JP2008171482A - ディスク・ドライブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低密度ガスが封入されたディスク・ドライブ装置において、使用時における温度環境の変化に伴う変形により加わる応力について、フィード・スルーと筐体との半田接合部の接合信頼性を向上させる。
【解決手段】本発明の一実施形態のHDD1の収容空間内には、ヘリウム・ガスが封入されている。フィード・スルー150は、ベース102のフィード・スルー搭載面252に半田接合されている。相対的に熱応力が大きくなる部分においてフィード・スルー搭載面252の幅を大きくし、熱応力が小さくなる部分においてフィード・スルー搭載面252の幅を小さくする。これによって、熱応力による半田接合部261におけるクラック貫通パスの発生を防ぐと共に半田接合部261とピン152との接触を避けることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、ディスク・ドライブ装置に関し、特に、装置内部にヘリウム・ガスなどの低密度の気体を封入するのに好適な密封型ディスク・ドライブ装置に関する。
近年のハードディスク・ドライブ(以下、HDD)は、大容量・高記録密度、さらには高速アクセスに対する要求から、磁気ディスクを高速回転させ、ヘッド・ジンバル・アセンブリ(以下においてHGA)を高速駆動させている。このため、少なからず、空気の乱れ(風乱)が生じ、磁気ディスクやHGAに振動が発生する。この風乱振動は、高密度に記録された磁気ディスク上のデータにヘッドを位置決めする際の大きな障害となる。風乱の発生はランダムであり、その大きさや周期を予測することは難しく、迅速かつ正確な位置決め制御は、複雑・困難になるためである。また、風乱振動は騒音の要因ともなり装置の静粛性を損なう要因ともなる。
高速回転に伴う装置内の空気の作用で発生する問題としては、上記以外に消費電力の増加がある。磁気ディスクを高速で回転させると、その近傍の空気も一緒に引きずられて回転する。一方、磁気ディスクから離れた空気は静止しているため、この間にせん断力が発生し、ディスク回転を止めようとする負荷となる。これは風損と呼ばれ、高速回転になればなるほど大きくなる。この風損に逆らって高速回転を行うには、モータは大きな出力を必要とし、大きな電力を必要とする。
ここで、前記風乱及び風損は装置内部の気体の密度に比例することに着目し、密封されたHDD内において、空気の代わりに低密度の気体を封入して風乱や風損を低減しようとするアイデアがある。低密度の気体としては、水素やヘリウムなどが考えられるが、実使用を考慮すると、効果が大きく、安定していて安全性の高いヘリウムが最適と考えられる。ヘリウム・ガスを密閉したHDDでは、上記問題を解決し、迅速かつ正確な位置決め制御、省電力、良好な静粛性を実現できる。
しかし、ヘリウムは、その分子がきわめて小さく、拡散係数は大きいため、通常のHDDに用いられている筐体では、密閉性が低く、通常使用中に、ヘリウムが簡単に漏出してしまうという課題があった。そこで、ヘリウム・ガスなどの低密度の気体を密封可能にすべく、例えば、下記特許文献1のような従来例が提案されている。
この従来例では、筐体内のFPCアセンブリと筐体外の回路基板をつなぐフィード・スルーがベースの開口部に取り付けられ、カバーにより密閉筐体とされる磁気ディスク装置が示されている。そして、筐体内のヘリウムが漏れる可能性が高い箇所である、ベースとカバーの接合部分については、該接合部分を完全に密封すべく、アルミダイキャストで成型されたベースとアルミのカバーをレーザ溶接するようにしている。また、筐体内のヘリウムが漏れる可能性が高い箇所である、フィード・スルーの取り付け部については、該取り付け部を完全に密封すべく、フィード・スルーをフランジと、フランジにガラス等のシール材で固定された複数のピンとで構成し、フランジをベースの底面の開口部周縁に半田接合している。
米国特許出願公開第2005/0068666号明細書
上述のように、フィード・スルーのピンは、シール材によってフランジに固定される。シール材としてはガラスを使用することが多いが、このガラスの熱膨張係数は、ベースに使用されるアルミと大きく異なる。熱応力によるシール材の破損を避けるため、フランジの熱膨張係数は、シール材の熱膨張係数とベースの熱膨張係数の間にあることが好ましい。
