JP5036645B2 - 露光装置及び露光装置のランプ交換方法 - Google Patents

露光装置及び露光装置のランプ交換方法 Download PDF

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本発明は、液晶ディスプレイ装置等の表示用パネル基板の製造において、基板の露光を行う露光装置及び露光装置のランプ交換方法に係り、特に露光光を発生する光源に大容量のランプを用いる露光装置及び露光装置のランプ交換方法に関する。
表示用パネルとして用いられる液晶ディスプレイ装置のTFT(Thin Film Transistor)基板やカラーフィルタ基板、プラズマディスプレイパネル用基板、有機EL(Electroluminescence)表示パネル用基板等の製造は、露光装置を用いて、フォトリソグラフィー技術により基板上にパターンを形成して行われる。露光装置は、感光樹脂材料(フォトレジスト)を塗布した基板へ、マスクを介して露光光を照射することにより、マスクのパターンを基板へ転写するものである。
露光装置の露光光を発生する光源には、水銀ランプ、ハロゲンランプ、キセノンランプ等の様に、高圧ガスをバルブ内に封入したランプが使用されている。ランプの周囲には、ランプから発生した光を集光する集光鏡が設けられている。ランプは、所定の使用時間が過ぎると交換する必要があり、従来は、集光鏡の上方から、人が手を伸ばしてランプの交換を行っていた。露光装置用光源ランプの交換に関する技術として、例えば、特許文献1に記載のものがある。
特開2007−64993号公報
露光光の光量は、露光光の照度と露光時間とに比例する。近年、表示用パネルの大画面化に伴い基板が大型化する程、露光装置の光源に、より輝度の高いランプが要求される様になってきた。ランプの輝度が高い程、露光光の照度が高くなり、露光時間が短く済んでタクトタイムが短縮され、スループットが向上する。そのため、露光装置のランプは大容量化し、ランプの寸法及び重量も、ランプの容量に応じて大きくなってきた。また、集光鏡の寸法も、ランプの寸法に従って大きくなってきた。
ランプが大容量化してランプの寸法及び重量が大きくなり、また集光鏡の寸法が大きくなると、ランプの交換作業が大変になり、交換時にランプを落として破損したり、ランプを集光鏡に接触させてランプ又は集光鏡を損傷する恐れが大きくなってきた。特に、ランプの傷は、微細なものであっても、点灯時にランプの破裂を招いて、周囲の集光鏡等を損傷する危険性が高い。
本発明の課題は、大容量のランプの交換作業を容易にし、またランプ又は集光鏡の損傷を防止することである。
本発明の露光装置は、ランプから発生した露光光により基板を露光する露光装置であって、中央にランプが通る開口を有し、ランプの周囲に設けられて、ランプから発生した光を集光する集光鏡と、ランプの下端を固定するクランプと、ランプ、集光鏡及びクランプを収容し、ランプの出し入れ口が集光鏡より下の位置に設けられたランプハウスと、ランプハウス内に設けられ、クランプを上下に移動して、クランプに固定されたランプを、集光鏡の開口を通して昇降させる第1のテーブルと、ランプハウス内に設けられ、クランプを横に移動して、クランプに固定されたランプを、集光鏡の真下の位置とランプの出し入れ口との間で移動する第2のテーブルとを備えたものである。
また、本発明の露光装置のランプ交換方法は、ランプから発生した露光光により基板を露光する露光装置のランプ交換方法であって、ランプと、中央にランプが通る開口を有し、ランプの周囲に設けられて、ランプから発生した光を集光する集光鏡と、ランプの下端を固定するクランプとを、ランプハウスに収容し、ランプの出し入れ口を、ランプハウスの集光鏡より下の位置に設け、ランプハウス内に、クランプを上下に移動する第1のテーブルと、クランプを横に移動する第2のテーブルとを設け、第1のテーブルによりクランプを下方へ移動して、クランプに固定されたランプを、集光鏡の開口を通して下降させ、第2のテーブルによりクランプを横に移動して、クランプに固定されたランプを、集光鏡の真下の位置からランプの出し入れ口へ移動し、ランプの出し入れ口でランプを交換し、第2のテーブルによりクランプを横に移動して、クランプに固定されたランプを、ランプの出し入れ口から集光鏡の真下の位置へ移動し、第1のテーブルによりクランプを上方へ移動して、クランプに固定されたランプを、集光鏡の開口を通して上昇させるものである。
