JP4291567B2 - 印字器における印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置 - Google Patents

印字器における印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置 Download PDF

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は印字器における印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置にかかるもので、とくに携帯式のラベル印字貼付装置(ハンドラベラー)などに装着される印字器における印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のハンドラベラーなどにおいては、印字文字および見出し文字を印字用エンドレスバンドに形成し、これを回転させることにより所望の印字文字を印字可能な状態とし、インキローラなどによって印字文字にインキを塗布し、ラベルなどに押印するようにしている。
【0003】
しかしながら、当該印字用エンドレスバンドを任意の回転範囲まで回転可能としておくと、見出し文字までがインキローラに対向してインキが塗布し、これが汚れてしまうことがあるという問題がある。
【0004】
こうした問題を解消するために、たとえば特開平10−44575号のように、選択ホィールと印字受け台部(印字圧受け部ないし印字圧受け部材)との間に設けた印字用エンドレスバンドにたるみを生じさせて選択ホィールを空まわりさせるようにした印字器における見出し文字汚れ防止装置がある。この印字器における見出し文字汚れ防止装置によれば、見出し文字の汚れを防止しつつ印字用エンドレスバンドの耐久性を維持可能ではあるものの、上記印字受け台部における印字文字の選択操作における節度(印字文字の一文字ごとの印字受け台部への適正なセット状態、ないしセット状態の区別)を得にくい場合があるという問題があった。
【0005】
また、印字する印字文字の種類を多くすることによって、より多くの情報を印字することが望ましい場合があるにもかかわらず、見出し文字の汚れ防止のための構成を設けている場合には、印字文字は印字用エンドレスバンドの実質的にほぼ半周部分にしかこれを形成することができず、従来のような見出し文字の汚れ防止装置を備えている場合には、ほぼ全周に印字文字がある印字用エンドレスバンドを巻き掛けることができずに、全周印字には直ちに対応することができないという問題がある。
【0006】
すなわち、印字用エンドレスバンドの全周にわたって印字文字を形成してより多くの情報を印字可能な全周印字機能と、見出し文字の汚れ防止は可能であるが半周部分にしか印字を行うことができない半周印字機能と、を任意に組み合わせることにより、所望数の印字文字により所望量の情報を印字可能とするとともに、必要であれば見出し文字の汚れも防止可能であるという機能を有する印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置はなかった。
【特許文献1】
特開平10−44575号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、印字用エンドレスバンドにおける見出し文字が、印字圧受け部に位置しないように、すなわちインキローラに対向しないようにしてその汚れを防止することができる印字器における印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置であって、印字受け台部における印字文字の選択操作における節度(印字文字の一文字ごとの印字受け台部への適正なセット状態、ないしセット状態の区別)を得られるようにした印字器における印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置を提供することを課題とする。
【0008】
また本発明は、見出し文字汚れ防止のために印字用エンドレスバンドの回転を制限するにあたり、印字用エンドレスバンド自体に過大な回転力が作用しないようにして、摩耗や亀裂などの損傷を回避することができるようにした印字器における印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置を提供することを課題とする。
【0009】
また本発明は、印字用エンドレスバンドの回転を制限したときにこれを無理に回転させようとしたときに、選択ホィールを空まわりさせるとともに印字用エンドレスバンドにはそれほど負荷をかけないようにした印字器における印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置を提供することを課題とする。
【0010】
また本発明は、可動ストッパー部材の組み違いを防止可能な印字器における印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置を提供することを課題とする。
【0011】
また本発明は、とくに二段式の印字器において可動ストッパー部材の組違いを防止可能とすることで、組立て作業性の向上及びコスト低減が可能な印字器における印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置を提供することを課題とする。
【0012】
また本発明は、印字用エンドレスバンドの全周に印字文字が形成されているような場合(全周印字)、あるいは印字用エンドレスバンドのほぼ半周に印字文字が形成されていて残りのほぼ半周に形成された見出し文字の汚れ防止を行うような場合(半周印字)にも、つまり印字用エンドレスバンドの形態に応じて所定の印字文字を選択可能とした印字器における印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
すなわち本発明は、印字圧受け部に印字圧受け部材として節度コマを回転可能に設けることにより半周印字機能あるいは全周印字機能をともに持たせることができること、必要であれば選択ホィールを空まわりさせる機構を実働可能とすることに着目したもので、本発明は、
印字器は、第一段印字器部および第二段印字器部を有し、前記第一段印字器部および第二段印字器部は、それぞれ印字器フレームに取付けた選択ホィールと印字圧受け部材との間に設けるとともに複数の印字文字を互いの間に一定間隔をおいて形成した印字用エンドレスバンドを有し、
この印字用エンドレスバンドの任意の前記印字文字を選択可能とした印字器における印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置であって、
前記印字用エンドレスバンドは、外周面に互いに所定間隔をあけて所定数の印字文字および見出し文字をそれぞれの領域に分けて形成するとともに、その内周面には、印字文字および見出し文字に対応する部分に、選択ホィールに係合可能な駆動用突起部を形成し、この駆動用突起部は見出し文字の内周側に位置して中央位置に一対互いに隣合わせて設けられた高い駆動用突起部と、それ以外の低い駆動用突起部とからなり、
前記選択ホィールに係合する節度ボス部、および前記印字圧受け部材側に弾性部を有するとともに、上記選択ホィールおよび上記印字圧受け部材との間に位置する可動ストッパー部材と、
この可動ストッパー部材の前記弾性部に当接して該可動ストッパー部材の移動を規制するストッパー受け部材と、
前記印字圧受け部材として設けるとともに、前記印字用エンドレスバンドのこの駆動用突起部に係合しかつ前記印字用エンドレスバンドの移動にともなって前記印字文字が印字圧を適正に受けることができる印字位置に位置決め可能に正逆回転可能な節度コマと、
を設けるとともに、
前記高い駆動用突起部が前記可動ストッパー部材の前記弾性部に係合可能な場合には、当該印字用エンドレスバンドの移動にともなうこの高い駆動用突起部と前記弾性部との係合により、前記可動ストッパー部材をわずかに移動可能としつつ、前記印字用エンドレスバンドにたるみを生じさせて前記選択ホィールを空まわりさせて前記印字用エンドレスバンドの前記印字文字の選択を制限し、
前記印字用エンドレスバンドの前記高い駆動用突起部が前記可動ストッパー部材の前記弾性部に係合しない場合には、当該印字用エンドレスバンドの移動にともなって前記印字文字の選択を可能とするとともに、前記節度コマが前記印字文字への印字圧を受けることができるようにし、前記印字器フレームに形成した前記第一段印字器部および第二段印字器部それぞれのストッパーガイド部に摺動可能に係合するガイド用長窓を前記各可動ストッパー部材に形成して該各可動ストッパー部材を該各ストッパーガイド部に取付け可能とするとともに、前記第一段印字器部において、ストッパーガイド部に第1のフレーム側組違え防止用傾斜面を、その前記可動ストッパー部材にこの第1のフレーム側組違え防止用傾斜面に係合可能な第1のストッパー部材側組違え防止用傾斜面を、互いに係合可能に形成するとともに、前記第二段印字器部において、ストッパーガイド部に第2のフレーム側組違え防止用傾斜面を、その前記可動ストッパー部材にこの第2のフレーム側組違え防止用傾斜面に係合可能な第2のストッパー部材側組違え防止用傾斜面を、互いに係合可能に形成し、前記第1のフレーム側組違え防止用傾斜面、および第2のフレーム側組違え防止用傾斜面に合わせて各ストッパー部材側組違え防止用傾斜面を合わせるように、同一形状の可動ストッパー部材を反対側にひっくり返して組み込み、第一段印字器部および第二段印字器部における可動ストッパー部材の共通化が図れるようにしたことを特徴とする印字器における印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置である。
【0017】
前記印字用エンドレスバンドは、前記可動ストッパー部材には係合しない低い駆動用突起のみを内周面ほぼ全周にわたって有する印字用エンドレスバンドと、その一部を、交換可能とすることができる。
【0018】
上記印字用エンドレスバンドは、上記印字文字を形成していない外周側平坦部と、上記印字受け台側に係合するとともに上記印字文字に対応する内周側平坦部と、を有することができる。
【0019】
上記印字用エンドレスバンドを複数列に配列するとともに、この印字用エンドレスバンドの任意の列および前記印字文字を選択可能とした印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置であって、前記複数列のいずれかの列の前記印字用エンドレスバンドは、そのほぼ全周にわたって前記印字文字を形成し、前記複数列のいずれかの列の前記印字用エンドレスバンドは、そのほぼ半周にわたって前記印字文字を形成することができる。
【0020】
前記印字用エンドレスバンドを複数列に配列するとともに、この印字用エンドレスバンドの任意の列および前記印字文字を選択可能とした印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置であって、前記複数列の第1の印字領域の前記印字用エンドレスバンドは、そのほぼ全周にわたって前記印字文字を形成し、前記複数列の第2の印字領域の前記印字用エンドレスバンドは、そのほぼ半周にわたって前記印字文字を形成することができる。
【発明の効果】
【0021】
本発明による印字器における印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置においては、印字圧受け部に節度コマを回転可能に設けることおよび、印字用エンドレスバンドの外周面に互いに所定間隔をあけて所定数の印字文字および見出し文字をそれぞれの領域に分けて形成するとともに、その内周面には、印字文字および見出し文字に対応する部分に、選択ホィールに係合可能な駆動用突起部を形成し、この駆動用突起部は見出し文字の内周側に位置して中央位置に一対互いに隣合わせて設けられた高い駆動用突起部と、それ以外の低い駆動用突起部とからなることにより、印字受け台部における印字文字の選択操作における節度の適正なセット状態、ないしセット状態の区別を得られると同時に、半周印字機能あるいは全周印字機能をともに持たせることができること、半周印字の際には選択ホィールを空まわりさせる機構を実働可能とすることにして見出し文字の汚れを防止可能としたので、印字用エンドレスバンドを任意に選択することにより、全周印字あるいは半周印字(見出し文字汚れ防止機能付き)の任意の機能を発揮可能である。
【0022】
すなわち、節度コマは印字用エンドレスバンドの内周面側の駆動用突起部に係合可能であり、全周印字および半周印字のいずれの構成にも対応可能で、さらに、とくに半周印字の場合に印字用エンドレスバンドの駆動用突起部と可動ストッパー部材との係合によって、印字用エンドレスバンドにたるみを生じさせて選択ホィールを空まわりさせることにより、見出し文字がインキローラと接触することを回避し、その汚れを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
つぎに本発明の実施の形態による印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置を装備した印字器1について図1ないし図11にもとづき説明する。
【0024】
図1は、印字器1の分解斜視図、図2は、印字器1の断面図、図3は、図2のIII−III線断面図であって、印字器1は、印字文字選択装置2と、左右一対の印字器フレーム3と、印字選択用の操作軸4と、複数列の選択ホィール5と、複数列の節度コマ6(印字圧受け部材)と、複数列の印字用エンドレスバンド7と、を有する。
【0025】
なお、印字器1は、トップ印字器部1A(第一段印字器部)およびボトム印字器部1B(第二段印字器部)を有する二段式の構成であるが、印字文字選択装置2自体は、必要に応じて一段式印字器その他の多段式印字器の構成のものにも採用可能である。
【0026】
印字器フレーム3は、その上部に見出し窓部8を、その下部にインキローラ対向開口部9をそれぞれ開口形成してある。
【0027】
印字器フレーム3には押さえフレーム3Aを形成してある。
インキローラ対向開口部9において、印字用エンドレスバンド7に接触可能に、単一の(あるいは二色式の場合にはそれぞれ色が異なる独立の)インキローラRが転動する。
【0028】
操作軸4は、その軸方向にこれを移動させることにより任意の列の印字用エンドレスバンド7を選択し(割り出し)、割り出した列において選択ホィール5を回転させることによりその印字用エンドレスバンド7内の特定の印字文字7A(図4)を選択するもので、インジケーター10を取付けてあるとともに、ロータリーピン部11を突出形成してある(図3を参照)。
【0029】
とくに図1および図3に示すように、操作軸4には、その外周面に複数列の割出し用溝4Aを軸方向に等間隔で形成してあり、割出しスチールボール12と、割出しスチールボール12を割出し用溝4A方向に付勢する割出しスプリング13とにより所定の列に操作軸4およびインジケーター10をセット(割出し)可能としてある。
【0030】
インジケーター10は、操作軸4の軸方向には操作軸4と一体に移動し、回転方向はフリーであって、見出し窓部8内において指針窓部10Aを形成してあり、この指針窓部10Aが所望の列を指すようになっている。
【0031】
ロータリーピン部11は、操作軸4と一体に移動および回転するものであり、選択ホィール5の内周面に突出し、任意の列における選択ホィール5の内周係合溝5A(図2)に係合可能となっている。
【0032】
とくに図1および図2に示すように、選択ホィール5と節度コマ6との間に、所定の張力をもって印字用エンドレスバンド7を張りわたしてある。
【0033】
節度コマ6は、断面正方形状であって、それぞれの一辺に突起係合溝6Aを形成してあるとともに、そのコマ回転軸6Bのまわりに正逆任意の方向に回転可能である。
【0034】
図4は、印字用エンドレスバンド7の側面図であって、印字用エンドレスバンド7は、その外周面に互いに所定間隔をあけて、かつバンド基準面から互いに同じ高さで所定数(たとえば、それぞれ14個)の印字文字7Aおよび見出し文字7Bをそれぞれの領域に分けて形成してある。
【0035】
ただし互いの境界領域には、ひとつの印字ブランク部7C(外周平坦部)をそれぞれ形成してあり、後述するように、選択ホィール5の回転を停止させて印字用エンドレスバンド7の移動を阻止する(空まわりさせる)ときには、それぞれの印字ブランク部7Cが見出し窓部8およびインキローラ対向開口部9に臨むことになる。
【0036】
印字用エンドレスバンド7の内周面において、印字文字7Aおよび見出し文字7Bに対応する部分には、選択ホィール5の外周係合溝5Bにそれぞれ係合可能な低い駆動用突起部7D、および高い駆動用突起部7Eを形成してある。
【0037】
なお低い駆動用突起部7Dは、節度コマ6の突起係合溝6Aにも係合可能である。
また高い駆動用突起部7Eは、見出し文字7Bの内周側に位置して中央位置にその一対を互いに隣合わせて形成している。
【0038】
高い駆動用突起部7Eの数としては、印字用エンドレスバンド7の内周面において左右対象であれば、印字文字7Aおよび見出し文字7Bの数などに応じて印字用エンドレスバンド7の内周面の所定領域にわたって任意に設定することができる。
【0039】
さらに、印字用エンドレスバンド7の回転駆動方向前方(空転方向後ろ側)における印字ブランク部7Cに隣接する印字文字7Aの内周面には低い駆動用突起部7Dを形成せずに、内周平坦部7Fとしてある。
【0040】
この内周平坦部7Fの数は、図示の例では印字用エンドレスバンド7の内周面において、印字ブランク部7Cの対応内周部を含めてこれを3個としてあるが、選択ホィール5による印字用エンドレスバンド7の回転駆動および後述する空まわり(空転)が可能であれば、内周平坦部7Fの数は任意である。
【0041】
低い駆動用突起部7Dおよび高い駆動用突起部7Eが、選択ホィール5の外周係合溝5Bに係合し、選択ホィール5の回転により、任意の印字文字7Aをインキローラ対向開口部9においてインキローラRと接触可能とする。
【0042】
ただし、見出し文字7BがインキローラRに接触することはない。
すなわちとくに図1および図2に示すように、印字器フレーム3には、複数列の可動ストッパー部材14(バンドストッパー)と、印字器フレーム3に一体のストッパー受け部材15と、を設けてある。
【0043】
可動ストッパー部材14は、選択ホィール5および節度コマ6との間にこれを位置させるとともに、選択ホィール5に係合する一対の節度ボス部14Aと、節度コマ6側の弾性部14Bと、を有する。
【0044】
さらに、可動ストッパー部材14は、節度ボス部14Aを選択ホィール5の外周係合溝5Bに係脱可能とする。
【0045】
ただし図2に示すように、可動ストッパー部材14の中央部にはガイド用長窓14Cを形成し、印字器フレーム3に突出形成したストッパーガイド部3B内にこのガイド用長窓14Cを嵌合する。
【0046】
通常の選択可能状態では、ガイド用長窓14Cとストッパーガイド部3Bとの間には上側の間隙S1をあけてあり、可動ストッパー部材14の図中下方向への摺動可能な移動および復帰移動を可能としている。
【0047】
弾性部14Bは、二股状の係止バネ部14Dと、高い駆動用突起部7Eに係合する突起係止部14Eと、弾性部傾斜面14Fと、を有する。
【0048】
ストッパー受け部材15は、可動ストッパー部材14と節度コマ6との間に位置しており、弾性部14B(すなわちその弾性部傾斜面14F)に当接する受け部傾斜面15Aを有する。
【0049】
ストッパー受け部材15は、可動ストッパー部材14の弾性部14Bに当接して可動ストッパー部材14の移動を規制する。
なお可動ストッパー部材14のガイド用長窓14Cを非対称性としている。すなわちガイド用長窓14Cの上下いずれかの端部(たとえば図中、下部)には、トップ印字器部1A(第一段印字器部)側に第1のストッパー部材側組違え防止用傾斜面14Gを、またボトム印字器部1B(第二段印字器部)側に第2のストッパー部材側組違え防止用傾斜面14Hをそれぞれ形成してあり、それぞれのストッパーガイド部3Bにも第1のストッパー部材側組違え防止用傾斜面14Gに対応して第1のフレーム側組違え防止用傾斜面3Cを、また第2のストッパー部材側組違え防止用傾斜面14Hに対応して第2のフレーム側組違え防止用傾斜面3Dをそれぞれ形成することにより、トップ印字器部1Aおよびボトム印字器部1Bのそれぞれにおけるガイド用長窓14Cをそれぞれの可動ストッパー部材14について組違えを防止可能としている。
【0050】
すなわち、トップ印字器部1Aおよびボトム印字器部1Bは、それぞれの見出し窓部8からインキローラ対向開口部9にかけて図2中の左右方向の幅を漸減させているため、それぞれの見出し窓部8における見出し文字7Bの中心位置がトップ印字器部1Aおよびボトム印字器部1B(ストッパーガイド部3B)の中心縦軸線に対して互いにわずかに反対方向に傾いている。したがって、可動ストッパー部材14は、その節度ボス部14Aが可動ストッパー部材14の中心線に対して左右対象の位置にはなく、選択ホィール5に対して正しい組み合わせでこれを組み込む必要がある。
【0051】
しかしてトップ印字器部1Aおよびボトム印字器部1B用の可動ストッパー部材14をそれぞれのストッパーガイド部3Bに組み込む際に、トップ印字器部1Aおよびボトム印字器部1Bにおいてそれぞれの第1のストッパー部材側組違え防止用傾斜面14Gおよび第2のストッパー部材側組違え防止用傾斜面14Hが反対方向に傾斜しており、第1のストッパー部材側組違え防止用傾斜面14Gおよび第2のストッパー部材側組違え防止用傾斜面14Hをそれぞれ傾斜方向があっている第1のフレーム側組違え防止用傾斜面3Cおよび第2のフレーム側組違え防止用傾斜面3Dに合わせてはめ込むことにより、それぞれ正しい選択ホィール5に対して可動ストッパー部材14を組み込み、選択ホィール5に対する組違えを防止可能である。
【0052】
ただし、トップ印字器部1Aおよびボトム印字器部1Bを有する二段式の印字器1において、印字文字7Aないし見出し文字7Bの割り出し位置自体は見出し窓部8の中央位置にあって互いに対称の位置にあるため、第1のストッパー部材側組違え防止用傾斜面14Gおよび第2のストッパー部材側組違え防止用傾斜面14Hに合わせて反対側にひっくり返して組み込むことにより、可動ストッパー部材14および選択ホィール5という部品自体の共通化ないし兼用化が可能である。
【0053】
とくに図1および図2に示すように、節度コマ6には節度コマ受け部材16を当接し、さらに節度コマ受け部材16とストッパー受け部材15との間に図3中左右一対のコマ用スプリング17を配設して、節度コマ6をインキローラ対向開口部9の中央に位置する印字位置ないし所定の印字圧受け部にセット可能として節度コマ6が印字圧を受けることができるようにしているとともに、それぞれの列における印字用エンドレスバンド7の回転移動にともなって節度コマ受け部材16が所定の姿勢ないし角度に傾斜するとともに図示の元位置に復帰し、節度コマ6の節度をもった回転を可能としている。
【0054】
とくに図3に示すように、コマ回転軸6Bは印字器フレーム3の軸孔部3Eに係合している。
【0055】
なおとくに図1および図2に示すように、印字用エンドレスバンド7、可動ストッパー部材14および選択ホィール5による各列の間に見出しスペーサー18を設けることにより、ある一列の選択ホィール5を回転駆動しているときに隣合う列の選択ホィールがともまわりしてしまうことを防止している。
【0056】
さらに、トップ印字器部1Aおよびボトム印字器部1Bの間にバンドシャッター19を設けることにより、隣合う印字用エンドレスバンド7の円滑な回転を保証している。
【0057】
こうした構成の印字器1およびその印字用エンドレスバンド7の印字文字選択装置2において、通常の印字選択状態では、図2および図3に示すように、操作軸4をその軸方向に移動させることにより任意の列を割り出し、その列においてこれを正逆任意の方向に回転させれば、選択ホィール5が印字用エンドレスバンド7を回転させるとともに印字圧受け部における節度コマ6がこれに合わせて適正な節度をもって回転し、印字用エンドレスバンド7の所望の見出し文字7Bが見出し窓部8から見える位置で停止させる。
【0058】
この選択状態では、選択した見出し文字7Bに対応する印字文字7Aがインキローラ対向開口部9において節度コマ6にセットされて露出しており、インキローラRの転動によってこの印字文字7Aにインキを塗布し、印字器1全体をたとえばハンドレバー(図示せず)などの操作によってラベル上に押印することにより印字することができる。
【0059】
図2のボトム印字器部1B側(図中右側)は、図中時計方向に印字用エンドレスバンド7を回転させたときの回転阻止状態(空転状態)を示す断面図であって、まず所定の列において操作軸4を操作して選択ホィール5を回転させ、印字用エンドレスバンド7を時計方向に回転させようとしても、印字用エンドレスバンド7の高い駆動用突起部7Eが可動ストッパー部材14における弾性部14Bの突起係止部14E(図中右側)に係合する。
【0060】
したがって、これ以上選択ホィール5を回転させようとしても、高い駆動用突起部7Eと突起係止部14Eとが係合しているので、高い駆動用突起部7Eないし突起係止部14Eがわずかな間隔(ラップ長さL)だけ移動するにとどまって、選択ホィール5の回転は阻止され、印字ブランク部7Cが見出し窓部8およびインキローラ対向開口部9に臨むことになり、印字用エンドレスバンド7の見出し文字7Bがインキローラ対向開口部9に位置することを回避し、見出し文字7BがインキローラRにより汚れることを防止することができる。
【0061】
より詳細に述べると、印字用エンドレスバンド7の全周長は、選択ホィール5と節度コマ6との間の基本全周長よりわずかに長くこれを製作することにより所定のたるみを持たせてあり、可動ストッパー部材14の突起係止部14Eと印字用エンドレスバンド7の高い駆動用突起部7Eとが係止状態にあるとき選択ホィール5をその可動方向にさらに回転させようとした場合、この係止状態の高い駆動用突起部7Eと印字用エンドレスバンド7のとくに印字ブランク部7Cとの間の回転方向における低い駆動用突起部7D部分にたるみが集中するような応力が発生し、この低い駆動用突起部7Dが選択ホィール5から浮いた状態となり、外周係合溝5Bとの係合を解除される結果、選択ホィール5が空転することになる。
【0062】
図2のボトム印字器部1B側は、選択ホィール5の空まわり状態を示す断面図であり、上述の回転阻止状態において、選択ホィール5を無理にこれ以上回転させようとすると、上記ラップ長さLだけ可動ストッパー部材14がストッパーガイド部3Bに案内されて図中下方に移動し、ガイド用長窓14Cとストッパーガイド部3Bとの間には下側の間隙S2が生ずるとともに、弾性部傾斜面14Fが受け部傾斜面15Aの上面を滑って、弾性部14Bにおける左右一対の係止バネ部14Dが外方に広がり、突起係止部14Eと印字用エンドレスバンド7の高い駆動用突起部7Eとの係合をさらに強固にする。
【0063】
この状態で、上述のように、図2中上側の印字ブランク部7C部分と突起係止部14E部分との間の印字用エンドレスバンド7にたるみが発生し、低い駆動用突起部7Dが選択ホィール5の外周係合溝5Bから外れて選択ホィール5が空まわりする。
【0064】
なお、選択ホィール5あるいは印字用エンドレスバンド7のその回転方向前方に突起係止部14Eと高い駆動用突起部7Eとの係合部分が位置しているとともに、押さえフレーム3Aが印字用エンドレスバンド7を押さえてこれが外方に広がることを抑制しているので、選択ホィール5と印字用エンドレスバンド7との間には、十分なたるみが発生し、選択ホィール5の空まわりを確実にすることができる。
【0065】
したがって、過大な外力がかかっても選択ホィール5の空まわりさせることができるが、選択ホィール5の回転自体が、印字用エンドレスバンド7より可動ストッパー部材14の節度ボス部14A部分にかかるとともに、可動ストッパー部材14は印字用エンドレスバンド7より硬質であるため、その摩耗による印字選択に支障が生ずるということはない。
【0066】
ここで、選択ホィール5を反対側(反時計方向)に回転させれば、外周係合溝5Bと低い駆動用突起部7Dとの係合が再度実現されるとともに、可動ストッパー部材14の弾性力によって可動ストッパー部材14は図2のトップ印字器部1Aに示す元位置に復帰する。
【0067】
本発明による印字器における印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置2は、印字用エンドレスバンド7(図4)とは異なる駆動用突起部を有する他の印字用エンドレスバンドを装填してもこれを使用することができる。以下、図1ないし図4と同様の部分には同一の符号を付し、その詳述はこれを省略して説明する。
【0068】
たとえば図5は、他の印字用エンドレスバンド20の側面図であって、印字用エンドレスバンド20は全周印字用であり、印字用エンドレスバンド7における印字文字7A(計28個)および互いに対称位置に一対の印字ブランク部7Cをその外周側に設けるとともに、その内周側に対応して低い駆動用突起部7Dを形成し、見出し文字7B、高い駆動用突起部7Eおよび内周平坦部7Fはこれを形成していない。
【0069】
ここで全周に印字用の印字文字7Aがある場合には、見出し文字7Bが形成されていないので、インキローラ対向開口部9に所定の印字文字7Aがあるときに見出し窓8にはこの印字文字7Aを示す見出し文字7Bがないことになるが、印字文字7Aそれぞれの対応関係を示す文字対照表(図示せず)を準備しておくことにより、ある印字文字7Aが見出し窓8に位置しているときには、インキローラ対向開口部9に所定の印字文字7Aが位置していることを認識可能であり、実際の印字作業でもこのような文字対照表により印字選択が可能である。
【0070】
図6は、この印字用エンドレスバンド20を一方の印字器部(トップ印字器部1A)側に巻き掛けた例(印字器21)を示す断面図であって、トップ印字器部1A側が全周印字機能を有し、ボトム印字器部1B側が図2と同様の半周印字機能および見出し文字7Bの汚れ防止機能を有する。
【0071】
したがって、すべて半周印字の構成に比較して印字可能な文字を増加させ、所望情報量を印字可能であるとともに、半周印字における見出し文字7Bの汚れも確実に防止可能である。
【0072】
さらに本発明においては、図7および図8に示すような印字器22に簡単に変更が可能である。
【0073】
図7は、印字器22およびその印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置23の断面図、図8は、図7のVIII−VIII線断面図であって、この印字器22においては、さらに駆動用突起部について他の構成を有する他の印字用エンドレスバンド24を使用することができる。
【0074】
図9は、この印字用エンドレスバンド24の側面図であって、印字用エンドレスバンド24は半周印字用であり、図4に示した印字用エンドレスバンド7における印字文字7Aおよび見出し文字7Bをその外周側に設けるとともに、見出し文字7Bの内周側に対応して低い駆動用突起部7Dを形成し、印字文字7Aの内周側には低い駆動用突起部7Dをすべて形成せず内周平坦部7Fとし、印字用エンドレスバンド7と同様に、低い駆動用突起部7Dの途中(中央部)に一対の高い駆動用突起部7Eを形成している。
【0075】
さらにとくに図7に示すように、印字器22は、節度コマ6の代わりに、印字圧受け部材として印字受け台25をその位置に着脱可能に設けてある。
【0076】
すなわち印字受け台25は、その固定用膨大部25Aをストッパー受け部材15の断面円形状の係合穴部15Bに係合し、その固定用軸部25Bを節度コマ6のコマ回転軸6B(図3)と同じく印字器フレーム3の軸孔部3E(図8)に係合している。
【0077】
とくに印字圧を受ける印字受け台25の材料としては、耐摩耗性あるいは耐衝撃性にすぐれた強化プラスチックなどを採用可能であって、印字器フレーム3とは別材料とすることにより、必要に応じてこれを任意のタイミングで交換可能であるとともに、全体のコストダウンが可能である。
【0078】
また、トップ印字器部1Aおよびボトム印字器部1Bを有する二段式の印字器22において、可動ストッパー部材14および選択ホィール5とともに、印字受け台25を反対側にひっくり返せば、部品自体の共通化ないし兼用化が可能である。
【0079】
こうした構成の印字器22においても、図2の印字器1と同様に、印字文字7Aによる半周印字およびその見出し文字7Bの汚れ防止機能を発揮することができる。
【0080】
さらに、印字器フレーム3とは別の強度のある材料から印字受け台25を形成することにより、印字圧受け部材としての耐久性を増強することができる。
【0081】
また、印字受け台25が取り替え可能であるので、必要に応じて部品交換が可能であるとともに、節度コマ6と交換することにより、図4の印字用エンドレスバンド7を装填するような印字器1(図2)、あるいは印字用エンドレスバンド7に組み合わせて図5の印字用エンドレスバンド20をも装填するような印字器21(図6)とすることも可能である。
【0082】
したがって、印字用エンドレスバンド7、20、24などを必要に応じて装填して印字器として使用可能である。
【0083】
以上説明したように、本発明による印字器1における印字用エンドレスバンド7の印字文字選択装置2(図2)、印字用エンドレスバンド20(図5)あるいは印字器21(図6)や印字器22(図7)などの構成を適宜選択することにより、任意の組み合わせで全周印字機能および半周印字機能を備えた印字器を構成することができる。
【0084】
たとえば図10は、一段式の印字器における見出し窓8の平面図であって、見出し窓8(すなわちインキローラ対向開口部9)の部分で示すように、その第1列目から第4列目までの第1の印字領域26を、図5の印字用エンドレスバンド20および図6のトップ印字器部1A部分に示した印字文字選択装置2の構成を採用することにより全周印字とする。
【0085】
さらに第5列目から第10列目までの第2の印字領域27を、図2の印字用エンドレスバンド7および図2に示した印字文字選択装置2の構成、あるいは図9の印字用エンドレスバンド24および図7に示した印字文字選択装置23の構成を採用することにより半周印字とするとともに見出し文字7Bの汚れ防止機能を持たせることが可能である。
【0086】
あるいは図11は、二段式の印字器における見出し窓8の平面図であって、図10の場合と同様にして、図中、上側のトップ印字器部1Aを全列全周印字とし、下側のボトム印字器部1Bにおいて第1列目から第4列目までの第1の印字領域26を全周印字とし、第5列目から第10列目までの第2の印字領域27を半周印字とすることができる。
【0087】
かくして、印字用エンドレスバンド20(図5)を用いた全周印字は、より多くの印字文字7Aを配列させておくことができるので、各種の情報表示用としてたとえばアルファベットその他任意の記号を印字可能とすることができる。
【0088】
一方、印字用エンドレスバンド7(図4)あるいは印字用エンドレスバンド24(図9)を用いた半周印字は、見出し文字7Bの汚れ防止機能付きであるとともに、たとえば算用数字などの文字を準備しておくことができる。
【0089】
したがって、印字器による印字の種類および量に多様性を持たせて、必要な印字機能を発揮可能である。
【0090】
以上のように本発明によれば、選択ホィールと節度コマとの間に印字用エンドレスバンドを配列して選択ホィールの空転操作による汚れ防止機能も発揮可能としたので、印字用エンドレスバンドなどによる任意の組み合わせで全周印字あるいは半周印字機能を有し、仕様の多様化に対応可能で信頼性を向上させた印字器およびその印字文字選択装置とすることができる。
【0091】
また本発明によれば、印字受け台を印字器フレームとは別体として交換可能としたので、耐摩耗性ないし耐衝撃性にすぐれた強化プラスチック材料などを採用し、信頼性および部品交換作業性の向上に寄与することができる。
【0092】
また本発明によれば、選択ホィールの空転操作による汚れ防止機能を発揮するための可動ストッパー部材に組違え防止用傾斜面を形成したので、組立ての際の作業性を改善するとともにコストの低減に寄与することができる。
【0093】
また本発明によれば、複数列の印字用エンドレスバンドによる任意の組み合わせで全周印字機能および半周印字機能を実現し、印字する情報の種類および量に応じて印字文字の種類および量を設計し、印字仕様の多様化に対応可能な印字器とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0094】
【図1】 本発明の実施の形態による印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置2を装備した印字器1の分解斜視図である。
【図2】 同、印字器1の断面図である。
【図3】 図2のIII−III線断面図である。
【図4】 同、印字用エンドレスバンド7(半周印字用)の側面図である。
【図5】 同、他の印字用エンドレスバンド20(全周印字用)の側面図である。
【図6】 同、印字用エンドレスバンド20を一方の印字器部(トップ印字器部1A)側に巻き掛けた例(印字器21)を示す断面図である。
【図7】 同、印字器22およびその印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置23の断面図である。
【図8】 図7のVIII−VIII線断面図である。
【図9】 同、印字用エンドレスバンド24(半周印字用)の側面図である。
【図10】 同、一段式の印字器における見出し窓8の平面図である。
【符号の説明】
【0106】
1 印字器(図1、図2)
1A 印字器1のトップ印字器部(第一段印字器部)
1B 印字器1のボトム印字器部(第二段印字器部)
2 印字器1における印字用エンドレスバンド7の印字文字選択装置(実施の形態、図2)
3 印字器フレーム
3A 印字器フレーム3の押さえフレーム
3B 印字器フレーム3のストッパーガイド部
3C ストッパーガイド部3Bの第1のフレーム側組違え防止用傾斜面
3D ストッパーガイド部3Bの第2のフレーム側組違え防止用傾斜面
3E 印字器フレーム3の軸孔部(図3、図8)
4 印字選択用の操作軸
4A 印字選択用の操作軸4の割出し用溝
5 複数列の選択ホィール
5A 選択ホィール5の内周係合溝
5B 選択ホィール5の外周係合溝
6 複数列の節度コマ(印字圧受け部材)
6A 節度コマ6の突起係合溝
6B 節度コマ6のコマ回転軸
7 複数列の印字用エンドレスバンド(半周印字用、見出し文字汚れ防止用、図4)
7A 印字用エンドレスバンド7の印字文字
7B 印字用エンドレスバンド7の見出し文字
7C 印字用エンドレスバンド7の印字ブランク部(外周平坦部)
7D 印字用エンドレスバンド7の低い駆動用突起部
7E 印字用エンドレスバンド7の高い駆動用突起部
7F 印字用エンドレスバンド7の内周平坦部
8 見出し窓
9 インキローラ対向開口部
10 インジケーター
10A インジケーター10の指針窓部
11 ロータリーピン部
12 割出しスチールボール
13 割出しスプリング
14 複数列の可動ストッパー部材(バンドストッパー)
14A 可動ストッパー部材14の一対の節度ボス部
14B 可動ストッパー部材14の弾性部
14C 可動ストッパー部材14のガイド用長窓
14D 弾性部14Bの二股状の係止バネ部
14E 弾性部14Bの突起係止部
14F 弾性部14Bの弾性部傾斜面
14G ガイド用長窓14Cの第1のストッパー部材側組違え防止用傾斜面
14H ガイド用長窓14Cの第2のストッパー部材側組違え防止用傾斜面
15 ストッパー受け部材
15A ストッパー受け部材15の受け部傾斜面
15B ストッパー受け部材15の係合穴部(図7)
16 節度コマ受け部材
17 コマ用スプリング
18 見出しスペーサー
19 バンドシャッター
20 印字用エンドレスバンド(全周印字用、図5)
21 印字器(図6)
22 印字器(図7、図8)
23 印字器22における印字用エンドレスバンド24の印字文字選択装置
24 印字用エンドレスバンド(半周印字用、見出し文字汚れ防止用、図9)
25 印字受け台(印字圧受け部材)
25A 印字受け台25の固定用膨大部
25B 印字受け台25の固定用軸部
26 第1の印字領域(全周印字)(図10、図11)
27 第2の印字領域(半周印字)(図10、図11)
L 高い駆動用突起部7Eないし突起係止部14Eが互いに係合して移動するわずかな間隔(ラップ長さ)
R インキローラ
S1 ガイド用長窓14Cとストッパーガイド部3Bとの間の上側の間隙
S2 ガイド用長窓14Cとストッパーガイド部3Bとの間の下側の間隙

Claims (5)

  1. 印字器は、第一段印字器部および第二段印字器部を有し、前記第一段印字器部および第二段印字器部は、それぞれ印字器フレームに取付けた選択ホィールと印字圧受け部材との間に設けるとともに複数の印字文字を互いの間に一定間隔をおいて形成した印字用エンドレスバンドを有し、
    この印字用エンドレスバンドの任意の前記印字文字を選択可能とした印字器における印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置であって、
    前記印字用エンドレスバンドは、外周面に互いに所定間隔をあけて所定数の印字文字および見出し文字をそれぞれの領域に分けて形成するとともに、その内周面には、印字文字および見出し文字に対応する部分に、選択ホィールに係合可能な駆動用突起部を形成し、この駆動用突起部は見出し文字の内周側に位置して中央位置に一対互いに隣合わせて設けられた高い駆動用突起部と、それ以外の低い駆動用突起部とからなり、
    前記選択ホィールに係合する節度ボス部、および前記印字圧受け部材側に弾性部を有するとともに、上記選択ホィールおよび上記印字圧受け部材との間に位置する可動ストッパー部材と、
    この可動ストッパー部材の前記弾性部に当接して該可動ストッパー部材の移動を規制するストッパー受け部材と、
    前記印字圧受け部材として設けるとともに、前記印字用エンドレスバンドのこの駆動用突起部に係合しかつ前記印字用エンドレスバンドの移動にともなって前記印字文字が印字圧を適正に受けることができる印字位置に位置決め可能に正逆回転可能な節度コマと、
    を設けるとともに、
    前記高い駆動用突起部が前記可動ストッパー部材の前記弾性部に係合可能な場合には、当該印字用エンドレスバンドの移動にともなうこの高い駆動用突起部と前記弾性部との係合により、前記可動ストッパー部材をわずかに移動可能としつつ、前記印字用エンドレスバンドにたるみを生じさせて前記選択ホィールを空まわりさせて前記印字用エンドレスバンドの前記印字文字の選択を制限し、
    前記印字用エンドレスバンドの前記高い駆動用突起部が前記可動ストッパー部材の前記弾性部に係合しない場合には、当該印字用エンドレスバンドの移動にともなって前記印字文字の選択を可能とするとともに、前記節度コマが前記印字文字への印字圧を受けることができるようにし、前記印字器フレームに形成した前記第一段印字器部および第二段印字器部それぞれのストッパーガイド部に摺動可能に係合するガイド用長窓を前記各可動ストッパー部材に形成して該各可動ストッパー部材を該各ストッパーガイド部に取付け可能とするとともに、前記第一段印字器部において、ストッパーガイド部に第1のフレーム側組違え防止用傾斜面を、その前記可動ストッパー部材にこの第1のフレーム側組違え防止用傾斜面に係合可能な第1のストッパー部材側組違え防止用傾斜面を、互いに係合可能に形成するとともに、前記第二段印字器部において、ストッパーガイド部に第2のフレーム側組違え防止用傾斜面を、その前記可動ストッパー部材にこの第2のフレーム側組違え防止用傾斜面に係合可能な第2のストッパー部材側組違え防止用傾斜面を、互いに係合可能に形成し、前記第1のフレーム側組違え防止用傾斜面、および第2のフレーム側組違え防止用傾斜面に合わせて各ストッパー部材側組違え防止用傾斜面を合わせるように、同一形状の可動ストッパー部材を反対側にひっくり返して組み込み、第一段印字器部および第二段印字器部における可動ストッパー部材の共通化が図れるようにしたことを特徴とする印字器における印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置。
  2. 前記印字用エンドレスバンドは、前記可動ストッパー部材には係合しない低い駆動用突起のみを内周面ほぼ全周にわたって有する印字用エンドレスバンドと、その一部を、交換可能としてあることを特徴とする請求項1記載の印字器における印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置。
  3. 前記印字用エンドレスバンドは、前記印字文字を形成していない外周側平坦部と、前記節度コマ側に面するとともにこの外周側平坦部に対応する内周側平坦部と、を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の印字器における印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置。
  4. 前記印字用エンドレスバンドを複数列に配列するとともに、この印字用エンドレスバンドの任意の列および前記印字文字を選択可能とした印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置であって、前記複数列のいずれかの列の前記印字用エンドレスバンドは、そのほぼ全周にわたって前記印字文字を形成し、前記複数列のいずれかの列の前記印字用エンドレスバンドは、そのほぼ半周にわたって前記印字文字を形成してあることを特徴とする請求項1ないし請求項3記載の印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置。
  5. 前記印字用エンドレスバンドを複数列に配列するとともに、この印字用エンドレスバンドの任意の列および前記印字文字を選択可能とした印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置であって、前記複数列の第1の印字領域の前記印字用エンドレスバンドは、そのほぼ全周にわたって前記印字文字を形成し、前記複数列の第2の印字領域の前記印字用エンドレスバンドは、そのほぼ半周にわたって前記印字文字を形成してあることを特徴とする請求項1ないし請求項3
    記載の印字用エンドレスバンドの印字文字選択装置。
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