JP5052468B2 - 施工管理システム - Google Patents

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本発明は、積込機械や運搬機械を用いて土砂などの積込,運搬が行なわれる土木施工現場の施工管理システムに関する。
従来、工事現場での工事の施工計画や施工管理を適正化するシステムが種々提案されている。その一例として、土砂などの積込,運搬が行われる土木施工現場で使用される積込機械や運搬機械などの重機にその位置検出のためのGPSなどによる無線端末や積載重量を測定するペイロードメータを設置し、基地局でこれら重機からその位置情報やペイロードデータを取得し、現場事務所でこれら位置情報やペイロードデータをもとに施工現場での作業の状況を把握できるようにした管理システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、この特許文献1に記載の管理システムでは、各重機にICカード書込装置が設けられており、作業の開始時間や終了時間をICカードに書き込み、作業が終了するときには、現場事務所に設けられたICカード読取装置でこのICカードのデータを読み取るようにし、重機稼働データとして、モニタで表示させたり、施行計画の策定に利用したりする。また、積込から運搬,荷下ろし,積込場所への移動までといった重機のサイクルタイムの計測,分析をし、その短縮を目的とした重機稼働パターンの計画なども行われる。
一方、石材を砕いた製品の置場からこの製品を搬送する作業現場においては、この搬送するために、ダンプトラックなどの車両が使用され、また、製品置場の製品をこの車両に積み込むために、油圧ショベルなどの積込機械が使用されるが、この積込機械に、この積込機械によって製品が積み込まれる車両が接近することを通知するようにしたシステムも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
この特許文献2に記載のシステムでは、各車両が無線タグを備えているとともに、製品置場の近くに受信機が設置されており、車両がこの無線機を通過するたびに、この無線機がこの車両の無線タグからのタグIDを受信するものであり、この無線機は、この受信結果をもとに、この車両が製品置場の製品を積み込む積込機械に接近しているものであることを検出すると、この積込機械に車両が接近していることを示す接近情報を生成し、これをこの積込機械に送信する。これにより、積込機械では、製品が積み込まれる車両が接近しているとき、このことがこの積込機械のオペレータに通知されることになる。
なお、このように、積込機械に車両の接近を通知するのは、この車両が積込機械の位置に到着するとともに、積込機械がこの車両に直ちに製品の積込作業を開始することができるようにするためであり、接近している車両が積込機械の位置に到着しても、前の車両で製品の積み込み作業が行われているなどして、待機していなければならない場合には、前の車両での製品の積み込み作業が終了すると、この車両の積み込み作業が開始されるので、この車両が接近していることが受信機で検出されても、受信機はこの積込機械に接近情報を送信しない。
特開2003−253661号公報 特開2005−135259号公報
上記特許文献1記載の管理システムでは、各作業機械の位置や積載重量を検出し、また、ICカードでの作業開始時刻や終了時刻の書き込み,読み出しを行なうことにより、現場事務所で施工現場での作業状況を管理するものであるが、作業現場での作業員や作業機械のオペレータはその作業現場での作業の進行具合などの作業状況を知ることができないし、また、作業の変更も、現場事務所からの人を介して伝達でしか知ることができないため、作業の変更の決定後、この伝達があるまで知ることができず、迅速な対処ができないという問題がある。
また、現場事務所での工事管理者にとっては、作業機械の位置情報や積載重量,時刻情報では、個々の作業機械の作業状況を正確に把握することができないし、また、作業現場での作業機械の適正な選択や配置がなされているかどうかの判断も容易ではない。
さらにまた、複数の作業現場が近接する場合、夫々の作業現場毎に作業機械が割り当てられているが、特に、運搬車両などの作業現場を出入りする作業機械は、誤って他の作業現場に入り込む場合がある。このように事態を回避できるようにするために、通常は作業現場ので入口に作業員が配置され、他の作業現場の作業機械が入り込んでくると、この作業員がこの作業機械のオペレータに直接間違っていることを通知するようにしている。しかし、このようにすると、作業現場毎にこのような作業員を必要とするし、また、たまたまかかる作業員が不在な場合には、作業機械が入り込んでしまい、作業に支障を来す場合もある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであって、その目的は、作業員や作業機械のオペレータも、また、作業の管理者も、作業現場での作業状況を容易にかつ確実に把握することができるとともに、作業機械のオペレータが作業機械の現状を容易に把握することができ、また、管理者が作業機械の選択や配置が適正か否かを容易に判断することができるようにした施工管理システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、積込機械によって積込材料を運搬車両に積み込んで運搬する作業現場での作業状況を現場事務所の管理装置で管理するようにした施工管理システムであって、運搬車両毎に、車両に割り振られた車両IDを送信する送信手段を設け、作業現場に、送信手段を備えた運搬車両が作業現場に入り込んだときに送信手段から送信される車両IDを受信する基地局を設けるとともに、基地局と通信可能であって、基地局が車両IDを受信開始したときに、そのときの時刻を運搬車両の作業現場への到着時刻とし、基地局が車両IDを受信できなくなったときに、そのときの時刻を運搬車両の作業現場からの出発時刻として、到着時刻と出発時刻との車両時刻データを、受信した車両IDとともに、管理装置に送信するサーバとを設け、積込機械は、管理装置と通信可能であって、自身の始動時刻と停止時刻との積込機械時刻データを管理装置に送信し、管理装置では、車両時刻データと積込機械時刻データとをもとに、作業現場での積込機械と運搬車両との作業情報を管理するための情報を作成し、さらに、管理装置は、受信した車両時刻データをもとに、現在の作業量を求めて現在の作業量の情報を積込機械に送信し、積込機械では、受信した現在の作業量の情報をもとに、表示部に作業現場での現在の作業量を表示することを特徴とするものである。
