JP4494063B2 - ラベル貼付装置 - Google Patents

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本発明は、物品にラベルを貼付するラベル貼付装置に係り、特に、供給リールに巻装されラベルが仮着された帯状台紙をラベル貼付部に向けてその張力を調整しながら繰り出すラベル貼付装置に関する。
従来、この種のラベル貼付装置としては、先に本願出願人が提案した例えば特許文献1(特開平11−11448号公報)に掲載のものが知られている。
このラベル貼付装置は、図11に示すように、コンベアCで搬送されてくる物品WにラベルLを貼付するもので、機台100と、ラベルLが所定間隔で仮着された帯状台紙Sが巻装され一方向に回転させられて帯状台紙Sを繰り出す供給リール101を備えている。供給リール101は、機台100に回転可能に設けられ帯状台紙Sが巻装される回転軸102及び回転軸102に同軸で設けられ巻装された帯状台紙Sを支持する円盤103を有している。符号104は巻装された帯状台紙Sを円盤103に対して押える押え板である。
また、このラベル貼付装置は、供給リール101から繰り出される帯状台紙Sの張力を調整するテンション調整機構105と、供給リール101から繰り出される帯状台紙Sに仮着されたラベルLを1枚ごとに剥離して物品Wに貼付する貼付部106と、図示外のモータで駆動されラベルLが剥離された帯状台紙Sを巻き取る巻取リール107とを備えている。貼付部106は、供給リール101から繰り出される帯状台紙Sをその搬送方向を転向させて帯状台紙Sに仮着されたラベルLを1枚ごとに剥離する剥離板108と、機台100に取付部材109を介して固定され剥離されたラベルLを物品に押圧して貼付する貼付ローラ110とを備えている。
テンション調整機構105は、供給リール101の回転軸102と平行な揺動軸111を有して機台100に揺動可能に設けられ先端部が供給リール101の円盤103の外周縁より外側に位置するアーム112と、アーム112の先端部に設けられ供給リール101から繰り出される帯状台紙Sの表側Saが接触して巻き掛けられるテンションローラ113と、アーム112をテンションローラ113の帯状台紙Sが接触する側に向けて付勢(図中R方向に付勢)するスプリング(図示せず)とを備えて構成されている。スプリングは、例えば、アーム112の回動部に内蔵されたゼンマイバネにより構成されている。これにより、供給リール101から繰り出される帯状台紙Sの弛みを吸収して、帯状台紙SのラベルLが貼付部106の剥離板108において位置ずれしないようにしている。
更に、ラベル貼付装置には、供給リール101から貼付部106までの上流側の帯状台紙S及び貼付部106から上記巻取リール107までの下流側の帯状台紙Sの間に設けられ図示外のモータで駆動される搬送ローラ120と、搬送ローラ120に上流側の帯状台紙Sを押圧する第1押圧ローラ121と、搬送ローラ120に下流側の帯状台紙Sを押圧する第2押圧ローラ122とが備えられている。また、帯状台紙Sの搬送路には、複数のガイドローラが設けられている。
この搬送ローラ120により帯状台紙Sが供給リール101から引っ張られて繰り出されるとともに巻取ローラ107に送出され、巻取ローラ107の回転によりこれに巻き取られていく。この場合、上流側の帯状台紙Sと下流側の帯状台紙Sとが1つの共用の搬送ローラ120により搬送されるので、帯状台紙Sの弛みが抑制され、剥離部108からラベルLが確実に繰り出されるようになる。
特開平11−11448号公報
ところで、上記従来のラベル貼付装置にあっては、供給リール101から帯状台紙Sが繰り出されると、テンション調整機構105のテンションローラ113を介してアーム112がスプリングの付勢力に抗しあるいは付勢力によって揺動し、これによって帯状台紙Sの張力が調整され、帯状台紙Sの弛みが吸収されるが、供給リール101が万一回転しすぎて帯状台紙Sの繰り出し量が多くなると、アーム112が図中R方向に揺動しすぎて巻装された帯状台紙Sに当接するなどして、帯状台紙Sの張力を調整することが実質的にできなくなる事態が生じる虞があり、その場合には、貼付部106において帯状台紙SのラベルLの位置ずれが生じてしまう虞があるという問題があった。