JP2009157988A - 密閉された筐体を有するディスク・ドライブ装置に使用される気密接続端子の製造方法及びディスク・ドライブ装置 - Google Patents

密閉された筐体を有するディスク・ドライブ装置に使用される気密接続端子の製造方法及びディスク・ドライブ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】密閉筐体を有するディスク・ドライブ装置に使用されるフィードスルーを効率に製造する。
【解決手段】本発明の一実施形態は、密閉された筐体を有するHDDに使用されるフィードスルー160の製造である。本形態の製造方法は、注状体701を製造し、注状体701をピン712の軸方向と垂直な方向において切断し、フィードスルー160を切り出す。さらに、切り出したフィードスルー160の外表面に必要なメッキ処理を施す。注状体701は、中空の管711、管711の内部に挿入されている複数のピン712、そして、管711の内部に充填されている絶縁封止材713を有している。この製造方法により、効率的にフィードスルー160を製造することができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、密閉された筐体を有するディスク・ドライブ装置に使用される気密接続端子の製造方法及び密閉された筐体を有するディスク・ドライブ装置に関する。
近年のハードディスク・ドライブ(HDD)は、大容量・高記録密度、さらには高速アクセスに対する要求から、磁気ディスクを高速回転させ、ヘッド・ジンバル・アセンブリ(以下においてHGA)を高速駆動させている。このため、少なからず、空気の乱れ(風乱)が生じ、磁気ディスクやHGAに振動が発生する。この風乱振動は、磁気ディスク上でヘッドを位置決めする際の大きな障害となる。風乱の発生はランダムであり、その大きさや周期を予測することは難しく、迅速かつ正確な記録・再生ヘッドの位置決め制御は、複雑・困難になるためである。また、風乱振動は騒音の要因ともなり装置の静粛性を損なう要因ともなる。
高速回転に伴う装置内の空気の作用で発生する問題としては、上記以外に消費電力の増加がある。磁気ディスクを高速で回転させると、その近傍の空気も一緒に引きずられて回転する。一方、磁気ディスクから離れた空気は静止しているため、この間にせん断力が発生し、ディスク回転を止めようとする負荷となる。これは風損と呼ばれ、高速回転になればなるほど大きくなる。この風損に逆らって高速回転を行うには、モータは大きな出力を必要とし、大きな電力を必要とする。
ここで、前記風乱及び風損は装置内部の気体の密度に比例することに着目し、密封されたHDD内において、空気の代わりに低密度の気体を封入して風乱や風損を低減しようとするアイデアがある。低密度の気体としては、水素やヘリウムなどが考えられるが、実使用を考慮すると、効果が大きく、安定していて安全性の高いヘリウムが最適と考えられる。ヘリウム・ガスを封入したHDDでは、上記問題を解決し、迅速かつ正確な位置決め制御、省電力、良好な静粛性を実現できる。
しかし、ヘリウムは、その分子がきわめて小さく、拡散係数が大きいため、通常のHDDに用いられている筐体では、密閉性が低く、通常使用中に、ヘリウムが簡単に漏出してしまうという課題があった。そこで、ヘリウム・ガスなどの低密度の気体を封入可能にすべく、例えば、下記特許文献1のような従来例が提案されている。
この従来例では、筐体内のFPCアセンブリと筐体外の回路基板をつなぐ気密接続端子(フィードスルー)がベースの開口部に取り付けられ、カバーにより密閉筐体とされる磁気ディスク装置が示されている。そして、筐体内のヘリウムが漏れる可能性が高い箇所である、ベースとカバーの接合部分については、該接合部分を完全に密閉すべく、アルミダイキャストで成型されたベースとアルミのカバーをレーザ溶接するようにしている。
また、筐体内のヘリウムが漏れる可能性が高いもう一つの箇所である、フィードスルーの取り付け部については、該取り付け部を完全に密閉すべく、フィードスルーをヘッダとヘッダにガラス等の絶縁封止材で固定された複数のピンとで構成し、ヘッダをベースの底面の開口部周縁に半田接合している。この他、気密性を有する端子の構造としては多くのものが知られており、例えば、表面実装型気密端子の例が特許文献2に開示されている。