さらに、本発明は、管理装置が、作業現場での作業の変更がある時、作業変更の情報を現在の作業量の情報とともに、積込機械に送信することを特徴とするものである。
さらに、本発明は、管理装置が、サーバから受信した車両時刻データでの車両IDをもとに、運搬車両が予め決められた作業現場に入り込んでいるものであるか否かを判定し、誤って他の作業現場に入り込んだものと判定したときには、車両時刻データを送信したサーバを介して警告情報を他の作業現場に入り込んだ運搬車両に送信することを特徴とするものである。
さらに、本発明は、管理装置が、作業現場での作業工程における作業機械の作業能力の情報をもとに、作業工程による作業ラインバランスを分析する手段を有し、その分析結果に基づいて、作業工程毎の作業機械の割り当てを行なうことを特徴とするものである。
本発明によれば、作業現場の積込機械のオペレータも、また、管理装置のオペレータや作業の監督も、この作業現場での作業状況や作業の変更を確実に確認することができるし、運搬車両が誤って他の作業現場に入り込んでも、直ちにかかる事態を運搬車両のオペレータは知ることができて、作業の効率化が図れ、作業のためのコストの低減や環境付加の低減が可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明による施工管理システムの一実施形態を示す構成図であって、A,Bは工事現場、Cは現場事務所、1は積込機械、2a,2b,2cは運搬車両、3a,3b,3cはICタグ、4は基地局、5はサーバ、6はルータ、7はネットワーク、8は管理装置である。
同図において、ここでは、2つの工事現場A,Bが近くに設定されているものとするが、これに限るものではない。また、工事現場A,Bの代わりに、同じ工事現場での異なる作業班A,Bであってもよい。但し、以下では、作業現場A,Bとして説明する。
なお、ここでは、説明の都合上、これら2つの工事現場A,Bでの作業は同様のものとしており、このため、対応する部分には、同一符号をつけている。このため、以下では、必要でない限り、一方の工事現場Aについて説明する。但し、本発明はこれに限るものではなく、工事現場A,Bでの作業内容は異なるものであってもよい。
工事現場Aでは、ここでは、土砂などの積み込み材料をこの工事現場Aから外部に搬送する作業が行なわれるものとしており、このために、所定台数の積込機械1と所定台数の運搬車両2a,2b,2c(なお、以下では、この工事現場Aでの運搬車両を総称する場合には、運搬車両2aということにする)とが投入されている。なお、ここでは、積込機械1を1台、運搬車両2を3台夫々示しているが、これに限るものではない。
積込機械1は、工事現場Aでの土砂などの積荷を運搬車両2a,2b,2cに積み込む作業を行ない、運搬車両2a,2b,2cは夫々積み込まれた積荷を工事現場A外の所定の場所まで搬送する。積込機械1としては、油圧ショベル,ロータリ除雪車,ベルトコンベアなどが積荷の種類や現場の状況に応じて用いられ、運搬車両2としては、ダンプトラックなどが用いられる。
運搬車両2a,2b,2cには夫々、夫々毎に割り当てられた車両IDが記憶されたICタグ3a,3b,3cが設けられており(なお、これらICタグ3a,3b,3cは、運搬車両2a,2b,2cのオペレータも携帯することができる。また、以下では、この工事現場Aでの運搬車両2a,2b,2cのICタグを総称するときには、ICタグ3aということにする)、
また、工事現場Aには、基地局4が設けられており、これらICタグ3a,3b,3cと基地局4とは、例えば、IEEE802.11bに準拠した無線LANにより、100m程度の範囲内で連続的に、あるいは短い一定の周期(例えば、10秒間隔)で無線通信が行なわれる。換言すると、基地局4を中心とする100m程度の範囲の領域が工事現場Aとなるものであり、ICタグ3a,3b,3cがこの工事現場A内にあるときには、基地局4との周期的な無線通信が行なわれ、ICタグ3a,3b,3cがこの工事現場A外にあると、基地局4との無線通信は行なわれない。
基地局4では、ICタグ3aと無線通信できるときには、このICタグ3aを有する運搬車両2aがこの工事現場A内に存在し、無線通信できないときには、この運搬車両2aがこの工事現場A内に存在しないものとして、これまで通信していたICタグ3aとの通信が途絶えたときには、このICタグ3aを有する運搬車両2aがこの工事現場Aから出発したと判定し、これまで通信していなかったICタグ3aとの通信が開始されたときには、このICタグ3aを有する運搬車両2aがこの工事現場Aに到着したと判定する。このようにして、基地局4は、工事現場Aで使用される各運搬車両2aのこの工事現場Aからの出発,この工事現場Aへの到着を検出する。この検出データは、このときに受信したICタグ3からの車両IDとともに、サーバ5に供給される。サーバ5では、この検出データと車両IDをもとに、タイマを利用して、この車両IDの運搬車両2の工事現場Aからの出発時刻やこの工事現場Aへの到着時刻を求め、この車両IDと関連付けて、車両時刻データとして、記憶する。
このようにして、サーバ5では、工事現場Aに投入された各運搬車両の運搬作業に伴う工事現場Aからの出発時刻やこの工事現場Aへの到着時刻が順次求められ、車両IDと関連付けられて、車両時刻データとして記憶される。また、サーバ5では、かかる車両時刻データが得られる毎に、この車両時刻データにこのサーバ5のIDが付加されて、ルータ6とインターネットなどのネットワーク7を介し、現場事務所Cの管理装置8に送信される。管理装置8では、受信した車両時刻データを後述する記憶部に記憶する。
積込機械1には、エンジン始動用のキースイッチのオン(始動)操作,オフ(停止)操作を検出する制御装置が備えられており、キースイッチがオン操作されたときには、積込機械1が始動したと判定して、その始動時刻をメモリに記憶し、また、キースイッチがオフ操作されたときには、積込機械1が停止したと判定して、その停止時刻をこのメモリに記憶する。ここで、積込機械1と現場事務所Cとの間では、ネットワーク7や衛星通信網など無線通信網によって通信可能であり、一日の作業が終了すると、積込機械1の検出された始動時刻や終了時刻のデータは、この積込機械1に割り当てられたIDと関連付けられて、積込機械時刻データとして、かかる無線通信網を介して現場事務所Cの管理装置8に送信される。
