JP5045173B2 - 画像データ変換装置、端末装置、画像データ変換方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

画像データ変換装置、端末装置、画像データ変換方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像データなどのデータ形式を変換するシステムなどに関する。
近年、MFP(Multi Function Peripherals)または複合機などと呼ばれる画像処理装置にネットワーク機能が設けられるようになった。それに伴い、画像処理装置は、企業などのイントラネットの中でパーソナルコンピュータなどの他の装置とともに用いられるようになった。
また、ハードディスクの大容量化および低価格化により、ボックス機能を有する画像処理装置が普及してきた。
ボックス機能とは、画像処理装置が内蔵するハードディスクに、「ボックス」と呼ばれる、パーソナルコンピュータにおけるフォルダまたはディレクトリなどに相当する記憶領域を与えておき、スキャナで取得した画像データなどをその記憶領域に保存しておく機能のことである。ボックスは、ユーザごとに個別に設けてもよいし、複数のユーザで共通のものを設けてもよい。また、ボックスに保存されたデータは、画像処理装置に接続されたパーソナルコンピュータなどから、呼び出して使用することができる。
ところで、画像データには、様々な形式(フォーマット)がある。同じ画像を再現する画像データであっても、形式によって、サイズおよび再現される画像の画質などが異なる。よって、用途に応じて画像データの形式を使い分けることが望ましい。
例えば、インターネット上のWebサイトで画像データを開示する場合は、画質が良いことよりもデータサイズが小さいことのほうが重要視されるので、他の形式の画像データに比べて圧縮率が高くサイズが小さいJPEG(Joint Photographic Experts Group)の画像データがよく用いられる。
したがって、画像処理装置のボックスに保存されている画像データを取得して他の装置で使用する際には、その用途に応じて形式を変換する必要が生じることがある。
特開2004−5298号公報
ところが、コンピュータおよび画像処理装置などの機器に不慣れなユーザにとって、画像データを特定の形式に変換する操作は、難しい。
なぜならば、形式を変換する従来の操作は、次のように手順が多いからである。まず、変換用のソフトウェアを起動させる。変換元の画像データを指定する。所望する形式を選択する。変換によって生成される画像データの保存場所を指定する。変換の開始のコマンドを入力する。変換後、変換用のソフトウェアを終了させる。そして、指定した保存場所をオープンする。
このようなたくさんの手順を踏むことは、機器に習熟したユーザにとって煩わしく感じられる。
上記の特許文献1の文書管理システムによると、ユーザが使用する端末が備えるアプリケーションソフトの情報を参照することによって、その端末で利用可能な形式を自動的に選択する。そして、その形式に変換されたデータが端末に出力されて表示される。形式の選択が自動的に行われるので、形式を変換する操作については、ある程度容易にすることができる。
しかし、特許文献1の文書管理システムでは、ユーザが特定の形式を指定する場合つまり手動で形式を選択することはできない。したがって、特許文献1の文書管理システムでは、上述の、画像データを特定の形式に変換する操作の難しさおよび煩わしさを解決することは、できない。
本発明は、このような課題に鑑み、画像処理装置が保存する画像データを従来よりも簡単にユーザの所望の形式に変換できるようにすることを、目的とする。
本発明に係る画像データ変換装置は、画像を再現するためのデータである画像データを記憶する記憶手段と、変換前の前記画像データから変換することが可能な形式ごとに、当該画像データを識別するデータ識別情報と当該形式を識別する形式識別情報とを組み合わせた組合せ情報を表示する表示手段と、表示された前記組合せ情報をユーザに選択させる選択手段と、選択された前記組合せ情報を構成する前記データ識別情報によって識別される前記画像データを、当該組合せ情報を構成する前記形式識別情報によって識別される形式に変換する、画像データ変換手段と、を有することを特徴とする。
好ましくは、前記表示手段は、前記画像データが白黒の二値画像である場合は、前記形式識別情報としてJPEG(Joint Photographic Experts Group)を示す情報を含む前記組合せ情報は表示しない。
または、前記表示手段は、前記画像データから変換することが好適な形式に係る前記組合せ情報を他の形式に係る前記組合せ情報よりも強調して表示する。
前記表示手段は、前記記憶手段に設けられた同一の記憶領域に前記画像データとともに記憶されている他の画像データの識別情報を、前記組合せ情報とともに表示する。
または、前記記憶手段は、前記画像データとして、画像入力装置によって得られたローデータを記憶する。
本発明によると、ユーザは、画像処理装置に保存されている画像データを従来よりも簡単に所望の形式に変換することができる。
請求項5の発明によると、ユーザは、なじみの薄い形式であるローデータを、その形式が何であるかを意識することなく、所望の形式に変換することができる。
