JP5040199B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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本発明は、インクジェット記録装置に係り、特に紫外線硬化型のインクにより画像を記録するインクジェット記録装置に関する。
特別なインク受像層を持たない記録媒体に対して画像を記録できる方式として、紫外線硬化型インクを用いるUVインクジェット記録方式が知られている。このUVインクジェット記録方式であると、記録媒体上に紫外線硬化型のインクを吐出させた後に、紫外線を照射することにより、当該インクを記録媒体上に硬化、定着させて、画像を記録している(例えば特許文献1,2参照)。これであれば、特別な加工が施されていない記録媒体に対しても紫外線硬化型のインクを定着できるために、多種類の記録媒体に画像を記録することが可能とである。例えば、UVインクジェット記録方式に適用できる記録媒体としては、印刷用紙、コピー紙、合成紙、各種プラスチックフィルム、金属類、木材、ガラス、布類等、紫外線硬化を阻害する化合物を含まない記録媒体が挙げられる。
紫外線硬化型のインクで画像を形成するにあたって、紫外線照射時の照射エネルギーを制御することで印字後のドット径の広がりを制御し、その結果画像のグロス感及びマット感等の光沢感を制御できる装置が開発されている(例えば特許文献3参照)。
また、記録媒体の温度を制御することでドット径を制御する装置も開発されている(例えば特許文献4参照)。
特開平6−200204号公報 特許2000−504778号公報 特許2004−1327号公報 特許2005−962778号公報
ここで、記録媒体の種類によってそのインク吸収性やインク親和性等の特性が異なるために、記録媒体の種類が異なるとドットの広がり具合が異なってしまって、所望の光沢を実現できない場合があった。特に、近年においてはインクジェット記録方式により形成された画像を、オフセット印刷により形成された画像と質感を合わせることが望まれているが、記録媒体が異なってしまうと上記の理由により所望の質感とならないおそれがあった。
本発明の課題は、記録媒体の種類が異なったとしても、所望の質感の画像を記録可能とすることである。
請求項1記載の発明に係るインクジェット記録装置は、
光硬化型インクを記録媒体に吐出する記録ヘッドと、
前記記録媒体上に着弾したインクに対して光を照射する光照射部と、
前記記録媒体の種類を認識する記録媒体認識部と、
前記記録媒体の種類毎に設定された色域テーブルを記憶する色域テーブル記憶部と、
前記記録媒体の各種類の温度毎のインク光沢値を表す温度光沢テーブルを記憶する温度光沢テーブル記憶部と、
前記記録媒体の温度を調節する温度調節部と、
前記記録ヘッド、前記光照射部、前記記録媒体認識部、前記色域テーブル記憶部、前記温度光沢テーブル記憶部及び前記温度調節部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記記録媒体認識部により認識された前記記録媒体の種類に対応する前記色域テーブルを前記色域テーブル記憶部から読み出して、当該色域テーブルに基づいて前記記録ヘッドから吐出する前記光硬化型インクの色毎の単位面積あたりの最大吐出量を決定するとともに、前記記録媒体認識部により認識された前記記録媒体の種類に対応する前記温度光沢テーブルを前記温度光沢テーブル記憶部から読み出して、当該温度光沢テーブルを基に所定の光沢値となるように前記温度調節部による調整温度を制御することを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のインクジェット記録装置において、
前記記録媒体の各種類に対する前記光照射部の照射量毎のインク光沢値を表す照射量光沢テーブルを記憶する照射量光沢テーブル記憶部を備え、
前記制御部は、前記記録媒体認識部により認識された前記記録媒体の種類に対応する前記照射量光沢テーブルを前記照射量光沢テーブル記憶部から読み出して、当該照射量光沢テーブルを基に所定の光沢値となるように前記照射部の照射量を制御することを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のインクジェット記録装置において、
