JP2673820B2 - ラベル自動貼付機におけるラベル繰出装置 - Google Patents

ラベル自動貼付機におけるラベル繰出装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は特にコンベア等により搬送される物品に、所
望の印刷が施されたラベルを自動的に貼着できるラベル
自動貼付機に関し、詳しくはこのラベル自動貼付機にお
けるラベル繰出装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種ラベル繰出装置の先行技術として、例え
ば実公昭53−42480号(ラベル剥離装置)公報に記載の
考案を挙げることができる。この先行技術は同、公報を
参照してロール状に巻回されたラベル連続体とプリンタ
との間に設定された装置であって、先端に案内ローラ
(21)を有した回動するダンパーレバー(20)を備え、
スプール(1)にブレーキレバー(16)を関係付けると
共に、これらレバー(20),(16)との間にスプリング
(22)を介装し、更にダンバレバー(20)の一方の作動
軌道内にマイクロスイッチ(23)を配設した構成であ
る。
かくしてこの効果として、テープ状台紙(5)を引き
出すとき、瞬間的に台紙の張力が増大するが、前記ダン
パーレバー(20)がその張力を弱める方向に揺動するこ
とにより、台紙の切断事故を防止することができ、また
テープ状台紙(5)が引き出された直後にはスプリング
(22)の力により、ブレーキレバー(16)がスプール
(1)への制動力を高める方向に揺動することにより、
ラベル(4)を剥離するのに充分な張力を台紙(5)に
与えることができる。更にスプール(1)から台紙
(5)の全部が引き出されたときにはダンパーレバー
(20)がマイクロスイッチ(23)の接点切換を行うこと
により、台紙(5)がなくなった旨の警報を発したり、
連動するラベル貼着装置の電源を切ることが可能とな
り、空作業を見過すようなことはない等を挙げている。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の先行技術に於て、特にブレーキ装置に関
し、ブレーキドラム(3)とブレーキシュ(19)との圧
接力によりスプール(1)の回転慣性を抑制している。
すなわち装置が複雑である上に、軸径の小さなスプール
(1)の軸部(2)に圧接するブレーキドラム(3)と
ブレーキシュ(19)との組合せでは、その摩擦抑制も小
さく効率が悪い。
そこで本発明に於ては装置が簡単にして、摩擦抑制が
大きく、ブレーキ機能の効率の良いラベル繰出装置を提
供することを課題とする。
(課題を解決するための手段) 本発明では供給リールから繰り出されるラベル連続体
の繰出時点に於て、テンションローラをその移送路長の
伸縮方向へ変位せしめて、そのラベル繰出始点の抵抗を
減少させ、更にこれに合せて供給リールの余剰回転を抑
制する手段をも付加したものである。
詳しくはラベル連続体1の供給リール10部分に、この
供給リールの支点13とは偏芯した支点15を有し、その先
端にテンションローラ16を有するテンションアーム14を
備え、このテンションローラ16は常時、ラベル連続体1
の移送路長を伸長する方向(ラベル繰出方向)に、スプ
リング18にて弾性付勢せしめると共に、テンションロー
ラ16がレベル連続体の繰出方向の移送路長の最長を形成
する状態において、前記供給リール10の周縁17に摩擦当
接するように構成し、この供給リールの惰性回転による
余剰ラベル繰出を防止するブレーキ機能を備えた構成と
してある。
(作用) テープ状台紙3上に、ラベル片2を等間隔に仮着して
成るラベル連続体1が供給リール10に巻回されている。
かくしてこのラベル連続体1はプリンタ4の印刷部40に
移送されるにあたって、一定位置に装着した案内ローラ
19,20および上下動に可動自在な前記テンションアーム1
4に装架されたテンションローラ16等に屈曲状態に懸架
されて繰り出されるが、このラベル連続体1を引き出す