図1は画像データ管理システム1の全体的な構成の例を示す図、図2は画像処理装置2のハードウェア構成の例を示す図、図3は画像処理装置2の機能的構成の例を示す図、図4はパーソナルコンピュータ4の機能的構成の例を示す図である。
画像データ管理システム1は、図1に示すように、画像処理装置2、複数台のパーソナルコンピュータ4、および通信回線6などによって構成される。画像処理装置2およびパーソナルコンピュータ4は、通信回線6を介して互いに接続可能である。通信回線6として、LAN、インターネット、公衆回線、または専用線などが用いられる。
この画像データ管理システム1は、画像データを一元的に管理する。そして、ユーザが所望する画像データを、ユーザが指定した形式(フォーマット)で提供する。
画像処理装置2は、コピー、スキャナ、ファックス、ボックス、およびネットワークプリンティングなどの様々な機能を集約した装置である。一般に、複合機、MFP(Multi Function Peripherals)、または画像形成装置などと呼ばれることもある。
「ボックス機能」とは、画像処理装置2を使用するユーザごとに、「ボックス」または「個人ボックス」などと呼ばれる、パーソナルコンピュータにおけるフォルダまたはディレクトリなどに相当する記憶領域を与えておき、ユーザが自分のボックスにドキュメントのデータなどをファイル単位で保存しておくことができるようにする機能である。1つのボックスを複数のユーザで共有することもできる。
画像処理装置2は、図2に示すように、CPU20a、RAM20b、ROM20c、ハードディスク20d、制御用回路20e、スキャナユニット20f、印刷ユニット20g、LANボード20h、モデム20i、および操作パネル20jなどによって構成される。
LANボード20hは、パーソナルコンピュータ4などとTCP/IPなどのプロトコルによって通信を行うためのNIC(Network Interface Card)である。モデム20iは、公衆回線を介してファックス端末とファックスプロトコルによって通信を行う。
スキャナユニット20fは、用紙に記されている文章、数式、記号、写真、図表、またはイラストなどの書類の画像を光学的に読み取って画像データを生成する。スキャナユニット20fとして、カラースキャンおよび白黒スキャンの両方が可能なスキャナユニットが用いられる。したがって、スキャナユニット20fは、カラースキャンのモードでスキャンを行うと、RGB(Red, Green, Blue)のビットマップの画像データを生成する。白黒スキャンのモードでスキャンを行うと、白黒のビットマップ(二値画像)の画像データを生成する。
スキャナユニット20fによって生成されたビットマップの画像データは、ハードディスクなどの記憶媒体に保存されまたは通信回線を介して他の装置に転送される場合は、従来、TIFFまたはJPEGなどの様々な形式に変換されファイル化される。つまり、スキャナユニット20fによって生成されたビットマップの画像データは、TIFFなどの形式に変換されるまでの中間(過程)にある、と言える。そこで、以下、スキャナユニット20fによって生成された時点のビットマップの画像データの形式を「中間形式」と記載する。また、この画像データは、加工前の生のデータであることから、一般に「ロー(RAW)データ」と呼ばれることもある。
しかし、本実施形態では、画像処理装置2は、画像データを、パーソナルコンピュータ4に送信する際は従来と同様に中間形式からTIFFなどの形式に変換するが、ボックスに保存する際は中間形式のままにしておく。これについては、後に詳細に説明する。
なお、ボックスには、スキャナユニット20fによって生成された画像データ以外の画像データも保存される。例えば、パーソナルコンピュータ4などから送信されてきたTIFF形式の画像データまたはインターネット上のWebサーバからダウンロードしたPDF形式の画像データも保存される。つまり、ボックスには、中間形式の画像データとTIFFなどの形式の画像データが混在し得る。
印刷ユニット20gは、スキャナユニット20fによって生成された画像データまたはパーソナルコンピュータ4などから送信されてきた画像データに基づいて画像を用紙に印刷する。
操作パネル20jは、タッチパネル方式のパネルであって、ユーザに対してメッセージまたは指示を与えるための画面、ユーザが所望する処理の種類および処理条件を入力するための画面、およびCPU20aで実行された処理の結果を示す画面などを表示する。また、ユーザは、操作パネル20jの所定の位置に触れることによって画像処理装置2に対して指令を与えたり処理条件の指定を行ったりすることができる。このように、操作パネル20jは、画像処理装置2を操作するユーザのユーザインターフェースの役割を果たしている。
ROM20cまたはハードディスク20dには、図3に示すような画像データ取得部201、変換可能形式判定部202、推奨変換形式判定部203、ファイル一覧生成部204、ファイル一覧データ送信部205、指定形式画像データ生成部206、および生成ファイル送信部207などを実現するためのプログラムおよびデータが記憶されている。
これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAM20bに読み出され、CPU20aによってプログラムが実行される。図3に示す機能の一部または全部を、制御用回路20eなどの回路によって実現するようにしてもよい。
