JP4801018B2 - シート貼付装置 - Google Patents

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本発明はシート貼付装置に係り、更に詳しくは、原反の種別毎に貼付モードを自動的に特定して貼付用シートを被着体に貼付することができ、特に、貼付用シートを介してリングフレームに半導体ウエハを一体化(マウント)することに適したシート貼付装置に関する。
従来より、半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という)をリングフレームに一体化する場合には、リングフレームの内側にウエハを配置した状態で、ダイシングシートやマウント用シート等の貼付用シートをそれらに亘って貼付するのが一般的となっている。このような貼付用シートを貼付する装置としては、例えば、特許文献1に開示されている。同文献におけるシート貼付装置は、剥離シートの一方の面に、プリカットされた貼付用シートが所定間隔毎に仮着された帯状の原反を繰出可能とし、当該原反を繰り出す途中でピールプレートを介して剥離シートから貼付用シートを剥離しつつリングフレームとウエハに貼付する構成となっている。
特開2005−159044号公報
特許文献1に記載されたシート貼付装置は、1種類の原反を対象とした専用装置であり、原反の種別に応じた貼付モードを選択して動作可能となる汎用性を備えたものとはなっていない。つまり、特許文献1のシート貼付装置は、プリカットされた貼付用シートを有する原反を対象とする一方、帯状の剥離シートの一方の面に帯状の接着シート基材が仮着された原反を繰り出す途中で貼付用シートを形成して貼付することはできない。
この場合、原反の供給手段とピールプレートとの間にダイカットローラ等からなる切込形成手段を設ければよいことになる。
しかしながら、予め貼付用シートが形成された原反と、繰り出し途中で貼付用シートを形成する原反の双方に対応可能としても、装置動作条件の設定、変更等はオペレータが原反を目視確認した上で行わなければならず、動作の初期作業に熟練度と、多大な労力とを要する、という不都合を招来する。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、種別の異なる原反を適用しても、それら原反の種別に応じて1の貼付モードを自動的に特定して貼付用シートを被着体に自動的に貼付することのできる汎用性を備えたシート貼付装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、被着体を支持する支持手段と、帯状の接着シート基材からなる単層原反又は前記接着シート基材の接着面側に帯状の剥離シートが仮着された少なくとも2層の複層原反若しくは帯状の剥離シートの一方の面に貼付用シートが所定間隔をおいて仮着された少なくとも2層の複層プリカット原反を供給する供給手段と、前記原反に接着シート基材側から閉ループ状の切り込みを設けて貼付用シートを形成する切込形成手段と、前記貼付用シートを被着体に貼付する貼付手段と、前記原反の種別を検知する知手段と、原反の種別に応じて前記各手段を所定制御する制御手段とを備えたシート貼付装置であって、
前記検知手段は、前記切り込みを検知する切込検知手段と、貼付用シートの外側に位置する接着シート基材部分を検知する接着シート基材検知手段と、剥離シート検知手段とを含み、
前記制御手段は、前記切込検知手段が前記切り込みを検知することなく、前記接着シート基材検知手段が貼付用シートの外側に位置する接着シート基材部分を検知し、前記剥離シート検知手段が剥離シートを検知しない組み合わせパターンのときに、前記単層原反を被着体の相対位置に繰り出して当該被着体に貼付した後に、接着シート基材に閉ループ状の切り込みを設けて貼付用シートを形成する単層アフタカット貼付モードを含む予め設定された複数の貼付モードから、当該単層アフタカット貼付モードを特定て実行するように前記各手段を制御する、という構成を採っている。
また、本発明は、被着体を支持する支持手段と、帯状の接着シート基材からなる単層原反又は前記接着シート基材の接着面側に帯状の剥離シートが仮着された少なくとも2層の複層原反若しくは帯状の剥離シートの一方の面に貼付用シートが所定間隔をおいて仮着された少なくとも2層の複層プリカット原反を供給する供給手段と、前記原反に接着シート基材側から閉ループ状の切り込みを設けて貼付用シートを形成する切込形成手段と、前記貼付用シートを被着体に貼付する貼付手段と、前記原反の種別を検知する検知手段と、原反の種別に応じて前記各手段を所定制御する制御手段とを備えたシート貼付装置であって、
前記検知手段は、前記切り込みを検知する切込検知手段と、貼付用シートの外側に位置する接着シート基材部分を検知する接着シート基材検知手段と、剥離シート検知手段とを含み、