なお、昼休みなどの休憩時間となっても、積込機械1のキースイッチがオフ操作されて積込機械1が停止状態となるが、このときには、一日の作業は終了していない。そこで、一日の作業の終了を積込機械1のキースイッチのオフ操作によって検出するために、例えば、現場事務所Cの監視装置8から予め作業終了予定時刻の情報を積込機械1に送信して設定し、この作業終了予定時刻をもとに、積込機械1でのキースイッチのオフ操作時刻を一日の作業の終了時刻とする。例えば、この作業終了予定時刻を17:00に設定し、積込機械1のキースイッチのオフ操作(即ち、積込機械1を停止状態とする操作)がこの作業終了予定時刻以降になされた場合には、このオフ操作がなされた時刻を一日の作業の終了時刻とし、このオフ操作がこの作業終了予定時刻より前になされたときには、このオフ操作がなされた時刻を記憶しておき、その後、作業終了予定時刻になっても、積込機械1のキースイッチのオン操作がなされず、積込機械1が再始動されないときには、この記憶した時刻を一日の作業終了時刻とする。このようにして、一日の作業が終了してこの作業終了時刻となると、積込機械1から上記の積込機械時刻データが監視装置8に送信される。但し、これは、一日の作業の終了を検出する方法の一例であって、他の方法を用いるようにしてもよい。
また、サーバ5は、ネットワーク7及びルータ6を介して現場事務所Cの管理装置8からの情報を受信可能であって、かかる情報を基地局4から積込機械1や運搬車両2aに送信することができる。これにより、管理装置8からの作業情報がサーバ5に送信され、サーバ5では、この作業情報がメモリに記憶されるとともに、積込機械1や運搬車両2aに送信される。これにより、積込機械1や運搬車両2aでは、この受信された作業情報がオペレータに表示される。これにより、オペレータは、この作業情報から、作業の状況や現場事務所Cからの指示を知ることができる。
さらに、工事現場Aで使用される積込機械1や運搬車両2a,2b,2cは、この工事現場Aに投入されたものとして、現場事務所Cの管理装置8で登録されて管理されており、工事現場Bで使用される積込機械1や運搬車両2a,2b,2cも、この工事現場Bに投入されたものとして、現場事務所Cの管理装置8で登録されて管理されている。これにより、工事現場Aで使用される運搬車両2a,2b,2cが他の工事現場Bに誤って入り込んだり、逆に工事現場Bで使用される運搬車両2a,2b,2cが他の工事現場Aに誤って入り込んだりするのを防止できるようにしている。
即ち、工事現場Aで使用される運搬車両2a,2b,2cに設けられているICタグ3a,3b,3cは、この工事現場A以外の工事現場Bでの基地局4とも通信可能であり、このため、この運搬車両2a,2b,2cが誤って他の工事現場Bに入り込んだ場合には、そのICタグ3a,3b,3cがこの工事現場Bの基地局4と通信を行ない、その車両IDをこの工事現場Bの基地局4に送信する。そこで、この工事現場Bの基地局4は、かかる車両IDを受信すると、この工事現場Aで使用されるこの運搬車両2a,2b,2cの車両時刻データを現場事務所Cの管理装置8に送信するが、この管理装置8では、工事現場Aで使用されるこの運搬車両2a,2b,2cの車両時刻データが工事現場Bの基地局4から受信されたものであることから、登録されている各運搬車両と工事現場殿関連情報をもとに、このときの車両時刻データに該当する運搬車両2a,2b,2cが他の工事現場Bに誤って入り込んだものと判定し、この判定結果に応じた警告情報を作成して車両時刻データの送信元の工事現場Bの基地局4に送信する。これにより、この工事現場Bの基地局4は、工事現場Bに誤って入り込んだ工事現場Aの運搬車両2a,2b,2cにこの警告情報を送信し、他の工事現場Bに入り込んでいること、正しい工事現場は工事現場Aであることなどの警告をこの運搬車両2a,2b,2cのオペレータに通知する。
このことは、工事現場Bで使用されるこの運搬車両2a,2b,2cが誤って他の工事現場Aに入り込んだ場合も同様であり、これにより、工事現場毎にその車両の出入口毎に監視員を配置することなく、運搬車両2a,2b,2cは他の工事現場に入り込んだことを容易に認識することができるし、正しい工事現場に移ることを迅速に行なうことができる。
次に、現場事務所Cの管理装置8で実行される工事現場A,Bでの積出し作業の管理のための処理について説明する。なお、ここでは、工事現場Aについて説明するが、この工事現場Aに投入される運搬車両2を3台とし、これら運搬車両に割り当てられている車両ID、従って、この工事現場Aの端末装置4と無線通信するこれら運搬車両2のICタグ3に記憶されている車両IDを3a,3b,3cとする。
図2は図1における監視装置8の一具体例を示すブロック構成図であって、8aはデータ通信部、8bは演算部、8cは記憶部、8dは表示部、8eは入力部である。
同図において、監視装置8は、基地局4(図1)との間でデータ通信を行なうデータ通信部8aと、このデータ通信部8aで受信した各種のデータを演算処理する演算部8bと、データ通信部8aで受信した各種のデータや演算部8bで演算処理されて得られたデータを保存する記憶部8cと、データ通信部8aで受信した各種のデータや演算部8bで演算処理されて得られたデータをなどを表示する液晶表示装置などからなる表示部8dと、表示部8dの表示内容などに基づいて、管理する工事現場の所在地や作業を行なう日にちなどを入力するキーボードなどからなる入力部8eなどを備えている。
入力部8eの操作などにより、演算部8bにおいて、図1に示す各工事現場A,B毎に、そこに投入される積込機械1や運搬車両2a,2b,2cの一覧データ(即ち、重機配置一覧データのデータベース)が作成されて、記憶部8cに記憶・登録されている。この重機配置一覧データは、入力部8eのオペレータによる操作により、作成されたものであって、表示部8dで表示させることができ、また、修正・変更することができる。
データ通信部8aで基地局4(図1)からのICタグ3a,3b,3cによる車両時刻データが受信されると、演算部8bが、この車両時刻データに付加されているサーバ5をもとに、記憶部8cに記憶されている重機配置一覧データにより、この車両時刻データが正しい工事現場AまたはBのサーバ5から送信されたものであるか否かを判定し、正しい工事現場AまたはBのサーバ5から送信されたものであるときには、正しい車両時刻データとして、記憶部8cで設定されている該当する工事現場に対する領域に格納される。また、この車両時刻データが正しい工事現場AまたはBのサーバ5から送信されたものではないときには、演算部8bは、この車両時刻データを破棄するとともに、記憶部8cに予め記憶されている警告情報の中から、該当する警告情報を検索し、これを、データ通信部8aから、この車両時刻データを送信したサーバ5に送信する。これにより、上記のように、誤って他の工事現場に入り込んだ運搬車両2のオペレータにかかる警告情報を送信することができる。