さらに、ハードディスク20dには、ボックスのための領域が設けられている。ボックスには、上述の通り、ファイル単位でデータが保存される。
そのほか、中間形式の画像データを所定の形式の画像データに変換するコンバータ2Cのソフトウェアまたは回路が、画像処理装置2に備えられている。以下、ビットマップをTIFFに変換するTIFFコンバータ2C1、JPEGに変換するJPEGコンバータ2C2、およびPDFに変換するPDFコンバータ2C3のソフトウェアまたは回路が備えられている場合を例に説明する。
図1に戻って、パーソナルコンピュータ4は、画像処理装置2の上述の機能を利用するクライアントである。
ユーザは、パーソナルコンピュータ4と画像処理装置2とを次のように使用することができる。
例えば、ユーザは、パーソナルコンピュータ4のワープロソフトまたは描画ソフトなどのアプリケーションソフトで作成した書類を、画像処理装置2に印刷させることができる。または、画像処理装置2によって受信された、ユーザ宛のファックスデータを、パーソナルコンピュータ4に転送してもらうことができる。または、画像処理装置2のボックスに保存されているファイルをパーソナルコンピュータ4にダウンロードすることができる。
これらは、いずれも、普及しているMFPおよびパーソナルコンピュータで既に実現されている。ただし、ボックスに保存されている画像データをパーソナルコンピュータ4にダウンロードするための構成および処理内容が、従来と相違する。
パーソナルコンピュータ4のハードディスクには、図4のようなファイル一覧データ取得部401、ファイル一覧表示制御部402、およびファイル要求部403などを実現するためのプログラムおよびデータが記憶されている。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAMに読み出され、CPUによってプログラムが実行される。
次に、図3に示す画像処理装置2の各部および図4に示すパーソナルコンピュータ4の各部の処理内容について、詳細に説明する。
図5は変換属性ファイルDTCの例を示す図、図6および図7はファイル一覧画面80の例を示す図である。
図3および図4の各部は、画像処理装置2のボックスに保存されている画像データをパーソナルコンピュータ4にダウンロードさせるための処理を行う。
画像処理装置2の画像データ取得部201は、スキャナユニット20fによって生成された中間形式の画像データを取得し所定のボックスに保存させる。ここで、中間形式の画像データの生成および保存の一連の処理の手順の例を説明する。
ユーザは、画像データ化したい書類の用紙を画像処理装置2の原稿台にセットする。操作パネル20jを操作することによって、その書類の画像データの保存場所およびスキャンのモードを指定し、スキャンの開始の指令を与える。
すると、スキャナユニット20fは、セットされた用紙の原稿面を、ユーザが指定したモードでスキャンし、中間形式の画像データを生成する。すなわち、カラースキャンのモードが指定された場合はRGBのビットマップの画像データを生成し、白黒スキャンのモードが指定された場合は二値画像の画像データを生成する。生成された画像データは、RAM20bに一時的に記憶される。
画像データ取得部201は、RAM20bに記憶された画像データをファイル化し、ユーザが指定したボックスに、ファイル名を付けて保存する。ファイル名は、画像データ取得部201が任意に決めてもよいし、保存場所およびモードとともにユーザに指定させてもよい。以下、このようにして得られた中間形式のファイルを「中間画像ファイルDT1」と記載する。
変換可能形式判定部202は、画像データ取得部201によって取得されボックスに保存された中間画像ファイルDT1をどの形式の画像データ(ファイル)に変換することができるかを、例えば次のように判定する。
ビットマップの画像データであれば、コンバータが備わっていれば、カラーであるか白黒であるかなどを問わず、基本的にどのような形式にも変換することができる。したがって、変換可能形式判定部202は、画像処理装置2自身に備わっているコンバータ2Cに基づいて、TIFF、JPEG、およびPDFの3つの形式に変換可能であると、判定してもよい。
しかし、変換するのに不向きな形式については、変換不可と判定してもよい。例えば、JPEGは、カラーまたはグレースケールの画像には好適であるが、二値画像には不向きである。そこで、中間画像ファイルDT1が白黒スキャンのモードで取得された場合は、JPEG以外の形式に変換可能であると判定する。
推奨変換形式判定部203は、画像データ取得部201によって取得された中間画像ファイルDT1を、画像処理装置2に備えられたコンバータ2Cによって変換可能な形式のうちどの形式に変換するのが好適か、つまり、ユーザに推奨する形式を、判定する。判定は、例えば次のような方法で行われる。
その中間画像ファイルDT1によって再現される画像に、文字を表す画像の領域および文字以外を表す画像の領域がどれくらい含まれているかを解析する。以下、文字を表す画像を「文字画像」と記載し、文字以外を表す画像を「非文字画像」と記載する。また、文字画像の領域を「文字画像領域」と記載し、非文字画像の領域を「非文字画像領域」と記載する。
なお、「文字」とは、一般に、漢字、平仮名、片仮名、およびアルファベットなど、言語のために用いられる記号を意味することがあるが、本実施形態では、数字、演算子、および化学記号など言語以外のために用いられる記号も文字の種類の一部であるものとする。また、非文字画像として、写真、イラスト、およびグラフなどが挙げられる。