前記記録媒体に対するインク吐出時の環境を検出する環境検出部を備え、
前記制御部は前記環境検出部の検出結果に基づいて、前記温度調節部による調整温度を制御することを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項3記載のインクジェット記録装置において、
前記環境検出部は、前記インク吐出時の外気温及び湿度を検出することで前記環境を検出することを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項3又は4に記載のインクジェット記録装置において、
前記記録媒体の光沢を検出する光沢検出部を備え、
前記制御部は、前記光沢検出部の検出結果に基づいて、所定の光沢値となるように、前記温度調節部及び前記光照射部の少なくとも一方を制御することを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項5記載のインクジェット記録装置において、
光沢値検出用の光沢検出用テストパターンのテストパターンデータを記憶するテストパターン記憶部を備え、
前記制御部は、前記テストパターン記憶部から前記テストパターンデータを読み出して、当該テストパターンデータを基に前記記録ヘッドを制御して、前記記録媒体上に前記テストパターンを形成させてから、前記光沢検出部により検出された前記記録媒体上の前記テストパターンの光沢に基づいて、以降の画像形成による光沢が所定の光沢値となるように、前記温度調節部及び前記光照射部の少なくとも一方を制御することを特徴としている。
本発明によれば、色域テーブルがオフセット印刷による画像記録の色域に対応するように記録媒体の種類毎に設定されていて、画像記録時における記録媒体の種類に対応する色域テーブルに基づいて記録ヘッドの単位面積あたりの最大吐出量が決定されるので、決定された最大吐出量により画像が記録されると、オフセット印刷での画像記録と同等な色域の画像が記録されることになる。さらに、画像記録時における記録媒体の種類に対応する温度光沢テーブルを基に所定の光沢値となるように記録媒体の温度が調整されるので、当該記録媒体上に着弾したインクの粘度は、調節された記録媒体の温度が伝導することにより記録媒体の種類毎に変動することになる。これにより、記録媒体の種類によるインクの広がりの異なりが抑制されて、所定の光沢の画像を記録することができる。つまり、オフセット印刷での画像記録と同等な色域の画像に対しても、その光沢を調整することが可能となる。このように、記録媒体の種類が異なったとしても所望の質感の画像を記録させることができるのである。
また、記録媒体認識部により認識された記録媒体の種類に対応する照射量光沢テーブルを基に所定の光沢値となるように照射部の照射量が制御されるので、記録媒体の種類によるインクの硬化性の異なりを抑制することができ、より所定の光沢値に近づいた画像を記録することが可能となる。
また、環境検出部の検出結果に基づいて、温度調節部による調整温度が制御されるので、環境の異なりによるインクの硬化性の異なりを抑制することが、一層可能となる。
そして、光沢検出部の検出結果に基づいて所定の光沢値となるように、温度調節部及び光照射部の少なくとも一方が制御されるので、実際に検出された光沢値を基に記録媒体の温度及び光照射部の照射量が調整されることになり、より所定の光沢に近づいた画像を記録することが可能となる。
また、記録媒体上に形成されたテストパターンの光沢を基にして、以降の画像形成による光沢が所定の光沢値となるように、前記温度調節部及び前記光照射部の少なくとも一方が制御されるので、テストパターンの光沢値を基に記録媒体の温度及び光照射部の照射量が調整されることになり、より所定の光沢に近づいた画像を記録することが可能となる。
以下、本実施形態におけるインクジェット記録装置について図を参照にして説明する。図1はインクジェット記録装置の概略構成を表す斜視図である。この図1に示すように、インクジェット記録装置1には、画像の記録を行う各種の装置や部材が搭載された画像記録装置2が配設されている。画像記録装置2は、断面が多角形状を有しかつ左右方向に延在する長尺な筐体3により覆われており、筐体3の前側の一部が開口している。また筐体3の後側には、記録媒体を筐体3の内部に送り込むためのスリット状の搬入口(図示せず)が設けられている。