前記制御手段は、前記切込検知手段が前記切り込みを検知することなく、前記接着シート基材検知手段が貼付用シートの外側に位置する接着シート基材部分を検知し、前記剥離シート検知手段が剥離シートを検知する組み合わせパターンのときに、前記複層原反から剥離シートを剥離した後の接着シート基材を被着体の相対位置に繰り出して当該被着体に貼付した後に、接着シート基材に閉ループ状の切り込みを設けて貼付用シートを形成する複層アフタカット貼付モードを含む予め設定された複数の貼付モードから、当該複層アフタカット貼付モードを特定して実行するように前記各手段を制御する、という構成を採っている。
更に、本発明は、被着体を支持する支持手段と、帯状の接着シート基材からなる単層原反又は前記接着シート基材の接着面側に帯状の剥離シートが仮着された少なくとも2層の複層原反若しくは帯状の剥離シートの一方の面に貼付用シートが所定間隔をおいて仮着された少なくとも2層の複層プリカット原反を供給する供給手段と、前記原反に接着シート基材側から閉ループ状の切り込みを設けて貼付用シートを形成する切込形成手段と、前記貼付用シートを被着体に貼付する貼付手段と、前記原反の種別を検知する検知手段と、原反の種別に応じて前記各手段を所定制御する制御手段とを備えたシート貼付装置であって、
前記検知手段は、前記切り込みを検知する切込検知手段と、貼付用シートの外側に位置する接着シート基材部分を検知する接着シート基材検知手段と、剥離シート検知手段とを含み、
前記制御手段は、前記切込検知手段が前記切り込みを検知することなく、前記接着シート基材検知手段が貼付用シートの外側に位置する接着シート基材部分を検知することなく、前記剥離シート検知手段が剥離シートを検知する組み合わせパターンのときに、前記複層原反を繰り出す途中で接着シート基材に閉ループ状の切り込みを設けて貼付用シートを形成し、当該貼付用シートを剥離シートから剥離して被着体に貼付する複層直前カット貼付モードを含む予め設定された複数の貼付モードから、当該複層直前カット貼付モードを特定して実行するように前記各手段を制御する、という構成を採っている。
また、本発明は、被着体を支持する支持手段と、帯状の接着シート基材からなる単層原反又は前記接着シート基材の接着面側に帯状の剥離シートが仮着された少なくとも2層の複層原反若しくは帯状の剥離シートの一方の面に貼付用シートが所定間隔をおいて仮着された少なくとも2層の複層プリカット原反を供給する供給手段と、前記原反に接着シート基材側から閉ループ状の切り込みを設けて貼付用シートを形成する切込形成手段と、前記貼付用シートを被着体に貼付する貼付手段と、前記原反の種別を検知する検知手段と、原反の種別に応じて前記各手段を所定制御する制御手段とを備えたシート貼付装置であって、
前記検知手段は、前記切り込みを検知する切込検知手段と、貼付用シートの外側に位置する接着シート基材部分を検知する接着シート基材検知手段と、剥離シート検知手段とを含み、
前記制御手段は、前記切込検知手段が前記切り込みを検知し、前記接着シート基材検知手段が貼付用シートの外側に位置する接着シート基材部分を検知することなく、前記剥離シート検知手段が剥離シートを検知する組み合わせパターンのときに、前記複層プリカット原反を繰り出すとともに、貼付用シートを剥離シートから剥離して前記被着体に貼付する複層プリカット貼付モードを含む予め設定された複数の貼付モードから、当該複層プリカット貼付モードを特定して実行するように前記各手段を制御する、という構成を採っている。
本発明によれば、単層原反又は複層原反若しくは複層プリカット原反を供給可能とし、これら原反の状態を知手段を介して検知することで、原反の層構造、貼付用シートの有無等が検知でき、それに応じて必要な手段を動作させることで貼付用シートを被着体に貼付することができる。従って、どのような原反が供給手段に適用されていても、オペレータが目視確認して運転条件の設定、変更や、装置の初期化作業を行うような必要がなく、自動的に貼付動作を開始させることができる
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1には、本実施形態に係るシート貼付装置の概略正面図が示され、図2には、その概略斜視図が示されている。また、図3には、前記シート貼付装置のブロック構成図が示されている。これらの図において、シート貼付装置10は、被着体としてのリングフレームRF及びウエハWを支持する支持手段11と、帯状の接着シート基材SBからなる単層原反R1又は前記接着シート基材SBの接着面側に帯状の剥離シートRLが仮着された2層の複層原反R2(図7、8参照)若しくは剥離シートRLの一方の面に貼付用シートSが所定間隔をおいて仮着された複層プリカット原反R3(図9参照)を供給する供給手段12と、前記原反R1、R2に接着シート基材SB側から閉ループ状の切り込みCを設けて貼付用シートSを形成する第1及び第2の切込形成手段13、14と、前記貼付用シートSをリングフレームRF及びウエハWに貼付する貼付手段16と、前記原反R1〜R3の種別に応じて前記各手段を所定制御する制御手段17(図3参照)と、前記原反R1〜R3の種別を検知する複数の検知手段19とを備えて構成されている。