JP6360451B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

この発明は、コネクタに係り、特に、少なくとも1つのコンタクトがハウジングに保持されたコネクタに関する。
ノート型コンピュータを机の上で使用するために、予め机にドッキングステーションを設置しておき、ドッキングステーションにノート型コンピュータを接続することがある。ドッキングステーションに装備されたドック側コネクタにノート型コンピュータのコンピュータ側コネクタを嵌合することで、ドッキングステーションとノート型コンピュータとが接続される。
この種のコネクタとして、例えば、特許文献1には、図22に示されるようなコネクタが開示されている。コンピュータ側コネクタ1のハウジング2にドック側コネクタ収容部3が形成されると共に、ハウジング2に保持された非バネ性のコンピュータ側コンタクト4が嵌合軸Cに沿ってドック側コネクタ収容部3内に延びている。
一方、ドック側コネクタ5のハウジング6には、嵌合時にコンピュータ側コンタクト4に接続されるバネ性のドック側コンタクト7が保持されている。
コンピュータ側コンタクト4は、ハウジング2に圧入または一体成形により保持される固定部4Aと、嵌合時にドック側コンタクト7に接触する接点部4Bを有し、ドック側コンタクト7は、コンピュータ側コネクタ1に向けられた先端部に嵌合誘い部7Aを有している。
また、コンピュータ側コネクタ1のハウジング2には、ドック側コネクタ収容部3の開口端部と底部との間で嵌合軸Cに沿った方向に移動可能にシャッタ8が取り付けられており、ドック側コネクタ5が嵌合されないときには、シャッタ8によりドック側コネクタ収容部3の開口端部が閉じられ、ドック側コネクタ5が嵌合したときには、図22に示されるように、シャッタ8がドック側コネクタ収容部3の底部に移動する。
特開2010−73368号公報
ここで、コンピュータ側コンタクト4の固定部4Aは、コンピュータ側コンタクト4をハウジング2に堅固に固定するために、嵌合軸Cに沿って所定の長さD1を確保する必要がある。また、嵌合時には、ドック側コネクタ5の先端面5Aとコンピュータ側コンタクト4の接点部4Bとの間にドック側コンタクト7の嵌合誘い部7Aが位置することから、コンピュータ側コンタクト4の接点部4Bは、ドック側コネクタ5の先端面5Aからドック側コンタクト7の嵌合誘い部7Aよりも長い距離D2だけ嵌合軸Cに沿ってドック側コネクタ5の方向に配置される必要がある。
そして、コンピュータ側コンタクト4の固定部4Aと接触部4Bとが嵌合軸Cに沿って一直線上に位置しているため、コンピュータ側コネクタ1が嵌合軸Cの方向に長くなるという問題があった。
また、嵌合時に、シャッタ8がドック側コネクタ収容部3の底部に移動し、コンピュータ側コネクタ1のハウジング2とドック側コネクタ5の先端面5Aとの間に位置するので、シャッタ8の厚さD3だけコンピュータ側コンタクト4を嵌合軸Cの方向に長くしなければならず、コンピュータ側コネクタ1が嵌合軸Cの方向にさらに長くなっていた。
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、嵌合軸の方向の小型化を図ることができるコネクタを提供することを目的とする。
この発明に係るコネクタは、相手側コネクタとの嵌合方向に開口して相手側コネクタが収容される相手側コネクタ収容部と相手側コネクタ収容部の底部に形成されたシャッタ収容部を有するハウジングと、ハウジングに保持される少なくとも1つのコンタクトと、相手側コネクタ収容部の開口端部とシャッタ収容部との間で嵌合方向に移動可能にハウジングに取り付けられたシャッタとを備え、コンタクトは、嵌合方向に沿うように相手側コネクタ収容部内に露出して相手側コネクタのコンタクトに接続される非バネ性の接点部と、接点部に接続部を介して接続されると共に接点部に対して相手側コネクタ収容部とは反対方向に所定距離だけずれた位置で嵌合方向に沿って延びる固定部とを有し、ハウジングは、コンタクトの固定部を保持するコンタクト保持部と、嵌合方向における相手側コネクタ収容部の底部を閉じるように配置された底板部と、コンタクトの接点部の相手側コネクタ収容部とは反対方向の背面に接触してコンタクトの変位を防止するコンタクト変位防止部とを有し、ハウジングの底板部は、コンタクト保持部よりも嵌合方向に薄く形成され、シャッタ収容部は、嵌合方向においてハウジングのコンタクト保持部と重なる位置にあるものである。
好ましくは、接続部は、クランク状に両端部でほぼ直角に屈曲している。
コンタクトは、接点部の固定部とは反対方向の端部においてハウジングのコンタクト変位防止部に引っ掛かることにより接点部がコンタクト変位防止部から離れることを防止する浮き防止部を有することができる。
この場合、浮き防止部は、接点部に対して相手側コネクタ収容部とは反対方向に所定距離だけずれた位置で嵌合方向に沿うように配置されると共に接点部に折り返し部を介して接続されていることが好ましい。