筐体3の内部には、左右方向に延在する平板状のプラテン4が配設されている。プラテン4は記録媒体を記録面の反対側の面、つまり非記録面から支持するものである。
なお図1では記録媒体を省略しているが、記録媒体は、筐体3の内部に配設された搬送部25(図2参照)により、図中に矢印で示される搬送方向(副走査方向A)に沿って搬送されている。具体的には、記録媒体は、筐体3の後側に設けられた搬入口から送り込まれ、プラテン4により支持された状態で筐体3の内部を後方から前方へ通過し、筐体3の外部に搬出されている。
プラテン4の上方には、副走査方向Aに直交する方向(主走査方向B)に沿って延在するガイド部材5が配設されている。ガイド部材5には、キャリッジ6が支持されている。キャリッジ6は、ガイド部材5によりガイドされた状態で、プラテン4の直上の記録領域R1と、プラテン4の左側上方の非記録領域R2とを主走査方向Bに沿って移動自在となっている。
また、プラテン4の表面には、当該プラテン4上に支持された記録媒体の温度を調節する温度調節部44が配設されている。
キャリッジ6の前側には、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各プロセスカラーのインクを吐出する4つの記録ヘッド7〜10が主走査方向に沿うように一列に配列されて搭載されている。各記録ヘッド7〜10は複数のノズル(図示せず)を内部に備えている。これらノズルの下端は各記録ヘッド7〜10の下面、つまり吐出面においてインク吐出口(図示せず)を形成しており、各ノズルはインク吐出口を介してインクを微小な液滴として吐出することができるようになっている。
キャリッジ6の後側には、Y,M,C,Kの各プロセスカラーのインクを一時的に貯留する4つのサブタンク(図示せず)が配設されている。各サブタンクは、遮光性を有する4本のチューブ(図示せず)により記録ヘッド7〜10に接続されている。そして各サブタンクに貯留されたインクが色毎に、4本のチューブを介して記録ヘッド7〜10に供給されるようになっている。
キャリッジ6の前側において記録ヘッド7〜10の左右両側には、活性エネルギ線としての紫外線を下方に向けて照射する紫外線光源(光照射部)11,12がそれぞれ搭載されている。具体的に、紫外線光源11,12としては低圧水銀ランプ、紫外線レーザ、キセノンフラッシュランプ、捕虫灯、ブラックライト、殺菌灯、冷陰極管、LED高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、無電極紫外線ランプ等が適用可能であり、これら以外の光源が適用されてもよい。
プラテン4の左側には、Y,M,C,Kの各プロセスカラーのインクを貯留する4つのメインタンク21〜24と、記録ヘッド7〜10のメンテナンスを行うためのメンテナンス部30とが配設されている。
各メインタンク21〜24には、上記4つのサブタンクよりも大容量のインクが貯留されている。これら各メインタンク21〜24は、それぞれ対応するサブタンクにインクが供給できるように接続されている。
メンテナンス部30は、各記録ヘッド7〜10のノズル内のインクを吸引する4つの吸引装置31,…と、各記録ヘッド7〜10の吐出面に付着したインクを除去する除去装置40とを備えている。
なお、非記録時においてキャリッジ6は、上記の非記録領域R2のうち、メインタンク21〜24及び吸引装置31が配設された位置(以下「ホームポジション」という。)で待機するようになっている。キャリッジ6がホームポジションに移動した状態では、各記録ヘッド7〜10の吐出面が4つのキャップ部材32,…によりそれぞれ覆われ、各記録ヘッド7〜10のノズルの内部及び先端部でインクが乾燥することを防止できるようになっている。
また、図1ではホームポジションに配設された部材が大気中に露出した状態で図示されているが、ホームポジションに配設される部材(メインタンク21〜24、メンテナンス部30等)は筐体3により覆われ遮光されている。
上記構成を具備する画像記録装置2は、逆T字状の2本の脚部90,90により支持されている。各脚部90間には画像記録装置2の自重を強固に支持するための2本の補強部材91,91が架け渡されており、各脚部90の下部には2個のキャスタ92,92がそれぞれ配設されている。このような構成により、画像記録装置2を含むインクジェット記録装置1は、前後方向又は左右方向に移動自在となっている。