なお、本発明における接着シート基材SBとは、帯状の基材の一方の面に接着剤層を設けたものや、帯状の基材の他方の面に剥離処理層を設けたものを含み、単体で接着シートとして作用できるものを単層原反R1と称する。また、複層原反R2に用いられる剥離シートRLにおいても、帯状シートに剥離処理層が設けられたもの等が例示できるが、それを単層とみなし、前記接着シート基材R1に仮着されたものを2層の複層原反R2と称する。
前記支持手段11は、リングフレームRFを支持する外側テーブル20と、ウエハWを支持する内側テーブル21と、これら外側テーブル20及び内側テーブル21を昇降可能に支持するベーステーブル22とを含む。外側テーブル20は中央部に円形の穴20Aを備えている一方、外周側は平面視方形をなす形状に設けられている。この一方、内側テーブル21は前記穴20Aの内径よりも小径となる略円形に設けられて前記穴20A内に配置されている。これら外側テーブル20及び内側テーブル21は、上面側に図示しない吸着孔が形成され、リングフレームRF及びウエハWを吸着保持できるように設けられている。また、外側テーブル20及び内側テーブル21は、それぞれ直動モータ24、25によって、上面高さ位置が調整可能となっている。
前記支持手段11は移動手段26を介して図1中左右方向に移動可能に設けられている。この移動手段26は、ベーステーブル22の下面側に設けられたスライダ22Aを案内する一対のガイドレール27と、ベーステーブル22の下面側に設けられたナット部材22Bを貫通する送りねじ軸28及び当該送りねじ軸28を回転駆動するモータM1とにより構成されている。
前記供給手段12は、モータM2の駆動により回転する供給ローラ30により構成され、当該供給手段12に選択的に支持される原反R1〜R3は、ガイドローラ31、32を介して前記第2の切込形成手段14側に供給可能となっている。
前記第1の切込形成手段13は、閉ループ状の切り込みCが設けられていない原反R1又はR2を用いた場合において、前記支持手段11を図1中実線で示される位置に移動させた状態で、リングフレームRF及びウエハWに接着シート基材SBを貼付した後、接着シート基材SBに閉ループ状の切り込みCを形成して貼付用シートSを形成するためのものである。この第1の切込形成手段13は、刃先が下端側に向けられた切断刃34と、この切断刃34を上下方向に移動可能に支持する直動モータ35とからなる。直動モータ35は、モータM3の駆動により平面内で回転可能に設けられたアーム36の一端側に支持されており、モータM3の上部には図示しないフレームに昇降可能な状態で固定される直動モータM4が配置され、この直動モータM4によって切断刃34は、モータM3以下のユニットUと共に上下移動可能に設けられている。ここで、ユニットUは、前記アーム36の他端側に設けられたシリンダ38と、当該シリンダ38によって上下に移動可能に設けられた押圧手段としての押圧ローラ39と、アーム36の下部に設けられた回転軸受40を介して支持された下部開放型の円筒容器形状をなす押圧手段としての押さえ部材41と、この押さえ部材41の内部に設けられるとともに、下面側中央部が外周部よりも下方に位置する湾曲若しくは傾斜面形状に設けられたゴム等の弾性部材からなる押圧手段としての押圧パッド42とを含む。なお、押圧パッド42は、シリンダ43を介して上下に移動可能に設けられている。
前記第2の切込形成手段14は、前記供給手段12から供給された原反R2を用いた場合において、接着シート基材SBに閉ループ状の切り込みCを形成し、リングフレームRF及びウエハWに貼付する直前に貼付用シートSを形成するためのものである(図7、図8参照)。第2の切込形成手段14は、外周面に閉ループ状の刃45を備えたダイカットローラ46と、このダイカットローラ46との間に原反R2を挟み込むように配置されたプラテンローラ47とからなる。
図1及び図3に示されるように、前記貼付手段16は、前記原反R1〜R3を繰り出すための第1及び第2の繰出手段50、51と、前記剥離シートRLから貼付用シートS又は接着シート基材SBを剥離するピールプレート等からなる剥離手段52と、貼付用シートSをリングフレームRF及びウエハWに押圧して貼付する押圧手段としてのプレスローラ53の他、前記押圧ローラ39及び押圧パッド42と、貼付用シートSの外側に位置する接着シート基材部分を不要シートS1として巻き取る第1及び第2の不要シート巻取手段55、56と、剥離シートRLを巻き取る剥離シート巻取手段57とを備えて構成されている。
