JP5052502B2 - ロードセル - Google Patents

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Description

本発明は、電子秤等に用いられるロードセルに関し、特に、歪みゲージ式ロードセルに関する。
従来の歪みゲージ式ロードセルにおいては、クリープ特性の調整は、歪みゲージのタブ比を変更することによって実現されている。
また、多種のロードセルを生産する場合には、ロードセルの種類ごと又は定格荷重ごとにタブ比が異なる歪みゲージを用いることによって、クリープ特性が調整されたロードセルが生産されている(例えば下記特許文献1参照)。
特開平11−64125号公報(従来の技術)
上記した従来の歪みゲージ式ロードセルによると、以下の問題がある。すなわち、一般的に歪みゲージの種類は有限であるため、販売されている各種の歪みゲージのタブ比の値は、不連続(つまり離散的)である。また、歪みゲージの回路パターンの形状には、設計上の制約が存在するため、タブ比の値はある一定の範囲内に制限される。従って、クリープ特性の調整をタブ比の変更によって実現する場合には、調整量及び調整可能範囲が制限されてしまう。
また、タブ比が異なる複数種類の歪みゲージを予め用意する必要があるため、在庫が膨らんで管理が煩雑である。
本発明はこのような事情に鑑みて成されたものであり、クリープ特性の調整をタブ比の変更以外の手法によって実現することが可能なロードセルを得ることを目的とする。また、タブ比が一定の単一種類の歪みゲージを用いつつも、クリープ特性が適切に調整されたロードセルを得ることを目的とする。
第1の発明に係るロードセルは、歪み発生部が設けられた起歪体と、前記歪み発生部に対応する箇所の前記起歪体の表面に設けられ、反転部と直線部とを有する歪み検出素子とを備え、前記反転部に対応する箇所の前記歪み発生部の肉厚によってクリープ特性が調整されていることを特徴とする。
第2の発明に係るロードセルは、第1の発明に係るロードセルにおいて特に、前記直線部に対応する箇所の前記歪み発生部の肉厚によって出力値のレベルが調整されていることを特徴とする。
第3の発明に係るロードセルは、第1の発明に係るロードセルにおいて特に、前記歪み発生部の肉厚が、前記反転部に対応する箇所と前記直線部に対応する箇所とで互いに異なることを特徴とする。
第4の発明に係るロードセルは、第1の発明に係るロードセルにおいて特に、前記歪み検出素子は、前記直線部を挟んで二つの前記反転部を有しており、クリープ特性を調整するための前記歪み発生部の肉厚の調整は、前記二つの反転部のうちの一方のみに対して行われていることを特徴とする。
第5の発明に係るロードセルは、第1の発明に係るロードセルにおいて特に、前記起歪体には前記歪み発生部が複数設けられており、複数の前記歪み発生部には、前記反転部に対応する箇所の肉厚が互いに異なる少なくとも二つの歪み発生部が含まれることを特徴とする。
第6の発明に係るロードセルは、第1の発明に係るロードセルにおいて特に、前記歪み発生部の内面に切削部が設けられることによって、前記反転部に対応する箇所の前記歪み発生部の肉厚が調整されていることを特徴とする。
第7の発明に係るロードセルは、第6の発明に係るロードセルにおいて特に、前記切削部は、前記起歪体の板厚方向に関して対称となるように設けられていることを特徴とする。
第1の発明に係るロードセルによれば、歪み検出素子のタブ比によってではなく、反転部に対応する箇所の歪み発生部の肉厚によって、クリープ特性が調整される。従って、歪み検出素子の設計上の制約を受けることなく、クリープ特性が高精度に調整されたロードセルを得ることが可能となる。また、ロードセルの種類ごと又は定格荷重ごとにタブ比が異なる複数種類の歪みゲージを予め用意する必要がなく、単一種類の歪みゲージを用いつつ、クリープ特性が適切に調整されたロードセルを得ることが可能となる。
第2の発明に係るロードセルによれば、直線部に対応する箇所の歪み発生部の肉厚を、ロードセルの定格荷重に応じて調整することにより、ロードセル出力値を適切なレベルに調整することができる。
第3の発明に係るロードセルによれば、歪み発生部の肉厚が、反転部に対応する箇所と直線部に対応する箇所とで互いに異なる。従って、反転部に対応する箇所の肉厚に基づくクリープ特性の調整と、直線部に対応する箇所の肉厚に基づくロードセル出力値のレベル調整とを、独立に実行することができる。これにより、ロードセル出力値のレベルを変化させることなくクリープ特性を調整することが可能となる。
