JP5049017B2 - 磁気ディスク装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気ディスク装置に係り、特に、装置内部にヘリウムガスなどの低密度の気体を封入するのに好適な密封型磁気ディスク装置及びその製造方法に関するものである。
近年の磁気ディスク装置は、大容量・高記録密度さらには高速アクセスに対する要求から、ディスクを高速回転させ、ヘッドジンバルアセンブリを高速駆動させている。このため、少なからず、空気の乱れ(風乱)が生じ、ディスクやヘッドジンバルアセンブリに振動が発生する。この風乱振動は、高密度に記録されたディスク上のデータにヘッドを位置決めする際の大きな障害となる。風乱の発生はランダムであり、その大きさや周期を予測することは難しく、迅速かつ正確な位置決め制御が複雑・困難になるためである。また、風乱振動は騒音の要因ともなり装置の静粛性を損なう要因ともなる。
高速回転に伴う装置内の空気の作用で発生する問題としては、上記以外に消費電力の増加がある。ディスクを高速で回転させると、その近傍の空気も一緒に引きずられて回転する。一方ディスクから離れた空気は静止しているため、この間にせん断力が発生し、ディスク回転を止めようとする負荷となる。これは風損と呼ばれ、高速回転になればなるほど大きくなる。この風損に逆らって高速回転を行うには、モータは大きな出力を必要とし、大きな電力を必要とする。
ここで、前記風乱及び風損は装置内部の気体の密度に比例することに着目し、密封された磁気ディスク装置内において、空気の代わりに空気より低密度の気体を封入して風乱や風損を低減しようとするアイデアがあった。
低密度の気体としては、水素やヘリウムなどが考えられるが、実使用を考慮すると、効果が大きく、安定していて安全性の高いヘリウムが最適と考えられる。ヘリウムガスを密閉した磁気ディスク装置では、上記問題を解決し、迅速かつ正確な位置決め制御、省電力、良好な静粛性を実現できる。
しかし、ヘリウムは、その分子がきわめて小さく、拡散係数は大きいため、通常の磁気ディスク装置に用いられている筐体では、密閉性が低く、通常使用中に、ヘリウムが簡単に漏出してしまうという課題があった。
そこで、漏れやすいヘリウムなどの低密度の気体を密封可能にすべく、例えば、特許文献1に記載されているような密閉構造が提案されている。図10Aは、特許文献1に記載された磁気ディスク装置の筐体構造を示す断面図である。筐体100は、ベース120と、ベース120の側壁の上部にレーザ溶接されたカバー110とを有し、筐体内部102にはHDD構成要素101が収納されている。筐体内部102にヘリウムを密封すべく、ヘリウムガスの環境下でカバー110の取り付けが行われ、取り付けと同時に筐体内部102がヘリウムで満たされた密封型磁気ディスク装置となる。
ここで、筐体内のヘリウムが漏れる可能性が高い箇所として、ベース120の側壁の上部とカバー110の接合箇所105が挙げられる。この接合箇所105を完全に密封するために、ベース120の側壁の上部にカバー110をレーザー溶接している。
ベースとカバーは、その耐久性・信頼性やコストの観点から、アルミニウムダイキャストで成型したベース及びプレスあるいは切削により形成されたアルミニウムのカバー、あるいは、銅とマグネシウムの含有量が比較的少ないアルミニウム合金から冷鍛で形成したベース及びプレスあるいは切削により形成されたアルミニウムのカバーが選定される。
図10Bに、特許文献1に記載された磁気ディスク装置の他の密閉構造を示す拡大断面図を示す。この密閉構造は、二重カバー構造であり、内側カバー240と外側カバー110とを有する。内側カバー240は接着剤214により外側カバー110に保持されている。ベース120のフランジ221に、非密閉性のシール242を介して内側カバー240を取り付け、外側カバー110をベース120の側壁に溶接することにより密閉構造としている。
米国特許出願公開第2005/0068666号明細書
ベースにカバーを接合する方法としては、アルミニウムのベースとアルミニウムのカバーを用い、レーザー溶接を用いて接合するのが最も確実な方法であると考えられる。レーザー溶接を用いる場合、ヘリウムの漏れをなくすために、溶接部に微小な穴、クラック等のない緻密な溶接ビードが形成されなければならない。緻密な溶接ビードの形成のためには、カバーとベースの位置及び、これらに対するレーザー光の照射位置の関係が非常に重要であり、これらを厳密に制御することが必要となる。一方、ベースはアルミニウムダイキャストで形成されており、通常のダイキャストでは、鋳造するアルミの量、鋳造時の温度などの諸条件によって、凝固状態にばらつきが生じるため、仕上がり精度は低く、レーザー溶接のための十分な寸法精度が得られない。
また、従来のベース形状では、ベース側壁のリブ及びリブ近傍の形状が場所により大きく異なる。このため従来の形状ではリブの熱容量等の条件が変わるため、溶解条件が異なり、溶接不良を起こし、ヘリウムの漏れの原因となる。