前記第1の繰出手段50は、図1に示されるように、モータM5によって回転する第1の繰出ローラ60と、これに離間接触可能な第1のピンチローラ61とからなり、第2の繰出手段51は、モータM6によって駆動する第2の繰出ローラ62と、これに離間接触可能な第2のピンチローラ63とからなる。また、第1の不要シート巻取手段55は、モータM7によって回転する第1の巻取ローラ65により構成される一方、第2の不要シート巻取手段56はモータM8によって回転する第2の巻取ローラ66により構成されている。更に、前記剥離シート巻取手段57は、モータM9によって回転する剥離シート巻取軸67により構成されている。なお、第1の繰出手段50は、図1中二点鎖線で示されるように、フレームFを介して左右方向に移動可能とされ、接着シート基材SBを切り抜いて貼付用シートSをリングフレームRF及びウエハWに貼付した後の外周側に位置する不要シートS1を外側テーブル20の上面から剥離する作用をも行うようになっている。
前記制御手段17は、予め設定された複数の貼付モードから1の貼付モードを特定する機能を備えて構成されている。この貼付モードは、単層原反R1をリングフレームRF及びウエハWの相対位置に繰り出してこれらに貼付した後に接着シート基材SBをリングフレームRFの大きさに応じて切り抜いて貼付用シートSを形成する単層アフタカット貼付モードと、前記複層原反R2から剥離シートRLを剥離した後の接着シート基材SBをリングフレームRF及びウエハWの相対位置に繰り出してこれらに貼付した後に、接着シート基材SBをリングフレームRFの大きさに応じて切り抜いて貼付用シートSを形成す複層アフタカット貼付モードと、複層原反R2を繰り出す途中で接着シート基材SBに切り込みCを設けて貼付用シートSを形成した後に当該貼付用シートSを剥離シートRLから剥離してリングフレームRF及びウエハWに貼付する複層直前カット貼付モードと、剥離シートRLの一方の面に貼付用シートSが所定間隔をおいて仮着された複層プリカット原反R3を繰り出すとともに、貼付用シートSを剥離シートRLから剥離してリングフレームRF及びウエハWに貼付する複層プリカット貼付モードとを含む。
前記検知手段19は、図1及び図3に示されるように、前記供給手段11の原反繰出方向下流側に配置された切込検知手段70と、第1の不要シート巻取手段55の原反繰出方向上流側に配置された接着シート基材検知手段71と、剥離手段52の原反繰出方向下流側に配置された剥離シート検知手段72とを含む。各検知手段70〜72の信号は制御手段17に出力されるようになっており、前記制御手段17は、それら信号の組合せパターンによって予め入力された複数の貼付モードから1の貼付モードを特定し、自動で貼付動作を行うようになっている。なお、オペレータによって貼付モードが選定できるような制御とした場合には、オペレータが選定した貼付モードと各検知手段70〜72の信号組合せパターンから特定された貼付モードとが照合され、それらモードが一致しなければ運転を禁止するように制御される。なお、各検知手段70〜72は、光電管、カメラ、広角撮像センサ等により構成することができる。また、前記接着シート基材検知手段71は、図1中二点鎖線で示されるように、第2の不要シート巻取手段56の原反繰出方向上流側に配置してもよい。
次に、前記シート貼付装置10によって前記貼付モードを実行する方法について説明する。
[単層アフタカット貼付モード]
図1及び図2に示されるように、単層原反R1を供給手段12にセットし、そのリード端を第1の繰出手段50を経由して第1の巻取ローラ65に固定する。この一方、支持手段11に支持されたリングフレームRF及びウエハWは、図1中実線で示される位置に保たれる。この際、押さえ部材41はプレスローラ53と第1の繰出ローラ60との間に繰り出された接着シート基材SBよりも上方に位置する。
電源投入により、切込検知手段70、接着シート基材検知手段71及び剥離シート検知手段72は、それらが検知すべき対象を検知して、それぞれの検知信号を制御手段17に出力する。つまり、切込検知手段70は、切り込みCを検知しないのでOFF信号を、接着シート基材検知手段71は、接着シート基材SB(不要シートS1)を検知してON信号を、剥離シート検知手段72は、剥離シートRLを検知しないのでOFF信号をそれぞれ制御手段17に出力する。これら信号のパターンによって制御手段17は、現在セットされている原反が単層原反R1であって、接着シート基材SBがリングフレームRF及びウエハWに貼付された後で当該接着シート基材SBに切り込みCを形成する単層アフタカット貼付モードを特定することとなる。なお、切り込み検知手段は広域を検知するために、原反繰出方向に走査される(以下同様)。
