JP5029688B2 - 光伝送装置および光伝送方法 - Google Patents
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Description
本発明は光伝送装置および光伝送方法に関し、特に波長の可変出力を制御する光伝送装置および波長の可変出力を制御する光伝送方法に関する。
近年のデータトラフィックの増加に伴い、高速大容量通信が必須となり、DWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing)などの通信技術を用いた大容量ネットワークの構築が進んでいる。また、さらなる大容量伝送実現に向けて、ダイナミックな波長スイッチングや波長ルーティングを行う次世代フォトニックネットワークの構築が望まれている。このようなネットワークを実現するため、任意の波長を出力可能とする波長可変光源デバイスが注目されている。
図17は波長可変光源デバイスの構成を示す図である。8chアレイのDFB(Distributed Feedback:分布帰還型)−LD(Laser Diode)を用いた温度チューナブル型の波長可変光源デバイス30を示している。
波長可変光源デバイス30は、DFB−LD素子31−1〜31−8、光カプラ32、SOA(Semiconductor Optical Amplifier:半導体光増幅器)33から構成される。DFB−LD素子31−1〜31−8の各波長出力端と、SOA33の波長入力端とは、光カプラ32で結合されており、DFB−LD素子31−1〜31−8のいずれから発出された1波の波長が、SOA33で増幅されてデバイス外部へ出力する。
図18は波長可変光源デバイス30の動作を説明するための図である。横軸は波長、縦軸は光パワーである。波長可変光源デバイス30の8本のDFB−LD素子31−1〜31−8によって、波長範囲H1〜H8までの発光がカバーされる様子をモデル的に示している。
DFB−LD素子31−1は、波長範囲H1の中の任意波長を可変出力し、DFB−LD素子31−2は、波長範囲H2の中の任意波長を可変出力する。同様にして、DFB−LD素子31−8は、波長範囲H8の中の任意波長を可変出力する。
波長可変出力として例えば、図に示す位置の波長λaを波長可変光源デバイス30から出力させたい場合には、まず、DFB−LD素子31−1〜31−8の中から、波長λaが含まれる波長範囲H1を持つDFB−LD素子31−1が決定される。その後、レーザ温度を変化させて、波長λaを出力すべきレーザ温度Taに設定する。
このように、波長可変光源デバイスから所望の波長を出力する際には、所望波長が含まれる波長領域が割り当てられたDFB−LD素子を決定し、レーザ温度を調節することによって、該当のDFB−LD素子から所望波長の選択出力を行うものである。
上記のように、波長可変光源デバイスは、1つのチップ上に、DFBレーザをアレイ状に並べ、合波器、光増幅器をモノリシックに集積したもので、DFBレーザの選択と温度制御により、複数の波長を設定可能とする。このような波長可変光源を用いることにより、WDMシステムにおいて、従来、波長毎に必要だった光源が1つの光源で置き換えることができるので、WDMシステムのコスト低減や保守管理の簡易化などが可能になる。
従来の波長可変光源の技術として、波長切り替え時に、半導体レーザに電流注入を行い、温度が安定した後に、LD電源の制御を行う技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2005−64300号公報
従来の波長可変光源デバイスとしては、上記のような温度チューナブル型が主に使用されていたが、熱によってLD活性層内の屈折率を可変する構造であるため、原理的にチューニング速度がmsオーダ程度と遅く、高速波長スイッチングや高速波長ルーティングに使用するには不向きであった。このため、近年では、nsオーダで高速チューニングが可能な電流注入型の波長可変光源デバイスが開発されている。
図19は電流注入型のDFB−LD素子の構造を示す図である。導波路300上に利得制御層(act)301とチューニング層(tuning)302が交互に配置されており(利得制御層301は、発光に寄与する層であり、チューニング層302は、波長設定を行うための層である)、各層に対応して電極303もその上に交互に存在する。また、利得制御層301とチューニング層302の下にグレーティング(回折格子)304が形成されている。
