JP5043731B2 - 遮水壁の構築工法 - Google Patents

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Description

本発明はSMW工法(ソイルミキシングウォール工法)による遮水壁の構築工法に関する。
周知のように、SMW工法は多軸混練オーガー機で原地盤を削孔しつつその先端よりセメントスラリーを吐出して混練することにより、各軸のオーガーによりそれぞれ造成されるソイルセメント柱体を相互にラップさせた状態で1エレメントのソイルセメント壁体を造成する工法であり、そのようなソイルセメント壁体を連続的に一体造成することによって遮水壁や山留壁さらには様々な用途の地中壁体としてのSMW(ソイルミキシングウォール)を効率的に構築可能なものである。
SMW工法において用いる多軸混練オーガー機としては様々な規格のものがあるが、最も標準的なものとしてφ550〜650mmオーガーを450mm間隔で3〜5軸としたものが多用されており、またより大型のものとしてφ850〜900mmオーガーを600mm間隔で3軸としたものも広く用いられている。φ650mm@450mmによるSMWの水平断面形状および有効壁厚(最小壁厚)を図15(a)に示し、φ850mm@600mmによるSMWの水平断面形状および有効壁厚(最小壁厚)を図15(b)に示す。
ところで、一般廃棄物や産業廃棄物の最終処分場を計画し築造する際には高度の遮水性能が要求され、「厚さ50cm(500mm)以上、透水係数が10nm/秒(1×10-6cm/秒)以下である連続壁が不透水性地層まで設けられていること」との基準が定められている。
SMWはそのような高度の遮水性能を有する連続壁としても機能するものであり、したがってSMW工法はそのような遮水壁を構築する場合にも好適に採用可能である。
しかし、その場合、上述したような最も一般的な標準機(φ650mm@450mm)を用いることで構築される遮水壁は図15(a)に示すように有効壁厚(最小壁厚:斜線を付して示す)が469mmとなってしまい、上記のような施設における遮水壁に要求される「厚さ500mm以上」との基準を満たさないことになる。
そのため、そのような遮水壁をSMW工法により構築する場合にはより大径のオーガーを用いる必要があり、通常は(b)に示すようにφ850mm@600mmの標準機を用いることが一般的である。この場合には、有効壁厚は602mmとなって所要壁厚を充分に満足するものの、所要壁厚に比べて100mm以上も大きくなるのでやや過剰性能とも考えられる。
但し、この種の遮水壁は山留壁を兼用する場合も多く、その場合は(c)に示すように遮水壁の中心位置に芯材としてのH形鋼を配置しておいて遮水壁を構築した後にその前面側を掘削することが一般的であるが、その際には芯材の表面を掘削面に露出させるために遮水壁の表層部も若干掘削されてしまうから、その結果として遮水壁としての有効壁厚はより小さくなる。図示例の場合には芯材としてH−400mmを用いていることから、掘削後における遮水壁の有効壁厚は501mmとなって必要壁厚ぎりぎりとなる。
なお、この種の遮水壁を構築するための装置として、上述したような標準的な多軸混練オーガー機に代えて、たとえば特許文献1に示されるように各軸に拡縮する攪拌手段を設けた構成の掘削攪拌装置を用いて壁厚をより大きくしたり、特許文献2に示されるように両端の掘削軸の軸心を結ぶ直線に対し内側の掘削軸の軸心を偏心させた多軸掘削機を用いて壁厚を部分的に拡大することも考えられる。
特公平4−65165号公報 特開平6−173263号公報
いずれにしても、SMW工法により遮水壁を構築するに際して所要壁厚500mmを確保するためにオーガー径が850mmという大型の装置を用いることは施工性やコストの点では必ずしも合理的ではなく、この種の遮水壁をより小型の装置でより簡易に構築したいという要請も多い。
また、特許文献1に示される装置は深さ方向で壁厚を変更することが可能なものの実質的に各軸をより大径のものにしたものであるし、特許文献2に示されるものは標準機に比べて装置全体が複雑化せざるを得ず汎用性に欠けるので一般的ではない。