とき、瞬時にこのラベル連続体1に張力が付加される。
この瞬時の張力は前記テンションローラ16にて吸収され
て、所定のラベル繰り出しの作用をなすものである。す
なわちラベル連続体1の張力はスプリング18と弾性付勢
で上昇状態(第2図参照)のテンションアーム14のスプ
リング18(第4図参照)の弾性に抗して押下状態(第3
図参照)となして、ラベル連続体1を瞬時に繰り出すこ
とができる。
かくして次にこの押下げられたテンションアーム14は
スプリング18の弾性付勢により元の上昇状態を復帰す
る。この復帰時においては、テンションローラ16が移送
路長の最長を形成する状態である上昇位置にて、テンシ
ョンローラ16が供給リール10の周縁17にて摩擦当接し、
この供給リール10の惰性回転に、ブレーキ機能を稼動し
て余剰ラベルの繰り出しを防止する。
(実施例) 第1図乃至第4図に示す本発明のラベル自動貼付機に
おけるラベル繰出装置から説明する。
先ず全体構成を示した第1図を参照して、テープ状台
紙3上に、ラベル2を等間隔に仮着して成るラベル連続
体1を巻回している供給リール10は、プリンタ4のブラ
ケット5に止着された支持アーム12にて、そのボス11に
止着保持されている。そしてこの供給リール10の支点13
は前記ボス11の中心部である。
次にこの支持アーム12に前記ラベル連続体1を懸架す
るテンションローラ16を有するテンションアーム14が装
着されていて、該アーム14は上下自動自在な構成で、こ
のアーム支点15は前記リール支点13とは相異する位置
で、両支点13,15は偏芯している。更にこのテンション
アーム14のボスにはスプリング18(第4図参照)が介装
されていて、このスプリング18の断発力にて、このテン
ションアーム14を常時、押上位置に弾性付勢している。
すなわち常時、ラベル連続体1を懸架したテンションロ
ーラ16をラベレ連続体1の移送路長を伸長する方向(第
2図参照)に位置せしめ、この押上位置において、この
テンションローラ16の外周が前記供給リール10のリール
周縁17に圧接状態(第1図および第4図参照)になるよ
うに、前述のようにこのアーム支点15は前記リール支点
13とを偏芯した構成である。
前記支持アーム12には案内ローラ19が、前記ブラケッ
ト5には案内ローラ20,21,22等が取付けられて、供給リ
ール10から繰り出されるラベル連続体1を安定した状態
で、次段の各装置に送り込まれるように構成されてい
る。
次に各装置を包含する各部材の構成を説明するのに前
以ってラベル連続体1の移送経路を説明しておいた方が
理解し易い。
ラベル連続体1の移送手段の通常はモータ6の回転に
より駆動される牽引ローラ31の牽引作用である。かくし
てこのラベル連続体1は前記案内ローラ20,21,22を経
て、ラベルセンサ23を通過して、ラベルへの印刷部40で
あるサーマルヘッド41、プラテンローラ42に至る。この
部分で所望の印字が施されたラベル連続体1は、一対の
転向ローラ24,25付のラベル剥離位置の調整部材70を経
て、回転する転向ピンから成るラベル剥離部26に至る。
以下第6図を一部参照してこの部分でテープ状台紙3の
転向によりラベル片2が剥離されて、コンベア80に搭載
されて移送されてくる物品90にラベル貼付がなされ、こ
のラベル貼付においてはラベル貼付部材50の押下げ作用
がある。この作動はソレノイド51のプランジャ52の突出
によるラベル貼付部材50の回動押下げ作動である。
次いで物品90にラベル片2を貼付後のラベル連続体1
はテープ状台紙3となして、案内ローラ27,28,29,30を
経て、前記牽引ローラ31と圧接ローラ32とを経て、巻取
軸35に装着された巻取リール34に巻取られる。
次に本装置のラベル連続体のスムーズな繰り出し並び
に供給リール10へのブレーキ機能の作用を説明する。
この供給リール10にはテープ状台紙3上に、ラベル2
を等間隔に仮着して成るラベる連続体1が巻回されてい
る。
かくしてこのラベル連続体1は可動自在なテンション
ローラ16に懸架されて、駆動源を有するプラテンローラ