このように電流注入型の波長可変光源デバイスでは、導波路内に利得制御層とは別に波長制御層が設けられており、利得制御層にアクト電流を注入することでLDのパワーを制御し、またチューニング層にチューニング電流を注入することで、キャリア密度を可変にして屈折率を変化させることで設定波長を制御する。このような構造および制御によって、nsオーダの高速チューニングを可能としている。
しかし、電流注入型波長可変光源デバイスでは、チューニング電流に重畳したノイズがそのまま波長変動に現れるため、スペクトル線幅広がりを引き起こすことになり、運用時にスペクトルが広がった波長の光信号を伝送すると、顕著な波形劣化が生じるといった問題があった。
図20は電流ノイズと伝送ペナルティとの関係を示す図である。横軸はノイズ周波数(kHz)、縦軸は伝送ペナルティ(dB)である(伝送ペナルティ:伝送により生じる受信信号の識別誤りの度合いを示す量)。図から、チューニング電流のノイズ周波数が高くなるほど、伝送劣化が激しくなることがわかる。
したがって、高周波ノイズを抑圧することが伝送特性の改善のために必要であるが、チューニング電流に重畳する高周波ノイズの従来の抑圧方法としては、チューニング電流発生部の周辺に、バイパスコンデンサを配置するなどして、カットオフ周波数を低周波側に設定し、高周波ノイズを抑圧していた。しかし、このような方法では、コンデンサの時定数によって、チューニング速度が劣化してしまい、本来の高速チューニング(高速波形切り替え)ができないといった問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、チューニング電流に重畳された高周波ノイズによって生じる伝送特性劣化を抑制して、高速な波長切り替えを可能にした光伝送装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、チューニング電流に重畳された高周波ノイズによって生じる伝送特性劣化を抑制して、高速な波長切り替えを可能にした光伝送方法を提供することである。
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すような、波長切り替えのための波長制御信号が印加されることにより、出力波長が変化する発光レーザ11aを含む波長可変光源11と、波長制御信号を出力する波長制御部12と、波長制御信号をフィルタ処理して、波長制御信号に重畳している高周波ノイズを除去するフィルタ部13とを備え、フィルタ部13は、波長制御時には、フィルタ処理を停止し、運用時にフィルタ処理を実行することを特徴とする光伝送装置10が提供される。
ここで、発光レーザ11aは、波長切り替えのための波長制御信号が印加されることにより、出力波長が変化する。波長制御部12は、波長制御信号を出力する。フィルタ部13は、波長制御信号をフィルタ処理して、波長制御信号に重畳している高周波ノイズを除去する。また、フィルタ部13は、波長制御時には、フィルタ処理を停止し、運用時にフィルタ処理を実行する。
本発明の光伝送装置は、波長切り替えのための波長制御信号が印加されることにより、出力波長が変化する発光レーザと、任意の波長出力を設定するための波長制御を行う波長制御部と、波長制御信号に重畳している高周波ノイズを除去するフィルタ部とを有し、フィルタ部は、波長制御時には、フィルタ処理を停止し、運用時にフィルタ処理を実行する構成とした。これにより、波長制御信号に重畳された高周波ノイズによって生じる伝送特性劣化を抑制して、高速な波長切り替えを行うことが可能になる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は光伝送装置の原理図である。光伝送装置10は、発光レーザ(以下、LD)11aを含む波長可変光源11、波長制御部12、フィルタ部13、利得制御部14、温度制御部15から構成される。
LD11aは、波長切り替えのための波長制御信号(以下、チューニング電流)が印加されることにより、波長設定がなされて、出力波長が変化する。波長制御部12は、チューニング電流を出力し、LD11aに対して、任意の波長出力を設定するための波長制御を行う。