上記事情に鑑み、本発明はSMW工法により遮水壁を構築するに際して、可及的に小型の標準機により可及的に標準的かつ簡易な工程によって有効壁厚の大きい遮水壁を合理的に構築することを可能とする有効適切な工法を提供することを目的とする。
本発明は、先端部にオーガーヘッドを備える複数のオーガーを一列をなすように配列して隣合うオーガーヘッドの回転軌跡をラップさせた構成の多軸混練オーガー機を用いて、該多軸混練オーガー機で原地盤を削孔しつつその先端よりセメントスラリーを吐出して混練することにより、各軸のオーガーによりそれぞれ造成されるソイルセメント柱体を相互にラップさせた状態で1エレメントのソイルセメント壁体を順次造成し、該ソイルセメント壁体を連続的に一体造成することによって所定壁厚の遮水壁を構築する工法であって、先行エレメントにより先行造成したソイルセメント壁体の端部に位置するソイルセメント柱体と、後行エレメントにより後行造成するソイルセメント壁体の端部に位置するソイルセメント柱体とを重複させることによって、双方のソイルセメント壁体を連続的に一体造成するとともに、前記多軸混練オーガー機における各軸のオーガーの先端部に備えられているオーガーヘッドとして、攪拌半径が一定の固定翼式オーガーヘッドと、該固定翼式オーガーヘッドよりも攪拌半径を拡大可能な拡翼式オーガーヘッドとを併用して、それら固定翼式オーガーヘッドと拡翼式オーガーヘッドとを交互に配列しておくことにより、該多軸混練オーガー機により造成する各ソイルセメント柱体の径寸法を1本おきに拡大造成することを特徴とする。
本発明においては、上記のように固定翼式オーガーヘッドと拡翼式オーガーヘッドとを交互に配列しておくことにより、それら固定翼式オーガーヘッドと拡翼式オーガーヘッドとにより造成されるソイルセメント柱体を1本おきに拡大造成することを基本とするが、エレメントの造成手順によっては固定翼式オーガーヘッドと拡翼式オーガーヘッドとを必ずしも完全交互配列とせずとも同様の造成が可能であり、その場合には一部に変則的な非交互配列とすることを妨げるものではない。
たとえば、前記多軸混練オーガー機における固定翼式オーガーヘッドと拡翼式オーガーヘッドとを交互に配列したうえで、該多軸混練オーガー機の一方の端部においては固定翼式オーガーヘッドを隣り合わせて配置しておくことにより、先行エレメントと後行エレメントの双方に重複する前記セメント柱体を、先行エレメントの造成の際に固定翼式オーガーヘッドにより造成したうえで後行エレメントの造成の際に拡翼式オーガーヘッドにより拡大して再造成するか、もしくは、先行エレメントの造成の際に拡翼式オーガーヘッドにより拡大して造成したうえで後行エレメントの造成の際に固定翼式オーガーヘッドにより再造成することによっても、双方のエレメントにより造成される一連のソイルセメント壁体における各ソイルセメント柱体の径寸法を1本おきに拡大造成することができる。
また、本発明においては、前記拡翼式オーガーヘッドを、正転時には収納され逆転時には径方向外側に突出して攪拌半径を拡大する逆転拡翼式ビットを備えた構成として、各軸のオーガーを同期して正転させた際には各ソイルセメント柱体の径寸法を均等に造成可能とし、該多軸混練オーガー機を原地盤に貫入した後の引き抜き工程において各軸のオーガーを同期して逆転させることにより、前記拡翼式オーガーヘッドが備える逆転拡翼式ビットを突出せしめて該拡翼式オーガーヘッドにより造成されるソイルセメント柱体の径寸法を拡大すると良い。
さらに、本発明においては、構築するべき遮水壁を山留壁としても機能させるべく、1エレメントのソイルセメント壁体を造成した後、該ソイルセメント壁体にH形鋼からなる芯材を挿入して、遮水壁の造成後にその前面側を前記芯材の表面の位置まで掘削することとし、前記芯材をソイルセメント壁体に対して挿入するに際してはその挿入位置を遮水壁の厚さ方向中心位置よりも前面側に偏心させておくと良い。
本発明によれば、多軸混練オーガー機により遮水壁を構築するに際して、多軸混練オーガー機における各軸のオーガーヘッドを固定翼式オーガーヘッドと拡翼式オーガーヘッドとを併用してそれらを基本的に交互に配列しておくことにより、各オーガーにより造成されるソイルセメント柱体の径を1本おきにわずかに拡大することのみで遮水壁全体の有効壁厚を拡大することが可能である。