42により牽引されるか、またはテープ状台紙3が牽引ロ
ーラ31により牽引されるかによりラベル連続体1は供給
リール10から繰り出される。このラベル連続体1を牽引
するとき、瞬時に、このラベル連続体1に張力が付加さ
れる。しかしこの張力は前記テンションアーム14のスプ
リング18の弾性に抗しての押下作用にてテンションロー
ラ16が変位することにより吸収され、ラベル連続体1の
スムーズな繰り出しが行なわれる。このテンションロー
ラ16の状態を図に示せばラベル連続体1のスタート前は
第2図の上昇位置で、スタート後は第3図の下降位置で
ある。
次に第3図の状態の押下げられたテンションローラ16
はスプリング18の弾性付勢によりテンションアーム14が
復元することによって元の位置(第2図の位置)に復帰
する際に、テンションローラ16が移送路長の最長を形成
する状態である上昇位置において、この供給リール10の
支点13とテンションローラ16の支点15との偏芯により発
生するテンションローラ16の供給リール10の周縁17への
摩擦当接による供給リール10の惰性回転防止のためのブ
レーキ作用がなされるものである。
次に本ラベル自動貼付機に備えられた各諸装置に関し
説明する。
プリンタ4のブラケット5には大別して、ラベル移送
の駆動源であるモータ6と、該モータ6に接続されたラ
ベル連続体1上のラベル片2を検知する為のラベルセン
サ23と、ラベルへの印刷部40であるサーマルヘド41、プ
ラテンローラ42と、物品90へのラベル貼付をするラベル
貼付部材50の押下作動を制御するソレノイド51と、テー
プ状台紙3に仮着されたラベル片2の剥離位置の調整を
なす調整部材70等が備えられている。
次に第1図および第5図、第6図を参照して、一対の
プーリ81,82に懸架されたコンベア80に搭載されて移送
される物品90へのラベル貼付時の貼付ローラ60、すなわ
ちラベル貼付部材50の押下げ装置から説明する。
この装置を要約するとコンベア80に臨設された物品セ
ンサ23に接続されたソレノイド51は、前記センサ23から
の信号により励磁されて、そのプランジャ52を作動(突
出し)、この結果、ラベル貼付部材50は枢軸55を中心と
して押下げられて、前記コンベア80に搭載されて移送さ
れてくる物品90に、剥離されたラベル片2を貼付ローラ
60によりラベル貼着するように構成したことを特徴とす
る。ラベル貼付部材50にはコンベア80のフレーム等に取
付けられた物品90の到来を感知する物品センサ83に接続
されたソレノイド51が対設されている。詳しくは第5図
および第6図に示すように、ソレノイド51のプランジャ
52はラベル貼付部材50と一体的に可動する回動板53の受
部54に臨んでいる。この回動板53は枢軸55を中心として
回動自在で、この枢軸55に介装されたスプリング56に
て、時計方向に付勢され、前記受部54をソレノイド51の
プランジャ52への当接状態に呈している。更にこの回動
板53の先端には回転する転向ピンから成るラベル剥離部
26が装着されていて、このラベル剥離部26にてテープ状
台紙3を転向せしめて、この台紙3上に仮着されたラベ
ル片2を剥離する構成である。
更にはこのラベル貼付部材50の先端には、剥離された
ラベル片2を物品90に貼付するための貼付ローラ60が支
持軸57に装着され、内側に設けられた支持板58には前記
支持軸57を案内するための縦スリット59が形成されて、
この貼付ローラ60での物品90へのラベル貼付を確実に行
わせのできる構成としてある。
かくしてコンベア80に搭載されて移送されてくる物品
90を物品センサ83が検知すると、この検知信号をソレノ
イド51に伝達する。するとソレノイド51は第5図の消磁
状態から第6図の励磁状態に変位する。すなわちそのプ
ランジャ51の変位(突出)により、ラベル貼付部材50は
第5図の水平状態から第6図の押下げ状態に変位する。
ラベル貼付部材50は枢軸55を支点として、そのスプリ
ング56の弾性に抗して、反時計方向に回動して剥離した
