JP4661200B2 - 潤滑流体の漏洩防止向上する部材の接合方法および該接合方法を用いたスピンドルモータおよび該スピンドルモータを用いた記録ディスク駆動装置 - Google Patents

潤滑流体の漏洩防止向上する部材の接合方法および該接合方法を用いたスピンドルモータおよび該スピンドルモータを用いた記録ディスク駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4661200B2
JP4661200B2 JP2004360599A JP2004360599A JP4661200B2 JP 4661200 B2 JP4661200 B2 JP 4661200B2 JP 2004360599 A JP2004360599 A JP 2004360599A JP 2004360599 A JP2004360599 A JP 2004360599A JP 4661200 B2 JP4661200 B2 JP 4661200B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle motor
cylindrical portion
motor according
joining method
stationary member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004360599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006174545A (ja
Inventor
渉 山内
昌秋 軽尾
直輝 田齊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP2004360599A priority Critical patent/JP4661200B2/ja
Priority to US11/300,637 priority patent/US20060191881A1/en
Publication of JP2006174545A publication Critical patent/JP2006174545A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4661200B2 publication Critical patent/JP4661200B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B25/00Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
    • G11B25/04Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card
    • G11B25/043Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card using rotating discs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/70Auxiliary operations or equipment
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/2009Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

本発明は、動圧軸受を有するスピンドルモータにおける潤滑流体の漏洩防止を目的とした部材の結合方法、この結合方法を用いたスピンドルモータ、およびこのスピンドルモータを用いた記録ディスク駆動装置に関する。
近年、スピンドルモータを搭載する記録ディスク駆動装置の小型化に伴い、スピンドルモータ自体の小型化が進み、また従来のボールベアリングタイプの軸受機構から潤滑流体を使用した動圧軸受への移行が急速に進んでいる。そして記録ディスク駆動装置の携帯化により、耐衝撃に強いスピンドルモータを求められている。これに伴い、潤滑流体のモータ外部への漏洩を防ぐために、潤滑流体と接する部材またはその付近の部材の各接合には、部材間の接合部の機密性の高い接合且つ接合部の締結力が強い接合方法が要求されている。この接合方法には、一般に溶接が用いられる。しかしながら溶接は熱影響が大きく、スピンドルモータのような小型部材間の接合では部材が熱変形を大きく生じてしまい、要求される取付精度に達することができない。そのためスピンドルモータの動圧軸受部のような溶接部が小さく、取付精度要求が高く、締結力が強くそして高い機密性を要求されるような部材間の接合には、従来から熱影響の少ないレーザー溶接が試みられている(この溶接の例として例えば特許文献1および特許文献2参照)。
米国登録特許6,594,883号公報 特開2002−369438号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に見られるようなレーザー溶接による接合部には、非常に微細な気孔が発生する可能性がある。従来では、この気孔により製品の歩留まりの低下が発生していた。
また、溶接を行う際に、溶接部の酸化を防ぐために一般的な不活性のシールドガスであるアルゴンガスを溶接部に噴射して溶接部を大気中の酸素より保護する方法がとられるが、このシールドガスの噴射により溶接部の溶融部分に孔を設けてしまい、その状態のまま凝固し気孔となる場合もある。