次に、本実施形態に用いられる「インク」について説明する。本実施形態に用いられるインクは、30℃で10〜500[mpas]程度の粘度を有する高粘度インクである。また、このインクは、活性エネルギ線としての紫外線の被照射により硬化する性質を具備する光硬化型インクである。光硬化型インクの主成分として、少なくとも重合性化合物(公知の重合性化合物を含む。)と、光開始剤と、色材とを含むものである。上記光硬化型インクは、重合性化合物としてラジカル重合性化合物を含むラジカル重合系インクとカチオン重合性化合物を含むカチオン重合系インクとに大別されるが、本実施形態においては、特に湿度及び温度によって硬化反応に差異を生じるカチオン重合系の紫外線硬化インクが用いられる。本実施形態に用いられるカチオン重合系インクは、少なくともオキセタン化合物,エポキシ化合物,ビニルエーテル化合物等のカチオン重合性化合物と、光カチオン開始剤と、色材とを含む混合物である。
この光硬化型インクの硬化後の光沢に影響するものとして、例えば記録媒体温度、硬化時の光照射量、環境等が挙げられる。
記録媒体温度は、記録媒体に着弾した光硬化型インクに影響するため、当該インク粘度が変化してレベリングが変化することにより光沢が変化する。記録媒体温度が高くなると光硬化型インクのレベリングが進行して、記録媒体に対して平滑になるため光沢が増す。
硬化時の光照射量は、光硬化型インクが硬化時に受ける被照射量であり、この被照射量が影響するため、着弾した光硬化型インクの表面が増粘状態か若しくは硬化状態となる。増粘程度によって光硬化型インクの表面エネルギーが変化し、着弾した光硬化型インクの上に打たれた光硬化型インクのレベリング挙動が変化するため、光沢が変化する。照射量を上げることで、着弾した光硬化型インクの表面エネルギーが高くなり表面の濡れ性が向上し、着弾した光硬化型インクの上に打たれた光硬化型インクは広がりやすくなる。これにより、光硬化型インクに着弾した光硬化型インクは広がることから、光沢が増す。
カチオン重合系インクは、環境により硬化感度が変化する。硬化感度が変化することで、照射量が一定である場合、環境に応じて、着弾したインクの表面エネルギーが変化する。したがって、表面エネルギーが変化することで、着弾したインクの上から打たれたインクのレベリング挙動が変化するため、光沢が変化する。カチオンインクの感度は、絶対湿度が低いほど、感度が高くなる。照射量が一定である場合、絶対湿度が低いほど、インクの表面エネルギーが高く着弾したインクの表面エネルギーが高くなり表面の濡れ性が向上するため、着弾したインクの上から打たれたインクは広がりやすくなる。すなわち、表面上のインクは広がることから、光沢が増加する。
次に、本実施形態に用いられる「記録媒体」について説明する。
本実施形態に用いられる記録媒体としては、通常のインクジェット記録装置に適用される普通紙,再生紙,光沢紙等の各種紙,各種布地,各種不織布,樹脂,金属,ガラス等の材質からなる記録媒体が適用可能である。記録媒体の形態としては、ロール状、カットシート状、板状等が適用可能である。さらに、本実施形態に用いられる記録媒体として、樹脂により記録面を被覆した各種紙,顔料を含むフィルム,発泡フィルム等の不透明な公知の記録媒体も適用可能である。
図2は、本実施形態のインクジェット記録装置1の主制御構成を表すブロック図である。この図2に示すように、インクジェット記録装置1には各部を制御する制御部20が設けられている。制御部20には、画像を作成する例えばPC等の画像作成装置39と通信する通信部27と、画像作成装置39から通信部27を介して入力された画像データを処理する画像処理部28と、画像処理部28により処理された画像データを記憶する画像データ記憶部29と、各種指示が入力される入力部46と、外気温を検出する温度センサ41と、湿度を検出する湿度センサ42と、各種データが記憶されている制御データ記憶部43と、温度調節部44と、キャリッジ6と、搬送部25と、メンテナンス部30と、記録ヘッド7〜10、紫外線光源11,12とが電気的に接続されている。
入力部46に入力される各種指示には、例えば、画像記録開始指示や、各種条件設定指示、記録媒体種類指定指示等が含まれている。つまり、入力部46は、記録媒体の種類を認識する本発明に係る記録媒体認識部である。
