JP4252095B2 - 印字器の印字選択装置 - Google Patents

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Description

本発明は印字器の印字選択装置にかかるもので、とくに携帯式のラベル印字貼付け装置などに装着される印字器の印字選択装置に関するものである。
従来の印字器の印字選択装置においては、たとえば特許文献1のように、印字器フレームと、操作部材と、同軸方向に互いに隣接して並べた複数個の選択ホイールと、各選択ホイールにそれぞれ係合しているとともにそれぞれ印字文字を有する複数の印字用エンドレスバンドと、を有していた。
上記操作部材として、操作軸を設け、この操作軸を選択ホイールの軸方向に移動操作することにより、いずれかの選択ホイールを選択して、いずれかの列ないし桁に位置している印字用エンドレスバンドを選択し(いわゆる、割出し操作)、さらに、操作軸を回転操作することにより印字用エンドレスバンドにおいて必要な印字文字を選択するようにしている。
この割出し操作を行っている操作者の指にかかる割出し節度(列選択時の感覚ないし手応え)を伝えるために、上記選択ホイールの厚さに応じて上記操作軸に複数個の割出し用溝を互いに所定間隔で形成するとともに、この割出し用溝に係脱する割出し用スチールボールなどによる印字割出しの付勢機構を設けているために、構成が複雑化するという問題がある。
しかして、ある選択ホイールを選択してこれを回転操作しようとする際に、この選択ホイールに隣接する左右いずれかの選択ホイールも一緒に回転させてしまうおそれがあるため、この割出し機能を確実化して、必ずある一列分の選択ホイールないし印字用エンドレスバンドのみを選択および回転可能としておく必要がある。
しかしながら、操作軸に複数個の割出し用溝を互いに所定間隔で形成しているために、割出し用溝の部分は軸径が細くなっており、使用中に操作軸が折れてしまう可能性があるという問題がある。
さらに、上記印字割出しの付勢機構として、割出し用溝に係脱する割出し用スチールボールなどの部品を採用しているため、部品点数が多くなるという問題がある。
なお、上記印字用エンドレスバンドはこれを、印字器の上方部分に位置する上記操作軸の選択ホイールの部分と、実際にスタンプ作用による印字を行う印字器の下方部分に位置する節度コマないし印字受け台部の部分との間に掛け回している。
上記選択ホイールを回転させて印字用エンドレスバンドの印字文字を選択する際に操作者が指に感じる各印字文字ごとの回転節度(印字文字の一文字ごとの適正なセット状態、ないしセット状態の区別)を明確にすることにより、操作軸操作の選択操作の確実さを感ずることができるが、この回転節度を操作軸から離れた節度コマの部分で発生させる構成では、操作感覚の確実性が低いという問題がある。
また、この回転節度を操作軸側に近い部位において得るために、上記特許文献1では、操作軸の周辺に印字節度の付勢機構を設けているが、この印字節度の付勢機構では、操作軸を挿通したスリーブに複数個の節度用溝を互いに所定間隔で形成すること、およびこの節度用溝に係脱する節度用スチールボールなどを設けることとしているが、上述した印字割出しの付勢機構と同様に、構成の複雑化および部品点数の増加を避けることができないという問題がある。
特許第3683366号公報
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、選択ホイールの割出しのための機構を簡略化して、とくに耐久性に優れた構成とすることができる印字器の印字選択装置を提供することを課題とする。
また本発明は、印字用エンドレスバンドの回転節度を選択ホイールの回転節度として操作部材の近傍でこれを得ることができるようにした印字器の印字選択装置を提供することを課題とする。
また本発明は、操作部材のつまみシャフトを一定の径を持たせるように構成し、とくに操作部材の耐久性を向上させるとともに、部品点数を少なくすることができる印字器の印字選択装置を提供することを課題とする。