一方、フランジの熱膨張係数がベースの熱膨張係数と異なるため、環境温度変化によって、フランジとベースとの半田接合部に大きな熱応力が加わる。これに対して、フィード・スルーとベースの接合に使用する半田は、材料耐力が低い。このため、HDDの使用時における温度環境の変化に伴う熱応力に対して、フィード・スルーとベースとの半田接合における十分な接合信頼性を確保することが重要である。また、フィード・スルーとベースとの半田接合においては、流れ出た半田がピンと接触することによる短絡などの問題を考慮することが重要となる。
本発明の一態様に係るディスク・ドライブ装置は、ディスクと、前記ディスクを回転するモータと、前記ディスクにアクセスするヘッドと、前記ヘッドを支持し、前記ヘッドを移動する移動機構と、前記ディスク、前記モータ、前記ヘッド及び前記移動機構を収容するベースと、ベースと接合するカバーを有する。ベースにカバーが接合された収容空間内に、空気よりも低密度の気体が封入されている。前記装置の外部と前記収容空間とを連通する前記ベースの開口を塞ぐように前記ベースに半田接合され、前記収容空間内に配置された配線と電気的に接続されるフィード・スルーを有する。前記ベースは、前記開口の周辺に、前記フィード・スルーが載置される搭載面を有する。前記フィード・スルーは、前記開口より大きい外形のフランジと、前記フランジに固定され前記配線に電気的に接続されているピンを有する。前記フランジの周縁部は、前記搭載面に半田接合されている。前記半田接合されている搭載面は、第1の部分と、前記第1の部分よりも幅が大きく、その半田接合部の熱応力が前記第1の部分の半田接合部よりも大きい第2の部分とを有する。半田接合部の搭載面が熱応力に応じた幅を有することで、使用時における温度環境の変化に伴う変形により加わる応力について、半田接合部における接合信頼性を向上するとともに、半田接合部における半田漏れを抑制する。
さらに、前記第2の部分の半田接合部は、前記フランジの2点であってそれらの距離が前記フランジの最大寸法となる2点それぞれと半田接合していることが好ましい。これによって、熱応力に対する接合信頼性をさらに向上する。
好ましくは、前記第2の部分における半田接合部の半田厚は、前記第1の部分における半田接合部の半田厚よりも厚い。これによって、熱応力に対する接合信頼性をさらに向上する。
本発明の他の態様に係るディスク・ドライブ装置は、ディスクと、前記ディスクを回転するモータと、前記ディスクにアクセスするヘッドと、前記ヘッドを支持し、前記ヘッドを移動する移動機構と、前記ディスク、前記モータ、前記ヘッド及び前記移動機構を収容するベースと、ベースと接合するカバーを有し、ベースにカバーが接合された収容空間内に空気よりも低密度の気体が封入されており、前記装置の外部と前記収容空間とを連通する前記ベースの開口を塞ぐように前記ベースに半田接合され、前記収容空間内に配置された配線と電気的に接続されるフィード・スルーを有する。前記ベースは、前記開口の周辺に、前記フィード・スルーが載置される搭載面を有する。前記フィード・スルーは、前記開口より大きい外形のフランジと、前記フランジに固定され前記配線に電気的に接続されているピンとを有する。前記フランジの周縁部は、前記搭載面に半田接合されている。前記半田接合されている搭載面は、第1の部分と、その半田接合部の熱応力が前記第1の部分の半田接合部よりも大きく、その半田接合部の厚みが前記第1の部分の半田接合部の厚みよりも厚い、第2の部分とを有する。半田接合部が熱応力に応じた厚みを有することで、使用時における温度環境の変化に伴う変形により加わる応力について、半田接合部における接合信頼性を向上するとともに、半田接合部における半田漏れを抑制する。
好ましくは、前記第1の部分と前記第2の部分の半田接合部の厚みが異なるように、前記搭載面は凹凸形状を有している。これによって異なる半田厚を効率良く製造することができる。
前記第2の部分の半田接合部は、前記フランジの2点であってそれらの距離が前記フランジの最大寸法となる2点それぞれと半田接合していることが好ましい。これによって、熱応力に対する接合信頼性をさらに向上する。