したがって、SMW工法における汎用機に対して簡易な改良を加えることのみで通常よりも有効壁厚を合理的に拡大することが可能であり、それにより実質的に小径のオーガーによる標準機を用いる場合と同等の工程とコストで有効壁厚を拡大することが可能であって施工効率化とコスト軽減に大きく寄与することができる。
また、エレメントの造成手順によっては、固定翼式オーガーヘッドと拡翼式オーガーヘッドとを交互に配列したうえで、その一方の端部においては固定翼式オーガーヘッドを隣り合わせて配置しておくことによっても、最終的には全てのソイルセメント柱体を1本おきに拡大造成することが可能である。
また、通常の多軸混練オーガー機における一部のオーガーヘッドに逆転拡翼式ビットを取り付けておいて引き抜き工程において各オーガーを同期して逆転させることにより、所望のソイルセメント柱体の径を拡大して最終的には各ソイルセメント柱体の径を1本おきに拡大することが可能であり、したがって実質的に通常のSMW工法による作業手順を特に変更することなく有効壁厚を拡大することが可能である。
さらに、遮水壁に芯材を挿入して山留壁としても機能させる場合には、通常のように芯材を遮水壁の中心に配置するのではなく掘削側に偏心させて配置することにより、遮水壁の前面側を掘削する際における遮水壁の表層部の掘削範囲を削減することができ、それにより遮水壁の有効壁厚を確保し易くなる。
以下、有効壁厚を500mm以上とする必要のある遮水壁を本発明工法により構築する場合の実施形態を説明する。
図1は本実施形態の工法により構築された遮水壁の一例を示す。これは、上述した最も標準的な多軸混練オーガー機φ650mm@450mm(650mm径のオーガーを450mm間隔で配列した構成のもの)を用いることを基本としつつ、一部のオーガーに簡易な改良を加えることのみで、各オーガーによる造成されるソイルセメント柱体の径寸法を1本おきに若干拡大し、それにより遮水壁全体の有効壁厚を拡大するようにしたものである。
すなわち、上述したように最も一般的な標準機φ650mm@450によることでは図15(a)に示したように有効壁厚が469mmとなって基準を満たさず、また図15(b)に示したようにより大型の標準機φ850@600によることでは有効壁厚が100mm以上も過大となってしまうことから、本実施形態では標準機φ650mm@450を用いることを基本としつつ、それが備える各オーガーによる攪拌半径を1本おきに750mmに拡大可能とし、それにより通常の650mm径のソイルセメント柱体1Aと、それを100mmだけ拡大した750mm径のソイルセメント柱体1Bとを交互に造成し、その結果、遮水壁全体の有効壁厚を533mm(標準機による場合に比べて64mm拡大)として「厚さ50cm以上」との基準を過不足無く満足させるようにしたものである。
図2はそのために用いる拡翼式オーガーヘッド2Bを示す。これは攪拌半径が一定の通常のオーガーヘッド(以下、これを固定翼式オーガーヘッド2Aとして拡翼式オーガーヘッド2Bと区別する)に対し、一対の逆転拡翼式ビット3を取り付けたものである。
逆転拡翼式ビット3はその基端部が攪拌翼4にピン5により回転自在に連結されていて、この拡翼式オーガーヘッド2Bの回転方向が変更されることで自ずと出没するものとされている。すなわち、実線で示す正転時には逆転拡翼式ビット3は攪拌翼4の回転半径内に自ずと収納(縮翼状態)されていてその際には攪拌翼4のみによる通常の攪拌半径(つまりφ650mm)での攪拌がなされるが、逆転時には地盤からの抵抗を受けて先端側が攪拌翼4の外周より半径方向外側に突出するように回転して拡翼状態となり、その際の突出寸法が50mmに設定されていることにより拡翼状態における攪拌半径は750mmとなるようにされているものである。
なお、上記の「正転」「逆転」とはオーガー本来の回転方向のことではなく、逆転拡翼式ビット3が収納されてソイルセメント柱体が拡大されない方向の回転を「正転」といい、逆転拡翼式ビット3が突出してソイルセメント柱体を拡大する方向の回転を「逆転」という。
本実施形態では、上記の逆転拡翼式ビット3を備えた拡翼式オーガーヘッド2Bと、それを備えていない通常の固定翼式オーガーヘッド2Aとを併用してそれらを交互に配列しておくことにより、図1に示したような遮蔽壁を造成するものであって、それにより有効壁厚533mmの遮水壁を簡易に構築可能なものである。
