JP3639058B2 - 印字器における見出し文字汚れ防止装置 - Google Patents

印字器における見出し文字汚れ防止装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は印字器における見出し文字汚れ防止装置にかかるもので、とくに携帯式のラベル印字貼付装置(ハンドラベラー)などに装着される印字器における見出し文字汚れ防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のハンドラベラーなどにおいては、印字文字および見出し文字を印字用エンドレスバンドに形成し、これを回転させることにより所望の印字文字を印字可能な状態とし、インキローラーなどによって印字文字にインキを塗布し、ラベルなどに押印するようにしている。
【0003】
しかしながら、当該印字用エンドレスバンドを任意の回転範囲まで回転可能としておくと、見出し文字までがインキローラーに対向してインキが塗布し、これが汚れてしまうことがある。
【0004】
こうした見出し文字の汚れ防止装置(インキ塗布回避手段)として、たとえば特公昭62−33080号による「印字ベルト構造体」においては、印字用エンドレスバンドを回転させるための回転盤に突片を設けるとともに、印字用エンドレスバンドの回転範囲領域の近傍にストッパーを設け、このストッパーに突片が当接することにより回転盤が所定領域のみに回転可能とするようにしている。
しかしながら、この装置においては、突片が見出し文字の邪魔になったり、突片がストッパーに当接したときに過大な力で回転盤を回転させると印字用エンドレスバンドが伸びて印字不良となったり、外れたりするという問題がある。
【0005】
特開平6−155878号による「印字装置」においては、印字用エンドレスバンドの外周面側に凸部を形成してストッパーに係止可能としするとともに内周面側に傾斜面を形成し、印字用エンドレスバンドが制限位置に達したときに無理に回転させようとすると、スリップするようにしている。
しかしながら、この装置においては、過大な力で印字用エンドレスバンドを回転させようとしたときのスリップによって、印字用エンドレスバンドの傾斜面の摩耗や亀裂などの損傷が生ずるという問題がある。
また、印字用エンドレスバンドの外周面に凸部を形成してあるので、印字用エンドレスバンドに設けることができる印字文字の数が減ってしまうという問題もある。
【0006】
実開平6−71146号による「印字器に於ける見出文字の汚れ防止装置」においては、印字用エンドレスバンドの外周面に形成した断面肉厚の印字部がインジケーターの脚部に当接することにより印字用エンドレスバンドの回転範囲を制限している。
しかしながら、この装置においても、過大な力で回転した場合、インジケーターの損傷、および印字用エンドレスバンドの摩耗や亀裂などの損傷の問題がある。さらには、この印字用エンドレスバンドがインジケーターの下にもぐり込み、通過してしまうという問題もある。
【0007】
特公平4−34951号による「印字装置」においては、印字用エンドレスバンドに形成したノーズと、ストッパー肩との係合により印字用エンドレスバンドの回転を制限している。
しかしながら、この装置においても、過大な力で回転した場合の印字用エンドレスバンドの伸び、あるいは摩耗や亀裂などの損傷の問題がある。
【0008】
いずれの構造の場合も、見出し文字の汚れを防止するために、印字用エンドレスバンドの回転を所定領域において制限しようとしたときに、印字用エンドレスバンドに直接あるいは間接に外力が大きく作用することを避けることが困難であり、その損傷ないし伸びの問題、さらには突起部材がストッパーを乗り越えてしまって所期の目的を達成することができないなどの問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、印字用エンドレスバンドにおける見出し文字が、印字受け台部に位置しないように、すなわち、インキローラーに対向しないようにしてその汚れを防止することができる印字器における見出し文字汚れ防止装置を提供することを課題とする。
