JP2009093755A - ディスク・ドライブ装置及びその製造方法 - Google Patents

ディスク・ドライブ装置及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009093755A
JP2009093755A JP2007264055A JP2007264055A JP2009093755A JP 2009093755 A JP2009093755 A JP 2009093755A JP 2007264055 A JP2007264055 A JP 2007264055A JP 2007264055 A JP2007264055 A JP 2007264055A JP 2009093755 A JP2009093755 A JP 2009093755A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk drive
lid
metal case
drive device
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007264055A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouki Uefune
貢記 上船
Takako Hayakawa
貴子 早川
Mitsuhiro Nakamiya
光裕 中宮
Kazuhide Ichikawa
和秀 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HGST Netherlands BV
Original Assignee
Hitachi Global Storage Technologies Netherlands BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Global Storage Technologies Netherlands BV filed Critical Hitachi Global Storage Technologies Netherlands BV
Priority to JP2007264055A priority Critical patent/JP2009093755A/ja
Priority to US12/287,595 priority patent/US20090097375A1/en
Publication of JP2009093755A publication Critical patent/JP2009093755A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B25/00Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
    • G11B25/04Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card
    • G11B25/043Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card using rotating discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/12Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
    • G11B33/121Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a single recording/reproducing device
    • G11B33/122Arrangements for providing electrical connections, e.g. connectors, cables, switches
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/4902Electromagnet, transformer or inductor
    • Y10T29/49021Magnetic recording reproducing transducer [e.g., tape head, core, etc.]
    • Y10T29/49025Making disc drive

Abstract

【課題】ディスク・ドライブ装置において、簡易で小型化が可能な、信頼性の高い密閉筐体構造を実現する。
【解決手段】本発明の一実施形態のHDD1は、HDD本体10、HDD本体10を収容するケース11、ケース11の開口111を塞ぐフィード・スルー機能付蓋12、HDD本体10と蓋12に固定されている複数のピン122とを相互接続するFPCコネクタ13とを有している。蓋12はケース11に接合され、ケース11の開口を完全に塞いでいる。ケース11と蓋12とは密閉筐体を構成しており、内部のHDD本体10は、密閉空間内に収容されている。HDD本体10を密閉空間内に収容することで、HDD1の外部環境変化への耐性を高めることができる。また、密閉空間内にヘリウムなどの低密度ガスを封入することで、HDD1の性能を向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディスク・ドライブ装置及びその製造方法に関し、特に、装置内部にヘリウム・ガスなどの低密度の気体を封入するのに好適な密封型ディスク・ドライブ装置及びその製造方法に関する。
ハードディスク・ドライブ(HDD)は、その優れた性能から、コンピュータの外部記憶装置としての用途のほか、カーナビゲーション・システムや動画像記録装置など多くの分野に適用されている。その中で、自動車などの屋外で使用される場合の環境変化に対する耐性を高めることが要求されている。典型的なHDDは筐体に呼吸孔を有しており、空気や水蒸気がHDDの内外を出入りする。このため、HDDは、外部環境の変化に大きな影響をうける。このHDDの耐環境性を向上するために、HDDの筐体を密閉構造とし、HDD内外の気体の出入りを防ぐことが提案されている。