さらに、相手側コネクタ収容部内から見て、固定部は第1の幅を有し、接点部は第2の幅を有し、浮き防止部は第1の幅よりも小さい幅を有し、接続部は第1の幅よりも小さく且つ第2の幅よりも小さい幅を有し、折り返し部は第2の幅よりも小さく且つ浮き防止部の幅よりも小さい幅を有し、浮き防止部は、固定部を嵌合方向に延長した位置に配置されているように構成することができる。
相手側コネクタ収容部内から見て、固定部は第1の幅を有し、接点部は第2の幅を有し、接続部は第1の幅よりも小さい幅を有するように構成してもよい。
また、コンタクトの固定部は、圧入することで前記ハウジングのコンタクト保持部に保持されていることが好ましい。
あるいは、コンタクトの固定部は、一体成形することでハウジングのコンタクト保持部に保持されていてもよい。
この発明によれば、コンタクトは、非バネ性の接点部と、接点部に接続されると共に接点部に対して相手側コネクタ収容部とは反対方向に所定距離だけずれた位置で嵌合方向に沿って延びる固定部とを有し、ハウジングは、コンタクトの固定部を保持するコンタクト保持部と、コンタクトの接点部の相手側コネクタ収容部とは反対方向の背面に接触するコンタクト変位防止部とを有し、ハウジングの底板部は、コンタクト保持部よりも嵌合方向に薄く形成され、相手側コネクタ収容部の底部に形成されたシャッタ収容部は、嵌合方向においてハウジングのコンタクト保持部と重なる位置にあるので、嵌合軸の方向の小型化を図ることが可能となる。
この発明の実施の形態1に係るコネクタを示し、(A)はシャッタが開いた状態を示す斜視図、(B)はシャッタが閉じた状態を示す斜視図である。 相手側コネクタを示す斜視図である。 シャッタが閉じた状態の実施の形態1のコネクタを示す一部破断斜視図である。 シャッタが閉じた状態の実施の形態1のコネクタを示す正面断面図である。 シャッタが開いた状態の実施の形態1のコネクタを示す一部破断斜視図である。 シャッタが開いた状態の実施の形態1のコネクタを示す正面断面図である。 実施の形態1のコネクタに用いられたコンタクトを示し、(A)は斜視図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は平面図である。 実施の形態1のコネクタに用いられたハウジングを示し、(A)は一部破断斜視図、(B)は部分平面図、(C)は正面断面図である。 図8(C)のA−A線断面図である。 図6のB−B線断面図である。 嵌合状態における実施の形態1のコネクタと相手側コネクタの内部を示す部分破断斜視図である。 嵌合状態における実施の形態1のコネクタと相手側コネクタの内部を示す部分正面断面図である。 嵌合状態におけるコネクタと相手側コネクタの内部を示す部分拡大断面図である。 シャッタが閉じた状態の実施の形態2のコネクタを示す一部破断斜視図である。 シャッタが閉じた状態の実施の形態2のコネクタを示す正面断面図である。 シャッタが開いた状態の実施の形態2のコネクタを示す一部破断斜視図である。 シャッタが開いた状態の実施の形態2のコネクタを示す正面断面図である。 実施の形態2のコネクタに用いられたコンタクトを示し、(A)は斜視図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は平面図である。 実施の形態2のコネクタに用いられたハウジングを示し、(A)は一部破断斜視図、(B)は部分平面図、(C)は正面断面図である。 図19(C)のC−C線断面図である。 図17のD−D線断面図である。 嵌合状態における従来のコネクタと相手側コネクタの内部を示す部分正面断面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図1(A)に、実施の形態1に係るコネクタ11の構成を示す。コネクタ11は、嵌合軸Cに対して直交する方向に延び且つ絶縁性樹脂からなるハウジング12と、ハウジング12の外周部を覆うように配置された金属製のシェル13を備えている。ハウジング12には、嵌合軸Cの方向に開口する凹状の相手側コネクタ収容部14が形成されると共に、嵌合軸Cに沿って相手側コネクタ収容部14内に突出する突状部15が形成されている。
また、ハウジング12には、ハウジング12が延びる方向に配列された複数のコンタクト16が保持されている。それぞれのコンタクト16の一端は、シェル13の外側に突出し、他端は、突状部15の側面上に位置している。
さらに、図1(B)に示されるように、ハウジング12には、防塵のために相手側コネクタ収容部14の開口端部を閉じるシャッタ17が取り付けられている。シャッタ17は、嵌合軸Cに沿って相手側コネクタ収容部14内を移動可能に配置されており、図示しない相手側コネクタが嵌合しないときには、図示しないバネにより相手側コネクタ収容部14の開口端部を閉じる位置に移動し、相手側コネクタが嵌合したときには、相手側コネクタに押されて相手側コネクタ収容部14の底部に移動する。シャッタ17が、相手側コネクタ収容部14の底部に移動すると、図1(A)に示したように、突状部15の側面上に位置する複数のコンタクト16の他端が露出する状態となる。