【0010】
また本発明は、印字用エンドレスバンドの回転を制限するにあたり、印字用エンドレスバンド自体に過大な回転力が作用しないようにして摩耗や亀裂などの損傷を回避することができるようにした印字器における見出し文字汚れ防止装置を提供することを課題とする。
【0011】
また本発明は、印字用エンドレスバンドの回転を制限するために突起部材などを形成しても、印字文字の数の減少を最小限にすることができる印字器における見出し文字汚れ防止装置を提供することを課題とする。
【0012】
また本発明は、印字用エンドレスバンドの回転を確実に制限し、ストッパーを突起部材が乗り越えてしまうようなことがない印字器における見出し文字汚れ防止装置を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、印字用エンドレスバンドの制限領域に至ったときにこれを検知ないし初動操作する部位と、実際に回転を阻止する部位とを別の部分とすること、つまり印字用エンドレスバンドを無理に回転させようとしたときに印字用エンドレスバンドに過大な力がかからないようにすることに着目したもので、選択ホィールと印字受け台部との間に設けるとともに印字文字および見出し文字を形成した印字用エンドレスバンドを有し、この印字用エンドレスバンドの任意の上記印字文字を選択可能とした印字器における見出し文字汚れ防止装置であって、上記選択ホィールに対向する係合爪部、調心バネ部および駆動アーム部を有するとともに上記選択ホィールおよび上記印字受け台部との間に位置するストッパー部材と、上記係合爪部を上記選択ホィールに係脱可能に回動可能とする爪部回動軸と、上記印字用エンドレスバンドの内周面に位置するとともに上記ストッパー部材の上記駆動アーム部に係合可能な駆動用突起部と、を設け、当該印字用エンドレスバンドの移動にともなうこの駆動アーム部の変位を、上記係合爪部に伝達可能としたことを特徴とする印字器における見出し文字汚れ防止装置である。
【0014】
上記係合爪部は、上記選択ホィールの回転方向において少なくとも左右一対にこれを設けることができる。
【0015】
上記調心バネ部は、上記係合爪部と上記駆動アーム部との間にこれを形成することができる(第1の実施の形態)。
【0016】
上記係合爪部および上記駆動アーム部は、これを上記爪部回動軸に支持することができる(第2の実施の形態)。
【0017】
上記駆動用突起部は、上記見出し文字を形成してある上記印字用エンドレスバンドの内周面側にこれを形成することができる。
【0018】
上記駆動用突起部は、その変形弾性係数を、上記ストッパー部材の上記調心バネ部のそれより大きく設定してあることができる。
【0019】
本発明による印字器における見出し文字汚れ防止装置においては、選択ホィールを回転して印字用エンドレスバンドをそのまわりに回転移動させることにより印字用エンドレスバンドの印字文字および見出し文字を任意に選択することができるが、見出し文字がインキローラーに当接(接触)する可能性がある印字受け台部分に至る直前で、ストッパー部材の駆動アーム部に印字用エンドレスバンドの駆動用突起部が係合して、回転を一旦停止させるような抵抗感がある。
【0020】
この抵抗作用をこえてさらに選択ホィールを回転させようとすると、当該駆動アーム部が変位し、この変位が調心バネ部を介してあるいは直接に係合爪部に伝達される。
かくして、係合爪部が変位(回動)することにより選択ホィールに係合して、選択ホィールをこれ以上回転させようとしても、係合爪部の爪部回動軸がこの回転外力を受け、選択ホィールの回転を阻止する。
【0021】
したがって、見出し文字がインキローラーの回動領域にまで回動されて位置することがなくその汚れを防止することができるとともに、選択ホィールをさらに、回転させようとする過大な力は、印字用エンドレスバンドを介してその駆動用突起部あるいはストッパー部材の駆動アーム部にかかるのではなく、ストッパー部材の係合爪部の爪部回動軸にかかるので、印字用エンドレスバンドを損傷することなく、選択ホィールの停止状態を確実に実現することができる。