中間画像ファイルDT1によって再現される画像全体の領域(以下、「全体画像領域」と記載する。)の中から文字画像領域および非文字画像領域を判定する方法は、公知である。推奨変換形式判定部203は、公知の方法を用いて解析を行うことによって文字画像領域および非文字画像領域を判定する。さらに、文字画像領域および非文字画像領域それぞれの広さつまり画素数を算出する。
そして、推奨変換形式判定部203は、文字画像領域の画素数(以下、「文字画素数Gm」と記載する。)および非文字画像領域の画素数(以下、「非文字画素数Gn」と記載する。)に応じて、中間画像ファイルDT1に好適な形式を次の(A)〜(D)に従って決定する。
(A) 文字画素数Gmは多いが非文字画素数Gnが少ない場合は、JPEG以外の形式が好適であると判定する。つまり、TIFFまたはPDFが好適な形式である、と判定する。一般に、JPEGで変換を行うと、文字画像領域にノイズを生じやすいからである。具体的には、次の(1)式および(2)式の両方を満たす場合に、TIFFまたはPDFが好適な形式である、と判定する。
文字画素数Gm≧閾値Ha …… (1)
非文字画素数Gn≦閾値Lb …… (2)
ただし、閾値Ha>閾値Lb
(1)式および(2)式の両方を満たす場合は、TIFFおよびPDFの両方を好適な形式と判定してもよい。または、いずれか一方を好適な形式と判定してもよい。この場合は、さらに別の要件を満たすか否かによって、好適な形式を判定すればよい。例えば、全体画像領域に対する非文字画像領域の割合が所定の値(例えば、「1%」程度の値)未満である場合つまり全体画像領域に対して非文字画像がほんの少しの面積しか含まれていない場合または全く含まれていない場合は、TIFFが好適な形式である、と判定し、所定の値以上である場合つまり非文字画像がある程度の面積以上含まれている場合は、PDFが好適な形式である、と判定してもよい。
(B) 非文字画素数Gnは多いが非文字画素数Gnが少なく、かつ、その中間画像ファイルDT1がカラーの画像を再現するためのものである場合は、JPEGが好適であると判定する。具体的には、
文字画素数Gm≦閾値La …… (3)
非文字画素数Gn≧閾値Hb …… (4)
ただし、閾値Hb>閾値La
の両方を満たし、かつ、その中間画像ファイルDT1がカラースキャンのモードで生成されたものである場合に、JPEGが好適であると判定する。
(C) 非文字画素数Gnは多いが文字画素数Gmが少なく(つまり、上記の(3)式および(4)式を満たし)、かつ、その中間画像ファイルDT1が二値画像を再現するためのものである場合は、PDFが好適であると判定する。
(D) 文字画素数Gmも非文字画素数Gnも両方とも、ある程度多く含まれている場合は、JPEGが好適であると判定する。具体的には、
文字画素数Gm≧閾値La …… (5)
非文字画素数Gn≧閾値Lb …… (6)
の両方を満たす場合に、JPEGが好適であると判定する。
なお、文字画素数Gmおよび非文字画素数Gnが両方とも少ない場合、例えば、上記の(5)式および(6)式を両方とも満たさない場合は、好適な形式を判定しないようにしてもよい。または、文字画素数Gmと非文字画素数Gnとを比較し、文字画素数Gmのほうが多い場合はTIFFが好適である、と判定し、非文字画素数Gnのほうが多い場合はPDFが好適である、と判定してもよい。
中間画像ファイルDT1に対する変換可能形式判定部202および推奨変換形式判定部203のそれぞれの判定結果のデータは、図5のように変換属性ファイルDTCとして1つに纏められ、判定の対象の中間画像ファイルDT1と対応付けられてその中間画像ファイルDT1と同じボックスに保存される。
変換属性ファイルDTCの「変換可能形式」欄には、変換可能であると変換可能形式判定部202によって判定された形式が示される。
「推奨形式フラグ」は、推奨変換形式判定部203によって「推奨する」と判定されたことを示すフラグであって、「変換可能形式」欄に示される形式ごとに与えられている。図5の例では、PDFのみ、推奨の形式であることが、示されている。
図4のパーソナルコンピュータ4のファイル一覧データ取得部401は、ユーザが指定したボックスに保存されているファイルの一覧を表示するために必要なデータを画像処理装置2に対して要求し取得する処理を行う。
画像処理装置2のファイル一覧生成部204は、パーソナルコンピュータ4のユーザが指定したボックスに保存されているファイルの一覧のデータを生成する。ファイル一覧データ送信部205は、ファイル一覧生成部204によって生成されたデータなどを、要求元であるパーソナルコンピュータ4に送信する。
ここで、ファイル一覧データ取得部401、ファイル一覧生成部204、およびファイル一覧データ送信部205の処理の手順について説明する。
ユーザは、どのようなファイルが保存されているのかを確認したいボックスをパーソナルコンピュータ4に対して指定する。すると、ファイル一覧データ取得部401は、指定されたボックスに保存されているファイルの一覧のデータを画像処理装置2に対して要求する。
ファイル一覧生成部204は、指定されたボックスに保存されているファイルをチェックし、各ファイルのファイル名を示すファイル一覧データDTLを生成する。ただし、変換属性ファイルDTCなど、特定の種類のデータ(例えば、管理のためにのみ使用されるデータ)は、ファイル一覧データDTLに記載する対象から除外される。
