JP5049102B2 - 移動式クレーンの圧油供給装置 - Google Patents

移動式クレーンの圧油供給装置 Download PDF

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本発明は、油圧ポンプからの圧油で駆動される油圧モータで走行する移動式クレーンに係り、特に、クローラで走行するクローラクレーンを、ホイールで走行するホイールクレーンに改造する場合に、できるだけ変更する部分を少なくし得て、また、相互への改造を容易に行い得る移動式クレーンの圧油供給装置に関する。
従来、移動式クレーンとしては、ホイールクレーンや、クローラクレーンが知られている。
クローラクレーンは、例えばゴム製のクローラが走行台車の左右に装着され、この左右のクローラそれぞれに対応する走行用の二つの油圧モータを有して構成されており、左右二系統の油圧回路によって、左右のクローラを個別に駆動できるようになっている。このような構成をもつクローラクレーンは、左右のクローラによって走行し、進行方向を変えるときには、左右二系統の油圧回路によって、左右のクローラの速度や回転方向を個別に切替えることによって操舵がなされる(例えば特許文献1参照)。
特開2004−359421号公報
ところで、この種のクローラクレーンは、操舵がされる際に、左右のクローラの速度や回転方向を個別に切替えるので、ゴム製のクローラは、その接地している面が路面に対してスリップすることになる。そのため、例えば路面が軟らかい場合には路面を荒らしてしまうことがあり、また、路面が堅い場合には、クローラがスリップすることによって、クローラ表面の剥離や、路面にスリップ痕が残る等の問題がある。そこで、このような問題からクローラを使用できないような場合には、ホイールクレーンが使用される。
ここで、ホイールクレーンを提供するに際し、クローラクレーンとホイールクレーンとの走行に係る圧油供給装置を完全に別個の設計とし、それぞれの構成部品を専用に用意することも考えられる。
しかしながら、例えば編集設計等の手法によって圧油供給装置を構成する部品の共用化をすすめてユニット化し、実績のある機構ユニットを共用化することで標準化を推進すれば、部品の調達を容易にするとともに製造・管理コストを削減し、メンテナンス性を向上させることが可能となり、更に、クローラ式およびホイール式相互の換装を容易とする等の効果もある。したがって、開発、製造、管理部門のみならず、顧客にとっても利益がある。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、クローラ式およびホイール式相互の換装を容易とする移動式クレーンの圧油供給装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、クレーン装置を有する移動式クレーンに用いられ、油圧ポンプと、その油圧ポンプからの圧油で駆動される走行用の二つの油圧モータと、その二つの油圧モータへの圧油の給排を制御するためのバルブユニットと、を備える圧油供給装置であって、前記バルブユニットは、前記油圧ポンプからの圧油を給排可能な同一仕様の二つの切換制御弁と、これら二つの切換制御弁相互間を繋ぐとともに、前記クレーン装置を駆動するために必要な圧油をクレーン装置側に供給する主管路に接続される合流管路と、その合流管路に配設されて前記二つの切換制御弁それぞれから前記主管路側に向けてのみ圧油の流れを許容する二つのチェック弁と、前記二つの切換制御弁それぞれに設定以上の圧油が供給されたときにその圧油をタンクに逃がす二つのリリーフ弁と、を備えて構成され、更に、当該バルブユニットに、ホイールで走行するホイールクレーンとして必要なホイール用駆動機構が付設されており、前記ホイール用駆動機構は、前記主管路に配設されたストップバルブと、そのストップバルブよりも前記主管路での合流管路側と前記二つの切換制御弁のうちの一方の切換制御弁の一次側管路とを繋ぐ支流管路と、その支流管路に前記主管路側から前記一方の切換制御弁側への圧油の流れのみを許容するように配設されたチェック弁とを有するとともに、前記一方の切換制御弁を、その二次側管路を分岐して前記二つの油圧モータそれぞれを駆動可能に接続し、前記二つの切換制御弁のうち他方の切換制御弁を、当該他方の切換制御弁が操作されないときには全量の圧油を前記一方の切換制御弁に供給するように操舵用の油圧シリンダに接続してなり、さらに、前記ストップバルブは、前記一方の切換制御弁で前記油圧モータが駆動されるときには、前記クレーン装置側への圧油の供給を遮断し、前記油圧モータが駆動されないときには、前記クレーン装置側への圧油の供給を許容するように前記一方の切換制御弁への操作入力に連動するようになっていることを特徴としている。