第1のテーブルによりクランプを下方へ移動して、クランプに固定されたランプを、集光鏡の開口を通して下降させ、第2のテーブルによりクランプを横に移動して、クランプに固定されたランプを、集光鏡の真下の位置からランプの出し入れ口へ移動することにより、ランプを集光鏡内からランプの出し入れ口へ容易に移動することができる。そして、ランプハウスの集光鏡より下の位置に設けたランプの出し入れ口でランプを交換するので、大容量のランプであっても交換作業が容易になり、また交換時にランプを集光鏡に接触させてランプ又は集光鏡を損傷する恐れがない。ランプの交換後、第2のテーブルによりクランプを横に移動して、クランプに固定されたランプを、ランプの出し入れ口から集光鏡の真下の位置へ移動し、第1のテーブルによりクランプを上方へ移動して、クランプに固定されたランプを、集光鏡の開口を通して上昇させることにより、ランプをランプの出し入れ口から集光鏡内へ容易に移動することができる。
さらに、本発明の露光装置は、クランプの位置を調整して、ランプの中心軸を集光鏡の開口の中心に合わせる位置調整機構を備えたものである。また、本発明の露光装置のランプ交換方法は、クランプの位置を調整する位置調整機構を設け、ランプを集光鏡の開口を通して下降又は上昇させる前に、位置調整機構によりクランプの位置を調整して、ランプの中心軸を集光鏡の開口の中心に合わせるものである。位置調整機構によりクランプの位置を調整して、ランプの中心軸を集光鏡の開口の中心に合わせるので、ランプを集光鏡の開口を通して下降又は上昇させる際、ランプが集光鏡に接触する恐れがない。
本発明によれば、ランプハウスの集光鏡より下の位置に設けたランプの出し入れ口でランプを交換することにより、大容量のランプの交換作業を容易にし、また交換時にランプを集光鏡に接触させてランプ又は集光鏡を損傷するのを防止することができる。
さらに、本発明によれば、位置調整機構によりクランプの位置を調整して、ランプの中心軸を集光鏡の開口の中心に合わせることにより、ランプを集光鏡の開口を通して下降又は上昇させる際、ランプが集光鏡に接触するのを防止することができる。
図1は、本発明の一実施の形態による露光装置の概略構成を示す図である。本実施の形態は、マスクと基板との間に微小な間隙(プロキシミティギャップ)を設けてマスクのパターンを基板へ転写するプロキシミティ露光装置の例を示している。露光装置は、ベース3、Xガイド4、Xステージ5、Yガイド6、Yステージ7、θステージ8、Z−チルト機構9、チャック10、マスクホルダ20、及び露光光照射装置30を含んで構成されている。なお、露光装置は、これらの他に、基板1を搬入する搬入ユニット、基板1を搬出する搬出ユニット、装置内の温度管理を行う温度制御ユニット等を備えている。
なお、以下に説明する実施の形態におけるXY方向は例示であって、X方向とY方向とを入れ替えてもよい。
図1において、チャック10は、基板1の露光を行う露光位置にある。露光位置の上空には、マスクホルダ20によってマスク2が保持されている。基板1は、露光位置から離れた受け渡し位置において、図示しない搬入ユニットによりチャック10へ搬入され、また図示しない搬出ユニットによりチャック10から搬出される。チャック10は、基板1を真空吸着して保持する。
