JP5045081B2 - 高強度コークスの製造方法 - Google Patents
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Description
(1)強度改善効果が高い石炭(X)と、該石炭(X)よりも強度改善効果が低い石炭(Y)とを用いてコークスを製造する方法であって、
複数銘柄の石炭からなる配合炭を分級工程および粉砕工程により処理してコークス炉に装入してコークスを製造する際に、あらかじめ各銘柄の石炭について、前記分級工程および粉砕工程により処理してコークス炉に装入して得られるコークスの強度と、前記分級工程による処理を行なわずに前記粉砕工程により処理してコークス炉に装入して得られるコークスの強度との差である分級工程による強度改善効果を、乾留試験により測定し、石炭の入荷時粒度、平均最大反射率、ギーセラー最高流動度、全イナート量、ハードグローブ指数のうちから選ばれる少なくとも2つ以上の値をパラメーターとして、前記強度改善効果を定量的に予測する式を作成し、該式を用いて強度改善効果を推定することで、前記配合炭を構成する石炭銘柄を強度改善効果が高い石炭(X)と、該石炭(X)よりも強度改善効果が低い石炭(Y)とに分類し、
前記石炭(X)の少なくとも一部を粒径の大きな石炭と該石炭よりも粒径の小さな石炭とに分級する分級工程と、前記粒径の大きな石炭を粉砕する第一の粉砕工程と、該第一の粉砕工程で処理された石炭と前記粒径の小さな石炭および前記石炭(X)の残部とを配合する配合工程と、該配合した石炭を粉砕する第二の粉砕工程とにより処理した後に、前記石炭(X)と前記石炭(Y)とをコークス炉に装入することを特徴とするコークスの製造方法。
(2)強度改善効果が高い石炭(X)と、該石炭(X)よりも強度改善効果が低い石炭(Y)とを用いてコークスを製造する方法であって、
複数銘柄の石炭からなる配合炭を分級工程および粉砕工程により処理してコークス炉に装入してコークスを製造する際に、あらかじめ各銘柄の石炭について、前記分級工程および粉砕工程により処理してコークス炉に装入して得られるコークスの強度と、前記分級工程による処理を行なわずに前記粉砕工程により処理してコークス炉に装入して得られるコークスの強度との差である分級工程による強度改善効果を、乾留試験により測定し、石炭の入荷時粒度、平均最大反射率、ギーセラー最高流動度、全イナート量、ハードグローブ指数のうちから選ばれる少なくとも2つ以上の値をパラメーターとして、前記強度改善効果を定量的に予測する式を作成し、該式を用いて強度改善効果を推定することで、前記配合炭を構成する石炭銘柄を強度改善効果が高い石炭(X)と、該石炭(X)よりも強度改善効果が低い石炭(Y)とに分類し、
前記石炭(X)の少なくとも一部を粒径の大きな石炭と該石炭よりも粒径の小さな石炭とに分級する分級工程と、前記粒径の大きな石炭を粉砕する第一の粉砕工程と、該第一の粉砕工程で処理された石炭と前記粒径の小さな石炭と石炭(X)の残部と前記石炭(Y)とを配合する配合工程と、該配合した石炭を粉砕する第二の粉砕工程により処理した後にコークス炉に装入することを特徴とするコークスの製造方法。
(3)強度改善効果が高い石炭(X)と、該石炭(X)よりも強度改善効果が低い石炭(Y)とを用いてコークスを製造する方法であって、
複数銘柄の石炭からなる配合炭を分級工程および粉砕工程により処理してコークス炉に装入してコークスを製造する際に、あらかじめ各銘柄の石炭について、前記分級工程および粉砕工程により処理してコークス炉に装入して得られるコークスの強度と、前記分級工程による処理を行なわずに前記粉砕工程により処理してコークス炉に装入して得られるコークスの強度との差である分級工程による強度改善効果を、乾留試験により測定し、石炭の入荷時粒度、平均最大反射率、ギーセラー最高流動度、全イナート量、ハードグローブ指数のうちから選ばれる少なくとも2つ以上の値をパラメーターとして、前記強度改善効果を定量的に予測する式を作成し、該式を用いて強度改善効果を推定することで、前記配合炭を構成する石炭銘柄を強度改善効果が高い石炭(X)と、該石炭(X)よりも強度改善効果が低い石炭(Y)とに分類し、