したがって、溶接部には、複数の要因により非常に微細な気孔が発生する可能性があり、図5のようにモータ内部からその気孔を通過することにより潤滑流体の一部が漏洩してしまう可能性がある。この潤滑流体の漏洩により、潤滑流体がディスク駆動装置の磁気ディスク部に付着する可能性があり、その結果、磁気ディスクのリード/ライトに不具合が生じ、最悪の場合、磁気ディスクの記録が引き出せなくなる不具合を生じる可能性がある。
またこの気孔の大きさは、幅が数μmおよび長さが十数μmと非常に微細であるために、スピンドルモータの製造工程で検出することが不可能な上、更にスピンドルモータを精密に検査しても、完全に気孔を検出・排除することは困難である。
本発明は、上記のような問題に鑑みて行われるものであり、その目的とするところは、部材間の溶接箇所より潤滑流体の漏洩を防止する接合方法およびその接合方法を用いることにより、歩留まりの少ないスピンドルモータおよびそのスピンドルモータを用いた記録ディスク駆動装置を提供することである。
本発明の請求項1に記載によれば、静止部材と、静止部材に対して回転自在に支持される回転部材と、静止部材と回転部材との間に介在し、潤滑液によって潤滑された動圧軸受機構と、上下方向に延びる中心軸に対して径方向に広がる外側円筒部及び外側円筒部の内縁部から上方へ延びる内側円筒部を有するハブと、内側円筒部に接合されるシール部材と、を備え、静止部材とシール部材の内周面との微少間隙と、静止部材と内側円筒部の内周面との微少間隙には潤滑液が充填され、内側円筒部の上端部とシール部材の外周面とが溶接される溶接部の上端部は、封止剤により塗布されていることを特徴とする。
本発明の請求項2の記載によれば、溶接部は、内側円筒部とシール部材の外周面とが重なり合った軸方向に延びる部位であることを特徴とする。
本発明の請求項3の記載によれば、溶接部よりも径方向内側には、静止部材とシール部の内周面との間に形成される気液界面が位置することを特徴とする。
本発明の請求項の記載によれば、溶接は、撥油剤を塗布することを特徴とする。
本発明の請求項の記載によれば、溶接は、樹脂を塗布することを特徴とする。
本発明の請求項の記載によれば、溶接は、接着剤を塗布することを特徴とする。
本発明の請求項の記載によれば、請求項1に記載のスピンドルモータと、スピンドルモータの回転部に支持されたディスクに対し、情報の読み出しおよび書き込みの少なくとも一方を行うアクセス部と、スピンドルモータおよびアクセス部を収容するハウジングと、をディスク駆動装置に適用することを特徴とする。
本発明の請求項1乃至請求項3によれば、部材間の溶接箇所に表面処理を行うことにより、溶接箇所に気孔が発生し、潤滑流体がその気孔から漏洩しようとしても、封孔処理をしたことでその気孔した箇所に入り込み気孔を塞ぐことができるので、潤滑流体の漏洩を防ぐことができる。
本発明の請求項乃至請求項によれば、溶接箇所に撥油剤、樹脂および接着剤(以下、撥油剤等とする)のいずれかを塗布することにより、溶接により発生した気孔にこれら撥油剤等が入り込み気孔を塞ぐことができるので、潤滑流体の漏洩を防ぐことができる。
本発明の請求項によれば、本発明のスピンドルモータおよび該スピンドルモータを搭載する記録ディスク駆動装置は、潤滑流体の漏洩のないより信頼性の高いものを提供することができる。
本発明の部材間の溶接の工程図を図1に示す。また、部材間の溶接におけるレーザー照射図を図2に示す。本発明の溶接方法を用いたスピンドルモータの実施形態の一例を図3に示す。そして本発明によるその接合部の溶接箇所にクラックが発生した場合における撥油剤等と潤滑流体との関係を図4に示す。また従来のクラックに撥油剤等を塗布していない場合を図5に示す。
まず図1および図2を参照して、本発明における部材間の溶接による接合方法について説明する。
図1において、まず部材と部材との接合にレーザー溶接を用いる(ステップS1)。そのレーザー溶接を示した図が図2となる。図2を参照して、集光系100は、レーザー発振機(図示せず)から発振されたレーザーを集光し、レーザー110を照射する。そのレーザー110は溶接部200に向い収縮しながら照射する。その溶接部200の周囲には、シールドガスの役目を果たす不活性ガスである窒素を溶接部200に向けて噴射している。この窒素を噴射することで、溶接部200の酸化を防ぐとともに、溶接部200内に発生する気泡を抑制する効果も併せ持つ。しかしながらこのシールドガスには、前述のように溶接部分に気孔を設けてしまう問題もある。その対策としてこのシールドガスに窒素を使用することにより、従来のアルゴンガスよりも分子が小さくなるので、溶接部200に生成される気孔の大きさを小さくすることができる。また、溶接の最後にレーザー光を徐々に絞っていく、いわゆるフェードアウトを行う。これは、円周状に溶接を行う場合、溶接の始点と終点での溶接部が重なる場合が生じる。その重なった溶接部分では、熱が他の部分より余計に加わってしまい熱応力を多く発生してしまう。このフェードアウトによって、徐々にレーザー光を絞ることにより、重なった部分の熱入力を極力小さくして発生する熱応力を抑えることができる。その結果、部材の取付け精度の良い溶接を行うことができる。
次に溶接後に溶接部200が一様に溶接できているかどうかの確認および潤滑流体の漏洩の有無の確認をするために顕微鏡にて外観検査を行う(ステップS2)。
次に溶接部200に付着しているコンタミネーション等を排除するために溶接部200を高圧エアーブローにて噴射する(ステップS3)。
次に真空チャンバー方式によるヘリウムリークテストにて、溶接部200に気孔の有無を確認する(ステップS4)。