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、テンション調整機構の機能を損なうことなく、供給リールが回転しすぎて帯状台紙の繰り出し量が多くなる事態を防止できるようにし、帯状台紙のラベルの位置ずれを確実に防止できるようにしたラベル貼付装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のラベル貼付装置は、機台に回転可能に設けられラベルが所定間隔で仮着された帯状台紙が巻装される回転軸及び該回転軸に同軸で設けられ上記巻装された帯状台紙を支持する円盤を有し一方向に回転させられて該帯状台紙をラベル貼付部に向けて繰り出す供給リールと、該供給リールから繰り出される帯状台紙の張力を調整するテンション調整機構とを備えたラベル貼付装置において、上記テンション調整機構を、上記供給リールの回転軸と平行な揺動軸を有して上記機台に揺動可能に設けられ先端部が上記供給リールの円盤の外周縁より外側に位置するアームと、該アームの先端部に設けられ上記供給リールから繰り出される帯状台紙の表側が接触して巻き掛けられるテンションローラと、上記アームを上記テンションローラの上記帯状台紙が接触する側に向けて付勢するスプリングと、上記テンション調整機構の機能を有効及び無効にする切換機構とを設け、該切換機構を、上記機台に回動可能に設けられ回動により有効位置及び無効位置の二位置に位置させられる回動軸と、該回動軸を回動させる操作レバーと、上記アームの揺動軸の軸線から偏心した偏心位置と上記回動軸の軸線から偏心した偏心位置とを連結し上記回動軸の有効位置において上記揺動軸の引張を解除して該揺動軸の揺動を許容する一方上記回動軸の無効位置において上記揺動軸を引張して該揺動軸の揺動を不能にするワイヤとを備えて構成し、上記テンション調整機構に上記帯状台紙の張力が低下したとき上記供給リールを制動するブレーキ手段を設け、該ブレーキ手段は上記アームに設けられ上記供給リールの円盤の外周縁に当接して該供給リールの回動を制動する制動部材で構成している。
これによれば、供給リールから帯状台紙が繰り出されると、テンション調整機構のテンションローラを介してアームがスプリングの付勢力に抗しあるいは付勢力によって揺動し、これにより帯状台紙の張力が調整され、帯状台紙の弛みが吸収される。この場合、供給リールが万一回転しすぎて帯状台紙の繰り出し量が多くなると、帯状台紙の張力が低下するので、アームがスプリングの付勢力により大きく引っ張られるが、アームに設けられたブレーキ手段としての制動部材が供給リールの円盤の外周縁に当接して供給リールの回動を制動する。そのため、供給リールの回転が停止あるいは減速されるので、帯状台紙の繰り出し過多が抑制され、アームとの干渉も阻止され、テンション調整機構の機能が保持されることになり、貼付部における帯状台紙のラベルの位置ずれが確実に防止される。
また、ブレーキ手段をアームに設けた制動部材で構成したので、構造がきわめて簡単であり、コストも安く済み、既存の装置にも容易に適用でき、汎用性を増加させることができる。
また、供給リールに新たな帯状台紙をセッティングしたり、メンテナンス時等に帯状台紙の調整を行なう際などには、操作レバーの操作により回動軸を無効位置にする。これにより、揺動軸がスプリングの付勢力に抗してワイヤに引張され逆回動させられて保持される。そのため、アームのスプリングの付勢力による揺動が停止され制動部材が供給リールより離間した状態に保持されるので、アームの動きや制動部材に影響されることなく供給リールに帯状台紙を装着することができるようになる。
また、装置を作動させるときは、操作レバーの操作により回動軸を有効位置にする。これにより、ワイヤによる揺動軸の引張が解除されるので、アームのスプリングの付勢力による揺動が許容され、テンション調整機構や制動部材が機能させられる。
切換機構が、ワイヤの引張による簡易な構造で構成できるので、コストも安く済み、既存の装置にも容易に適用でき、汎用性を増加させることができる。
そして、必要に応じ、上記テンション調整機構に、上記アームにおける上記制動部材の制動方向への揺動速度を緩和するダンパを備えた構成としている。アームがスプリングの付勢力により引っ張られて揺動し、アームに設けられた制動部材が供給リールの円盤の外周縁に当接しようとする際、ダンパによりアームの揺動速度が緩和されるので、急激に供給リールが停止される事態が防止される。そのため、帯状台紙にも急激に大きな張力が作用することがなく、帯状台紙を搬送する搬送モータなどへの負荷が低減される。
この場合、必要に応じ、上記ダンパは、上記アームの揺動軸と平行な回動軸と、該回動軸をその一方向の回動速度を緩和可能に軸支する本体とを備えて構成され、該ダンパの回動軸と上記アームの揺動軸とをギヤ機構を介して連結したことが有効である。構造が簡単であり、コストも安く済み、既存の装置にも容易に適用でき、汎用性を増加させることができる。
本発明のラベル貼付装置によれば、テンション調整機構に帯状台紙の張力が低下したとき供給リールを制動するブレーキ手段を設けたので、供給リールが万一回転しすぎて帯状台紙の繰り出し量が多くなっても、ブレーキ手段が供給リールを制動し、供給リールの回転を停止あるいは減速することから、帯状台紙の繰り出し過多が抑制され、テンション調整機構の機能を保持することができ、貼付部における帯状台紙のラベルの位置ずれを確実に防止することができる。また、ブレーキ手段をアームに設けた制動部材で構成した場合には、構造がきわめて簡単であり、コストも安く済み、既存の装置にも容易に適用でき、汎用性を増加させることができる。