以下、その基本的な作業手順を図3〜図6を参照して具体的に説明するが、これはあくまで従来一般のSMW工法を基本とし、かつ通常のSMW工法における汎用の装置類を用いることを基本とするものであるので、本実施形態に特有の工程や手順以外については通常のSMW工法の基本的な工程や手順をそのまま踏襲することを原則とする。
本実施形態は図4に示すように有効壁厚を500mm以上とする必要のある遮水壁W1の下部に、それよりはやや壁厚が小さくて良い山留壁W2を一体に設ける場合の適用例であって、上部の遮水壁W1については既に述べたように650mm径のソイルセメント柱体1Aとそれを拡大した750mm径のソイルセメント柱体1Bを交互に造成することで全体としての有効壁厚を533mmとするが、下部の山留壁W2についてはそのような拡大を行うことなく全てを通常の650mm径のソイルセメント柱体1Aとして、図15(a)に示したような通常のSMW(有効壁厚469mm)として造成するものである。
なお、上部の遮水壁W1も下部の山留壁W2と同様に山留壁としての機能を併せもつものであり、したがってこれは遮水機能を有する山留壁というべきものであるが、ここでは単に遮水壁W1という。また、以下の説明では上部の遮水壁W1と下部の山留壁W2の全体を併せて単に遮水壁W1という場合がある。勿論、遮水壁W1の下部に山留壁W2を設ける必要がなければ山留壁W2は省略して差し支えない。
そのような遮水壁W1および山留壁W2を設けるために、本実施形態ではそのための装置として図3に示す多軸混練オーガー機10を用いる。これはSMW工法による5軸型のφ650mm@450mmを基本とするものであるが、5軸のオーガー11a〜11eのうち両側2軸のオーガー11a,11eと中央1軸のオーガー11cの計3軸に対して上記の拡翼式オーガーヘッド2Bを装着し、他の中間2軸のオーガー11b,11dは通常の固定翼式オーガーヘッド2Aとしたものである。
その装置による具体的な作業手順としては、まず、全てのオーガー11a〜11eを同期させて正転させつつ、図3(a)に示すように地盤に貫入させていく。この際、固定翼式オーガーヘッド2Aおよび拡翼式オーガーヘッド2Bの全てをいずれも正転とすることにより、拡翼式オーガーヘッド2Bにおける逆転拡翼式ビット3は縮翼状態となっており、したがってこの時点では全てのオーガー11a〜11eによる攪拌半径は通常のように650mmとなる。
(b)に示すように装置下端を山留壁W2の下端位置まで貫入させた後、各オーガー11a〜11eをそのまま正転させつつ、かつセメントスラリーを吐出しつつ、装置全体を引き抜いていく。そして、(c)に示すように装置下端が遮水壁W1の下部(山留壁W2の上部)の位置に達したら、この時点で全てのオーガー11a〜11eを同期して逆転させ、それ以降は逆転させつつ引き抜くこととする。これにより遮水壁W1の造成範囲においては拡翼式オーガーヘッド2Bにおける逆転拡翼式ビット3が自ずと突出して拡翼状態となり、攪拌半径が自ずと拡大される。
したがって(d)に示すように引き抜きが完了して1エレメントのソイルセメント壁体が造成された時点では、下部の山留壁W2の部分においては通常のSMW(各ソイルセメント柱体1Aの径がいずれも650mm、したがって有効壁厚は469mm)が造成され、その上部の遮水壁W1の部分においてはソイルセメント柱体の径が1本おきに拡大されて650mm径のソイルセメント柱体1Aと750mm径のソイルセメント柱体1Bとが交互に配列されたものとなり、そこでの有効壁厚は533mmとなる。
以上の手順により1エレメントのソイルセメント壁体を造成した後、同様の手順により他のエレメントを造成していって最終的に図4に示すように遮水壁W1および山留壁W2の全体を構築するが、各エレメントの造成の際にはたとえば図5あるいは図6に示す工程により各エレメントの端部どうしを重複させることにより双方のエレメントどうしを隙間無くかつ完全に一体化させるととともに、有効壁厚500mm以上を満足することができる。