【0022】
さらに、印字用エンドレスバンドの内周面に駆動用突起部を設け、これをストッパー部材の駆動アーム部に係合可能としたので、印字用エンドレスバンドの外周面に印字文字および見出し文字を形成したので、これらの数を減らしてしまうこともない。
【0023】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明の第1の実施の形態による印字器における見出し文字汚れ防止装置を図1ないし図8にもとづき説明する。
図1は、印字器1、および印字器1に装備した見出し文字防止装置2の断面図、図2は、図1のII−II線断面図であって、印字器1は、見出し文字汚れ防止装置2と、印字器フレーム3と、印字選択用の操作軸4と、複数列の選択ホィール5と、印字受け台部6と、複数列の印字用エンドレスバンド7と、を有する。
【0024】
印字器フレーム3は、その上部に見出し窓部8を、その下部にインキローラー対向開口部9をそれぞれ開口形成してある。
インキローラー対向開口部9において、印字用エンドレスバンド7に接触可能にインキローラーRが転動する。
【0025】
操作軸4は、その軸方向にこれを移動させることにより任意の列の印字用エンドレスバンド7を選択し(割り出し)、割り出した列において選択ホィール5を回転させることによりその印字用エンドレスバンド7内の特定の印字文字を選択するもので、インジケーター10と、ロータリーピン11と、を取り付けてある。
操作軸4には、その外周面に複数列の割出し用溝4Aを軸方向に等間隔で形成してあり、割出しピン12と、割出しピン12を割出し用溝4A方向に付勢する割出しスプリング13とにより所定の列に操作軸4およびインジケーター10をセット(割出し)可能としてある。
【0026】
インジケーター10は、操作軸4の軸方向には操作軸4と一体に移動し、回転方向はフリーであって、見出し窓部8内において指針部10Aを突出形成してあり、この指針部10Aが所望の列を指針するようになっている。
【0027】
ロータリーピン11は、操作軸4と一体に移動および回転するもので、印字器フレーム3内に回転可能に設けたスリーブ14の軸方向スリット14A(図2を参照)を通して選択ホィール5の内周面に突出し、任意の列における選択ホィール5の内周係合溝5Aに係合可能となっている。
【0028】
図3は、スリーブ14の側面図であって、割出しピン12が臨む部分の円周面に等角度間隔で節度決定兼用貫通孔14Bを形成してある。
図4は、割出しピン12およびスリーブ14の係合状態を側面からみた拡大断面図、図5は、同、軸方向の拡大断面図であって、操作軸4がその軸方向に移動するときには、所定の節度決定兼用貫通孔14Bに割出しピン12が嵌合したままで割出しピン12がそれぞれの割出し用溝4A内を移動してゆく。
操作軸4が回転するときには、所定の割出し用溝4Aに割出しピン12が嵌合したままで割出しピン12がそれぞれの節度決定兼用貫通孔14B内を移動してゆく。
したがって、スリーブ14という単一の部品により、操作軸4による列の割出し操作と、選択ホィール5の回転操作と、をそれぞれの節度を確保しながら実現することができる。
【0029】
選択ホィール5と印字受け台部6との間に、所定の張力をもって印字用エンドレスバンド7を張りわたしてある。
図6は、この印字用エンドレスバンド7の側面図であって、印字用エンドレスバンド7は、その外周面に所定数の印字文字7Aおよび見出し文字7Bをそれぞれの領域に分けて形成してある。
ただし互いの境界領域には、印字ブランク部7Cをそれぞれ形成してあり、後述するように、選択ホィール5の回転を停止させて印字用エンドレスバンド7の移動を阻止するときには、それぞれの印字ブランク部7Cが見出し窓部8およびインキローラー対向開口部9に臨むことになる。
【0030】
印字用エンドレスバンド7の内周面において、印字文字7Aに対応する部分はこれを平坦とし、見出し文字7Bに対応する部分には、選択ホィール5の外周係合溝5Bにそれぞれ係合可能な低い駆動用突起部7D、および高い駆動用突起部7Eを形成してある。
【0031】