本発明の構造によれば、ディスク・ドライブ装置の温度の変化に伴う変形により生じる応力について、フィード・スルーとベースとの半田接合部の接合信頼性を向上させることができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略されている。本実施形態においては、ディスク・ドライブ装置を一例として、ハードディスク・ドライブ(HDD)について説明する。本形態のHDDの収容空間内には、低密度気体が封入されている。本実施形態は、HDDのベースに対するフィード・スルーの接合手法にその特徴の一つを有している。まず、本形態のHDDの全体構成について説明する。
図1は、本実施形態に係る密封型HDD1の構成を模式的に示す斜視図である。HDD1は、ヘッド・ディスク・アセンブリ10(以下においてHDA)と、HDA10の外部底面に固定された制御回路基板50とを有している。制御回路基板50は、外部ホストとのインターフェース・コネクタ501とインターフェース・コネクタ501及び各種ICが実装された基板502とを有している。HDA10は、ベース102及びトップ・カバー201を有している。ベース102及びトップ・カバー201が筐体の主要部品となる。ベース102とトップ・カバー201とが形成する内部の収容空間内には、HDA10を構成する各構成部品が収容されている。
図2に示される収容空間内の各構成要素の動作は、制御回路基板50上の制御回路が行う。図2は、密封型HDD1の筐体のトップ・カバー201がない状態の上面図を示している。ヘッドの一例であるヘッド・スライダ105は、磁気ディスク101への書き込み及び/又は読み出しを行う。アクチュエータ106は、ヘッド・スライダ105を保持し、それを移動する。アクチュエータ106は回動軸107に回動自在に保持されており、駆動機構としてのボイス・コイル・モータ(以下、VCM)109によって駆動される。
アクチュエータ106及びVCM109のアセンブリは、ヘッド・スライダ105の移動機構である。磁気ディスク101は、ベース102に固定されたスピンドル・モータ(以下、SPM)103に保持され、SPM103により所定の角速度で回転される。磁気ディスク101からのデータの読み取り/書き込みのため、アクチュエータ106は回転している磁気ディスク101表面のデータ領域上空にヘッド・スライダ105を移動する。
制御回路基板50上の制御回路とVCM109との間、その制御回路とSPM103との間及びその制御回路とヘッド・スライダとの間の信号は、FPC(Flexible Printed Circuit)122とFPCコネクタ121とを介して伝送される。FPC122及びFPCコネクタ121は、ベース101内の信号伝送配線である、FPCコネクタ121はフィード・スルー150に接続されている。フィード・スルー150はベース102の底面に固定され、FPCコネクタ121と制御回路基板50とを回路的(電気的)かつ物理的に接続している。
図1に戻って、本形態のHDA10の筐体は、上記各構成部品を収容するベース102、ベース102の上部開口を塞ぐトップ・カバー201を有している。本形態のHDD1は、収容空間内に空気よりも密度が小さい低密度気体が封入される。使用する低密度気体は、水素やヘリウムが考えられるが、効果が大きく、安定していて安全性の高いヘリウムが最適であり、以下においてはヘリウムを例として説明する。
HDD1の製造工程は、まず、ベース102をダイキャストや切削を使用して製造し、さらに、ベース102の底の開口をあける。そして、この開口を塞ぐようにフィード・スルー150を半田によって接合する。次にアクチュエータ106とヘッド・スライダ105とのアセンブリであるヘッド・スタック・アセンブリ(HSA)の他、SPM103、磁気ディスク101などを、フィード・スルー150を接合したベース102内に実装し、その後、ヘリウム・ガス雰囲気内で、トップ・カバー201をベース101に固定する。典型的には、レーザ溶接あるいは半田接合を使用して、トップ・カバー201をベース101に固定する。これによって、トップ・カバー201とベース102とが構成する収容空間213内にヘリウム・ガスを封入する。最後に、制御回路基板50をHDA10に実装し、HDD1が完成する。
ここで、トップ・カバー201の固定にレーザ溶接あるいは半田接合を行う場合は、その耐久性・信頼性やコストの観点から、ベース102とトップ・カバー201の材料を選定する必要があり、例えば、アルミニウム・ダイキャストで成型したベース102及びプレスあるいは切削により形成されたアルミニウムのトップ・カバー201、あるいは、銅とマグネシウムの含有量が比較的少ないアルミニウム合金から冷鍛で形成したベース102及びプレスあるいは切削により形成されたアルミニウムのトップ・カバー201が選定されるのが好ましい。