図5に示す手順はSMW工法における最も一般的なエレメント造成手順であって、各エレメントを順次隣接位置に造成していくことにより遮水壁を一方向に延長していくものである。この場合には(a)に示すように第1エレメントを造成した後、その隣接位置に第2エレメントを造成するのであるが、第2エレメントの造成の際には端部のオーガー11aを造成済みの第1エレメントの端部のソイルセメント柱体(オーガー11eにより造成されたもの)に挿入することにより双方のエレメントどうしを1軸分だけ重複(斜線を付して示す)させることになる。
図6に示す手順は、まず(a)に示すように第1エレメントを造成した後、(b)に示すようにその隣接位置に間隔をおいて第2エレメントを造成し、次いで(c)に示すようにそれらの間に第3エレメントを造成するものである。
その際、(b)の段階においては第1エレメントと第2エレメントとの間にソイルセメント柱体の3本分に相当する間隔を確保しておき、(c)の段階では両側のオーガー11a,11eをそれぞれ造成済みの第1,第2エレメントの端部のソイルセメント柱体に対して挿入することにより、第3エレメントの両側の端部をそれぞれ第1、第2エレメントの双方の端部に対して重複(斜線を付して示す)させた状態で造成するものである。
以降は同様の手順を繰り返して、図示しているように第4エレメント、第5エレメント・・・を造成していくことにより、遮水壁全体を完全に隙間無く一体化させた状態で構築することができる。
以上のように、本実施形態の工法によれば、SMW工法において一般的な標準機を用いてその一部のオーガーヘッドを拡翼式オーガーヘッド2Bに交換するのみで、あるいは換言すれば、通常のオーガーヘッドに対して逆転拡翼式ビット3を取り付けて拡翼式オーガーヘッド2Bとして機能させるような改良を加えることのみで、通常のSMW工法に比べてさしたるコスト増となることなく、また面倒な手間や工程が増大することもなく、各ソイルセメント柱体の径を1本おきにわずかに拡大することが可能であり、それにより遮水壁全体の有効壁厚を拡大することが可能である。
したがって本発明工法は、特に廃棄物処分場等の施設において高度の遮水性能が要求される有効壁厚500mm以上の遮水壁を構築する場合の工法として極めて合理的であり最適である。
以上で本発明の一実施形態を説明したが、上記実施形態はあくまで好適な一例であって本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内であれば、構築するべき遮水壁の形状や寸法、用途は任意であることは言うに及ばず、たとえば以下に列挙するような様々な変形や応用が可能である。
上記実施形態ではセメントスラリーを引抜き時に吐出することとしたが、既に述べたように本発明は通常のSMW工法をによる手順や機材を可及的にそのまま使用することを前提としているので、本発明においても通常のSMW工法と同様にセメントスラリーの吐出のタイミングは地盤状況等を考慮して適切に設定すれば良いのであって、引抜き時のみならずを貫入時に行っても良いし、貫入時と引抜き時の双方に行っても良い。
また、上記実施形態では引抜き時に各オーガーを逆転させることでソイルセメント柱体を拡大するようにしたが、それとは逆に貫入時に逆転させて拡大することでも良いし、あるいは貫入時と引抜き時の双方で逆転させて拡大することでも良い。
上記実施形態は5軸のオーガー11a〜11eを備えたオーガー機を対象として1本おきに3軸のオーガー(上記実施形態の場合にはオーガー11a,11c,11eの3軸)の径を拡大することとしたが、要は最終的に各ソイルセメント柱体の径を1本おきに拡大するように造成すれば良いのであって、したがってたとえば図7〜図8に示すように上記実施形態とは逆の2軸(11b、11d)を拡大することとしても同様である。
図7〜図8は両端の2軸(オーガー11a,11e)および中央の1軸(オーガー11c)を通常の固定翼式オーガーヘッド2Aとしてこれにより通常の650mm径のソイルセメント柱体1Aを造成し、それらの間の2軸(オーガー11b,11d)を拡翼式オーガーヘッド2Bとして750mm径に拡大したソイルセメント柱体1Bを造成する場合の例であって、そのこと以外は上記実施形態と同様に構成したものであり、上記実施形態の場合と同様の構造の遮水壁を全く同様の手順により構築することができる。