米国特許出願公開第2005/0068666号明細書 特開2007−250805号公報
上述のように、密閉型のHDDに使用される従来のフィードスルーは、ガラスなどの絶縁封止材によってヘッダに固定されヘッダから上下方向に長く突出する複数のピンを有している。このピンは装置底面より突き出ており、かつ、細く剛性が小さいため、HDDの製造におけるフィードスルーの取り扱いにおいて、ピンに不用意な力や衝撃が加わり、ピンを屈曲させてしまう場合や、縁封止材に損傷を加える場合があった。ピンが屈曲するとコネクタとの接触不良が発生し、装置の信頼性を行う危険性がある。絶縁封止材が損傷を受けるとヘリウムが漏洩し、これもまた装置の信頼性を損なう危険性がある。特に、フィードスルーとHDD内外のコネクタとの接続工程においてピンに大きな力が加わることが多く、HDDの製造効率、歩留まり及び信頼性を低下させることが懸念さる。
上記特許文献2に開示されている気密端子のように、表面実装に使用される気密端子においては、信号伝送を行う導体部分の端面がその本体部の面と一致するものが知られている。このような端子構造であれば、ピンがヘッダから大きく突出していないため、ピンへの外力によりピンあるいは縁封止材が破損することを防止することができる。
しかし、特許文献2に開示されている気密端子は、ピンの軸方向において非対称な構造を有しており、気密端子の効率的な製造を妨げる要因となっている。従って、密閉筐体を有するHDDに使用されるフィードスルーの効率的な製造方法が望まれる。また、気密端子と筐体内外の端子との接続は、ワイヤ・ボンディングあるいは導電接合材により行われており、高い気密性は期待できず、気密型のHDDのフィードスルーに適用することは困難である。従って、密閉筐体を有するHDDにおいて、製造及び取り扱いが容易なフィードスルーを使用し、そのフィードスルーと他方コネクタとの導通を容易かつ確実に確保することできる手法が望まれる。
本発明の一態様は、密閉された筺体を有するディスク・ドライブ装置に使用される気密接続端子の製造方法である。この方法は、金属で形成された軸方向に長いヘッダの軸方向貫通孔に絶縁封止材を入れる。前記孔が延びる方向において導体ピンを前記孔内に挿入する。前記絶縁封止材において前記導体ピンを絶縁しかつ固定して、柱状体を形成する。前記導体ピンの軸方向と交差する方向において前記柱状体を切断して、複数の気密接続端子を切り出す。これにより、効率的に気密接続端子を製造することができる。
さらに、前記気密接続端子を切り出した後に、その気密接続端子の外表面にメッキ処理を行うことが好ましい。これにより、気密接続端子の断面の特性を向上することができる。前記メッキ処理は、前記ヘッダと前記導体ピンとを同一材料でメッキすることがさらに好ましい。これにより、効率的にメッキ処理を行うことができる。
前記ヘッダは少なくとも二つの孔を有し、この各々の一つの孔内において絶縁封止材で導体ピンを絶縁しかつ固定することが好ましい。これにより、絶縁封止材の破損の可能性を低減することができる。
前記ヘッダは一つのみの孔を有する筒状体であり、前記一つのみの孔内において前記絶縁封止材によって互いに離間する複数の導体ピンを絶縁しかつ固定することが好ましい。これにより、より効率的に気密接続端子を製造することができる。
本発明の他の態様に係るディスク・ドライブ装置は、密閉された筐体と、前記筐体内に実装されているディスクと、前記ディスクにアクセスするヘッドと、前記ヘッドを支持し、前記ヘッドを前記ディスク上で移動する移動機構と、前記筐体に接合された気密接続端子とを有する。前記気密接続端子は、孔を有する金属で形成されたヘッダと、前記孔内に形成されている絶縁封止材と、前記絶縁封止材内で絶縁されかつ固定されている導体ピンとを有する。前記導体ピンの露出している両端面の位置と前記ヘッダの両端面の位置とが一致しており、前記導体ピンの軸方向における断面形状はいずれの断面位置においても同一であり、さらに、前記導体ピンの露出面と接触しているバネ端子を有するコネクタを有している。これにより、気密接続端子の破損の可能性を低減し、かつ、容易に確実な電気接続を得ることができる。