以下において、フィード・スルー150とベース102との接合部分の構造について詳細に説明する。図3は、ベース102、トップ・カバー201及びベース102の底面に接合されたフィード・スルー150を模式的に示す断面図である。図2に示すように、フィード・スルー150はFPCコネクタ121付近のベース底面に設置される。図3において、収容空間213内の各構成要素は省略してある。図4は、フィード・スルー150の構造を模式的に示す斜視図であり、HDD1の外側に露出する面が上を向いている。
図3に示すように、ベース102は、その底に、貫通した孔である開口251を有しており、その開口251を塞ぐようにフィード・スルー150が配置されている。また、フィード・スルー150は、ベース102の外側底面に形成された凹部256内に配置されている。図4に示すように、フィード・スルー150は、フランジ151と、フランジ151を貫通し、フランジ151に垂直に保持された複数のピン152とを有している。ピン152の周囲にはガラスもしくはセラミック等のシール材料153が充填され、ピン152とフランジ151の間が密閉封止されている。収容空間内において、ピン152はFPCコネクタ121に電気的かつ物理的に接続され、ベース102の外部において制御回路基板50に電気的かつ物理的に接続される。
密封型HDDにおいては、封入された低密度気体のヘリウムを保持する必要があるため、フィード・スルー150と、ベース102との間の接合は高い気密性能が要求される。そのため、フィード・スルー150とベース102との間は半田付けによる封止が行われる。図5(a)は、ベース102に固定されたフィード・スルー150及びその近傍の構造を模式的に示す平面図であり、HDD1の外側からベース102の底面を見た状態を示している。図5(b)は、図5(a)におけるB−B切断線における断面図である。図5(b)において、下側がHDD1の収容空間である。
図5(a)に示すように、フィード・スルー150は2列に配列されたピン152を有しており、各列が延びる方向が長手方向であり、その長手方向の垂直方向であって、各列が並ぶ方向が短手方向となっている。フィード・スルー150の外形、つまりフランジ151の外形は長円形であり、長手方向に延びる平行直線状の2辺と、これら各辺端を結合する2つの半円状の2辺とを有している。例えば、フランジ151の長手方向の外形寸法が25mm程度、短手方向の外形寸法が10mm程度である。
図5(b)に示すように、ベース102の底面にはベース102を貫通する開口251が設けられ、開口251の装置外部側周辺にはフィード・スルー150の搭載面252が設けられている。フィード・スルー150はベース102外部から、ベース102の開口251を密閉するように、ベース102に取り付けられている。フィード・スルー105のフランジ150は開口251より大きな外形を有し、その周縁部がベース102との間の半田接合部261で半田付けされて接合される。
具体的には、図5(b)に示すように、この搭載面252は、開口251から見てベース外部側に向かって形成されたひな壇形状における複数段のうちの一つである。具体的には、ベース102の外側底面255には、開口251の周囲の凹部256が形成されており、その凹部256内にレベルの異なる3つの段252〜254が形成されている。各段252〜254は、開口251の周囲を囲むように形成されている。最も開口251に近く、その開口251の外縁を画定する段252が、フィード・スルー搭載面252である。
フィード・スルー150のフランジ151の外形は開口251よりも大きく、フランジ151の周縁部をフィード・スルー搭載面252にベース102の外部側から載置し、フランジ151の周縁部をベース102の凹部256に半田付けにて接合し、半田接合部261を形成する。半田接合部261は、フランジ151側面と凹部256内面との間の他、フランジ151底面とフィード・スルー150搭載面252との間にも形成される。
