JP2006151011A - ステアリング装置用伸縮軸 - Google Patents

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Abstract

【課題】 部品の製造誤差があっても、常に所定の押圧力で押圧して、インナーシャフトとアウターシャフトのガタを無くすことができ、インナーシャフトとアウターシャフトの伸縮時には、摺動抵抗が小さく、円滑な伸縮動作を行うことが可能なステアリング装置用伸縮軸を提供する。
【解決手段】 ブッシュ挿入孔23には、ニトリルゴム等の弾性部材で成形された環状のブッシュ7が挿入されている。ブッシュ7をブッシュ挿入孔23に挿入し、球面状突起75が内周環状溝76に入り込むと、球面状突起75の頂点が内周環状溝76に押されてインナーシャフト3の軸心側に変位し、各球面状突起75の内側にあるボール74を、インナーシャフト3の外周に適度の押圧力で押圧する。内周環状溝76は、ブッシュ7の球面状突起75が入り込むことで、ブッシュ挿入孔23からの抜け止めの作用も果たしている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ステアリングホイールの回転をステアリングギヤに伝達するステアリング装置に使用され、相対回転不能にかつ軸方向に相対的に摺動可能に嵌合したステアリング装置用伸縮軸に関する。
ステアリング装置用伸縮軸は、インナーシャフトとアウターシャフトを、相対回転不能にかつ軸方向に相対的に摺動可能に嵌合することにより、運転者の体格や運転姿勢に応じて、ステアリングホイールのテレスコピック位置を調整しても、ステアリングホイールの回転をステアリングギヤに伝達可能にしている。
図7から図8は、このようなステアリング装置用伸縮軸を有する従来のステアリング装置であって、図7は従来の伸縮軸を有するステアリング装置の全体を示す縦断面図、図8は図7のE−E断面図である。図7から図8に示すように、従来のステアリング装置は、コラム1に、中空円筒状のアウターシャフト2が軸受11によって回転可能に軸支され、アウターシャフト2の左端(車体前方側)には、中実のインナーシャフト3が内嵌されている。アウターシャフト2の左端内周には雌スプライン21が形成され、インナーシャフト3の右端(車体後方側)外周の雄スプライン31が雌スプライン21に係合して、相対回転不能に、かつ、軸方向に相対的に摺動可能に嵌合している。
アウターシャフト2の右端には、図示しないステアリングホイールが装着され、ステアリングホイールの回転が、アウターシャフト2を介してインナーシャフト3に伝達される。インナーシャフト3の左端は、軸受41によって支持ブラケット4に回転可能に軸支されている。支持ブラケット4は、図示しない車体に固定された下部ブラケット51に、枢動ピン52を中心として枢動可能に軸支されている。
車体後方側で図示しない車体に固定された上部ブラケット53には、上記枢動ピン52を中心とする円弧状のチルト調整用溝54が形成されている。コラム1の車体後方側には、軸方向に長いテレスコ調整用溝12が形成され、チルト調整用溝54とテレスコ調整用溝12には、紙面に直交する方向から締付けロッド55が挿入されている。操作レバー56を回転操作すると、締付けロッド55に装着されたカム機構等が作動して、コラム1を上部ブラケット53にクランプ/アンクランプすることができる。
コラム1の車体前方側には、軸方向に長いテレスコ調整用溝13が形成され、このテレスコ調整用溝13には、上記枢動ピン52が挿入されて、コラム1の車体前方側は、枢動ピン52によって、枢動可能にかつテレスコ移動可能に支持されている。枢動ピン52は、下部ブラケット51に軸受ブッシュ57によって回転可能に軸支され、枢動ピン52の内側端部にねじ込まれたナット58によって、支持ブラケット4が枢動ピン52に固定されている。枢動ピン52には、下部ブラケット51とコラム1の車体前方側との間に、ウェーブワッシャ、鉄ワッシャ、樹脂ワッシャ、樹脂スペーサが装着されていて、コラム1の車体前方側を下部ブラケット51に対して適度の予圧を与えて支持している。