さらに、アルミダイキャストで成型したベースは、塵埃発生防止のために電着塗装が施されるが、接合部付近に電着塗装等がある場合、接合時に電着塗装等の塗装が燃えることにより、燃焼生成物を溶接部に巻き込み、溶接不良が発生し、ヘリウムの漏れの原因となる。
本発明の目的は、ベースとカバーの溶接部の信頼性を確保し、装置内部に封入された低密度の気体の漏出を防止する磁気ディスク装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明の磁気ディスク装置は、ディスクと、ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、ディスク上で情報を記録再生するヘッドと、ヘッドをディスク上の半径方向に移動するためのアクチュエータアセンブリとが設けられた、側壁を有し、全表面に電着塗装が施された鋳物のベースと、ベースの側壁と接合される第1のカバーを備え、前記ベースと前記カバーが接合された空間に低密度の気体が封入された密封型磁気ディスク装置であって、
前記ベースの側壁の上部の外周面は、機械加工が施されて、電着塗装及び鋳肌の部分が除去された面であり、前記ベースの側壁の上面に前記第1のカバーがレーザー溶接により接合されていることを特徴とするものである。
前記第1のカバーは、前記ベースの側壁の外形とほぼ同じ大きさであることが望ましい。
前記ベースの側壁は、内側にフランジを有し、フランジに第2のカバーが取り付けられている。
上記目的を達成するために、本発明の磁気ディスク装置の製造方法においては、
側壁を有し、側壁の内側にフランジが形成され、全表面が電着塗装された鋳物のベースを用意するステップと、
前記ベースに、ディスクと、ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、ディスク上で情報を記録再生するヘッドと、ヘッドを前記ディスク上の半径方向に移動するためのアクチュエータアセンブリとを備えたヘッドディスクアセンブリを組み込むステップと、
前記ベースのフランジにシール部材を介して第2のカバーを取り付けて、密閉筐体を形成するステップと、
前記ベースの側壁の上部の外周面を機械加工し、電着塗装及び鋳肌の部分を除去するステップと、
前記密閉筐体の内部に低密度のガスを封入し、ヘッドディスクアセンブリの検査を行うステップと、
前記検査の終了後、ベースの側壁の上面に第1のカバーを配置し、第1のカバーを側壁の上面にレーザー溶接するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、ベースとカバーの溶接部に、緻密で均一な溶接ビードが形成されるので、ヘリウムの漏れを完全に防ぐことが可能となる。
また、溶接部において、電着塗装が除去されるので、電着塗装が原因となる溶接不良をなくすことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に沿って説明する。
図2は本発明が適用される磁気ディスク装置の分解斜視図である。磁気ディスク装置10は、周囲に側壁13を有するベース12と、内側カバー22と、外側カバー20とを有し、ベース側壁13のフランジ15に内側カバー22を落とし込んでネジ止めし、ベース側壁13の上部(リブ)14に外側カバー20を溶接することで筐体を構成している。筐体の中には記録再生部を構成する以下の各要素が収容される。ベース12の底部にスピンドルモータ30が固定され、スピンドルモータ30には情報記録再生媒体としての磁気ディスク32が取り付けられ、スピンドルモータ30により回転駆動される。ベース12にはまた、ボイスコイルモータを含むアクチュエータアセンブリ34が設けられ、アクチュエータアセンブリ34に取り付けられたヘッドジンバルアセンブリ36を回転駆動する。ヘッドジンバルアセンブリ36の先端部には、磁気ディスク32との間で情報の記録・再生を行うための磁気ヘッド38が、空気軸受面(ABS)を有するスライダを介して設けられ、ヘッドジンバルアセンブリ36が磁気ディスク32の半径方向に回転駆動されて、磁気ヘッド38が磁気ディスク32のトラック上に位置決めされ、記録再生が行われる。
さらに、FPCアセンブリ(図示せず)が設けられ、磁気ヘッド38や上記各モータと、これらを駆動制御するための筐体外の回路基板を接続し、磁気ヘッド38が記録・再生する情報や、各モータを駆動するための電力を伝送する。上述した筐体内のスピンドルモータ30、磁気ディスク32、アクチュエータアセンブリ34及びヘッドジンバルアセンブリ36で構成される構成体をヘッドディスクアセンブリ(以下、HDAという)という。