ここで、便宜上、複数のコンタクト16が配列される方向をX方向、嵌合軸Cに沿った方向をZ方向、X方向およびZ方向に直交する方向をY方向と呼ぶことにする。
相手側コネクタ収容部14の+Z方向端部が開口しており、複数のコンタクト16の一端は、ハウジング12の−Z方向端部からシェル13の外側までY方向に延び、複数のコンタクト16の他端は、突状部15の側面上を+Z方向に延びている。
図2に、相手側コネクタ21を示す。相手側コネクタ21は、嵌合軸Cに対して直交する方向に延び且つ絶縁性樹脂からなるハウジング22と、ハウジング22の外周部を覆うように配置された金属製のシェル23を備えている。また、相手側コネクタ21は、嵌合軸Cに沿って突出した嵌合部24を有している。
例えば、コネクタ11は、ノート型コンピュータに搭載され、相手側コネクタ21は、図示しない机のドッキングステーションに装備され、コネクタ11を相手側コネクタ21に嵌合することで、ノート型コンピュータがドッキングステーションに接続される。
相手側コネクタ21をコネクタ11に嵌合する際には、ハウジング22が延びる方向をX方向に向けると共に嵌合部24を−Z方向に向けた状態で、嵌合部24がコネクタ11の相手側コネクタ収容部14内に挿入される。
また、相手側コネクタ21のハウジング22には、ハウジング22が延びる方向すなわちX方向に配列された複数のバネ性のコンタクト25が保持されている。それぞれのコンタクト25の一端は、ハウジング22の+Z方向端部からシェル23の外側までY方向に延び、他端は、嵌合部24内で−Z方向に延びている。
コネクタ11の内部構成を図3に示す。複数のコンタクト16は、2列に配置されており、ハウジング12の−Y方向側と+Y方向側のそれぞれにおいて複数のコンタクト16がX方向に配列されている。
図4に示されるように、ハウジング12の−Y方向側に配置されたコンタクト16は、ハウジング12の−Z方向端部からシェル13の外側まで−Y方向に延び且つコネクタ11が搭載される図示しない基板の配線パターンに接続される基板接続部16Aを有している。基板接続部16Aには、ハウジング12の−Z方向の端面に沿って+Y方向に延びる延伸部16Bが接続され、延伸部16Bの+Y方向端部に、延伸部16Bから直角に屈曲して+Z方向に延びる固定部16Cが接続されている。固定部16Cの+Z方向端部には、−Y方向にクランク状に屈曲する接続部16Dを介して、+Z方向に延びる接点部16Eが接続されている。さらに、接点部16Eの+Z方向端部に、+Y方向に180度屈曲する折り返し部16Fを介して−Z方向に延びる浮き防止部16Gが接続されている。
コンタクト16は、固定部16Cがハウジング12の突状部15に形成されているコンタクト保持部15Aに圧入されることで、ハウジング12に保持されている。また、コンタクト16の接点部16Eは、−Y方向側の表面が相手側コネクタ収容部14に露出し、+Y方向側の背面がハウジング12の突状部15に形成されているコンタクト変位防止部15Bの−Y方向側の面に接触している。さらに、コンタクト16の浮き防止部16Gは、コンタクト変位防止部15Bの+Y方向側の面に引っ掛かっている。
接続部16Dの存在により、コンタクト16の固定部16Cは、接点部16Eに対して相手側コネクタ収容部14とは反対の+Y方向に所定距離ΔYだけずれた位置にある。この接続部16Dは、クランク状にその両端部でほぼ直角に屈曲しているので剛性が高く、バネ性は有していない。
接点部16Eは、コネクタ11が相手側コネクタ21と嵌合したときに相手側コネクタ21の対応するコンタクト25に接触して電気導通する非バネ性の接点を形成している。ここで、非バネ性の接点とは、嵌合の前後でハウジング12に対する位置が変化せずに固定されているもので、バネ性が要求されない接点を意味している。
浮き防止部16Gは、コンタクト変位防止部15Bの+Y方向側の面に引っ掛かることにより、接点部16Eがコンタクト変位防止部15Bの−Y方向側の面から離れることを防止するためのものである。浮き防止部16Gは、Y方向において、固定部16Cと同一の位置にあり、固定部16Cを+Z方向に延長した位置に配置されている。
また、ハウジング12は、相手側コネクタ収容部14の−Z方向端部の底部を閉じるように配置された底板部12Aを有しており、相手側コネクタ収容部14の底部には、底板部12Aの+Z方向側に隣接してシャッタ収容部14Aが形成されている。シャッタ収容部14Aは、Z方向において、コンタクト保持部15Aと重なる位置に配置されている。