また、近年のHDDは、さらなる大容量、高記録密度、高速アクセスに対する要求から、磁気ディスクを高速回転させ、ヘッド・ジンバル・アセンブリ(以下においてHGA)を高速駆動させている。このため、少なからず、空気の乱れ(風乱)が生じ、磁気ディスクやHGAに振動が発生する。この風乱振動は、高密度に記録された磁気ディスク上のデータにヘッドを位置決めする際の大きな障害となる。風乱の発生はランダムであり、その大きさや周期を予測することは難しく、迅速かつ正確な位置決め制御は、複雑・困難になるためである。また、風乱振動は騒音の要因ともなり装置の静粛性を損なう要因ともなる。
高速回転に伴う装置内の空気の作用で発生する問題としては、上記以外に消費電力の増加がある。磁気ディスクを高速で回転させると、その近傍の空気も一緒に引きずられて回転する。一方、磁気ディスクから離れた空気は静止しているため、この間にせん断力が発生し、ディスク回転を止めようとする負荷となる。これは風損と呼ばれ、高速回転になればなるほど大きくなる。この風損に逆らって高速回転を行うには、モータは大きな出力を必要とし、大きな電力を必要とする。
前記風乱及び風損はHDD内部の気体の密度に比例することに着目し、密封されたHDD内において、空気の代わりに低密度の気体を封入して風乱や風損を低減しようとするアイデアがある。低密度の気体としては、水素やヘリウムなどが考えられるが、実使用を考慮すると、効果が大きく、安定していて安全性の高いヘリウムが最適と考えられる。ヘリウム・ガスを密閉したHDDでは、上記問題を解決し、迅速かつ正確な位置決め制御、省電力、良好な静粛性を実現できる。
しかし、ヘリウムは、その分子がきわめて小さく、拡散係数は大きいため、通常のHDDに用いられている筐体では、密閉性が低く、通常使用中に、ヘリウム・ガスが簡単に漏出してしまうという課題があった。そこで、ヘリウム・ガスなどの低密度の気体を密封可能にすべく、例えば、下記特許文献1のような従来例が提案されている。
米国特許出願公開第2005/0068666号明細書 特開平5−62446号公報
密閉されたHDDの構造にたいしては、気体のリークが発生しないように完全密閉性が求められると共に、外部気圧の変化及び外部温度の変化によるHDD内外の気圧差によってHDDの筐体が変形しないことが求められる。このような点から、上記特許文献1は、アルミダイキャストで成型されたベースとアルミのカバーをレーザ溶接することで、密閉筐体を形成することを開示している。高剛性のベース及び厚みの大きなカバーを溶接により接合することで、筐体の剛性を確保すると共に、完全密封を確保することができる。しかし、このような構造は必ずしも小型化には適したものではない。2.5インチ以下の小型HDDにおいては、装置を薄型化する必要があることから、完全密閉された状態で外部気圧及び外部温度の変化によって生じる負荷に耐えうる筐体設計を行うことが困難である。
また、上記特許文献2は、密封された筐体内に低圧気体を封入することを開示している。この文献は、HDDの部品を収容、支持する支持構造部材の周囲を密閉構造体で囲むHDD構造を開示している。外側の密閉構造体により完全密閉性を確保することで、密閉構造体内部の構造設計の幅を広げることができる。しかし、この密閉構造体は半分に分割される分割構造を有しており、二つの部分の広い接合箇所やコネクタの接合箇所など多くの接合箇所を有している。このため、接合箇所からのリークの蓋然性が増加する。また、低圧気体が封入されていることで、外部気圧及び外部温度の変化によって生じる負荷がさらに大きくなり、それに耐えるため密閉構造体の厚みを大きくすることが必要となる。従って、より簡易な構造で小型化が可能で信頼性の高い密閉筐体構造が要求される。
本発明の一態様に係るディスク・ドライブ装置は、1枚の金属板から形成されている金属ケース部と、前記金属ケース部に接合されており前記金属ケース部の開口を塞ぐ蓋部と、前記金属ケース部と蓋部の密閉された空間内に配置されており、前記開口を通過可能なディスク・ドライブ本体と、前記蓋部に固定されており前記ディスク・ドライブ本体と外部との信号インターフェースを与える複数のピンと、前記密閉された空間内に封入されている低密度気体と、を有する。上記金属ケース部と蓋部とによって密閉筐体を形成することで、ディスク・ドライブ装置において、簡易で小型化が可能な、信頼性の高い密閉筐体構造を実現することができる。
前記空間内の内圧は、海抜0m、温度25℃において、外部気圧よりも大きいことが好ましい。これによって、金属ケースの肉厚を薄くすることができる。さらに好ましくは、前記低密度気体はヘリウム・ガスであり、前記空間内の内圧は、海抜0m、温度25℃において1.3気圧以上である。ヘリウム・ガスを使用することでリーク検査が容易となり、またこの条件の内圧によれば、ディスク・ドライブ装置の使用環境において金属ケースの変形を効果的に防ぐことができる。
好ましい例において、前記蓋部は、前記金属ケース部に溶接されており、複数の孔が形成されたベース・プレートを有し、前記複数のピンのそれぞれは、前記複数の孔のそれぞれにシール材を介して固定されている。これにより蓋部の構造をシンプルなものとすることができる。あるいは、好ましい他の例において、前記蓋は、前記金属ケース部に溶接されたベース・プレートと、前記ベース・プレートの開口を塞ぐように前記ベース・プレートに接合されており複数の孔が形成されたフィード・スルー・プレートとを有し、前記複数のピンのそれぞれは、前記複数の孔のそれぞれにシール材を介して固定されている。ベース・プレートとフィード・スルー・プレートとを有することで、材料の選択の幅を広げることができる。
好ましくは、前記金属ケース部は、上下面と前記上下面よりも面積が小さい複数の側面とを有し、前記蓋部は前記複数の側面の一つに形成されている開口を塞ぐように、前記金属ケース部に接合されている。これにより、接合部の長さを小さくすることができるので、信頼性が向上する。