筐体内部に低密度の気体を密封すべく、低密度の気体環境下で内側カバー22の取り付けが行われ、取り付けと同時に筐体内部を低密度の気体で満たすことができる。あるいは、内側カバー22の取り付けが行われた後、内側カバーに設けられる注入孔から低密度の気体を筐体内部に注入し、シールをはることでも密封型筐体とすることができる。低密度の気体は、ヘリウム、水素等が好適であるが、安定していて安全性の高いヘリウムが望ましい。
さらに筐体を完全密封するために、外側カバー20がベース12のリブ14にレーザー溶接される。ベース12と外側カバー20の材料は、その耐久性・信頼性やコストの観点から選定する必要があり、レーザー溶接の場合は、アルミニウムダイキャストで成型したベース及びプレスあるいは切削により形成されたアルミニウムの外側カバーが選定される。ここで、アルミニウムダイキャストで成型したベースは、その表面から塵埃が発生しやすいので、塵埃発生防止のために、全表面に電着塗装が施される。
このような磁気ディスク装置の製作過程においては、組立工程と検査工程がある。組立工程では、一度装置を組み立てて、動作可能な状態とする。検査工程では、装置を動作させ、仕様・性能の基準を満たすかどうか検査する。不良が発見された場合、その装置を組立工程に戻し、一度取り付けたカバーを外し、その不良の原因となる部品のみを交換する修復作業(リワーク)を行う。このため、レーザー溶接による外側カバー20の接合を行う前に、ベース側壁13のフランジ15に内側カバー22を落とし込み、内側カバー22の外周部に設けた貫通穴24とベース12に設けたネジ穴18を使ってネジ止めすることにより、仮接合し、検査で合格した後、あるいは、修復作業を経た後の再検査で合格した後、上記の外側カバー20の完全接合を行い、完全密封するようにする。
内側カバー22は、ステンレス、アルミニウム、真鍮などの板材で形成される。内側カバー22の、フランジ15と接する部分には、その全周にフッ素ゴムなどの弾性体で形成された帯状のガスケット28(図1参照)が配置されており、ヘリウムを仮密封できる構造となっている。このガスケット28は同時に外側カバー20を接合する際に発生するガスや塵埃がベース12と内側カバー22で形成されるHDAを包含した空間に侵入するのを防いでいる。
次に、図3〜図5を参照して、レーザー溶接の概略と問題点を説明する。図3はベースに外側カバーをレーザー溶接する際の、レーザー光の照射位置を示している。ただし、ベースに実装されるHDAは省略されている。レーザー溶接は、ベースに外側カバーを被せた状態で、外側カバーの外周部全周にレーザー光を照射して行われる。レーザー溶接は、ベースと外側カバーの位置ずれに敏感であり、ずれが大きい(〜0.1mm程度)と溶接品質が低下し、内部に封入されているヘリウム等の低密度の気体が漏出する原因となる。図4にベースと外側カバーの位置決めの様子を示すが、図4(a)はベースに外側カバーが、ずれがなく位置決めされている場合、図4(b)、(c)は外側カバーがずれて位置決めされている場合を示す。
図5を参照して、ベースと外側カバーの位置ずれの原因を説明する。ベースがアルミニウムダイキャストで成型されている場合、鋳造するアルミの量、鋳造時の温度などの諸条件によって、凝固状態にばらつきが生じるため、ベース端面は、±0.2mm程度、寸法がばらつく。レーザー光の照射位置は、ベースの基準Aから所定の距離Lに設定されるので、ベース端面の位置がばらついた場合、ベース端面とレーザー光中心との距離dにばらつきが発生する。ベース端面とレーザー光中心との距離dにばらつきが生じると、熱容量等の条件が変わるため、溶解条件が異なり、溶接不良が発生し、溶接品質が低下する。
図6を参照して、ベース端面とレーザー光中心との距離dのばらつきを小さくして溶接品質を高めるための、本発明の基本概念を説明する。本発明では、外側カバーが溶接される近傍の、ベースの外側の側面を機械加工し、電着塗装及び鋳肌の部分を除去し、外側カバーの寸法を、機械加工されたベースの寸法と同じとする。ベースの外側の側面を機械加工することにより、機械加工面の寸法ばらつきを十分に小さくすることができる。これにより、ベース端面とレーザー光中心との距離dのばらつきを小さくすることができる。さらに、ベースと外側カバーの位置ずれも小さくすることができる。
次に、図1を参照して本発明の実施例を説明する。図1は、ベース12と、内側カバー22及び外側カバー20との接合部分の断面図であり、ベース12に外側カバー20がレーザー溶接されている様子を示している。ベース12における外側カバー20との接触部付近はリブ状の形状をしている。内側カバー22は、その側面26が、リブ14の内側の面16に接触することで位置決めされ、フランジ15にガスケット28を介して取り付けられている。リブ14の外側の側面、すなわち外側カバー20との接触部付近の面17には、機械加工が施されて、電着塗装及び鋳肌の部分が除去された面となっている。リブ14と外側カバー20の接触部にレーザー光40を照射することでレーザー溶接が行われ、角部に溶接ビード42が形成される。