なお、「ファイル名」とは、「FILE001.PDF」のように拡張子が付された一連の名称を意味することもあれば、拡張子を除いた部分つまり「FILE001」の部分のみを意味することもある。本実施形態では、拡張子が与えられているファイルについては、前者の場合を意味するものとして、説明する。中間画像ファイルDT1は、最初から拡張子が与えられずにボックスに保存される。
ファイル一覧データ送信部205は、生成されたファイル一覧データDTLを、要求元であるパーソナルコンピュータ4に送信する。そのボックスに中間画像ファイルDT1が保存されている場合は、それに対応する変換属性ファイルDTCも、そのパーソナルコンピュータ4に送信する。このようにして、必要なデータがパーソナルコンピュータ4に与えられる。
ファイル一覧表示制御部402は、取得したファイル一覧データDTLおよび変換属性ファイルDTCに基づいて、ボックスに保存されているファイルの一覧を生成しそのパーソナルコンピュータ4自身のディスプレイに表示させる処理を、次のように行う。
最初は、ファイル一覧データDTLに示されるファイルのファイル名を配置したファイル一覧画面80を生成し表示させる。例えば、「会議資料001.PDF」、「論文002.TIF」、および「レポートA」という3つのファイルがファイル一覧データDTLに示されている場合は、図6のようなファイル一覧画面80を生成し表示させる。
それぞれのファイル名の左横には、ファイルの形式に応じたアイコンが配置される。アイコンのデザインは形式ごとに異なるので、ユーザは、アイコンを見るだけで、ファイルの形式を知ることができる。もちろん、ファイルの拡張子によっても知ることができる。
さらに、中間画像ファイルDT1のアイコンの左横には、「+」ボタンが配置される。ユーザが「+」ボタンをクリックすると、ファイル一覧表示制御部402は、そのボタンに係る中間画像ファイルDT1のファイル名とその中間画像ファイルDT1に対応する変換属性ファイルDTCに示される形式の形式名とを組み合わせた新たなファイル名を配置して、ファイル一覧画面80を表示し直す。
例えば「レポートA」というファイル名の中間画像ファイルDT1の変換属性ファイルDTCに図5のような形式(変換可能形式)が示される場合は、図7のようにファイル一覧画面80を表示し直す。
図7の例では、PDF、JPEG、およびTIFFの3つの形式のファイルを示すファイル名が新たに配置されているが、これらのファイルはこの時点では未だ生成されていない。そこで、以下、これらのファイルを「未生成ファイル」と記載する。
また、ファイル一覧表示制御部402は、ユーザに推奨する形式つまり変換属性ファイルDTCの推奨形式フラグが「1」である形式に対応する未生成ファイルのファイル名を、他の形式の未生成ファイルのファイル名と区別できるように、アイコンまたはフォントのサイズを大きくしまたは太字にするなどして強調表示する。
ファイル一覧画面80が図6の状態から図7の状態に遷移したときに、クリックされた「+」ボタンは「−」ボタンに置き換わる。ユーザがこの「−」ボタンをクリックすると、ファイル一覧表示制御部402は、再び、図6のように、未生成ファイルのファイル名を再び非表示にしてファイル一覧画面80を表示し直す。
ユーザは、パーソナルコンピュータ4にダウンロードしたいファイルがあれば、パーソナルコンピュータ4のマウスまたはキーボードを操作してそのファイルに対応するアイコンまたはファイル名をダブルクリックするなどして選択する。
このように、ファイル一覧画面80によると、中間画像ファイルDT1に対応するフォルダがボックスの中に設けられており、かつ、その中間画像ファイルDT1を様々な形式に変換したファイルが既にそのフォルダの中に保存されている、というような感覚をユーザに持たせることができる。しかも、Windows(登録商標)のエクスプローラまたはファイルマネージャと同様の操作で、ファイルの検索および選択を行わせることができる。
図3および図4に戻って、ファイル要求部403は、ユーザがファイル一覧画面80において選択したファイルを画像処理装置2に対して要求し取得する。つまり、ダウンロードする。要求する際に、そのファイルのファイル名が画像処理装置2に通知される。
未生成ファイル以外のファイルつまりボックスに実在するファイルが選択された場合は、従来通り、画像処理装置2においてそのファイルがボックスから呼び出され、パーソナルコンピュータ4に送信される。
未生成ファイルが選択された場合は、指定形式画像データ生成部206は、ボックスからその未生成ファイルに対応する中間画像ファイルDT1を呼び出し、それをその未生成ファイルの拡張子に対応する形式にコンバータ2Cを用いて変換することによって、未生成ファイルを生成する。生成ファイル送信部207は、指定形式画像データ生成部206によって生成されたファイル(以下、「ファイルDT2」と記載する。)を要求元であるパーソナルコンピュータ4に送信する。
例えば、「レポートA.TIF」というファイル名の未生成ファイルが選択された場合は、指定形式画像データ生成部206は、「レポートA」というファイル名の中間画像ファイルDT1をボックスから呼び出す。そして、TIFFコンバータ2C1を起動し、その中間画像ファイルDT1をTIFに変換する。これにより、TIFFのファイルDT2が生成される。そして、生成ファイル送信部207は、そのファイルDT2をパーソナルコンピュータ4に送信する。