また本発明は、選択ホイール自体の選択操作(割出し操作)の割出し節度を得る構成と、回転節度を得る構成と、を操作部材にともに装備することができるようにして、構成の簡略化とともに、印字選択時の手許の感覚(手応え)を良好とした印字器の印字選択装置を提供することを課題とする。
また本発明は、部品点数を増やすことなく、必ずある一列分の選択ホイールないし印字用エンドレスバンドのみを選択および回転可能としておくことができる印字器の印字選択装置を提供することを課題とする。
すなわち本発明は、操作部材のつまみシャフトを単純な円筒形状とし、このつまみシャフト部分に、選択ホイールの割出し機能および回転節度保持機能をともに持たせること、および、ある選択された選択ホイール(印字用エンドレスバンド)の回転操作時において選択されなかった他の選択ホイールの部分において回転規制機能を持たせることに着目したもので、印字器フレームと、この印字器フレーム内において互いに隣り合わせに同軸的に重ね合わせて軸方向のまわりに回転可能とした選択ホイールと、この軸方向においてこれらの選択ホイールのいずれかを選択するとともに、この選択したいずれかの選択ホイールをその軸のまわりに回転駆動可能な操作部材と、複数個の印字文字をそのまわりにそれぞれ形成しているとともに、これらの選択ホイールの外周係合溝にそれぞれ係合する複数の印字用エンドレスバンドと、を有する印字器の印字選択装置であって、上記操作部材は、上記選択ホイールの上記軸方向に沿って移動操作可能であるとともに、上記軸方向のまわりに回転操作可能なつまみと、このつまみにより操作可能なつまみシャフトであり、上記選択ホイールの内周側に形成した内周係合溝に係合して上記選択ホイールを回転駆動可能とする駆動突起を有するつまみシャフトと、このつまみシャフトと上記選択ホイールの上記軸方向に一体的に移動可能であるとともに上記軸方向に延びる選択ホイール回転規制ロッドと、を有し、さらに、この選択ホイール回転規制ロッドは、上記選択ホイールのうち上記操作部材により選択された上記選択ホイールのみを回転可能とする回転許容凹部を有するとともに、選択されていない上記選択ホイールの回転を規制可能とする回転規制凸部を有し、上記つまみシャフトは、この回転許容凹部とは異なる部位に位置する係脱部位において上記つまみシャフトの回転を許容可能に抑制する弾性係脱部を有することを特徴とする印字器の印字選択装置である。
上記操作部材は、上記つまみシャフトと上記選択ホイールの上記軸方向に一体的に移動可能であるとともに上記軸方向に延びる見出し枠を有することができる。
上記選択ホイール回転規制ロッドの上記回転規制凸部は、上記選択ホイールの上記外周係合溝に係合可能であることができる。
上記係脱部位は、上記選択ホイール回転規制ロッドの上記回転許容凹部に位置している上記選択ホイールに隣接する上記選択ホイールの上記内周係合溝であることができる。
上記係脱部位は、上記選択ホイール回転規制ロッドの上記回転許容凹部に位置している上記選択ホイールに隣接する上記印字器フレームのフレーム係脱溝であることができる。
上記つまみシャフトの上記弾性係脱部は、上記つまみシャフトの上記つまみとは反対側の先端部側にこれを形成することができる。
上記つまみシャフトの上記弾性係脱部は、上記つまみシャフトの上記つまみの近傍側にこれを形成することができる。
本発明による印字器の印字選択装置においては、選択ホイールの内周側に形成した内周係合溝に係合して選択ホイールを回転駆動可能とする駆動突起をつまみシャフトに形成し、さらに、選択ホイールのうち操作部材により選択された選択ホイールのみを回転可能とする回転許容凹部と、選択されていない選択ホイールの回転を規制可能とする回転規制凸部と、を有する選択ホイール回転規制ロッドを設けているので、任意の列(桁)に位置する選択ホイールを割り出してこれのみを回転可能とすることができ、かつ、これ以外の割出し機構を備えていないので、部品点数を減らすことができる。
さらに、上記つまみシャフトは、回転許容凹部とは異なる部位(すなわち、駆動突起の部分とは異なる位置)に位置する係脱部位においてつまみシャフトの回転を許容可能に抑制する弾性係脱部を有するので、つまみシャフトを操作することにより、選択した選択ホイールの回転節度を感覚として直接かつ確実に得ることができる。