本発明に係る移動式クレーンの圧油供給装置によれば、走行用の二つの油圧モータと、その二つの油圧モータへの圧油の給排を制御するためのバルブユニットと、を備えており、このバルブユニットに、ホイールで走行するホイールクレーンとして必要なホイール用駆動機構が付設されているので、ホイールクレーンを製造するための圧油供給装置として用いることができる。
そして、このホイール用駆動機構は、主管路に配設されたストップバルブと、そのストップバルブよりも主管路での合流管路側と二つの切換制御弁のうちの一方の切換制御弁の一次側管路とを繋ぐ支流管路と、その支流管路に前記主管路側から前記一方の切換制御弁側への圧油の流れのみを許容するように配設されたチェック弁とを有するとともに、前記一方の切換制御弁を、その二次側管路を分岐して前記二つの油圧モータそれぞれを駆動可能に接続し、前記二つの切換制御弁のうち他方の切換制御弁を、当該他方の切換制御弁が操作されないときには全量の圧油を前記一方の切換制御弁に供給するように操舵用の油圧シリンダに接続してなり、さらに、前記ストップバルブは、前記一方の切換制御弁で前記油圧モータが駆動されるときには、前記クレーン装置側への圧油の供給を遮断し、前記油圧モータが駆動されないときには、前記クレーン装置側への圧油の供給を許容するように前記一方の切換制御弁への操作入力に連動するようになっているので、例えばクローラで走行するクローラクレーンを、ホイールで走行するホイールクレーンに改造する場合に、できるだけ変更する部分を少なくし得て、相互への改造を容易に行う上で好適である。
例えば、上記本発明に係る移動式クレーンの圧油供給装置の構成から、上述したホイール用駆動機構を取り外し、次いで、前記主管路をクレーン装置側に直に接続するとともに、前記同一仕様の二つの切換制御弁それぞれを前記二つの油圧モータそれぞれに接続するだけで、簡単にクローラクレーン用の圧油供給装置とすることができるのである。
上述のように、本発明によれば、クローラ式およびホイール式相互の換装を容易とする移動式クレーンの圧油供給装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。なお、図1は、本発明に係る移動式クレーンの一実施形態であるホイールクレーンの側面図である。
同図に示すように、このホイールクレーン1は、走行するための走行台車となる機体50を備え、その機体50上に、クレーン装置60、アウトリガ装置70、および原動部90が搭載されている。そして、機体50下部には、左右一対の操舵ホイール5、および左右一対の駆動ホイール6の計4つのホイール5、6が設けられている。また、駆動ホイール6を駆動させて走行するための走行用モータ3,4を有する圧油供給装置2を備えている。なお、操舵ホイール5は、操舵駆動するための油圧シリンダ11で操舵可能になっている。
ここで、上記走行用モータ3,4は、ホイールクレーンからクローラクレーンへの換装をも考慮した編集設計によってその仕様を決定している。具体的には、クローラ式およびホイール式相互の換装を前提とし、クローラクレーンにおいて、左右のクローラそれぞれに対応する走行用の二つの油圧モータとして必要十分な性能を有する同一の仕様の油圧モータである。
そして、本実施形態の例では、ホイールクレーンでの走行用の油圧モータとして用いるために、走行用モータ3,4は、左右一対の駆動ホイール6を駆動するための走行用の油圧モータとして用いられている。そして、左右一対の操舵ホイール5については、その向きを変えて操舵をするための油圧シリンダ11にリンク機構を介して接続されている。これにより、このホイールクレーン1では、上記圧油供給装置2を作動させることで、機体50下部の駆動ホイール6を駆動して走行し、操舵ホイール5の向きを変えて操舵が可能であり、また、機体50前後の左右両端に設けられた合計4本のアウトリガ装置70を張出し接地させて安定を確保し、クレーン装置60のブーム9を旋回、起伏、伸縮させ、クレーン装置60のウインチ(不図示)により吊荷の巻上げ、巻下げが行えるようになっている。