第4の発明に係るロードセルによれば、クリープ特性の調整のために二つの反転部の双方ともに対応する箇所の肉厚調整を行う場合と比較すると、直線部に対応する箇所の肉厚調整が容易となる。従って、歪み検出素子が小さい場合であっても、ロードセル出力値のレベルを確実に調整することが可能となる。
第5の発明に係るロードセルによれば、起歪体に設けられた複数の歪み発生部に関して、反転部に対応する箇所の肉厚を歪み発生部ごとに異ならせることにより、歪み発生部ごとの個別のクリープ特性の調整のみならず、複数の歪み発生部のバランスを考慮したロードセル全体でのクリープ特性の調整をも実行することができる。
第6の発明に係るロードセルによれば、歪み発生部の内面に切削部が設けられることによって、反転部に対応する箇所の歪み発生部の肉厚が調整されている。従って、ロードセルの作製後に切削部を設けることによって、ロードセルの作製後におけるクリープ特性の調整が可能となる。
第7の発明に係るロードセルによれば、切削部は、起歪体の板厚方向に関して対称となるように設けられている。つまり、偏置誤差を補正するための切削とは異なり、起歪体の板厚方向に関して対称の切削部を設けることによって、新たな非対称誤差を生じさせることなくクリープ特性の調整が可能となる。
本発明の実施の形態に係るロードセルの構成を示す平面図である。 歪み検出素子の構成を示す平面図である。 図1に示したロードセルのうち、一つの歪み発生部のみを抜き出して示した平面図である。 図1に示したロードセルのうち、一つの歪み発生部のみを抜き出して示した平面図である。 図1に示したロードセルのうち、一つの歪み発生部のみを抜き出して示した平面図である。 図1に示したロードセルのうち、一つの歪み発生部のみを抜き出して示した平面図である。 図1に示したロードセルのうち、一つの歪み発生部のみを抜き出して示した平面図である。 図1に示したロードセルのうち、一つの歪み発生部のみを抜き出して示した平面図である。 図1に示したロードセルのうち、一つの歪み発生部のみを抜き出して示した平面図である。 図1に示したロードセルのうち、一つの歪み発生部のみを抜き出して示した平面図である。 本発明の実施の形態に係るロードセルの他の構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る他のロードセルに関して、歪み発生部の作製方法を工程順に示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る他のロードセルに関して、歪み発生部の作製方法を工程順に示す斜視図である。 図13に示したロードセルのうち、一つの歪み発生部のみを抜き出して示した平面図である。 図13に示したロードセルのうち、一つの歪み発生部のみを抜き出して示した平面図である。
符号の説明
1 ロードセル
2 起歪体
3,3A〜3D,3AA〜3DD 歪み発生部
4,4A〜4D 歪み検出素子
7A,7B 反転部
8 直線部
9,9A〜9D 切削部
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、異なる図面において同一の符号を付した要素は、同一又は相応する要素を示すものとする。
図1は、本発明の実施の形態に係るロードセル1の構成を示す平面図である。図1に示すように本実施の形態に係るロードセル1は、複数個(図1の例では4個)の歪み発生部3A〜3Dが設けられた中空の起歪体2と、各歪み発生部3A〜3Dに対応する箇所の起歪体2の表面(外面)にそれぞれ設けられた歪み検出素子(ストレインゲージ)4A〜4Dとを備えて構成されている。歪み検出素子4A〜4Dは、ホイートストンブリッジ回路を構成するように互いに接続されている。なお、以降の説明において、歪み発生部3A〜3Dを総称して歪み発生部3と称し、歪み検出素子4A〜4Dを総称して歪み検出素子4と称する。
図2は、歪み検出素子4の構成を示す平面図である。図2に示すように歪み検出素子4は、ベース部材5上に導電性の回路パターン6が蛇行状に形成された構成を有している。回路パターン6は、蛇行の反転部(タブ部)7A,7Bと、各反転部7A,7Bを結ぶ直線部(フィラメント部)8とを有している。反転部7A,7Bのうち、反転部7Aは、回路パターン6とリード線100との接続部分から遠い方であり、反転部7Bは近い方である。なお、以降の説明において、反転部7A,7Bを総称して反転部7と称す。ここで、反転部7の長さをXとし、直線部8の幅をYとすると、タブ比(=X/Y)の値がロードセル1のクリープ現象の特性(以下「クリープ特性」と称する)に影響を与えることが知られている。なお、クリープ現象とは、ロードセルに一定荷重を負荷させた状態を持続させたときに、負荷開始時点からの時間の経過に伴ってロードセルの出力値が変化する現象をいう。一般的に、タブ比が大きくなるほど、プラスクリープ特性を呈する、つまり時間の経過に伴って出力値が増大する。