図8は中間画像ファイルDT1を生成し保存する際の処理の流れの例を説明するフローチャート、図9はユーザの所望する画像ファイルを提供する際の処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、画像ファイルをボックスに保存する際の処理の流れおよびユーザが所望する形式の画像ファイルを提供する際の処理の流れを、図8および図9のフローチャートを参照して説明する。
図8において、画像処理装置2は、原稿台にセットされた用紙の原稿面を、ユーザが指定したモードでスキャンすることによって、中間形式のファイルつまり中間画像ファイルDT1を生成する(#101)。そして、この中間画像ファイルDT1を、ファイル名を付けてボックスに保存する(#102)。
ステップ#102の処理と並行してまたは前後して、中間画像ファイルDT1をどのような形式のファイルに変換可能であるかを判定するとともに(#103)、ユーザに推奨する形式を判定する(#104)。そして、これらの判定の結果を示す変換属性ファイルDTC(図5参照)を、その中間画像ファイルDT1と対応付けてボックスに保存する(#105)。
図9において、パーソナルコンピュータ4は、ユーザがボックスを指定すると(#131)、そのボックスに保存されているファイルの一覧のデータを画像処理装置2に対して要求する(#132)。
画像処理装置2は、パーソナルコンピュータ4からの要求を受け付けると(#121)、そのボックスに保存されているファイルの一覧を示すファイル一覧データDTLを生成し(#122)、パーソナルコンピュータ4に送信する(#123)。そのボックスに中間画像ファイルDT1が保存されている場合は、それに対応する変換属性ファイルDTCも送信する。
パーソナルコンピュータ4は、ファイル一覧データDTLおよび変換属性ファイルDTCを受信すると(#133)、図6のようなファイル一覧画面80を表示する(#134)。ユーザが「+」ボタンを押すと、それに対応する中間画像ファイルDT1から変換可能なファイル(未生成ファイル)のファイル名を配置したファイル一覧画面80を、図7のように表示し直す。
ユーザがいずれかの未生成ファイルを選択すると(#135)、その未生成ファイルを画像処理装置2に対して要求する(#136)。つまり、その未生成ファイルへのアクセスを試みる。
すると、画像処理装置2は、その未生成ファイルの基となる中間画像ファイルDT1をボックスから呼び出し、その未生成ファイルの形式に変換する(#125)。そして、この変換の処理によって生成されたファイルDT2をパーソナルコンピュータ4に送信する(#126)。
パーソナルコンピュータ4は、ファイルDT2を受信すると(#137)、従来通り、そのファイルDT2を所定のアプリケーションソフトによってオープンしまたは所定のフォルダに保存する。
本実施形態によると、ボックスに保存されている中間画像ファイルDT1を従来よりも簡単にユーザの所望の形式に変換することができる。
しかも、ユーザは、なじみの薄い形式である中間形式のデータを、中間形式であることを意識することなく、所望の形式に変換することができる。
図10および図11はファイル一覧画面80の例を示す図、図12、図13、および図14はファイル一覧画面70の例を示す図、図15はメッセージ画面75の例を示す図である。
ところで、複数のページからなる書類をスキャンし画像データ化することがある。この場合は、画像処理装置2は、ページごとの画像の中間形式の画像データを1つのファイル(中間画像ファイルDT1)に纏めてボックスに保存する。そして、中間画像ファイルDT1を、ユーザが選択した形式のファイルに変換し、ユーザのパーソナルコンピュータ4に提供する。
TIFFおよびPDFは、ページごとの画像データを1つのファイルに纏めることができる、という特徴を有する。したがって、これらの形式が選択された場合は、複数のページからなる書類の中間画像ファイルDT1の変換を行っても、変換されたデータを1つのファイルに纏めることができる。
しかし、JPEGには「ページ」という概念がない。そこで、複数のページからなる書類の中間画像ファイルDT1を、JPEGなどの複数ページに非対応の形式に変換する場合は、画像処理装置2およびパーソナルコンピュータ4は、例えば、次のように処理を行う。
画像処理装置2は、すべてのページの画像を並べた1枚の大きな画像の画像データを生成する。そして、その画像データを1つのJPEGファイルに変換する。
または、どのページの画像データが必要なのかをユーザに選択させるようにしてもよい。この場合は、パーソナルコンピュータ4は、図10のように、複数のページからなる書類の未生成ファイルのうちJPEGの未生成ファイルのファイル名の左横に、「+」ボタンを配置してファイル一覧画面80を表示する。ユーザがこの「+」ボタンをクリックしたら、パーソナルコンピュータ4は、図11のように、1ページごとに中間画像ファイルDT1のファイル名とページ番号と拡張子とを組み合わせたファイル名を配置する。この組合せのファイル名のファイルは、未だ生成されていないので、未生成ファイルであると言える。
ユーザがいずれかの未生成ファイルを選択すると、パーソナルコンピュータ4は、その未生成ファイルを画像処理装置2に対して要求する。この際に、その未生成ファイルのファイル名を通知する。
