JP5430508B2 - プロキシミティ露光装置、プロキシミティ露光装置の装置内温度制御方法、及び表示用パネル基板の製造方法 - Google Patents

プロキシミティ露光装置、プロキシミティ露光装置の装置内温度制御方法、及び表示用パネル基板の製造方法 Download PDF

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本発明は、液晶ディスプレイ装置等の表示用パネル基板の製造において、プロキシミティ方式を用いて基板の露光を行うプロキシミティ露光装置、プロキシミティ露光装置の装置内温度制御方法、及びそれらを用いた表示用パネル基板の製造方法に関する。
表示用パネルとして用いられる液晶ディスプレイ装置のTFT(Thin Film Transistor)基板やカラーフィルタ基板、プラズマディスプレイパネル用基板、有機EL(Electroluminescence)表示パネル用基板等の製造は、露光装置を用いて、フォトリソグラフィー技術により基板上にパターンを形成して行われる。露光装置としては、レンズ又は鏡を用いてマスクのパターンを基板上に投影するプロジェクション方式と、マスクと基板との間に微小な間隙(プロキシミティギャップ)を設けてマスクのパターンを基板へ転写するプロキシミティ方式とがある。プロキシミティ方式は、プロジェクション方式に比べてパターン解像性能は劣るが、照射光学系の構成が簡単で、かつ処理能力が高く量産用に適している。
プロジェクション方式の投影露光装置では、投影光学系を構成する光学部品の光学特性が周囲の温度により変化するため、露光装置内の温度を一定に制御する必要がある。特許文献1には、露光装置内に温度制御された空気を送り込む複数のダクトを備え、複数のダクトの吹出し口を露光装置内の異なる位置にそれぞれ配置して、露光装置内の温度を制御する技術が開示されている。
特開2006−147778号公報
プロキシミティ露光装置は、投影露光装置の様な投影光学系を備えておらず、投影光学系の光学部品の光学特性が温度変化により影響を受けるという問題は無い。一方、プロキシミティ露光装置は、基板を支持するチャックと、マスクを保持するマスクホルダとを備え、マスクホルダに保持されたマスクとチャックに支持された基板とを一対一に向き合わせて基板の露光を行うため、露光光の照射によりマスク及びマスクホルダの温度が上昇すると、マスクの熱膨張が発生し、またマスクホルダの熱膨張による変形でマスクの位置が移動して、パターンの露光が精度良く行われない。そのため、プロキシミティ露光装置では、露光装置内でのマスク及びマスクホルダの温度管理が重要となる。
従来のプロキシミティ露光装置では、露光装置内に上から下へ流れる空気のダウンフローを形成して、装置内の温度制御を行っていた。しかしながら、マスクホルダの上方には、露光光を照射する照射光学系が配置されているため、ダウンフローを形成するための空調設備を設けることができず、マスク及びマスクホルダの温度制御を十分に行うことができなかった。
また、プロキシミティ露光装置では、通常、マスクホルダの下方の露光位置から離れたロード/アンロード位置において、基板のチャックに対するロード/アンロードが行われる。チャックは、チャックを移動するステージに搭載されており、ロード/アンロード位置で基板がロードされたチャックは、ステージによりマスクホルダの下方の露光位置へ移動される。このとき、ステージの移動により発生した塵埃が、ステージの移動と共にマスクホルダの下方へ拡散して、マスクの周囲に浮遊するという問題があった。
本発明の課題は、プロキシミティ露光装置において、マスク及びマスクホルダの温度制御を効果的に行うことである。また、本発明の課題は、ステージの移動により発生した塵埃がマスクホルダの下方へ拡散するのを防止することである。さらに、本発明の課題は、高品質な表示用パネル基板を製造することである。
本発明のプロキシミティ露光装置は、マスクと基板との間に微小なギャップを設けて、マスクのパターンを基板へ転写するプロキシミティ露光装置において、基板を支持するチャックと、マスクを保持するマスクホルダと、チャックをマスクホルダの下方へ移動するステージと、少なくともチャック及びマスクホルダを収容する本体収容部と、本体収容部内へ横方向に温度調節された清浄な空気を供給する空気供給装置と、本体収容部の上方に配置され、マスクホルダに保持されたマスクへ露光光を照射する照射光学系と、本体収容部の上方に本体収容部とつなげて設けられ、照射光学系を収容する照射光学系収容部と、照射光学系収容部に設けられ、本体収容部内の空気を、照射光学系収容部を介して取り込み、照射光学系収容部外へ排気する第1の排気装置とを備えたものである。
