JP5039517B2 - 係止構造 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器筐体の本体とその蓋体等の係止部品とを組み合わせる構造等において、本体側に設けた係止突起に係止部品側に設けた係止孔を嵌めて一体にする係止構造に関する。
従来の係止突起と係止孔による係止構造は、図11、図12に示す如く、本体(または部品等)100に設けた十字状の係止突起101と、図14に示す如く、係止部材102の板状部に設けた前記係止突起101に係止する十字状の係止孔103から構成される。
前記係止突起101は、係止部材102の嵌合方向の突起部101aに斜面101を形成してあり、図14に示す如く、この係止突起101に、係止部材102の板状部に設けた係止孔103を板状部の弾性を利用してすべらせるように移動させることにより嵌めて係止するものである。
この係止状態は、図13に示す如く、係止孔103の稜線103Aが係止突起101の突起面101Aに係止し、係止孔103の稜線103Bが係止突起101の突起面101Bに係止し、係止孔103の稜線103Cが係止突起101の突起面101Cに係止し、係止孔103の稜線103Dが係止突起101の突起面101Dに係止することにより上下左右の4方向に対して係止することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−54948号公報
しかしながら、上述した従来の技術においては、図15に示す如く、本体100に対して向き合った両方(2方向)から係止部材102を嵌めるような場合、両方の係止部材の板状部にそれぞれ十字状の係止孔103を形成し、本体にはそのそれぞれの係止孔103に対応する十字状の係止突起101を設けておき、両係止部材のそれぞれの係止孔103をそれぞれの方向から本体の係止突起101に嵌めることによってそれぞれの係止部材102を本体100に係止するようにしている。
したがって、本体には2つの係止部材のそれぞれの係止孔にそれぞれに対応する係止突起を設けなければならず、さらに、この係止突起が十字状をしているために、スペースが大きくなるという問題がある。
以上のことから、このような構造は、製品形状の簡素化、製品サイズの小型化の弊害となり、また、本体内部で電気的なノイズが発生するような場合は、係止部材の板状部が小さいために抑制力が弱く、他の電子機器への影響が問題となる。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、両係止部材の板状部が重なり合うようにして本体の1個の係止突起に両板状部の係止孔を係止させることを目的とする。
そこで本発明は、本体に設けた係止突起に、2方向からそれぞれ係止部材をその板状部に形成した係止孔を嵌めることによって係止させる係止構造において、係止突起の係止部材が嵌められる方向のそれぞれの端部に係止孔の受け入れ用の斜面を形成し、本体に設けた1個の係止突起に嵌まるように2つの係止部材のそれぞれの板状部に係止孔を形成し、両係止孔をそれぞれ板状部の弾性を利用して斜面をすべらせるように移動させることにより係止突起に嵌めること、両係止部材のそれぞれの板状部が重なった状態で係止することを特徴とする。
このようにした本発明は、1個の係止突起に対して、2方向からそれぞれ係止部材の係止孔を嵌めて係止することにより、係止部材の板状部を重ね合わせることができ、本体の内部で発生する電気的なノイズの抑制力が大きく他の電子機器への影響を抑えることができることになる。
また、1個の係止突起に両係止部材の係止孔をそれぞれ係止させるために係止個所が1個所となって製品の小型化をはかることができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による実施例を説明する。
図1は実施例を示す説明図、図2は係止突起の正面説明図、図3は係止突起の側面説明図である。
1は本体(本体や部品等を含むような概念である。)、2はこの本体1に設けた係止突起であり、平面形状が大略T形を形成するように横方向の上部3および縦方向の脚部4からなっている。
この係止突起2の上部3には、後部に平面部5を残して前端部に上方から下方に向けて傾斜する受け入れ用の斜面6が形成してある。また、脚部4には、前端部に下方から上方に向けて傾斜する受け入れ用の斜面7が形成してある。
9は前記本体1に係止する係止部材であり、この係止部材9の側部を形成する板状部10に前記係止突起2の外形に丁度嵌まる大きさのT形の係止孔11が形成してある。なお、この係止孔11は、図8に示す如く、係止突起2の外形より大きな寸法のT形形状としてもよい。
12はこれも前記本体1に係止する係止部材であり、この係止部材12の側部を形成する板状部13に前記係止突起2の上部3の幅寸法と、上部3と脚部4までの高さ寸法とよりなり、係止突起2に丁度嵌まる大きさの矩形の係止孔14が形成してある。なお、この係止孔14も、図7に示す如く、係止突起2の外形より大きな寸法の矩形形状としてもよい。また、係止部材9の係止孔11と同様に、図4に示す如く、T形形状としてもよい。