以下、上記圧油供給装置2についてより詳しく説明する。なお、図2は上記ホイールクレーン1が備える、本発明に係る移動式クレーンの圧油供給装置の一実施形態の説明図である。
同図に示すように、この圧油供給装置2は、上述のホイールクレーン1の備える各油圧装置の油圧源である油圧ポンプ16を備えている。この油圧ポンプ16は、上記原動部90のエンジン12で駆動される可変流量ポンプであって、同図に示すように、二つの吐出ポート14,15が設けられている。そして、これら二つの吐出ポート14,15それぞれは、上記二つの走行用モータ3,4への圧油の給排を制御するためのバルブユニット13に接続されている。
このバルブユニット13は、上記二つの走行用モータ3,4を個別に駆動するとともに、その停止、正転および逆転をさせるように圧油を給排可能な仕様を備える二つの切換制御弁7,8を有している。そして、これら二つの切換制御弁7,8は、主管路20に接続される合流管路17で相互に繋がれている。また、その合流管路17には、二つの切換制御弁7,8それぞれから主管路20側に向けてのみ圧油の流れを許容する二つのチェック弁18,19が配設されている。なお、このバルブユニット13は、二つの切換制御弁7,8それぞれに、設定以上の圧油が供給されたときにその圧油をタンク10に逃がす二つのリリーフ弁21,22を備えている。
ここで、このバルブユニット13は、上記走行用モータ3,4同様に、ホイールクレーンからクローラクレーンへの換装をも考慮した編集設計によってその仕様を決定している。つまり、クローラ式およびホイール式相互の換装を前提とし、クローラクレーンでの左右のクローラそれぞれに対応する左右二系統の油圧回路として必要十分な性能を有するように、二つの切換制御弁7,8、二つのチェック弁18,19および二つのリリーフ弁21,22ともに同一の仕様の部品から構成するとともに左右対称に配管がなされている。
そして、本実施形態の例では、ホイールクレーンでの走行用のバルブユニットとして用いるために、更に、このバルブユニット13には、ホイールで走行するホイールクレーンとして必要なホイール用駆動機構が付設されている。
詳しくは、このホイール用駆動機構は、上記主管路20に配設されたストップバルブ23を有している。そして、そのストップバルブ23よりも主管路20での合流管路17側と二つの切換制御弁7,8のうちの一方の切換制御弁7の一次側管路26とを支流管路24で繋いでおり、その支流管路24に主管路20側から一方の切換制御弁7側への圧油の流れのみを許容するように配設されたチェック弁25を付設している。更に、一方の切換制御弁7は、その二次側管路27を分岐して走行用モータ3,4それぞれを駆動可能に接続しており、また、二つの切換制御弁7,8のうち他方の切換制御弁8を、操舵用の油圧シリンダ11に接続して構成されている。
つまり、油圧ポンプ16の一方の吐出ポート14は、切換制御弁7に接続されており、切換制御弁7は、その二次側管路27を分岐して前記左走行用モータ3および右走行用モータ4それぞれを駆動可能に接続されている。そして、この切換制御弁7を操作するための走行操作レバー37の切換操作により、圧油を左右の走行用モータ3,4に送って停止、正転および逆転をさせられるようになっている。
また、他方の吐出ポート15は、切換制御弁8に接続されており、切換制御弁8は、その二次側管路30が操舵用の油圧シリンダ11に接続され、この油圧シリンダ11は、図1にも示す操舵操作レバー38の切換操作で切換制御弁8のスプールが移動して油圧シリンダ11を伸縮され、これにより、操舵リンク機構32を介して左右一対の操舵ホイール5の向きを同時に変えられるようになっている。
そして、上記ストップバルブ23は、その停止操作レバー36が、走行操作レバー37の操作入力に連動するように操作連動機構34によって走行操作レバー37と繋がれている。これにより、このストップバルブ23は、一方の切換制御弁7で左右の走行用モータ3,4を駆動するときには、クレーン装置60側への圧油の供給を遮断し、走行用モータ3,4が駆動されないときには、クレーン装置60側への圧油の供給を許容するように一方の切換制御弁7への走行操作レバー37からの操作入力に連動するようになっている。