また、本発明のプロキシミティ露光装置の装置内温度制御方法は、マスクと基板との間に微小なギャップを設けて、マスクのパターンを基板へ転写するプロキシミティ露光装置の装置内温度制御方法であって、本体収容部内で、基板をチャックにより支持し、マスクをマスクホルダにより保持し、チャックをステージによりマスクホルダの下方へ移動し、本体収容部内へ横方向に温度調節された清浄な空気を供給し、本体収容部の上方に本体収容部とつなげて設けた照射光学系収容部内の照射光学系から、マスクホルダに保持されたマスクへ露光光を照射し、照射光学系収容部に第1の排気装置を設けて、第1の排気装置により、本体収容部内の空気を、照射光学系収容部を介して取り込み、照射光学系収容部外へ排気するものである。
本体収容部内へ横方向に温度調節された清浄な空気を供給するので、本体収容部内に横方向へ流れる空気のサイドフローが形成される。そして、本体収容部の上方に本体収容部とつなげて設けた照射光学系収容部に第1の排気装置を設けて、第1の排気装置により、本体収容部内の空気を、照射光学系収容部を介して取り込み、照射光学系収容部外へ排気するので、本体収容部内で横方向へ流れていた空気は、マスクホルダの上方で本体収容部から照射光学系収容部へと上昇し、マスクホルダの上方に、本体収容部から照射光学系収容部へ上方向に流れる空気の流れが形成される。この空気の流れにより、照射光学系から照射された露光光の熱がマスクホルダの周囲から放出され、マスク及びマスクホルダの温度制御が効果的に行われる。
さらに、本発明のプロキシミティ露光装置は、本体収容部内でマスクホルダを支持する複数の支柱と、各支柱に設けられ、マスクホルダの下方の空気を本体収容部外へ排気する1以上の第2の排気装置とを備えたものである。また、本発明のプロキシミティ露光装置の装置内温度制御方法は、本体収容部内でマスクホルダを複数の支柱により支持し、各支柱に第2の排気装置を設けて、第2の排気装置により、マスクホルダの下方の空気を本体収容部外へ排気するものである。ステージの移動により発生した塵埃が、マスクホルダを支持する複数の支柱に設けた第2の排気装置により本体収容部外へ排出され、マスクホルダの下方へ拡散しない。
さらに、本発明のプロキシミティ露光装置は、マスクホルダが、マスクの周辺部を保持する複数の独立したホルダ部と、複数のホルダ部の一部又は全部をマスクの大きさに応じて移動する移動機構とを有し、ホルダ部及び移動機構を覆うマスクホルダカバーと、マスクホルダカバーに設けられ、マスクホルダカバー内の空気を本体収容部外へ排気する排気口とを備えたものである。
また、本発明のプロキシミティ露光装置の装置内温度制御方法は、マスクホルダに複数の独立したホルダ部を設け、複数のホルダ部の一部又は全部を移動機構によりマスクの大きさに応じて移動して、複数のホルダ部によりマスクの周辺部を保持し、マスクホルダのホルダ部及び移動機構をマスクホルダカバーで覆い、マスクホルダカバーに排気口を設けて、マスクホルダカバー内の空気を排気口から本体収容部外へ排気するものである。
マスクホルダに複数の独立したホルダ部を設け、複数のホルダ部の一部又は全部を移動機構によりマスクの大きさに応じて移動するので、異なる大きさのマスクを複数のホルダ部により保持して露光を行うことができる。そして、マスクホルダのホルダ部及び移動機構をマスクホルダカバーで覆い、マスクホルダカバーに排気口を設けて、マスクホルダカバー内の空気を排気口から本体収容部外へ排気するので、ホルダ部の移動により発生した塵埃が、マスクホルダカバーの外へ拡散しないで、排気口から排出される。
本発明の表示用パネル基板の製造方法は、上記のプロキシミティ露光装置を用いて基板の露光を行い、あるいは、上記のプロキシミティ露光装置の装置内温度制御方法を用いて装置内の温度を制御しながら、基板の露光を行うものである。マスク及びマスクホルダの温度制御が効果的に行われるので、パターンの露光が精度良く行われ、高品質な表示用パネル基板が製造される。
本発明のプロキシミティ露光装置及びプロキシミティ露光装置の装置内温度制御方法によれば、本体収容部内へ横方向に温度調節された清浄な空気を供給し、本体収容部の上方に本体収容部とつなげて設けた照射光学系収容部に第1の排気装置を設けて、第1の排気装置により、本体収容部内の空気を、照射光学系収容部を介して取り込み、照射光学系収容部外へ排気することにより、照射光学系から照射された露光光の熱をマスクホルダの周囲から放出して、マスク及びマスクホルダの温度制御を効果的に行うことができる。
さらに、本発明のプロキシミティ露光装置及びプロキシミティ露光装置の装置内温度制御方法によれば、本体収容部内でマスクホルダを支持する複数の支柱に第2の排気装置を設けて、第2の排気装置により、マスクホルダの下方の空気を本体収容部外へ排気することにより、ステージの移動により発生した塵埃がマスクホルダの下方へ拡散するのを防止することができる。
