JP5038710B2 - レベル変換回路 - Google Patents

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Description

本発明は、レベル変換回路に関し、特に、CML(Current Mode Logic)レベルからCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)レベルへ、AC(Alternating Current)信号を変換する回路の構成に適用して有効な技術に関する。
本発明者が検討した技術として、例えば、レベル変換回路においては、以下の技術が考えられる。
図1に、CMLレベルからCMOSレベルへのレベル変換回路の入出力電圧波形の一例を示す。図1において、レベル変換回路の入力はCMLレベル(1.2v/0.9v)、出力はCMOSレベル(1.2v/0v)となっている。
高速SerDes(Serializer Deserializer)への適用には、レベル変換(1.2v/0.9v→1.2v/0v)機能に加えて、高速・低電力動作(5GHz)、Duty比補償が要求される。ここで言うDuty(デューティ)比とは、パルス幅の歪みを定量的に表現するための値で、パルス幅TWとサイクル時間TCとの比である(Duty比=(TW/TC)・100%)。特に、ハーフレート動作(クロックパルスの立ち上がり時刻と立下り時刻を基準として全ての回路が同期して動作する方式)を前提とした高速インターフェース回路では、動作の基準となる時刻がDuty比に左右されるために、Duty比を50%に保つことが大変重要となる。なお、今回の検討では、90nmCMOSデバイスを前提として、電源電圧VDDは1.2vとし、信号のLow/Highレベルは、CMLレベルが0.9/1.2v、CMOSレベルが0/1.2vとした。
従来、この様なレベル変換回路としては、図2に示すようなゲインの高い差動回路を用いることが一般的である。図2は、従来のレベル変換回路の構成を示す回路図である。
なお、本出願人は、発明した結果に基づき、先行技術調査を行った。その結果、特許文献1及び特許文献2が抽出された。特許文献1は、図5にレベルシフト回路が示され、同じ回路(レプリカ)を使った参照電圧VCONT生成回路が図8に示されている。しかし、比較回路についての記載はない。また、特許文献2は、[要約]に「CMOSレベルの中央の電位として出力される第1の基準電位Vref1と、ECLレベルの中央電位として出力される第2の基準電位Vref2が一致するように・・・制御される」ことが記載されている。しかし、ソースフォロア回路についての記載はない。
特開昭59−099819号公報 特開平06−013878号公報
ところで、前記のようなレベル変換回路の技術について、本発明者が検討した結果、以下のようなことが明らかとなった。
例えば、図2の回路には、2つの問題点がある。第1の問題点は、低電力化に不向きな回路方式であることである。なぜなら、この回路方式では動作速度がカレントスイッチ電流Icsに比例するため、高速動作実現のためには大きな直流電流Icsが必要となる。第2の問題点は、電源電圧・温度変動やデバイスばらつき等で、回路の閾値電圧Vcthが変動するため、出力波形のDuty比が崩れてしまうことである。
図3は、従来のレベル変換回路の入出力特性を示す図である。図3に示すように、電源電圧・温度変動やデバイス特性がばらつくと、回路の入出力特性が変動し、回路の閾値電圧Vcth(出力がHighレベルからLowベルに変化する入力電圧)が変動する。
図4は、レベル変換回路の閾値電圧Vcthが変動した場合のDuty比を示す波形図である。例えば、図4に示すように、回路の閾値電圧が低い側にずれたとした場合、回路の閾値電圧が低いため、出力の切り替わりは、入力がLowレベルからHighレベルに遷移する場合に比べて、HighレベルからLowレベルに遷移し始める時刻が遅れる。この結果、出力波形はLowレベルの期間よりもHighレベルの期間(TW)が長くなり、Duty比が50%から大きくずれてしまうことになる。