本発明の他の態様は、ディスク・ドライブ装置の製造方法である。この方法は、ディスク・ドライブ装置本体を製造する。前記ディスク・ドライブ装置本体を、1枚の金属板から形成されている金属ケース内に、その金属ケースの開口を通して配置する。前記ディスク・ドライブ装置本体と、蓋に固定されているピンとの間をケーブルにより接続する。前記開口を塞ぐように前記蓋を前記金属ケース上に配置し、前記蓋と前記金属ケースとを溶接する。前記金属ケースと蓋の密閉された空間内に低密度気体を封入する。これにより、小型化が可能で信頼性の高い密閉筐体構造を容易に製造することができる。好ましくは、前記蓋と前記金属ケースとを溶接した後に、前記金属ケースに形成された孔を介して前記蓋と前記金属ケースの内部空間内に前記低密度気体を注入する。これにより、製造効率を上げることができる。
本発明によれば、ディスク・ドライブ装置において、簡易で小型化が可能な、信頼性の高い密閉筐体構造を実現することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略されている。本実施形態においては、ディスク・ドライブ装置の例として、ハードディスク・ドライブ(HDD)について説明する。本形態のHDDは、HDD本体と、そのHDD本体を収容する密閉筐体とを有している。本形態のこの密閉筐体の構造に特徴を有している。
図1(a)は、本実施形態に係る密閉HDD1の全体構成を模式的に示す斜視図、図1(b)はその分解斜視図である。図1(b)に示すように、HDD1は、HDD本体10、HDD本体10を収容するケース11、ケース11の開口111を塞ぐ蓋12、HDD本体10と蓋12に固定されている複数のピン122とを相互接続するFPC(Flexible Printed Circuit)131とコネクタ132のアセンブリであるFPCコネクタ13とを有している。
図1(a)に示すように、蓋12はケース11に接合され、ケース11の開口を完全に塞いでいる。ケース11と蓋12とは密閉筐体を構成しており、内部のHDD本体10は、密閉空間内に収容されている。HDD本体10を密閉空間内に収容することで、HDD1の外部環境変化への耐性を高めることができる。また、密閉空間内にヘリウムなどの低密度ガスを封入することで、HDD1の性能を向上することができる。
本形態の筐体構造について説明する前に、HDD本体10の構造について、図2を参照して説明する。HDD本体10は、通常のHDDと同様の構造を有する。具体的には、HDD本体10は、ヘッド・ディスク・アセンブリ(HDA)100と、HDA100の外部底面に固定された制御回路基板(不図示)とを有している。制御回路基板上には、HDA100の動作を制御する回路素子が実装されている。制御回路基板上のコネクタにFPC131が接続される。図2において、ヘッド・スライダ105は、磁気ディスク101への書き込み及び/又は読み出しを行う。
アクチュエータ106は、ヘッド・スライダ105を保持し、それを移動する。アクチュエータ106は、駆動機構としてのボイス・コイル・モータ(VCM)109によって駆動され、回動軸107を中心に回動する。アクチュエータ106及びVCM109のアセンブリは、ヘッド・スライダ105の移動機構である。磁気ディスク101は、ベース102に固定されたスピンドル・モータ(SPM)103に保持され、所定の角速度で回転される。磁気ディスク101からのデータの読み取り/書き込みのため、アクチュエータ106は回転している磁気ディスク101表面のデータ領域上空にヘッド・スライダ105を移動する。ベース102の開口はトップ・カバー(不図示)により覆われる。
図1(b)に戻って、FPCコネクタ13は、HDD本体10の制御回路基板と蓋12に固定されているピン122とを相互接続する。ピン122の外側には、ホストとの間のケーブルが接続される。FPCコネクタ13は、外部ホストとHDD本体10との間の信号及びHDD本体10の動作のための電力を伝送する。FPC131は制御回路基板のコネクタに物理的に接続され、コネクタ132は蓋12上のピン122と嵌合して物理的に接続される。
本形態の蓋12は、フィード・スルーとして機能する。図3(a)は蓋12の上面図であり、図3(b)は、図3(a)におけるb−b切断線での断面図である。蓋12は、フラットな板形状を有するベース・プレート121と、ベース・プレート121を貫通しベース・プレート121に垂直に保持された複数のピン122とを有している。ピン122の周囲にはガラスもしくはセラミック等のシール材123が充填され、ピン122とベース・プレート121の間が密閉封止されている。
この例において、ベース・プレート121は一つの金属材料からなる一枚板である。ベース・プレート121の材料は、ガラス等のシール材123の熱膨張係数を考慮して選択する。ベース・プレート121の材料の熱膨張係数とシール材123の熱膨張係数とが大きく異なる場合、外部気温の変化によってシール材123に応力が加わり、シール材123が破損する危険がある。
このため、ベース・プレート121はスチールあるいはステンレス・スチールであることが好ましい。ガラスなどのシール材料123の熱膨張係数は最大10(ppm/deg.C)程度、スチールの熱膨張係数は13〜17(ppm/deg.C)程度となっており、アルミダイキャスト材の熱膨張係数は略20(ppm/deg.C)と比較して、熱膨張係数の差が小さく、応力によるシール材123の破損の確率を小さくすることができる。