溶接ビード42が安定して形成されるためには、レーザー光40をリブ14の外側の側面から正確な位置に照射する必要がある。例えばレーザー光40のスポット径が0.6mmの場合、レーザー光照射位置、すなわちレーザースポット中心は、リブ14の外側側面から0.35mm±0.05mm程度の精度の位置を全周にわたって保つ必要がある。レーザー光の照射位置がずれると、溶融量やレーザーのエネルギが変化し、一定の溶融状態を保つことができず、溶接欠陥を発生させ、ヘリウムリークを発生させる原因となる。
本実施例では、ベース12のリブ14の外周面は機械加工された面17であり、このベース12の外形形状と完全に一致した形状の外側カバー20を、リブ14の上に設置し、レーザー光40をその上面から照射することで、レーザー光照射位置のばらつきをベース及びカバー両方に対して±0.05mm以下に抑えることができる。これにより、レーザー溶接によるビード42が安定して形成され、完全密閉筐体とすることができるので、ヘリウムの漏れを抑えることが可能となる。また、機械加工された面17は、電着塗装が取り去られているので、樹脂等の電着塗装材がレーザー光照射時に燃えることによるレーザー溶接への悪影響をなくし、溶接不良をなくすことが可能である。
なお、上記実施例では、ベース12における外側カバー20との接触部付近の、外側の側面に機械加工を施したが、ベース12の外側側面全体について機械加工が施されても良い。
また、ダイキャスト製法で作成されたベースでは、ベースを鋳型から抜き出すための抜き勾配が形成される。ここで、図7に示すように、抜き勾配の部分をHDDの規格で決まる幅の中に収めようとすると、ベース12のカバーと接する面において、溶接に利用可能な寸法が小さくなり、ベース12の溶接部におけるリブ形状の幅が小さく制限される。そこで、図8に示すように、抜き勾配の部分がHDDの規格で決まる幅よりも外側になる分だけ、大きめのダイキャストを形成し、抜き勾配の分だけ機械加工により除去する。このようにして、ベース12の、溶接に利用可能なリブ形状部の幅を最大にすることが可能となる。
また、アルミニウムダイキャスト材は、その製法上の特性により材料内に水素などのガスを含有しており、レーザー溶接時には、レーザーの高熱でこのガスが急激に膨張することにより、溶融金属が吹き飛ばされてブローホールと呼ばれる穴や欠陥が発生し、溶接後も材料内にとどまる。リブの幅を大きくすることにより、レーザー溶接をリブの外周側で行うことができるので、吹き飛ばされた溶融金属が筐体内部に飛散するのを防止することも可能となる。
また、リブ14の幅を、隅部を除き一定とすることにより、溶接部の熱容量の変化が少なくなり、レーザー溶接が安定する。また、図9に示すように、リブ14の幅を、隅部を含めて全周について一定にすることにより、レーザー溶接における条件を全周にわたって一定にすることができるので、より一層、レーザー溶接が安定する。
以上の説明の通り、本発明の実施例においては、ベースの接合部分に機械加工を行うことで、レーザー溶接に必要な高い寸法精度を与えることができる。これにより、ベース及びカバーの端面を十分な精度で一致させることができる。また、レーザー光の照射位置とベース端面との距離のばらつきを抑えることができる。
さらに、ベースの抜き勾配を考慮して、ベースの側面を機械加工することで、ベースのリブの幅を最大限に取り、十分な精度で一定とすることができる。
以上により、溶接部近傍の熱容量を一定とし、安定な溶接を行うことができ、ベースとカバーの溶接部には緻密で均一な溶接ビードが形成され、ヘリウムの漏れを完全に防ぐことが可能となる。
また、ベースの溶接部近傍の側面を機械加工し、その部分の電着塗装を取り除くため、電着塗装が原因となる溶接の不良をなくすことができる。
さらに、完全密封されたヘリウムによれば、迅速かつ正確な位置決め制御、省電力、良好な静粛性を実現でき、また、省電力を考慮しない場合は、より高速なディスクの回転あるいはヘッドジンバルアセンブリの駆動を実現でき、装置性能の向上を図ることができる。
また、完全密封された筐体によれば、気圧変動、湿度変動のHDAへの影響を除去することができ、HDA内のモータオイルなどの酸化劣化を防止することができる。
本発明の実施例による、ベースと内側カバー及び外側カバーの接合部の断面図である。 本発明が適用される密封型磁気ディスク装置の分解斜視図である。 ベースに外側カバーをレーザー溶接する様子を示す図である。 ベースと外側カバーの位置ずれを示す図である。 ベースと外側カバーの位置ずれが生じる原因を説明するための図である。 本発明の基本概念を説明するための図である。 ダイキャスト製法で作成されたベースにおける、抜き勾配の影響を説明するための図である。 抜き勾配の影響を受けないベースの形成方法を説明するための図である。 実施例の一変形例を示す磁気ディスク装置の斜視図である。 従来の磁気ディスク装置の密閉構造を説明するための図である。 従来の磁気ディスク装置の密閉構造を説明するための図である。