また、テンション調整機構にアームにおける制動部材の制動方向への揺動速度を緩和するダンパを備えた場合には、ダンパによりアームの揺動速度が緩和されるので、急激に供給リールが停止される事態を防止することができ、そのため、帯状台紙にも急激に大きな張力が作用することがなく、帯状台紙を搬送する搬送モータなどへの負荷を低減することができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置について詳細に説明する。尚、上記と同様のものには同一の符号を付して説明する。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置Tは、コンベアCで搬送されてくる物品WにラベルLを貼付するものであり、ラベルLはその貼付前は帯状台紙Sに所定間隔で仮着されている。
本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置Tの基本的構成は、機台1と、帯状台紙Sが巻装され一方向に回転させられて帯状台紙Sを繰り出す供給リール2と、供給リール2から繰り出される帯状台紙Sの張力を調整するテンション調整機構10と、供給リール2から繰り出される帯状台紙Sに仮着されたラベルLを1枚ごとに剥離して物品Wに貼付する貼付部40と、ラベルLが剥離された帯状台紙Sを巻き取る巻取リール6とを備えている。
供給リール2は、機台1に回転可能に設けられ帯状台紙Sが巻装される回転軸3及び回転軸3に同軸で設けられ巻装された帯状台紙Sを支持する円盤4を有している。符号5は巻装された帯状台紙Sを円盤4に対して押える押え板である。また、巻取リール6は、図示外のステッピングモータで間欠回転させられる。
テンション調整機構10は、主に図4に示すように、供給リール2の回転軸3と平行な揺動軸11を有して機台1に揺動可能に設けられ先端部が供給リール2の円盤4の外周縁より外側に位置するアーム12と、アーム12の先端部に設けられ供給リール2から繰り出される帯状台紙Sの表側Sa(ラベル仮着側)が接触して巻き掛けられるテンションローラ13と、アーム12をテンションローラ13の帯状台紙Sが接触する側に向けて付勢(図中R方向に付勢)するコイルスプリング14とを備えて構成されている。コイルスプリング14は、図4に示すように、揺動軸11の後端に揺動軸11の軸線と直交する方向に突設された棒状体15と、機台1に固定され揺動軸11と平行に固定された支持ボルト16との間に架設されている。
このテンション調整機構10には、帯状台紙Sの張力が低下したとき供給リール2を制動するブレーキ手段が設けられている。このブレーキ手段は、アーム12に設けられ供給リール2の円盤4の外周縁に当接して供給リール2の回動を制動する制動部材17で構成されている。アーム12の先端部には、テンションローラ13の帯状台紙Sが接触して巻き掛けられる側であって供給リール2の円盤4に向けて取付片18が一体に突設されており、この取付片18に制動部材17が取付けられる。制動部材17は、図7に示すように、テンションローラ13と平行な軸線を有するピン17aにゴムなどの弾性部材17bを被覆して構成されている。
この場合、ブレーキ手段をアーム12に設けた制動部材17で構成したので、構造がきわめて簡単であり、コストも安く済み、既存の装置にも容易に適用でき、汎用性を増加させることができる。
更に、テンション調整機構10には、図4に示すように、アーム12における制動部材17の制動方向(図中R方向)への揺動速度を緩和するダンパ20が設けられている。ダンパ20は、アーム12の揺動軸11と平行な回動軸21と、回動軸21をその一方向の回動速度を緩和可能に軸支し機台1に固定された本体22とを備えて構成されている。ダンパ20の回動軸21とアーム12の揺動軸11とはギヤ機構23を介して連結されている。ダンパ20はギヤ機構23を介して連結されるので、構造が簡単であり、コストも安く済み、既存の装置にも容易に適用でき、汎用性を増加させることができる。
また、本装置には、テンション調整機構10の機能を有効及び無効にするテンションローラ切換機構30が設けられている。テンションローラ切換機構30は、主に図4に示すように、機台1に回動可能に設けられ回動により有効位置A(図7(a))及び無効位置B(図7(b))の二位置に位置させられる回動軸31と、機台1の外側に位置し回動軸31を回動させる操作レバー32と、アーム12の揺動軸11の軸線から偏心した偏心位置と回動軸31の軸線から偏心した偏心位置とを連結し、回動軸31の有効位置Aにおいて揺動軸11の引張を解除してこの揺動軸11の揺動を許容する一方、回動軸31の無効位置Bにおいて揺動軸11を引張してこの揺動軸11の揺動を不能にするワイヤ33とを備えて構成されている。回動軸31の後端部には、円盤体34が固定されており、ワイヤ33は揺動軸11の棒状体15と円盤体34の外周部との間に張り渡されている。
