JP5037805B2 - 印字器における印字選択装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、印字器フレームに余分なスペースを設ける必要があり、印字器自体も必然的に大型化してしまうとともに、この印字器を備えるラベル印字貼付装置自体も大型化してしまい、ラベル印字貼付装置のコストアップを招来する要因となり、またラベル印字貼付装置の小型軽量化の障害となるという問題がある。
しかしながら、プラスチック成形された操作軸に複数の溝が複数形成されていると、操作軸自体の径は一定ではないため、その強度は高いものではなく、操作者の操作や扱い状況に応じた強度を得ることが出来ない。
この実現のため、たとえば従来の公知技術として、複数列の印字用エンドレスバンドを張架する複数の節度コマが、互いに隣り合わせにならないようスペーサー等の独立部材を介する機構が知られている。また、複数の選択ホイールが互いに隣り合わせにならぬようスペーサー等の独立部材を介する機構も知られている。なお、これらの機構では、通常、スペーサー等の独立部材が、選択ホイールまたは節度コマの、少なくともどちらか一方に設けられていればよい。しかし、これら構成では、部品点数が増えるとともに、機構自体が複雑化してしまい、保守点検時等の組立て作業に手間隙がかかり、部品管理などが困難になる問題があり、なによりも機構自体が大型化してしまう問題がある。
さらに、節度コマにおいては、この節度コマの有する印字用エンドレスバンドのそれぞれが互いに接触しないよう、節度コマの外径よりもスペーサー等の独立部材の外径を大きくする必要があり、節度コマの断面外径よりスペーサー等の独立部材が突出するので、節度コマを印字方向に対し位置決め可能に保持する節度コマ受け部材を、各々の節度コマに対応して設ける必要があり、部品点数が増えるとともに、機構自体が複雑化してしまう問題があり、なによりもコストアップをも招来する要因となる問題点がある。
さらに、節度コマと節度コマ受け部を一体的に形成し、ユニット化することは、印字用エンドレスバンドの印字文字を適正な位置に容易に配置可能であり、保守点検時等の組立て作業を容易にする上でも好ましいものであるが、節度コマと節度コマ受け部材をユニット化するうえで、節度コマの断面外径よりスペーサー等の独立部材が突出すると、節度コマ受け部材を節度コマに対応する分だけ独立して設ける必要があり、部品点数が増えるとともに、容易にユニット化することが難しいものとなる問題がある。
さらに、複数の印字用エンドレスバンドにあっては、節度コマと節度コマ受け部をユニット化することで、回転する印字用エンドレスバンドの片寄り走行や蛇行により、回転する印字用エンドレスバンドと、それに隣接する印字用エンドレスバンドが接触し磨耗するため、印字用エンドレスバンドの寿命低下を招く問題もある。
また本発明は、部品点数を減らし、印字器の小型化ならびに軽量化を実現できる印字器における印字選択装置を提供することを課題とする。
また本発明は、構造が簡単で組み立て作業時などにおいても作業に便利な印字器における印字選択装置を提供することを課題とする。
また本発明は、印字用エンドレスバンドの印字文字を印字位置に容易に、かつ正確に位置決め可能であるとともに、容易に組み立て作業を行えるユニット化された節度コマを有する印字器における印字選択装置を提供することを課題とする。
また本発明は、ユニット化した節度コマの組み付け方向の間違いを防止可能とすることで、組立て作業性の向上及びコスト低減が可能な印字器における印字選択装置を提供することを課題とする。
また本発明は、印字用エンドレスバンドの適正な回転を保障し、かつ複数の印字用エンドレスバンドが互いに接触することで生じる摩耗による損傷をできるだけ低減可能である節度コマを有する、印字器における印字選択装置を提供することを課題とする。
また、前記選択溝は、前記駆動ピンが前記選択ホイールに対応する位置に配置されていることを特徴とする。
また、前記ガイド支持部には、選択ホイールに係合可能な位置決め部を設けたことを特徴とする。
また、前記位置決め部は、滑脱面を有する凸部と弾性体とで構成されることを特徴とする。
また、前記スライド支持部に複数形成された選択溝に断続的に係合する弾性アーム部が前記ガイド支持部に配置されてなる選択溝を設けることもできる。