次に溶接部200に封孔処理を行う(ステップS5)。この封孔処理に関しては、撥油剤等を塗布する方法とエネルギーを落としたレーザーにて再度溶接部200を浅く溶かす方法とがある。その方法のそれぞれについて説明する。
まず撥油剤等を塗布する方法について説明する。
まず溶接部200に一様に常温では液体である撥油剤等を塗布する。そして最後に溶接部200を加熱して、撥油剤等を硬化させる(ステップS6)。本発明にて用いる撥油剤等は常温では、液体であるため、気孔に充填し界面をつくっている撥油剤は、衝撃等により気孔の外に出てしまう可能性があるが、加熱硬化することにより、気孔に撥油剤を保持することができるので、衝撃等により撥油剤が気孔の外側にでることはなくなる。ステップS6に関しては、撥油剤等を硬化させることが目的であり、その硬化方法は加熱に限らない。例えば、空気を遮断することや紫外線を塗布後の溶接部200に照射すること等により硬化させてもよい。
このステップS5の撥油剤等の塗布により、溶接部200に気孔が存在した際、その気孔の間隙に撥油剤等が侵入し、その間隙を表面張力により充填する。そしてステップS6により、撥油剤等を硬化することにより、その充填した部分は、完全に埋まってしまい気孔による間隙は消滅する。これにより気孔からモータ外部に漏洩しようとする潤滑流体は、間隙がなくなったことにより、漏洩できなくなる。
また溶接前に撥油剤等を塗布しても溶接前には気孔がないので意味を成さない。撥油剤等は、あくまで溶接により発生した気孔の間隙を充填し、潤滑流体のモータ外部の漏洩を防ぐ為のものであるので、溶接後に塗布する。
次にエネルギーを落としたレーザーにて再度溶接部200を浅く溶かす方法について説明する。
レーザーの照射エネルギーを溶接部200の表面が少し溶ける程度まで落とす。そして、その溶接後の溶接部200を一様に照射する。これにより気孔の開口部が溶け、その開口部を塞ぐこととなるので、潤滑流体は出口を失い、モータ外部に漏洩することができなくなる。またこの場合には撥油剤等を使用していないので、ステップS6の硬化する工程は必要ない。
次にこの溶接方法を用いたスピンドルモータの実施例の一形態について図3を参照して説明する。
シャフト1は、円筒状の静止部材であり、その外周面に軸方向上側および下側に凹部が形成される中空円筒状のスリーブ2がシャフト1の外周面と微少間隙を介して対向して配置される。スリーブ2の軸方向上側および下側には、上側凹部21および下側凹部22が設けられ、それらの中に、それぞれ微少間隙を介して対向する上側ブッシュ31および下側ブッシュ32が配置される。
ハブ4は、内側円筒部41と外側円筒部42が形成されている。その内側円筒部41の内周面とスリーブ2の外周面とは、固定される。また、外側円筒部42の軸方向下側には、磁性体のヨーク5が固定されており、ヨーク5の内周面には、マグネット7が固定されている。
ハブ4の軸方向上端部43と軸方向下端部44とには、それぞれ上側シール61と下側シール62とが溶接にて固定されている。その溶接部400には、撥油剤等が全周に塗布されている。上側シール61と下側シール62とは、それぞれ上側ブッシュ31と下側ブッシュ32と微少間隙を介して対向している。そして、上側シール61と下側シール62とは、それぞれシャフト1の外周面に対向して微少間隙が形成されている。
また、シャフト1とスリーブ2との微少間隙、スリーブ2と上側ブッシュ31および下側ブッシュ32との微少間隙、そして上側ブッシュ31と上側シール61との微少間隙および下側ブッシュ32と下側シール62との微少間隙には、潤滑流体が充填されている。そして上側ブッシュ31と上側シール61との微少間隙および下側ブッシュ32と下側シール62との微少間隙には、それぞれ気液界面が形成されている。
ベース8は、中央部に貫通孔81が形成されており、この貫通孔81にシャフト1の下端部11が固定される。
ステータ9は、ベース8のステータ9載置部82に固定されており、マグネット7と半径方向に間隙を介して対向して配置される。
次に上側シール61とハブ4の軸方向上端部43との溶接部400と撥油剤等700との関係を従来の撥油剤等700を塗布しない場合と比較して説明する。
図5を参照して、溶接部400に気孔500が発生した場合、潤滑流体600はこの気孔500を通り、モータ外部に漏洩しようとする。しかしながら、図4を参照して、この気孔500に、撥油剤等700を塗布すると、潤滑流体600は撥油剤等700に撥ね返されモータ内部に戻される。したがって、撥油剤等700により潤滑流体600がモータ外部に漏洩することを防ぐことができる。その結果、磁気ディスクに影響を与えない信頼性の高いモータを提供することができる。
またこの原理は、溶接後、再度エネルギーを落としたレーザーにて照射する方法に関しても気孔500を塞ぐ効果が同じであるので、同様のことがいえる。
本発明のスピンドルモータを使用した記録ディスク駆動装置について図6を参照して説明する。
記録ディスク駆動装置800は、矩形状をしたハウジング810からなり、ハウジング810の内部は、塵・埃等が極度に少ないクリーンな空間を形成しており、その内部には、情報を記録する円板状のハードディスク820が装着されたスピンドルモータ830が配設されている。
また、ハウジング810の内部には、ハードディスク820に対して情報を読み書きするヘッド移動機構840が配置され、このヘッド移動機構840は、ハードディスク820上の情報を読み書きする磁気ヘッド841、この磁気ヘッド841を支えるアーム842および磁気ヘッド841およびアーム842をハードディスク820上の所要の位置に移動させるアクチュエータ部843により構成される。