前記ヘッダの一つの孔内において、前記絶縁封止材で互いに絶縁された複数の導体ピンを固定さていることが好ましい。これにより、より効率的に気密接続端子を製造することができる。
本発明によれば、密閉筐体を有するディスク・ドライブ装置に使用される気密接続端子を効率に製造することができる。あるいは、密閉筐体を有するディスク・ドライブ装置に使用する気密接続端子の破損の可能性を低減することできる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のために必要に応じて重複説明は省略されている。本実施形態においては、ディスク・ドライブ装置を一例として、ハードディスク・ドライブ(HDD)について説明する。本形態のHDDは密閉された筐体を有し、その内部には低密度気体が封入されている。本実施形態は、HDDのベースに接合される気密接続端子であるフィードスルーに特徴を有しており、特に、特定構造を有するフィードスルーとコネクタとの電気的接続手法及びそのフィードスルーの製造方法に特徴を有している。
まず、本形態のHDDの全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係る密閉型HDD1の構成を模式的に示す斜視図である。HDD1は、ヘッド・ディスク・アセンブリ10(HDA)と、HDA10の外部底面に固定された制御回路基板50とを有している。制御回路基板50は、外部ホストとのインターフェース・コネクタ501とインターフェース・コネクタ501及び各種ICが実装された基板502とを有している。HDA10は、ベース102及びトップ・カバー201を有している。ベース102及びトップ・カバー201が筐体の主要部品である。ベース102とトップ・カバー201とが形成する内部の空間内には、HDA10を構成する各構成部品が収容されている。
図2に示される筐体内の各構成要素の動作は、制御回路基板50上の制御回路が行う。図2は、密封型HDD1の内部構造を示す上面図である。ヘッドの一例である磁気ヘッド105は、磁気ディスク101への磁気情報の書き込み及び/又は読み出しを行う。磁気ヘッド105の移動機構であるアクチュエータ106は、磁気ヘッド105を保持し、それを移動する。アクチュエータ106は回動軸107に回動自在に保持されており、駆動機構としてのボイス・コイル・モータ(VCM)109を備え、これによって駆動される。
磁気ディスク101はベース102に固定されたスピンドル・モータ(SPM)103に保持され、所定の角速度で回転される。アクチュエータ106は回転している磁気ディスク101の上で磁気ヘッド105を任意のディスク位置に移動させ、磁気ヘッド105は、磁気ディスク101上の必要なデータの読み取り/書き込みを行う。
制御回路基板50上の制御回路と磁気ヘッド105との間の信号伝送、制御回路からVCM109への駆動電力の伝送、及び制御回路からSPM103へ駆動電力の伝送は、FPC(Flexible Printed Circuit)122とFPCコネクタ121とを介して行われる。FPC122及びFPCコネクタ121は、ベース102内の信号伝送配線である、FPCコネクタ121はフィードスルー130に接続されている。フィードスルー130はベース102の底面に接合され、FPCコネクタ121と制御回路基板50とを電気的に接続している。本形態は、フィードスルー130及びFPCコネクタ121の構造に特徴を有する。この点は後述する。
図1に戻って、本形態のHDA10の筐体は、上記各構成部品を収容するベース102、ベース102の上部開口を塞ぐトップ・カバー201を有している。本形態のHDD1は、収容空間内に空気よりも密度が小さい低密度気体が封入される。使用する低密度気体は、水素やヘリウムが考えられるが、効果が大きく、安定していて安全性の高いヘリウムが最適であり、以下においてはヘリウムを例として説明する。