このようにして、該当する正しいサーバ5から送信されてデータ通信部8aで受信された車両時刻データは、記憶部8cに記憶されるとともに、演算部8bで演算処理されて車両作業一覧データが作成され、記憶部8cに記憶される。以下では、工事現場A(図1)での車両作業一覧データについて説明する。
図3はかかる車両作業一覧データの一具体例を示すデータであって、10は車両作業一覧データ、11は車両ID、12は到着時刻、13は出発時刻、14は滞留時間、15は車両間サイクルタイム、16は車両別サイクルタイム、17a〜17gは車両作業データである。
同図において、車両作業一覧データ10は、受信された車両時刻データをもとに作成された車両作業データ17a〜17gからなるものであって、車両作業データ17a〜17gは、受信した車両時刻データによる車両ID11と到着時刻12と出発時刻13と滞留時間14と車両間サイクルタイム15と車両別サイクルタイム16とで構成されるものである。ここで、車両ID11は、受信した車両時刻データでの車両IDであり、到着時刻12は受信した車両時刻データでの到着時刻であり、出発時刻13は受信した車両時刻データでの出発時刻である。
滞留時間14は、運搬車両2が工事現場Aに滞留している時間であって、同じ車両作業データ17(データ17a〜17gの総称)での到着時刻12から出発時刻13までの時間であり、到着時刻の車両時刻データが受信され、次の同じICタグ3による出発時刻の車両時刻データが受信されると、これらは夫々車両作業データ17の到着時刻12,出発時刻13として記憶部8cに記憶されるが、これとともに、これら到着時刻12と出発時刻13とが読み出されて演算部8bで演算処理され、滞留時間14が作成されて記憶部8cに記憶される。例えば、車両作業データ17aについては、到着時刻12が8時10分、出発時刻が8時15分であるから、滞留時間14は5分(=0:05)である。
車両間サイクルタイム15は、運搬車両2が工事現場Aに到着して次の運搬車両2がこの工事現場Aに到着するまでの時間であって、到着時刻の車両時刻データが受信され、次の到着時刻の車両時刻データが受信されると、これらの到着時刻が車両作業データ17の到着時刻12として記憶されるが、これとともに、これら到着時刻12が読み出されて演算部8bで演算処理され、これらの差の時間が後で受信された方の車両作業データの車両間サイクルタイム15として記憶部8cに記憶される。工事現場Aに複数の運搬車両が投入されているときには、通常先に受信された方の車両時刻データの到着時刻と後に受信された方の車両時刻データの到着時刻とは異なる運搬車両2、従って、異なる車両IDに対するものである。図3に示す例では、車両IDが3aの運搬車両2aが8時10分に工事現場Aに到着した後、車両IDが3bの運搬車両2bが8時20分に工事現場Aに次に到着しており、この結果、車両IDが3bの車両作業データ17bでの車両間サイクルタイム15が10分(=0:10)となる。
車両別サイクルタイム16は、運搬車両2が工事現場Aに到着して次にこの同じ運搬車両2がこの工事現場Aに到着するまでの時間であって、到着時刻の車両時刻データが受信され、同じ車両IDの次の到着時刻の車両時刻データが受信されると、これらの到着時刻が車両作業データ17の到着時刻12として記憶されるが、これとともに、これら到着時刻12が読み出されて演算部8bで演算処理され、これらの差の時間が後で車両時刻データが受信された方の車両作業データの車両別サイクルタイム16として記憶部8cに記憶される。工事現場Aに1台の運搬車両が投入されているときには、車両別サイクルタイム16は車両間サイクルタイム15と等しい。図3に示す例では、車両IDが3aの運搬車両2aが8時10分に工事現場Aに到着した後、この同じ車両IDが3aの運搬車両2aが8時41分に工事現場Aに次に到着しており、この結果、車両IDが3aの車両作業データ17dでの車両間サイクルタイム15が31分(=0:31)となる。
図1において、1日の作業が終了すると(即ち、上記のように、工事現場Aでの積込機械1で一日の作業終了のキースイッチのオフ操作がなされると)、上記のように、積込機械1から積込機械時刻データが現場事務所Cの管理装置8に送信される。この管理装置8では、図2において、この積込機械時刻データがデータ通信部8aで受信され、演算部8bで演算処理されて積込機械稼働データが作成され、記憶部8cに記憶される。演算部8bでのこの演算処理では、積込機械1の積込機械稼働データが作成される。
図4はかかる積込機械稼働データの一具体例を示す図であって、18は積込機械稼働データ、19は始動時刻、20は停止時刻、21は稼働時間、22は日毎稼働時間、23aは前半作業時間データ、23bは後半作業時間データである。
同図において、受信した積込機械時刻データから一日の作業の前半の作業(積込機械1が最初に始動してから停止するまで)に対する前半作業時間データ23aと、後半の作業(積込機械1が2度目に始動してから停止するまで)に対する後半作業時間データ23bとが作成され、これらが積込機械稼働データ18として記憶部8cに記憶される。
これら前半作業時間データ23aと後半作業時間データ23bとは、受信された積込機械時刻データでの始動時刻である始動時刻19と、同じく停止時刻である停止時刻20と、稼働時間21と、日毎稼働時間22とからなっている。
稼働時間21は、前半作業時間データ23a,後半作業時間データ23b毎に求められるものであり、始動時間19から停止時刻20までの時間である。図示する例では、前半作業時間データ23aの稼働時間21は、12:00−8:00=4:00(4時間)であり、後半作業時間データ23bの稼働時間21は、17:00−12:45=4:15(4時間15分)である。
日毎稼働時間22は、積込機械の一日の稼働時間であって、前半作業時間データ23aの稼働時間21と後半作業時間データ23bの稼働時間21との合計時間となり、上記の例では、4:00+4:15=8:15(8時間15分)となる。
なお、前半作業時間データ23aの停止時刻20と後半作業時間データ23bの始動時刻19との間の時間は昼の休憩時間(昼休み時間)と認定し、積込機械稼働データ18と関連付けて記憶部8cに記憶する。