すると、画像処理装置2は、通知されたファイル名に係る中間画像ファイルDT1を呼び出し、その中間画像ファイルDT1の中のそのファイル名に示されるページの画像データを、そのファイル名に示される拡張子に係る形式に変換する。これにより。ファイルDT2が生成される。
例えば、「レポートA_2.JPG」というファイル名の未生成ファイルが選択された場合は、「レポートA」というファイル名の中間画像ファイルDT1をボックスから呼び出す。そして、JPEGコンバータ2C2を起動し、その中間画像ファイルDT1の2ページ目の画像の画像データをJPEGに変換する。
そして、画像処理装置2は、生成したファイルDT2を、要求元であるパーソナルコンピュータ4に送信する。
本実施形態では、ボックスに保存されている中間画像ファイルDT1などのファイルおよび中間画像ファイルDT1に係る未生成ファイルの一覧を、図6、図7、図10、図11で説明したようにツリー構造をメインにした形態で表示したが、他の形態で表示してもよい。例えば、図12〜図14のように、大きなアイコンをメインにした形態で表示してもよい。
パーソナルコンピュータ4は、ファイル一覧データDTLおよび変換属性ファイルDTCを画像処理装置2から受信すると、図12のようなファイル一覧画面70を表示する。ファイル一覧画面70の中には、ファイル一覧データDTLに示されるファイルごとに、図6に示したアイコンよりも大きなアイコンが配置される。アイコンの下には、ファイル名が配置される。さらに、中間画像ファイルDT1のアイコンの右横には、展開ボタンBTが配置される。
展開ボタンBTは、図6に示した「+」ボタンと同じ役割を果たす。展開ボタンBTがクリックされると、パーソナルコンピュータ4は、図13のように、そのボタンに係る中間画像ファイルDT1から生成(変換)可能な未生成ファイルの一覧を追加し、かつ、クリックされた展開ボタンBTの代わりに畳込ボタンBCを配置して、ファイル一覧画面70を表示し直す。
複数のページを設けることができない形式の未生成ファイルが存在する場合は、さらに、その未生成ファイルのアイコンの右横には、展開ボタンBTを配置する。
この展開ボタンBTは、図10に示した「+」ボタンと同じ役割を果たす。この展開ボタンBTがクリックされると、パーソナルコンピュータ4は、図14のように、1ページごとにアイコンと中間画像ファイルDT1のファイル名とページ番号と拡張子とを組み合わせたファイル名とを配置する。
ファイル一覧画面70の中からいずれかの未生成ファイルが選択されたら、パーソナルコンピュータ4は、ファイル一覧画面80において未生成ファイルが選択された場合と同様に、画像処理装置2に対してその未生成ファイルを要求する。
本実施形態では、パーソナルコンピュータ4は、図6で説明したように、中間画像ファイルDT1のファイル名と変換属性ファイルDTC(図5参照)に示される形式(変換可能形式)とを組み合わせた、未生成ファイルのファイル名を特に制限なく表示したが、パーソナルコンピュータ4で開くことができない未生成ファイルのファイル名は表示しないようにしてもよい。または、画像処理装置2は、変換属性ファイルDTCを送信する前に、開くことができないファイルの形式を、送信先であるパーソナルコンピュータ4に対して問い合わせておき、その形式を「変換可能形式」から削除した変換属性ファイルDTCを送信するようにしてもよい。
本実施形態では、スキャナユニット20fによって生成された中間画像ファイルDT1を取り扱う場合を例に説明したが、デジタルカメラなどの撮影によって生成された中間画像ファイルDT1を取り扱う場合にも、本発明を適用することができる。
また、TIFFまたはJPEGなどの形式の画像ファイルについても、中間画像ファイルDT1と同様に取り扱うことができる。これにより、その画像ファイルを他の形式に変換することによって得られる画像ファイルを、既に存在しているかのように、ユーザに提示することができ、所望する形式の画像ファイルをユーザに簡単に選ばせることができる。
本実施形態では、パーソナルコンピュータ4に表示するためのファイルの一覧をパーソナルコンピュータ4自身が生成したが、画像処理装置2が生成しパーソナルコンピュータ4に提供するようにしてもよい。
ユーザが未生成ファイルを別のボックスにコピーし、未生成ファイルを現在のボックスから別のボックスに移動させ、または削除しようとした場合は、画像処理装置2は、その未生成ファイルの基である中間画像ファイルDT1をコピーし、移動させ、または削除する。この際に、そのユーザのパーソナルコンピュータ4に図15のようなメッセージ画面75を表示することによって、その中間画像ファイルDT1に係る他の形式の未生成ファイルも一緒にコピーされ、移動され、または削除される旨をユーザに知らせるのが好ましい。
本実施形態では、ファイル一覧画面80の表示および未生成ファイルの選択をパーソナルコンピュータ4で行うように構成したが、画像処理装置2の操作パネル20jで行うように構成することもできる。
その他、画像データ管理システム1、画像処理装置2、パーソナルコンピュータ4の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、変換属性ファイルDTCの構成、ファイル一覧画面70、80の構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