制御手段17が単層アフタカット貼付モードを特定すると、当該制御手段は、単層アフタカット貼付モードを実行するための信号を出力する。すなわち、支持手段11、供給手段12、第1の切込形成手段13、第1の繰出手段50及び第1の不要シート巻取手段55に動作信号を出力する一方、第2の切込形成手段14、第2の繰出手段51、第2の不要シート巻取手段56、剥離シート巻取手段57、移動手段26には動作信号を出力しないように制御を行う。なお、動作信号が出力されない各手段には、所定の位置で停止するように停止信号が出力されている(以下同様)。
プレスローラ53及び第1の巻取ローラ60間に延びる接着シート基材SBは、押さえ部材41を含むユニットU全体が直動モータM4の駆動を介して下降する一方、外側テーブル20及び内側テーブル21が上昇することで、リングフレームRFの上面側に接着シート基材SBが押さえ付けられる(図4、5参照)。
次いで、カッター刃34が直動モータ35の駆動によって下降し、接着シート基材SBの面を突き通し、モータM3が駆動してアーム36が平面内で回転することで接着シート基材SBを略円形に切断する。そして、その内側を貼付用シートSとする一方、外側を不要シートS1として区分した後、カッター刃34が上方に後退移動する。
このようにして接着シート基材SBが切断されると、シリンダ38によって押圧ローラ39が下降し、貼付用シートSの外周側を押圧して1回転することで、貼付用シートSの外周部をリングフレームRFに貼付するとともに、シリンダ43により押圧パッド42が下降して貼付用シートSをウエハWに押圧する。これにより、リングフレームRFとウエハWとが一体化される。なお、図5では、解り易くするために接着シート基材SBが貼付用シートSと不要シートS1とに完全に切り離されたように示しているが、実際には円形に切り抜かれた貼付用シートSの外側部分が不要シートS1として連続的につながっている。
貼付用シートSの貼付と、接着シート基材SBの切断が完了すると、前記直動モータM4が図示しない駆動手段を介して上方に移動し、直動モータM4以下のユニット全体が図1に示される位置よりも上方位置に退避する。そして、第1の繰出手段50がモータM5によって回転しながら図1中右方向へ移動し(図1中二点鎖線位置参照)、リングフレームRFの外周側及び外側テーブル20に貼り付いた不要シートS1を剥離する。この剥離完了後、モータM5がロックされた状態で、図1中実線で示される位置に復帰する。この復帰に同期して、モータM7が駆動して第1の巻取ローラ65による不要シートS1の巻き取りを行い、同時に、供給手段12のモータM2が駆動して新しい接着シート基材SBが支持手段11の上方に供給されることとなる。また、貼付用シートSを介してリングフレームRFと一体化されたウエハWは、図示しない搬送手段を介して次工程に移載される。そして、新たなリングフレームRFとウエハWが支持手段12に移載され、以後同様の動作を繰り返すことで、順次一体化処理が行われる。なお、接着シート基材SBをリングフレームRF及びウエハWに貼付する際に、押さえ部材41の外周側に位置する接着シート基材SBを傾斜姿勢に保つことで、前記カッター刃34の先端がリングフレームRFに接触することなく接着シート基材SBに切り込みCを形成することも可能である。
[複層アフタカット貼付モード]
図6に示されるように、複層原反R2を供給手段12にセットし、その接着シート基材SBと剥離シートRLとを剥離手段52の先端位置で剥離する。そして、接着シート基材SBのリード端を第1の繰出手段50を経由して第1の巻取ローラ65に固定し、剥離シートRLのリード端は第2の繰出手段51を経由して剥離シート巻取軸67に固定する。また、支持手段11は、前記単層アフタカット貼付モードと同位置に保たれる。
電源投入により、切込検知手段70は、切り込みCを検地しないのでOFF信号を、接着シート基材検知手段71は、接着シート基材SB(不要シートS1)を検知してON信号を、剥離シート検知手段72は、剥離シートRLを検知してON信号をそれぞれ制御手段17に出力する。これら信号のパターンによって制御手段17は、現在セットされている原反が複層原反R2であって、接着シート基材SBがリングフレームRF及びウエハWに貼付された後で当該接着シート基材SBに切り込みCを形成する複層アフタカット貼付モードを特定することとなる。
制御手段17が複層アフタカット貼付モードを特定すると、当該制御手段は、複層アフタカット貼付モードを実行するための信号を出力する。すなわち、支持手段11、供給手段12、第1の切込形成手段13、第1及び第2の繰出手段50、51、第1の不要シート巻取手段55、剥離シート巻取手段57に動作信号を出力する一方、第2の切込形成手段14、第2の不要シート巻取手段56、移動手段26には動作信号を出力しないように制御を行う。