また、温度センサ41及び湿度センサ42は、インク吐出時の外気温及び湿度を検出することで環境を検出する本発明に係る環境検出部である。
制御データ記憶部43に記憶されるデータには、画像記録に用いられる記録媒体の種類毎に設定された各種テーブルが含まれている。各種テーブルには、例えば、オフセット印刷による記録画像の色域に対応するように設定された色域テーブルや、記録媒体の温度毎のインク光沢値を表す温度光沢テーブル、紫外線光源11,12の照射量毎のインク光沢値を表す照射量光沢テーブル、温度及び湿度毎のインクの光沢値を表す環境光沢テーブル等がある。つまり、制御データ記憶部43は、色域テーブルを記憶する本発明に係る色域テーブル記憶部であるとともに、温度光沢テーブルを記憶する温度光沢テーブル記憶部であり、照射量光沢テーブルを記憶する本発明に係る照射量光沢テーブル記憶部である。
色域テーブルは、オフセット印刷による画像記録の色域に対応するように、各記録ヘッド7〜10から吐出されるインクの単位面積当たりの最大吐出量を決定するものであり、色域テーブルに基づく補正をしない場合の最大吐出量を100%として、各記録ヘッド7〜10のインクの最大吐出量の補正値を表している。図3は、色域テーブルの一例を表す説明図である。この図3に示すように、記録媒体がアート紙である場合にはブラックインクの記録ヘッド10の最大吐出量が90%、シアンインクの記録ヘッド9の最大吐出量が95%、マゼンタの記録ヘッド8の最大吐出量が100%、イエローの記録ヘッド7の最大吐出量が100%に設定されている。また、記録媒体が上質紙である場合には、ブラックインクの記録ヘッド10の最大吐出量が40%、シアンインクの記録ヘッド9の最大吐出量が50%、マゼンタの記録ヘッド8の最大吐出量が30%、イエローの記録ヘッド7の最大吐出量が40%に設定されている。
また、温度光沢テーブル、照射量光沢テーブル及び環境光沢テーブルは、それぞれ個別に設定されていてもよいが、本実施形態ではこれらをまとめて1つのテーブル(総テーブル)として設定している。総テーブルは、実験やシミュレーション等によって記録媒体の種類毎にそれぞれ設定されている。記録媒体の種類毎に、湿度、外気温、記録媒体の温度及び照射量をそれぞれ異ならせながら、画像を記録しその画像の光沢を測定することで、所望の光沢となる湿度、外気温、記録媒体の温度及び照射量を決定する。ここで、光沢値の測定には、周知の光沢感測定手段を用いられる。図4に示すように、光沢感測定手段の発光部51から照射された光を所定の入射角θにて記録媒体P上の画像に入射させて、その反射光の光量が受光部52にて測定されるようになっている。反射光の光量と入射光の光量との比(反射光の光量/入射光の光量)が光沢値として評価される。
図5は、アート紙に対して各条件で画像を記録した場合の各光沢値を表している。オフセット印刷でアート紙に画像記録をした場合の光沢値(例えば50〜60)を目標光沢値とすると、外気温20℃、湿度30%の環境にあるときには記録媒体温度を30℃、照射量を30mJcmに設定し、外気温24℃、湿度45%の環境にあるときには記録媒体温度を40℃、照射量を30mJcmに設定し、外気温27℃、湿度60%の環境にあるときには記録媒体温度を50℃、照射量を30mJcmに設定する。
図6は、上質紙に対して各条件で画像を記録した場合の各光沢値を表している。オフセット印刷で上質紙に画像記録をした場合の光沢値(例えば10〜15)を目標光沢値とすると、外気温20℃、湿度30%の環境にあるときには記録媒体温度を30℃、照射量を30mJcmに設定し、外気温24℃、湿度45%の環境にあるときには記録媒体温度を40℃、照射量を20mJcmに設定し、外気温27℃、湿度60%の環境にあるときには記録媒体温度を40℃、照射量を30mJcmに設定する。
そして、制御部20は、画像記録時には搬送部25を制御して、記録媒体を副走査方向Aに所定量だけ搬送させた後に、キャリッジ6を制御して主走査方向Bに往復走査させる。制御部20は、画像データ記憶部29中の画像データを読み出して、当該画像データに基づいて記録ヘッド7〜10を制御し、記録媒体上にインクを吐出させる。