コネクタ11が相手側コネクタ21と嵌合したときには、シャッタ17が、相手側コネクタ21により−Z方向に押されて、図5および図6に示されるように、シャッタ収容部14Aに収容される。これにより、コンタクト16の接点部16Eが相手側コネクタ収容部14を介して露出した状態となる。
なお、ハウジング12の底板部12Aは、Z方向において、コンタクト16の固定部16Cが保持されるコンタクト保持部15Aに重なる位置にあるが、コンタクト保持部15AよりもZ方向に薄く形成されている。
ハウジング12の−Y方向側に配置されたコンタクト16の構成を図7(A)〜(D)に示す。コンタクト16の固定部16Cは、ハウジング12のコンタクト保持部15Aに圧入されるために、+X方向および−X方向に突出する突起を有しており、相手側コネクタ収容部14内から見たときに、すなわち、X方向に第1の幅W1を有している。
接点部16Eは、図2に示した相手側コネクタ21のバネ性のコンタクト25と接触して良好な電気導通を確立するために適したX方向の第2の幅W2を有している。接点部16Eの第2の幅W2は、固定部16Cの第1の幅W1と等しくてもよく、異なっていてもよい。
また、固定部16Cの+Z方向の延長線上に位置する浮き防止部16Gは、コンタクト16をハウジング12に組み込みやすくするために、固定部16Cの第1の幅W1よりも小さいX方向の幅を有している。
さらに、接続部16Dは、固定部16Cの第1の幅W1よりも小さく且つ接点部16Eの第2の幅W2よりも小さいX方向の幅を有している。
折り返し部16Fは、接点部16Eの第2の幅W2よりも小さく且つ浮き防止部16Gの幅よりも小さいX方向の幅を有している。折り返し部16Fの幅は、接続部16Dの幅と等しくてもよく、異なっていてもよい。
また、コンタクト16の延伸部16Bの中間部には、+X方向および−X方向の双方に突出する突起16Hが形成されており、固定部16Cにも+X方向および−X方向の双方に突出する突起が形成されている。
ハウジング12の+Y方向側に配置されたコンタクト16も、図7(A)〜(D)に示したコンタクト16と同一の構造を有している。
ハウジング12を図8(A)〜(C)に示す。ハウジング12の底板部12Aの−Z方向側表面上には、コンタクト16の突起16Hが嵌め込まれる嵌合溝12Bが形成されると共に、突状部15に対応する位置にコンタクト16の固定部16Cから浮き防止部16Gまでの部分を挿入するための挿入孔12Cが形成されている。
また、突状部15には、挿入孔12Cに接続された第1の挿入溝15C、第2の挿入溝15Dおよび第3の挿入溝15Eが形成されている。これらの挿入溝15C〜15Eは、いずれも嵌合方向であるZ方向に沿うもので、第1の挿入溝15Cは、相手側コネクタ収容部14に面するように形成され、第2の挿入溝15Dは、第1の挿入溝15Cの相手側コネクタ収容部14とは反対側において第1の挿入溝15Cに接続され、さらに、第3の挿入溝15Eは、第2の挿入溝15Dの相手側コネクタ収容部14とは反対側において第2の挿入溝15Dに接続されている。
図9に示されるように、第1の挿入溝15Cは、コンタクト16の接点部16Eを挿入するためのもので、接点部16Eの第2の幅W2に対応する幅W3を有し、第2の挿入溝15Dは、コンタクト16の接続部16Dと折り返し部16Fを挿入するためのもので、接続部16Dの幅および折り返し部16Fの幅よりも大きく且つ第1の挿入溝15Cの幅W3よりも小さい幅W4を有している。さらに、第3の挿入溝15Eは、コンタクト16の固定部16Cと浮き防止部16Gを挿入するためのもので、固定部16Cの第1の幅W1に対応する幅を有している。図9に示した第3の挿入溝15Eは、第1の挿入溝15Cと同じ幅W3を有しているが、必ずしも第1の挿入溝15Cと同じ幅にする必要はなく、コンタクト16の固定部16Cが圧入されるような幅を有していればよい。
幅W3が幅W4よりも大きく形成されているため、第2の挿入溝15Dの+X方向側および−X方向側には、それぞれ突出部がX方向に突出し、これらの突出部によりコンタクト変位防止部15Bが形成されている。
具体的には、コンタクト16の固定部16Cの第1の幅W1は、第3の挿入溝15Eの幅よりもわずかに大きく設定されており、これにより、固定部16Cを第3の挿入溝15Eに圧入することで、コンタクト16がハウジング12に保持されるように構成されている。
また、コンタクト16の接点部16Eの第2の幅W2は、第1の挿入溝15Cの幅W3に等しいか、あるいは、第1の挿入溝15Cの幅W3よりもわずかに小さく、且つ、第2の挿入溝15Dの幅W4よりも大きく設定されており、このため、接点部16Eが第1の挿入溝15Cに挿入されたときに、接点部16Eの相手側コネクタ収容部14とは反対側の面がコンタクト変位防止部15Bに対向する。
コンタクト16の浮き防止部16Gは、第3の挿入溝15Eの幅より小さく且つ第2の挿入溝15Dの幅W4よりも大きく設定されており、このため、浮き防止部16Gが第3の挿入溝15Eに挿入されたときに、浮き防止部16Gの相手側コネクタ収容部14側の面がコンタクト変位防止部15Bに引っ掛かる。