図3は、図1に示したロードセル1のうち、一つの歪み発生部3のみを抜き出して示した平面図である。図3に示すように、歪み発生部3における起歪体2の肉厚(内面と外面との距離)は、歪み検出素子4の反転部7A,7Bに対応する箇所ではL1であり、直線部8に対応する箇所ではL2である。本実施の形態に係るロードセル1では、歪み検出素子4のタブ比によってではなく、反転部7A,7Bに対応する箇所の歪み発生部3の肉厚L1によって、ロードセル1のクリープ特性が調整されていることが特徴である。つまり、ある特定の歪み検出素子4を採用し、破線で示したノーマル形状の歪み発生部3を作製した場合に、ロードセル出力値のレベルは適正であるが、その出力値がマイナスクリープ特性を呈したとする。この場合、クリープ特性をプラス方向に補正してゼロに近づけるべく、図3に示すような形状(L1<L2)の歪み発生部3を作製する。
逆に、ある特定の歪み検出素子4を採用し、破線で示したノーマル形状の歪み発生部3を作製した場合に、ロードセル出力値のレベルは適正であるが、その出力値がプラスクリープ特性を呈したとする。この場合、クリープ特性をマイナス方向に補正してゼロに近づけるべく、図4に示すような形状(L3>L2)の歪み発生部3を作製する。
なお、図3,4では反転部7A,7Bの双方ともに対応して起歪体2の肉厚調整を行う例を示したが、図5,6に示すように、反転部7A,7Bの一方(図5,6に示した例では反転部7Aのみ)に対応して起歪体2の肉厚調整を行っても良い。この場合、反転部7A,7Bの双方ともに対応して起歪体2の肉厚調整を行う場合と比較すると、直線部8に対応する箇所の起歪体2の肉厚調整が容易となる。従って、歪み検出素子4のサイズが小さく、直線部8が数mm程度に短い場合であっても、ロードセル出力値のレベルを確実に調整することが可能となる。
図7は、図1に示したロードセル1のうち、一つの歪み発生部3のみを抜き出して示した平面図である。図7中の破線は、反転部7A,7Bに対応する箇所の肉厚調整によってクリープ特性の調整が完了した状態での、歪み発生部3の形状を示している。図7に示すように、歪み検出素子4の直線部8に対応する箇所における起歪体2の肉厚は、L4である。ここで、本実施の形態に係るロードセル1では、直線部8に対応する箇所の歪み発生部3の肉厚によって、定格荷重に応じてロードセル1の出力値のレベルを調整することが可能である。つまり、図7中の破線で示した状態のものよりも定格荷重が小さいロードセルに適用したい場合には、直線部8に対応する箇所の起歪体2の肉厚をL5(<L4)に設定し、図7中の実線で示すような形状の歪み発生部3を作製する。
逆に、図7中の破線で示した状態のものよりも定格荷重が大きいロードセルに適用したい場合には、図8に示すように、直線部8に対応する箇所の起歪体2の肉厚をL6(>L4)に設定し、図8中の実線で示すような形状の歪み発生部3を作製する。
なお、起歪体2の肉厚に関し、図5,6に示した例と同様に、反転部7Aに対応する箇所の肉厚と、反転部7Bに対応する箇所の肉厚とが互いに異なっていても良い(図9,10参照)。
また、本実施の形態に係るロードセル1では、図3〜10に示したように、歪み発生部3における起歪体2の肉厚が、反転部7に対応する箇所と直線部8に対応する箇所とで互いに異なっている。従って、反転部7に対応する箇所の肉厚に基づくクリープ特性の調整と、直線部8に対応する箇所の肉厚に基づくロードセル出力値のレベルの調整とを、独立に実行することができる。これにより、例えば、直線部8に対応する箇所の肉厚を共通にして、反転部7に対応する箇所の肉厚のみを異ならせることにより、ロードセル出力値のレベルを変化させることなくクリープ特性のみを調整することが可能となる。
また、図1には、全ての歪み発生部3A〜3Dの構造が同一である場合の例を示したが、歪み発生部3A〜3Dの構造は必ずしも同一でなくても構わない。図11は、本実施の形態に係るロードセル1の他の構成を示す平面図である。歪み発生部3A,3Cにおいては、反転部7に対応する箇所の起歪体2の肉厚がL7であるのに対して、歪み発生部3B,3Dにおいては、反転部7に対応する箇所の起歪体2の肉厚はL8(<L7)である。このように、反転部7に対応する箇所の肉厚が互いに異なる少なくとも二種類の歪み発生部3が含まれていても構わない。起歪体2に設けられた複数の歪み発生部3に関して、反転部7に対応する箇所の肉厚を歪み発生部3ごとに異ならせることにより、歪み発生部3ごとの個別のクリープ特性の調整のみならず、複数の歪み発生部3のバランスを考慮したロードセル1全体でのクリープ特性の調整をも実行することができる。