さらには、前記選択ホイールの回転を固定的に保持するとともに、選択される選択ホイールのみを回転させる切欠きを形成する付属ロッドが形成される前記スライド支持部と、操作軸に沿った選択手段と、が相対的に作用するとともに、操作軸の近傍に組合せて設けられた構成であるため、選択溝と、スライド支持部と、がともに選択ホイールの近傍に一体的に設けてあり、操作軸の操作にただちに伝達されるため、操作感覚に適切な手ごたえを得ることを可能としたものである。しかも、選択溝および前記インジケーターがともに操作軸に着脱可能に設けられているので、部品点数を少なくでき、組立て時の作業性も良好である。また、印字器の小型化ならびに軽量化を実現できる。
さらには、印字器フレームに形成される開口保持部は、印字圧受けユニットを保持するよう穿孔受け部と、組み違い防止用溝を有しており、印字圧受けユニットはこの穿孔受け部に係合する突耳部を有しており、かつ組違い防止用溝に係合する突起部を有しているので、組み付け時に方向がわかりやすいとともに、組み付けの際の間違いをなくし、組み付けが簡単で、組み付け時の作業効率を高めることができる。
さらには、印字圧受けユニットにおいて、印字用エンドレスバンドの駆動用突起部と係合するよう、節度コマそれぞれの有する突起係合溝の一端に規制壁部を設けたので、印字用エンドレスバンドの回転の際に、印字用エンドレスバンドが幅方向の変移して片寄りや蛇行が発生するのを抑止できるので、印字文字の正確な位置決めが可能となる。さらに、印字用エンドレスバンドの片寄りや蛇行を、印字用エンドレスバンドのライフタイムの低下を招くことなく、長期にわたり容易に防止することが可能である。
図1は、本発明の第一の実施の形態に係る印字選択装置2を備えた印字器1の分解斜視図、図2は印字器1の断面図、図3は、図2のIII−III線断面図であって、印字器1は、印字選択装置2と、この印字選択装置2を保持する印字器フレーム3と、を有している。印字器フレーム3は、第一の第一の印字器フレーム3Aと、第二の第二の印字器フレーム3Bと、により形成され、印字選択装置2を保持しており、この印字選択装置2は、印字選択用の操作ユニット14と、複数列の選択ホイール47と、印字圧受けユニット34と、複数列の印字用エンドレスバンド52と、を有する。
なお、印字器1は一段式の印字器であるが、印字選択装置2自体は必要に応じて、特に図示はしていないが、トップ印字器部(第一段印字器部)およびボトム印字器部(第二段印字器部)を有する二段式の構成、その他の多段式印字器の構成のものにも採用可能である。
また第一と第二の印字器フレーム3A、3Bには、その強度を高めるため、隆起した平坦面より成るリブ9が一体成型されている。
印字用エンドレスバンド52には、特に図示してはいないが、その外周面に互いに所定間隔をあけて、かつバンド基準面に互いに同じ高さで所定数の印字文字および見出し文字を、それぞれの領域に分けて形成してあるとともに、印字用エンドレスバンド52の内周面において、前記印字文字および前記見出し文字に対応する部分には、選択ホイール47の外周面に設けられている外周係合溝51にそれぞれ係合可能な駆動用突起部55をバンド基準裏面に同じ高さで形成している。
また、操作シャフト16の外周面は、その軸線方向に沿って、案内部19(図3)に覆われている。
付属ロッド29は、その断面が略十字形状(図5参照)をなし、断面十字形状の上方に位置する規制バー30と、断面十字形状の下方に位置するガイドバー32と、断面十字形状の左右両端に位置する支持バー33、33と、を有する。
したがって、規制バー30は、印字用エンドレスバンド52のそれぞれに対応して配置される選択ホイール47に係合することで、切欠31に位置する所定の選択ホイール48が回転することにより、所定列の印字用エンドレスバンド53は回転移動を成し、この印字用エンドレスバンド53に隣接する他の印字用エンドレスバンド54の回転は規制される。
ガイドバー32は、ガイド支持部8に形成された後述のガイド用溝11の溝方向に、支持バー33、33はガイド支持部8に設けられた後述のスライド面12をそれぞれ摺動する。
なお、ガイド支持部8の両壁には、略平坦なスライド面12が設けられており、付属ロッド29の支持バー33が摺動する。
この軸線方向に沿い配列される広隙部22と広隙部22の間には狭隙部23が形成され、この狭隙部23と広隙部22と、は交互に配列されている。
ストッパー受け部41には、図1に示す通り、その左右両端より略垂下延出するアーム部42(図1)が対称的に設けられてなる側端部42Aと側端部42Bとを形成しており、その左右両端に突耳部43を形成する。ストッパー受け部41と節度コマ受け部39と、の間にはスプリング44が配置されている。前記側端部42A、42Bには、節度コマ受け部39をガイドするためのガイド用長窓46(図1)と、後述する節度コマ35を軸支する後述の回転軸37を支持するための軸孔部45とが、それぞれ向かい合う位置に形成されてある。