ここで、制御部20は、入力部46により認識された記録媒体の種類に対応する色域テーブルを制御データ記憶部43から読み出して、当該色域テーブルに基づいて記録ヘッド7〜8の単位面積あたりの最大吐出量を決定するとともに、入力部46により認識された記録媒体の種類及び温度センサ41と湿度センサ42の検出結果に対応する総テーブルを制御データ記憶部43から読み出して、当該総テーブルを基に所定の光沢値となるように温度調節部44による調整温度及び紫外線光源11,12の照射量を制御するようになっている。
次に、本実施形態のインクジェット記録装置1の作用について図7を参照して説明する。
入力部46に記録媒体の種類が入力されると、制御部20は、入力部46により入力された記録媒体の種類を検出し(ステップS1)、温度センサ41と湿度センサ42との検出結果により環境の検出をする(ステップS2)。
その後、制御部20は、検出された記録媒体の種類に対応する色域テーブルを制御データ記憶部43から読み出して(ステップS3)、当該色域テーブルに基づいて記録ヘッド7〜8の単位面積あたりの最大吐出量を決定する(ステップS4)。
その後、制御部20は、入力部46により認識された記録媒体の種類及び温度センサ41と湿度センサ42の検出結果に対応する総テーブルを制御データ記憶部43から読み出して(ステップS5)、当該総テーブルを基に所定の光沢値となるように温度調節部44による調整温度及び紫外線光源11,12の照射量を決定する(ステップS6)。
そして、制御部20は、決定した前記最大吐出量、記録媒体温度及び照射量を基にして、画像記録を実行する(ステップS7)。
画像記録時になると、制御部20は搬送部25を制御して、記録媒体を副走査方向Aに所定量だけ搬送させた後に、キャリッジ6を制御して主走査方向Bに往復走査させる。制御部20は、画像データ記憶部29中の画像データを読み出して、当該画像データに基づいて記録ヘッド7〜10を制御し、往復走査のいずれの移動方向に対しても記録媒体上にインクを吐出させる。そして制御部20は、搬送部25による記録媒体の搬送及びキャリッジ6の走査に同期させた記録ヘッド7〜10によるインク吐出を繰り返すことで記録媒体上に画像を記録し、画像記録処理を終了する。
なお、制御部20は画像記録時に所定のメンテナンスタイミングになると、メンテナンス部30を制御して各記録ヘッド7〜10にメンテナンス処理を施する。
以上のように、本実施形態によれば、色域テーブルがオフセット印刷による画像記録の色域に対応するように記録媒体の種類毎に設定されていて、画像記録時における記録媒体の種類に対応する色域テーブルに基づいて記録ヘッド7〜10の最大吐出量が決定されるので、決定された最大吐出量により画像が記録されると、オフセット印刷での画像記録と同等な色域の画像が記録されることになる。さらに、入力部46により認識された記録媒体の種類及び温度センサ41と湿度センサ42の検出結果に対応する総テーブルを基に所定の光沢値となるように温度調節部44による調整温度及び紫外線光源11,12の照射量が調整されるので、記録媒体の種類によるインクの広がりの異なりが抑制されて、所定の光沢の画像を記録することができる。つまり、オフセット印刷での画像記録と同等な色域の画像に対しても、その光沢を調整することが可能となる。例えば、図8は、本実施形態のインクジェット記録装置1により記録された画像と、オフセット印刷により記録された画像との色域を比較したものである。上質紙においてもアート紙においても、色域がほぼ同等となっていることが分かる。このように、本実施形態のインクジェット記録装置であると、記録媒体の種類が異なったとしても所望の質感の画像を記録させることができるのである。
なお、本発明は上記実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、本実施形態では、記録ヘッド7〜10が走査するシリアルタイプのインクジェット記録装置1を例示して説明したが、本発明の構成はラインタイプのインクジェット記録装置に対しても適用可能である。
また、本実施形態では、本発明に係る記録媒体認識部として入力部40を例示して説明したが、自動で記録媒体の種類を認識できるものであってもかまわない。
また、インクジェット記録装置1に記録媒体の光沢を検出する光沢検出部を設け、当該光沢検出部の検出結果に基づいて制御部20が所定の光沢値となるように、温度調節部及び光照射部の少なくとも一方を制御するようにしてもよい。