前記石炭(X)の少なくとも一部を粒径の大きな石炭と該石炭よりも粒径の小さな石炭とに分級する分級工程と、前記粒径の大きな石炭を粉砕する第一の粉砕工程と、該第一の粉砕工程で処理された石炭と前記粒径の小さな石炭および前記石炭(X)の残部とを配合する配合工程と、該配合した石炭を粉砕する第二の粉砕工程とにより処理し、前記石炭(Y)を粉砕する第三の粉砕工程により処理した後に、前記石炭(X)と前記石炭(Y)とをコークス炉に装入することを特徴とするコークスの製造方法。
(4)強度改善効果が高い石炭(X)と、該石炭(X)よりも強度改善効果が低い石炭(Y)とを用いてコークスを製造する方法であって、
複数銘柄の石炭からなる配合炭を分級工程および粉砕工程により処理してコークス炉に装入してコークスを製造する際に、あらかじめ各銘柄の石炭について、前記分級工程および粉砕工程により処理してコークス炉に装入して得られるコークスの強度と、前記分級工程による処理を行なわずに前記粉砕工程により処理してコークス炉に装入して得られるコークスの強度との差である分級工程による強度改善効果を、乾留試験により測定し、石炭の入荷時粒度、平均最大反射率、ギーセラー最高流動度、全イナート量、ハードグローブ指数のうちから選ばれる少なくとも2つ以上の値をパラメーターとして、前記強度改善効果を定量的に予測する式を作成し、該式を用いて強度改善効果を推定することで、前記配合炭を構成する石炭銘柄を強度改善効果が高い石炭(X)と、該石炭(X)よりも強度改善効果が低い石炭(Y)とに分類し、
前記石炭(X)の一部を粒径の大きな石炭と該石炭よりも粒径の小さな石炭とに分級する分級工程と、前記粒径の大きな石炭を粉砕する第一の粉砕工程と、該第一の粉砕工程で処理された石炭と前記粒径の小さな石炭とを配合する配合工程と、該配合した石炭を粉砕する第二の粉砕工程とにより処理し、前記石炭(X)の残部と前記石炭(Y)を別々に粉砕する第三の粉砕工程により処理した後に、前記石炭(X)と前記石炭(Y)とをコークス炉に装入することを特徴とするコークスの製造方法。
(5)強度改善効果が高い石炭(X)と、該石炭(X)よりも強度改善効果が低い石炭(Y)とを用いてコークスを製造する方法であって、
複数銘柄の石炭からなる配合炭を分級工程および粉砕工程により処理してコークス炉に装入してコークスを製造する際に、あらかじめ各銘柄の石炭について、前記分級工程および粉砕工程により処理してコークス炉に装入して得られるコークスの強度と、前記分級工程による処理を行なわずに前記粉砕工程により処理してコークス炉に装入して得られるコークスの強度との差である分級工程による強度改善効果を、乾留試験により測定し、石炭の入荷時粒度、平均最大反射率、ギーセラー最高流動度、全イナート量、ハードグローブ指数のうちから選ばれる少なくとも2つ以上の値をパラメーターとして、前記強度改善効果を定量的に予測する式を作成し、該式を用いて強度改善効果を推定することで、前記配合炭を構成する石炭銘柄を強度改善効果が高い石炭(X)と、該石炭(X)よりも強度改善効果が低い石炭(Y)とに分類し、
前記石炭(X)の全部を粒径の大きな石炭と該石炭よりも粒径の小さな石炭とに分級する分級工程と、前記粒径の大きな石炭を粉砕する第一の粉砕工程と、該第一の粉砕工程で処理された石炭と前記粒径の小さな石炭とを配合する配合工程と、該配合した石炭を粉砕する第二の粉砕工程とにより処理し、前記石炭(Y)を粉砕する第三の粉砕工程により処理した後に、前記石炭(X)と前記石炭(Y)とをコークス炉に装入することを特徴とするコークスの製造方法。