チャック10は、Z−チルト機構9を介してθステージ8に搭載されており、θステージ8の下にはYステージ7及びXステージ5が設けられている。Xステージ5は、ベース3に設けられたXガイド4に搭載され、Xガイド4に沿ってX方向(図面横方向)へ移動する。Yステージ7は、Xステージ5に設けられたYガイド6に搭載され、Yガイド6に沿ってY方向(図面奥行き方向)へ移動する。θステージ8はθ方向へ回転し、Z−チルト機構9はZ方向(図面上下方向)へ移動及びチルトする。
Xステージ5のX方向への移動により、チャック10は、受け渡し位置と露光位置との間を移動される。露光位置において、Xステージ5のX方向への移動及びYステージ7のY方向への移動により、チャック10に搭載された基板1のXY方向へのステップ移動が行われる。そして、Xステージ5のX方向への移動、Yステージ7のY方向への移動、及びθステージ8のθ方向への回転により、基板1の位置決めが行われる。また、Z−チルト機構9のZ方向への移動及びチルトにより、マスク2と基板1とのギャップ合わせが行われる。
なお、本実施の形態では、Z−チルト機構9によりチャック10をZ方向へ移動及びチルトすることにより、マスク2と基板1とのギャップ合わせを行っているが、マスクホルダ20にZ−チルト機構を設けて、マスクホルダ20をZ方向へ移動及びチルトすることにより、マスク2と基板1とのギャップ合わせを行ってもよい。
マスクホルダ20の上空には、露光光照射装置30が設けられている。露光光照射装置30は、ランプ31、集光鏡32、第1平面鏡33、レンズ34、シャッター35、コリメーターレンズ36、第2平面鏡37、電源38、及びランプハウス39を含んで構成されている。ランプ31には、水銀ランプ、ハロゲンランプ、キセノンランプ等の様に、高圧ガスをバルブ内に封入したランプが使用されている。ランプ31は、電源38から給電されると点灯して、露光光を発生する。
ランプ31の周囲には、ランプ31から発生した光を集光する集光鏡32が設けられている。ランプ31から発生した光は、集光鏡32により集光され、第1平面鏡33へ照射される。第1平面鏡33で反射した光は、フライアイレンズ又はロットレンズ等からなるレンズ34へ入射し、レンズ34を透過して照度分布が均一化される。シャッター35は、基板1の露光を行う時に開き、基板1の露光を行わない時に閉じる。シャッター35が開いているとき、レンズ34を透過した光は、コリメーターレンズ36を透過して平行光線束となり、第2平面鏡37で反射して、マスク2へ照射される。マスク2へ照射された露光光により、マスク2のパターンが基板1へ転写され、基板1の露光が行われる。シャッター35が閉じているとき、レンズ34を透過した光は、シャッター35に遮断され、基板1の露光は行われない。
図2は、ランプハウスの一部断面側面図である。また、図3は、ランプハウスの一部断面正面図である。ランプハウス39には、ランプ31、集光鏡32、クランプ70、及び後述するランプ移動機構が収容されている。集光鏡32は、中央にランプ31が通る開口32aを有し、開口32aの下方には、ランプ31の下端31aを固定するクランプ70が、後述するランプ移動機構により配置されている。図2において、ランプハウス39には、扉39aで覆われたランプの出し入れ口が、集光鏡32より下の位置に設けられている。
図4はランプ移動機構の側面図、図5はランプ移動機構の正面図、図6はランプ移動機構の上面図である。ランプ移動機構は、下板40、シャフト41、上板42、リニアブシュ43、セットカラー44、カバー45、リール46、ゼンマイバネ47、昇降テーブル50、L形材51,53、スライドレール52、及びスライドテーブル60を含んで構成されている。なお、図6では、図4及び図5のランプ31より下の部分が示されており、ランプ31及び集光鏡32が破線で示されている。