さらに、本発明のプロキシミティ露光装置及びプロキシミティ露光装置の装置内温度制御方法によれば、マスクホルダに複数の独立したホルダ部を設け、複数のホルダ部の一部又は全部を移動機構によりマスクの大きさに応じて移動して、複数のホルダ部によりマスクの周辺部を保持し、マスクホルダのホルダ部及び移動機構をマスクホルダカバーで覆い、マスクホルダカバーに排気口を設けて、マスクホルダカバー内の空気を排気口から本体収容部外へ排気することにより、ホルダ部の移動により発生した塵埃を、マスクホルダカバーの外へ拡散させないで、排気口から排出することができる。
本発明の表示用パネル基板の製造方法によれば、マスク及びマスクホルダの温度制御を効果的に行うことができるので、パターンの露光を精度良く行って、高品質な表示用パネル基板を製造することができる。
本発明の一実施の形態によるプロキシミティ露光装置の概略構成を示す図である。 本発明の一実施の形態によるプロキシミティ露光装置の上面図である。 一方のチャックを露光位置へ移動した状態を示す図である。 Xステージに設けられた排気カバーの斜視図である。 ベースに設けられた排気カバーの斜視図である。 装置内の空気の流れを示す図である。 図7(a)はマスクホルダ及びマスクホルダカバーの上面図、図7(b)は図7(a)のA−A部の断面図である。 図8(a)はマスクホルダの下面図、図8(b)は図8(a)のB−B部の断面図である。 液晶ディスプレイ装置のTFT基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。 液晶ディスプレイ装置のカラーフィルタ基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。
図1は、本発明の一実施の形態によるプロキシミティ露光装置の概略構成を示す図である。また、図2は、本発明の一実施の形態によるプロキシミティ露光装置の上面図である。本実施の形態は、基板を支持するチャックを2つ備えたプロキシミティ露光装置の例を示しているが、チャックの数は2つに限定されるものではなく、1つ又は3つ以上であってもよい。プロキシミティ露光装置は、ベース3、Xガイド4、Xステージ5、Yガイド6、Yステージ7、θステージ8、チャック支持台9、チャック10、マスクホルダ20、トップフレーム21、支柱22、照射光学系、照射光学系収容部30、排気カバー40,50、排気ダクト55、恒温送風機60、送風ダクト61、本体収容部70、空気供給装置71、排気装置72,73、及びマスクホルダカバー80を含んで構成されている。なお、図2では、トッププレーム21より上に配置された本体収容部70の天井、照射光学系、及び照射光学系収容部30が省略されている。プロキシミティ露光装置は、これらの他に、基板1をチャック10へ搬入し、また基板1をチャック10から搬出する基板搬送ロボット等を備えている。
なお、以下に説明する実施の形態におけるXY方向は例示であって、X方向とY方向とを入れ替えてもよい。
図1及び図2において、各チャック10は、基板1のロード及びアンロードを行うそれぞれのロード/アンロード位置にある。それぞれのロード/アンロード位置において、図示しない基板搬送ロボットにより、基板1がチャック10へ搬入され、また基板1がチャック10から搬出される。チャック10への基板1のロード及びチャック10からの基板1のアンロードは、チャック10に設けた複数の突き上げピンを用いて行われる。突き上げピンは、チャック10の内部に収納されており、チャック10の内部から上昇して、基板1をチャック10にロードする際、基板搬送ロボットから基板1を受け取り、基板1をチャック10からアンロードする際、基板搬送ロボットへ基板1を受け渡す。チャック10は、基板1の裏面を真空吸着して支持する。
各チャック10の内部には、例えば温度調節用の水を通すパイプ等から成る温度調節機構が設けられており、基板1からチャック10へ熱が伝わることにより、基板1の温度調節が行われる。
図3は、一方のチャックを露光位置へ移動した状態を示す図である。基板1の露光を行う露光位置の上空には、マスク2を保持するマスクホルダ20が配置されている。マスクホルダ20は、トップフレーム21に取り付けられており、トップフレーム21は、支柱22により露光位置の上空に支持されている。マスクホルダ20に保持されたマスク2の上空には、照射光学系が配置されている。露光時、照射光学系からの露光光がマスク2を透過して基板1へ照射されることにより、マスク2のパターンが基板1の表面に転写され、基板上にパターンが形成される。