このような記録ディスク駆動装置800のスピンドルモータ830として、図3に図示されるスピンドルモータを適用することで、十分な機能を確保した上で記録ディスク駆動装置800の小型且つ薄型化を実現できると共に、信頼性並びに耐久性の高い記録ディスク駆動装置を提供することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形または修正が可能である。
例えば、本発明のスピンドルモータの実施例は、この上側シール61および下側シール62とハブ4の軸方向上端部43および軸方向下端部44との溶接のみに限定されるものではなく、潤滑流体と接している部材間の溶接であればよい。
本発明に係る接合方法であるレーザー溶接の工程図である。 本発明に係る接合方法であるレーザー溶接の溶接場面である。 本発明に係る接合方法を使用したスピンドルモータの実施形態の一例を示した軸方向断面図である。 本発明に係り、気孔が発生し、撥油剤等を塗布した場合の図である。 従来例に係り、気孔が発生した場合の図である。 本発明に係る接合方法を使用したスピンドルモータを搭載した記録ディスク駆動装置である。
4 ハブ
43 軸方向上端部
44 軸方向下端部
61 上側シール
62 下側シール
100 集光系
110 レーザー光
200、400 溶接部
500 気孔
600 潤滑流体
700 撥油剤等
800 記録ディスク装置

Claims (7)

  1. 静止部材と、
    前記静止部材に対して回転自在に支持される回転部材と、
    前記静止部材と前記回転部材との間に介在し、潤滑液によって潤滑された動圧軸受機構と、
    上下方向に延びる中心軸に対して径方向に広がる外側円筒部及び前記外側円筒部の内縁部から上方へ延びる内側円筒部を有するハブと、
    前記内側円筒部に接合されるシール部材と、
    を備え、
    前記静止部材と前記シール部材の内周面との微少間隙と、前記静止部材と前記内側円筒部の内周面との微少間隙には潤滑液が充填され、
    前記内側円筒部の上端部と前記シール部材の外周面とが溶接される溶接部の上端部は、封止剤が塗布されていることを特徴とするスピンドルモータ。
  2. 前記溶接部は、前記内側円筒部と前記シール部材の外周面とが重なり合った軸方向に延びる部位であることを特徴とする請求項1に記載のスピンドルモータ。
  3. 前記溶接部よりも径方向内側には、前記静止部材と前記シール部の内周面との間に形成される気液界面が位置することを特徴とする請求項1にスピンドルモータ。
  4. 前記溶接は、撥油剤を塗布することを特徴とする請求項1に記載のスピンドルモータ
  5. 前記溶接は、樹脂を塗布することを特徴とする請求項1および請求項2のいずれかに記載のスピンドルモータ
  6. 前記溶接は、接着剤を塗布することを特徴とする請求項1および請求項2のいずれかに記載のスピンドルモータ
  7. 請求項1に記載のスピンドルモータと、
    前記スピンドルモータの前記回転部に支持された前記ディスクに対し、情報の読み出しおよび書き込みの少なくとも一方を行うアクセス部と、
    前記スピンドルモータおよび前記アクセス部を収容するハウジングと、
    を備えたディスク駆動装置。
JP2004360599A 2004-12-13 2004-12-13 潤滑流体の漏洩防止向上する部材の接合方法および該接合方法を用いたスピンドルモータおよび該スピンドルモータを用いた記録ディスク駆動装置 Expired - Fee Related JP4661200B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004360599A JP4661200B2 (ja) 2004-12-13 2004-12-13 潤滑流体の漏洩防止向上する部材の接合方法および該接合方法を用いたスピンドルモータおよび該スピンドルモータを用いた記録ディスク駆動装置
US11/300,637 US20060191881A1 (en) 2004-12-13 2005-12-13 Method for leakage prevention of lubricating fluid, spindle motor using the method, and recording disk driving apparatus using the spindle motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004360599A JP4661200B2 (ja) 2004-12-13 2004-12-13 潤滑流体の漏洩防止向上する部材の接合方法および該接合方法を用いたスピンドルモータおよび該スピンドルモータを用いた記録ディスク駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006174545A JP2006174545A (ja) 2006-06-29
JP4661200B2 true JP4661200B2 (ja) 2011-03-30

Family