この突起係合溝38には、印字用エンドレスバンド52の内周に設けられた駆動用突起部55と係合する。
操作部15はその軸方向に移動可能であり、駆動ピン18は、この操作部15の移動に応じて、スリット20を形成する広隙部22と狭隙部23(図6参照)を順次断続的に軸方向へ移動してゆく。なお、この移動状態において、案内部19は弾性変形する。
また選択ホイール47の外周係合溝51とスライド支持部26の付属ロッド29と、が相互に関連する位置に配置してあり、付属ロッド29の規制バー30は外周係合溝51に係合し選択ホイール47を保持するとともに、駆動ピン18と係合する所定の選択ホイール48の位置には切欠きを形成しているため、操作部15のつまみ部17が回転すると、所定の選択ホイール48のみが回転し、この所定の選択ホイール48と隣合う他の選択ホイール49の共周りすることを確実に防止できるため、所定列の印字用エンドレスバンド53の適正な回転を保障している。
また、操作ユニット14の有する操作部15と、操作部15と、スライド支持部26と、駆動ピン18と、ガイド支持部8と、案内部19と、が選択ホイール47に関連し、その近傍に配置してあるため、操作部15の操作がただちに伝達されるため、操作感覚に適切な手ごたえを得ることが可能であり、操作感覚として手ごたえが確かな割出し操作を実現する。さらに、選択溝21およびスライド支持部26がともに操作部15に着脱可能に一体的に設けられているので、組立て時の作業性も良好であるとともに、部品点数を少なくでき、印字器の小型化ならびに軽量化を実現できる。
印字器100における印字選択装置101の有する操作ユニット102は、操作部15と、スライド支持部26と、駆動ピン18と、ガイド支持部120と、案内部103と、を有する。なお図7または図8では、本発明の第一の実施の形態に係る印字選択装置2の有する操作ユニット14の構成とは異なる他の構成の操作ユニット14を採用することができる。
なお、ガイド支持部120は、第一と第二の印字器フレーム3A、3Bの一方より延出するよう着脱自在に設けられてなるものではあるが、第一と第二の印字器フレーム3A、3Bより延出するよう一体形成されてもよい。
さらに、選択ホイール47の外周係合溝51とスライド支持部26の付属ロッド106と、が相互に関連する位置に配置してあり、付属ロッド106の規制バー107は、選択ホイール49の外周係合溝51と係合しているので、操作部15を回転させても、所定の選択ホイール48に隣接する他の選択ホイール49の回転は規制されるので、所定の選択ホイール48に支持される所定の印字用エンドレスバンド53に隣接する印字用エンドレスバンド54が共回りすることを確実に防止でき、所定列の印字用エンドレスバンド53の適正な回転を保障している。
さらに、操作ユニット102の有する操作部15と、スライド支持部26と、駆動ピン18と、ガイド支持部120と、案内部103と、が選択ホイール47に直接的に及び間接的に、または作用的に、も関連し、その近傍に配置してあるため、操作部15の操作がただちに伝達されるため、操作感覚に適切な手ごたえを得ることが可能であり、操作感覚として手ごたえが確かな割出し操作を実現する。さらに、選択溝123およびスライド支持部26がともに操作部15に着脱可能に一体的に設けられているので、組立て時の作業性も良好であるとともに、部品点数を少なくでき、印字器の小型化ならびに軽量化を実現できる。
図9に示す通り、印字器200は、印字選択装置201と、この印字選択装置201を保持する左右一対の印字器フレーム3(3A、3B)と、を有している。
印字選択装置2は、図10に示す通り、印字選択用の操作ユニット202と、複数列の選択ホイール47と、印字圧受けユニット34と、複数列の印字用エンドレスバンド52と、を有する。なお、図9および図10に示すように、本発明の第3の実施の形態に係る印字器200の印字選択装置201では、選択ホール47の回転に節度を持たせ、印字用エンドエスバンドの回転を保持する機能を実現する操作ユニット202を有する。
ガイド支持部206は、印字器フレーム3(図9参照)に着脱可能に設けられており、その長手方向にわたりガイド用溝207と、係合溝208と、が形成されている。この係合溝208には、位置決め部材212が収容可能である。
この位置決め部材212は、樹脂で構成される凸部213と、弾性体217と、ベース216と、により構成されている。
ベース216(図9)は、すくなくとも二つの面を有する形状であり、そのいずれかの面から突出するように弾性体217が設けられている。
凸部213は、特に図示していないが、弾性体217を、凸部213の、その内周の空間に収めるとともに、ベース216と組み合わされた状態で、係合溝208に挿入される。この挿入された状態にて、凸部213の滑脱面214は、係合溝208の開放より突出した状態にて配置される。
なお、滑脱面214は、図10に示すとおり、便宜上その断面が半円形の彎曲であることが好ましいが、この形状に限定される必要はない。
この固定状態において、凸部213の有する滑脱面214は、選択ホイール47の外周に形成された外周係合溝51に係合している。
規制バー204は、選択ホイール47の方向へガイド用溝207から突出しており、選択ホイール47の外周に形成された外周係合溝51に係合可能である。そして規制バー204の長手方向の一部には、切欠31(図9参照)が形成されてある。
この駆動用突起部55は、選択ホイール47の外周係合溝51に係合し、選択ホイール47の回転により、印字用エンドレスバンド52を回転駆動させる。
そして、所定の印字文字(図示せず)をインキローラー対向開口部4に移動可能とする。
さらに、ガイド支持部206に、スライド支持部26の付属ロッド203と、凸部213および弾性体217とを近接して配置してあり、選択溝21およびスライド支持部26がともに操作部15に着脱可能に一体的に設けられているとともに、ガイド支持部は印字器フレーム3(3A、3B)より着脱可能であるため、組立て時の作業性も良好であるとともに、部品点数を増やすことなく割出し、回転保持機能を実現でき、かつ印字器の小型化ならびに軽量化を実現できる。
印字圧受けユニット302は、印字用エンドレスバンドの印字文字(図示しない)を、インクローラー対向開口部4の所定位置からズレないように配置するもので、印字圧受けユニット34は、第一と第二の印字器フレーム3A、3Bのリブ9により形成した、対をなす開口保持部5A、5Bと、に嵌合する。また、印字圧受けユニット34の配置方向をきめるため、開口保持部5A側にあるストッパー受け部41の一方の側端部42Aには、その厚み方向に突出する第一突起部303Aを設け、開口保持部5B側にあるストッパー受け部41の他方の側端部42Bには、その厚み方向へ突出する第二突起部303Bを有している。第一突起部303Aと、第二突起部303Bと、の位置関係は、互いが略相対的に対をなす同一方向へ突出するよう設けられている。
さらに、印字圧受けユニット41の突起部303Aが組違い防止用溝304Aに嵌合し、また突起部303Bが組違い防止用溝304Bに嵌合することができるよう、印字圧受けユニット41の側端部42A、42Bの外形を形成しているため、印字圧受けユニット41を第一の印字器フレーム3Aと3Bの有する開口保持部5A、5Bに組み付ける際には、印字圧受けユニットの組み付け方向を目視で確認できる役割をも果たしている。
節度コマ402は、印字圧受けユニット34のストッパー受け部41が有する左右両端より略垂下延出するアーム部42に挟持される回転軸37上に複数の所定列の節度コマ403により形成し、この回転軸37を中心として正逆任意の方向に回転可能である。この節度コマ403の四辺のそれぞれの一辺には、突起係合溝401を所定列の節度コマ403ごとの厚み方向に亘り形成してある。節度コマ403の突起係合溝404の一方端には、この突起係合溝404を隔離する規制壁部405が設けられている。この規制壁部405は、その各々が隣り合わせにならないよう配置してある。なお、節度コマ受け部39には、節度コマ402が当接するよう配置してある。
この係合状態において、印字用エンドレスバンド52の駆動用突起部55は、各々の節度コマ403の突起係合溝404に係合するとともに、その突起係合溝404に形成する規制壁部405に当接可能な位置に配置される状態となる。
2 印字器1における印字選択装置(実施の形態、図1ないし図6)
3A 印字器フレーム
3B 印字器フレーム
4 インキローラー対向開口部
5A 開口保持部
5B 開口保持部
5a 穿孔受け部
5b 穿孔受け部
6 開口受け部
7 ガイド用開口部
8 ガイド支持部
9 リブ
10 ガイド支持部8の繋ぎ部
11 ガイド支持部8のガイド用溝
12 ガイド支持部8のスライド面
13 見出し窓部
14 操作ユニット
15 操作部
16 操作部15の操作シャフト
17 操作部15のつまみ部
18 駆動ピン
19 案内部
20 案内部19のスリット
21 選択溝
22 案内部19の広隙部
23 案内部19の狭隙部
24 駆動ピン18が位置する広隙部
25 広隙部24から次の選択位置である広隙部
26 スライド支持部
27 インジケーター
28 インジケーター27の指針
29 スライド支持部26の付属ロッド
30 付属ロッド29の規制バー
31 付属ロッド29の切欠