図1及び図3において、各チャック10は、チャック支持台9を介してθステージ8に搭載されており、θステージ8の下にはYステージ7及びXステージ5が設けられている。Xステージ5は、ベース3に設けられたXガイド4に搭載され、Xガイド4に沿ってX方向(図1及び図3の図面横方向)へ移動する。Yステージ7は、Xステージ5に設けられたYガイド6に搭載され、Yガイド6に沿ってY方向(図1及び図3の図面奥行き方向)へ移動する。Xステージ5及びYステージ7は、ボールねじ及びモータや、リニアモータ等の図示しない駆動装置により駆動される。θステージ8は、Yステージ7に搭載され、θ方向へ回転する。チャック支持台9は、θステージ8に搭載され、チャック10を複数箇所で支持する。
Xステージ5のX方向への移動及びYステージ7のY方向への移動により、各チャック10は、それぞれのロード/アンロード位置と露光位置との間を移動される。それぞれのロード/アンロード位置において、Xステージ5のX方向への移動、Yステージ7のY方向への移動、及びθステージ8のθ方向への回転により、チャック10に搭載された基板1のプリアライメントが行われる。露光位置において、Xステージ5のX方向への移動及びYステージ7のY方向への移動により、チャック10に搭載された基板1のXY方向へのステップ移動が行われる。そして、Xステージ5のX方向への移動、Yステージ7のY方向への移動、及びθステージ8のθ方向への回転により、基板1のアライメントが行われる。また、図示しないZ−チルト機構によりマスクホルダ20をZ方向(図3の図面上下方向)へ移動及びチルトすることにより、マスク2と基板1とのギャップ合わせが行われる。
なお、本実施の形態では、マスクホルダ20をZ方向へ移動及びチルトすることにより、マスク2と基板1とのギャップ合わせを行っているが、チャック支持台9にZ−チルト機構を設けて、チャック10をZ方向へ移動及びチルトすることにより、マスク2と基板1とのギャップ合わせを行ってもよい。
図1及び図3において、照射光学系は、ランプ31、集光鏡32、第1平面鏡33、レンズ群34、シャッター35、コリメーションレンズ群36、及び第2平面鏡37を含んで構成されている。ランプ31には、水銀ランプ、ハロゲンランプ、キセノンランプ等の様に、高圧ガスをバルブ内に封入した放電型のランプが使用されている。
ランプ31の周囲には、ランプ31から発生した光を集光する集光鏡32が設けられている。ランプ31から発生した光は、集光鏡32により集光され、第1平面鏡33へ照射される。第1平面鏡33で反射した光は、フライアイレンズ又はロットレンズ等から成るレンズ群34へ入射し、レンズ群34を透過して照度分布が均一化される。シャッター35は、基板1の露光を行う時に開き、基板1の露光を行わない時に閉じる。シャッター35が開いているとき、レンズ群34を透過した光は、コリメーションレンズ群36を透過して平行光線束となり、第2平面鏡37で反射して、マスク2へ照射される。マスク2へ照射された露光光により、マスク2のパターンが基板1へ転写され、基板1の露光が行われる。シャッター35が閉じているとき、レンズ群34を透過した光は、シャッター35に遮断され、基板1の露光は行われない。
以下、本発明の一実施の形態によるプロキシミティ露光装置の装置内温度制御方法について説明する。図1〜図3において、ベース3の外側には、ベース3、Xガイド4、Xステージ5、Yガイド6、Yステージ7、θステージ8、チャック支持台9、チャック10、マスクホルダ20、トップフレーム21、及び支柱22を収容する本体収容部70が設けられている。本体収容部70の天井には、照射光学系からの露光光が通過する開口が設けられている。本体収容部70の側壁には、空気供給装置71が設けられている。空気供給装置71は、本体収容部70内へ横方向に温度調節された清浄な空気を供給する。
図1及び図3において、本体収容部70の上方には、照射光学系を収容する照射光学系収容部30が設けられている。照射光学系収容部30は、ランプ31、集光鏡32、及び第1平面鏡33を収容するランプハウス30aと、コリメーションレンズ群36及び第2平面鏡37を収容するミラーハウス30bとを含んで構成されている。ミラーハウス30bの床には、露光光が通過する開口(本体収容部70の天井の開口)が設けられており、この開口によりミラーハウス30bは本体収容部70とつながっている。ミラーハウス30bの側壁には、排気装置72が設けられている。排気装置72は、本体収容部70内の空気を、ミラーハウス30bを介して取り込み、排気ダクト55からミラーハウス30b外へ排気する。
図1〜図3において、マスクホルダ20が取り付けられたトップフレーム21を支持する4本の支柱22の側面には、排気装置73が設けられている。排気装置73は、マスクホルダ20の下方の空気を、排気ダクト55から本体収容部70外へ排気する。
Xステージ5のY方向へ伸びる2つの側面には、Yステージ7の移動範囲に渡って、排気カバー40がそれぞれ設けられている。また、ベース3のX方向へ伸びる2つの側面には、排気カバー50がそれぞれ設けられている。
図4は、Xステージに設けられた排気カバーの斜視図である。各排気カバー40は、内部が空洞であって、2つの排気カバーの互いに向かい合う側面には、Yステージ7の移動範囲に渡って、吸気口41がそれぞれ設けられている。各排気カバー40の両端には、フィルタ付きファン42がそれぞれ取り付けられている。各フィルタ付きファン42の働きにより、図4に矢印で示す様に、本体収容部70内の空気が、各吸気口41から各排気カバー40内へ取り込まれて、各フィルタ付きファン42から排出される。
図5は、ベースに設けられた排気カバーの斜視図である。各排気カバー50は、内部が空洞であって、2つの排気カバー50の互いに向かい合う側面には、吸気口51がそれぞれ設けられている。また、各排気カバー50の吸気口51が設けられた側面と反対側の側面には、複数の排気ダクト55がそれぞれ設けられている。図5に矢印で示す様に、本体収容部70内の空気が、各吸気口51から各排気カバー50内へ取り込まれて、複数の排気ダクト55から本体収容部70外へ排出される。
図4及び図5において、排気カバー40,50内には、ケーブルガイド43,53がそれぞれ設置されており、ケーブルガイド43,53内には、ステージの駆動装置、空気圧回路、チャック10の温度調節機構等へ電力、圧縮空気、温度調節用の水等を供給するケーブル及び配管がそれぞれ収納されている。図4において、ケーブルガイド43の一端は、Yステージ7に接続されており、Yステージ7に設けられたケーブルガイド受け44により支持されて、Yステージ7と伴に移動する。Yステージ7に接続されたケーブル及び配管を排気カバー40内に収納するので、ケーブル及び配管の移動により発生する塵埃が、排気カバー40の両端に取り付けたフィルタ付きファン42により回収され、本体収容部70内へ広がらない。
また、図5において、ケーブルガイド53の一端は、Xステージ5に接続されており、Xステージ5に設けられたケーブルガイド受け54により支持されて、Xステージ5と伴に移動する。Xステージ5に接続されたケーブル及び配管を排気カバー50内に収納するので、ケーブル及び配管の移動により発生する塵埃が、本体収容部70内へ広がることなく、本体収容部70外へ空気と一緒に排出される。
図1〜図3において、排気ダクト55は、本体収容部70外に設けられた恒温送風機60へ接続されている。恒温送風機60は、排気ダクト55から排出された空気内の塵埃をフィルタで除去し、空気の温度を調節して、温度調節された空気を、送風ダクト61を介して、本体収容部70の側壁に設けられた空気供給装置71へ供給する。
図6は、装置内の空気の流れを示す図である。空気供給装置71から供給された空気により、本体収容部70内に横方向へ流れる空気のサイドフローが形成される。そして、本体収容部70の上方に本体収容部70とつなげて設けた照射光学系収容部30に排気装置72を設けて、排気装置72により、本体収容部70内の空気を、照射光学系収容部30を介して取り込み、照射光学系収容部30外へ排気するので、本体収容部70内で横方向へ流れていた空気は、マスクホルダ20の上方で本体収容部70から照射光学系収容部30へと上昇し、マスクホルダ20の上方に、本体収容部70から照射光学系収容部30へ上方向に流れる空気の流れが形成される。この空気の流れにより、照射光学系から照射された露光光の熱がマスクホルダ20の周囲から放出され、マスク2及びマスクホルダ20の温度制御が効果的に行われる。
さらに、本体収容部70内でマスクホルダ20を支持する複数の支柱22に排気装置73を設けて、排気装置73により、マスクホルダ20の下方の空気を本体収容部70外へ排気するので、Xステージ5の移動により発生した塵埃が、排気装置72により本体収容部70外へ排出され、マスクホルダ20の下方へ拡散しない。
また、チャック10の下方に設けた吸気口41から本体収容部70内の空気を取り込むので、図6に矢印で示す様に、横方向へ流れる空気が、基板1の表面を伝って、チャック10の下方に設けた吸気口41へ回り込み、図3に示す様にマスク2が基板1の上方に基板1と接近して配置されても、基板1の表面へ温度調節された清浄な空気が供給される。さらに、チャック10の下方に設けた吸気口41をチャック10と伴に移動するので、常に基板1の表面へ温度調節された清浄な空気が供給される。