図1(a)に示すように、蓋12はケース11の開口111を塞ぐようにケース11に接合される。好ましい接合方法は溶接である。蓋12をケース11に半田接合することができるが、強固な接合による信頼性の点から溶接が好ましい。典型的には、レーザ溶接により、蓋12のベース・プレート121とケース11とを接合する。ケース11の材料は、蓋12との接合方法に依存する。半田接合を使用する場合、ケース11の材料として、蓋12のベース・プレート121と異なる材料を選択することができる。HDD1の軽量化の点から、アルミニウムやアルミニウム合金などのアルミニウムを主材とする金属でケース11を形成することが好ましい。溶接を使用する場合、ケース11の材料はベース・プレート121と同一材料が好ましく、スチールあるいはステンレス・スチールでケース11を形成する。
図1(b)に示すように、ケース11は1面に開口111を有し、他の面は連続している壁によって囲まれている。開口111は略矩形状であり、各コーナーは曲線状である。ケース11において開口111以外の部分において接合箇所をなくすことによって、HDD1の密封の信頼性を高めることができる。ケース11は、連続した1枚の板を加工することで製造することができる。典型的には、金属の薄板の絞り加工によってケース11を製造する。
HDD本体10は、開口111からケース11内に挿入される。このため、開口111は、HDD本体10が通るサイズであることが必要である。図4に示すように、開口111の長手方向における寸法(幅)W1と、短手方向における寸法(高さ)H1とが、HDD本体10のいずれかの面からか見た場合の幅及び高さよりも大きいことが必要となる。HDD本体10は、略直方体の形状を有しており、磁気ディスク101の記録面に垂直な方向の寸法(高さもしくは厚み)H2が記録面に平行な二辺のよりも寸法L2a、L2b小さく、最も小さい。記録面に平行な二辺の一方(L2a)は、他方(L2b)より長い。具体的には、磁気ディスク101とアクチュエータ106が配列されている方向に延びる二辺(L2a)は、他の二辺(L2b)よりも長い。
HDD本体10は、記録面に平行な二つの面(上面及び下面)と、記録面に垂直な4つの側面を有している。2つの上下面の面積は、4つの側面よりも大きい。4つの側面の内、磁気ディスク101及びアクチュエータ106の双方と対向している二つの側面の、幅L2aは、他の二つの側面の幅L2bよりも大きい。磁気ディスク101及びアクチュエータ106の双方と対向している二つの側面は、磁気ディスク101とアクチュエータ106が配列されている方向に延びる辺(L2a)と記録面に垂直な辺(H2)とで画定される。
ケース11の形状及びその内部空間の各寸法は、HDD本体10を収容するために、HDD本体10と同様に略直方体であり、ケース11の各寸法はHDD本体10の各寸法よりも大きい。ケース11は、開口111を含む6面を有しており、上下面112、113が、4つの側面よりも大きい。ケース11内にHDD本体10が配置された状態において、ケース11の上下面及び4つの側面は、HDD本体10の上下面112、113及び4つの側面と対向する。
HDD本体10を挿入するための開口111は、4つの側面の内の一つに対応する面に形成されていることが好ましい。面積の大きい上下面112、113の一方が開口111である場合、蓋12とケース11との接合長さ大きくなり、それだけリークの可能性が大きくなるからである。上下面112、113よりも周囲長さの小さい側面の一つに、ケース11が開口111を有することで、蓋12とケース11との接合長さを小さくし、より信頼性を向上することができる。
図1(b)の例においては、ケース11の長辺側の側面に開口111が形成されている。HDD本体10は、長辺側の側面、つまり、磁気ディスク101及びアクチュエータ106の双方に対向する側面から、ケース11内に挿入される。開口111の幅W1は、HDD本体10の長手方向の幅L2aよりも大きく、開口111の高さH1は、HDD本体10の厚みH2よりも大きい。
蓋12は開口111を完全に塞ぐため、ベース・プレート121の外形は開口111の外形と略同一あるいは開口111の外形よりも大きいことが必要となる。溶接や半田により接合を容易とするため、ベース・プレート121は、開口111を画定するケース11の縁の上に配置された状態で、開口111を完全に覆っていることが好ましい。図3(a)に示すように、ベース・プレート121のコーナーは、開口111のコーナーに合わせて曲線で形成されていることが好ましい。これにより、接合ミスの可能性を小さくすると共に、応力集中による接合部の破損の可能性を小さくすることができる。
好ましい態様において、ケース11及び蓋12で形成される密閉筐体内の内圧は、海抜0m、常温(25℃)において、外部気圧(1atm)よりも大きい。より好ましくは、温度及び気圧についてのHDD1の設計使用範囲において、密閉筐体内の内圧が常に外部気圧以上であることが好ましい。これによって、ケース11の肉厚を薄くしてもケース11の変形を防ぐことができ、ケース11の軽量化を図ると共にその製造をより容易なものとすることができる。具体的には、密閉筐体内の内圧は、海抜0m、常温(25℃)において、1.3atm以上であることが好ましい。
密閉筐体内に封入される気体は、空気よりも密度が低い低密度ガスを含むことが好ましい。使用する低密度気体は、水素やヘリウムが考えられるが、効果が大きく、安定していて安全性の高いヘリウムが最適であり、以下においてはヘリウムを例として説明する。HDD本体10には呼吸孔が形成されており、封入されているヘリウム・ガスは、HDD本体10の内部へと入る。従って、密閉筐体内におけるヘリウム・ガスの割合を大きくすることで、磁気ディスク101の回転により風乱及び風損を低減し、HDD本体10の性能、消費電力を改善することができる。また、ヘリウム・ガスは熱伝導性に優れているため、HDD本体10の放熱効果を高めることができる。
密閉筐体内は、ヘリウムと窒素などの他気体との混合ガスを封入することができる。ヘリウム・ガスの検出は他の気体よりも容易であり、ケース11と蓋12とを接合した後のリーク検査を容易に行うことができる。リーク検査のためには、密閉筐体内のヘリウムの割合が1%ほどあればよい。放熱性あるいはHDD本体10の性能、消費電力改善の点からは、密閉筐体内のヘリウム・ガスの割合が大きいほど好ましい。典型的には、ヘリウムの割合は10%以上であり、好ましくは50%以上である。