また、ここでは、作業が午前中の前半作業と午後の後半作業としたが、さらに、夜間作業が行われ、午後の作業と夜間作業との間に休憩時間が設けられる場合には、積込機械稼働データ18としては、前半作業時間データ23aが午前作業時間データとなり、後半作業時間データ23bが午後作業時間データとなり、これに夜間作業時間データが付加される構成となる。一日の作業の終了時刻は、夜間作業に対して、上記のように、作業終了時刻の設定により、夜間作業の終了が検出された時刻とする。そして、午後作業時間データ23bの停止時刻20と夜間作業時間データの始動時刻19との間の時間が休憩時間として検出される。
図3に示す車両作業一覧データ10での滞留時間14や車両毎サイクルタイム15,車両別サイクルタイム16は、かかる休憩時間が除かれたものである。
図5は休憩時間前に工事現場に到着し、この休憩時間後にこの工事現場を出発した場合の図3に示す車両作業一覧データ10での車両作業データを示す図であって、17hは車両作業データであり、図3に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
同図において、この場合には、積込機械1からは、例えば、車両IDが3aの運搬車両2aから到着時刻が11:50の車両時刻データがデータ通信部8aで受信されて記憶部8cに記憶され、その後、同じこの運搬車両2aから出発時刻が12:50の車両時刻データがデータ通信部8aで受信されて記憶部8cに記憶されるとすると、記憶部8cでのこの運搬車両2aに対する車両作業データ17hでは、到着時刻12がそのまま11:50となり、出発時刻13がそのまま12:50となる。そして、この出発時刻13が記憶されると、演算部8cがこれら到着時刻12と出発時刻13とを読み取り、これらを演算処理してこのときの運搬車両2aの滞留時間14を求めるのであるが、このときの11:50の到着時間12と12:50の出発時間13との間には、図4に示す積込機械稼働データ18で検出した休憩時間(12:00〜12:45)が入っているので、この0:45(45分間)の休憩時間を除いて、12:50−11:50−0:45=0:15をこのときの運搬車両2aの滞留時間とし、これを車両作業データ17hでの滞留時間14とする。
なお、図3に示す車両作業一覧データ10での車両間サイクルタイム15,車両別サイクルタイム16についても同様であり、休憩時間が除かれる。
このようにして、休憩時間があっても、運搬車両2の工事現場での滞留時間14や車両間サイクルタイム15,車両別サイクルタイム16は休憩時間を除いたものとして求められるから、運搬車両2が実際に作業している時間が正確に求められることになり、積込作業の管理を適正に行なうことができる。
図3に示される車両作業一覧データ10では、各運搬車両2が工事現場に到着し、積込機械1による砂利などの積み込み材料の積み込みが終了してこの工事現場から出発する毎に新たな車両作業データ17が完成して増加していくが、この新たな車両作業データ17の完成とともに、演算部8b(図2)によってこれまでにでき上がっている車両作業一覧データ10を基に、車両作業集計一覧データが作成されて更新され、一日の作業が終了すると、この一日の作業を集計した車両作業集計一覧データが作成されて記憶部8cに記憶される。
図6はかかる車両作業集計一覧データの一具体例を示す図であって、24は車両作業集計一覧データ、25は車両ID、26は運搬回数、27は土量、28は平均滞留時間、29は平均車両別サイクルタイム、30a〜30cは車両作業集計データ、31は集計合計データである。
同図において、図3に示す車両作業一覧データ10をもとに、各車両ID毎に、従って、運搬車両2毎に車両作業集計データ30a〜30cと集計合計データ31とが演算部8bで作成され、車両作業集計一覧データ24として、記憶部8cに記憶される。
ここで、車両作業一覧データ10は、車両ID25が3a,3b,3c毎の車両作業集計データ30a,30b,30cからなるものであって、これら車両作業集計データ30a,30b,30cは、現在までの運搬回数26,現在までの運搬した土量27,現在までの平均滞留時間28,現在までの平均車両別サイクルタイムからなるものである。
ここで、図3に示す車両作業一覧データ10が現在までの作業によるものとすると、運搬回数26は、各運搬車両2a,2b,2c毎の運搬した回数であり、図3に示す車両作業一覧データ10によると、運搬車両2a(車両ID=3a)は現在まで3回、運搬車両2b(車両ID=3b)は現在まで2回、運搬車両2c(車両ID=3c)は現在まで2回夫々運搬していることになる。
土量27は、運搬車両2a,2b,2c毎の土砂などの積み込み材料の現在までの総運搬量(m2)である。記憶部8cには、運搬車両2a,2b,2c毎に積載量(1回の運搬量)が予め入力部8e(図2)から入力されて記憶されており、この積載量と運搬回数26とが演算部8bで乗算処理されることにより、土量27が求められ、記憶部8cに記憶される。ここでは、いずれの運搬車両2a,2b,2cも、その現在までの積載量は5.5m3としており、従って、運搬車両2aの土量27は5.5m3×3回=16.5m3、運搬車両2b,2cの土量27は5.5m3×2回=11m3となる。
平均滞留時間28は、図3に示す車両作業一覧データ10での運搬車両2a,2b,2c毎の滞留時間14の現在までの平均時間であり、例えば、車両IDが3aの運搬車両2aの車両作業集計データ30aについては、(0:05+0:05+0:04)/3≒0:05(分以下四捨五入)となる。
平均車両別サイクルタイム29は、図3に示す車両作業一覧データ10での運搬車両2a,2b,2c毎の車両別サイクルタイム16の現在までの平均時間であり、例えば、車両IDが3aの運搬車両2aの車両作業集計データ30aについては、(0:31+0:32)/2≒0:05(分以下四捨五入)となる。
集計合計データ31は、各運搬車両2a,2b,2c(車両ID3a,3b,3c)での運転回数26の合計と土量27の合計とで表わされるデータである。従って、この集計合計データ31での運搬回数26は3+2+2=7回となり、土量27は16.5+11+11=38.5m3となる。