図7(a)はマスクホルダ及びマスクホルダカバーの上面図、図7(b)は図7(a)のA−A部の断面図である。また、図8(a)はマスクホルダの下面図、図8(b)は図8(a)のB−B部の断面図である。マスクホルダ20は、ホルダフレーム20a、プレート20b、取り付けブロック23、ホルダ部24a,24b、及びホルダ部24bの移動機構を含んで構成されている。ホルダフレーム20aは、断面がI字形の形材で四角形の枠を形成し、四角形の枠の側面に、断面がI字形の形材を覆う板材を取り付けて構成されている。ホルダフレーム20aの底面には、プレート20bが取り付けられており、プレート20bには、四角形の開口20cが設けられている。
ホルダ部24aは、長方形の板状で、取り付けブロック23により、プレート20bの下面に取り付けられている。また、ホルダ部24bは、長方形の板状で、移動機構により、プレート20bの下面に移動可能に取り付けられている。なお、図7(a)及び図8(a)において、取り付けブロック23は、プレート20bとホルダ部24aとの間に位置し、破線で示されている。
図7(a)及び図8(a)に示す様に、2つのホルダ部24bは、2つのホルダ部24aに挟まれ、ホルダ部24aとホルダ部24bとにより、プレート20bに設けられた開口20cの内側に、露光光が通る四角形の開口が形成されている。図8(a)に示す様に、ホルダ部24a,24bのマスク保持面(下面)の開口の周辺には、マスク2を真空吸着する吸着溝25が設けられている。ホルダ部24aに設けられた吸着溝25は、マスクの大きさに合わせて3つに分割されている。
移動機構は、ガイド26、ボールねじ27、及びモータ28を含んで構成されている。図7(b)に示す様に、ホルダ部24bは、プレート20bの下面に設けられたガイド26に搭載されている。図7(a)及び図8(a)において、ホルダ部24bには、ボールねじ27により移動するナットが取り付けられている。ボールねじ27は、ホルダフレーム20aに取り付けられたモータ28の回転軸に連結されている。ボールねじ27をモータ28で回転することにより、ホルダ部24bは、ガイド26に沿って図面縦方向へ移動する。なお、図7(a)及び図8(a)において、ガイド26の大部分及びボールねじ27は、プレート20bとホルダ部24bとの間に位置し、破線で示されている。
本実施の形態は、縦横の一方の大きさだけが異なる複数のマスクを使用する例を示している。図7(a)及び図8(a)において、図面横方向に向かい合う2つのホルダ部24aは、予め、マスクの図面横方向の大きさに合わせて取り付けられている。マスク2を装着する場合、図面縦方向に向かい合う2つのホルダ部24bを、マスク2の図面縦方向の大きさに応じて、ガイド26に沿って図面縦方向へ移動する。そして、マスク2をホルダ部24a,24bに装着し、マスク2を4つのホルダ部24a,24bにより保持する。ホルダ部24a,24bは、吸着溝25により、マスク2の周辺部を真空吸着する。2つのホルダ部24aは、四角形のマスク2の図面横方向に向かい合う二辺を保持し、2つのホルダ部24bは、四角形のマスク2の図面縦方向に向かい合う二辺を保持する。
マスク2と図面縦方向の大きさが異なるマスクを装着する場合、図面縦方向に向かい合う2つのホルダ部24bを、マスク2の図面縦方向の大きさに応じて、ガイド26に沿って図面縦方向へ移動する。マスクホルダ20に複数の独立したホルダ部24a,24bを設け、ホルダ部24bをマスク2の大きさに応じて移動機構により移動するので、異なる大きさのマスクを複数のホルダ部24a,24bにより保持して露光を行うことができる。なお、縦横の大きさが異なる複数のマスクを使用する場合は、マスクの縦横の大きさに応じて、ホルダ部24a,24bの両方を移動する構成にすればよい。
図7(b)において、ホルダフレーム20aの底面側には、プレート20b、取り付けブロック23、ホルダ部24a,24b、ガイド26、及びボールねじ27を覆うマスクホルダカバー80が取り付けられている。マスクホルダカバー80の底面には、マスク2より若干大きい開口が設けられている。また、マスクホルダカバー80の側面には、排気口55aが設けられており、排気口55aは、マスクホルダカバー80内の空気を排気ダクト55から本体収容部70外へ排気する。排気ダクト55は、本体収容部70外に設けられた恒温送風機60へ接続されている。
マスクホルダ20のホルダ部24a,24b及び移動機構をマスクホルダカバー80で覆い、マスクホルダカバー80に排気口55aを設けて、マスクホルダカバー80内の空気を排気口55aから本体収容部70外へ排気するので、ホルダ部24bの移動によりガイド26等から発生した塵埃が、マスクホルダカバー80の外へ拡散しないで、排気口55aから排出される。
以上説明した実施の形態によれば、本体収容部70内へ横方向に温度調節された清浄な空気を供給し、本体収容部70の上方に本体収容部70とつなげて設けた照射光学系収容部30に排気装置72を設けて、排気装置72により、本体収容部70内の空気を、照射光学系収容部30を介して取り込み、照射光学系収容部30外へ排気することにより、照射光学系から照射された露光光の熱をマスクホルダ20の周囲から放出して、マスク2及びマスクホルダ20の温度制御を効果的に行うことができる。
さらに、本体収容部70内でマスクホルダ20を支持する複数の支柱22に排気装置73を設けて、排気装置73により、マスクホルダ20の下方の空気を本体収容部70外へ排気することにより、Xステージ5の移動により発生した塵埃がマスクホルダ20の下方へ拡散するのを防止することができる。
さらに、マスクホルダ20に複数の独立したホルダ部24a,24bを設け、複数のホルダ部24a,24bの一部又は全部を移動機構によりマスク2の大きさに応じて移動して、複数のホルダ部24a,24bによりマスク2の周辺部を保持し、マスクホルダ20のホルダ部24a,24b及び移動機構をマスクホルダカバー80で覆い、マスクホルダカバー80に排気口を55a設けて、マスクホルダカバー80内の空気を排気口55aから本体収容部70外へ排気することにより、ホルダ部24a,24bの移動により発生した塵埃を、マスクホルダカバー80の外へ拡散させないで、排気口55aから排出することができる。
本発明のプロキシミティ露光装置を用いて基板の露光を行い、あるいは、本発明のプロキシミティ露光装置の装置内温度制御方法を用いて装置内の温度を制御しながら、基板の露光を行うことにより、マスク及びマスクホルダの温度制御を効果的に行うことができるので、パターンの露光を精度良く行って、高品質な表示用パネル基板を製造することができる。
例えば、図9は、液晶ディスプレイ装置のTFT基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。薄膜形成工程(ステップ101)では、スパッタ法やプラズマ化学気相成長(CVD)法等により、基板上に液晶駆動用の透明電極となる導電体膜や絶縁体膜等の薄膜を形成する。レジスト塗布工程(ステップ102)では、ロール塗布法等により感光樹脂材料(フォトレジスト)を塗布して、薄膜形成工程(ステップ101)で形成した薄膜上にフォトレジスト膜を形成する。露光工程(ステップ103)では、プロキシミティ露光装置や投影露光装置等を用いて、マスクのパターンをフォトレジスト膜に転写する。現像工程(ステップ104)では、シャワー現像法等により現像液をフォトレジスト膜上に供給して、フォトレジスト膜の不要部分を除去する。エッチング工程(ステップ105)では、ウエットエッチングにより、薄膜形成工程(ステップ101)で形成した薄膜の内、フォトレジスト膜でマスクされていない部分を除去する。剥離工程(ステップ106)では、エッチング工程(ステップ105)でのマスクの役目を終えたフォトレジスト膜を、剥離液によって剥離する。これらの各工程の前又は後には、必要に応じて、基板の洗浄/乾燥工程が実施される。これらの工程を数回繰り返して、基板上にTFTアレイが形成される。
また、図10は、液晶ディスプレイ装置のカラーフィルタ基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。ブラックマトリクス形成工程(ステップ201)では、レジスト塗布、露光、現像、エッチング、剥離等の処理により、基板上にブラックマトリクスを形成する。着色パターン形成工程(ステップ202)では、染色法、顔料分散法、印刷法、電着法等により、基板上に着色パターンを形成する。この工程を、R、G、Bの着色パターンについて繰り返す。保護膜形成工程(ステップ203)では、着色パターンの上に保護膜を形成し、透明電極膜形成工程(ステップ204)では、保護膜の上に透明電極膜を形成する。これらの各工程の前、途中又は後には、必要に応じて、基板の洗浄/乾燥工程が実施される。
図9に示したTFT基板の製造工程では、露光工程(ステップ103)において、図10に示したカラーフィルタ基板の製造工程では、ブラックマトリクス形成工程(ステップ201)及び着色パターン形成工程(ステップ202)の露光処理において、本発明のプロキシミティ露光装置又は本発明のプロキシミティ露光装置の装置内温度制御方法を適用することができる。
1 基板
2 マスク
3 ベース
4 Xガイド
5 Xステージ
6 Yガイド
7 Yステージ
8 θステージ
9 チャック支持台
10 チャック
20 マスクホルダ
20a ホルダフレーム
20b プレート
20c 開口
21 トップフレーム
22 支柱
23 取り付けブロック
24a,24b ホルダ部
25 吸着溝
26 ガイド