次に、HDD1の製造方法について、図5のフローチャートを参照して説明する。まず、HDD本体10の内部部品を製造する(S11)。具体的には、アクチュエータ106とヘッド・スライダ105とのアセンブリであるヘッド・スタック・アセンブリ(HSA)、SPM103、磁気ディスク101などの部品を製造する。次に、ベース102内に、上記内部部品を実装する(S12)。さらに、トップ・カバーをベース102に固定して、HDAを作成する(S13)。HDAをサーボ・ライタに接続し、磁気ディスク101上のサーボ・ライトを行う。(S14)。サーボ・ライトが終了した後、制御回路基板をHDAに実装し、各種テストや設定、欠陥登録処理などを実行する(S15)。これにより、HDD本体10が完成する。
HDD本体10とは別に、FPCコネクタ13、ケース11そしてフィード・スルー機能を有する蓋12を用意する(S16)。FPCコネクタ13をHDD本体10に接続し、密閉筐体内に封入するガスの雰囲気中において、ケース11に開口111からHDD本体10を挿入し、ケース11内にHDD本体10を配置する(S17)。蓋12のピン122をFPCケーブル13に接続し、開口111を覆うようにケース11の上に配置し、さらに、レーザ溶接によって蓋12のベース・プレート121とケース11とを接合する(S18)。蓋12をケース11に接合した状態において、密閉筐体内には加圧状態でガスが封入されている。その後、接合箇所のリーク検査を行い、HDD1の製造が終了する。以上により、簡便な構造により効率的に密閉構造を有するHDD1を製造することができる。
次に、本発明の他の好ましい形態のHDD2について説明する。本形態のHDD2も、密閉筐体内にHDD本体10を有している。HDD本体10の構造は上記他の態様と同様である。上記態様とは、ケースの形状、ケースの開口位置及びフィード・スルー機能を有する蓋の構造が異なる。図6(a)は、本形態のHDD2の全体構造及びその断面構造を示している。HDD2は、HDD本体10、ケース21、フィード・スルー機能を有する蓋22、そしてFPC23を有している。
FPC23は、HDD本体10と蓋22のピン222とを電気的、物理的に結合している。ケース21に接合されている蓋22の位置は、上記他の態様と異なる。本例においては、蓋22は、ケース21の最も外周の短い、つまり面積の小さい側面に接合されている。また、HDD10本体は、その最も外周の短い、つまり面積の小さい側面からケース21内挿入され、その向きでケース21内に固定されている。これによって、HDD本体10を配置した後のケース21と蓋22との接合長さを小さくすることができ、より信頼性をあげることができる。
図6(b)は、ケース21に接合された蓋22の断面図である。蓋22は、ベース・プレート221と、ベース・プレート221に接合されているフィード・スルー・プレート223、そしてフィード・スルー・プレート223に固定された複数のピン222を有している。複数のピン222は、フィード・スルー・プレート223を貫通しフィード・スルー・プレート223に垂直に保持されている。ピン222の周囲にはガラスもしくはセラミック等のシール材224が充填され、ピン222とフィード・スルー・プレート223の間が密閉封止されている。
フィード・スルー・プレート223は、金属材料からなる板である。フィード・スルー・プレート223の材料は、ガラス等のシール材224の熱膨張係数を考慮して選択する。フィード・スルー・プレート223はスチールあるいはステンレス・スチールであることが好ましい。これにより応力によるシール材224の破損の確率を小さくする。フィード・スルー・プレート223は、ベース・プレート221の面上に接合されている。接合方法は、半田接合、パルス通電接合あるいはFSW接合などを使用することができる。
ベース・プレート221の中央に開口225が形成されており、この開口225を完全に塞ぐ用にフィード・スルー・プレート223が接合されている。つまり、フィード・スルー・プレート223の外形は開口225よりも大きく、フィード・スルー・プレート223がベース・プレート221に重なった状態において、フィード・スルー・プレート223は開口225全てを塞ぐことができる。複数のピン222は、この開口225を通って接合面の反対側に突出している。図6(b)において、フィード・スルー・プレート223はベース・プレート221の内側(密閉空間内)に接合されているが、外側に接合してもよい。
好ましくは、ベース・プレート221はケース21に溶接により接合する。このため、ベース・プレート221とケース21とは同じ金属材料で形成されていることが好ましい。HDD2の軽量化の点から、ベース・プレート221とケース21とは、アルミニウムやアルミニウム合金などのアルミニウムを主材とする金属で形成する。ピン222はフィード・スルー・プレート223にシール材224を介して固定されているので、ベース・プレート221の材料をより自由に選択することができる。
図6(c)は、ケース21及びHDD本体10の一部の断面図である。本形態のケース21は、低密度ガスを注入するための孔226、227を有している。HDD1の製造において、蓋22をケース21に接合した後に、これらの孔226、227を介して筐体内部に低密度ガスを注入する。これにより、HDD1の製造を低密度ガス雰囲気内で行う必要がなくなり、製造工程を効率化することができる。後のガスの出入を防ぐため、孔226、227の径は、1mm以下であることが好ましい。また、これらの孔226、227は、アルミニウムなどの金属テープ228によってシールされているため、そこを介したガスの出入を確実に防ぐことができる。
次に、HDD2の製造方法について、図7のフローチャートを参照して説明する。工程S21〜S25までは、図5のフローチャートと同様であり説明を省略する。HDD本体10を製造した後、HDD本体10とは別に、FPC23、ケース21そしてフィード・スルー機能を有する蓋22を用意する(S26)。FPC23をHDD本体10に接続し、ケース11の開口からHDD本体10を挿入し、ケース11内にHDD本体10を配置する(S27)。