即ち、回動軸31の有効位置Aにおいてワイヤ33による揺動軸11の引張を解除し揺動軸11をコイルスプリング14の付勢により揺動可能にし、回動軸31の無効位置Bにおいてワイヤ33により揺動軸11を引張して揺動軸11をコイルスプリング14の付勢力に抗して逆回動させてテンションローラ13を円盤4から離間した位置に保持する構成としている。
貼付部40は、図1乃至図3,図5及び図7に示すように、機台1に設けられ帯状台紙Sをその搬送方向を転向させてこの帯状台紙Sに仮着されたラベルLを1枚ごとに剥離する剥離板41と、搬送方向に直交する軸線を有して機台1に設けられ剥離板41で剥離されたラベルLを物品Wに圧接させて貼付する貼付ローラ42と、貼付ローラ42の物品Wに対する圧接力を調整する圧接力調整機構43とを備えて構成されている。
圧接力調整機構43は、図1,図2及び図5に示すように、貼付ローラ42を回転可能に保持し貼付ローラ42が物品Wに対して近接離間可能になるように移動可能に機台1に支持される支持部材44と、貼付ローラ42の物品Wへの近接方向に支持部材44を付勢するコイルスプリング45と、支持部材44における貼付ローラ42の物品W側への移動下限位置Pを位置決めするストッパ46とを備えて構成されている。ここで、移動下限位置Pとは、突出片47がストッパ46に当接することにより、貼付ローラ42が下側(物品W側)への移動が阻止される点をいう。貼付ローラ42はコイルスプリング45の付勢力に抗して移動下限位置Pより上側には移動可能になる。
詳しくは、貼付ローラ42は、支持部材44の一端部に軸部42aを介して回転可能に保持されている。また、支持部材44の他端部は、貼付ローラ42が物品Wに対して近接離間可能になるように支点44aを中心に回動移動可能に機台1に支持されている。支持部材44の他端部には突出片47が設けられており、この突出片47と機台1との間に貼付ローラ42の物品Wへの近接方向に支持部材44を付勢するコイルスプリング45が架設されている。
更に、ストッパ46は、突出片47のコイルスプリング45の付勢力による回動を阻止するように突出片47に当接しかつ突出片47への当接位置を可変に機台1に設けられるボルト46aで構成されている。機台1としてのカバー部材1aにはボルト46aが挿通されてボルト46aの突出片47に対する当接位置を可変にする長孔48(図1)が形成されており、ボルト46aはこの長孔48に挿通され、ボルト46aには締め付けにより長孔48に対するボルト46aの位置決めを行なうナット49が螺合されている。
尚、図中符号41aは、剥離板41の上側に設けられ、帯状台紙Sの上側への浮き上がりを規制する規制板である。
また、機台1には、図1乃至図4,図6乃至図10に示すように、供給リール2から貼付部40までの上流側の帯状台紙S及び貼付部40から巻取リール6までの下流側の帯状台紙Sの間に設けられステッピングモータ53(図6)で駆動される搬送ローラ50と、搬送ローラ50に上流側の帯状台紙Sを押圧する第1押圧ローラ51と、搬送ローラ50に下流側の帯状台紙Sを押圧する第2押圧ローラ52とが設けられている。また、機台1には、テンションローラ13より後位にある上流側の帯状台紙Sを剥離板41の手前まで支承してガイドするガイド板54が設けられている。第1押圧ローラ51は、ガイド板54と剥離板41との間に臨んで設けられている。
第1押圧ローラ51及び第2押圧ローラ52の各ローラ面は、第1押圧ローラ51のローラ面の帯状台紙Sに対する摩擦抵抗より第2押圧ローラ52のローラ面の帯状台紙Sに対する摩擦抵抗が大になるように形成されている。実施の形態では、図6に示すように、搬送ローラ50のローラ面及び第1押圧ローラ51のローラ面の表面粗さは小さく形成され、第2押圧ローラ52のローラ面は軸方向に所定角度間隔で多数の溝が形成され所謂ローレット状に形成され表面粗さが粗く形成されている。
そして、機台1には、第1及び第2押圧ローラ51,52を、搬送ローラ50に押圧する押圧位置X(図7(a),図8(a),図9(a))及び搬送ローラ50から離間させる離間位置Y(図7(b),図8(b),図9(b))のいずれかにこの第1及び第2押圧ローラ51,52を同時に移動させる移動機構60が備えられている。
移動機構60は、図8乃至図9に示すように、搬送ローラ50の回転軸63の左右に回転軸63と平行な軸61a,62aを中心に回動可能に対称配置されるとともにこの平行な軸61a,62aを一端部及び他端部間に有する第1及び第2リンク61,62と、第1リンク61の一端部に設けられ第1押圧ローラ51を回転可能に支持する第1支持体65と、第2リンク62の一端部に設けられ第2押圧ローラ52を回転可能に支持する第2支持体66と、第1及び第2リンク61,62の他端部を第1及び第2押圧ローラ51,52が搬送ローラ50から離間する方向に付勢する付勢手段としてのコイルスプリング64と、第1及び第2リンク61,62をコイルスプリング64の付勢力に抗して回動させ第1及び第2押圧ローラ51,52を押圧位置Xに位置させて帯状台紙Sの搬送を有効にするとともに、第1及び第2リンク61,62をコイルスプリング64の付勢力により回動させ第1及び第2押圧ローラ51,52を離間位置Yに位置させて帯状台紙Sの搬送を無効にする押圧ローラ切換機構70とを備えて構成されている。
第1及び第2支持体65,66は、図6,図8乃至図10に示すように、第1及び第2押圧ローラ51,52の軸の両端を支持する支持部材80と、第1及び第2リンク61,62から延び先端部に支持部材80が設けられるシャフト81とを備えて構成されている。支持部材80の中央は、搬送ローラ50の軸方向に直交する軸線を有したピン82でシャフト81に回動可能に軸支されており、第1及び第2押圧ローラ51,52が搬送ローラ50に押圧されるとき、支持部材80の回動により、搬送ローラ50の面に第1及び第2押圧ローラ51,52の面が均等に押圧されるようにしている。
押圧ローラ切換機構70は、図8乃至図10に示すように、上述もしたテンション調整機構10の回動軸31及び操作レバー32を備えて構成されている。即ち、押圧ローラ切換機構70は、第1及び第2リンク61,62の他端部間において搬送ローラ50の回転軸63と平行な軸線を有して回動可能に設けられ回動により有効位置A及び無効位置Bの二位置に位置させられる回動軸31と、回動軸31を回動させる操作レバー32とを備えている。また、押圧ローラ切換機構70は、回動軸31に設けられ有効位置Aにおいて第1及び第2リンク61,62の他端部を押圧し、無効位置Bで第1及び第2リンク61,62の他端部の押圧を解除するカム71と、第1及び第2リンク61,62の他端部に設けられカム71に当接するカムフォロア72とを備えて構成されている。カム機構なので、構造が比較的簡易であり、製造や組み立てが容易でコストも安く、汎用性が良いものとなる。
また、本装置においては、図9及び図10に示すように、第1及び第2押圧ローラ51,52の搬送ローラ50に対する押圧力を調整する押圧力調整機構73が備えられている。押圧力調整機構73は、カム71に対して第1及び第2リンク61,62の各カムフォロア72を進退動可能かつ適宜の進退位置でロック可能に構成されている。詳しくは、図10に示すように、カムフォロア72は板状に形成され、進退方向に伸びる長孔74を有している。各リンクには、長孔74に挿通され締め付けによりカムフォロア72を適宜の進退位置でロックするビス75が螺合されている。76はカムフォロア72の進退方向に進退可能に第1及び第2リンク61,62に螺合したアジャストボルトであり、先端がカムフォロア72の裏面に溶接固定した台板77に当接してカムフォロア72の進出長さを規定している。78はアジャストボルト76をロックするロックナットである。
従って、この実施の形態に係るラベル貼付装置Tによれば、予め、事前の調整を行なっておく。
先ず、貼付部40において、図5に示すように、圧接力調整機構43により貼付ローラ42の物品Wに対する圧接力を調整しておく。この調整は、ストッパ46であるボルト46aを緩め、ボルト46aを長孔48に対して上下動させる。これにより、突出片47に対するボルト46aの作用点が変わり、これに従って支持部材44が回動する。そして、所要の位置でボルト46aをナット49に対して締め付けて固定する。これにより、支持部材44における貼付ローラ42の物品W側への移動下限位置Pが位置決めされる。貼付ローラ42はコイルスプリング45の付勢力に抗して移動下限位置Pより上側には移動可能であるが、下側(物品W側)への移動は突出片47がボルト46aに当接するので阻止される。
この場合、支持部材44を回動移動可能に支持し、ストッパ46としてのボルト46a(当接部材)の当接位置を変えるだけで、支持部材44を回動させることができるので、貼付ローラ42の物品W側への移動下限位置Pを容易に位置決めでき、機構が簡単で操作性も良く、調整作業を容易に行なうことができるようになる。
また、図10に示すように、押圧力調整機構73により、第1及び第2押圧ローラ51,52の搬送ローラ50に対する押圧力を調整しておく。尚、図10においては、第1押圧ローラ51における調整の状態を示すが、第2押圧ローラ52においても同様である。
この調整は、ビス75及びロックナット78を緩め、カムフォロア72を前進させ(図10(a1),(a2))、あるいは、後退させ(図10(b1),(b2))、アジャストボルト76を前後動させて、カムフォロア72を所要の位置に位置決めする。そして、ビス75及びロックナット78を締め付けてロックする。これにより、カム71によるカムフォロア72の押圧力が規定され、その結果、リンク61,62の一端部に設けた押圧ローラ51,52の搬送ローラ50に対する押圧力が調整される。カムフォロア72を各対応するカム71に対して移動位置決めするだけで押圧力を調整できるので、構造も簡単で、しかも、調整作業を容易に行なうことができる。
このような押圧力調整機構73の押圧ローラ51,52の搬送ローラ50に対する押圧力の調整によって、帯状台紙Sの搬送が円滑に行なわれる。即ち、第1押圧ローラ51側の帯状台紙Sは、ラベルLが仮着されているので厚さが厚く、第2押圧ローラ52側の帯状台紙Sは、ラベルLがないので厚さが薄く、そのため、上流側の帯状台紙Sと下流側の帯状台紙Sの紙厚が異なるが、押圧力調整機構73により、第1及び第2押圧ローラ51,52の搬送ローラ50に対する押圧力を調整できるので、搬送ローラ50に対する滑りを抑制して適正な搬送状態にすることができる。
次に、本装置を作動させる場合について説明する。図7(a)及び図8(a)に示すように、テンションローラ切換機構30及び押圧ローラ切換機構70の操作レバー32を有効位置Aにする。
これにより、先ず、図4に示すように、テンション調整機構10において、回動軸31に設けたワイヤ33が緩められ、回動軸31による揺動軸11の引張が解除されて、揺動軸11の揺動が許容される。
また、図8(a)及び図9(a)に示すように、移動機構60において、回動軸31に設けたカム71が第1及び第2リンク61,62のカムフォロア72を押圧し、第1及び第2リンク61,62をコイルスプリング64の付勢力に抗して回動させる。これにより、第1及び第2押圧ローラ51,52が押圧位置Xに位置させられる。
この場合、操作レバー32の回動だけで、第1及び第2押圧ローラ51,52を押圧位置Xに同時に位置させることができ、操作性が向上させられ、作業効率が向上させられる。
また、第1及び第2押圧ローラ51,52が押圧位置Xに位置させられる際、シャフト81の撓み等で搬送ローラ50に対する第1及び第2押圧ローラ51,52に多少の軸振れがあっても、支持部材80が回動することから軸振れが吸収され、搬送ローラ50の面に第1及び第2押圧ローラ51,52の面が均等に押圧されるようになる。
この状態で、装置を作動させる。図1に示すように、物品WがコンベアCにより搬送され、物品Wが貼付位置に来ると、ステッピングモータ53が駆動され、搬送ローラ50及び巻取リール6が回転させられ、帯状台紙SをラベルL一枚分搬送する。
そして、貼付部40においては、剥離板41に搬送された帯状台紙Sは、剥離板41の先端にて転向搬送され、ラベルLが帯状台紙Sから剥離されて真っ直ぐに繰り出される。真っ直ぐに繰り出されたラベルLは、貼付ローラ42で押圧されて物品Wに貼付される。
この場合、圧接力調整機構43により貼付ローラ42の物品Wに対する圧接力が調整されているので、確実にラベルLが貼付されていく。貼付部40においては、圧接力調整機構の突出片47がストッパ46に当接することにより、貼付ローラ42は移動下限位置Pより物品W側へ移動しないので、コイルスプリング45の付勢力による過度な力がラベルLに作用することがなく、また、コイルスプリング45の付勢力に抗して移動下限位置Pより上側にのみ移動可能になることから、ラベルLの多少の厚み誤差や物品Wの貼付面の上下位置の誤差等をを吸収することができ、物品WやラベルLに合わせて貼付条件を最適なものにして確実にラベルを貼付できるようにすることができる。
剥離板41の先端にてラベルLが剥離された帯状台紙Sは、巻取リール6に巻き取られる。
この帯状台紙Sの搬送において、図1及び図3に示すように、供給リール2から帯状台紙Sが繰り出されるが、この際には、テンション調整機構10のテンションローラ13を介してアーム12がコイルスプリング14の付勢力に抗しあるいは付勢力によって揺動し、これによりて帯状台紙Sの張力が調整され、帯状台紙Sの弛みが吸収される。この場合、図7(a)に示すように、供給リール2が万一回転しすぎて帯状台紙Sの繰り出し量が多くなると、帯状台紙Sの張力が低下するので、アーム12がコイルスプリング14の付勢力により引っ張られ大きく揺動しようとするが、アーム12に設けられたブレーキ手段としての制動部材17が供給リール2の円盤4の外周縁に当接して供給リール2の回動を制動する。そのため、供給リール2の回転が停止あるいは減速されるので、帯状台紙Sの繰り出し過多が抑制され、アームの干渉も阻止され、テンション調整機構10の機能が保持されることになり、貼付部40における帯状台紙SのラベルLの位置ずれが確実に防止される。