高い駆動用突起部7Eの数としては、印字用エンドレスバンド7の内周面において左右対象であれば、印字文字7Aおよび見出し文字7Bの数などに応じて印字用エンドレスバンド7の内周面の所定領域にわたって任意に設定することができる。
たとえば図6に示したように、高い駆動用突起部7Eの数を連続した6個とすることもできるが、この6個に相当する位置のうち両端部のみを高い駆動用突起部7Eとし、その間を4個の低い駆動用突起部7Dとすることもできる。
【0032】
低い駆動用突起部7Dおよび高い駆動用突起部7Eが、選択ホィール5の外周係合溝5Bに係合し、選択ホィール5の回転により、任意の印字文字7Aをインキローラー対向開口部9においてインキローラーRと接触可能とする。
【0033】
ただし、見出し文字汚れ防止装置2により見出し文字7BがインキローラーRに接触することはない。
すなわち、とくに図1に示すように、見出し文字汚れ防止装置2は、複数列のストッパー部材15と、金属製の爪部回動軸16と、上述のように印字用エンドレスバンド7に形成した高い駆動用突起部7Eと、を有する。
【0034】
ストッパー部材15は、選択ホィール5および印字受け台部6との間にこれを位置させるとともに、選択ホィール5に対向する係合爪部15Aと、調心バネ部15Bと、駆動アーム部15Cと、を一体成形したものである。
【0035】
爪部回動軸16は、係合爪部15Aの左右一対のロック端部15Dを選択ホィール5の外周係合溝5Bに係脱可能に係合爪部15Aを回動可能とする。
ただし図1に示すように、通常の選択可能状態では、選択ホィール5の外周面とロック端部15Dとの間には第1の間隙S1をあけてあり、選択ホィール5の回転を可能としている。
【0036】
この爪部回動軸16は、操作軸4の回転応力に耐え得る強度を有する材料、たとえば鉄系材料その他の金属材料などからこれを構成する。
【0037】
調心バネ部15Bは、係合爪部15Aと駆動アーム部15Cとの間に位置して、係合爪部15Aおよび駆動アーム部15Cのそれぞれの変位を相互に伝達可能とするとともに、外力が作用しなくなったときに、その弾性力により係合爪部15Aおよび駆動アーム部15Cを元位置に復帰させる。
【0038】
駆動アーム部15Cは、アーム回動軸17のまわりに回動可能で、印字用エンドレスバンド7の高い駆動用突起部7Eのみに係合可能である。
すなわち、駆動アーム部15Cの左右一対の作用端部15Eと印字用エンドレスバンド7の内周面との間には第2の間隙S2をあけてある。この第2の間隙S2の部分は印字用エンドレスバンド7の低い駆動用突起部7Dのみが通過可能である。
【0039】
さらに、印字用エンドレスバンド7の高い駆動用突起部7Eの変形弾性係数は、ストッパー部材15の調心バネ部15Bのそれより大きいように設定してある。
【0040】
なお、駆動アーム部15Cの部分の印字用エンドレスバンド7の外周側には、印字器フレーム3の第1の押さえフレーム部3Aおよび第2の押さえフレーム部3Bを形成してある。
【0041】
こうした構成の印字器1および見出し文字汚れ防止装置2において、通常の印字選択状態では、図1および図2に示すように、操作軸4をその軸方向に移動させることにより任意の列を割り出し、その列においてこれを正逆任意の方向に回転させれば、選択ホィール5が印字用エンドレスバンド7を回転させ、印字用エンドレスバンド7の所望の見出し文字7Bが見出し窓部8から見える位置で停止させる。
【0042】
この選択状態では、選択した見出し文字7Bに対応する印字文字7Aがインキローラー対向開口部9において印字受け台部6にセットされて露出しており、インキローラーRの転動によってこの印字文字7Aにインキを塗布し、印字器1全体をたとえばハンドレバー(図示せず)などの操作によってラベル上に押印することにより印字することができる。
【0043】
図7は、図中反時計方向に印字用エンドレスバンド7を回転させたときの回転阻止状態を示す断面図、図8は、時計方向に印字用エンドレスバンド7を回転させたときの回転阻止状態を示す断面図であって、まず図7に示す状態では、所定の列において操作軸4を操作して選択ホィール5を回転させ、印字用エンドレスバンド7を反時計方向に回転させようとしても、印字用エンドレスバンド7の高い駆動用突起部7Eがストッパー部材15における駆動アーム部15Cの作用端部15E(図中左側)に係合し、駆動アーム部15Cがアーム回動軸17を支点として反時計方向に回動し、この回動変位が調心バネ部15Bを伝わって係合爪部15Aに伝達され、係合爪部15が爪部回動軸16のまわりに時計方向に回動し、そのロック端部15D(図中左側)が選択ホィール5の外周係合溝5Bに係合する。
【0044】
したがって、これ以上選択ホィール5を回転させようとしても、その回転方向前方に外周係合溝5Bと作用端部15Eとの係合部分、および爪部回動軸16が位置しているので、選択ホィール5の回転は阻止され、印字ブランク部7Cが見出し窓部8およびインキローラー対向開口部9に臨むことになり、印字用エンドレスバンド7の見出し文字7Bがインキローラー対向開口部9に位置することを回避し、見出し文字7BがインキローラーRにより汚れることを防止することができる。
【0045】
この防止状態において、高い駆動用突起部7Eは駆動アーム部15Cの回動というごくわずかな操作のみに使用され、選択ホィール5の実際の回転阻止は、爪部回動軸16の部分において行われるので、印字用エンドレスバンド7(高い駆動用突起部7E)を損傷することがない。
しかも、選択ホィール5を無理に回転させようとする過大な力は、選択ホィール5の外周係合溝5Bに係合している印字用エンドレスバンド7の複数個の低い駆動用突起部7Dに分散負担されるので、印字用エンドレスバンド7全体としては、特定箇所に集中荷重がかかることはない。
【0046】
ここで、選択ホィール5を反対側(時計方向)に回転させれば、ロック端部15Dと外周係合溝5Bとの係合が解除されるとともに、調心バネ部15Bの弾性力によってストッパー部材15は図1に示す元位置に復帰する。
【0047】
図8は、図7の場合とは反対に選択ホィール5を時計方向に回転させた場合であって、印字用エンドレスバンド7を時計方向に回転させようとしても、印字用エンドレスバンド7の高い駆動用突起部7Eがストッパー部材15における駆動アーム部15Cの作用端部15E(図中右側)に係合し、駆動アーム部15Cがアーム回動軸17を支点として時計方向に回動し、この回動変位が調心バネ部15Bを伝わって係合爪部15Aに伝達され、係合爪部15が爪部回動軸16のまわりに反時計方向に回動し、そのロック端部15D(図中右側)が選択ホィール5の外周係合溝5Bに係合する。
この状態での作用は図7の場合と同様であるので、詳述は省略する。
【0048】
つぎに、図9は、上述の見出し文字汚れ防止装置2を二列印字タイプの印字器20に応用装備した場合の断面図、図10は、図9のX−X線断面図であり、印字器20においては、一対の印字器1を並列して設けたものであるが、以下、印字器1と同様の部分については同一の符号を付し、その詳述は省略し、印字器1と異なる構造のみについて説明する。
印字器20の印字器フレーム21の第1の押さえフレーム21Aおよび第2の押さえフレーム21Bをほぼ左右対象に形成するとともに、その中央部にガイド板22を設けることにより、印字用エンドレスバンド7の移動を円滑にしている。
【0049】
また、操作軸4に取り付けるインジケーター23は、既述のインジケーター10の見出し文字7Bを指針する機能に加えて、共まわり防止機能を有する。
すなわちとくに図10に示すように、選択ホィール5とストッパー部材15との間に伸びるインジケーター23は、割り出された選択ホィール5のみの回転を許容する共まわり防止用切欠き部23Aを形成してある。
したがって、割り出した特定の列における選択ホィール5のみを回転可能とし、その左右に隣接する選択ホィール5つまり印字用エンドレスバンド7の回転を阻止するようになっている。
【0050】
こうした構成の二列印字タイプの印字器20においても、図11に示すように、見出し文字汚れ防止装置2が既述のように作用するので、印字用エンドレスバンド7を損傷することなく、見出し文字7BのインキローラーRによる汚れを確実に防止することができる。
すなわち図11の、左側の印字器1部分において、左側のロック端部15Dが選択ホィール5の外周係合溝5Bに係合し、右側の印字器1部分において、右側のロック端部15Dが外周係合溝5Bに係合することにより、それぞれ選択ホィール5のそれ以上の回転を阻止している。
【0051】
図12は、本発明の第2の実施の形態による見出し文字汚れ防止装置を装備した印字器30の断面図、図13は、図12のXIII−XIII線断面図であって、この印字器30における見出し文字汚れ防止装置31が見出し文字汚れ防止装置2(図1)とは異なる構造は、ストッパー部材15のかわりにストッパー部材32を設けてある点である。
【0052】
すなわち、ストッパー部材32は、爪部回動軸16のまわりにこれを回動可能とし、ストッパー部材32は、係合爪部32Aと、調心バネ部32Bと、駆動アーム部32Cと、を一体形成したものである。
ただし、係合爪部32Aおよび駆動アーム部32Cを爪部回動軸16に回動可能としてあるとともに、係合爪部32Aのロック端部32Dが選択ホィール5の外周係合溝5Bに係合可能で、駆動アーム部32Cの作用端部32Eが印字用エンドレスバンド7の高い駆動用突起部7Eに係合可能である。なお、外周係合溝5Bは、これを蟻溝状に形成することによってロック端部32Dとの係合をより確実にすることができる。
また、調心バネ部32Bは、その球状端部32Fをガイド部33にスライド可能に挿入してある。
【0053】
なお図14は、前記スリーブ14(図1)に相当するスリーブ34の側面図、図15は、同、断面図、図16は、軸方向の側面図であって、スリーブ34はその両端部近傍にそれぞれ径方向スリット35を形成するとともに、両端面部にはそれぞれ節度用ボス36を形成してある。
さらに、スリーブ34には、操作軸4のロータリーピン11を挿通する軸方向スリット37を形成してある。
【0054】
さらに、節度用ボス36が対向する印字器フレーム3の左右の両面(図中紙面に直角な左右の両面)には、節度用ボス36が係合する節度用溝部38を円周状に形成してある。
したがって、操作軸4の操作によるスリーブ34の回転にともなって節度用ボス36が節度用溝部38に係合しながら回転し、印字文字部7Aを選択するときの節度を確保することができる。
【0055】
こうした構成の印字器30および見出し文字汚れ防止装置31においても、印字器1の見出し文字汚れ防止装置2(図1)の場合と同様に、見出し文字7Bの汚れを防止することができる。
すなわち図17に示すように、所定の列において操作軸4を操作して選択ホィール5を回転させ、印字用エンドレスバンド7を図中反時計方向に回転させようとしても、印字用エンドレスバンド7の高い駆動用突起部7Eがストッパー部材32における駆動アーム部32Cの作用端部32E(図中左側)に係合し、駆動アーム部32Cが爪部回動軸16を支点として反時計方向に回動し、この回動変位がただちに係合爪部32Aに伝達され、そのロック端部32D(図中右側)が選択ホィール5の外周係合溝5Bに係合する。
【0056】
さらに、図中左側のロック端部32Dが印字用エンドレスバンド7の内周側において低い駆動用突起部7Dと高い駆動用突起部7Eとの間に当接係合し、印字用エンドレスバンド7のこれ以上の移動を補助的に阻止する。
調心バネ部32Bは、その球状端部32Fがガイド部33内をわずかに上方に摺動するとともに、若干たわむことにより弾性力を蓄積する状態となる。
【0057】
したがって、これ以上選択ホィール5を回転させようとしても、外周係合溝5Bとロック端部32Dとが係合するとともに爪部回動軸16が抵抗するので、選択ホィール5の回転を確実に阻止して、印字用エンドレスバンド7の見出し文字7Bがインキローラー対向開口部9に位置することを回避し、見出し文字7BがインキローラーRにより汚れることを防止することができる。
【0058】
この汚れ防止状態において、高い駆動用突起部7Eは駆動アーム部32Cおよび係合爪部32Aの回動のみに使用され、選択ホィール5の実際の回転阻止は、爪部回動軸16の部分において行われるので、印字用エンドレスバンド7(高い駆動用突起部7E)を損傷することなく、見出し文字7Bの汚れを防止することができる。
【0059】
選択ホィール5を反対側(時計方向)に回転させれば、ロック端部32Dと外周係合溝5Bとの係合が解除されるとともに、調心バネ部32Bの弾性力によりストッパー部材15は図12に示す元位置に復帰する。
【0060】
図18は、図17の場合とは反対に、選択ホィール5を時計方向に回転させた場合の断面図であって、印字用エンドレスバンド7を時計方向にこれ以上回転させようとしても、印字用エンドレスバンド7の高い駆動用突起部7Eがストッパー部材32における駆動アーム部32Cの作用端部32E(図中右側)に係合し、駆動アーム部32Cが爪部回動軸16を支点として時計方向に回動し、係合爪部32Aのロック端部32D(図中左側)が選択ホィール5の外周係合溝5Bに係合する。この状態での作用は図17の場合と同様であるので、詳述は省略する。尚、上記第2の実施の形態における前記選択ホイール5の外周係合溝5Bは断面蟻溝とすれば、係合爪部32Aのロック端部32Dとの係合が更に良好となる。
【0061】
この第2の実施の形態による見出し文字汚れ防止装置31においては、駆動アーム部32Cが、調心バネ部32Bを介さずに係合爪部32Aと一体的に爪部回動軸16のまわりに回動するので、駆動アーム部32Cの変位とともに係合爪部32Aがただちに回動して選択ホィール5に係合するため、印字用エンドレスバンド7の回転阻止を感度よく行うことができる。
【0062】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、選択ホィールと印字受け台部との間にストッパー部材を配置し、印字用エンドレスバンドに設けた駆動用突起部とストッパー部材との係合による過大な外力を爪部回動軸に肩代わりさせるようにしたので、印字用エンドレスバンドに負担をかけることなく、見出し文字のインキローラーなどによる汚れを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による印字器における見出し文字汚れ防止装置2を装備した印字器1の断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】同、スリーブ14の側面図である。
【図4】同、割出しピン12およびスリーブ14の係合状態を側面からみた拡大断面図である。
【図5】同、割出しピン12およびスリーブ14の係合状態の軸方向の拡大断面図である。
【図6】同、印字用エンドレスバンド7の側面図である。
【図7】同、反時計方向に印字用エンドレスバンド7を回転させたときの回転阻止状態を示す断面図である。
【図8】同、時計方向に印字用エンドレスバンド7を回転させたときの回転阻止状態を示す断面図である。
【図9】同、見出し文字汚れ防止装置2を二列印字タイプの印字器20に応用装備した場合の断面図である。
【図10】図9のX−X線断面図である。
【図11】同、印字用エンドレスバンド7を反時計方向および時計方向に回転させたときの回転阻止状態を示す断面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態による見出し文字汚れ防止装置31を装備した印字器30の断面図である。
【図13】図12のXIII−XIII線断面図である。
【図14】同、スリーブ14(図1)に相当するスリーブ34の側面図である。
【図15】同、断面図である。
【図16】同、軸方向の側面図である。
【図17】同、印字用エンドレスバンド7を反時計方向に回転させたときの回転阻止状態を示す断面図である。
【図18】同、印字用エンドレスバンド7を時計方向に回転させたときの回転阻止状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 印字器(図1)
2 印字器1における見出し文字汚れ防止装置(第1の実施の形態、図1)
3 印字器フレーム
3A 印字器フレーム3の第1の押さえフレーム
3B 印字器フレーム3の第2の押さえフレーム