また、操舵操作レバー38を中立位置に操作したとき、つまり、切換制御弁8が操作されないときには、切換制御弁8のスプールが中立位置に位置し、圧油は支流管路24を通って切換制御弁7のポンプ側に連通する吐出ポート14からの圧油に合流し、これにより、全量の圧油が切換制御弁7に供給されて、左右の走行用モータ3,4それぞれを駆動させる圧油として十分な量の圧油が供給されるようになっている。
さらに、走行操作レバー37を中立位置に操作したときには、切換制御弁7のスプールが中立位置に位置し、圧油は出口側で合流して主管路20からクレーン装置60用の切換制御弁装置40に送られる。これにより、走行していないときには、クレーン装置60を駆動するために必要な圧油を、クレーン装置60を駆動するための切換制御弁装置40に供給できるようになっている。なお、この切換制御弁装置40は、クレーン装置60の作動に必要な複数の油圧アクチュエータを制御するための複数の切換制御弁を積層した多連結弁装置である。
次に、この移動式クレーンの圧油供給装置の作用・効果について説明する。
このホイールクレーン1の圧油供給装置2は、二つの走行用モータ3,4と、その二つの走行用モータ3,4への圧油の給排を制御するためのバルブユニット13と、を備えており、このバルブユニット13に、ホイール用駆動機構が付設されているので、ホイールクレーンを製造するための圧油供給装置として用いることができる。
そして、このホイール用駆動機構は、主管路20に配設されたストップバルブ23と、そのストップバルブ23よりも主管路20での合流管路17側と二つの切換制御弁7,8のうちの一方の切換制御弁7の一次側管路とを繋ぐ支流管路24と、その支流管路24に主管路20側から一方の切換制御弁7側への圧油の流れのみを許容するように配設されたチェック弁25とを付設するとともに、一方の切換制御弁7を、その二次側管路を分岐して二つの走行用モータ3,4それぞれを駆動可能に接続し、二つの切換制御弁7,8のうち他方の切換制御弁8を、当該他方の切換制御弁8が操作されないときには全量の圧油を一方の切換制御弁7に供給するように操舵用の油圧シリンダ11に接続してなり、さらに、ストップバルブ23は、一方の切換制御弁7で走行用モータ3,4を駆動するときには、クレーン装置60側への圧油の供給を遮断し、走行用モータ3,4が駆動されないときには、クレーン装置60側への圧油の供給を許容するように一方の切換制御弁7への操作入力に連動するようになっているので、例えばクローラで走行するクローラクレーンを、上述したようなホイール5、6で走行するホイールクレーン1に改造する場合に、できるだけ変更する部分を少なくし得て、相互への改造を容易に行う上で好適である。
また、上述したようなホイール5、6で走行するホイールクレーン1から、例えばクローラで走行するクローラクレーンに改造する場合についても同様に、できるだけ変更する部分を少なくし得て、相互への改造を容易に行う上で好適である。
特に、この圧油供給装置2によれば、クローラクレーンに用いるときに、左右のクローラそれぞれに対応する走行用の二つの油圧モータとして必要十分な性能を有する同一の仕様の油圧モータが用いられており、更に、バルブユニット13は、二つの切換制御弁7,8、二つのチェック弁18,19および二つのリリーフ弁21,22ともに同一の仕様の部品から構成するとともに左右対称に配管がなされているので、クローラ式およびホイール式相互の換装を容易に行うことができる。
例えば、具体的改造例としてクローラで走行するクローラクレーンを図3および図4に示す。なお、図3は、本発明に係る移動式クレーンの圧油供給装置を改造した圧油供給装置を用いて、クローラで走行するクローラクレーンとしたクローラクレーンの側面図であり、図4は、その改造したクローラクレーン用の圧油供給装置の説明図である。
図3に示すように、このクローラクレーン1Bは、上記ホイールクレーン1の4つのホイール5、6に換えて、クローラ装置100を装備するとともに、圧油供給装置2を圧油供給装置2Bに改造している。なお、クローラ装置100は、通常のクローラ同様のものなので詳しい説明は省略する。