蓋22のピン222をFPC23に接続し、HDD本体10を挿入したケース21の開口を覆うように、蓋22をケース11の上に配置し、さらに、レーザ溶接によって蓋22のベース・プレート221とケース21とを接合する(S28)。蓋22とケース21との接合が完了した後、ケース21の孔226、227を使用して、筐体内に低密度ガスを注入する(S29)。具体的には、一方の孔226から内部ガスを排出しながら、もう一方の孔227から筐体内部にガスを注入する。このとき、低密度ガスを加圧状態で注入し、最終的な内圧が所望の気圧となるようにする。最終的な内圧の値は、上記他の形態と同様である。ガス注入が終了した後、孔226、227を金属テープ228でシールし(S30)、リーク検査にパスするとHDD1の製造が終了する。以上により、より効率的に密閉構造を有するHDD1を製造することができる。
以上、本発明を好ましい実施形態を例として説明したが、本発明が上記の実施形態に限定されるものではない。当業者であれば、上記の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加することが可能である。例えば、本発明はHDDに特に有用であるが、それ以外のディスク・ドライブ装置に適用してもよい。
本実施形態に係る密封型HDDの構成を模式的に示す図である。 本実施形態に係るHDD本体の構成を模式的に示す上面図である。 本実施形態に係るフィード・スルーの構造を模式的に示す図である。 本実施形態に係る金属ケースとHDD本体との寸法関係を模式的に示す図である。 本実施形態に係る密閉型HDDの製造方法を示すフローチャートである。 他の実施形態に係る密封型HDDの構成を模式的に示す図である。 他の実施形態に係る密閉型HDDの製造方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1、2 ハードディスク・ドライブ(HDD)、10 HDD本体、11 金属ケース
12 フィード・スルー機能付蓋、13 FPCコネクタ、21 金属ケース
22 フィード・スルー機能付蓋、23 FPC、101 磁気ディスク
102 ベース、103 スピンドル・モータ(SPM)、105 ヘッド・スライダ
106 アクチュエータ、107 回動軸、109 ボイス・コイル・モータ(VCM)
111 開口、121 ベース・プレート、122 ピン、123 シール材
221 ベース・プレート、222 ピン、223 フィード・スルー・プレート
224 シール材、225 開口、226、227 孔、228 金属テープ

Claims (10)

  1. 1枚の金属板から形成されている金属ケース部と、
    前記金属ケース部に接合されており、前記金属ケース部の開口を塞ぐ蓋部と、
    前記金属ケース部と蓋部の密閉された空間内に配置されており、前記開口を通過可能なディスク・ドライブ本体と、
    前記蓋部に固定されており、前記ディスク・ドライブ本体と外部との信号インターフェースを与える複数のピンと、
    前記密閉された空間内に封入されている低密度気体と、
    を有するディスク・ドライブ装置。
  2. 前記空間内の内圧は、海抜0m、温度25℃において、外部気圧よりも大きい、
    請求項1に記載のディスク・ドライブ装置。
  3. 前記低密度気体はヘリウム・ガスであり、
    前記空間内の内圧は、海抜0m、温度25℃において1.3気圧以上である、
    請求項1に記載のディスク・ドライブ装置。
  4. 前記蓋部は、前記金属ケース部に溶接されており、複数の孔が形成されたベース・プレートを有し、
    前記複数のピンのそれぞれは、前記複数の孔のそれぞれにシール材を介して固定されている、
    請求項1に記載のディスク・ドライブ装置。
  5. 前記蓋は、前記金属ケース部に溶接されたベース・プレートと、前記ベース・プレートの開口を塞ぐように前記ベース・プレートに接合されており複数の孔が形成されたフィード・スルー・プレートとを有し、
    前記複数のピンのそれぞれは、前記複数の孔のそれぞれにシール材を介して固定されている、
    請求項1に記載のディスク・ドライブ装置。
  6. 前記金属ケース部は、上下面と前記上下面よりも面積が小さい複数の側面とを有し、
    前記蓋部は前記複数の側面の一つに形成されている開口を塞ぐように、前記金属ケース部に接合されている、
    請求項1に記載のディスク・ドライブ装置。
  7. ディスク・ドライブ装置本体を製造し、
    前記ディスク・ドライブ装置本体を、1枚の金属板から形成されている金属ケース内に、その金属ケースの開口を通して配置し、
    前記ディスク・ドライブ装置本体と、蓋に固定されているピンとの間をケーブルにより接続し、
    前記開口を塞ぐように前記蓋を前記金属ケース上に配置し、前記蓋と前記金属ケースとを溶接し、
    前記金属ケースと蓋の密閉された空間内に低密度気体を封入する、
    ディスク・ドライブ装置の製造方法。
  8. 前記蓋と前記金属ケースとを溶接した後に、前記金属ケースに形成された孔を介して前記蓋と前記金属ケースの内部空間内に前記低密度気体を注入する、
    請求項7に記載のディスク・ドライブ装置の製造方法。
  9. 前記密閉されている空間内の内圧が、海抜0m、温度25℃において、外部気圧よりも大きい、
    請求項7に記載のディスク・ドライブ装置の製造方法。
  10. 前記低密度気体はヘリウム・ガスであり、
    前記密閉されている空間内の内圧は、海抜0m、温度25℃において1.3気圧以上である、
    請求項9に記載のディスク・ドライブ装置の製造方法。
JP2007264055A 2007-10-10 2007-10-10 ディスク・ドライブ装置及びその製造方法 Pending JP2009093755A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007264055A JP2009093755A (ja) 2007-10-10 2007-10-10 ディスク・ドライブ装置及びその製造方法