この複層アフタカット貼付モードは、剥離シートRLを巻き取る動作が加わる以外、前記単層アフタカット貼付モードと実質的に同一なため、動作説明は省略する。
[複層直前カット貼付モード]
図7及び図8に示されるように、複層原反R2を供給手段12にセットし、ニップローラ74を過ぎた位置でその接着シート基材SBのリード端を第2の巻取ローラ66に固定し、剥離シートRLは、剥離手段52、第2の繰出手段51を経由して剥離シート巻取軸67に固定する。支持手段11は、図7中二点鎖線で示される位置に保たれる。
電源投入により、切込検知手段70は、切り込みCを検地しないのでOFF信号を、接着シート基材検知手段71は、接着シート基材SB(不要シートS1)を検知しないのでOFF信号を、剥離シート検知手段72は、剥離シートRLを検知してON信号をそれぞれ制御手段17に出力する。これら信号のパターンによって制御手段17は、現在セットされている原反が複層原反R2であって、当該複層原反R2を繰り出す途中で接着シート基材SBに切り込みCを設けて貼付用シートSを形成し、当該貼付用シートSを剥離シートRLから剥離してリングフレームRF及びウエハWに貼付する複層直前カット貼付モードを特定することとなる。
制御手段17が複層直前カット貼付モードを特定すると、当該制御手段は、複層直前カット貼付モードを実行するための信号を出力する。すなわち、支持手段11、供給手段12、第2の切込形成手段14、第2の繰出手段51、第2の不要シート巻取手段56、剥離シート巻取手段57、移動手段26に動作信号を出力する一方、第1の切込形成手段13、第1の繰出手段50、第1の不要シート巻取手段55には動作信号を出力しないように制御を行う。
この複層直前カット貼付モードでは、貼付動作が行われる前に、貼付用シートSの形成動作が行われる。つまり、供給手段12から供給された複層原反R2を第2の繰出手段51によって繰り出し、この際、ダイカットローラ46によって接着シート基材SBに切り込みCを形成し、貼付用シートSが剥離手段52の先端で図示しないセンサによって検知されるまで繰り出した後、停止してスタンバイ状態となる。このとき、貼付用シートSの外側の接着シート基材SBは不要シートS1として第2の不要シート巻取手段56で巻き取られることとなる。
前記支持手段11に図示しない搬送手段によってリングフレームRFとウエハWとが載置されたことが図示しないセンサによって確認されると、当該支持手段11は、移動手段26によって図7に示される実線位置に移動される。その後、外側テーブル20と内側テーブル21は、直動モータ24、25によって上方に移動されるとともに、リングフレームRFとウエハWの上面が同一平面内に位置するようにセットされる。
次に、支持手段11が移動手段26によって図7中左方向へ搬送され、その搬送に同期して第2の繰出手段51が回転駆動されて貼付用シートSは、剥離手段52の先端で剥離シートRLから剥離され、プレスローラ53によって押圧されてリングフレームRF及びウエハWに貼付されることとなる。この際、剥離シートRLは剥離シート巻取手段57で巻き取られるとともに、不要シートS1は第2の不要シート巻取手段56で巻き取られる。
[複層プリカット貼付モード]
図9に示されるように、剥離シートRLの一方の面に貼付用シートSが所定間隔で仮着された複層プリカット原反R3を供給手段12にセットし、ニップローラ74を過ぎた位置でその不要シートS1のリード端を第2の巻取ローラ66に固定し、剥離シートRLは、剥離手段52、第2の繰出手段51を経由して剥離シート巻取軸67に固定する。支持手段11は、図7中二点鎖線で示される位置に保たれる。なお、複層プリカット原反R3における不要シートS1は、それが存在することなくロール状に巻回した状態において、貼付用シートSが径方向に重なり合うことで生ずる押し傷や、段差を無くすために設けられたスペーサ的な役割を果たすものである。
電源投入により、切込検知手段70は、切り込みCを検地してON信号を、接着シート基材検知手段71は、接着シート基材SB(不要シートS1)を検知しないのでOFF信号を、剥離シート検知手段72は、剥離シートRLを検知してON信号をそれぞれ制御手段17に出力する。これら信号のパターンによって制御手段17は、現在セットされている原反が複層プリカット原反R3であって、当該複層プリカット原反R3を繰り出すとともに、貼付用シートSを剥離シートRLから剥離してリングフレームRF及びウエハWに貼付する複層プリカット貼付モードを特定することとなる。
制御手段17が複層プリカット貼付モードを特定すると、当該制御手段17は、複層プリカット貼付モードを実行するための信号を出力する。すなわち、支持手段11、供給手段12、第2の繰出手段51、第2の不要シート巻取手段56、剥離シート巻取手段57、移動手段26に動作信号を出力する一方、第1の切込形成手段13、第2の切込形成手段14、第1の繰出手段50、第1の不要シート巻取手段55には動作信号を出力しないように制御を行う。
