなる。
伝票片210が貼着された配送物は、配送情報表示領域211a,212aに記入あるいは印字された情報に従って配送先に配送されていく。
そして、配送物が配送先に届けられ、配達票212の押印領域212bに受領印が押下された後、配達票212の切り込み212cを摘み、ミシン目213を破断していくことにより配達票212を伝票片210から分離する(図6(d))。この際、配達票212に対向する領域には分離票222が貼着されているため、配達票212を伝票片210から分離する際、汚れた軍手等をはめた手で配達票212を分離しても配送物が汚れてしまうことがない。また、配達票212を伝票片210から分離した後に配送伝票の形状に違和感を感じにくくなる。
すると、伝票片210に貼着されている分離部222が、配達票212が分離された領域にて表出し、分離部222の伝票片210との貼着面に印字された通知情報225aが視認可能な状態となり、通知情報225aが配送物の配送先に通知されることになる(図6(e))。
その後、分離部222のミシン目224を破断することにより、分離部222の粘着剤230に対向している領域を切り離して分離部222を取り出すと、分離部222の伝票片210との貼着面とは反対側の面、すなわち配送物に対向する面に印字された通知情報225bが視認可能な状態となり、通知情報225bが配送物の配送先に通知されることになる(図6(f))。このように、分離部222にミシン目224を形成し、分離部222のうち粘着剤230に対向することにより伝票片210に貼着されている領域を切り離すことにより、分離部222の伝票片210との貼着面とは反対側の面、すなわち配送物に対向する面に印字された通知情報225bを通知することができる。
なお、本発明で言う分離部の周縁部の一部とは、分離部22,122,222の全周のうち、少なくとも1辺を含まないもの、すなわち、1辺のみが粘着層に対向するもの、2辺が粘着層に対向するもの、3辺が粘着層に対向するものを言う。
本発明の配送伝票の第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は伝票片の裏面の構成を示す図、(d)は剥離台紙の伝票片との貼着面の構成を示す図、(e)は剥離台紙の伝票片との貼着面とは反対側の面の構成を示す図、(f)は(a)に示したB−B’断面図である。 図1に示した配送伝票の使用方法を説明するための図である。 本発明の配送伝票の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は伝票片の裏面の構成を示す図、(d)は剥離台紙の伝票片との貼着面の構成を示す図、(e)は(a)に示したB−B’断面図である。 図3に示した配送伝票の使用方法を説明するための図である。 本発明の配送伝票の第3の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は伝票片の裏面の構成を示す図、(d)は剥離台紙の伝票片との貼着面の構成を示す図、(e)は剥離台紙の伝票片との貼着面とは反対側の面の構成を示す図、(f)は(a)に示したB−B’断面図である。 図5に示した配送伝票の使用方法を説明するための図である。
符号の説明
10,110,210 伝票片
11,111,211 貼付票
11a,12a,111a,112a,211a,212a 配送伝票表示領域
12b,112b,212b 押印領域
12c,112c,212c 切り込み
13,24,26,113,124,213,224,226 ミシン目
20,120,220 剥離台紙
21,121,221 剥離剤
22,122,222 分離部
23,123,223 スリット
25a,25b,125,225a,225b 通知情報
30,130,230 粘着剤

Claims (3)

  1. 分離票が分離可能に区画形成されるとともに一方の面の前記分離票を除いた領域に粘着層が設けられた伝票片と、該伝票片の前記一方の面に剥離可能に貼着された剥離台紙とを有し、前記伝票片が前記剥離台紙から剥離されて前記粘着層によって配送物に貼着される配送伝票において、
    前記剥離台紙は、前記分離票に対向する領域に、その一方向の両端部のみが前記粘着層に対向してなる分離部が分離可能に区画形成されていることを特徴とする配送伝票。
  2. 請求項1に記載の配送伝票において、
    前記分離部は、前記粘着層に対向する領域を切り離す切り離し線を有する配送伝票。
  3. 請求項2に記載の配送伝票において、
    前記分離部は、前記分離票に対して、前記一方向に直交する方向の長さが短い配送伝票。
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