図4及び図5において、下板40には、4本のシャフト41が、セットカラー44により取り付けられている。図5において、図面奥行き方向の2本のシャフト41の上端には、上板42が、セットカラー44によりそれぞれ取り付けられている。図4及び図5において、各シャフト41は、リニアブシュ43の貫通孔に通されており、リニアブシュ43に取り付けられた昇降テーブル50が、シャフト41に沿って上下に移動可能となっている。昇降テーブル50には、図示しないロック機構が設けられており、昇降テーブル50は、ロック機構により上昇した位置及び下降した位置で固定される。上板42には、カバー45が取り付けられており、カバー45内にはリール46が取り付けられている。リール46には、ゼンマイバネ47が巻き付けられており、ゼンマイバネ47の中心部はリール46に固定され、端部は昇降テーブル50の側面に固定されている。ゼンマイバネ47は、昇降テーブル50が下降するとリール46から引き出され、その巻き戻ろうとする力でランプ31の重量を支える。
図5において、昇降テーブル50の上面には、L形材51が取り付けられ、スライドテーブル60の下面には、L形材53が取り付けられている。L形材51,53には、スライドレール52が取り付けられており、スライドテーブル60は、スライドレール52に沿って、昇降テーブル50上を図面手前方向へスライド可能となっている。スライドテーブル60には、図示しないストッパー機構が設けられており、スライドテーブル60は、ストッパー機構によりスライド前の位置で固定される。図4及び図5において、スライドテーブル60の上面には、後述する位置調整機構を介して碍子71が搭載され、碍子71にはクランプ70が取り付けられている。クランプ70は、ねじ72を締めてランプ31の下端31aを固定し、ねじ72を緩めてランプ31を取り外す構成となっている。
図6において、スライドテーブル60の上面には、調整ベース61、調整ブロック62、スプリング63、シャフト64、シャフトホルダ65、モータ66、及び偏心カム67を含む位置調整機構が設けられている。図7は、位置調整機構の上面図である。調整ベース61は、所定の厚さを有し、その上面には、所定の深さに削られた四角形の凹部61aが形成されている。調整ブロック62には、凹部61aより大きく、調整ベース61の上面で凹部61aをほぼ覆う板と、凹部61aより小さく、凹部61a内に収容されて、凹部61a内で移動するブロック62aとが、一体に形成されている。調整ブロック62には、クランプ70を取り付けた碍子71が搭載されている。
ブロック62aは、凹部61a内において、スプリング63により、図面右斜め上方向及び図面右斜め下方向へ付勢されている。ブロック62aには、図面右斜め上方向又は図面右斜め下方向へ伸びるシャフト64が取り付けられている。各シャフト64は、調整ベース61に設けた貫通孔を通り、シャフトホルダ65によりそれぞれ案内されて、軸方向に移動可能となっている。モータ66のモータ軸66aには、偏心カム67が取り付けられており、シャフト64の先端は、スプリング63により偏心カム67に押し付けられている。モータ66により偏心カム67を回転すると、シャフト64がスプリング63又は偏心カム67により押され、凹部61a内でブロック62aが移動して、クランプ70の位置が調整される。
以下、本発明の一実施の形態による露光装置のランプ交換方法について説明する。ランプ31を交換する際、まず、図2において、ランプハウス39の扉39aを開き、ランプの出し入れ口を開放する。そして、ランプ31の中心軸が、集光鏡32の開口32aの中心に合っていることを確認する。通常、ランプ31は、その中心軸が集光鏡32の開口32aの中心に合った状態で使用されるが、何らかの原因でランプ31の中心軸が集光鏡32の開口32aの中心から外れている場合、位置調整機構によりクランプ70の位置を調整して、ランプ31の中心軸を集光鏡32の開口32aの中心に合わせる。