フランジ151の材料は、ガラス等のシール材料153及びベース102の材料に適合し、シール材料153及び半田接合部261にかかる応力を低減するように選択される。ベース102がアルミニウムである場合は、フランジ151はスチールあるいはステンレス・スチールであることが望ましい。これらの熱膨張係数は、アルミニウムの熱膨張係数とガラスの熱膨張係数の間にあるからである。具体的には、ガラスなどのシール材料153の熱膨張係数は最大10(ppm/deg.C)程度、スチールの熱膨張係数は13〜17(ppm/deg.C)程度、アルミダイキャスト材の熱膨張係数は略20(ppm/deg.C)である。
ここで、半田は材料としての耐力がスチール、アルミニウムなどの一般的な金属と比べて低い。上述のように、フィード・スルー150のフランジ151とベース102の材料との間には熱膨張係数の相違が存在するため、HDD1の使用時における温度環境の変化に伴う変形によって、耐力の低い半田接合部261に応力が加わる。この応力によって、半田接合部261のクラックが発生し、半田接合部261内に貫通パスが形成され、十分な封止性能を確保できない恐れがある。
このような応力による半田接合部261の封止性能の劣化を抑制する一つの方法は、フィード・スルー搭載面252の幅を大きくすることである。図6(a)及び(b)は、半田接合部261の構造を模式的に示す拡大断面図である。図6(a)において、フィード・スルー搭載面252は、W1の幅を有している。図6(b)において、フィード・スルー搭載面252は、W2の幅を有している。幅W2は、幅W1よりも大きい。例えば、W1は0.5mm程度、W2は1.0mm程度とすることができる。ここで、フィード・スルー搭載面252の幅は、フィード・スルー搭載面252の開口側端の法線方向における距離と規定することができる。
半田接合部261におけるクラック271は、フィード・スルー搭載面252とフランジ151との間の部分においても広がっていく。従って、フィード・スルー搭載面252の幅を大きくすることによって、クラック271の伸展距離及び伸展時間を伸ばし、半田接合部261における亀裂が半田接合部261端まで及び、半田接合部261内に貫通パスが形成されることを抑制することができる。また、フィード・スルー搭載面252の幅を大きくすることで、半田接合部261の強度を向上し、熱応力に対する耐力を向上することができる。
このように、熱応力に対する半田接合部261の信頼性を向上するためには、フィード・スルー搭載面252の幅をできるだけ大きくすることが好ましい。しかし、フィード・スルー搭載面252の幅を徒に大きくすることは、他の問題を引き起こす。フィード・スルー150とベース102との半田接合において、半田はベース102の凹部256内に留まらず、フランジ151の収容空間側表面155にまで漏れ出る。半田接合においては、ベース102の外側底面を上にして、フィード・スルー150をフィード・スルー搭載面252上に配置し、凹部256内にリング状の半田材料を配置してオーブン内で半田を溶融させる。このとき、液状の半田材料がフランジ151の収容空間側表面155まで流出してしまう。
フィード・スルー搭載面252の幅を大きくすると、フィード・スルー搭載面252の開口側端とピン152との間のスペースが小さくなるため、漏れ出た半田がピン152に接触し、短絡を起こす可能性がある。従って、フィード・スルー搭載面252の全周にわたってその幅を大きくすることは好ましくないとも考えられる。
ここで、半田接合部261に加わる熱応力の大きさは、その場所によって異なる。明らかなように、クラック271は、熱応力が大きい部分において発生しやすく、小さい部分においては発生しにくい。従って、相対的に熱応力が大きくなる部分においてフィード・スルー搭載面252の幅を大きくし、熱応力が小さくなる部分においてフィード・スルー搭載面252の幅を小さくすることによって、熱応力による半田接合部261における貫通パスの発生を防ぐと共に、半田接合部261とピン152との接触を避けることができる。
クラック271は熱応力が最も大きくなる部分において特に発生しやすいため、この部分を含む領域において、フィード・スルー搭載面252の幅を大きくすることが好ましい。特に、熱応力が最も大きくなる部分の幅を最大にすることで、より効果的に貫通パスの発生を防止することができる。また、熱応力が最も小さくなる部分においてフィード・スルー搭載面252の幅を小さくことで、半田漏れによる欠陥の発生を抑制することができる。具体的には幅を小さくすることでピンとの距離を稼ぎ漏れた半田を溜める場所を作ることができる。