ラベル片2を移送されてきた物品90に、その貼付ローラ
60の押付け回転により貼着する。
次に第1図および第7図を参照して、前記印刷部40と
前記ラベル剥離部26との距離におけるラベル剥離位置の
調整装置を説明する。
この装置を要約するとサーマルヘッド41とプラテンロ
ーラ42とから成る印刷部40とラベル剥離部26との間に、
ラベル連続体1の移送路長を伸縮するための一対の転向
ローラ24,25付の回動調整が可能なラベル剥離位置の調
整部材70を配設したことを特徴とする。この調整装置は
テープ状台紙3上に仮着されたラベル片2の幅寸法の相
異により、その剥離位置を変位させる。それはラベル片
2の幅寸法に対応してプリンタ4の印刷部40と転向ピン
でラベルを剥離するラベル剥離部26との間で、ラベル連
続体1の長さを調整するものである。
すなわち第7図に詳細に示すように、プリンタ4のブ
ラケット5に取付けられた枢軸71を支点として左右に回
動自在な調整部材70の上下部分にはラベル連続体1の転
向ローラ24,25がそれぞれ装着され、この枢軸71部分に
調整ネジ72をもって止着されている。
従ってこの調整部材70を左右に回動して変位するもの
で、この調整ネジ72を緩めれば回動は自在となり、所望
の調整位置に設定した後、再びこの調整ネジ72を締付け
ればよい。具体的な調整方法を第7図に於て説明すれ
ば、調整部材70を実線から二点鎖線の状態に変位した場
合は、ラベル連続体1の印刷部40からラベル剥離部26ま
での長さは短くなる。この様に各々のラベル幅寸法に応
じて、ラベル連続体1の規定区間に於ける長さを変位す
ることにより、そのラベル片2の剥離位置の最適の位置
に調整でき得る。
尚、幅広のラベル剥離位置の調整においては、調整部
材70に取付けられた一対の転向ローラ24および25に懸架
されたラベル連続体1の反転角度が急の場合、各転向ロ
ーラ24,25部分でラベル剥離の作用が起るため、急角度
の設定は避けた方がよい。すなわち第7図に於て、一対
の転向ローラ24と25との軸支点の延長線が右傾斜から垂
直に近い状態までの調整設定が望ましい。
次に第1図に示すように、ラベル剥離部26部分に於
て、通常の使用状態をのように、テープ状台紙3からラ
ベル片2を剥離して使用に供するラベルの毎葉発行と、
テープ状台紙3にラベル片2が仮着状態にて使用に供す
るラベルの連続発行とのラベルの発行状態を選択でき得
る構成にするのには、ラベル連続体1を繰り出すプラテ
ンローラ42とテープ状台紙3を牽引する牽引ローラ31と
の双方に回転駆動源を与える構成とすればよい。
具体的にモータ6に伝達媒体7を介してプラテンロー
ラ42のプーリ7aに、伝達媒体8を介して牽引ローラ31の
プーリ8aに駆動伝達する構成としてある。
尚、このラベル発行装置を要約すればプラテンローラ
42と牽引ローラ31との双方に回転駆動源を備え、テープ
状台紙3にラベル片2が仮着状態のラベルの連続発行
と、テープ状台紙からラベル片2を剥離するラベルの毎
葉発行との、どちらか一方を選択発行でき得るように構
成したことを特徴とする。
第1図中、サーマルヘッド41はプラテンローラ42に対
設されていて、ラベル連続体1のセット時には固定状態
のプラテンローラ42に対して、サーマルヘッド41の方が
回動してラベル通路を形成する構成としてある。具体的
にはこのサーマルヘッド41の印刷時は押圧スプリング44
でプラテンローラ42に対して押圧状態を呈し、ラベルセ
ット時は回動支点43を中心として時計方向に回動され
て、ラベル通路を形成するが、この開放作動は開放スプ
リング45による。
次にこのサーマルヘッドの開閉装置における開放作動
の詳細は第8図に示したサーマルヘッド部分の側面図を
参照して説明する。このサーマルヘッド41を開放するの
にはこのヘッドを取付けたヘッドフレーム41aに関連す
るL字状の開閉レバー47の端に装着された操作ハンドル
46を反時計方向に回動することにより行なわれる。かく
してこの開閉レバー47はスプリング47aの弾性に抗して
レバー支点48を中心として反時計方向に回動される。そ