このようにして作成された車両作業集計一覧データ24は、記憶部8cに記憶されるが、入力部8e(図2)での表示指令の操作により、記憶部8cから読み出され、表示部8d(図2)に表示させることができる。これにより、管理装置8のオペレータや工事現場の監督などは、運搬車両2毎の現在までの積出量(土量)やこの日一日の積出量を把握することができ、一日の積出量から運搬作業に対する報酬を容易にかつ正確に算出することができるし、一日の総積出量(総土量)を把握できるので、工事の進捗状況が適正であるか否かを容易に判断することが可能となる。また、各運搬車両2の一日当りの平均滞留時間や平均サイクルタイムも把握できるので、各運搬車両2についての積載量の適否や故障の有無などの作業状況を容易に判断することが可能となる。
また、一日の作業が終了し、図4に示すように、その日の積込機械稼働データ18が作成され、また、図6に示すように、一日の車両作業集計一覧データ24が作成されると、これら積込機械稼働データ18と車両作業集計一覧データ24とをもとに、演算部8b(図2)によって一日の重機(積込機械1や運搬車両2)の作業を集計した重機作業データが作成され、記憶部8cに記憶される。
図7はかかる重機作業データの一具体例を示す図であって、32は重機作業データ、33は積み込み回数、34は重機稼働時間、35はピッチタイムである。
同図において、重機作業データ32は、積み込み回数33と重機稼働時間34とピッチタイム35とからなるものであって、積み込み回数33は、図6に示す車両作業集計一覧データ24の集計合計データ31での運搬回数、即ち、その日での運搬車両2a〜2cの運搬回数の総数であり、重機稼働時間34は、その日での休憩時間を除いた作業時間であって、図4に示す積込機械稼働データ18での日毎稼働時間である。また、ピッチタイム35は、運搬車両2の1回の運搬作業に要する時間であって、重機稼働時間34÷積み込み回数33で表わされ、この場合には、ピッチタイム35=8:15÷7=1:10(1時間10分)となる。
この重機作業データ32も、監視装置8(図2)の入力部8eの所定の操作により、記憶部8cから読み出され、表示部8dに表示される。これにより、ピッチタイム35から工事現場の生産性を管理するための指標を得ることができるので、かかる指標を基に、工事現場での生産性の改善を図ることが可能となる。
なお、以上では、車両作業集計一覧データ24(図6)と重機作業データ32(図7)の表示部8dでの表示について説明したが、入力部8eの操作に応じて、車両作業一覧データ10(図3)や積込機械稼働データ18(図4)を表示部8dに表示させることもできる。これにより、個々の重機の作業状況などを把握することができる。
このように、監視装置8では、工事現場での作業状況などをデータを表示部8dで表示し、これをオペレータや工事現場監督などが把握できるものであるが、さらに、上記のように、監視装置8から各工事現場の積込機械1に作業実績情報や作業変更情報を、通知情報として、送信する。積込機械1では、この通知情報が受信され、積込機械1に設けられている表示部で表示される。これにより、作業実績や作業変更が積込機械1のオペレータに通知されることになる。
かかる通知情報は、監視装置8の入力部8eでの所定の操作により、記憶部8cに記憶されている上記のような各種データを基に作成され、データ通信部8aから入力部8eで指示される工事現場の積込機械1に送信される。なお、かかる通知情報は、所定の時間間隔で自動的に作成されて積込機械1に送信するようにしてもよいし、また、積込機械1の要求に応じて送信するようにしてもよい。但し、工事内容の変更の通知情報は、その変更通知のために必要な情報が入力部8eが入力され、演算部8bで作成されると、直ちに自動的に該当する積込機械1に送信される。
図8は図1における積込機械1での表示部に表示される作業実績情報の画面(作業実績表示画面)の一具体例を示す図であって、36,36aは作業実績表示画面、37は本日の目標作業量、38は現在の作業量、39は作業達成度、40は作業情報、41は作業変更通知部である。
図8(a)に示す作業実績表示画面36は、作業実績のみを積込機械のオペレータに通知するものであって、本日の目標作業量37と、現在の作業量38と、作業達成度39と、作業情報40とが表示される。
本日の目標作業量37は、監視装置8(図2)の入力部8eから入力されたものであって、記憶部8cに記憶されており、積込機械1に通知情報を送信するとき、この記憶部8cから読み出されて通知情報が作成される。また、現在の作業量38は、図6に示す現時点での車両作業集計一覧データ24での合計集計データ31の土量27であって、積込機械1に通知情報を送信するとき、この記憶部8cから読み出されて通知情報が作成される。作業達成度39は、本日の目標作業量37に対する現在の作業量38の比率をグラフと数値とで表わしたものであって、図示するように、本日の目標作業量37=300m3、現在の作業量38=210m3とすると、作業達成度39=70%となる。
また、作業情報40は、本日の作業内容と作業場所とを表わすものであって、ここでは、一例として、作業内容を掘削土工、作業場所を「丁張り番号 33−35」としている。
このように、作業実績表示画面36が積込機械1の表示部で表示されることにより、作業を開始する際などで作業を行なうべき工事現場を確認することができ、指定された工事現場で間違いなく作業を行なうことができるし、この積込機械1のオペレータが現時点での作業の進捗状況を把握することができる。
作業内容を積込機械1のオペレータに通知する場合には、図8(b)に示すように、図8(a)に示す作業実績表示画面36の表示内容に、作業変更通知部41が追加表示される。ここで、図8(a)に示す「丁張り番号 33−35」の工事現場での掘削土工の作業から、図8(b)に示す「丁張り番号 40」の工事現場での法面整形の作業に変更された場合を示している。
このようにして、積込機械1のオペレータは、作業内容の変更があるときには、作業実績とともに、その変更される作業内容も画面から知ることができ、作業員などからの伝言による場合よりも確実に変更される作業内容を把握することができ、その変更に即座に対処することができる。
なお、かかる作業内容の変更通知は、該当する運搬車両にも通知される。
工事を行なう場合、その工事には、複数の作業工程が伴うものであり、目標とする工事を指定された期間内に達成するためには、夫々の作業工程を効率良く、かつバランス良く行なうことができるようにすることが必要である。このために、工事を施工するに際しては、この工事のための一連の作業工程のラインバランスが分析され、各作業工程での使用される作業機械の種類や台数が決定される。