図7(a)はフィード・スルー150の形状を模式的に示す平面図であり、図7(b)は、フィード・スルー150をはめ込むベース102の凹部256の形状を模式的に示す平面図である。図7(a)及び(b)は、ベース102の外側、つまり、制御回路基板50側から見た場合の各形状を示している。本例のように、長円形の形状を有するフィード・スルー150においては、長手方向(図7(b)における左右方向)における両端部(図7(a)において円点線で示した)の熱応力が最も大きい。この2点は長円形の対称中心点について互いに対応する点である。また、この2点を結ぶ距離は、フィード・スルー150のフランジ151の任意の外形2端を結ぶ最長距離である。
このため、図7(b)に示すように、フィード・スルー搭載面252において、フィード・スルー150の長手方向両端に対応する部分の幅WLを、他の部分の幅よりも大きくすることが好ましい。図7(b)の例において、フィード・スルー搭載面252は最も大きい幅WLを有する。その幅は、幅WLの位置から離れるに従って減少し、最小幅WSとなる。例えば、図7(b)において、短手方向(図7(b)における上下方向)における両端部のそれぞれに対応する位置において、フィード・スルー搭載面252の幅がWSとして例示されている。
このように、熱応力が相対的に大きい部分におけるフィード・スルー搭載面252の幅を相対的に大きくすることによって、熱応力によるクラックの発生を防ぐと共に、半田漏れによる欠陥の発生を防ぐことができる。実際に図7に示すようにフィード・スルー搭載面252の幅を変化させて耐久実験を行ったところ、フィード・スルー搭載面252の幅が全て狭いWSの場合に比べて、大きな改善が見られた。
次に、半田接合部261における封止不良の発生を抑制する他の手法について説明する。上述の態様は、フィード・スルー搭載面252の幅を大きくすることによって半田接合部における封止不良の発生を抑制するが、半田接合部261の厚さを大きくすることによって、クラックの発生を抑制することができる。半田接合部261を厚くすることでせんだん応力を低減し、クラックの発生を抑える。
図8(a)及び図8(b)は、異なる半田厚を有する半田接合部261を模式的に示す断面図である。図8(a)の半田接合部261は半田厚T1を有し、図8(b)の半田接合部261は半田厚T2を有している。半田厚T2が、半田厚T1よりも大きく、図8(b)の半田接合部261の強度が相対的に強く、せんだん応力が相対的に小さい。ここで、半田厚は、フィード・スルー搭載面252とフランジ151底面との間の距離である。
せんだん応力低減の観点からは、半田接合部261の全ての部分において半田厚を大きくすることが好ましい。しかし、半田厚を大きくすることは、半田接合時における半田漏れの蓋然性が増加する。半田厚を大きくすると、半田量が増加するため、より多くの半田が漏れ出やすく、半田がピン152に接触し、短絡を起こす可能性がある。従って、フィード・スルー搭載面252の全周にわたってその幅を大きくすることは好ましくないと考えられる。そのため、半田接合部261の全周にわたって半田厚を大きくするのではなく、一部分の半田厚を他の部分よりも相対的に大きくすることが好ましい。
ここで、上述のように、半田接合部261に加わる熱応力の大きさは、その場所によって異なる。クラック271は、熱応力が大きい部分において発生しやすく、小さい部分においては発生しにくい。従って、相対的に熱応力が大きくなる部分において半田厚を大きくし、熱応力が小さくなる部分において半田厚を小さくすることによって、熱応力による半田接合部261における貫通パスの発生を防ぐと共に、半田接合部261とピン152との接触を避けることができる。
半田接合部261の半田厚の一部を他の部分よりも相対的に厚くする手法はいくつか考えられるが、好ましい一例を、図9(a)、(b)に示す。図9(a)は、フィード・スルー150をはめ込むベース102の凹部256の形状を模式的に示す平面図である。図9(b)は、図9(a)のB−B切断線において、フィード・スルー搭載面252に半田接合部261を形成した場合の半田部分を模式的に示す断面図である。図9(a)は、ベース102の外側、つまり、制御回路基板50側から見た場合の形状を示している。上述のように、長円形の形状を有するフィード・スルー150においては、長手方向(図9(a)における左右方向)における両端部(図9(a)において円点線で示した)の熱応力が最も大きい