画像データ管理システムの全体的な構成の例を示す図である。 画像処理装置のハードウェア構成の例を示す図である。 画像処理装置の機能的構成の例を示す図である。 パーソナルコンピュータの機能的構成の例を示す図である。 変換属性ファイルの例を示す図である。 ファイル一覧画面の例を示す図である。 ファイル一覧画面の例を示す図である。 中間画像ファイルを生成し保存する際の処理の流れの例を説明するフローチャートである。 ユーザの所望する画像ファイルを提供する際の処理の流れの例を説明するフローチャートである。 ファイル一覧画面の例を示す図である。 ファイル一覧画面の例を示す図である。 ファイル一覧画面の例を示す図である。 ファイル一覧画面の例を示す図である。 ファイル一覧画面の例を示す図である。 メッセージ画面の例を示す図である。
符号の説明
1 画像データ管理システム(画像データ変換システム)
2 画像処理装置
206 指定形式画像データ生成部(画像データ変換手段)
20d ハードディスク(記憶手段)
20j 操作パネル(表示手段、選択手段)
4 パーソナルコンピュータ
402 ファイル一覧表示制御部(表示手段、選択手段)
DT1 中間画像ファイル(画像データ)

Claims (8)

  1. 画像を再現するためのデータである画像データを記憶する記憶手段と、
    変換前の前記画像データから変換することが可能な形式ごとに、当該画像データを識別するデータ識別情報と当該形式を識別する形式識別情報とを組み合わせた組合せ情報を表示する表示手段と、
    表示された前記組合せ情報をユーザに選択させる選択手段と、
    選択された前記組合せ情報を構成する前記データ識別情報によって識別される前記画像データを、当該組合せ情報を構成する前記形式識別情報によって識別される形式に変換する、画像データ変換手段と、
    を有することを特徴とする画像データ変換装置。
  2. 前記表示手段は、前記画像データが白黒の二値画像である場合は、前記形式識別情報としてJPEG(Joint Photographic Experts Group)を示す情報を含む前記組合せ情報は表示しない、
    請求項1記載の画像データ変換装置。
  3. 前記表示手段は、前記画像データから変換することが好適な形式に係る前記組合せ情報を他の形式に係る前記組合せ情報よりも強調して表示する、
    請求項1または請求項2記載の画像データ変換装置。
  4. 前記表示手段は、前記記憶手段に設けられた同一の記憶領域に前記画像データとともに記憶されている他の画像データの識別情報を、前記組合せ情報とともに表示する、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像データ変換装置。
  5. 前記記憶手段は、前記画像データとして、画像入力装置によって得られたローデータを記憶する、
    請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像データ変換装置。
  6. 記憶手段に記憶されておりかつ画像を再現するためのデータである変換前の画像データから画像データ変換装置によって変換することが可能な形式ごとに、当該画像データを識別するデータ識別情報と当該形式を識別する形式識別情報とを組み合わせた組合せ情報を表示する表示手段と、
    表示された前記組合せ情報をユーザに選択させる選択手段と、
    選択された前記組合せ情報を構成する前記データ識別情報によって識別される前記画像データを、当該組合せ情報を構成する前記形式識別情報によって識別される形式に変換した画像データを、前記画像データ変換装置に対して要求し、当該形式に変換された画像データを受信する、変換データ取得手段と、
    を有することを特徴とする端末装置。
  7. 画像を再現するためのデータである画像データを記憶手段に記憶させ、
    変換前の前記画像データから変換することが可能な形式ごとに、当該画像データを識別するデータ識別情報と当該形式を識別する形式識別情報とを組み合わせた組合せ情報を表示し、
    表示した前記組合せ情報をユーザに選択させ、
    選択された前記組合せ情報を構成する前記データ識別情報によって識別される前記画像データを、当該組合せ情報を構成する前記形式識別情報によって識別される形式に変換する、
    ことを特徴とする画像データ変換方法。
  8. 画像を再現するためのデータである画像データが記憶される記憶手段を有するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    変換前の前記画像データから変換することが可能な形式ごとに、当該画像データを識別するデータ識別情報と当該形式を識別する形式識別情報とを組み合わせた組合せ情報を表示する処理と、
    表示した前記組合せ情報をユーザに選択させる処理と、
    選択された前記組合せ情報を構成する前記データ識別情報によって識別される前記画像データを、当該組合せ情報を構成する前記形式識別情報によって識別される形式に変換する処理と、
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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