符号の説明
10…磁気ディスク装置、
12…ベース、
13…側壁、
14…リブ、
15…フランジ、
17…機械加工面、
20…外側カバー、
22…内側カバー、
28…ガスケット、
30…スピンドルモータ、
32…磁気ディスク、
34…アクチュエータアセンブリ、
36…ヘッドジンバルアセンブリ、
38…磁気ヘッド、
40…レーザー光、
42…溶接ビード。

Claims (10)

  1. ディスクと、該ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、ディスク上で情報を記録再生するヘッドと、該ヘッドを前記ディスク上の半径方向に移動するためのアクチュエータアセンブリとが設けられた、側壁を有し、全表面に電着塗装が施された鋳物のベースと、該ベースの側壁と接合される第1のカバーを備え、前記ベースと前記第1のカバーが接合された空間に低密度の気体が封入された密封型磁気ディスク装置であって、
    前記ベースの側壁の上部の外周面は、機械加工が施されて、電着塗装及び鋳肌の部分が除去された面であり、前記第1のカバーは、前記ベースの側壁の外形とほぼ同じ大きさで、レーザスポット中心をリブの外側側面から0.30mm以上0.40mm以下の範囲に制御して前記第1のカバーの外周部全周にレーザー光照射を行なうことにより、前記ベースの側壁の上面に前記第1のカバーがレーザー溶接により接合されていることを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 前記ベースの側壁の上部は、前記第1のカバーが接合される部分の近傍であることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  3. 前記ベースの側壁の外周面が、全面にわたって機械加工が施された面であることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  4. 前記ベースの側壁は、隅部を除いて一定の厚さを有することを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  5. 前記ベースの側壁は、全周にわたって一定の厚さを有することを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  6. 前記低密度の気体は、ヘリウムであることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  7. 前記ベースの側壁は、内側にフランジを有し、該フランジに第2のカバーが取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  8. 側壁を有し、該側壁の内側にフランジが形成され、全表面が電着塗装された鋳物のベースを用意するステップと、
    前記ベースに、ディスクと、該ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、ディスク上で情報を記録再生するヘッドと、該ヘッドを前記ディスク上の半径方向に移動するためのアクチュエータアセンブリとを備えたヘッドディスクアセンブリを組み込むステップと、
    前記ベースのフランジにシール部材を介して第2のカバーを取り付けて、密閉筐体を形成するステップと、
    前記ベースの側壁の上部の外周面を機械加工し、電着塗装及び鋳肌の部分を除去するステップと、
    前記密閉筐体の内部に低密度のガスを封入し、前記ヘッドディスクアセンブリの検査を行うステップと、
    前記検査の終了後、前記ベースの側壁の上面に、前記ベースの側壁の外形とほぼ同じ大きさである第1のカバーを配置し、レーザスポット中心をリブの外側側面から0.30mm以上0.40mm以下の範囲に制御して前記第1のカバーの外周部全周にレーザー光照射を行なうことにより、該第1のカバーを前記側壁の上面にレーザー溶接するステップと、
    を含むことを特徴とする磁気ディスク装置の製造方法。
  9. 前記ベースの側壁の上部の外周面を機械加工し、電着塗装及び鋳肌の部分を除去するステップが、前記ベースの側壁の外周面全面を機械加工するステップであることを特徴とする請求項8記載の磁気ディスク装置の製造方法。
  10. 前記ベースは、所定の大きさよりも外側に抜き勾配を有しており、前記ベースの側壁の上部の外周面を機械加工し、電着塗装及び鋳肌の部分を除去するステップにおいて、前記抜き勾配の部分が除去されることを特徴とする請求項8記載の磁気ディスク装置の製造方法。
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