HDD1の製造工程は、まず、ベース102をダイキャストや切削を使用して製造し、さらに、ベース102の底の開口をあける。そして、この開口を塞ぐようにフィードスルー130を半田によって接合する。次に、アクチュエータ106、磁気ヘッド105、SPM103、磁気ディスク101などを、フィードスルー130を接合したベース102内に実装し、その後、トップ・カバー201をベース102に固定する。典型的には、レーザ溶接あるいは半田接合を使用して、トップ・カバー201をベース102に固定する。これによって、トップ・カバー201とベース102とが構成する収容空間213は完全に密閉された空間となり、ここにヘリウム・ガスを封入する。最後に、制御回路基板50をHDA10に実装し、HDD1が完成する。
ここで、トップ・カバー201の固定にレーザ溶接あるいは半田接合を行う場合は、その耐久性・信頼性やコストの観点から、ベース102とトップ・カバー201の材料を選定する必要があり、例えば、アルミニウム・ダイキャストで成型したベース102及びプレスあるいは切削により形成されたアルミニウムのトップ・カバー201、あるいは、銅とマグネシウムの含有量が比較的少ないアルミニウム合金から冷鍛で形成したベース102及びプレスあるいは切削により形成されたアルミニウムのトップ・カバー201が選定されるのが好ましい。
図3は、ベース102、トップ・カバー201及びベース102の底面に接合されたフィードスルー130を模式的に示す断面図である。図2に示すように、フィードスルー130はFPCコネクタ121付近のベース底面に設置される。図3において、筐体の内部空間213内の各構成要素は省略してある。ベース102は、その底に、貫通した孔である開口251を有しており、その開口251を塞ぐようにフィードスルー130が配置されている。
また、フィードスルー130は、ベース102の外側底面に形成された凹部256内に配置されている。密閉型HDDにおいては、封入された低密度気体のヘリウムを保持する必要があるため、フィードスルー130と、ベース102との間の接合は高い気密性能が要求される。そのため、フィードスルー130とベース102との間は半田付けによる封止が行われる。なお、密閉性が確保されるのであれば、フィードスルー130とベース102と他の方法で固定してもよい。以下においては、半田により接合する態様を説明する。
以下において、本形態のフィードスルー130の構造について説明する。図4(a)は本形態のフィードスルー130の構造を示す斜視図である。図4(b)は図4(a)のB−B切断線における断面図、図4(c)は断面分解図である。フィードスルー130は、ヘッダ301、ヘッダ301の貫通孔311に挿入されているピン302、そしてヘッダ301の貫通孔311内においてピン302のそれぞれの周囲に形成されている絶縁封止材303を有している。ヘッダ301は複数の貫通孔311を有し、各貫通孔311内に一つのピン302と絶縁封止材303が存在する。
ヘッダ301は板状の部材であり、金属で形成されている。典型的には、ヘッダ301は、ステンレス鋼(SUS)あるいは冷間圧延鋼板(SPCC)などの鉄を主成分とする金属で形成された母体と、母体の外表面にメッキされている金属薄膜を有している。メッキ層は、内部の母体材料よりも耐食性が高く半田濡れ性が高い金属で形成される。好ましきメッキ材料はニッケルあるいは金である。
ヘッダ301は、長円の上面312と下面313とを有している。それら形状は特に限定されない。上面312及び下面313の一方が、HDD1のベース102内に露出し、他方が外部に露出する。上面312及び下面313は互いに平行であり、同一形状を有している。上面312と下面313との間で規定される厚み方向(図4における上下方向)において、ヘッダ301の断面形状は同一である。ヘッダ301は、上面312と下面313を貫通する複数の孔311を有している。複数の孔311の貫通方向は、上面312と下面313とに垂直である。上面312と下面313から見た孔311の形状は円であるが、この形状は特に限定されない。