次に、図示しないロック機構を解除し、昇降テーブル50を下降させてクランプ70を下方へ移動し、クランプ70に固定されたランプ31を、集光鏡32の開口32aを通して下降させる。このとき、ゼンマイバネ47の巻き戻ろうとする力が、ランプ31の重量を支えるで、保守者は、小さな力を加えるだけで昇降テーブル50を下降させることができる。図8は、昇降テーブルを下降させたランプ移動機構の側面図である。また、図9は、昇降テーブルを下降させたランプ移動機構の正面図である。昇降テーブル50を下降させた位置で、図示しないロック機構により昇降テーブル50を固定する。
続いて、図示しないストッパー機構を解除し、スライドテーブル60をスライドさせてクランプ70を横に移動し、クランプ70に固定されたランプ31を、集光鏡32の真下の位置からランプの出し入れ口へ移動する。図10は、スライドテーブルをスライドさせたランプ移動機構の側面図である。ランプの出し入れ口において、ねじ72を緩め、ランプ31をクランプ70から取り外して、ランプの交換を行う。図11は、ランプ交換時のランプハウスの一部断面側面図である。新しいランプ31をクランプ70に装着し、ねじ72を締めて、新しいランプ31をクランプ70に固定する。
ランプ31の交換後、スライドテーブル60をスライドさせてクランプ70を横に移動し、クランプ70に固定されたランプ31を、ランプの出し入れ口から集光鏡32の真下の位置へ移動する。そして、図示しないストッパー機構によりスライドテーブル60を固定する。スライドテーブル60を固定した後、位置調整機構によりクランプ70の位置を調整して、ランプ31の中心軸を集光鏡32の開口32aの中心に合わせる。
続いて、図示しないロック機構を解除し、昇降テーブル50を上昇させてクランプ70を上方へ移動し、クランプ70に固定されたランプ31を、集光鏡32の開口32aを通して上昇させる。このとき、ゼンマイバネ47の巻き戻ろうとする力が、ランプ31の重量を支えるで、保守者は、小さな力を加えるだけで、昇降テーブル50を上昇させることができる。昇降テーブル50を上昇させた位置で、図示しないロック機構により昇降テーブル50を固定する。そして、ランプ31の中心軸が、集光鏡32の開口32aの中心に合っていることを再度確認して、ランプハウス39の扉39aを閉じる。
以上説明した実施の形態によれば、昇降テーブル50によりクランプ70を下方へ移動して、クランプ70に固定されたランプ31を、集光鏡32の開口32aを通して下降させ、スライドテーブル60によりクランプ70を横に移動して、クランプ70に固定されたランプ31を、集光鏡32の真下の位置からランプの出し入れ口へ移動することにより、ランプ31を集光鏡32内からランプの出し入れ口へ容易に移動することができる。そして、ランプハウス39の集光鏡32より下の位置に設けたランプの出し入れ口でランプ31を交換することにより、大容量のランプ31の交換作業を容易にし、また交換時にランプ31を集光鏡32に接触させてランプ31又は集光鏡32を損傷するのを防止することができる。ランプ31の交換後、スライドテーブル60によりクランプ70を横に移動して、クランプ70に固定されたランプ31を、ランプの出し入れ口から集光鏡32の真下の位置へ移動し、昇降テーブル50によりクランプ70を上方へ移動して、クランプ70に固定されたランプ31を、集光鏡32の開口32aを通して上昇させることにより、ランプ31をランプの出し入れ口から集光鏡32内へ容易に移動することができる。
さらに、以上説明した実施の形態によれば、位置調整機構によりクランプ70の位置を調整して、ランプ31の中心軸を集光鏡32の開口32aの中心に合わせることにより、ランプ31を集光鏡32の開口32aを通して下降又は上昇させる際、ランプ31が集光鏡32に接触するのを防止することができる。
本発明は、プロキシミティ露光装置に限らず、レンズ又は鏡を用いてマスクのパターンを基板上に投影する投影露光装置にも適用することができる。