さらに、コンタクト16の折り返し部16Fおよび接続部16Dは、第2の挿入溝15Dの幅W4よりも小さく設定されており、容易に第2の挿入溝15Dに挿入されるように構成されている。
コンタクト16が上述したような構成を有するため、ハウジング12に単純な形状の第1の挿入溝15C、第2の挿入溝15Dおよび第3の挿入溝15Eを形成し、コンタクト16を挿入孔12Cに挿入するだけで、容易にコンタクト16をハウジング12に組み込むことができる。
すなわち、−Z方向からコンタクト16の折り返し部16Fを挿入孔12Cに挿入してコンタクト16を+Z方向へ移動させると、まず、折り返し部16Fが第2の挿入溝15Dに挿入され、次に、接点部16Eが第1の挿入溝15Cに挿入されると共に浮き防止部16Gが第3の挿入溝15Eに挿入され始める。さらに、コンタクト16を+Z方向へ移動させることにより、接続部16Dが第2の挿入溝15Dに挿入された後、固定部16Cが第3の挿入溝15Eに挿入される。
そして、延伸部16Bがハウジング12の底板部12Aの−Z方向側表面上に接触するまでコンタクト16が+Z方向へ移動し、コンタクト16の突起16Hがハウジング12の嵌合溝12Bに嵌め込まれたところで、ハウジング12へのコンタクト16の組み込みが完了する。このとき、+X方向および−X方向に突起が突出している固定部16Cが第3の挿入溝15Eに圧入され、コンタクト16がハウジング12に堅固に保持されることとなる。
このようにしてコンタクト16がハウジング12に保持されると、図10に示されるように、接点部16Eの相手側コネクタ収容部14とは反対側の背面が、コンタクト変位防止部15Bに接触し、これにより、接点部16Eの変位が防止されている。なお、コンタクト変位防止部15Bは、コンタクト16の接点部16Eが非バネ性の接点を形成しているので、接点部16Eが変位しないようにハウジング12に形成されているものであり、バネ性の接点に対してコンタクト変位防止部を配置することはあり得ない。
また、浮き防止部16Gが第3の挿入溝15Eに挿入されることで、浮き防止部16Gの相手側コネクタ収容部14側の面がコンタクト変位防止部15Bに引っ掛かり、接点部16Eがコンタクト変位防止部15Bから離れて相手側コネクタ収容部14内に変位することが防止されている。
コネクタ11に相手側コネクタ21を嵌合すると、図11および図12に示されるように、相手側コネクタ21の嵌合部24がシャッタ17を−Z方向に押しながらコネクタ11の相手側コネクタ収容部14内に挿入され、シャッタ17は、相手側コネクタ収容部14の底部に形成されたシャッタ収容部14Aに収容される。また、相手側コネクタ21のバネ性のコンタクト25がコネクタ11の対応する非バネ性のコンタクト16の接点部16Eに接触して電気導通される。
ここで、図13に示されるように、コンタクト16の固定部16Cを保持するハウジング12のコンタクト保持部15Aは、コンタクト16をハウジング12に堅固に固定するために、Z方向に沿って所定の長さH1を有する必要がある。
また、相手側コネクタ21のコンタクト25の−Z方向の先端に、嵌合誘い部25Aが形成されているので、コンタクト16の接点部16Eと相手側コネクタ21のコンタクト25との接触部CPは、シャッタ17の+Z方向側の表面からコンタクト25の嵌合誘い部25Aよりも長い距離H2だけ+Z方向側に配置される必要がある。
ただし、この実施の形態1に係るコネクタ11では、接続部16Dの存在により、コンタクト16の固定部16Cは、接点部16Eに対して相手側コネクタ収容部14とは反対側に所定距離ΔYだけずれた位置にあり、ハウジング12の底板部12Aとシャッタ17が、Z方向において固定部16Cと重なった位置にある。さらに、ハウジング12の底板部12Aは、ハウジング12のコンタクト保持部15AよりもZ方向に薄く形成されている。
このため、シャッタ17を備えているにも関わらず、ハウジング12の−Z方向側の端部から接触部CPまでの距離H3は、ハウジング12のコンタクト保持部15Aの長さH1とシャッタ17から接触部CPまでの距離H2の和よりも短くなっており、コネクタ11は、嵌合方向であるZ方向の小型化を達成することが可能となる。
なお、コンタクト16の接点部16Eの相手側コネクタ収容部14とは反対側の背面が、ハウジング12のコンタクト変位防止部15Bに接触しているので、嵌合時にコンタクト16の接点部16Eに相手側コネクタ21のバネ性のコンタクト25が接触しても、コンタクト16が変位することが防止され、コネクタ11の相手側コネクタ21との間に信頼性のある接続を確立することができる。
また、コンタクト16の接点部16Eに折り返し部16Fを介して接続された浮き防止部16Gが、ハウジング12のコンタクト変位防止部15Bに引っ掛かっているため、接点部16Eがコンタクト変位防止部15Bから離れて、例えば相手側コネクタ21の挿入時にコンタクト16が座屈変形するようなことが未然に防止されている。