また、回路の閾値電圧Vcthを調整したレベル変換回路として、図5に示すような回路が考えられる。図5は、本発明の前提として検討したレベル変換回路の構成を示す回路図である。この回路は、破線内でリングオシレータ501が構成されている。リングオシレータ501は、初段ソースフォロア回路502、次段と同じCMOS回路(ダミー)503、レベルシフト回路LS、発振防止用容量Cなどから構成されている。リングオシレータ501は、CML回路閾値電圧Vcmlth(CML回路の中心電圧)を入力し、次段ソースフォロア回路504に制御電圧Vcを出力している。発振防止用容量Cで強制的に発振を止めることで、初段ソースフォロア回路502の出力が、ほぼ次段CMOS回路505の中心電圧(回路としての閾値電圧)となるような、制御電圧Vcを得る方法である。しかし、図5の回路は、大きな発振防止用容量Cが必要であること、レベルシフト回路のばらつきなどの問題がある。
そこで、本発明の目的は、レベル変換回路において、低電力・高速動作を実現することができる技術を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、レベル変換回路において、電源電圧・温度変動やデバイス特性のばらつき等による入出力特性の変動を抑制することができる技術を提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、本発明によるレベル変換回路は、CMLレベルからCMOSレベルへAC信号を変換するレベル変換回路である。このレベル変換回路は、CMLレベルのAC信号が入力される第1トランジスタと、制御電圧が入力される第2トランジスタとを有するソースフォロア回路と、前記第2トランジスタに入力される前記制御電圧を生成する制御電圧生成回路とを有する。この制御電圧生成回路は、CMLレベルの中心電圧が入力される第3トランジスタと、前記制御電圧が入力される第4トランジスタとを有する前記ソースフォロア回路のレプリカと、前記ソースフォロア回路のレプリカの出力電圧と次段CMOS回路閾値電圧とが等しくなるように前記制御電圧を制御する比較回路とを有するものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
(1)DC経路であるソースフォロア回路のDC電流を絞ることで低電力化が実現される。
(2)ソースフォロア回路の下段MOSトランジスタのゲート電圧を次段CMOS回路の閾値電圧で制御することによって、電源電圧・温度変動とデバイスばらつきによる出力パルス幅の歪みが補償される。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図6は本発明の一実施の形態によるレベル変換回路の基本構成を示すブロック図である。
まず、図6により、本実施の形態によるレベル変換回路の基本構成の一例を説明する。本実施の形態のレベル変換回路は、CMLレベルからCMOSレベルへAC信号を変換する回路である。例えば、CMLレベルが0.9/1.2v、CMOSレベルが0/1.2vとして説明する。
本実施の形態によるレベル変換回路は、例えば、ソースフォロア回路603と結合容量C1で構成されたレベルシフト回路601と、制御電圧生成回路602で構成される。ソースフォロア回路603は、ドレインが電源に接続され、ゲートが入力に接続され、ソースが出力に接続されたn型MOSトランジスタNM1と、ドレインが出力に接続され、ゲートが制御電圧Vcに接続され、ソースがグランドに接続されたn型MOSトランジスタNM2から構成される。ソースフォロア回路603の入力と出力の間には、結合容量C1が接続されている。ソースフォロア回路603の出力には、インバータ回路等の次段CMOS回路606が接続される。
制御電圧生成回路602は、ソースフォロア回路603のレプリカ(ダミー)であるレプリカソースフォロア回路604と、オペアンプ等の比較器605から構成されている。レプリカソースフォロア回路604は、ドレインが電源に接続され、ゲートがCML回路閾値電圧Vcmlth(CML回路の中心電圧)に接続され、ソースが比較器605の入力に接続されたn型MOSトランジスタNM3と、ドレインが比較器605の入力に接続され、ゲートが制御電圧Vcに接続され、ソースがグランドに接続されたn型MOSトランジスタNM4から構成されている。比較器605は、レプリカソースフォロア回路604の出力と次段CMOS回路の閾値電圧Vcmosthが入力され、制御電圧Vcを出力している。