従って、コラム1を上部ブラケット53にアンクランプした状態で、ステアリングホイールを上下移動すると、枢動ピン52を中心として支持ブラケット4及びコラム1が枢動するため、チルト調整用溝54に沿ってコラム1をチルト調整することができる。また、ステアリングホイールを前後移動すると、テレスコ調整用溝12及び13に沿って、コラム1をテレスコ調整することができる。コラム1をテレスコ調整すると、アウターシャフト2はインナーシャフト3に対して、車体前後方向に摺動する。
インナーシャフト3の車体前方側には、上部自在継手61を構成する一方のヨーク611がカシメ加工によって固定され、一方のヨーク611と十字軸613で連結された他方のヨーク612が、中間アウターシャフト62の車体後方側に一体的に形成されている。
中間アウターシャフト62の車体前方側には、中実の中間インナーシャフト63が内嵌されている。中間アウターシャフト62の左端内周には雌スプライン64が形成され、中間インナーシャフト63の右端(車体後方側)外周の雄スプライン65が雌スプライン64に係合して、相対回転不能に、かつ軸方向に相対的に摺動可能に嵌合している。
中間インナーシャフト63の車体前方側には、下部自在継手66を構成する一方のヨーク661がカシメ加工によって固定され、一方のヨーク661と他方のヨーク662が十字軸663で連結されている。下部自在継手66の他方のヨーク662は、図示しないステアリングギヤに連結されて、ステアリングホイールの回転で車輪を操舵することができる。
上記した従来のステアリング装置用伸縮軸では、インナーシャフト3とアウターシャフト2とがスプライン嵌合しており、小さな摺動抵抗で軸方向に円滑に摺動させるために、雄スプライン31と雌スプライン21との嵌合部には隙間があるため、その隙間によるガタによって、ステアリングホイールを操作した時の操舵感が悪くなる不具合があった。
特許文献1のステアリング装置は、上記したステアリング装置用伸縮軸のガタを無くすようにした伸縮軸構造を有するステアリング装置である。特許文献1のステアリング装置では、アウターシャフトの端部外周を他の部分よりも薄肉にして、この薄肉部を径方向軸心側にカシメ加工して、アウターシャフトの内周とインナーシャフトの外周との隙間を無くすことで、伸縮軸のガタを無くすようにしている。
しかし、特許文献1のステアリング装置用伸縮軸は、カシメ加工によってアウターシャフトの内周とインナーシャフトの外周との隙間を無くす方法であるため、カシメ量を正確に制御して加工することが難しく、カシメ量が多いと摺動抵抗が大きくなったり、カシメ量が少ないとガタを無くすことが出来なかったりする難しさがあった。
また、特許文献2のステアリング装置は、ニードルをアウターシャフトの内周とインナーシャフトの外周との間に挿入し、衝突時にニードルが横滑りして、コラプス移動時の案合を行うものである。しかし、この案内構造ではニードルが横滑りするため摺動抵抗が大きいため、衝突時に一度だけ案内するのには使えても、テレスコピック位置調整のように、繰り返し軽い力で円滑に案内する構造としては不適当であった。
特開2002−145077号公報 特開平8−230690号公報
本発明は、部品の製造誤差があっても、常に所定の押圧力で押圧して、インナーシャフトとアウターシャフトのガタを無くすことができ、インナーシャフトとアウターシャフトの伸縮時には、摺動抵抗が小さく、円滑な伸縮動作を行うことが可能なステアリング装置用伸縮軸を提供することを課題とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。すなわち、第1番目の発明は、ステアリングホイールの回転を伝達するアウターシャフト、上記アウターシャフトに相対回転不能にかつ軸方向に相対的に摺動可能に嵌合したインナーシャフト、上記インナーシャフトの外周、またはアウターシャフトの内周のどちらか一方に接触する転動体、上記アウターシャフトの内周とインナーシャフトの外周との間に挿入され、上記転動体を転動可能に保持すると共に、弾性部材で成形され、その弾性力によって上記転動体を上記接触側に押圧するブッシュを備えたことを特徴とするステアリング装置用伸縮軸である。
第2番目の発明は、第1番目の発明のステアリング装置用伸縮軸において、上記転動体がボールであることを特徴とするステアリング装置用伸縮軸である。
第3番目の発明は、第1番目の発明のステアリング装置用伸縮軸において、上記転動体がニードルであることを特徴とするステアリング装置用伸縮軸である。
第4番目の発明は、第3番目の発明のステアリング装置用伸縮軸において、上記インナーシャフトの外周は、インナーシャフトの軸心に対して直角な断面が多角形に形成され、上記ニードルが、インナーシャフトの軸心に対して直交する軸線を中心として転動することを特徴とするステアリング装置用伸縮軸である。
第5番目の発明は、第1番目から第4番目までのいずれかの発明のステアリング装置用伸縮軸において、上記ブッシュは、上記アウターシャフトに着脱可能に装着された保持筒の内周とインナーシャフトの外周との間に挿入されていることを特徴とするステアリング装置用伸縮軸である。
第6番目の発明は、第1番目から第5番目までのいずれかの発明のステアリング装置用伸縮軸において、上記ブッシュの外周には半径方向外側に突出する突起が形成され、上記アウターシャフトの内周または保持筒の内周に形成された溝に上記突起が係合して、上記ブッシュを半径方向内側に押圧すると共に、上記ブッシュを上記アウターシャフトまたは保持筒に係止することを特徴とするステアリング装置用伸縮軸である。
第7番目の発明は、第1番目から第5番目までのいずれかの発明のステアリング装置用伸縮軸において、上記アウターシャフトの内周または保持筒の内周には半径方向外側に突出する突起が形成され、上記アウターシャフトの内周または保持筒の内周に上記ブッシュが挿入されると、上記突起が上記ブッシュの外周を半径方向内側に押圧すると共に、上記ブッシュを上記アウターシャフトまたは保持筒に係止することを特徴とするステアリング装置用伸縮軸である。
本発明のステアリング装置用伸縮軸では、弾性体で成形されたブッシュを押圧して転動体または摺動体をインナーシャフトの外周に押圧するため、ブッシュやインナーシャフト等の部品の製造誤差があっても、常に所定の押圧力で転動体または摺動体をインナーシャフトに押圧して、インナーシャフトとアウターシャフトのガタを無くすことができる。従って、ステアリングシャフトの剛性が上がり、操舵感が向上する。また、インナーシャフトとアウターシャフトの伸縮時には、転動体がブッシュ内で円滑に転動してインナーシャフトを案内するため、摺動抵抗が小さく、円滑な伸縮動作を行うことが可能となる。
* 第1の実施形態
図1は本発明の第1の実施形態のステアリング装置用伸縮軸を示し、(1)は縦断面図、(2)は(1)のA−A断面図、(3)は(1)のアウターシャフト左端上部の拡大縦断面図である。図1に示すように、内周に雌スプライン21が形成されたアウターシャフト2の左端部(車体前方側)には、拡径部22が形成され、拡径部22の内周には、断面が円形のブッシュ挿入孔23が形成されている。
ブッシュ挿入孔23には、環状のブッシュ7が挿入されている。ブッシュ7は、ニトリルゴム等の弾性部材で成形されている。ブッシュ7の外周71の外径寸法は、ブッシュ挿入孔23の内径寸法とほぼ同一寸法に形成され、ブッシュ7の内周72の内径寸法は、インナーシャフト3の外径寸法よりもかなり大きく形成されている。ブッシュ7の内周72には、内周72の円周上に60度間隔に、かつ、ブッシュ7の軸方向の中間位置に、球面状溝73が6個形成されている。
この球面状溝73には、各々ボール74(転動体)が挿入されている。球面状溝73の直径は、ボール74の直径よりも若干大きく形成されているため、ボール74は球面状溝73内に転動可能に保持されている。上記ボール74に代えてコロを採用することもできる。
ボール74は、SUJ−2等の軸受鋼やセラミックス等の、硬度が大きく摩耗に対して強い材料で形成されている。ブッシュ7の外周71には、上記球面状溝73と同一の位相位置に、かつブッシュ7の軸方向の中間位置に、半径方向外側に向かって突出する球面状突起75が6個形成されている。また、ブッシュ挿入孔23の軸方向の中間位置には、断面が台形の内周環状溝76が形成されている。
内周環状溝76の内径寸法は、6個の球面状突起75の頂点に接する外接円の外径寸法よりも小さく形成されている。従って、ブッシュ7をブッシュ挿入孔23に挿入し、球面状突起75が内周環状溝76に入り込むと、球面状突起75の頂点が内周環状溝76に押されてインナーシャフト3の軸心側に変位し、各球面状突起75の内側にあるボール74を、インナーシャフト3の外周に適度の押圧力で押圧する。内周環状溝76は、ブッシュ7の球面状突起75が入り込むことで、ブッシュ挿入孔23からブッシュ7が抜け出さないように止める作用も果たしている。
第1の実施形態では、弾性体で成形されたブッシュ7を押圧して、ボール74をインナーシャフト3の外周に押圧するため、ブッシュ7やインナーシャフト3等の部品の製造誤差があっても、常に所定の押圧力でボール74をインナーシャフト3に押圧して、インナーシャフト3とアウターシャフト2のガタを無くすことができるため、ステアリングシャフトの剛性が上がり、操舵感が向上する。また、インナーシャフト3とアウターシャフト2の伸縮時には、ボール74がブッシュ7の球面状溝73内で円滑に転動して、インナーシャフト3を案内するため、伸縮時の摺動抵抗が小さく、円滑な伸縮動作を行うことが可能となる。
* 第2の実施形態
次に本発明の第2の実施形態について説明する。図2は本発明の第2の実施形態のステアリング装置用伸縮軸を示し、(1)は縦断面図、(2)は(1)のB−B断面図、(3)は(1)の保持筒上部の拡大縦断面図である。以下の説明では、上記実施形態と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。
第2の実施形態は、アウターシャフト2の左端部(車体前方側)に、着脱可能に保持筒を装着し、この保持筒にブッシュ7を取付けるようにした例である。
すなわち、図2に示すように、第2の実施形態では、アウターシャフト2の左端部(車体前方側)には、断面が矩形の外周環状溝24が形成されている。中空円筒状の保持筒8がアウターシャフト2の左端部外周25に外嵌し、保持筒8の右端に形成された係合爪81が外周環状溝24に係合して、保持筒8がアウターシャフト2から外れないようにしている。保持筒8の左側半分(アウターシャフト2の左端部からの突出部)の内周には、断面が円形のブッシュ挿入孔82が形成されている。
このブッシュ挿入孔82に、環状のブッシュ7が挿入されている。ブッシュ7の外周71の外径寸法は、ブッシュ挿入孔82の内径寸法とほぼ同一寸法に形成され、ブッシュ7の内周72の内径寸法は、インナーシャフト3の外径寸法よりもかなり大きく形成されている。ブッシュ7の内周72には、内周72の円周上に60度間隔に、かつ、ブッシュ7の軸方向の中間位置に、球面状溝73が6個形成されている。
この球面状溝73には、各々ボール74(転動体)が挿入されている。球面状溝73の直径は、ボール74の直径よりも若干大きく形成されているため、ボール74は球面状溝73内に転動可能に保持されている。
ブッシュ7の外周71には、上記球面状溝73と同一の位相位置に、かつブッシュ7の軸方向の中間位置に、半径方向外側に向かって突出する球面状突起751が6個形成されている。また、ブッシュ挿入孔82の軸方向の中間位置には、上記球面状突起751と同一の位相位置に、断面が円形で、ブッシュ挿入孔82に貫通する半径方向の貫通孔83が6個形成されている。
保持筒8をアウターシャフト2に装着する前に、ブッシュ7を保持筒8のブッシュ挿入孔82に挿入する。球面状突起751が貫通孔83に入り込むと、球面状突起751が貫通孔83との接触部によって押されてインナーシャフト3の軸心側に変位し、各球面状突起751の内側にあるボール74の軸心側の内接円の直径が、インナーシャフト3の外周の直径よりも小さくなる。
この状態で保持筒8をアウターシャフト2に装着すると、ボール74がインナーシャフト3の外周を適度の押圧力で押圧すると共に、保持筒8の右端の係合爪81が外周環状溝24に係合して、保持筒8がアウターシャフト2から外れないようになる。貫通孔83は、ブッシュ7の球面状突起751が入り込むことで、ブッシュ挿入孔82からブッシュ7が抜け出さないように止める作用も果たしている。
第2の実施形態では、上記第1の実施形態の効果に加えて、形状の小さな保持筒8にブッシュ挿入孔82や貫通孔83を形成すれば良いので、加工が容易となる。また、ブッシュ7を事前に組み込んだ保持筒8をアウターシャフト2に装着すれば良いので、組み立て作業が容易となる。
* 第3の実施形態
次に本発明の第3の実施形態について説明する。図3は本発明の第3の実施形態のステアリング装置用伸縮軸を示し、(1)は縦断面図、(2)は(1)の保持筒上部の拡大縦断面図、(3)は(1)の保持筒下部の拡大縦断面図である。以下の説明では、上記実施形態と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。
第3の実施形態は、第2の実施形態と同様に、アウターシャフト2に着脱可能に装着した保持筒にブッシュ7を取付けるようにした例であり、ボール74をインナーシャフト3の外周に押圧する構造が異なる例である。
すなわち、図3に示すように、第3の実施形態では第2の実施形態と同様に、アウターシャフト2の外周環状溝24に係合する係合爪81を有する保持筒8の左側半分の内周に、断面が円形のブッシュ挿入孔82が形成されている。このブッシュ挿入孔82に挿入される環状のブッシュ7の外周71には、雄スプライン77が形成されている。ブッシュ7の外径寸法は、ブッシュ挿入孔82の内径寸法よりも若干大きく形成されている。ブッシュ7の内周72には、内周72の円周上に等角度間隔に、かつ、ブッシュ7の軸方向の中間位置に、球面状溝73が複数個形成されている。この球面状溝73には、各々ボール74(転動体)が挿入されている。球面状溝73の直径は、ボール74の直径よりも若干大きく形成されているため、ボール74は球面状溝73内に転動可能に保持されている。
ブッシュ7の外周71の一箇所には、ブッシュ7の軸方向の中間位置に、半径方向外側に向かって突出する突起78が形成されている。また、ブッシュ挿入孔82の軸方向の中間位置には、上記突起78と同一の位相位置に、断面が円形で、ブッシュ挿入孔82に貫通する半径方向の貫通孔83が1個形成されている。
保持筒8をアウターシャフト2に装着する前に、ブッシュ7を保持筒8のブッシュ挿入孔82に挿入する。ブッシュ7の外周71がブッシュ挿入孔82に入り込むと、ブッシュ7の雄スプライン77が、ブッシュ挿入孔82との接触によって押されて縮径し、インナーシャフト3の軸心側に変位し、ボール74の軸心側の内接円の直径が、インナーシャフト3の外周の直径よりも小さくなる。
この状態で保持筒8をアウターシャフト2に装着すると、ボール74がインナーシャフト3の外周を適度の押圧力で押圧すると共に、保持筒8の右端の係合爪81が外周環状溝24に係合して、保持筒8がアウターシャフト2から外れないようになる。貫通孔83は、ブッシュ7の突起78が入り込むことで、ブッシュ挿入孔82からブッシュ7が抜け出すのを止める作用を果たしている。
第3の実施形態では、上記第1の実施形態から第2の実施形態の効果に加えて、ブッシュ7及び保持筒8の形状が簡単になるため、加工が容易となり、製造コストを低減することができる。
* 第4の実施形態
次に本発明の第4の実施形態について説明する。図4は本発明の第4の実施形態のステアリング装置用伸縮軸を示し、(1)は縦断面図、(2)は(1)の保持筒上部の拡大縦断面図である。以下の説明では、上記実施形態と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。
第4の実施形態は、第2の実施形態から第3の実施形態と同様に、アウターシャフト2に着脱可能に装着した保持筒にブッシュ7を取付けるようにした例であり、ボール74をインナーシャフト3の外周に押圧する構造が異なる例である。
すなわち、図4に示すように、第4の実施形態では第1の実施形態から第3の実施形態と同様に、アウターシャフト2の外周環状溝24に係合する係合爪81を有する保持筒8の左側半分の内周に、断面が円形のブッシュ挿入孔82が形成されている。このブッシュ挿入孔82の部分の肉厚が上記実施形態よりも薄肉に形成されている。
ブッシュ7の外径寸法は、ブッシュ挿入孔82の内径寸法と同一寸法に形成されている。ブッシュ7の内周72には、内周72の円周上に等角度間隔に、かつ、ブッシュ7の軸方向の中間位置に、球面状溝73が複数個形成されている。この球面状溝73には、各々ボール74(転動体)が挿入されている。球面状溝73の直径は、ボール74の直径よりも若干大きく形成されているため、ボール74は球面状溝73内に転動可能に保持されている。
保持筒8をアウターシャフト2に装着する前に、ブッシュ7を保持筒8のブッシュ挿入孔82に挿入し、保持筒8の外周を軸心に向かって押圧し、球面状凹部84を形成する。
ブッシュ7の外周が球面状凹部84によって押されてインナーシャフト3の軸心側に変位して縮径し、ボール74の軸心側の内接円の直径が、インナーシャフト3の外周の直径よりも小さくなる。
この状態で保持筒8をアウターシャフト2に装着すると、ボール74がインナーシャフト3の外周を適度の押圧力で押圧すると共に、保持筒8の右端の係合爪81が外周環状溝24に係合して、保持筒8がアウターシャフト2から外れないようになる。ブッシュ7の外周は球面状凹部84にならって球面状に変形することで、ブッシュ挿入孔82からブッシュ7が抜け出さないように止められる。
第4の実施形態では、上記第3の実施形態と同様に、ブッシュ7及び保持筒8の形状が簡単になるため、加工が容易となり、製造コストを低減することができる。
* 第5の実施形態
次に本発明の第5の実施形態について説明する。図5は本発明の第5の実施形態のステアリング装置用伸縮軸を示し、(1)は縦断面図、(2)は(1)のC−C断面図、(3)は(1)の保持筒上部の拡大縦断面図、(4)は(1)の保持筒下部の拡大縦断面図である。以下の説明では、上記実施形態と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。
第5の実施形態は、第2の実施形態から第4の実施形態と同様に、アウターシャフト2に着脱可能に装着した保持筒にブッシュ7を取付けるようにした例であり、ボール74をインナーシャフト3の外周に押圧する構造が異なる例である。
すなわち、図5に示すように、第5の実施形態では第1の実施形態から第3の実施形態と同様に、アウターシャフト2の外周環状溝24に係合する係合爪81を有する保持筒8の左側半分の内周に、断面が円形のブッシュ挿入孔82が形成されている。
ブッシュ挿入孔82に挿入されるブッシュ7の外径寸法は、ブッシュ挿入孔82の内径寸法と同一寸法に形成されている。ブッシュ7の内周72には、内周72の円周上に等角度間隔に、かつ、ブッシュ7の軸方向の中間位置に、球面状溝73が5個形成されている。この球面状溝73には、各々ボール74(転動体)が挿入されている。球面状溝73の直径は、ボール74の直径よりも若干大きく形成されているため、ボール74は球面状溝73内に転動可能に保持されている。
ブッシュ7の外周71には、上記球面状溝73と同一の位相位置に、かつブッシュ7の左右両端を少し残して矩形溝79が5個形成されている。また、ブッシュ挿入孔82の軸方向の全長にわたって、上記矩形溝79と同一の位相位置に、矩形溝85が5個形成されている。
ブッシュ7の外周71の一箇所には、ブッシュ7の軸方向の中間位置に、半径方向外側に向かって突出する突起78が1個形成されている。また、ブッシュ挿入孔82の軸方向の中間位置には、上記突起78と同一の位相位置に、断面が円形で、ブッシュ挿入孔82に貫通する半径方向の貫通孔83が1個形成されている。
保持筒8をアウターシャフト2に装着する前に、ブッシュ7の5個の矩形溝79に各々板バネ86を挿入し、この板バネ86を挿入したブッシュ7を保持筒8のブッシュ挿入孔82に挿入する。板バネ86は、インナーシャフト3の軸心側に向かって凸になるように円弧状に成形されている。ブッシュ7がブッシュ挿入孔82に挿入されると、板バネ86が矩形溝85と接触することによって押されてインナーシャフト3の軸心側に変位し、矩形溝79を板バネ86の円弧状の凸部で半径方向内側に押し、各矩形溝79の内側にあるボール74の軸心側の内接円の直径が、インナーシャフト3の外周の直径よりも小さくなる。
この状態で保持筒8をアウターシャフト2に装着すると、ボール74がインナーシャフト3の外周を適度の押圧力で押圧すると共に、保持筒8の右端の係合爪81が外周環状溝24に係合して、保持筒8がアウターシャフト2から外れないようになる。貫通孔83は、ブッシュ7の突起78が入り込むことで、ブッシュ挿入孔82からブッシュ7が抜け出さないように止める作用を果たす。
第5の実施形態では、板バネ86とブッシュ7の弾性力によって、ボール74をインナーシャフト3の外周に押圧するため、押圧力の調整が容易となる。
* 第6の実施形態
次に本発明の第6の実施形態について説明する。図6は本発明の第6の実施形態のステアリング装置用伸縮軸を示し、(1)は縦断面図、(2)は(1)のD−D断面図、(3)は(1)の保持筒下部の拡大縦断面図である。以下の説明では、上記実施形態と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。
第6の実施形態は、第2の実施形態から第5の実施形態と同様に、アウターシャフト2に着脱可能に装着した保持筒8にブッシュ7を取付けるようにした例であり、ボール74の代わりにニードルをインナーシャフトの外周に押圧するようにした例である。
図6に示すように、アウターシャフト2及びインナーシャフト3は、インナーシャフト3の軸心に対して直角な断面が三角形に形成され、アウターシャフト2の三角形の内周26にインナーシャフト3の三角形の外周32が摺動可能に嵌合している。また、アウターシャフト2の左端部(車体前方側)は円筒状に形成され、この円筒状の左端部外周25に、断面が矩形の外周環状溝24が形成されている。そして、第2の実施形態から第5の実施形態と同様に、この外周環状溝24に係合する係合爪81を有する保持筒8の左側半分の内周に、断面が円形のブッシュ挿入孔82が形成されている。
このブッシュ挿入孔82に、外周71が円形で内周721が三角形のブッシュ7が挿入されている。ブッシュ7の外周71の外径寸法は、ブッシュ挿入孔82の内径寸法とほぼ同一寸法に形成され、ブッシュ7の三角形の内周721の寸法は、インナーシャフト3の三角形の外周32の寸法よりもかなり大きく形成されている。ブッシュ7の三角形の内周721には、三角形の内周721の三角形の各辺に、かつ、ブッシュ7の軸方向の中間位置に、円柱状溝731が3個形成されている。円柱状溝731の中心軸線は、インナーシャフト3の軸心に対して直交し、かつ、三角形の内周721の辺に平行である。
この円柱状溝731には、各々ニードル741(転動体)が挿入されている。円柱状溝731の直径は、ニードル741の直径よりも若干大きく形成されているため、ニードル741は円柱状溝731内に転動可能に保持されている。
ブッシュ7の外周71には、上記円柱状溝731と同一の位相位置に、かつブッシュ7の軸方向の中間位置に、半径方向外側に向かって突出する球面状突起751が3個形成されている。また、ブッシュ挿入孔82の軸方向の中間位置には、上記球面状突起751と同一の位相位置に、断面が円形で、ブッシュ挿入孔82に貫通する半径方向の貫通孔83が3個形成されている。
保持筒8をアウターシャフト2に装着する前に、ブッシュ7を保持筒8のブッシュ挿入孔82に挿入する。球面状突起751が貫通孔83に入り込むと、球面状突起751が貫通孔83との接触部によって押されてインナーシャフト3の軸心側に変位し、各球面状突起751の内側にある3個のニードル741の外周に内接する三角形が、インナーシャフト3の三角形の外周32よりも小さくなる。
この状態で保持筒8をアウターシャフト2に装着すると、ニードル741がインナーシャフト3の三角形の外周32を適度の押圧力で押圧すると共に、保持筒8の右端の係合爪81が外周環状溝24に係合して、保持筒8がアウターシャフト2から外れないようになる。貫通孔83は、ブッシュ7の球面状突起751が入り込むことで、ブッシュ挿入孔82からブッシュ7が抜け出さないように止める作用も果たしている。第6の実施形態では、アウターシャフト2及びインナーシャフト3は、インナーシャフト3の軸心に対して直角な断面が三角形に形成されているが、多角形であればよい。
第6の実施形態では、インナーシャフトの外周とニードルとの接触が線状になるため、接触部の面圧が低くなって、伸縮時の摺動抵抗がより小さくなるとともに、接触部の耐久性が向上する。
上記実施形態では、ブッシュをアウターシャフト側に固定し、ボールまたはニードルをインナーシャフトの外周に接触させることでガタを除去しているが、ブッシュをインナーシャフト側に固定し、ボールまたはニードルをアウターシャフトの内周に接触させることでガタを除去してもよい。
本発明の第1の実施形態のステアリング装置用伸縮軸を示し、(1)は縦断面図、(2)は(1)のA−A断面図、(3)は(1)のアウターシャフト左端上部の拡大縦断面図である。 本発明の第2の実施形態のステアリング装置用伸縮軸を示し、(1)は縦断面図、(2)は(1)のB−B断面図、(3)は(1)の保持筒上部の拡大縦断面図である。 本発明の第3の実施形態のステアリング装置用伸縮軸を示し、(1)は縦断面図、(2)は(1)の保持筒上部の拡大縦断面図、(3)は(1)の保持筒下部の拡大縦断面図である。 本発明の第4の実施形態のステアリング装置用伸縮軸を示し、(1)は縦断面図、(2)は(1)の保持筒上部の拡大縦断面図である。 本発明の第5の実施形態のステアリング装置用伸縮軸を示し、(1)は縦断面図、(2)は(1)のC−C断面図、(3)は(1)の保持筒上部の拡大縦断面図、(4)は(1)の保持筒下部の拡大縦断面図である。 本発明の第6の実施形態のステアリング装置用伸縮軸を示し、(1)は縦断面図、(2)は(1)のD−D断面図、(3)は(1)の保持筒下部の拡大縦断面図である。 従来の伸縮軸を有するステアリング装置の全体を示す縦断面図である。 図7のE−E断面図である。
符号の説明
1 コラム
11 軸受
12 テレスコ調整用溝
13 テレスコ調整用溝
2 アウターシャフト
21 雌スプライン
22 拡径部
23 ブッシュ挿入孔
24 外周環状溝
25 外周
26 三角形の内周
3 インナーシャフト
31 雄スプライン
32 三角形の外周
4 支持ブラケット
41 軸受
51 下部ブラケット
52 枢動ピン
53 上部ブラケット
54 チルト調整用溝
55 締付けロッド
56 操作レバー
57 軸受ブッシュ
58 ナット
61 上部自在継手
611、612 ヨーク
613 十字軸
62 中間アウターシャフト
63 中間インナーシャフト
64 雌スプライン
65 雄スプライン
66 下部自在継手
661、662 ヨーク
663 十字軸
7 ブッシュ
71 外周
72 内周
721 三角形の内周
73 球面状溝
731 円柱状溝
74 ボール
741 ニードル
75 球面状突起
751 球面状突起
76 内周環状溝
77 雄スプライン
78 突起
79 矩形溝
8 保持筒
81 係合爪
82 ブッシュ挿入孔
83 貫通孔
84 球面状凹部
85 矩形溝
86 板バネ

Claims (7)

  1. ステアリングホイールの回転を伝達するアウターシャフト、
    上記アウターシャフトに相対回転不能にかつ軸方向に相対的に摺動可能に嵌合したインナーシャフト、
    上記インナーシャフトの外周、またはアウターシャフトの内周のどちらか一方に接触する転動体、
    上記アウターシャフトの内周とインナーシャフトの外周との間に挿入され、上記転動体を転動可能に保持すると共に、弾性部材で成形され、その弾性力によって上記転動体を上記接触側に押圧するブッシュを備えたこと
    を特徴とするステアリング装置用伸縮軸。
  2. 請求項1に記載されたステアリング装置用伸縮軸において、
    上記転動体がボールであること
    を特徴とするステアリング装置用伸縮軸。
  3. 請求項1に記載されたステアリング装置用伸縮軸において、
    上記転動体がニードルであること
    を特徴とするステアリング装置用伸縮軸。
  4. 請求項3に記載されたステアリング装置用伸縮軸において、
    上記インナーシャフトの外周は、インナーシャフトの軸心に対して直角な断面が多角形に形成され、上記ニードルが、インナーシャフトの軸心に対して直交する軸線を中心として転動すること
    を特徴とするステアリング装置用伸縮軸。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載されたステアリング装置用伸縮軸において、
    上記ブッシュは、上記アウターシャフトに着脱可能に装着された保持筒の内周とインナーシャフトの外周との間に挿入されていること
    を特徴とするステアリング装置用伸縮軸。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載されたステアリング装置用伸縮軸において、
    上記ブッシュの外周には半径方向外側に突出する突起が形成され、
    上記アウターシャフトの内周または保持筒の内周に形成された溝に上記突起が係合して、上記ブッシュを半径方向内側に押圧すると共に、上記ブッシュを上記アウターシャフトまたは保持筒に係止すること
    を特徴とするステアリング装置用伸縮軸。
  7. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載されたステアリング装置用伸縮軸において、
    上記アウターシャフトの内周または保持筒の内周には半径方向内側に突出する突起が形成され、
    上記アウターシャフトの内周または保持筒の内周に上記ブッシュが挿入されると、上記突起が上記ブッシュの外周を半径方向内側に押圧すると共に、上記ブッシュを上記アウターシャフトまたは保持筒に係止すること
    を特徴とするステアリング装置用伸縮軸。
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