また、上記実施形態では固定翼式オーガーヘッド2Aと拡翼式オーガーヘッド2Bとを完全交互配列としたが、エレメントの造成手順によってはそれらを必ずしも完全交互配列とせずとも同様の造成が可能であり、その例を図9〜図10に示す。
これは、図3に示したように両端2軸と中央1軸とを拡翼式オーガーヘッド2Bとした多軸混練オーガー機10を基本として、その一方の端部に位置するオーガーヘッド(オーガー11eに対応するもの)を固定翼式オーガーヘッド2Aに変更したものであり、したがって5軸のうちの2軸(オーガー11a、11c)のみを拡翼式オーガーヘッド2Bとして一方の端部においては固定翼式オーガーヘッド2Aが2本連続して並ぶようにしたものである。
そのような配列のオーガー機により図5に示した手順で各エレメントを造成していくと、図9(a)に示すように第1エレメント(図中では(1)として示す。以下同様)を造成した時点ではその端部に拡大されないソイルセメント柱体1Aが2本並んでしまうが、引き続いて(b)に示すように第2エレメントを造成してその端部を第1エレメントの端部に重複させると、拡大されない状態で重複部に既に造成されているソイルセメント1Aがその位置でさらに拡大されてソイルセメント柱体1Bとして再造成され、したがって(c)に示すように同様の手順を繰り返すことで最終的には全てのソイルセメント柱体1A,1Bが自ずと1本ずつ交互に拡大されて上記実施形態の場合と全く同様の遮水壁を造成できることになる。
あるいは、図6に示した手順(第1エレメントと第2エレメントとの間に第3エレメントを造成する)により各エレメントを造成することによっても、図10(a)〜(c)に示すように重複部において拡大されない状態で先行造成されたソイルセメント柱体1Aが後行エレメントの造成により自ずと再造成されて拡大され、かつ、重複部において既に拡大された状態で先行造成されたソイルセメント柱体1Bに対してはその内側に拡大されないソイルセメント柱体1Aがさらに再造成されることになり、結局は同様の遮水壁を造成することができることになる。
なお、本例のように固定翼式オーガーヘッド2Aと拡翼式オーガーヘッド2Bとを完全交互配列せずとも最終的に各ソイルセメント柱体1A,1Bを1本おきに完全交互に拡大することが可能となるためには、上記のように基本的に固定翼式オーガーヘッド2Aと拡翼式オーガーヘッド2Bとを交互配列したうえで多軸混練オーガー機の一方の端部においては固定翼式オーガーヘッド2Aを並べて配置し、その結果として他方の端部においては拡翼式オーガーヘッド2Bが配置されることが条件となる。
そして、固定翼式オーガーヘッド2Aと拡翼式オーガーヘッド2Bとをそのような配列とすることにより、上記実施形態のような5軸型の場合のみならず、以下に示す3軸型の場合や、あるいは7軸以上のさらに多軸型の場合においても同様の配列による同様の作業手順の採用が可能となる。
すなわち、本発明は上記実施形態のような5軸型のみならずSMW工法において用いる汎用の多軸混練オーガー機全般に対して同様に適用できるものであるので、3軸型への適用例を図11〜図13に示す。これらはいずれも3軸型のオーガー機により図5、図8、図9と同様の手順で遮水壁を造成する場合の手順を示すものである。
図11は3軸のうちの両端2軸を拡翼式オーガーヘッド2Bとして中央軸を固定翼式オーガーヘッド2Aとしたもの(5軸型の場合における図5に相当するもの)であり、図12は逆に中央軸を拡翼式オーガーヘッド2Bとして両側2軸を固定翼式オーガーヘッド2Aとしたもの(同、図8に相当するもの)であり、図13は一方の端部において固定翼式オーガーヘッド2Aを並べ、他方の端部に拡翼式オーガーヘッド2Bを配置したもの(同、図9に相当するもの)である。これらはいずれも(a)〜(c)に示す手順によって各ソイルセメント柱体1A,1Bを1本おきに拡大して有効壁厚500mm以上を満足する遮水壁を造成することができる。
ところで、以上の説明では芯材についての説明は省いたが、本発明により構築する遮水壁に対しても、図15(c)に示した従来の遮水壁のようにH形鋼等の芯材を挿入して山留壁としての機能を併せ持たせることもでき、その場合も上記実施形態のようにソイルセメント柱体の径を1本おきに拡大すること以外は通常のSMW工法をそのまま採用可能である。