これにより、実際に検出された光沢値を基に記録媒体の温度及び光照射部の照射量が調整されることになり、より所定の光沢に近づいた画像を記録することが可能となる。
さらに、インクジェット記録装置1に光沢値検出用の光沢検出用テストパターンのテストパターンデータを記憶するテストパターン記憶部を設け、制御部20が、テストパターン記憶部からテストパターンデータを読み出して、テストパターンデータを基に記録ヘッドを制御して、記録媒体上にテストパターンを形成させてから、光沢検出部により検出された記録媒体上のテストパターンの光沢に基づいて、以降の画像形成による光沢が所定の光沢値となるように、温度調節部及び光照射部の少なくとも一方を制御するようにしてもよい。
具体的に図9のフローチャートを参照にしてテストパターンを用いた画像記録処理について説明する。
入力部46に記録媒体の種類が入力されると、制御部20は、入力部46により入力された記録媒体の種類を検出し(ステップS101)、温度センサ41と湿度センサ42との検出結果により環境の検出をする(ステップS102)。
その後、制御部20は、検出された記録媒体の種類に対応する色域テーブルを制御データ記憶部43から読み出して(ステップS103)、当該色域テーブルに基づいて記録ヘッド7〜8の単位面積あたりの最大吐出量を決定する(ステップS104)。
その後、制御部20は、入力部46により認識された記録媒体の種類及び温度センサ41と湿度センサ42の検出結果に対応する総テーブルを制御データ記憶部43から読み出して(ステップS105)、当該総テーブルを基に所定の光沢値となるように温度調節部44による調整温度及び紫外線光源11,12の照射量を決定する(ステップS106)。
そして、制御部20は、テストパターン記憶部からテストパターンデータを読出し、当該テストパターンデータと、決定した前記最大吐出量、記録媒体温度及び照射量とを基にして、テストパターンの画像記録を実行する(ステップS107)。
テストパターンが形成されると、制御部20は光沢検出部を制御して、記録媒体上に形成されたテストパターンの光沢を検出させる(ステップS108)。
そして、制御部20は光沢検出部の検出結果が目標とする光沢値(所定の光沢値)であるか否かを判断し(ステップS109)、一致と判断した場合(ステップS109;YES)にはステップS111に移行し、不一致と判断した場合(ステップS109;NO)にはステップS110に移行する。なお、この判断時においては、検出結果と目標光沢値とが完全に一致していなくとも、所定の範囲内に収まっていれば一致として判断する。
ステップS110では、制御部20は、記録媒体温度又は照射量が所定量だけ変動させてこれらの値が補正されるように、温度調整部44及び紫外線光源11,12の照射量を決定し、ステップS107に移行する。
ステップS111では、制御部20は、決定した前記最大吐出量、記録媒体温度及び照射量を基にして、画像記録を実行する(ステップS111)。
これにより、テストパターンの光沢値を基に記録媒体の温度及び光照射部の照射量が調整されることになり、より所定の光沢に近づいた画像を記録することが可能となる。
本発明に係るインクジェット記録装置を表す斜視図である。 図1のインクジェット記録装置の主制御構成を表すブロック図である。 図1のインクジェット記録装置で用いる色域テーブルの一例を表す説明図である。 図1のインクジェット記録装置で作成された画像の光沢値の測定方法を表す説明図である。 図1のインクジェット記録装置で用いる総テーブルの作成過程の一例を表す説明図である。 図1のインクジェット記録装置で用いる総テーブルの作成過程の一例を表す説明図である。 図1のインクジェット記録装置の画像記録処理を表すフローチャートである。 図1のインクジェット記録装置で作成された画像と、オフセット印刷により作成された画像の色域を比較した結果を表す説明図である。 図1のインクジェット記録装置の画像記録処理の変形例を表すフローチャートである。
符号の説明
1 インクジェット記録装置
2 画像記録装置
3 筐体
4 プラテン
5 ガイド部材
6 キャリッジ
7〜10 記録ヘッド
11,12 紫外線光源
20 制御部
21〜24 メインタンク
25 搬送部
26 選択部
27 通信部
28 画像処理部