例えば、工事現場で掘削工事が行なわれる場合、作業工程として、バックホーなどの掘削作業機を用いた掘削作業、土質改良機による土質改良作業、バックホーなどの積込機械による積込作業、ダンプトラックなどの運搬車両による土運搬作業、ブルトーザによる掘削した地面の敷き均しのための敷き均し作業、ローラによる敷き均した地面の締め固めのための締め固め作業などがあるが、かかる作業のラインバランス分析により、作業工程毎のバックホーやダンプトラックとした作業機械の台数が決定される。
図9はかかるラインバランス分析を行なうための各作業工程に使用される作業機械の1時間あたりの作業能力や目標作業量を示す一覧図であって、42は作業能力一覧図、43は作業機械名、44は作業機械種別、45は作業能力、46は作業名、47は備考、48は目標値である。
同図において、作業能力一覧図42は、ここでは、掘削工事を例として、津驍名46として表わされるように、掘削,土質改良,積込,土運搬,敷き均し,締め固めの作業が行なわれるものとし、掘削作業や積込作業のバックホーが、土運搬作業にダンプトラックが使用されるというように、各作業工程に使用される作業機械が、作業名43として表わされるように、決定される。さらに、使用される作業機械としても、作業機械種別44に示されるように、バックホーはBH0.7、ダンプトラックはDP10tというように、その機種も決定される。
そして、夫々の作業工程で使用される上記の各作業機械の1時間当りの作業能力が、作業能力45で示すように、所定の資料から取得される。例えば、BH0.7のバックホーの1時間当りの掘削量や積込量は64.51m3であり、DP10tのダンプトラックの1時間当りの土運搬量は8.07m3である。このため、バックホーの1時間当りの掘削・積込量の64.51m3の土を同じ1時間で運搬するためには、64.51m3÷8.07m3=8台のDP10tのダンプトラックが必要となるが、このことが備考47に記載される。この備考47には、このように、必要な事項が記載される。
また、目標値48としては、例えば、作業可能日数や1日当りの目標土運搬量、1日当りの目標締め固め土量などが記載される。
かかる作業能力一覧図42の各データは、現場事務所の管理装置8(図2)において、入力部8eからオペレータによって入力され、演算部8bの処理のもとに、作業能力一覧図42として記憶部8cに記憶される。そして、入力部8eの操作により、演算部8bが、かかる作業能力一覧図42のデータをもとに、この作業能力一覧図42の作業名46で設定された一連の作業工程での作業ラインバランスの分析を行なう。
図10は作業ラインバランスの分析例を示す図であって、49は作業機械、50は1時間当りの作業量、51は一日当りの作業量、52はピッチタイム、53は作業バランス率、54は作業ライン編成ロス率である。
図10(a)は、作業機械49として示すように、掘削機械BHを1台、積込機械BHを1台、ダンプトラックを8台、敷き均し作業のブルトーザを1台、締め固め作業のローラを1台使用した作業タイプがタイプAの場合の作業ラインバランスを示すものである。
この場合、図9に示す作業能力一覧図42により、1時間当りの作業量50として示すように、掘削機械BHの1時間当りの掘削作業量や積込機械BHの1時間当りの積込作業量は64m3であり、ダンプトラック8台の1時間当りの土運搬量は8m3×8台=64m3であって、これらの一日の作業量は、一日の作業時間を7時間として、一日当りの作業量51として示すように、いずれも64m3×7=448m3である。これら以外の作業機械についても、図10(a)に図示する通りである。
ここで、この作業ラインバランスの分析によると、ダンプトラック8台による一日当りの土運搬量は448m3であって、図9に示す作業能力一覧図42に示す一日当り目標土運搬量の600m3に達しないことになる。
ピッチタイム52は、作業時間÷作業量で表わされるが、図示するように、ブルトーザによる敷き均し作業で7時間÷280m3=0.025と最大となり、他の作業に対してピッチタイム52が最大となって、この敷き均し作業がボルトネック工程(全体の工事に影響する工程)となる。
作業ラインバランス率53は、各作業工程のピッチタイムの合計÷(ボルトネック工程のタイムビッチ×作業工程数)であるが、これは0.65となる。また、作業ライン編成ロス率54は、1−作業ラインバランス率53であり、0.35である。
図10(b)は、作業機械49として示すように、積込機械BHを2台、ダンプトラックを11台、図10(a)でボルトネック工程となった敷き均し作業のブルトーザを2台とし、これら以外の作業機械は図10(a)の場合と同様とした作業タイプがタイプBのものである。
この場合、図9に示す作業能力一覧図42により、1時間当りの作業量50として示すように、積込機械BHの1時間当りの積込作業量は128m3である。また、ダンプトラック11台の1時間当りの土運搬量は8m3×11台=88m3であって、積込機械BHとダンプトラック夫々の一日の作業量は、2台の積込機械BHで128m3×7時間=896m3、11台のダンプトラックで88m3×7時間=616m3であり、図9に示す作業能力一覧図42に示す一日当り目標土運搬量の600m3に達していることになることになるが、掘削機械BHの一日当りの掘削量は448m3であって、積込機械BHによる積み込みやダンプトラックによる運搬には、間に合わないことになる。
ピッチタイム52は、図示するように、掘削機械による掘削作業で0.015625と最大となり、この掘削作業がボルトネック工程となっている。
作業ラインバランス率53は0.68となり、作業ライン編成ロス率54は0.32となって、図10(a)の場合よりも、作業ラインバランス率が改善されていることになる。
なお、この図10(b)に示す分析では、土質改良作業でその作業を2.5日先行させているものとしており、このため、一日当りの作業量52を、57m3×7時間×2.5日=998m3となっている。
図10(c)は、作業機械49として示すように、掘削機械BHを2台とし、これら以外の作業機械は図10(b)の場合と同様とした作業タイプがタイプCのものである。
この場合、図9に示す作業能力一覧図42により、1時間当りの作業量50として示すように、2台の掘削機械BHの1時間当りの作業量が128m3であって、一日当りの作業量が128m3×7時間=896m3であり、一日当り目標土運搬量を達している2台の積込機械BHや11台のダンプトラックの一日当りの作業量と等しくなる。
なお、ピッチタイム52は、図示するように、敷き均し作業で0.0125と最大となり、この敷き均し作業がボルトネック工程となる。
作業ラインバランス率53が0.79、作業ライン編成ロス率54が0.21となって、図10(b)の場合よりも、作業ラインバランス率がさらに改善されることになる。