ここで、レプリカ(ダミー)とは、基準となる回路を複製したものであり、回路特性が同等のものをいう。一例として、トランジスタの閾値電圧を一致させて、トランジスタNM1とトランジスタNM3のサイズを同じにして、トランジスタNM2とトランジスタNM4のサイズを同じにする。また、トランジスタサイズ及び閾値電圧が完全同一でなくても、トランジスタNM1の閾値電圧とトランジスタNM3の閾値電圧とが等しく、トランジスタNM2の閾値電圧とトランジスタNM4の閾値電圧とが等しく、トランジスタNM1とトランジスタNM2とのサイズ比と、トランジスタNM3とトランジスタNM4とのサイズ比とが等しければ、同様の効果を奏する。
第1の課題である、低電力・高速動作は、レベルシフト回路601で解決した。このレベルシフト回路601では、DC的なレベルシフト動作をソースフォロア回路603が、AC的なレベルシフト動作を結合容量C1が受け持つことになる。この構成により、動作速度がAC的な動作で決定されるため、DC電流を抑えても高速な動作が可能となり、低電力化が実現できる。なお、この回路のAC的なゲインは、結合容量C1と次段CMOS回路606の入力容量との比となる。このため、結合容量C1は、次段CMOS回路606の入力容量に対して、十分に大きな値、例えば5倍以上大きく設定する必要がある。
第2の課題である環境変動(電源電圧・温度変動等)やデバイスばらつきによる入出力特性の変動については、ソースフォロア回路603下段のトランジスタNM2のゲート電圧を、制御電圧生成回路602で補償することで解決した。制御電圧生成回路602は、レベルシフト回路601のソースフォロア回路603のレプリカであるレプリカソースフォロア回路604とオペアンプ等の比較器605で構成された負帰還回路である。この構成により、比較器605の−入力端子に、次段CMOS回路の閾値電圧Vcmosthを印加すると、レプリカソースフォロア回路604の入力電圧によらず、その出力は常に次段CMOS回路の閾値電圧Vcmosthと一致する。この時、レプリカソースフォロア回路604の入力にCML回路の中心電圧(CML回路閾値電圧Vcmlth)を印加することで、電源・温度変動やデバイス特性がばらついても、常にソースフォロア回路603の出力と次段CMOS回路の閾値電圧Vcmosthが一致するような制御電圧Vcを、この制御電圧生成回路602は出力することになる。
したがって、電源電圧・温度変動やデバイス特性がばらついても、常に入出力特性、つまりレベル変換回路の閾値電圧Vcthが変動しないことになるために、Duty比変動も抑えることが可能となる。
前述したように、この回路方式では、制御電圧生成回路602への入力であるCML回路閾値電圧Vcmlth(CML回路の中心電圧)と次段CMOS回路閾値電圧Vcmosthを必要としており、これらの電圧の精度も重要となる。CML回路閾値電圧Vcmlthについては、CML回路のレプリカ回路を用いることによって、十分な精度で生成可能である。次段CMOS回路閾値電圧Vcmosthについても、本レベル変換回路方式の効果を得るために必須であり、次に、その回路構成例を説明する。
まず、電源電圧・温度変動やデバイスばらつきによるCMOS回路の閾値電圧への影響を把握する必要がある。図7は、理想的なCMOS回路の回路構成と入出力特性を示す図であり、(a)は回路構成、(b)は入出力特性を示す。
入力にCMOS回路閾値電圧Vcmosthが印加された状態では、図7に示すように、p型MOSトランジスタ、n型MOSトランジスタともに、飽和領域で動作していることを仮定すると、以下の式が成立する。ここで、p型MOSトランジスタとn型MOSトランジスタの相互コンダクタンスをβp、βnとし、p型MOSトランジスタとn型MOSトランジスタの閾値電圧をVthp、Vthn、ドレイン電流をIdsp、Idsnとする。
Idsn=βn×(Vcmosth−Vthn)
=Idsp
=βp×(VDD−Vcmosth−Vthp)
ここで、さらにβn=βpになるように設計すると、
Vcmosth=VDD/2+(Vthn−Vthp)/2
となる。CMOS回路の閾値電圧Vcmosthは、電源電圧VDDとMOSトランジスタの閾値電圧VthpとVthnの差分に依存することがわかる。したがって、CMOS回路の閾値電圧生成回路は、上記の依存性を持った回路にする必要がある。