ヘッダ301の各孔311を、ピン302が貫通している。図4の構造において、一つの孔には、1本のピン302が固定されている。これにより各孔311における絶縁封止材303の面積が小さくなり、絶縁封止材303の破損の可能性が低減される。ピン302は制御回路と磁気ヘッド105との間の信号伝送及びやVCM109、SPM103への電力伝送のための部品であり、導体で形成されている。各孔311内において、ピン302の周囲には絶縁封止材303が充填されており、その絶縁封止材303によってピンは孔311内に固定され、かつヘッダ301から絶縁されている。また、絶縁封止材303は、ピン302とヘッダ301との間を密閉封止している。典型的には、絶縁封止材303は、ガラス材料で形成されている。
ピン302は、各孔311の中心に固定されており、また、軸方向(貫通方向)において、ヘッダ301の上面312及び下面313に垂直に延びている。図4(b)の断面図に示すように、各ピン302の上下端面位置と、ヘッダ301の上面312及び下面313の位置とは一致している。同様に、各絶縁封止材303の上下端面位置と、ヘッダ301の上面312及び下面313の位置とは一致している。
従って、ヘッダ301の上面312と各ピン302及び各絶縁封止材303の露出面の位置が一致しており、フィードスルー130の上面はいわゆるつらいちとなっている。同様に、ヘッダ301の下面313と各ピン302及び各絶縁封止材303の露出面の位置が一致しており、フィードスルー130の下面はいわゆるつらいちとなっている。ピン302は、ヘッダ301から突出していないため、ピン302に大きな負荷がかかることで、ピン302あるいは絶縁封止材303が破損する危険性が極めて小さい。
ピン302の母体は、絶縁封止材303に近い熱膨張係数を持つ材料で形成されていることが好ましい。例として、52アロイ、コバールなどがある。熱膨張係数の差と小さくすることで、絶縁封止材303への応力を低減することができ、絶縁封止材の熱応力による剥離破壊を防ぐことができる。また、耐食性の点から、ヘッダ301の上面312及び下面313において外部に露出しているピン302の部分は、メッキ処理されていることが好ましい。メッキ材料は、ヘッダ301のメッキ材料と同一であることが好ましい。この点については後述する。
ピン302の形状は、軸方向における断面形状がいずれの位置においても同一である。上述のように、ヘッダ301もピン302の軸方向における断面形状が一定であることから、フィードスルー130のピン302の軸方向における断面形状は一定である。フィードスルー130がこの形状を有することで、効率的なフィードスルー130の製造を実現することができる。この点については後述する。
図5は、本形態のフィードスルー130と、それに対応するコネクタとの接続状態を模式的に示す断面図である。フィードスルー130は、筐体内にあるFPCコネクタ121そして筐体外の制御回路基板502上の外部コネクタ520と接続している。本形態のフィードスルー130は突出するピンを有していないため、接続のためにメス・コネクタを使用することはできない。
そこで、FPCコネクタ121及び外部コネクタ520は、それぞれ、バネ端子125及び511を有している。図5は、FPCコネクタ121及び外部コネクタ520のそれぞれの二つのバネ端子を例示しているが、FPCコネクタ121及び外部コネクタ520は、フィードスルー130のピン302のそれぞれに当接するバネ端子を有している。
バネ端子125、511は、それぞれ、ピン302の露出面と当接し、電気的な導通を確保している。バネ端子125、511は、ピン302の方向にバネ性を有しており、接触しているピン302の露出面を押圧している。これにより、バネ端子125、511ピン302の露出面との接触をより確実なものとしている。ピン302はバネ端子125、511と接触するが、従来のコネクタ部分のように孔に出し入れされることはなく、摺動耐力はそれほど必要としない。そのため、ピン302の露出面のメッキは金以外の金属材料、例えばニッケル・メッキを使用することもできる。
図6は、他の好ましい態様のフィードスルー160の形状を示している。図6(a)は本態様のフィードスルー160の構造を示す斜視図である。図6(b)は図6(a)のC−C切断線における断面図、図6(c)は断面分解図である。図4を参照して説明した他の態様のフィードスルー130と、このフィードスルー160との間の主な違いは、フィードスルー160のヘッダ601は、環状の部品であって、一つのみの孔611を有することである。ヘッダ601の孔611内に、複数のピン602が挿入されている。フィードスルー160の全てのピン602が、孔611内で固定されている。