図12,13は、本実施の形態に係る他のロードセル1に関して、歪み発生部3の作製方法を工程順に示す斜視図であり、図14は、図13に示したロードセル1のうち、一つの歪み発生部3のみを抜き出して示した平面図である。図12には、歪み発生部3AA〜3DDが形成された起歪体2に、歪み検出素子4が貼り付けられた状態のロードセル1を示している。歪み発生部3AA〜3DDにおいては、歪み検出素子4の反転部7に対応する箇所と直線部8に対応する箇所とで、起歪体2の肉厚(図14に示すL10に相当する)は同一である。但し、この時点で両者の肉厚が異なっていても構わない。
次に、図13を参照して、図12に示した状態から、歪み発生部3AA〜3DDにおける起歪体2の内面を部分的に切削することにより、切削部9A〜9Dを形成する。これにより、歪み発生部3A〜3Dが作製される。なお、以降の説明において、切削部9A〜9Dを総称して切削部9と称す。図14に示すように、切削部9は、歪み検出素子4の反転部7に対応する箇所に形成される。切削部9の深さによって、反転部7に対応する箇所の歪み発生部3の肉厚L9が調整される。つまり、クリープ特性が調整される。
図12,13に示したロードセル1によれば、歪み発生部3の内面に切削部9が設けられることによって、反転部7に対応する箇所の歪み発生部3の肉厚L9が調整されている。従って、図12に示したロードセル1の作製後に切削部9を設けることによって、ロードセル1の作製後におけるクリープ特性の調整が可能となる。その結果、製品間のばらつきを補正することによる高精度化、及び、不良品を修正することによる歩留まりの向上を期待できる。
ここで、図13に示した例では、切削部9は、起歪体2の板厚方向に関して起歪体2を貫通するように形成されている。但し、これに限らず切削部9は、起歪体2の板厚方向の両端部のみ又は中央部のみ等のように、起歪体2の板厚方向に関して対称となるように設けられていればよい。切削部9が起歪体2の板厚方向に関して対称となるように設けられていることにより、偏置誤差を補正するための切削とは異なり、新たな非対称誤差を生じさせることなくクリープ特性を調整することが可能となる。
また、図14には、反転部7A,7Bの双方に対応して切削部9が設けられた例を示したが、図15に示すように、切削部9は、反転部7A,7Bのうちの一方(図15に示した例では反転部7A)のみに対応して設けられても良い。
このように、本実施の形態に係るロードセル1によれば、歪み検出素子4のタブ比によってではなく、反転部7に対応する箇所の歪み発生部3の肉厚によって、クリープ特性が調整される。従って、歪み検出素子4(又は回路パターン6)の設計上の制約を受けることなく、クリープ特性が高精度に調整されたロードセルを得ることが可能となる。また、ロードセル1の種類ごと又は定格荷重ごとにタブ比が異なる複数種類の歪み検出素子4を予め用意する必要がなく、単一種類の歪み検出素子4を用いつつ、クリープ特性が調整されたロードセルを得ることが可能となる。

Claims (7)

  1. 歪み発生部が設けられた起歪体と、
    前記歪み発生部に対応する箇所の前記起歪体の表面に設けられ、反転部と直線部とを有する歪み検出素子と
    を備え、
    前記反転部に対応する箇所の前記歪み発生部の肉厚によってクリープ特性が調整されている、ロードセル。
  2. 前記直線部に対応する箇所の前記歪み発生部の肉厚によって出力値のレベルが調整されている、請求項1に記載のロードセル。
  3. 前記歪み発生部の肉厚が、前記反転部に対応する箇所と前記直線部に対応する箇所とで互いに異なる、請求項1に記載のロードセル。
  4. 前記歪み検出素子は、前記直線部を挟んで二つの前記反転部を有しており、
    クリープ特性を調整するための前記歪み発生部の肉厚の調整は、前記二つの反転部のうちの一方のみに対して行われている、請求項1に記載のロードセル。
  5. 前記起歪体には前記歪み発生部が複数設けられており、
    複数の前記歪み発生部には、前記反転部に対応する箇所の肉厚が互いに異なる少なくとも二つの歪み発生部が含まれる、請求項1に記載のロードセル。
  6. 前記歪み発生部の内面に切削部が設けられることによって、前記反転部に対応する箇所の前記歪み発生部の肉厚が調整されている、請求項1に記載のロードセル。
  7. 前記切削部は、前記起歪体の板厚方向に関して対称となるように設けられている、請求項6に記載のロードセル。
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