但し、その場合には従来と同様に遮水壁の前面側を掘削する際に遮水壁の表層部を芯材の表面まで掘削してしまうことになるので、その分だけ遮水壁の有効壁厚が小さくならざるを得ず、したがってそのような掘削分を見込んでたとえば図14に示すように芯材の寸法や配置位置を設定すれば良い。
すなわち、たとえば図14(a)に示すように、各ソイルセメント柱体1A,1Bに芯材20としてH形鋼(H-400)を配置する場合においてその芯材20を通常のようにソイルセメント柱体1A,1Bの中心位置に単に配置することでは、掘削の際に遮水壁W1の表層部が芯材20の表面の位置まで切除されてしまうために有効壁厚が466mmとなってしまい、基準を満たさないことになって好ましくない。
そのような不具合を解決するためには芯材20としてより大断面のH形鋼を配置することが考えられ、たとえば図14(b)に示すように芯材20としてH形鋼H-500を用いれば遮水壁W1の前面側の切除分が削減されて有効壁厚が516mmとなり、所要壁厚500mm以上との基準は満足する。
しかし、その場合は芯材20の断面を必要以上に大きくすることになるので、それに代えて芯材20を遮水壁の中心に対して前面側に偏心させて配置することが考えられ、その方がより有効である。
すなわち、図14(c)に示すように、(a)の場合と同様に芯材20としてH形鋼H-400を用いることとしてその芯材20をソイルセメント柱体1A,1Bの中心位置に配置するのではなく前面側(掘削側)に偏心させて配置するのであり、この場合は(b)と同様の有効壁厚を確保しつつ芯材20の断面縮小が可能となっている。
つまり、通常のように芯材20を単に遮水壁の中心位置に配置した場合には有効壁厚を無駄に小さくしてしまうことになるが、本例のように芯材20を掘削側に偏心させて配置することによりそのような無駄を最小限とでき、芯材20の断面節約と有効壁厚の確保とを両立させることができる。
図14(d)は、さらに施工精度を考慮して遮水壁W1の有効壁厚に余裕を持たせたものである。すなわち、遮水壁W1の施工や芯材20の建て込みに際しては若干の施工誤差が生じることが想定され、通常は鉛直精度1/200程度は許容されるのであるが、そのような誤差が生じた場合には遮水壁の表層部に対する無駄な掘削が生じて有効壁厚が減少してしまうことも想定されるので、本例ではそのような施工誤差を考慮して(c)の場合よりもソイルセメント柱体1Bをさらに50mmだけ拡大して1本おきに800mmとし(そのためには逆転拡翼式ビット3の突出寸法を75mmとすれば良い)、それにより遮水壁W1の有効壁厚を530mmとしておくようにしたものである。
なお、いずれにしても、遮水壁W1に芯材20を配置する場合には、図示例のようにソイルセメント柱体1A,1Bの全てに芯材20を配置することでも良いが、拡大したソイルセメント柱体1Bにのみ芯材20を配置したり、それとは逆に拡大していないソイルセメント柱体1Aにのみ芯材20を配置したり、さらにはソイルセメント柱体の径の大小とは無関係に、任意の位置に任意断面の芯材20を最適配置することでも勿論良い。
本発明の構築工法の実施形態を示すもので、本工法により構築される遮水壁の水平断面形状および有効壁厚を示す図である。 同、本工法において用いる拡翼式オーガーヘッドの一例を示す図である。 同、基本的な作業手順を示す図である。 同、遮水壁の形状を示す図である。 同、ソイルセメント柱体の配列状態と各エレメントの造成手順の一例を示す図である。 同、ソイルセメント柱体の配列状態と各エレメントの造成手順の他の例を示す図である。 同、拡翼式オーガーヘッドの位置を変更した場合における基本的な作業手順を示すもので、1エレメントの造成が完了した状態を示す図である。 同、ソイルセメント柱体の配列状態と各エレメントの造成手順の例を示す図である。 同、拡翼式オーガーヘッドの位置をさらに変更した場合におけるソイルセメント柱体の配列状態と各エレメントの造成手順の例を示す図である。 同、ソイルセメント柱体の配列状態と各エレメントの造成手順の他の例を示す図である。 同、3軸型の多軸混練オーガー機への適用例を示すもので、ソイルセメント柱体の配列状態と各エレメントの造成手順の例を示す図である。 同、3軸型の多軸混練オーガー機への他の適用例を示すもので、ソイルセメント柱体の配列状態と各エレメントの造成手順の例を示す図である。 同、3軸型の多軸混練オーガー機へのさらに他の適用例を示すもので、ソイルセメント柱体の配列状態と各エレメントの造成手順の例を示す図である。 同、芯材を設ける場合における遮水壁の水平断面形状および有効壁厚の例を示す図である。 従来一般のSMW工法により構築される遮水壁の水平断面形状および有効壁厚を示す図である。