孔611内において、各ピン602の周囲には絶縁封止材603が充填されており、各ピン602及びヘッダ601は互いに離間していると共に電気的に絶縁されている。絶縁封止材603は、各ピン602の間及び各ピン602とヘッダ601との間にあって、ピン602を孔611内に固定すると共に、ピン602同士の間、ピン602とヘッダ601との間を電気的に絶縁するとともに密閉封止している。各ピン602の間にヘッダ601を構成する部分が存在しないため、ピン602の軸方向における断面を上記フィードスルー130のピン302よりも大きくすることができる。
ヘッダ601、ピン602及び絶縁封止材603の材料は、上記他のフィードスルー130と同様である。ヘッダ601及びピン602の表面メッキについても同様である。図6のヘッダ601は長円の環であるが、円形や矩形の環でもよい。ヘッダ601の上面612及び下面613の一方が、HDD1のベース102内に露出し、他方が外部に露出する。上面612及び下面613は互いに平行であり、同一形状を有している。上面612と下面613との間で規定される厚み方向(図6における上下方向)において、ヘッダ601の断面形状は同一である。孔611の貫通方向は、上面612と下面613とに垂直である。
各ピン602は、孔611内に固定されており、軸方向(貫通方向)において、ヘッダ601の上面612及び下面613に垂直に延びており、互いに平行である。図6(b)の断面図に示すように、各ピン602の上下端面位置と、ヘッダ301の上面612及び下面613の位置とは一致している。同様に、絶縁封止材603の上下端面位置と、上面612及び下面613の位置とは一致している。
ヘッダ601の上面612と各ピン602及び絶縁封止材603の露出面の位置が一致しており、フィードスルー160の上面はいわゆるつらいちとなっている。フィードスルー160の下面についても同様である。ピン602の形状は、軸方向における断面形状がいずれの位置においても同一である。上述のように、ヘッダ601もピン602の軸方向における断面形状が一定であることから、フィードスルー160のピン602の軸方向における断面形状は一定である。フィードスルー160がこの形状を有することで、効率的なフィードスルー160の製造を実現することができる。
以下において、フィードスルー130、160の好ましい製造方法について説明する。図7に示すように、本形態のフィードスルー製造方法は、注状体701を製造し、その注状体701からフィードスルーを切り出すことで、注状体701から複数のフィードスルーを製造する。図7は、上記第2態様のフィードスルー160を示しているが、上記第1態様のフィードスルー130も同様に製造することができる。
注状体701は、中空の管711、管711の内部に挿入されている複数のピン712、そして、管711の内部に充填されている絶縁封止材713を有している。管711はヘッダ601に対応し、ヘッダ601の母体と同一の材料で形成されている。絶縁封止材713は絶縁封止材603と同様の材料であり、また、複数のピン712のそれぞれは複数のピン602に対応している。
注状体701をピン712の軸方向と垂直な方向において切断し、フィードスルー160を切り出す。さらに、切り出したフィードスルー160の外表面に必要なメッキ処理を施す。フィードスルー160の切断面において、ヘッダ601とピン602の母体材料が露出している。上記例において、その材料は鉄を主成分とする金属である。従って、フィードスルー160の切断面において、ヘッダ601とピン602の露出面にメッキ処理を行う。ヘッダ601の側面にも、メッキ層を形成する必要がある。この部分のメッキ処理は、フィードスルー160の切断前に、注状体701の管711に対して予め行っておく、あるいは、フィードスルー160の切断後に切断面と同時に行う。