11 篩
12 粉砕機
13 石炭(Y)
14 粉砕機
15 粉砕機
16 粉砕機
Claims (5)
- 強度改善効果が高い石炭(X)と、該石炭(X)よりも強度改善効果が低い石炭(Y)とを用いてコークスを製造する方法であって、
複数銘柄の石炭からなる配合炭を分級工程および粉砕工程により処理してコークス炉に装入してコークスを製造する際に、あらかじめ各銘柄の石炭について、前記分級工程および粉砕工程により処理してコークス炉に装入して得られるコークスの強度と、前記分級工程による処理を行なわずに前記粉砕工程により処理してコークス炉に装入して得られるコークスの強度との差である分級工程による強度改善効果を、乾留試験により測定し、石炭の入荷時粒度、平均最大反射率、ギーセラー最高流動度、全イナート量、ハードグローブ指数のうちから選ばれる少なくとも2つ以上の値をパラメーターとして、前記強度改善効果を定量的に予測する式を作成し、該式を用いて強度改善効果を推定することで、前記配合炭を構成する石炭銘柄を強度改善効果が高い石炭(X)と、該石炭(X)よりも強度改善効果が低い石炭(Y)とに分類し、
前記石炭(X)の少なくとも一部を粒径の大きな石炭と該石炭よりも粒径の小さな石炭とに分級する分級工程と、前記粒径の大きな石炭を粉砕する第一の粉砕工程と、該第一の粉砕工程で処理された石炭と前記粒径の小さな石炭および前記石炭(X)の残部とを配合する配合工程と、該配合した石炭を粉砕する第二の粉砕工程とにより処理した後に、前記石炭(X)と前記石炭(Y)とをコークス炉に装入することを特徴とするコークスの製造方法。 - 強度改善効果が高い石炭(X)と、該石炭(X)よりも強度改善効果が低い石炭(Y)とを用いてコークスを製造する方法であって、
複数銘柄の石炭からなる配合炭を分級工程および粉砕工程により処理してコークス炉に装入してコークスを製造する際に、あらかじめ各銘柄の石炭について、前記分級工程および粉砕工程により処理してコークス炉に装入して得られるコークスの強度と、前記分級工程による処理を行なわずに前記粉砕工程により処理してコークス炉に装入して得られるコークスの強度との差である分級工程による強度改善効果を、乾留試験により測定し、石炭の入荷時粒度、平均最大反射率、ギーセラー最高流動度、全イナート量、ハードグローブ指数のうちから選ばれる少なくとも2つ以上の値をパラメーターとして、前記強度改善効果を定量的に予測する式を作成し、該式を用いて強度改善効果を推定することで、前記配合炭を構成する石炭銘柄を強度改善効果が高い石炭(X)と、該石炭(X)よりも強度改善効果が低い石炭(Y)とに分類し、
前記石炭(X)の少なくとも一部を粒径の大きな石炭と該石炭よりも粒径の小さな石炭とに分級する分級工程と、前記粒径の大きな石炭を粉砕する第一の粉砕工程と、該第一の粉砕工程で処理された石炭と前記粒径の小さな石炭と石炭(X)の残部と前記石炭(Y)とを配合する配合工程と、該配合した石炭を粉砕する第二の粉砕工程により処理した後にコークス炉に装入することを特徴とするコークスの製造方法。 - 強度改善効果が高い石炭(X)と、該石炭(X)よりも強度改善効果が低い石炭(Y)とを用いてコークスを製造する方法であって、
複数銘柄の石炭からなる配合炭を分級工程および粉砕工程により処理してコークス炉に装入してコークスを製造する際に、あらかじめ各銘柄の石炭について、前記分級工程および粉砕工程により処理してコークス炉に装入して得られるコークスの強度と、前記分級工程による処理を行なわずに前記粉砕工程により処理してコークス炉に装入して得られるコークスの強度との差である分級工程による強度改善効果を、乾留試験により測定し、石炭の入荷時粒度、平均最大反射率、ギーセラー最高流動度、全イナート量、ハードグローブ指数のうちから選ばれる少なくとも2つ以上の値をパラメーターとして、前記強度改善効果を定量的に予測する式を作成し、該式を用いて強度改善効果を推定することで、前記配合炭を構成する石炭銘柄を強度改善効果が高い石炭(X)と、該石炭(X)よりも強度改善効果が低い石炭(Y)とに分類し、