US12/287,595 US20090097375A1 (en) 2007-10-10 2008-10-10 Disk drive device and manufacturing method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007264055A JP2009093755A (ja) 2007-10-10 2007-10-10 ディスク・ドライブ装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009093755A true JP2009093755A (ja) 2009-04-30

Family

ID=40534085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007264055A Pending JP2009093755A (ja) 2007-10-10 2007-10-10 ディスク・ドライブ装置及びその製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20090097375A1 (ja)
JP (1) JP2009093755A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019518299A (ja) * 2016-03-24 2019-06-27 ウェスタン デジタル テクノロジーズ インコーポレーテッド ハードディスク装置用の高速伝送の密封電気コネクタ

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8842587B2 (en) * 2009-04-23 2014-09-23 Qualcomm Incorporated Wireless channel calibration
US8934194B2 (en) * 2011-01-09 2015-01-13 Erhard Schreck System and method for maintaining a low density gas environment in a disk drive
US9819129B2 (en) * 2013-10-04 2017-11-14 Western Digital Technologies, Inc. Hard disk drive with feedthrough connector
US9001458B1 (en) 2013-12-06 2015-04-07 HGST Netherlands B.V. Hard disk drive sealed in helium using a secondary container
US9196303B2 (en) 2014-03-06 2015-11-24 HGST Netherlands, B.V. Feedthrough connector for hermetically sealed electronic devices
US9924610B2 (en) 2014-06-26 2018-03-20 Dell Products, L.P. Reduced depth data storage assembly and rack server
US9431759B2 (en) 2014-10-20 2016-08-30 HGST Netherlands B.V. Feedthrough connector for hermetically sealed electronic devices
US10153005B1 (en) 2017-08-04 2018-12-11 Western Digital Technologies, Inc. Container flange configurations with increased diffusion length for hermetic sealing of data storage systems and devices

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4556969A (en) * 1984-12-28 1985-12-03 International Business Machines Corporation Hermetically sealed disk file
US5956213A (en) * 1988-01-25 1999-09-21 Seagate Technology, Inc. Latch mechanism for disk drive using magnetic field of actuator magnets
JPH08339676A (ja) * 1995-06-14 1996-12-24 Hitachi Ltd 磁気ディスク装置
KR100242977B1 (ko) * 1996-10-16 2000-02-01 윤종용 컴퓨터용 하드디스크드라이브의 소음방지장치
US6392838B1 (en) * 1999-03-30 2002-05-21 Maxtor Corporation Hermetically sealed data storage device
US6430000B1 (en) * 2000-04-13 2002-08-06 General Dynamics Information Systems, Inc. Hermetically sealed plural disk drive housing
WO2003043012A1 (en) * 2001-11-13 2003-05-22 Seagate Technology Llc Disc drive gas supply system