また、この場合、アーム12がコイルスプリング14の付勢力により引っ張られて揺動し、アーム12に設けられた制動部材17が供給リール2の円盤4の外周縁に当接しようとする際、ダンパ20によりアーム12の揺動速度が緩和される。そのため、急激に供給リール2が停止される事態が防止され、また、帯状台紙Sにも急激に大きな張力が作用することがなく、帯状台紙Sの搬送モータなどへの負荷が低減される。
更に、この帯状台紙Sの搬送において、図3及び図6に示すように、第1押圧ローラ51側の帯状台紙Sは、ラベルLが仮着されているので厚さが厚く、第2押圧ローラ52側の帯状台紙Sは、ラベルLがないので厚さが薄く、そのため、上流側の帯状台紙Sと下流側の帯状台紙Sの紙厚が異なるが、押圧力調整機構73により、第1及び第2押圧ローラ51,52の搬送ローラ50に対する押圧力が調整されているので、搬送ローラ50に対する滑りが抑制され、円滑な搬送が行なわれる。また、この場合、シャフト81の撓み等で搬送ローラ50に対する第1及び第2押圧ローラ51,52に多少の軸振れがあっても、支持部材80が回動して搬送ローラ50の面に第1及第2び押圧ローラ51,52の面が均等に押圧されるようになるので、これによっても円滑な搬送が行なわれる。
また、第1押圧ローラ51及び第2押圧ローラ52において、下流側の帯状台紙Sの引きよりも上流側の帯状台紙Sの送り速度が速くなると、第2押圧ローラ52の前で上流側の帯状台紙Sの送り出しすぎによる撓みが生じ易いが、各ローラ面が、第1押圧ローラ51のローラ面の帯状台紙Sに対する摩擦抵抗より第2押圧ローラ52のローラ面の帯状台紙Sに対する摩擦抵抗が大になるように形成されているので、それだけ、下流側の帯状台紙Sの引きを強くすることができ、そのため、第2押圧ローラ52の前で帯状台紙Sの送り出しすぎによる撓みの発生が抑制され、円滑な搬送が行なわれる。
次に、本装置を停止させ、例えば、供給リール2に新たな帯状台紙Sをセッティングしたり、メンテナンス時等に帯状台紙Sの調整を行なう場合について説明する。この場合には、テンションローラ切換機構30及び押圧ローラ切換機構70の操作レバー32を無効位置Bにする。
これにより、先ず、図4及び図7(b)に示すように、テンション調整機構10において、ワイヤ33が揺動軸11をコイルスプリング14の付勢力に抗して逆回動させられてワイヤ33に引張されて保持される。そのため、アーム12のコイルスプリング14の付勢力による揺動が停止され制動部材17が供給リール2より離間した状態に保持されるので、アーム12の動きや制動部材17に影響されることなく供給リール2に帯状台紙Sを装着することができるようになる。
また、図6,図7(b),図8(b)及び図9(b)に示すように、移動機構60において、回動軸31に設けたカム71が第1及び第2リンク61,62のカムフォロア72から後退しコイルスプリング64の付勢力により第1及び第2リンク61,62が回動させられる。これにより、第1及び第2押圧ローラ51,52が離間位置Yに位置させられる。この場合、操作レバー32の回動だけで、第1及び第2押圧ローラ51,52を離間位置Yに位置させることができ、操作性が向上させられ、作業効率が向上させられる。また、第1押圧ローラ51と第2押圧ローラ52とが同時に移動させられるので、個別に移動させる場合に比較して、作業性がよく、また、帯状台紙Sを外したり通紙する作業も正確に短時間で行なうことができ、作業効率を大幅に向上させることができる。
そして、通紙の後に、再び装置を作動させるときは、上記と同様に、再び、テンションローラ切換機構30及び押圧ローラ切換機構70の操作レバー32を有効位置Aにする。
本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置をその使用状態で示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置を示す図2とは別の方向から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置においてテンション調整機構を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置において貼付部を示す図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置において搬送ローラと第1及び第2押圧ローラとの関係を示す要部斜視図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置を示し、(a)は操作レバーを有効位置にした状態の正面図、(b)は操作レバーを無効位置にした