実施の形態2
実施の形態2に係るコネクタ31の内部構成を図14および図15に示す。このコネクタ31は、実施の形態1におけるコネクタ11において、浮き防止部16Gを有するコンタクト16の代わりに浮き防止部を有しないコンタクト36を使用すると共に、このようなコンタクト36に対応して、ハウジング12の代わりにハウジング32を用いたものである。
ハウジング32の−Y方向側に配置されたコンタクト36は、実施の形態1のコネクタ11におけるコンタクト16と同様に、ハウジング32の−Z方向端部から−Y方向に延びる基板接続部36Aと、ハウジング32の−Z方向の端面に沿って+Y方向に延びる延伸部36Bと、延伸部36Bの+Y方向端部から直角に屈曲して+Z方向に延びる固定部36Cと、固定部36Cの+Z方向端部から−Y方向にクランク状に屈曲する接続部36Dと、接続部36Dから+Z方向に延びる非バネ性の接点部36Eを有している。
コンタクト36は、固定部36Cがハウジング32の突状部35に形成されているコンタクト保持部35Aに圧入されることで、ハウジング32に保持されている。また、コンタクト36の接点部36Eは、−Y方向側の表面が相手側コネクタ収容部34に露出し、+Y方向側の背面がハウジング32の突状部35に形成されているコンタクト変位防止部35Bに接触している。
接続部36Dの存在により、コンタクト36の固定部36Cは、接点部36Eに対して相手側コネクタ収容部34とは反対の+Y方向に所定距離ΔYだけずれた位置にある。この接続部36Dは、実施の形態1におけるコンタクト16の接続部16Dと同様に、クランク状にその両端部でほぼ直角に屈曲しているので剛性が高く、バネ性は有していない。
コネクタ31が相手側コネクタ21と嵌合したときには、シャッタ17が、相手側コネクタ21により−Z方向に押されて、図16および図17に示されるように、相手側コネクタ収容部34の底部に形成されているシャッタ収容部14Aに収容される。これにより、コンタクト36の接点部36Eが相手側コネクタ収容部34を介して露出した状態となる。
ハウジング32の底板部32Aは、Z方向において、コンタクト36の固定部36Cが保持されるコンタクト保持部35Aに重なる位置にあるが、コンタクト保持部35AよりもZ方向に薄く形成されている。
ハウジング32の−Y方向側に配置されたコンタクト36の構成を図18(A)〜(D)に示す。コンタクト36の固定部36Cは、ハウジング32のコンタクト保持部35Aに圧入されるために、+X方向および−X方向に突出する突起を有しており、相手側コネクタ収容部34内から見たときに、すなわち、X方向に第1の幅W5を有している。
接点部36Eは、図2に示した相手側コネクタ21のバネ性のコンタクト25と接触して良好な電気導通を確立するために適したX方向の幅W6を有している。
さらに、接続部36Dは、固定部36Cの第1の幅W5よりも小さいX方向の幅を有している。接続部36Dの幅は、接点部36Eの第2の幅W6と等しくてもよく、異なっていてもよい。
また、コンタクト36の延伸部36Bの中間部には、+X方向および−X方向の双方に突出する突起36Hが形成されており、固定部36Cにも+X方向および−X方向の双方に突出する突起が形成されている。
ハウジング32の+Y方向側に配置されたコンタクト36も、図18(A)〜(D)に示したコンタクト36と同一の構造を有している。
ハウジング32を図19(A)〜(C)に示す。ハウジング32の底板部32Aの−Z方向側表面上には、コンタクト36の突起36Hが嵌め込まれる嵌合溝32Bが形成されると共に、突状部35に対応する位置にコンタクト36の固定部36Cから接点部36Eまでの部分を挿入するための挿入孔32Cが形成されている。
また、突状部35には、挿入孔32Cに接続された第1の挿入溝35C、第2の挿入溝35Dおよび第3の挿入溝35Eが形成されている。これらの挿入溝35C〜35Eは、いずれも嵌合方向であるZ方向に沿うもので、第1の挿入溝35Cは、相手側コネクタ収容部34に面するように形成され、第2の挿入溝35Dは、第1の挿入溝35Cの相手側コネクタ収容部34とは反対側において第1の挿入溝35Cに接続され、さらに、第3の挿入溝35Eは、第2の挿入溝35Dの相手側コネクタ収容部34とは反対側において第2の挿入溝35Dに接続されている。
第1の挿入溝35Cは、コンタクト36の接点部36Eを挿入するためのもので、挿入孔32Cから突状部35の+Z方向端部近傍まで延び、接点部36Eの第2の幅W6に対応する幅W7を有している。第2の挿入溝35Dは、コンタクト36の接続部36Dを挿入するためのもので、第1の挿入溝35CよりZ方向に短い長さで、接続部36Dの幅よりも大きい幅を有している。第2の挿入溝35Dは、第1の挿入溝35Cと同じ幅でも、異なる幅でもよい。第3の挿入溝35Eは、コンタクト36の固定部36Cを挿入するためのもので、第2の挿入溝35Dと同等のZ方向の長さを有し、固定部36Cの第1の幅W5に対応する幅を有している。