ID=36674688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004360599A Expired - Fee Related JP4661200B2 (ja) 2004-12-13 2004-12-13 潤滑流体の漏洩防止向上する部材の接合方法および該接合方法を用いたスピンドルモータおよび該スピンドルモータを用いた記録ディスク駆動装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20060191881A1 (ja)
JP (1) JP4661200B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106971744B (zh) * 2016-01-14 2019-04-26 株式会社东芝 盘装置及其制造方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05208285A (ja) * 1992-01-31 1993-08-20 Amada Co Ltd レーザ溶接方法およびその方法に使用する治具
JPH0573314U (ja) * 1992-03-11 1993-10-08 光洋精工株式会社 軸受装置
JPH08152065A (ja) * 1994-11-29 1996-06-11 Tonen Corp ボイラー又は圧力容器等の機器容器への支持金具の接合方法
JP2002181054A (ja) * 2000-12-14 2002-06-26 Ntn Corp 電食防止型転がり軸受
JP2002369438A (ja) * 2001-06-08 2002-12-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピンドルモータ及びその組立方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5880545A (en) * 1995-03-22 1999-03-09 Nidec Corporation Spindle motor with bearing system having fluid sealing and leakage prevention
US5595670A (en) * 1995-04-17 1997-01-21 The Twentyfirst Century Corporation Method of high speed high power welding
US5837960A (en) * 1995-08-14 1998-11-17 The Regents Of The University Of California Laser production of articles from powders
US6343877B1 (en) * 1999-04-15 2002-02-05 Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho Spindle motor
DE10036900C2 (de) * 2000-07-28 2002-07-11 Siemens Ag Verfahren zur Kontaktierung einer flexiblen Leiterplatte mit einem Kontaktpartner und Anordnung aus flexibler Leiterplatte und Kontaktpartner
EP1193490A1 (en) * 2000-10-02 2002-04-03 AEA Technology QSA GmbH Method for weld seam testing and device therefore
US6781266B2 (en) * 2000-11-09 2004-08-24 Seagate Technology Llc Distortion free laser welded fluid bearing design
US7101084B2 (en) * 2002-04-12 2006-09-05 Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho Dynamic pressure bearing device
JP3931065B2 (ja) * 2001-09-21 2007-06-13 三井金属鉱業株式会社 テンション機構の初期テンション設定装置
US6594833B2 (en) * 2001-11-05 2003-07-22 Vera Timoshenko Sofa bed with bedding compartment
US7059771B2 (en) * 2002-05-17 2006-06-13 Nidec Sankyo Corporation Motors with oil dynamic pressure bearing, oil dynamic pressure bearing devices and method for manufacturing the same
US6982513B2 (en) * 2002-09-27 2006-01-03 Nidec Corporation Recording disk drive motor, recording disk drive employing the motor, a method of manufacturing a stator used in the recording disk drive motor, and core plate that is used in the manufacture of the stator