本発明は、駆動突起および弾性係脱部を有するつまみシャフトと、回転許容凹部および回転規制凸部を有する選択ホイール回転規制ロッドと、を設けたので、部品点数少なく、簡略化した構成で、回転節度を操作部材の近傍で確実に感ずることができる印字器の印字選択装置を実現した。
つぎに本発明の実施例による印字器の印字選択装置を図1ないし図8にもとづき説明する。
図1は、印字器1、および印字器1に装備した印字選択装置2の断面図、図2は、図1のII−II線断面図であって、印字器1は、印字選択装置2と、印字器フレーム3と、印字選択用の操作部材4(図2)と、印字器フレーム3内において互いに隣り合わせに同軸的に重ね合わせて軸方向のまわりに回転可能とした複数列の選択ホイール5と、印字受け台部兼用節度コマ6と、複数列の印字用エンドレスバンド7と、を有する。
印字選択装置2は、印字器フレーム3、操作部材4、選択ホイール5、印字受け台兼用節度コマ6、印字用エンドレスバンド7などを有する。
印字器フレーム3は、その上部に見出し窓部8を、その下部にインキローラー対向開口部9をそれぞれ開口形成している。
インキローラー対向開口部9において、印字用エンドレスバンド7の印字文字7Aに接触可能にインキローラーRが転動する。
図3は、操作部材4の斜視図、図4は、操作部材4を選択ホイール5に組み入れる状態を示す斜視図、図5は、操作部材4および選択ホイール5を組み立てた状態の斜視図、図6は、図5とは反対側から見た操作部材4および選択ホイール5を組み立てた状態の斜視図である。
操作部材4は、選択ホイール5の軸方向において選択ホイール5のいずれかを選択するとともに、この選択したいずれかの選択ホイール5をその軸のまわりに回転駆動可能とするもので、印字器フレーム3の外部に位置するつまみ10と、操作部材4の中央部に位置する断面円筒状のつまみシャフト11と、下方部に位置する断面十字形の選択ホイール回転規制ロッド12と、上方部に位置する平板状の見出し枠13と、を有する。
つまみ10は、選択ホイール5の軸方向に延びるつまみシャフト11と一体的な短円柱状の部材であって、選択ホイール5の軸方向に沿って印字器フレーム3および選択ホイール5(印字用エンドレスバンド7)に対して移動操作可能であるとともに、軸方向のまわりに回転操作可能である。
つまみシャフト11は、つまみ10により操作可能であって、その外円周部において選択ホイール5を回転可能に支持しているとともに、その先端部に、互いに直径方向に突出する一対の駆動突起14を有する。
さらに、つまみシャフト11は、この駆動突起14より選択ホイール5一枚分の厚さ分だけさらに先端部側において、直径方向に突出する一対の弾性係脱部15を有する。なお、この弾性係脱部15は、つまみシャフト11のつまみ10とは反対側の先端部にこれを形成している。
駆動突起14は、選択ホイール5の内周側に形成した内周係合溝5Aに沿って軸方向には移動可能であるとともに、この内周係合溝5Aに係合して選択ホイール5を回転駆動可能とする。
弾性係脱部15は、つまみシャフト11の円弧に沿って延びる弾性変形可能なアーム15Aと、アーム15Aの先端部に形成した断面が半円弧状の半円弧状突出端15Bと、を有し、半円弧状突出端15Bは、つまみシャフト11の外円周部より外方側に突出しており、アーム15Aの弾性変形によりつまみシャフト11の外円周部に対して出没し、選択ホイール5の内周係合溝5Aに係脱可能である。
すなわち、駆動突起14が係合する内周係合溝5Aを有する選択ホイール5に隣接する選択ホイール5の内周係合溝5A(係脱部位)において弾性係脱部15は当該隣接する選択ホイール5と係脱可能である。
駆動突起14および弾性係脱部15のつまみシャフト11の円周方向における相対位置としては、図示の例では、直径方向の一対の駆動突起14を結ぶ線に対して弾性係脱部15が線対称の位置にあるが、この構成に限らず、任意の相対位置で互いに形成可能である。
また弾性係脱部15の形状として、図示の例では、その一対の半円弧状突出端15Bをそれぞれのアーム15Aから互いに反対方向(時計方向および反時計方向)に延びるように形成しているが、互いに同方向に延びる構成すなわち、一対の半円弧状突出端15Bがつまみシャフト11の中心軸線に対して回転対称にあるような構成であってもよい。
選択ホイール回転規制ロッド12は、選択ホイール5の軸方向に延びており、見出し枠13と一体的な部材であって、つまみ10およびつまみシャフト11の回転方向では回転せず、つまみ10およびつまみシャフト11の選択ホイール5の軸方向への移動には一体的に移動可能である。
この選択ホイール回転規制ロッド12は、印字器フレーム3において選択ホイール5の軸方向に横断して設けた規制ロッド支持部16(図1および図2を参照)により摺動可能に支持される下方基底部12Aと、この下方基底部12Aの上方に一体的に位置する上方規制部12Bと、を有する。
上方規制部12Bには、選択ホイール5のうち操作部材4により選択された選択ホイール5のみを回転可能とする回転許容凹部12Cと、選択されていない選択ホイール5の回転を規制可能とする回転規制凸部12Dと、を形成している。
回転許容凹部12Cは、上方規制部12Bにおいてその軸方向に選択ホイール5の厚さのほぼ一枚分から二枚分未満を占めているとともに、回転規制凸部12Dは、上方規制部12Bの大部分を占めていて、複数枚(より正確には、当該印字器1に備えられている選択ホイール5の枚数から一枚分を差し引いた枚数)の選択ホイール5の外周係合溝5Bに同時に係合可能である。
かくして、上記つまみシャフト11の弾性係脱部15は、回転許容凹部12Cに位置している選択ホイール5に隣接する係脱部位においてつまみシャフト11の回転を許容可能に抑制する。
すなわち、上記係脱部位は、選択ホイール回転規制ロッド12の回転規制凸部12Dに係合して回転を規制されている選択ホイール5の内周係合溝5Aであって、回転許容凹部12Cに位置している選択ホイール5に(より先端部側で)隣接する選択ホイール5の内周係合溝5Aである。
ただし、この係脱部位は、隣接する選択ホイール5の部分でなくてもよく、選択ホイール回転規制ロッド12の回転規制凸部12Dに係合して回転を規制されている任意の選択ホイール5の内周係合溝5Aであってもよく、後述するように、つまみ10に対しての最奥部(あるいは最手許部)における選択ホイール5を回転する場合には、印字フレーム3のフレーム係脱溝3A(図2)であってもよい。
見出し枠13は、選択ホイール5の軸方向に延びるもので、既述のように、つまみシャフト11および選択ホイール回転規制ロッド12と選択ホイール5の軸方向に一体的に移動可能である。
見出し枠13は、複数枚の選択ホイール5全体(全列)を見ることができる長矩形状の見出し文字用窓13Aを有するとともに、見出し文字用窓13Aの一部すなわち、つまみシャフト11の駆動突起14の部位に位置して、一列分に相当する印字合わせ用窓13Bを形成している。
選択ホイール5は、印字用エンドレスバンド7の内側に位置して、複数列(たとえば図示の例では10列)に並べ、10列の印字用エンドレスバンド7により印字器1が10桁の印字を可能としている。
印字受け台兼用節度コマ6は、とくに図1および図2に示すように、選択ホイール5および印字用エンドレスバンド7とともに10列分にこれを設けているもので、断面正方形状であって、印字器フレーム3に掛け渡した印字受けピン17のまわりに回転可能であって、その各辺にバンド係合溝6Aを形成している。
印字受け台兼用節度コマ6はこれを、節度押圧部材18および節度スプリング19により回転抑制可能に付勢し、操作部材4による選択ホイール5すなわち印字用エンドレスバンド7の回転操作時に、上述のつまみシャフト11における弾性係脱部15とともに回転節度を得るようにしている。
印字用エンドレスバンド7は、その外周まわりに前記複数個の印字文字7Aおよびこれら印字文字7Aに対応した見出し文字7Bをその外周まわりにそれぞれの領域に分けて形成しているとともに、これらの選択ホイール5の外周係合溝5Bおよび印字受け台兼用節度コマ6のバンド係合溝6Aにそれぞれ係合する駆動用突起部7Cをその内周まわりに形成している。
とくに図1に示すように、印字文字7Aが印字器1の下方部におけるインキローラー対向開口部9においてインキローラーRに接触可能であり、この印字文字7Aに対応する見出し文字7Bが上方部における見出し窓部8において目視可能となっている。
こうした構成の印字器1および印字選択装置2において、所望の列における所望の印字文字7Aを選択する操作について説明する。
図7は、印字選択装置2において、つまみ10の一番手前側(図中左側)の列の選択ホイール5(印字用エンドレスバンド7)を選択して印字用エンドレスバンド7の印字文字7Aを回転選択する場合を示す一部切欠き要部側面図、図8は、同、選択ホイール5の軸方向から見た要部断面図である。
図7に示すように、操作部材4のつまみ10を選択ホイール5の軸方向に引いて見出し枠13の印字合わせ用窓13Bを所望(この場合一番手前側)の列に合わせることにより、つまみシャフト11の駆動突起14を対応する選択ホイール5の内周係合溝5Aに合わせて、列の選択操作(すなわち、割出し操作)を行うことができる。なお、駆動突起14は、それぞれの選択ホイール5における内周係合溝5Aが軸方向に揃っているので、軸方向への移動には支障ない。
この選択した列において、上記駆動突起14は選択ホイール回転規制ロッド12の回転許容凹部12Cに対向しているので、図8に示すように、つまみ10(つまみシャフト11)を回転可能であり、したがって、選択した選択ホイール5を駆動突起14が回転させ、すなわち、印字用エンドレスバンド7を回転させることができる。
この回転の際に、選択された選択ホイール5以外の選択ホイール5については、それぞれの外周係合溝5Bがすべて選択ホイール回転規制ロッド12の回転規制凸部12Dに係合しているので、これら他の選択ホイール5は回転することがない。
さらに、つまみシャフト11の弾性係脱部15が、選択されている選択ホイール5に隣接するとともに回転を規制されている他の選択ホイール5の内周係合溝5Aに係脱するので、操作者は、つまみ10(つまみシャフト11)から節度を直接受けることができる。したがって、円柱状のつまみシャフト11の円周部には、割出し用の凹凸部を形成する必要がなく、その耐久性を所定レベル以上とすることができる。
なお、この回転時に印字受け台兼用節度コマ6も必要な数だけ回転するので、所望の印字文字7AをインキローラーRに対向させることができる。
他の列の選択ホイール5(印字用エンドレスバンド7)を選択する場合も同様である。
ただし、選択ホイール5の最奥部の列における印字用エンドレスバンド7を選択する場合には、図2に示すように、操作部材4のつまみ10を印字器1の最奥部に押し込むと、つまみシャフト11の駆動突起14が最奥列の選択ホイール5の内周係合溝5Aに位置するとともに、つまみシャフト11の弾性係脱部15は、さらにその奥の印字器フレーム3に空隙部として形成したフレーム係脱溝3Aに係脱する。
すなわち、この最奥列の場合には、弾性係脱部15についての前記係脱部位は、選択ホイール回転規制ロッド12の回転許容凹部12Cとは異なる部位(図示の例では、最奥部に位置している選択ホイール5に隣接する部位)にある印字器フレーム3のフレーム係脱溝3Aである。
なお本実施例においては、つまみシャフト11の弾性係脱部15は、つまみシャフト11の先端部にこれを設けたが、本発明においては、この弾性係脱部15は、つまみシャフト11のつまみ10の近傍側にこれを形成する構成とすることが可能であり、こうした構成により、つまみ10により近い部位において、つまみシャフト11の回転節度について手許の感覚を鋭敏に感じ取ることができる。
本発明の実施例による印字選択装置2を装備した印字器1および印字選択装置2の断面図である。 同、図1のII−II線断面図である。 同、操作部材4の斜視図である。 同、操作部材4を選択ホイール5に組み入れる状態を示す斜視図である。 同、操作部材4および選択ホイール5を組み立てた状態の斜視図である。 同、図5とは反対側から見た操作部材4および選択ホイール5を組み立てた状態の斜視図である。 同、印字選択装置2において、つまみ10の一番手前側(図中左側)の列の選択ホイール5(印字用エンドレスバンド7)を選択して印字用エンドレスバンド7の印字文字7Aを回転選択する場合を示す一部切欠き要部側面図である。 同、選択ホイール5の軸方向から見た要部断面図である。
符号の説明
1 印字器(図1、図2)
2 印字器1の印字選択装置(実施例)
3 印字器フレーム
3A 印字器フレーム3のフレーム係脱溝(図7)
4 操作部材