ヘッダ601とピン602のメッキ処理は、同時に行うことが好ましい。このため、これらの表面を同一の金属材料でメッキすることが好ましい。メッキ金属は、その内部金属よりも耐食性が高く、半田の濡れ性のすぐれた材料であり、また容易にメッキすることができるニッケルが好ましい。ピン602は、メス・コネクタの孔への抜き差しがないため、ニッケル・メッキによって十分な接触特性を得ることができる。注状体701からフィードスルー160を切り出すため、ピン602の軸方向におけるフィードスルー160の断面は常に同一となる。なお、切断面のメッキ層は薄いため、ヘッダ601、ピン602及び絶縁封止材603の端面は同一であると考えることができる。
次に、図8のフローチャートを参照して、注状体701の製造を含むフィードスルー160の製造方法の例を説明する。注状体701の製造は、まず、管711、ピン712、そして絶縁封止材713のそれぞれの材料を用意する(S11)。本例においては、絶縁封止材713の材料としてガラスを使用する。ガラス粉末をプレス成形し、さらにプレス成形したものを予備焼結する(S12)。予備焼結されたガラス焼結体は、管711の孔の内径よりもやや小さい外形を有し、また、複数のピン712を挿入するピン712よりやや大きな複数の孔を有している。さらに、長いリードを切断して、複数のピン712を製造する(S13)。
製造した管711、ガラス絶縁封止材713、ピン712により注状体701を組み立てる(S14)。具体的には、グラファイトのジグを用意し、その中に、管711、予備焼結したガラス絶縁封止材713そして複数のピン712を組み込む。ガラス絶縁封止材713は管711に挿入され、また、ガラス絶縁封止材713の各孔に各ピン712が挿入される。次に、正確に制御された温度及び雰囲気中において、ガラス絶縁封止材713を本焼結する(S15)。これにより、管711内が完全に封止されると共に、ピン712がガラス絶縁封止材713内で固定される。以上の処理により、注状体701が完成する。
次に、注状体701をダイヤモンド・カッタなどでピン712の軸に垂直な方向で切断し、所定の厚みを有するフィードスルー160を切り出す(S16)。切り出したフィードスルー160の表面に必要なメッキ処理を施し、HDD1に実装することができるフィードスルー160が完成する(S17)。このように、注状体701を製造し、その注状体701から複数のフィードスルー160を切り出すことで、極めて効率的にフィードスルー160を製造することができる。
このように、注状体を形成してフィードスルーを切り出す製法は、第1態様のフィードスルー130よりも第2態様のフィードスルー160に好適である。ピン及び管は相応の長さを有している。焼結したガラス絶縁封止材を細く長い空間内に挿入することあるいはそのような空間にガラス粉を充填することは必ずしも容易なことではなく、製造効率を低下させる原因にもなるからである。
また、本形態のように、他のバネ端子と導体ピンとが当接することで導通を得る場合、
従来のピンを抜き差しするタイプのコネクタが要求するほどピン位置に対して高い精度は要求されない。従って、フィードスルー160のように、複数のピン602を一つの孔に配置する場合は、製造におけるピンの位置決め高い精度を要求されず、より製造効率及び歩留まりを向上することができる。これらのことは、フィードスルー160のように一つの孔に全てのピン602を挿入する場合に効果が大きいが、ヘッダが複数の孔を有していても、各孔に複数のピンを工程する場合には、同様の効果を得ることができる。
以上、本発明を好ましい実施形態を例として説明したが、本発明が上記の実施形態に限定されるものではない。当業者であれば、上記の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加することが可能である。例えば、本発明はHDDに特に有用であるが、それ以外のディスク・ドライブ装置に適用してもよい。また、フィードスルーは、磁気ヘッド信号とVCMの駆動電力及びSPMの駆動電力の全て、あるいはそれらの内の一つあるいは二つのみを伝送するように構成することができる。