JP2004236390A (ja) * 2003-01-29 2004-08-19 Tokyo Parts Ind Co Ltd 小型ブラシレスモータ
JP2005045924A (ja) * 2003-07-22 2005-02-17 Nippon Densan Corp スピンドルモータ、このスピンドルモータに適用されるロータの製造方法、及びこのスピンドルモータを備えたハードディスク駆動装置
JP2005121066A (ja) * 2003-10-15 2005-05-12 Nippon Densan Corp 流体動圧軸受装置の製造方法及びそれを備えたディスク駆動用スピンドルモータ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05208285A (ja) * 1992-01-31 1993-08-20 Amada Co Ltd レーザ溶接方法およびその方法に使用する治具
JPH0573314U (ja) * 1992-03-11 1993-10-08 光洋精工株式会社 軸受装置
JPH08152065A (ja) * 1994-11-29 1996-06-11 Tonen Corp ボイラー又は圧力容器等の機器容器への支持金具の接合方法
JP2002181054A (ja) * 2000-12-14 2002-06-26 Ntn Corp 電食防止型転がり軸受
JP2002369438A (ja) * 2001-06-08 2002-12-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピンドルモータ及びその組立方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006174545A (ja) 2006-06-29
US20060191881A1 (en) 2006-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5049017B2 (ja) 磁気ディスク装置及びその製造方法
US7675210B2 (en) Hydrodynamic bearing and method for manufacturing the same, and spindle motor and method for manufacturing the same
US8858084B2 (en) Rotating device and component for fluid dynamic bearing unit thereof
US7929247B2 (en) Magnetic disk drive and manufacturing method thereof
KR20080026478A (ko) 자기 디스크 장치 및 그 제조 방법
JP2014005933A (ja) 軸受機構、モータおよびディスク駆動装置
JP2008101772A (ja) スリーブユニットの製造方法、スリーブユニットおよびモータ
JP2006300322A (ja) 流体動圧軸受装置及びその製造方法
JP2007073164A (ja) スピンドルモータおよびその製造方法
JP2006153269A (ja) 動圧軸受装置
JP2006254625A (ja) スピンドルモータ及びその製造方法
JP2007328880A (ja) 磁気ディスク装置及びその製造方法
JP4661200B2 (ja) 潤滑流体の漏洩防止向上する部材の接合方法および該接合方法を用いたスピンドルモータおよび該スピンドルモータを用いた記録ディスク駆動装置
JP4894542B2 (ja) 軸受装置、この軸受装置を備えたスピンドルモータおよびこのスピンドルモータを備えたディスク駆動装置
JP4369303B2 (ja) 動圧軸受装置およびその製造方法、ならびにモータおよびディスク駆動装置
JP5717953B2 (ja) ディスク駆動装置
JP4947204B2 (ja) 流体動圧軸受および流体動圧軸受の製造方法、スピンドルモータおよび記録ディスク駆動装置。
JP2006353058A (ja) スピンドルモータおよび該スピンドルモータを搭載した記録ディスク駆動装置
JP5606116B2 (ja) 転がり軸受装置およびピボット装置
JP2008215545A (ja) 流体軸受装置およびこれを備えたスピンドルモータ、記録再生装置
JP2004350494A (ja) 溶接されたディスククランプ用センタリングチューブを備えたスピンドルモータ
JP2006275246A (ja) スピンドルモータ
US20080078084A1 (en) Hydrodynamic bearing assembly and method of manufacturing the same
JP4649877B2 (ja) 流体動圧軸受および流体動圧軸受の製造方法、スピンドルモータおよび記録ディスク駆動装置。
JP2007205370A (ja) 流体軸受装置およびその製造方法、スピンドルモータおよび記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100702

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100727

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4661200

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees