JP5032152B2 - 接着剤除去装置及び接着剤除去方法 - Google Patents
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Description
従って、ラベルLが剥離された後の剥離シートRLに接着剤Aが残留したときに、その接着剤Aがピンチローラ61の外周面に付着してしまい、ピンチローラ61を経過した後の剥離シートRLが、図中二点鎖線で示される本来の回収軌跡から外れ、ピンチローラ61と駆動ローラ60とに再び巻き込まれてしまう不都合を招来する。
ここで、巻取軸63の巻取力を強くすれば上記問題は解決するが、ピンチローラ61と巻取軸63との間で剥離シートRLが切断されてしまい、回収不良を引き起こしてしまうという別の不都合を発生してしまう。
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、剥離シートに接着剤が残留しても、剥離シートを回収する途中で接着剤を除去することができ、剥離シートの絡み付きに起因した動作不良を未然に防止することのできる接着剤除去装置及び除去方法を提供することにある。
前記剥離シートのラベル仮着面に作用する作用手段を配置して前記残留接着剤を除去するものであり、前記作用手段は、前記繰出手段が剥離シートを挟み込む位置よりも剥離シート繰出方向上流側でラベル仮着面に接する位置に配置された除去ローラにより構成され、当該除去ローラは、駆動手段を介して回転及び/又は回転方向が制御可能に設けられる、という構成を採っている。
前記剥離シートのラベル仮着面に作用する作用手段を配置して前記残留接着剤を除去するものであり、前記作用手段は、前記繰出手段が剥離シートを挟み込む位置よりも剥離シート繰出方向上流側でラベル仮着面に接する位置に配置された除去ローラにより構成され、当該除去ローラは、その軸線方向に進退可能に設けられる、という構成を採ることができる。
前記剥離シートのラベル仮着面に作用する作用手段を配置して前記残留接着剤を除去するものであり、前記作用手段は、前記繰出手段が剥離シートを挟み込む位置よりも剥離シート繰出方向上流側でラベル仮着面に接する位置に配置されたブラシにより構成される、という構成を採ることもできる。
前記剥離シートのラベル仮着面に作用する作用手段を配置して前記残留接着剤を除去するものであり、前記作用手段は、前記繰出手段が剥離シートを挟み込む位置よりも剥離シート繰出方向上流側でラベル仮着面に高圧の気体を噴射して除去したり、化学反応によって前記残留接着剤の接着力を低下若しくは無くすような気体を吹き付けたり、エネルギー線で前記残留接着剤の接着力を低下若しくは無くすような非接触タイプの部材により構成される、という構成を採ることができる。
前記駆動ローラとピンチローラとで剥離シートを挟み込む位置よりも剥離シート繰出方向上流側でラベル仮着面に接するように除去ローラを配置し、当該除去ローラの回転及び/又は回転方向を制御することにより前記残留接着剤を除去する、という方法を採っている。
前記駆動ローラとピンチローラとで剥離シートを挟み込む位置よりも剥離シート繰出方向上流側でラベル仮着面に接するように除去ローラを配置し、当該除去ローラをその軸線に進退させることにより前記残留接着剤を除去する、という方法を採ることもできる。
このような接着剤Aの残留が生じても、本実施形態によれば、前記除去ローラ35が剥離シートRLのラベル仮着面側に摩擦抵抗を付与しつつ回転するため、除去ローラ35の外周面に接着剤Aが転着するように作用して当該接着剤Aを前記ラベル仮着面から除去することとなる。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
11 支持手段
12 剥離手段
14 繰出手段
15 接着剤除去装置
16 回収手段
35 除去ローラ(作用手段)
36 駆動手段
L ラベル
R 原反
RL 剥離シート
W 被着体
Claims (6)
- 帯状の剥離シートを繰出手段の駆動ローラ及びピンチローラの間に挟み込んだ状態で、前記剥離シートにラベルが仮着された原反を繰出可能とし、当該原反を繰り出す過程で剥離手段によってラベルが剥離された剥離シート上に残留する接着剤を除去する接着剤除去装置であって、
前記剥離シートのラベル仮着面に作用する作用手段を配置して前記残留接着剤を除去するものであり、前記作用手段は、前記繰出手段が剥離シートを挟み込む位置よりも剥離シート繰出方向上流側でラベル仮着面に接する位置に配置された除去ローラにより構成され、当該除去ローラは、駆動手段を介して回転及び/又は回転方向が制御可能に設けられていることを特徴とする接着剤除去装置。 - 帯状の剥離シートを繰出手段の駆動ローラ及びピンチローラの間に挟み込んだ状態で、前記剥離シートにラベルが仮着された原反を繰出可能とし、当該原反を繰り出す過程で剥離手段によってラベルが剥離された剥離シート上に残留する接着剤を除去する接着剤除去装置であって、
前記剥離シートのラベル仮着面に作用する作用手段を配置して前記残留接着剤を除去するものであり、前記作用手段は、前記繰出手段が剥離シートを挟み込む位置よりも剥離シート繰出方向上流側でラベル仮着面に接する位置に配置された除去ローラにより構成され、当該除去ローラは、その軸線方向に進退可能に設けられていることを特徴とする接着剤除去装置。 - 帯状の剥離シートを繰出手段の駆動ローラ及びピンチローラの間に挟み込んだ状態で、前記剥離シートにラベルが仮着された原反を繰出可能とし、当該原反を繰り出す過程で剥離手段によってラベルが剥離された剥離シート上に残留する接着剤を除去する接着剤除去装置であって、
前記剥離シートのラベル仮着面に作用する作用手段を配置して前記残留接着剤を除去するものであり、前記作用手段は、前記繰出手段が剥離シートを挟み込む位置よりも剥離シート繰出方向上流側でラベル仮着面に接する位置に配置されたブラシにより構成されていることを特徴とする接着剤除去装置。 - 帯状の剥離シートを繰出手段の駆動ローラ及びピンチローラの間に挟み込んだ状態で、前記剥離シートにラベルが仮着された原反を繰出可能とし、当該原反を繰り出す過程で剥離手段によってラベルが剥離された剥離シート上に残留する接着剤を除去する接着剤除去装置であって、
前記剥離シートのラベル仮着面に作用する作用手段を配置して前記残留接着剤を除去するものであり、前記作用手段は、前記繰出手段が剥離シートを挟み込む位置よりも剥離シート繰出方向上流側でラベル仮着面に高圧の気体を噴射して除去したり、化学反応によって前記残留接着剤の接着力を低下若しくは無くすような気体を吹き付けたり、エネルギー線で前記残留接着剤の接着力を低下若しくは無くすような非接触タイプの部材により構成されていることを特徴とする接着剤除去装置。 - 帯状の剥離シートを繰出手段の駆動ローラ及びピンチローラの間に挟み込んだ状態で、前記剥離シートにラベルが仮着された原反を繰出可能とし、当該原反を繰り出す過程で前記ラベルを剥離して剥離シート上に残留する接着剤を除去する接着剤除去方法であって、
前記駆動ローラとピンチローラとで剥離シートを挟み込む位置よりも剥離シート繰出方向上流側でラベル仮着面に接するように除去ローラを配置し、当該除去ローラの回転及び/又は回転方向を制御することにより前記残留接着剤を除去することを特徴とする接着剤除去方法。 - 帯状の剥離シートを繰出手段の駆動ローラ及びピンチローラの間に挟み込んだ状態で、前記剥離シートにラベルが仮着された原反を繰出可能とし、当該原反を繰り出す過程で前記ラベルを剥離して剥離シート上に残留する接着剤を除去する接着剤除去方法であって、
前記駆動ローラとピンチローラとで剥離シートを挟み込む位置よりも剥離シート繰出方向上流側でラベル仮着面に接するように除去ローラを配置し、当該除去ローラをその軸線に進退させることにより前記残留接着剤を除去することを特徴とする接着剤除去方法。
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