5 選択ホイール
5A 選択ホイール5の内周係合溝
5B 選択ホイール5の外周係合溝
6 印字受け台兼用節度コマ(図1、図2)
6A 印字受け台兼用節度コマ6のバンド係合溝(図1)
7 印字用エンドレスバンド
7A 印字用エンドレスバンド7の印字文字
7B 印字用エンドレスバンド7の見出し文字
7C 印字用エンドレスバンド7の駆動用突起部
8 見出し窓部(図1)
9 インキローラー対向開口部
10 つまみ
11 つまみシャフト
12 選択ホイール回転規制ロッド
12A 選択ホイール回転規制ロッド12の下方基底部
12B 選択ホイール回転規制ロッド12の上方規制部
12C 上方規制部12Bの回転許容凹部
12D 上方規制部12B回転規制凸部
13 見出し枠
13A 見出し枠13の長矩形状の見出し文字用窓
13B 見出し枠13の印字合わせ用窓
14 つまみシャフト11の駆動突起
15 つまみシャフト11の弾性係脱部
15A 弾性係脱部15のアーム
15B 弾性係脱部15の半円弧状突出端
16 規制ロッド支持部(図1、図2)
17 印字受けピン
18 節度押圧部材
19 節度スプリング
R インキローラー(図1)

Claims (7)

  1. 印字器フレームと、
    この印字器フレーム内において互いに隣り合わせに同軸的に重ね合わせて軸方向のまわりに回転可能とした選択ホイールと、
    この軸方向においてこれらの選択ホイールのいずれかを選択するとともに、この選択したいずれかの選択ホイールをその軸のまわりに回転駆動可能な操作部材と、
    複数個の印字文字をそのまわりにそれぞれ形成しているとともに、これらの選択ホイールの外周係合溝にそれぞれ係合する複数の印字用エンドレスバンドと、を有する印字器の印字選択装置であって、
    前記操作部材は、
    前記選択ホイールの前記軸方向に沿って移動操作可能であるとともに、前記軸方向のまわりに回転操作可能なつまみと、
    このつまみにより操作可能なつまみシャフトであり、前記選択ホイールの内周側に形成した内周係合溝に係合して前記選択ホイールを回転駆動可能とする駆動突起を有するつまみシャフトと、
    このつまみシャフトと前記選択ホイールの前記軸方向に一体的に移動可能であるとともに前記軸方向に延びる選択ホイール回転規制ロッドと、を有し、さらに、
    この選択ホイール回転規制ロッドは、
    前記選択ホイールのうち前記操作部材により選択された前記選択ホイールのみを回転可能とする回転許容凹部を有するとともに、選択されていない前記選択ホイールの回転を規制可能とする回転規制凸部を有し、
    前記つまみシャフトは、
    この回転許容凹部とは異なる部位に位置する係脱部位において前記つまみシャフトの回転を許容可能に抑制する弾性係脱部を有することを特徴とする印字器の印字選択装置。
  2. 前記操作部材は、前記つまみシャフトと前記選択ホイールの前記軸方向に一体的に移動可能であるとともに前記軸方向に延びる見出し枠を有することを特徴とする請求項1記載の印字器の印字選択装置。
  3. 前記選択ホイール回転規制ロッドの前記回転規制凸部は、前記選択ホイールの前記外周係合溝に係合可能であることを特徴とする請求項1記載の印字器の印字選択装置。
  4. 前記係脱部位は、前記選択ホイール回転規制ロッドの前記回転許容凹部に位置している前記選択ホイールに隣接する前記選択ホイールの前記内周係合溝であることを特徴とする請求項1記載の印字器の印字選択装置。
  5. 前記係脱部位は、前記選択ホイール回転規制ロッドの前記回転許容凹部に位置している前記選択ホイールに隣接する前記印字器フレームのフレーム係脱溝であることを特徴とする請求項1記載の印字器の印字選択装置。
  6. 前記つまみシャフトの前記弾性係脱部は、前記つまみシャフトの前記つまみとは反対側の先端部側にこれを形成したことを特徴とする請求項1記載の印字器の印字選択装置。
  7. 前記つまみシャフトの前記弾性係脱部は、前記つまみシャフトの前記つまみの近傍側にこれを形成したことを特徴とする請求項1記載の印字器の印字選択装置。
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