してその係合凹所47bは前記ヘッドフレーム41aに設定さ
れた係合ピン49から離脱する。すなわちヘッドフレーム
41a、サーマルヘッド41はその係合ピン49を前記開閉レ
バー47の係合凹所47bに連設されたテーパー案内面47cに
案内されて回動支点43を中心として時計方向に回動する
ので、結果的にこのサーマルヘッド41はプラテンローラ
42から引き離されて、この両部材間にラベル通路を形成
する。
またこのサーマルヘッド41とプラテンローラ42とに形
成されたラベル通路にラベル連続体1を挿通した後のサ
ーマルヘッド41の閉鎖は、前記操作ハンドル46を逆操作
すれば、開閉レバー47が一体に反時計方向に回動し、テ
ーパー案内面47cが係合ピン49を押動してヘッドフレー
ム41aを開放スプリング45の弾性に抗して反時計方向に
回動させ、係合ピン49が係合凹所47bに係合した時、そ
のサーマルヘッド41をプラテンローラ42に圧接させた状
態が得られる。
更には牽引ローラ31に対設された圧接ローラ32も、テ
ープ状台紙3のセット時にはこの圧接ローラ32の方が回
動移動して台紙通路を形成する。この圧接ローラ32の可
動は操作ハンドル33で行なわれる。
(発明の効果) 本発明のラベル繰出装置によれば、ラベル連続体1の
供給リール10の支点13と、テンションローラ16を装架し
たテンションアーム14の支点15とを偏芯させて位置設定
し、更にこのアーム14をラベル繰り出しの移送路長を伸
長する方向に弾性付勢する構成なので、前記供給リール
10に巻回され、かつテンションローラ16に懸架されたラ
ベル連続体1が瞬時に引き出されても、その張力は変位
自在なテンションローラ16に吸収される。更に次段の作
動とし起る供給リール10の余剰回転によるラベル連続体
の余剰繰り出しの防止には前記支点13と支点15との偏芯
構成により起因する供給リール10の周縁17へのテンショ
ンローラ16の摩擦当接にて抑制でき得るので、装置が簡
単にして、そのブレーキ機能の効率がよい等の利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明のラベル自動貼付機を示したもの
で、第1図は同機の全体構成を示す全体側面図、第2図
乃至第4図は本発明のラベル繰出装置の作動説明図で、
第2図は同、装置のラベル繰出前の状態図、第3図は
同、装置のラベル繰出後の状態図、第4図は第2図の側
面図、第5図乃至第6図は物品へのラベル貼付時の貼付
部材の押下作動を示す説明図で、第5図は押下作動前の
状態図、第6図は押下作動時の状態図、第7図はラベル
剥離位置の調整装置の作動説明図、第8図はサーマルヘ
ッド部分の開閉装置の説明図である。 1……ラベル連続体、4……プリンタ、 10……供給リール、13……リール支点、 14……テンションアーム、 15……アーム支点、 16……テンションローラ、 17……リール周縁、18……スプリング、 26……ラベル剥離部、40……印刷部、 50……ラベル貼付部材、 60……貼付ローラ、70……調整部材、 80……コンベア、90……物品。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラベル連続体の供給リール部分に、該供給
    リールの支点とは偏芯した位置に支点を有し、その先端
    に前記ラベル連続体を懸架するテンションローラを有す
    るテンションアームを備え、前記テンションローラは常
    時、ラベル連続体の移送路長を伸長する方向に弾性付勢
    せしめられていると共に、該テンションローラがレベル
    連続体の移送路長を伸長する方向の移送路長を最長に形
    成している状態において、前記供給リールの周縁に摩擦
    当接して、該供給リールの惰性回転による余剰ラベル繰
    出を防止するブレーキ機能を備えたことを特徴とするラ
    ベル自動貼付機におけるラベル繰出装置。
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