図8に、この依存性を持ったCMOS回路閾値電圧(Vcmosth)生成回路の基本構成を示す。この回路は、次段CMOS回路606のレプリカであるレプリカCMOS回路801とオペアンプ等の比較器802で構成したVC2発生回路803と、電源電圧VDDの1/2の電圧を発生させるVC1発生回路804で構成されている。VC1発生回路804は、抵抗R1で電源電圧VDDを2分割することで、VDD/2電圧を生成する。VC2発生回路803において、レプリカCMOS回路801のp型MOSトランジスタPM1、n型MOSトランジスタNM5が、ともに飽和領域で動作していることを仮定すると、それぞれの電流は以下のように表せる。ここで、p型MOSトランジスタPM1とn型MOSトランジスタNM5の相互コンダクタンスをβp、βnとし、トランジスタPM1,NM5の閾値電圧をVthp,Vthn、ドレイン電流をIdsp,Idsnとする。
Idsn=βn×(VC2−Vthn)
=Idsp
=βp×(VDD/2−Vthp)
ここで、βn=βpと設計すると、
VC2=VDD/2+(Vthn−Vthp)
となる。したがって、CMOS回路閾値電圧発生回路の出力であるCMOS回路閾値電圧Vcmosthは、次式に示すようにVC1とVC2を抵抗R2で2分割した電圧となる。
Vcmosth=VDD/2+(Vthn−Vthp)/2
以上のように、本回路を用いれば、図7に示したCMOS回路の閾値電圧Vcmosthと等しい電圧を生成できることがわかる。
図9に、CMOS回路閾値電圧生成回路の他の構成例を示す。
図9の回路は、VC1を生成するのにVDD/2発生回路901を用いている。この回路により、VC1につき大電流を流すことが可能となる。VDD/2発生回路901は、次段CMOS回路606のレプリカであるレプリカCMOS回路902と、オペアンプ等の比較器903とで構成される負帰還回路である。このような構成にすることで、MOSトランジスタの飽和特性を考慮した回路となる。参照電圧VrefにはVDD/2が印加される。比較器903により、レプリカCMOS回路902の出力電圧とVref(=VDD/2)とが等しくなるようにVC1電圧が制御される。また、比較器802により、レプリカCMOS回路801の出力電圧とVref(=VDD/2)とが等しくなるようにVC2電圧が制御される。なお、図9の回路の場合、容量C2は小さな容量値でよい。
図10に、CMOS回路閾値電圧生成回路の更に別の構成例を示す。この回路は、図8のCMOS回路閾値電圧生成回路の代表例と比べてVC1発生回路804の部分は全く同様である。VC2発生回路803aのオペアンプが比較器ではなくボルテージフォロア回路1001を形成している点が図8と異なる。ノードN1の電位VN1は図8で説明したように、
VN1=VDD/2+(Vthn−Vthp)
となる。VC2発生回路803aの出力電圧VC2も、ボルテージフォロワ回路1001によって
VC2=VN1
となり、よって図8のCMOS回路閾値電圧生成回路と同様なCMOS回路閾値電圧Vcmosthが得られる。
図11は、本発明の一実施の形態によるレベル変換回路の全体構成を示す回路図である。図11において、例えば、電源電圧VDDは1.2v、1/2VDDは0.6v、CML回路閾値電圧Vcmlthは1.05vである。
以上説明したように、SerDes適用を前提としたレベル変換回路の課題は、低電力化と、電源電圧・温度変動やデバイスばらつきによる出力パルス幅の歪み低減である。これらの課題を解決するために、ソースフォロア回路を基本にして、レベルシフト量をソースフォロア回路の下段MOSトランジスタの電圧で制御する低電力レベル変換回路を発明した。
上記レベル変換回路は、DC的なレベルシフトを担う2つのMOSトランジスタで構成されたソースフォロア回路と、AC的なレベルシフトを担うソースフォロア回路の入出力間に接続された結合容量で構成した。この構成で、DC経路であるソースフォロア回路のDC電流を絞ることで低電力化を実現した。
また、次段CMOS回路の閾値電圧発生回路として、次段CMOS回路のレプリカ回路と比較器(オペアンプ等)で生成する回路を考案した。本回路で、ソースフォロア回路の下段MOSトランジスタのゲート電圧を次段CMOS回路の閾値電圧で制御することによって、電源電圧・温度変動とデバイスばらつきによる出力パルス幅の歪みを補償した。
本回路方式は、90nmCMOSを用いた場合に従来回路に比べて、電力で約1/8倍の効果が、Duty比変動量についても1ps以下、約1/5倍に低減できる見通しが得られた。ここで言うDuty比変動量とは、レベル変換回路の出力パルス幅の変動量である。