図9(a)の例は、フィード・スルー搭載面252の長手方向端(円点線で囲まれた部分)を含む領域257a、257bを切削加工し、その領域のレベルを直線状2辺の中央を含む領域258a、258bよりも低くしている。フィード・スルー150の半田接合工程において、フィード・スルー150は領域258a、258b上に載置された状態において溶融半田がフランジ151とフィード・スルー搭載面252の間に流れ込む。溶融半田は、領域258a、258bとフランジ151との間にも流れ込むが、領域257a、257bにおける半田厚W2は、領域258a、258bの半田厚W1に対して、領域258a、258bと領域257a、257bのレベル差分だけ厚くなる。半田厚W1は、例えば、50μm程度である。半田厚W2は、100μm以上あることが好ましい。
以上のように、半田接合部261の熱応力が相対的に大きい部分の半田厚を相対的に大きくすることによって、半田接合部261の封止信頼性を向上し、また、ピン152との接触を避けることができる。実際に図9に示すように半田接合部261の半田厚を変化させて耐久実験を行ったところ、半田厚が全て薄いT1の場合に比べて、大きな改善が見られた。
図9の例においては、長手方向端の部分において、フィード・スルー搭載面252の幅を相対的に大きくすると共に、半田厚を相対的に厚くしている。上記半田接合部261の問題を解決するためには、これら双方を併用することが好ましいが、いずれか一方のみを適用することも可能である。
フィード・スルー150のフランジ151に凹凸を設けることによっても、半田接合部261の半田厚を変化させることができる。しかし、加工容易性、つまり、製造効率の点からは、フィード・スルー搭載面252に凹凸を形成することによって半田接合部261の半田厚を変化させることが好ましい。また、フィード・スルー搭載面252にはレベルの異なる多くの段を形成するのではなく、図9(a)に示したように、異なる2レベル(2段)の凹凸にとどめておくことで、加工効率を上げると共に半田接合部261の信頼性を向上することができる。
上記のフィード・スルー150は長円形の外形を有するが、他の外形のフィード・スルーを有するHDDに本発明を適用することができる。フィード・スルーの外形としては、楕円形や4つのコーナーを曲線とした長方形などが考えられる。これらの形状においても、上述のように、熱応力が大きくなる部分、特に、熱応力が最大となる部分について、クラックと半田漏れの双方の点から半田接合部構造を設計することができる。これらのような対称形状を有する場合、典型的には、外形端2点を結ぶ距離が最大の2点の熱応力が最大となる。
以上、本発明を好ましい実施形態を例として説明したが、本発明が上記の実施形態に限定されるものではない。当業者であれば、上記の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加することが可能である。例えば、本発明はHDDに特に有用であるが、それ以外のディスク・ドライブ装置に適用してもよい。また、半田接合部の耐力及び収容空間内への半田接合による汚染の点から、フィード・スルーはベースの外側に配置して半田接合することが好ましいが、設計によっては、ベースの内側において半田接合してもよい。また、フィード・スルーは、ヘッド・スライダとVCMの信号の双方あるいはその一方のみを伝送するように構成することができる。
本実施形態に係る密封型HDDの構成を模式的に示す斜視図である。 本実施形態に係るHDDの収容空間内の構造を模式的に示す上面図である。 本実施形態に係るベース、トップ・カバー及びベースの底面に接合されたフィード・スルーを模式的に示す断面図である。 本実施形態に係るフィード・スルーの構造を模式的に示す斜視図であり、HDDの外側に露出する面が上を向いている。 本実施形態に係るベースに固定されたフィード・スルー及びその近傍の構造を模式的に示す図である。 本実施形態に係る半田接合部の構造を模式的に示す拡大断面図である。 本実施形態に係るフィード・スルー及びフィード・スルーをはめ込むベースの凹部の形状を模式的に示図である。 本実施形態に係る異なる半田厚を有する半田接合部を模式的に示す断面図である。 本実施形態に係るフィード・スルーをはめ込むベースの凹部の形状及び半田接合部の半田部分を模式的に示す図である。