符号の説明
1A ソイルセメント柱体(標準)
1B ソイルセメント柱体(拡大)
2A 固定翼式オーガーヘッド
2B 拡翼式オーガーヘッド
3 逆転拡翼式ビット
4 攪拌翼
5 ピン
10 多軸混練オーガー機
11a〜11e オーガー
20 芯材(H形鋼)
W1 遮水壁
W2 山留壁

Claims (4)

  1. 先端部にオーガーヘッドを備える複数のオーガーを一列をなすように配列して隣合うオーガーヘッドの回転軌跡をラップさせた構成の多軸混練オーガー機を用いて、該多軸混練オーガー機で原地盤を削孔しつつその先端よりセメントスラリーを吐出して混練することにより、各軸のオーガーによりそれぞれ造成されるソイルセメント柱体を相互にラップさせた状態で1エレメントのソイルセメント壁体を順次造成し、該ソイルセメント壁体を連続的に一体造成することによって所定壁厚の遮水壁を構築する工法であって、
    先行エレメントにより先行造成したソイルセメント壁体の端部に位置するソイルセメント柱体と、後行エレメントにより後行造成するソイルセメント壁体の端部に位置するソイルセメント柱体とを重複させることによって、双方のソイルセメント壁体を連続的に一体造成するとともに、
    前記多軸混練オーガー機における各軸のオーガーの先端部に備えられているオーガーヘッドとして、攪拌半径が一定の固定翼式オーガーヘッドと、該固定翼式オーガーヘッドよりも攪拌半径を拡大可能な拡翼式オーガーヘッドとを併用して、それら固定翼式オーガーヘッドと拡翼式オーガーヘッドとを交互に配列しておくことにより、該多軸混練オーガー機により造成する各ソイルセメント柱体の径寸法を1本おきに拡大造成することを特徴とする遮水壁の構築工法。
  2. 請求項1記載の遮水壁の構築工法であって、
    前記多軸混練オーガー機における固定翼式オーガーヘッドと拡翼式オーガーヘッドとを交互に配列したうえで、該多軸混練オーガー機の一方の端部においては固定翼式オーガーヘッドを隣り合わせて配置しておくことにより、
    先行エレメントと後行エレメントの双方に重複する前記セメント柱体を、先行エレメントの造成の際に固定翼式オーガーヘッドにより造成したうえで後行エレメントの造成の際に拡翼式オーガーヘッドにより拡大して再造成するか、もしくは、先行エレメントの造成の際に拡翼式オーガーヘッドにより拡大して造成したうえで後行エレメントの造成の際に固定翼式オーガーヘッドにより再造成することによって、双方のエレメントにより造成される一連のソイルセメント壁体における各ソイルセメント柱体の径寸法を1本おきに拡大造成することを特徴とする遮水壁の構築工法。
  3. 請求項1または2記載の遮水壁の構築工法であって、
    前記拡翼式オーガーヘッドを、正転時には収納され逆転時には径方向外側に突出して攪拌半径を拡大する逆転拡翼式ビットを備えた構成として、各軸のオーガーを同期して正転させた際には各ソイルセメント柱体の径寸法を均等に造成可能とし、
    該多軸混練オーガー機を原地盤に貫入した後の引き抜き工程において各軸のオーガーを同期して逆転させることにより、前記拡翼式オーガーヘッドが備える逆転拡翼式ビットを突出せしめて該拡翼式オーガーヘッドにより造成されるソイルセメント柱体の径寸法を拡大することを特徴とする遮水壁の構築工法。
  4. 請求項1,2または3記載の遮水壁の構築工法であって、
    構築するべき遮水壁を山留壁としても機能させるべく、1エレメントのソイルセメント壁体を造成した後、該ソイルセメント壁体にH形鋼からなる芯材を挿入して、遮水壁の造成後にその前面側を前記芯材の表面の位置まで掘削することとし、
    前記芯材をソイルセメント壁体に対して挿入するに際してはその挿入位置を遮水壁の厚さ方向中心位置よりも前面側に偏心させておくことを特徴とする遮水壁の構築工法。
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