図20に示されるように、第1の挿入溝35Cの相手側コネクタ収容部34とは反対側の壁面によりコンタクト変位防止部35Bが形成されている。
具体的には、コンタクト36の固定部36Cの第1の幅W5は、第3の挿入溝35Eの幅よりもわずかに大きく設定されており、これにより、固定部36Cを第3の挿入溝35Eに圧入することで、コンタクト36がハウジング32に保持されるように構成されている。
また、コンタクト36の接点部36Eの第2の幅W6は、第1の挿入溝35Cの幅W7に等しいか、あるいは、第1の挿入溝35Cの幅W7よりもわずかに小さく設定されており、接点部36Eが第1の挿入溝35Cに挿入されたときに、接点部36Eの相手側コネクタ収容部34とは反対側の面がコンタクト変位防止部35Bに対向する。
さらに、コンタクト36の接続部36Dは、第2の挿入溝35Dの幅よりも小さく設定されており、容易に第2の挿入溝35Dに挿入されるように構成されている。
コンタクト36が上述したような構成を有するため、ハウジング32に単純な形状の第1の挿入溝35C、第2の挿入溝35Dおよび第3の挿入溝35Eを形成し、コンタクト36を挿入孔32Cに挿入するだけで、容易にコンタクト36をハウジング32に組み込むことができる。
すなわち、−Z方向からコンタクト36の接点部36Eを挿入孔32Cに挿入してコンタクト36を+Z方向へ移動させると、接点部36Eが第1の挿入溝35Cに挿入され、次に、接続部36Dが第2の挿入溝35Dに挿入され、さらに、固定部36Cが第3の挿入溝35Eに挿入される。
そして、延伸部36Bがハウジング32の底板部32Aの−Z方向側表面上に接触するまでコンタクト36が+Z方向へ移動し、コンタクト36の突起36Hがハウジング32の嵌合溝32Bに嵌め込まれたところで、ハウジング32へのコンタクト36の組み込みが完了する。このとき、+X方向および−X方向に突起が突出している固定部36Cが第3の挿入溝35Eに圧入され、コンタクト36がハウジング32に堅固に保持されることとなる。
また、図21に示されるように、接点部36Eの相手側コネクタ収容部34とは反対側の背面が、コンタクト変位防止部35Bに接触し、これにより、接点部36Eの変位が防止されている。
このようなハウジング32と複数のコンタクト36を有する実施の形態2のコネクタ31を用いても、実施の形態1のコネクタ11と同様にして、相手側コネクタ21に嵌合し、相手側コネクタ21のバネ性のコンタクト25とコネクタ31の対応する非バネ性のコンタクト36の接点部36Eとを電気導通させることができる。
また、実施の形態2のコネクタ31においても、実施の形態1のコネクタ11と同様に、接続部36Dの存在により、コンタクト36の固定部36Cは、接点部36Eに対して相手側コネクタ収容部34とは反対側に所定距離ΔYだけずれた位置にあり、ハウジング32の底板部32Aとシャッタ17が、Z方向において固定部36Cと重なった位置にある。さらに、ハウジング32の底板部32Aは、ハウジング32のコンタクト保持部35AよりもZ方向に薄く形成されている。
このため、嵌合方向であるZ方向の小型化を達成することが可能となる。
なお、コンタクト36の接点部36Eの相手側コネクタ収容部34とは反対側の背面が、ハウジング32のコンタクト変位防止部35Bに接触しているので、嵌合時にコンタクト36の接点部36Eに相手側コネクタ21のバネ性のコンタクト25が接触しても、コンタクト36が変位することが防止され、コネクタ31の相手側コネクタ21との間に信頼性のある接続を確立することができる。
上記の実施の形態1および2では、コンタクト16、36の固定部16C、36Cがハウジング12、32のコンタクト保持部15A、35Aに圧入されることでハウジング12、32に保持されているが、これに限るものではなく、一体成形することによりコンタクト16、36の固定部16C、36Cをハウジング12、32に保持させることもできる。
上記の実施の形態1および2では、複数のコンタクト16または36が2列に配置されているが、複数のコンタクトが1列に配置されていてもよい。また、コンタクト16または36の本数は、限定されるものではなく、1本以上のコンタクト16または36がハウジング12または32に保持されていればよい。
実施の形態1に係るコネクタ11および実施の形態2に係るコネクタ31は、例えば、ドッキングステーションに接続されるノート型コンピュータに搭載されるものであるが、ドッキングステーション側に非バネ性の接点部を有するこれらのコネクタ11または31を装備し、ノート型コンピュータにバネ性の接点部を有する相手側コネクタを搭載することもできる。さらに、この発明は、ドッキングステーションに関係するコネクタに限らず、非バネ性の接点部を有する各種のコネクタに広く適用することができる。