本発明の一実施の形態による露光装置の概略構成を示す図である。 ランプハウスの一部断面側面図である。 ランプハウスの一部断面正面図である。 ランプ移動機構の側面図である。 ランプ移動機構の正面図である。 ランプ移動機構の上面図である。 位置調整機構の上面図である。 昇降テーブルを下降させたランプ移動機構の側面図である。 昇降テーブルを下降させたランプ移動機構の正面図である。 スライドテーブルをスライドさせたランプ移動機構の側面図である。 ランプ交換時のランプハウスの一部断面側面図である。
符号の説明
1 基板
2 マスク
3 ベース
4 Xガイド
5 Xステージ
6 Yガイド
7 Yステージ
8 θステージ
9 Z−チルト機構
10 チャック
20 マスクホルダ
30 露光光照射装置
31 ランプ
32 集光鏡
32a 開口
33 第1平面鏡
34 レンズ
35 シャッター
36 コリメーターレンズ
37 第2平面鏡
38 電源
39 ランプハウス
39a 扉
40 下板
41 シャフト
42 上板
43 リニアブシュ
44 セットカラー
45 カバー
46 リール
47 ゼンマイバネ
50 昇降テーブル
51,53 L形材
52 スライドレール
60 スライドテーブル
61 調整ベース
62 調整ブロック
63 スプリング
64 シャフト
65 シャフトホルダ
66 モータ
67 偏心カム
70 クランプ
71 碍子
72 ねじ

Claims (4)

  1. ランプから発生した露光光により基板を露光する露光装置であって、
    中央に前記ランプが通る開口を有し、前記ランプの周囲に設けられて、前記ランプから発生した光を集光する集光鏡と、
    前記ランプの下端を固定するクランプと、
    前記ランプ、前記集光鏡及び前記クランプを収容し、前記ランプの出し入れ口が前記集光鏡より下の位置に設けられたランプハウスと、
    前記ランプハウス内に設けられ、前記クランプを上下に移動して、前記クランプに固定された前記ランプを、前記集光鏡の開口を通して昇降させる第1のテーブルと、
    前記ランプハウス内に設けられ、前記クランプを横に移動して、前記クランプに固定された前記ランプを、前記集光鏡の真下の位置と前記ランプの出し入れ口との間で移動する第2のテーブルとを備えたことを特徴とする露光装置。
  2. 前記クランプの位置を調整して、前記ランプの中心軸を前記集光鏡の開口の中心に合わせる位置調整機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. ランプから発生した露光光により基板を露光する露光装置のランプ交換方法であって、
    ランプと、中央にランプが通る開口を有し、ランプの周囲に設けられて、ランプから発生した光を集光する集光鏡と、ランプの下端を固定するクランプとを、ランプハウスに収容し、
    ランプの出し入れ口を、ランプハウスの集光鏡より下の位置に設け、
    ランプハウス内に、クランプを上下に移動する第1のテーブルと、クランプを横に移動する第2のテーブルとを設け、
    第1のテーブルによりクランプを下方へ移動して、クランプに固定されたランプを、集光鏡の開口を通して下降させ、
    第2のテーブルによりクランプを横に移動して、クランプに固定されたランプを、集光鏡の真下の位置からランプの出し入れ口へ移動し、
    ランプの出し入れ口でランプを交換し、
    第2のテーブルによりクランプを横に移動して、クランプに固定されたランプを、ランプの出し入れ口から集光鏡の真下の位置へ移動し、
    第1のテーブルによりクランプを上方へ移動して、クランプに固定されたランプを、集光鏡の開口を通して上昇させることを特徴とする露光装置のランプ交換方法。
  4. クランプの位置を調整する位置調整機構を設け、
    ランプを集光鏡の開口を通して下降又は上昇させる前に、位置調整機構によりクランプの位置を調整して、ランプの中心軸を集光鏡の開口の中心に合わせることを特徴とする請求項3に記載の露光装置のランプ交換方法。
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