状態の正面図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置において第1及び第2押圧ローラの移動機構を示し、(a)は押圧位置にした状態の斜視図、(b)は離間位置にした状態の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置において第1及び第2押圧ローラの移動機構を示し、(a)は押圧位置にした状態の正面図、(b)は離間位置にした状態の正面図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置において第1及び第2押圧ローラの押圧力調整機構を示し、(a1)は押圧力を大きくするときの状態を示す部分平面断面図、(a2)は押圧力を大きくするときの状態を示す部分正面図、(b1)は押圧力を小さくするときの状態を示す部分平面断面図、(b2)は押圧力を小さくするときの状態を示す部分正面図である。 従来のラベル貼付装置の一例を示す図である。
符号の説明
T ラベル貼付装置
C コンベア
W 物品
L ラベル
S 帯状台紙
Sa 表側(ラベル仮着側)
1 機台
1a カバー部材
2 供給リール
3 回転軸
4 円盤
5 押え板
6 巻取リール
10 テンション調整機構
11 揺動軸
12 アーム
13 テンションローラ
14 コイルスプリング
15 棒状体
16 支持ボルト
17 制動部材(ブレーキ手段)
17a ピン
17b 弾性部材
18 取付片
20 ダンパ
21 回動軸
22 本体
23 ギヤ機構
30 テンションローラ切換機構
A 有効位置
B 無効位置
31 回動軸
32 操作レバー
33 ワイヤ
34 円盤体
40 貼付部
41 剥離板
41a 規制板
42 貼付ローラ
42a 軸部
43 圧接力調整機構
44 支持部材
44a 支点
45 コイルスプリング
46 ストッパ
46a ボルト
P 移動下限位置
47 突出片
48 長孔
49 ナット
50 搬送ローラ
51 第1押圧ローラ
52 第2押圧ローラ
53 ステッピングモータ
54 ガイド板
60 移動機構
X 押圧位置
Y 離間位置
61 第1リンク
62 第2リンク
63 回転軸
64 コイルスプリング
65 第1支持体
66 第2支持体
70 押圧ローラ切換機構
71 カム
72 カムフォロア
73 押圧力調整機構
74 長孔
75 ビス
76 アジャストボルト
77 台板
78 ロックナット
80 支持部材
81 シャフト
82 ピン

Claims (3)

  1. 機台に回転可能に設けられラベルが所定間隔で仮着された帯状台紙が巻装される回転軸及び該回転軸に同軸で設けられ上記巻装された帯状台紙を支持する円盤を有し一方向に回転させられて該帯状台紙をラベル貼付部に向けて繰り出す供給リールと、該供給リールから繰り出される帯状台紙の張力を調整するテンション調整機構とを備えたラベル貼付装置において、
    上記テンション調整機構を、上記供給リールの回転軸と平行な揺動軸を有して上記機台に揺動可能に設けられ先端部が上記供給リールの円盤の外周縁より外側に位置するアームと、該アームの先端部に設けられ上記供給リールから繰り出される帯状台紙の表側が接触して巻き掛けられるテンションローラと、上記アームを上記テンションローラの上記帯状台紙が接触する側に向けて付勢するスプリングと、上記テンション調整機構の機能を有効及び無効にする切換機構とを設け、
    該切換機構を、上記機台に回動可能に設けられ回動により有効位置及び無効位置の二位置に位置させられる回動軸と、該回動軸を回動させる操作レバーと、上記アームの揺動軸の軸線から偏心した偏心位置と上記回動軸の軸線から偏心した偏心位置とを連結し上記回動軸の有効位置において上記揺動軸の引張を解除して該揺動軸の揺動を許容する一方上記回動軸の無効位置において上記揺動軸を引張して該揺動軸の揺動を不能にするワイヤとを備えて構成し、
    上記テンション調整機構に上記帯状台紙の張力が低下したとき上記供給リールを制動するブレーキ手段を設け、該ブレーキ手段は上記アームに設けられ上記供給リールの円盤の外周縁に当接して該供給リールの回動を制動する制動部材で構成したことを特徴とするラベル貼付装置。
  2. 上記テンション調整機構に、上記アームにおける上記制動部材の制動方向への揺動速度を緩和するダンパを備えたことを特徴とする請求項記載のラベル貼付装置。
  3. 上記ダンパは、上記アームの揺動軸と平行な回動軸と、該回動軸をその一方向の回動速度を緩和可能に軸支する本体とを備えて構成され、該ダンパの回動軸と上記アームの揺動軸とをギヤ機構を介して連結したことを特徴とする請求項記載のラベル貼付装置。
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