29 画像データ記憶部
30 メンテナンス部
31 吸引装置
32 キャップ部材
35 吸引ポンプ
39 画像作成装置
40 除去装置
41 温度センサ(環境検出部)
42 湿度センサ(環境検出部)
43 制御データ記憶部(色域テーブル記憶部、温度光沢テーブル記憶部、照射量光沢テーブル記憶部)
44 温度調節部
46 入力部(記録媒体認識部)
90 脚部
91 補強部材
92 キャスタ

Claims (6)

  1. 光硬化型インクを記録媒体に吐出する記録ヘッドと、
    前記記録媒体上に着弾したインクに対して光を照射する光照射部と、
    前記記録媒体の種類を認識する記録媒体認識部と、
    前記記録媒体の種類毎に設定された色域テーブルを記憶する色域テーブル記憶部と、
    前記記録媒体の各種類の温度毎のインク光沢値を表す温度光沢テーブルを記憶する温度光沢テーブル記憶部と、
    前記記録媒体の温度を調節する温度調節部と、
    前記記録ヘッド、前記光照射部、前記記録媒体認識部、前記色域テーブル記憶部、前記温度光沢テーブル記憶部及び前記温度調節部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記記録媒体認識部により認識された前記記録媒体の種類に対応する前記色域テーブルを前記色域テーブル記憶部から読み出して、当該色域テーブルに基づいて前記記録ヘッドから吐出する前記光硬化型インクの色毎の単位面積あたりの最大吐出量を決定するとともに、前記記録媒体認識部により認識された前記記録媒体の種類に対応する前記温度光沢テーブルを前記温度光沢テーブル記憶部から読み出して、当該温度光沢テーブルを基に所定の光沢値となるように前記温度調節部による調整温度を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 請求項1記載のインクジェット記録装置において、
    前記記録媒体の各種類に対する前記光照射部の照射量毎のインク光沢値を表す照射量光沢テーブルを記憶する照射量光沢テーブル記憶部を備え、
    前記制御部は、前記記録媒体認識部により認識された前記記録媒体の種類に対応する前記照射量光沢テーブルを前記照射量光沢テーブル記憶部から読み出して、当該照射量光沢テーブルを基に所定の光沢値となるように前記照射部の照射量を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 請求項1又は2記載のインクジェット記録装置において、
    前記記録媒体に対するインク吐出時の環境を検出する環境検出部を備え、
    前記制御部は前記環境検出部の検出結果に基づいて、前記温度調節部による調整温度を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 請求項3記載のインクジェット記録装置において、
    前記環境検出部は、前記インク吐出時の外気温及び湿度を検出することで前記環境を検出することを特徴とするインクジェット記録装置。
  5. 請求項3又は4に記載のインクジェット記録装置において、
    前記記録媒体の光沢を検出する光沢検出部を備え、
    前記制御部は、前記光沢検出部の検出結果に基づいて、所定の光沢値となるように、前記温度調節部及び前記光照射部の少なくとも一方を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 請求項5記載のインクジェット記録装置において、
    光沢値検出用の光沢検出用テストパターンのテストパターンデータを記憶するテストパターン記憶部を備え、
    前記制御部は、前記テストパターン記憶部から前記テストパターンデータを読み出して、当該テストパターンデータを基に前記記録ヘッドを制御して、前記記録媒体上に前記テストパターンを形成させてから、前記光沢検出部により検出された前記記録媒体上の前記テストパターンの光沢に基づいて、以降の画像形成による光沢が所定の光沢値となるように、前記温度調節部及び前記光照射部の少なくとも一方を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。
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