この圧油供給装置2Bは、図4に示すように、上記ホイールクレーン1の圧油供給装置2の構成から、上述したホイール用駆動機構を取り外している。そして、前記主管路20をクレーン装置60側の切換制御弁装置40に直に接続するとともに、前記二つの切換制御弁7,8それぞれを前記二つの走行用モータ3,4それぞれに接続して構成されている。このように、上述したホイールクレーン1の圧油供給装置2によれば、簡単にクローラクレーン用の圧油供給装置2Bに改造可能であり、クローラ式およびホイール式相互の換装が容易である。
なお、本発明に係る移動式クレーンの圧油供給装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能なことは勿論である。
本発明に係る移動式クレーンの一実施形態であるホイールクレーンの側面図である。 本発明に係る移動式クレーンの圧油供給装置の一実施形態の説明図である。 本発明に係る移動式クレーンの圧油供給装置を改造した圧油供給装置を用いて、クローラで走行するクローラクレーンとしたクローラクレーンの側面図である。 本発明に係る移動式クレーンの圧油供給装置から改造したクローラクレーン用の圧油供給装置の説明図である。
符号の説明
1 ホイールクレーン(移動式クレーン)
2 圧油供給装置
3 走行用モータ
4 走行用モータ
5 (操舵ホイール)ホイール
6 (駆動ホイール)ホイール
7 切換制御弁
8 切換制御弁
9 ブーム
10 タンク
11 油圧シリンダ
12 エンジン
13 バルブユニット
14、15 吐出ポート
16 油圧ポンプ
17 合流管路
18、19 チェック弁
20 主管路
21、22 リリーフ弁
23 ストップバルブ
24 支流管路
25 チェック弁
32 操舵リンク機構
34 操作連動機構
36 停止操作レバー
37 走行操作レバー
38 操舵操作レバー
40 切換制御弁装置
50 機体
60 クレーン装置
70 アウトリガ装置
80 運転席
90 原動部
100 クローラ装置

Claims (1)

  1. クレーン装置を有する移動式クレーンに用いられ、油圧ポンプと、その油圧ポンプからの圧油で駆動される走行用の二つの油圧モータと、その二つの油圧モータへの圧油の給排を制御するためのバルブユニットと、を備える圧油供給装置であって、
    前記バルブユニットは、前記油圧ポンプからの圧油を給排可能な同一仕様の二つの切換制御弁と、これら二つの切換制御弁相互間を繋ぐとともに、前記クレーン装置を駆動するために必要な圧油をクレーン装置側に供給する主管路に接続される合流管路と、その合流管路に配設されて前記二つの切換制御弁それぞれから前記主管路側に向けてのみ圧油の流れを許容する二つのチェック弁と、前記二つの切換制御弁それぞれに設定以上の圧油が供給されたときにその圧油をタンクに逃がす二つのリリーフ弁と、を備えて構成され、更に、当該バルブユニットに、ホイールで走行するホイールクレーンとして必要なホイール用駆動機構が付設されており、
    前記ホイール用駆動機構は、前記主管路に配設されたストップバルブと、そのストップバルブよりも前記主管路での合流管路側と前記二つの切換制御弁のうちの一方の切換制御弁の一次側管路とを繋ぐ支流管路と、その支流管路に前記主管路側から前記一方の切換制御弁側への圧油の流れのみを許容するように配設されたチェック弁とを有するとともに、前記一方の切換制御弁を、その二次側管路を分岐して前記二つの油圧モータそれぞれを駆動可能に接続し、前記二つの切換制御弁のうち他方の切換制御弁を、当該他方の切換制御弁が操作されないときには全量の圧油を前記一方の切換制御弁に供給するように操舵用の油圧シリンダに接続してなり、さらに、前記ストップバルブは、前記一方の切換制御弁で前記油圧モータが駆動されるときには、前記クレーン装置側への圧油の供給を遮断し、前記油圧モータが駆動されないときには、前記クレーン装置側への圧油の供給を許容するように前記一方の切換制御弁への操作入力に連動するようになっていることを特徴とする移動式クレーンの圧油供給装置。
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