本実施形態において、密封型HDDの構成を模式的に示す斜視図である。 本実施形態において、HDDの収容空間内の構造を模式的に示す上面図である。 本実施形態において、ベース、トップ・カバー及びベースの底面に接合されたフィードスルーを模式的に示す断面図である。 本実施形態において、フィードスルーの構造を示す図である。 本実施形態において、フィードスルーとコネクタとの接続状態を模式的に示す図である。 本実施形態において、他の態様のフィードスルーの構造を示す図である 本実施形態において、フィードスルーの製造方法を模式的に示す図である。 本実施形態において、フィードスルーの製造方法の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 ハードディスク・ドライブ、10 ヘッド・ディスク・アセンブリ
50 制御回路基板、101 磁気ディスク、102 ベース
105 磁気ヘッド、106 アクチュエータ、107 回動軸
121 コネクタ、125 バネ端子、130、160 フィードスルー
201 トップ・カバー、213 内部空間、251 開口、256 凹部
301 ヘッダ、302 ピン、303 絶縁封止材、310 孔、311 孔
312 上面、313 下面、501 インターフェース・コネクタ
502 制御回路基板、520 外部コネクタ、521 バネ端子
601 ヘッダ、602 ピン、603 絶縁封止材、611 孔、612 上面
613 下面、701 注状体、711 管、712 ピン、713 絶縁封止材

Claims (9)

  1. 密閉された筺体を有するディスク・ドライブ装置に使用される気密接続端子の製造方法であって、
    金属で形成された軸方向に長いヘッダの軸方向貫通孔に絶縁封止材を入れ、
    前記孔が延びる方向において導体ピンを前記孔内に挿入し、
    前記絶縁封止材において前記導体ピンを絶縁しかつ固定して、柱状体を形成し、
    前記導体ピンの軸方向と交差する方向において前記柱状体を切断して、複数の気密接続端子を切り出す、
    気密接続端子の製造方法。
  2. さらに、前記気密接続端子を切り出した後に、その気密接続端子の外表面にメッキ処理を行う、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記メッキ処理は、前記ヘッダと前記導体ピンとを同一材料でメッキする、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記ヘッダは少なくとも二つの孔を有し、この各々の一つの孔内において絶縁封止材で導体ピンを絶縁しかつ固定する、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記ヘッダは一つのみの孔を有する筒状体であり、
    前記一つのみの孔内において前記絶縁封止材によって互いに離間する複数の導体ピンを絶縁しかつ固定する、
    請求項1に記載の方法。
  6. 密閉された筐体と、
    前記筐体内に実装されているディスクと、
    前記ディスクにアクセスするヘッドと、
    前記ヘッドを支持し、前記ヘッドを前記ディスク上で移動する移動機構と、
    前記筐体に接合された気密接続端子と、を有し
    前記気密接続端子は、
    孔を有する金属で形成されたヘッダと、
    前記孔内に形成されている絶縁封止材と、
    前記絶縁封止材内で絶縁されかつ固定されている導体ピンと、を有し、
    前記導体ピンの露出している両端面の位置と前記ヘッダの両端面の位置とが一致しており、前記導体ピンの軸方向における断面形状はいずれの断面位置においても同一であり、
    さらに、前記導体ピンの露出面と接触しているバネ端子を有するコネクタを有している、
    ディスク・ドライブ装置。
  7. 前記ヘッダの一つの孔内において、前記絶縁封止材で互いに絶縁された複数の導体ピンを固定さている、
    請求項6に記載のディスク・ドライブ装置。
  8. 前記ヘッダは一つのみの孔を有する筒状体であり、
    前記一つのみの孔内の前記絶縁封止材内において互いに離間する複数の導体ピンが固定されている、
    請求項6に記載のディスク・ドライブ装置。
  9. 前記ヘッダと前記導体ピンとは同一材料でメッキされている、
    請求項6に記載のディスク・ドライブ装置。
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