なお、前記係止突起2の高さは、2つの係止部材9、12のそれぞれの板状部10、13が重なった厚さ以上の寸法である。また、係止突起2の平面部5の奥行き方向の幅は、係止部材12板状部13の厚さとほぼ同じであり、係止突起2の斜面6の奥行き方向の幅は、係止部材9の板状部10の厚さとほぼ同じである。
上記両係止部材9、12と本体1との関係は、例えば、本体に取り付ける上カバーと下カバーのような概念である。
上述した構成の係止作用について説明する。
まず、図1、図5に示す如く、係止部材12の板状部13に設けた係止孔14を板状部13の弾性を利用して斜面7をすべらせるように移動させることにより係止突起2に嵌める。このとき、係止突起2に形成した受け入れ用の斜面7によって係止孔14はなめらかに進んで係止突起2に嵌まって係止させることができる。
この係止状態は、図5に示す如く、係止孔14の稜線14Aが係止突起2の平面部5に係止し、係止孔14の稜線14Bが係止突起2の突起側面2Bに係止し、係止孔14の稜線14Cが係止突起2の突起側面2Cに係止して上左右の3方向に対して係止することができる。また、係止部材12の上方向への係止は、図10に示す如く、係止部材12が本体1に当接することにより行う。なお、係止孔14をT形形状とした場合には、係止孔14の稜線14Dが係止突起2の上部3に係止される。
つぎに、図1、図6に示す如く、係止部材9の板状部10に設けた係止孔11を板状部の弾性を利用して斜面6をすべらせるように移動させることにより係止突起2に嵌まり、図9、図10に示す如く、係止部材12の板状部13上にこの係止部材9の板状部10を重ねて係止することができる。このとき、係止突起2に形成した受け入れ用の斜面6によって係止孔11はなめらかに進んで係止突起2に嵌まって係止させることができる。この場合、斜面6は平面部5を介して形成されているが、先に係止部材12の板状部13が嵌められているのでその厚さにより平面部5にぶつかって邪魔になるようなことはなく斜面6に板状部10をすべらせることができる。
この係止状態は、図6に示す如く、係止孔11の稜線11Bが係止突起2の上部下面2Bに係止し、係止孔11の稜線11Cが係止突起2の上部3および脚部4の突起側面2Cに係止し、係止孔11の稜線11Dが係止突起2の上部3および脚部4の突起側面2Dに係止することにより下左右方向の3方向に対して係止することができる。また、係止部材9の下方向への係止は、図10に示す如く、係止部材9が本体1に当接することにより行う。
以上の説明の如く、係止突起は、対向する両側から係止部材の係止孔を嵌めることができるように係止突起の対向する両側にそれぞれ受け入れ用の斜面を形成し、さらに、係止孔の稜線と係止突起とで係止するところに特長があり、それを満足させることができる形状であれば外形形状はT形に限るものではなくどのような形状でもよい。
以上の如く、1個の係止突起に対して、向き合った方向からそれぞれ係止部材の係止孔を嵌めて係止することにより、係止部材の板状部を重ね合わせることができ、本体内部で電気的なノイズが発生してもノイズの抑制力が大きく他の電子機器への影響を抑えることができることになる。
また、1個の係止突起に両係止部材の係止孔をそれぞれ係止するために係止個所が1個所となって製品の小型化をはかることができる。
実施例を示す説明図 係止突起の正面図 係止突起の側面図 他の形状の係止部材の斜視図 一方の係止孔と係止突起との係止状態の説明図 他方の係止孔と係止突起との係止状態の説明図 係止孔を大きくした場合の係止突起との係止状態の説明図 係止孔を大きくした場合の係止突起との係止状態の説明図 両係止部材を係止させた状態の正面説明図 両係止部材を係止させた状態の側面説明図 従来例の係止突起の正面図 従来例の係止突起の側面図 係止孔と係止突起との係止状態の説明図 係止孔を係止突起に係止させる状態の説明図 係止孔と係止突起との説明図
符号の説明
1 本体
2 係止突起
3 上部
4 脚部
5 平面部
6 斜面
7 斜面
9 係止部材
10 板状部
11 係止孔
12 係止部材
13 板状部
14 係止孔

Claims (4)

  1. 本体に設けた係止突起に、2方向からそれぞれ係止部材をその板状部に形成した係止孔を嵌めることによって係止させる係止構造において、
    係止突起の係止部材が嵌められる方向のそれぞれの端部に係止孔の受け入れ用の斜面を形成し、
    本体に設けた1個の係止突起に嵌まるように2つの係止部材のそれぞれの板状部に係止孔を形成し、両係止孔をそれぞれ板状部の弾性を利用して斜面をすべらせるように移動させることにより係止突起に嵌めること、両係止部材のそれぞれの板状部が重なった状態で係止することを特徴とする係止構造。
  2. 請求項において、
    係止突起の一方の端部には、斜面と共に一方の係止部材の係止孔が係止する平面部を形成し、係止突起の他方の端部には斜面のみを形成したことを特徴とする係止構造。
  3. 請求項1において、
    係止突起の平面形状が大略T形となる上部および脚部から構成されていることを特徴とする係止構造。
  4. 請求項1において、
    両係止部材の重なる板状部にそれぞれ設けた係止孔を、重なる下側となる係止孔を矩形とし、重なる上側となる係止孔を大略T形としたことを特徴とする係止構造。
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