4 印字選択用の操作軸
4A 操作軸4の割出し用溝
5 選択ホィール
5A 選択ホィール5の内周係合溝
5B 選択ホィール5の外周係合溝
6 印字受け台部
7 印字用エンドレスバンド(図6)
7A 印字用エンドレスバンド7の印字文字
7B 印字用エンドレスバンド7の見出し文字
7C 印字用エンドレスバンド7の印字ブランク部
7D 印字用エンドレスバンド7の低い駆動用突起部
7E 印字用エンドレスバンド7の高い駆動用突起部
8 見出し窓部
9 インキローラー対向開口部
10 インジケーター
10A インジケーター10の指針部
11 ロータリーピン
12 割出しピン
13 割出しスプリング
14 スリーブ
14A スリーブ14の軸方向スリット
14B スリーブ14の節度決定兼用貫通孔
15 ストッパー部材
15A ストッパー部材15の係合爪部
15B ストッパー部材15の調心バネ部
15C ストッパー部材15の駆動アーム部
15D 係合爪部15Aの左右一対のロック端部
15E 駆動アーム部15Cの左右一対の作用端部
16 金属製の爪部回動軸
17 アーム回動軸
20 二列印字タイプの印字器(図9)
21 印字フレーム
21A 印字フレーム21の第1の押さえフレーム
21B 印字フレーム21の第2の押さえフレーム
22 ガイド板
23 インジケーター
23A インジケーター23の共まわり防止用切欠き部
30 印字器(図12)
31 印字器30における見出し文字汚れ防止装置(第2の実施の形態、図12)
32 ストッパー部材
32A ストッパー部材32の係合爪部
32B ストッパー部材32の調心バネ部
32C ストッパー部材32の駆動アーム部
32D 係合爪部32Aのロック端部
32E 駆動アーム部32Cの作用端部
32F 調心バネ部32Bの球状端部
33 ガイド部
34 スリーブ
35 径方向スリット
36 節度用ボス
37 軸方向スリット
38 節度用溝部
R インキローラー
S1 選択ホィール5の外周面とロック端部15Dとの間の第1の間隙
S2 作用端部15Eと印字用エンドレスバンド7の内周面との間の第2の間隙

Claims (6)

  1. 選択ホィールと印字受け台部との間に設けるとともに印字文字および見出し文字を形成した印字用エンドレスバンドを有し、
    この印字用エンドレスバンドの任意の前記印字文字を選択可能とした印字器における見出し文字汚れ防止装置であって、
    前記選択ホィールに対向する係合爪部、調心バネ部および駆動アーム部を有するとともに前記選択ホィールおよび前記印字受け台部との間に位置するストッパー部材と、
    前記係合爪部を前記選択ホィールに係脱可能に回動可能とする爪部回動軸と、
    前記印字用エンドレスバンドの内周面に位置するとともに前記ストッパー部材の前記駆動アーム部に係合可能な駆動用突起部と、
    を設け、
    当該印字用エンドレスバンドの移動にともなうこの駆動アーム部の変位を、前記係合爪部に伝達可能としたことを特徴とする印字器における見出し文字汚れ防止装置。
  2. 前記係合爪部は、前記選択ホィールの回転方向において少なくとも左右一対にこれを設けたことを特徴とする請求項1記載の印字器における見出し文字汚れ防止装置。
  3. 前記調心バネ部は、前記係合爪部と前記駆動アーム部との間にこれを形成したことを特徴とする請求項1記載の印字器における見出し文字汚れ防止装置。
  4. 前記係合爪部および前記駆動アーム部は、これを前記爪部回動軸に支持したことを特徴とする請求項1記載の印字器における見出し文字汚れ防止装置。
  5. 前記駆動用突起部は、前記見出し文字を形成してある前記印字用エンドレスバンドの内周面側にこれを形成したことを特徴とする請求項1記載の印字器における見出し文字汚れ防止装置。
  6. 前記駆動用突起部は、その変形弾性係数を、前記ストッパー部材の前記調心バネ部のそれより大きく設定してあることを特徴とする請求項1記載の印字器における見出し文字汚れ防止装置。
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