1 コンピュータ側コネクタ、2,6 ハウジング、3 ドック側コネクタ収容部、4 コンピュータ側コンタクト、4A 固定部、4B 接点部、5 ドック側コネクタ、5A 先端面、7 ドック側コンタクト、7A 嵌合誘い部、8 シャッタ、11,31 コネクタ、12,22,32 ハウジング、12A,32A 底板部、12B,32B 嵌合溝、12C,32C 挿入孔、13,23,33 シェル、14,34 相手側コネクタ収容部、14A,34A シャッタ収容部、15,35 突状部、15A,35A コンタクト保持部、15B,35B コンタクト変位防止部、16,25,36 コンタクト、16A,36A 基板接続部、16B,36B 延伸部、16C,36C 固定部、16D,36D 接続部、16E,36E 接点部、16F 折り返し部、16G 浮き防止部、16H,36H 突起、17 シャッタ、21 相手側コネクタ、24 嵌合部、C 嵌合軸、ΔY 所定距離、W1,W5 第1の幅、W2、W6 第2の幅、W3,W4,W7 幅、CP 接触部、H1 コンタクト保持部の長さ、H2 シャッタから接触部までの距離、H3 ハウジングの端部から接触部までの距離、D1 固定部の長さ、D2 距離、D3 シャッタの厚さ。

Claims (8)

  1. 相手側コネクタとの嵌合方向に開口して前記相手側コネクタが収容される相手側コネクタ収容部と前記相手側コネクタ収容部の底部に形成されたシャッタ収容部を有するハウジングと、
    前記ハウジングに保持される少なくとも1つのコンタクトと、
    前記相手側コネクタ収容部の開口端部と前記シャッタ収容部との間で前記嵌合方向に移動可能に前記ハウジングに取り付けられたシャッタと
    を備え、
    前記コンタクトは、
    前記嵌合方向に沿うように前記相手側コネクタ収容部内に露出して前記相手側コネクタのコンタクトに接続される非バネ性の接点部と、
    前記接点部に接続部を介して接続されると共に前記接点部に対して前記相手側コネクタ収容部とは反対方向に所定距離だけずれた位置で前記嵌合方向に沿って延びる固定部と
    を有し、
    前記ハウジングは、
    前記コンタクトの前記固定部を保持するコンタクト保持部と、
    前記嵌合方向における前記相手側コネクタ収容部の前記底部を閉じるように配置された底板部と、
    前記コンタクトの前記接点部の前記相手側コネクタ収容部とは反対方向の背面に接触して前記コンタクトの変位を防止するコンタクト変位防止部と
    を有し、
    前記ハウジングの前記底板部は、前記コンタクト保持部よりも前記嵌合方向に薄く形成され、
    前記シャッタ収容部は、前記嵌合方向において前記ハウジングの前記コンタクト保持部と重なる位置にあることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記接続部は、クランク状に両端部でほぼ直角に屈曲している請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記コンタクトは、前記接点部の前記固定部とは反対方向の端部において前記ハウジングの前記コンタクト変位防止部に引っ掛かることにより前記接点部が前記コンタクト変位防止部から離れることを防止する浮き防止部を有する請求項1または2に記載のコネクタ。
  4. 前記浮き防止部は、前記接点部に対して前記相手側コネクタ収容部とは反対方向に前記所定距離だけずれた位置で前記嵌合方向に沿うように配置されると共に前記接点部に折り返し部を介して接続されている請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記相手側コネクタ収容部内から見て、前記固定部は第1の幅を有し、前記接点部は第2の幅を有し、前記浮き防止部は前記第1の幅よりも小さい幅を有し、前記接続部は前記第1の幅よりも小さく且つ前記第2の幅よりも小さい幅を有し、前記折り返し部は前記第2の幅よりも小さく且つ前記浮き防止部の幅よりも小さい幅を有し、
    前記浮き防止部は、前記固定部を前記嵌合方向に延長した位置に配置されている請求項4に記載のコネクタ。
  6. 前記相手側コネクタ収容部内から見て、前記固定部は第1の幅を有し、前記接点部は第2の幅を有し、前記接続部は前記第1の幅よりも小さい幅を有する請求項1または2に記載のコネクタ。
  7. 前記コンタクトの前記固定部は、圧入することで前記ハウジングの前記コンタクト保持部に保持されている請求項1〜6のいずれか一項に記載のコネクタ。
  8. 前記コンタクトの前記固定部は、一体成形することで前記ハウジングの前記コンタクト保持部に保持されている請求項1〜4のいずれか一項に記載のコネクタ。
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