このようにして、得られた作業ラインバランスの分析結果は記憶部8cに記憶され、入力部8eからの指示操作により、記憶部8cから読み出され、表示部8dに表示させることができる。
図11は図10に示す作業ラインバランスの分析結果を示す図である。
図11(a)はタイプA,B,C毎の各作業工程での作業機械の配置状態を示すものであり、図10(a),(b),(c)での作業機械49のデータに基づくものである。
図11(b)はタイプA,B,C毎の作業ラインバランス率,作業ライン編成ロス率、一日当りの計画土運搬量を示すものであり、この作業ラインバランス率は図10(a),(b),(c)での作業ラインバランス率53に、作業ライン編成ロス率は同じく作業ライン編成ロス率54に基づくものであり、一日当りの計画土運搬量は同じく一日当りの作業量51でのダンプトラックによる一日の土運搬量に基づくものである。
図11(c)はタイプA,B,Cの作業ラインバランス率と作業ライン編成ロス率とをグラフで示すものである。
このようにして、作業ラインバランスの分析結果は監視装置8の表示部8dに表示させることができ、この表示結果から所定のタイプを選択することにより、各作業工程での作業機械の配置が決定されることになる。
本発明による施工管理システムの一実施形態を示す構成図である。 図1における監視装置の一具体例を示すブロック構成図である。 図1での管理装置で図1における基地局からの車両時刻データから作成される車両作業一覧データの一具体例を示すデータである。 図1での管理装置で図1における積込機械からの積込機械時刻データから作成された積込機械稼働データの一具体例を示す図である。 図3に示す車両作業一覧データでの車両作業データの他の具体例を示す図である。 図1での管理装置で図3に示す車両作業一覧データを基に作成された車両作業集計一覧データの一具体例を示す図である。 図1での管理装置で図6に示す車両作業集計一覧データと図4に示す積込機械稼働データとを基に作成された重機作業データの一具体例を示す図である。 図1における積込機械での表示部に表示される作業実績情報の画面(作業実績表示画面)の一具体例を示す図である。 図2に示す管理装置でラインバランス分析を行なうための各作業工程に使用される作業機械の1時間当りの作業能力や目標作業量を示す一覧図である。 図9に示す作業ラインバランスの分析例を示す図である。 図10に示す作業ラインバランスの分析結果を示す図である。
符号の説明
A,B 工事現場
C 現場事務所
1 積込機械
2a,2b,2c 運搬車両
3a,3b,3c ICタグ
4 基地局
5 サーバ
6 ルータ
7 ネットワーク
8 管理装置
8a データ通信部
8b 演算部
8c 記憶部
8d 表示部
8e 入力部
10 車両作業一覧データ
11 車両ID
12 到着時刻
13 出発時刻
14 滞留時間
15 車両間サイクルタイム
16 車両別サイクルタイム
17a〜17h 車両作業データ
18 積込機械稼働データ
19 始動時刻
20 停止時刻
21 稼働時間
22 日毎稼働時間
23a 前半作業時間データ
23b 後半作業時間データ
24 車両作業集計一覧データ
25 車両ID
26 運搬回数
27 土量
28 平均滞留時間
29 平均車両別サイクルタイム
30a〜30c 車両作業集計データ
31 集計合計データ
32 重機作業データ
33 積み込み回数
34 重機稼働時間
35 ピッチタイム
36,36a 作業実績表示画面
37 本日の目標作業量
38 現在の作業量
39 作業達成度
40 作業情報
41 作業変更通知部
42 作業能力一覧図
43 作業機械名
44 作業機械種別
45 作業能力
46 作業名
47 備考
48 目標値
49 作業機械
50 1時間当りの作業量
51 一日当りの作業量
52 ピッチタイム
53 作業バランス率
54 作業ライン編成ロス率

Claims (4)

  1. 積込機械によって積込材料を運搬車両に積み込んで運搬する作業現場での作業状況を現場事務所の管理装置で管理するようにした施工管理システムであって、
    該運搬車両毎に、該車両に割り振られた車両IDを送信する送信手段を設け、
    該作業現場に、該送信手段を備えた該運搬車両が該作業現場に入り込んだときに該送信手段から送信される該車両IDを受信する基地局を設けるとともに、該基地局と通信可能であって、該基地局が該車両IDを受信開始したときに、そのときの時刻を該運搬車両の該作業現場への到着時刻とし、該基地局が該車両IDを受信できなくなったときに、そのときの時刻を該運搬車両の該作業現場からの出発時刻として、該到着時刻と該出発時刻との車両時刻データを、該受信した車両IDとともに、該管理装置に送信するサーバとを設け、
    該積込機械は、該管理装置と通信可能であって、自身の始動時刻と停止時刻との積込機械時刻データを該管理装置に送信し、
    管理装置では、該車両時刻データと該積込機械時刻データとをもとに、該作業現場での該積込機械と該運搬車両との作業情報を管理するための情報を作成し、
    さらに、前記管理装置は、受信した前記車両時刻データをもとに、現在の作業量を求めて該現在の作業量の情報を前記積込機械に送信し、
    前記積込機械では、受信した該現在の作業量の情報をもとに、表示部に前記作業現場での現在の作業量を表示する
    ことを特徴とする施工管理システム。
  2. 請求項1において、
    前記管理装置は、前記作業現場での作業の変更がある時、作業変更の情報を前記現在の作業量の情報とともに、前記積込機械に送信することを特徴とする施工管理システム。
  3. 請求項1または2において、
    前記管理装置は、前記サーバから受信した前記車両時刻データでの前記車両IDをもとに、前記運搬車両が予め決められた前記作業現場に入り込んでいるものであるか否かを判定し、誤って他の作業現場に入り込んだものと判定したときには、前記車両時刻データを送信した前記サーバを介して警告情報を該他の作業現場に入り込んだ前記運搬車両に送信することを特徴とする施工管理システム。
  4. 請求項1,2または3において、
    前記管理装置は、前記作業現場での作業工程における作業機械の作業能力の情報をもとに、該作業工程による作業ラインバランスを分析する手段を有し、その分析結果に基づいて、該作業工程毎の作業機械の割り当てを行なうことを特徴とする施工管理システム。
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