32 付属ロッド29のガイドバー
33 付属ロッド29の支持バー
34 印字圧受けユニット
35 節度コマ(複数列)
36 所定の節度コマ
37 節度コマ35の回転軸
38 節度コマ35の突起係合溝
39 節度コマ受け部材
40 節度コマ受け部材39の突縁部
41 ストッパー受け部材
42 ストッパー受け部材41のアーム部
42A アーム部42より形成する側端部
42B アーム部42より形成する側端部
43 ストッパー受け部材41の突耳部
44 スプリング
45 軸孔部
46 ガイド用長窓
47 選択ホィール(複数列)
48 所定の選択ホイール
49 所定の選択ホイール48に隣接する他の選択ホイール
50 選択ホイール47の内周係合溝
51 選択ホイール47の外周係合溝
52 印字用エンドレスバンド(複数列)
53 所定列の印字用エンドレスバンド
54 印字用エンドレスバンド53に隣接する他の印字用エンドレスバンド
55 駆動用突起部
100 印字器(図7または図8)
101 印字選択装置(図7または図8)
102 操作ユニット
103 案内部
104 案内部103のスリット
106 付属ロッド
107 付属ロッド106の規制バー
108 付属ロッド106のガイドバー
109 付属ロッド106の支持バー
120 ガイド支持部
121 弾性アーム部
122 係止突部
123 選択溝
200 印字器(図9または図7)
201 印字選択装置(図9または図7)
202 操作ユニット
203 付属ロッド
203A 付属ロッド203を形成する規制バー
203B 付属ロッド203のガイドバー
204 ガイド支持部
205 同、ガイド用溝
206 係合溝
207 係合溝206を形成する当節部
208 係合溝206を形成するストローク溝
209 開放端
210 位置決め部材
211 凸部
212 凸部211の滑脱面
213 凸部211のツバ
214 ベース
215 弾性体
300 印字器(図11または図12)
301 印字選択装置(図11または図12)
302 印字圧受けユニット
301A 突起部
302B 突起部
302A 組違い防止用溝
302B 組違い防止用溝
400 印字器(図13または図14)
401 印字選択装置(図13または図14)
402 節度コマ
403 所定の節度コマ
404 溝
405 規制壁部
Claims (4)
- 外周面に印字文字を有し、その内周面に駆動用突起部を有する複数列の印字用エンドレスバンドと、
前記印字用エンドレスバンドの内周面側に位置し、前記駆動用突起部と係合するとともに前記印字文字を選択可能な選択ホイールと、
前記選択ホイールの内周面と係合可能に形成した駆動ピンを有するとともに、前記駆動ピンを前記印字用エンドレスバンドの列方向に移動可能な操作軸と、
前記選択ホイールを回転可能に支持するとともに、前記操作軸の径方向へ突出した駆動ピンに係合する軸方向へ形成されたスリットを有しており、前記駆動ピンと前記スリットとの係合により前記操作軸と共に回転する案内部と、
前記操作軸に設けられるとともに前記操作軸の軸方向への移動により移動可能であり、前記選択ホイールに係合し、かつ前記選択ホイールの回転を選択的に許容するとともに、割出される選択ホイールのみを回転可能とする切欠き部を形成する付属ロッドを有するスライド支持部と、
前記スライド支持部を前記操作軸の軸方向に移動可能に保持するガイド支持部と、を有し、
前記案内部と前記スライド支持部のどちらか一方には、前記操作軸の移動を保持する選択溝が設けられており、
前記選択溝は、前記案内部の前記スリットに複数形成されており、この選択溝に断続的に摺動可能な係合をなす前記駆動ピンが配置されてなるか、又は、
前記選択溝は、前記スライド支持部の前記付属ロッドに複数形成されるとともに、この付属ロッドの移動の際に、この選択溝に断続的に係合をなす抑制アーム部が前記ガイド支持部に配置されている
ことを特徴とする印字器における印字選択装置。 - 前記選択溝は、前記駆動ピンが前記選択ホイールに対応する位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の印字器における印字選択装置。
- 前記ガイド支持部には、選択ホイールに係合可能な位置決め部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の印字器における印字選択装置。
- 前記位置決め部は、滑脱面を有する凸部と弾性体とで構成されることを特徴とする請求項3に記載の印字器における印字選択装置。
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