JP2003196970A (ja) * 2001-12-26 2003-07-11 Nippon Zeon Co Ltd ハードディスク装置およびそれを有する電子装置
US7123440B2 (en) * 2003-09-29 2006-10-17 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Hermetically sealed electronics arrangement and approach
US7362540B2 (en) * 2004-03-31 2008-04-22 Seagate Technology Llc Pressure control system for sealed enclosures
JP4358700B2 (ja) * 2004-07-28 2009-11-04 ヒタチグローバルストレージテクノロジーズネザーランドビーブイ ディスク装置及びその製造方法
US20060072244A1 (en) * 2004-10-06 2006-04-06 Rapp Robert J Methods for modifying or building a disk drive such that a substance is introduced into a disk drive enclosure with the intent to protect, to damage, or to destroy the disk drive and disk drive's data
US20060164753A1 (en) * 2005-01-24 2006-07-27 Huang Cheng Y External computer hard drive and heat-dissipating base thereof
TWM279954U (en) * 2005-06-02 2005-11-01 Hotway Technology Corp Cooling structure of external hard disk box

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019518299A (ja) * 2016-03-24 2019-06-27 ウェスタン デジタル テクノロジーズ インコーポレーテッド ハードディスク装置用の高速伝送の密封電気コネクタ
JP2020129426A (ja) * 2016-03-24 2020-08-27 ウェスタン デジタル テクノロジーズ インコーポレーテッド ハードディスク装置用の高速伝送の密封電気コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
US20090097375A1 (en) 2009-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009093755A (ja) ディスク・ドライブ装置及びその製造方法
JP2008171482A (ja) ディスク・ドライブ装置
JP5129964B2 (ja) ディスク・ドライブ装置及びその製造方法
US7876527B2 (en) Magnetic disk device
US9001458B1 (en) Hard disk drive sealed in helium using a secondary container
JP5037438B2 (ja) ディスク・ドライブ及びディスク・ドライブの密閉筐体内に低密度ガスを再注入する方法
US7876528B2 (en) Disk drive device and manufacturing method thereof
JP2009157988A (ja) 密閉された筐体を有するディスク・ドライブ装置に使用される気密接続端子の製造方法及びディスク・ドライブ装置
US11264059B2 (en) Sealed bulkhead electrical feed-through positioning control
US9672870B1 (en) Sealed bulkhead electrical feed-through X-Y positioning control
US9852777B2 (en) Hermetically-sealed hard disk drive cover perimeter adhesive seal
CN107025917B (zh) 气密密封的层压膜封装的硬盘驱动器
JP2009245570A (ja) ベースの製造方法及びディスク・ドライブ装置の製造方法
US20130063838A1 (en) Disk-enclosure base configured to inhibit formation of adherent solder-flux residue
US10121518B1 (en) Reducing leak rate in adhesive-based hermetically-sealed data storage devices and systems
JP2008287809A (ja) 記憶装置およびフレキシブルプリント基板ユニット
JP2006127674A (ja) ディスク装置
JP5052250B2 (ja) 密閉型ディスク・ドライブ装置及びその製造方法
JP2007095215A (ja) ディスク装置
JP2007087491A (ja) ディスク装置
JP2009157989A (ja) 密閉された筐体を有するディスク・ドライブ装置及びその筐体の一部を構成するベースの製造方法
JP2006048764A (ja) ディスク装置
JPH07254259A (ja) 磁気ディスク装置
JP2006079677A (ja) ディスク装置
JP2009289377A (ja) ディスク駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100510