この複層プリカット貼付モードでは、貼付動作が行われる前に、複層プリカット原反R3を第2の繰出手段51によって繰り出し、貼付用シートSが剥離手段52の先端で図示しないセンサによって検知されるまで繰り出した後、停止してスタンバイ状態となる。その後の動作は、第2の切込形成手段14の動作が行われないこと以外、前記複層直前カット貼付モードと実質的に同一なため、動作説明は省略する。
このように、本実施形態では、供給手段12に何れの原反R1〜R3が適用されているかを前記各検知手段70〜72で検知し、その検知された信号のパターンによって貼付モードを自動的に特定して駆動系を動作させるように設定したから、オペレータによる設定作業の省力化を達成して貼付用シートSを効率良く貼付することができるシート貼付装置10を提供することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
例えば、前記実施形態では、リングフレームRF及びウエハWに貼付用シートSを貼付する場合を図示、説明したが、何れか一方を被着体としてもよい。また、被着体はリングフレームRFや半導体ウエハWに限定されるものではなく、ガラス板、鋼板、または、樹脂板等、その他の被着体も対象とすることができ、半導体ウエハは、シリコンウエハや化合物ウエハであってもよい。
また、第1の切込形成手段13は、例えば、リングフレームの外周に沿って移動軌跡がティーチングされたロボットアームの先端にカッター刃34を取り付けた構造や、平面内で回転可能且つ上下に移動可能な簡易型のアームに取り付けた構造等を採用してもよい。
更に、複層プリカット原反R3は、貼付用シートSの外周側にスペーサとして作用する不要シートS1を有しないタイプのものも採用することができる。この場合は、制御手段17は、第2の不要シート巻取手段56を駆動しないように制御することとなる。
また、本実施形態では、前述した4つの貼付モードを選択的に特定する場合を説明したが、少なくとも2つの貼付モードを実行することができればよく、更に、貼付モードの数を増加させることも妨げない。
単層アフタカット貼付モードを実行する状態を示すシート貼付装置の概略正面図。 図1の概略斜視図。 本実施形態に係るシート貼付装置の全体構成を示すブロック構成図。 単層アフタカット貼付モードにおける接着シートの貼付直前状態を示す説明図。 単層アフタカット貼付モードにおける接着シートの貼付と、接着シート基材の切断を行った状態を示す説明図。 複層アフタカット貼付モードを実行する状態を示す概略斜視図。 複層直前カット貼付モードを実行する状態を示すシート貼付装置の概略正面図。 図7の概略斜視図。 複層プリカット貼付モードを実行する状態を示す概略斜視図。
符号の説明
10 シート貼付装置
11 支持手段
12 供給手段
13 第1の切込形成手段
14 第2の切込形成手段
16 貼付手段
17 制御手段
19 検知手段
39 押圧ローラ(押圧手段)
41 押さえ部材(押圧手段)
42 押圧パッド(押圧手段)
50 第1の繰出手段
51 第2の繰出手段
52 剥離手段
53 プレスローラ(押圧手段)
55 第1の不要シート巻取手段
56 第2の不要シート巻取手段
57 剥離シート巻取手段
70 切込検知手段
71 接着シート基材検知手段
72 剥離シート検知手段
C 切り込み
R1 単層原反
R2 複層原反
R3 複層プリカット原反
RF リングフレーム
RL 剥離シート
S 貼付用シート
S1 不要シート
SB 接着シート基材
W 半導体ウエハ(被着体)

Claims (4)

  1. 被着体を支持する支持手段と、帯状の接着シート基材からなる単層原反又は前記接着シート基材の接着面側に帯状の剥離シートが仮着された少なくとも2層の複層原反若しくは帯状の剥離シートの一方の面に貼付用シートが所定間隔をおいて仮着された少なくとも2層の複層プリカット原反を供給する供給手段と、前記原反に接着シート基材側から閉ループ状の切り込みを設けて貼付用シートを形成する切込形成手段と、前記貼付用シートを被着体に貼付する貼付手段と、前記原反の種別を検知する知手段と、原反の種別に応じて前記各手段を所定制御する制御手段とを備えたシート貼付装置であって、
    前記検知手段は、前記切り込みを検知する切込検知手段と、貼付用シートの外側に位置する接着シート基材部分を検知する接着シート基材検知手段と、剥離シート検知手段とを含み、
    前記制御手段は、前記切込検知手段が前記切り込みを検知することなく、前記接着シート基材検知手段が貼付用シートの外側に位置する接着シート基材部分を検知し、前記剥離シート検知手段が剥離シートを検知しない組み合わせパターンのときに、前記単層原反を被着体の相対位置に繰り出して当該被着体に貼付した後に、接着シート基材に閉ループ状の切り込みを設けて貼付用シートを形成する単層アフタカット貼付モードを含む予め設定された複数の貼付モードから、当該単層アフタカット貼付モードを特定て実行するように前記各手段を制御することを特徴とするシート貼付装置。
  2. 被着体を支持する支持手段と、帯状の接着シート基材からなる単層原反又は前記接着シート基材の接着面側に帯状の剥離シートが仮着された少なくとも2層の複層原反若しくは帯状の剥離シートの一方の面に貼付用シートが所定間隔をおいて仮着された少なくとも2層の複層プリカット原反を供給する供給手段と、前記原反に接着シート基材側から閉ループ状の切り込みを設けて貼付用シートを形成する切込形成手段と、前記貼付用シートを被着体に貼付する貼付手段と、前記原反の種別を検知する検知手段と、原反の種別に応じて前記各手段を所定制御する制御手段とを備えたシート貼付装置であって、
    前記検知手段は、前記切り込みを検知する切込検知手段と、貼付用シートの外側に位置する接着シート基材部分を検知する接着シート基材検知手段と、剥離シート検知手段とを含み、
    前記制御手段は、前記切込検知手段が前記切り込みを検知することなく、前記接着シート基材検知手段が貼付用シートの外側に位置する接着シート基材部分を検知し、前記剥離シート検知手段が剥離シートを検知する組み合わせパターンのときに、前記複層原反から剥離シートを剥離した後の接着シート基材を被着体の相対位置に繰り出して当該被着体に貼付した後に、接着シート基材に閉ループ状の切り込みを設けて貼付用シートを形成する複層アフタカット貼付モードを含む予め設定された複数の貼付モードから、当該複層アフタカット貼付モードを特定して実行するように前記各手段を制御することを特徴とすシート貼付装置。
  3. 被着体を支持する支持手段と、帯状の接着シート基材からなる単層原反又は前記接着シート基材の接着面側に帯状の剥離シートが仮着された少なくとも2層の複層原反若しくは帯状の剥離シートの一方の面に貼付用シートが所定間隔をおいて仮着された少なくとも2層の複層プリカット原反を供給する供給手段と、前記原反に接着シート基材側から閉ループ状の切り込みを設けて貼付用シートを形成する切込形成手段と、前記貼付用シートを被着体に貼付する貼付手段と、前記原反の種別を検知する検知手段と、原反の種別に応じて前記各手段を所定制御する制御手段とを備えたシート貼付装置であって、
    前記検知手段は、前記切り込みを検知する切込検知手段と、貼付用シートの外側に位置する接着シート基材部分を検知する接着シート基材検知手段と、剥離シート検知手段とを含み、
    前記制御手段は、前記切込検知手段が前記切り込みを検知することなく、前記接着シート基材検知手段が貼付用シートの外側に位置する接着シート基材部分を検知することなく、前記剥離シート検知手段が剥離シートを検知する組み合わせパターンのときに、前記複層原反を繰り出す途中で接着シート基材に閉ループ状の切り込みを設けて貼付用シートを形成し、当該貼付用シートを剥離シートから剥離して被着体に貼付する複層直前カット貼付モードを含む予め設定された複数の貼付モードから、当該複層直前カット貼付モードを特定して実行するように前記各手段を制御することを特徴とすシート貼付装置。
  4. 被着体を支持する支持手段と、帯状の接着シート基材からなる単層原反又は前記接着シート基材の接着面側に帯状の剥離シートが仮着された少なくとも2層の複層原反若しくは帯状の剥離シートの一方の面に貼付用シートが所定間隔をおいて仮着された少なくとも2層の複層プリカット原反を供給する供給手段と、前記原反に接着シート基材側から閉ループ状の切り込みを設けて貼付用シートを形成する切込形成手段と、前記貼付用シートを被着体に貼付する貼付手段と、前記原反の種別を検知する検知手段と、原反の種別に応じて前記各手段を所定制御する制御手段とを備えたシート貼付装置であって、
    前記検知手段は、前記切り込みを検知する切込検知手段と、貼付用シートの外側に位置する接着シート基材部分を検知する接着シート基材検知手段と、剥離シート検知手段とを含み、
    前記制御手段は、前記切込検知手段が前記切り込みを検知し、前記接着シート基材検知手段が貼付用シートの外側に位置する接着シート基材部分を検知することなく、前記剥離シート検知手段が剥離シートを検知する組み合わせパターンのときに、前記複層プリカット原反を繰り出すとともに、貼付用シートを剥離シートから剥離して前記被着体に貼付する複層プリカット貼付モードを含む予め設定された複数の貼付モードから、当該複層プリカット貼付モードを特定して実行するように前記各手段を制御することを特徴とすシート貼付装置。
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