符号の説明
1 ハードディスク・ドライブ、10 ヘッド・ディスク・アセンブリ(HDA)
50 制御回路基板、101 磁気ディスク、102 ベース
103 スピンドル・モータ(SPM)、105 ヘッド・スライダ
106 アクチュエータ、107 回動軸、109 ボイス・コイル・モータ(VCM)
121 FPCコネクタ、122 FPC、150 フィード・スルー
151 フランジ、152 ピン、153 封止材、157 リム部
201 トップ・カバー、213 収容空間、251 開口
252 フィード・スルー搭載面、253、254 段、256 凹部
257 厚半田領域、258 薄半田領域、259 ボス、261 半田接合部

Claims (6)

  1. ディスクと、
    前記ディスクを回転するモータと、
    前記ディスクにアクセスするヘッドと、
    前記ヘッドを支持し、前記ヘッドを移動する移動機構と、
    前記ディスク、前記モータ、前記ヘッド、前記移動機構を収容するベースと、
    前記ベースと接合するカバーとを有し、
    前記ベースに前記カバーが接合された収容空間内に空気よりも低密度の気体が封入されているディスク・ドライブ装置であって、
    前記装置の外部と前記収容空間とを連通する前記ベースの開口を塞ぐように前記ベースに半田接合され、前記収容空間内に配置された配線と電気的に接続されるフィード・スルーを有し、
    前記ベースは、前記開口の周辺に、前記フィード・スルーが載置されている搭載面有し、
    前記フィード・スルーは、前記開口より大きい外形のフランジと、前記フランジに固定され前記配線に電気的に接続されているピンとを有し、
    前記フランジの周縁部は、前記搭載面に半田接合されており、
    前記半田接合されている搭載面は、第1の部分と、前記第1の部分よりも幅が大きく、その半田接合部の熱応力が前記第1の部分の半田接合部よりも大きい第2の部分とを有する、
    ディスク・ドライブ装置。
  2. 前記第2の部分の半田接合部は、前記フランジの2点であってそれらの距離が前記フランジの最大寸法となる2点それぞれと半田接合している、
    請求項1に記載のディスク・ドライブ装置。
  3. 前記第2の部分における半田接合部の半田厚は、前記第1の部分における半田接合部の半田厚よりも厚い、
    請求項1に記載のディスク・ドライブ装置。
  4. ディスクと、
    前記ディスクを回転するモータと、
    前記ディスクにアクセスするヘッドと、
    前記ヘッドを支持し、前記ヘッドを移動する移動機構と、
    前記ディスク、前記モータ、前記ヘッド及び前記移動機構を収容するベースと、
    前記ベースと接合するカバーとを有し、
    前記ベースに前記カバーが接合された収容空間内に空気よりも低密度の気体が封入されているディスク・ドライブ装置であって、
    前記装置の外部と前記収容空間とを連通する前記ベースの開口を塞ぐように前記ベースに半田接合され、前記収容空間内に配置された配線と回路接続されるフィード・スルーを有し、
    前記ベースは、前記開口の周辺に、前記フィード・スルーが載置されている搭載面有し、
    前記フィード・スルーは、前記開口より大きい外形のフランジと、前記フランジに固定され前記配線に接続されているピンとを有し、
    前記フランジの周縁部は、前記搭載面に半田接合されており、
    前記半田接合されている搭載面は、第1の部分と、その半田接合部の熱応力が前記第1の部分の半田接合部よりも大きく、その半田接合部の厚みが前記第1の部分の半田接合部の厚みよりも厚い、第2の部分とを有する、
    ディスク・ドライブ装置。
  5. 前記第1の部分と前記第2の部分の半田接合部の厚みが異なるように、前記搭載面は凹凸形状を有している、
    請求項4に記載のディスク・ドライブ装置。
  6. 前記第2の部分の半田接合部は、前記フランジの2点であってそれらの距離が前記フランジの最大寸法となる2点それぞれと半田接合している、
    請求項4に記載のディスク・ドライブ装置。
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