前記石炭(X)の少なくとも一部を粒径の大きな石炭と該石炭よりも粒径の小さな石炭とに分級する分級工程と、前記粒径の大きな石炭を粉砕する第一の粉砕工程と、該第一の粉砕工程で処理された石炭と前記粒径の小さな石炭および前記石炭(X)の残部とを配合する配合工程と、該配合した石炭を粉砕する第二の粉砕工程とにより処理し、前記石炭(Y)を粉砕する第三の粉砕工程により処理した後に、前記石炭(X)と前記石炭(Y)とをコークス炉に装入することを特徴とするコークスの製造方法。 - 強度改善効果が高い石炭(X)と、該石炭(X)よりも強度改善効果が低い石炭(Y)とを用いてコークスを製造する方法であって、
複数銘柄の石炭からなる配合炭を分級工程および粉砕工程により処理してコークス炉に装入してコークスを製造する際に、あらかじめ各銘柄の石炭について、前記分級工程および粉砕工程により処理してコークス炉に装入して得られるコークスの強度と、前記分級工程による処理を行なわずに前記粉砕工程により処理してコークス炉に装入して得られるコークスの強度との差である分級工程による強度改善効果を、乾留試験により測定し、石炭の入荷時粒度、平均最大反射率、ギーセラー最高流動度、全イナート量、ハードグローブ指数のうちから選ばれる少なくとも2つ以上の値をパラメーターとして、前記強度改善効果を定量的に予測する式を作成し、該式を用いて強度改善効果を推定することで、前記配合炭を構成する石炭銘柄を強度改善効果が高い石炭(X)と、該石炭(X)よりも強度改善効果が低い石炭(Y)とに分類し、
前記石炭(X)の一部を粒径の大きな石炭と該石炭よりも粒径の小さな石炭とに分級する分級工程と、前記粒径の大きな石炭を粉砕する第一の粉砕工程と、該第一の粉砕工程で処理された石炭と前記粒径の小さな石炭とを配合する配合工程と、該配合した石炭を粉砕する第二の粉砕工程とにより処理し、前記石炭(X)の残部と前記石炭(Y)を別々に粉砕する第三の粉砕工程により処理した後に、前記石炭(X)と前記石炭(Y)とをコークス炉に装入することを特徴とするコークスの製造方法。 - 強度改善効果が高い石炭(X)と、該石炭(X)よりも強度改善効果が低い石炭(Y)とを用いてコークスを製造する方法であって、
複数銘柄の石炭からなる配合炭を分級工程および粉砕工程により処理してコークス炉に装入してコークスを製造する際に、あらかじめ各銘柄の石炭について、前記分級工程および粉砕工程により処理してコークス炉に装入して得られるコークスの強度と、前記分級工程による処理を行なわずに前記粉砕工程により処理してコークス炉に装入して得られるコークスの強度との差である分級工程による強度改善効果を、乾留試験により測定し、石炭の入荷時粒度、平均最大反射率、ギーセラー最高流動度、全イナート量、ハードグローブ指数のうちから選ばれる少なくとも2つ以上の値をパラメーターとして、前記強度改善効果を定量的に予測する式を作成し、該式を用いて強度改善効果を推定することで、前記配合炭を構成する石炭銘柄を強度改善効果が高い石炭(X)と、該石炭(X)よりも強度改善効果が低い石炭(Y)とに分類し、
前記石炭(X)の全部を粒径の大きな石炭と該石炭よりも粒径の小さな石炭とに分級する分級工程と、前記粒径の大きな石炭を粉砕する第一の粉砕工程と、該第一の粉砕工程で処理された石炭と前記粒径の小さな石炭とを配合する配合工程と、該配合した石炭を粉砕する第二の粉砕工程とにより処理し、前記石炭(Y)を粉砕する第三の粉砕工程により処理した後に、前記石炭(X)と前記石炭(Y)とをコークス炉に装入することを特徴とするコークスの製造方法。
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