27 ボールねじ
28 モータ
30 照射光学系収容部
30a ランプハウス
30b ミラーハウス
31 ランプ
32 集光鏡
33 第1平面鏡
34 レンズ群
35 シャッター
36 コリメーションレンズ群
37 第2平面鏡
40,50 排気カバー
41,51 吸気口
42 フィルタ付きファン
43,53 ケーブルガイド
44,54 ケーブルガイド受け
55 排気ダクト
55a 排気口
60 恒温送風機
61 送風ダクト
70 本体収容部
71 空気供給装置
72,73 排気装置
80 マスクホルダカバー

Claims (8)

  1. マスクと基板との間に微小なギャップを設けて、マスクのパターンを基板へ転写するプロキシミティ露光装置において、
    基板を支持するチャックと、
    マスクを保持するマスクホルダと、
    前記チャックを前記マスクホルダの下方へ移動するステージと、
    少なくとも前記チャック及び前記マスクホルダを収容する本体収容部と、
    前記本体収容部内へ横方向に温度調節された清浄な空気を供給する空気供給装置と、
    前記本体収容部の上方に配置され、前記マスクホルダに保持されたマスクへ露光光を照射する照射光学系と、
    前記本体収容部の上方に前記本体収容部とつなげて設けられ、前記照射光学系を収容する照射光学系収容部と、
    前記照射光学系収容部に設けられ、前記本体収容部内の空気を、前記照射光学系収容部を介して取り込み、前記照射光学系収容部外へ排気する第1の排気装置とを備えたことを特徴とするプロキシミティ露光装置。
  2. 前記本体収容部内で前記マスクホルダを支持する複数の支柱と、
    各支柱に設けられ、前記マスクホルダの下方の空気を前記本体収容部外へ排気する1以上の第2の排気装置とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のプロキシミティ露光装置。
  3. 前記マスクホルダは、マスクの周辺部を保持する複数の独立したホルダ部と、該複数のホルダ部の一部又は全部をマスクの大きさに応じて移動する移動機構とを有し、
    前記ホルダ部及び前記移動機構を覆うマスクホルダカバーと、
    前記マスクホルダカバーに設けられ、前記マスクホルダカバー内の空気を前記本体収容部外へ排気する排気口とを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプロキシミティ露光装置。
  4. マスクと基板との間に微小なギャップを設けて、マスクのパターンを基板へ転写するプロキシミティ露光装置の装置内温度制御方法であって、
    本体収容部内で、基板をチャックにより支持し、マスクをマスクホルダにより保持し、チャックをステージによりマスクホルダの下方へ移動し、
    本体収容部内へ横方向に温度調節された清浄な空気を供給し、
    本体収容部の上方に本体収容部とつなげて設けた照射光学系収容部内の照射光学系から、マスクホルダに保持されたマスクへ露光光を照射し、
    照射光学系収容部に第1の排気装置を設けて、第1の排気装置により、本体収容部内の空気を、照射光学系収容部を介して取り込み、照射光学系収容部外へ排気することを特徴とするプロキシミティ露光装置の装置内温度制御方法。
  5. 本体収容部内でマスクホルダを複数の支柱により支持し、
    各支柱に第2の排気装置を設けて、第2の排気装置により、マスクホルダの下方の空気を本体収容部外へ排気することを特徴とする請求項4に記載のプロキシミティ露光装置の装置内温度制御方法。
  6. マスクホルダに複数の独立したホルダ部を設け、複数のホルダ部の一部又は全部を移動機構によりマスクの大きさに応じて移動して、複数のホルダ部によりマスクの周辺部を保持し、
    マスクホルダのホルダ部及び移動機構をマスクホルダカバーで覆い、
    マスクホルダカバーに排気口を設けて、マスクホルダカバー内の空気を排気口から本体収容部外へ排気することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のプロキシミティ露光装置の装置内温度制御方法。
  7. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のプロキシミティ露光装置を用いて基板の露光を行うことを特徴とする表示用パネル基板の製造方法。
  8. 請求項4乃至請求項6のいずれか一項に記載のプロキシミティ露光装置の装置内温度制御方法を用いて装置内の温度を制御しながら、基板の露光を行うことを特徴とする表示用パネル基板の製造方法。
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