以上、本発明者によってなされた発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、半導体装置、電子機器等の製造業において利用可能である。
CMLレベルからCMOSレベルへのレベル変換回路の入出力電圧波形の一例を示す図である。 従来のレベル変換回路の構成を示す回路図である。 従来のレベル変換回路の入出力特性を示す図である。 レベル変換回路の閾値電圧Vcthが変動した場合のDuty比を示す波形図である。 本発明の前提として検討したレベル変換回路の構成を示す回路図である。 本発明の一実施の形態によるレベル変換回路の基本構成を示すブロック図である。 理想的なCMOS回路の回路構成と入出力特性を示す図であり、(a)は回路構成、(b)は入出力特性を示す。 本発明の一実施の形態によるレベル変換回路において、CMOS回路閾値電圧生成回路の構成例を示す回路図である。 本発明の一実施の形態によるレベル変換回路において、CMOS回路閾値電圧生成回路の他の構成例を示す回路図である。 本発明の一実施の形態によるレベル変換回路において、CMOS回路閾値電圧生成回路の更に別の構成例を示す回路図である。 本発明の一実施の形態によるレベル変換回路の全体構成を示す回路図である。
符号の説明
501 リングオシレータ
502 初段ソースフォロア回路
503 CMOS回路
504 次段ソースフォロア回路
505,606 次段CMOS回路
601 レベルシフト回路
602 制御電圧生成回路
603 ソースフォロア回路
604 レプリカソースフォロア回路
605,802,903 比較器
801,902 レプリカCMOS回路
803,803a VC2発生回路
804 VC1発生回路
901 VDD/2発生回路
C 発振防止用容量
C1 結合容量
C2 容量
LS レベルシフト回路
NM1〜NM5,PM1 トランジスタ
R1,R2 抵抗
TC サイクル時間
TW パルス幅
VCONT,Vref 参照電圧
VDD 電源電圧
Vc 制御電圧
Vcmlth CML回路閾値電圧
Vcmosth CMOS回路閾値電圧
Vcth 回路の閾値電圧
Vref1 第1の基準電位
Vref2 第2の基準電位
Vthp,Vthn トランジスタの閾値電圧

Claims (2)

  1. CMLレベルのAC信号が入力される第1トランジスタと、制御電圧が入力される第2トランジスタとを有するソースフォロア回路と、
    前記第2トランジスタに入力される前記制御電圧を生成する制御電圧生成回路とを有し、
    前記制御電圧生成回路は、
    CMLレベルの中心電圧が入力される第3トランジスタと、前記制御電圧が入力される第4トランジスタとを有する、前記ソースフォロア回路のレプリカと、
    前記ソースフォロア回路のレプリカの出力電圧と次段CMOS回路閾値電圧とが等しくなるように前記制御電圧を制御する比較回路とを有し、
    前記ソースフォロア回路は、CMLレベルの信号が入力される入力部とCMOSレベルの信号を出力する出力部との間に容量を有し、
    前記ソースフォロア回路における前記容量は、前記次段CMOS回路の入力容量に対して、5倍以上であることを特徴とするレベル変換回路。
  2. CMLレベルのAC信号が入力される第1トランジスタと、制御電圧が入力される第2トランジスタとを有するソースフォロア回路と、
    前記第2トランジスタに入力される前記制御電圧を生成する制御電圧生成回路とを有し、
    前記制御電圧生成回路は、
    CMLレベルの中心電圧が入力される第3トランジスタと、前記制御電圧が入力される第4トランジスタとを有する、前記ソースフォロア回路のレプリカと、
    前記ソースフォロア回路のレプリカの出力電圧と次段CMOS回路閾値電圧とが等しくなるように前記制御電圧を制御する比較回路とを有し、
    前記ソースフォロア回路は、CMLレベルの信号が入力される入力部とCMOSレベルの信号を出力する出力部との間に容量を有し、
    さらに、前記次段CMOS回路閾値電圧を生成するCMOS回路閾値電圧生成回路を有し、
    前記CMOS回路閾値電圧生成回路は、前記ソースフォロア回路の次段に接続されるCMOS回路のレプリカを含むことを特徴とするレベル変換回路。
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