フィルタ部13は、高域カットオフを持つフィルタであり、チューニング電流をフィルタ処理して、チューニング電流に重畳している高周波ノイズを除去する。利得制御部14は、利得制御信号(以下、アクト電流)を出力し、LD11aの出力光の利得を設定するための利得制御を行う。具体的には、LD11aの発光、非発光を制御する。
温度制御部15は、LD11aの温度を一定に設定するための温度一定制御を行う。LD11aは、発光前に温度が安定している必要がある。このため、LD11aをLD温度調整用のTEC(Thermo Electric Cooler)上に搭載し、TECを介してLD11aの温度一定制御を行う。
ここで、フィルタ部13は、波長制御時にはフィルタ処理を停止し、運用時にフィルタ処理を実行するものである。フィルタ処理の具体的な動作は、図14で後述する。なお、波長制御部12、フィルタ部13、利得制御部14および温度制御部15は、上位の制御部から与えられる各々の指示にもとづいて、各構成要素が行うべき動作を行う。
図2は波長制御部12とフィルタ部13の動作フローを示す図である。
〔S1〕フィルタ部13は、フィルタ処理を停止(OFF)する。
〔S2〕波長制御部12は、フィルタ処理のOFF後に、チューニング電流をLD11aへ印加して波長制御(LD11aに任意の波長出力を設定するための制御)を行う。
〔S1〕フィルタ部13は、フィルタ処理を停止(OFF)する。
〔S2〕波長制御部12は、フィルタ処理のOFF後に、チューニング電流をLD11aへ印加して波長制御(LD11aに任意の波長出力を設定するための制御)を行う。
〔S3〕フィルタ部13は、波長制御後の運用時に、フィルタ処理を実行(ON)する。すなわち、チューニング電流から高周波ノイズを除去する。
このように、波長可変光源11に対して、波長制御時にはフィルタ処理をOFFして、高周波ノイズが重畳されたままのチューニング電流をLD11aに印加して、出力すべき波長を設定する。そして、波長を設定した後の運用時には、フィルタ処理をONして、LD11aに印加されているチューニング電流から高周波ノイズを除去する。
このように、波長可変光源11に対して、波長制御時にはフィルタ処理をOFFして、高周波ノイズが重畳されたままのチューニング電流をLD11aに印加して、出力すべき波長を設定する。そして、波長を設定した後の運用時には、フィルタ処理をONして、LD11aに印加されているチューニング電流から高周波ノイズを除去する。
波長制御を行う際には、フィルタ処理をOFFして、高周波ノイズを持つチューニング電流で波長を設定するので、このときは、LD11aからの出力に波長変動が現れるが、運用中ではないので(光信号を伝送路上へ送信していないので)、伝送特性の劣化を引き起こすわけではなく、受信側に悪影響を与えることはない。また、運用時には、フィルタ処理をONして、LD11aに現在印加されているチューニング電流から高周波ノイズを除去する。
このように、波長制御時には、何ら処理を施さない(高周波ノイズが乗ったままの)チューニング電流で波長可変光源11に波長を設定するので、本来の高速波長チューニング(高速波長切り替え)を行うことが可能であり、また、運用時にはチューニング電流から高周波ノイズを除去するので、伝送特性の劣化を抑制することが可能になる。
次に光伝送装置10の立ち上げ時の動作について説明する。図3は利得制御の動作を含めた装置立ち上げフローを示す図である。
〔S11〕フィルタ部13は、フィルタ処理をOFFする。
〔S11〕フィルタ部13は、フィルタ処理をOFFする。
〔S12〕波長制御部12は、フィルタ処理のOFF後に、チューニング電流をLD11aへ印加して波長制御を行う。
〔S13〕フィルタ部13は、波長制御後の運用時に、フィルタ処理をONする。
〔S13〕フィルタ部13は、波長制御後の運用時に、フィルタ処理をONする。
〔S14〕利得制御部14は、フィルタ処理の実行が開始された後に、LD11aにアクト電流を印加して利得制御を行う。
図4は利得制御および温度一定制御の動作を含めた装置立ち上げフローを示す図である。
図4は利得制御および温度一定制御の動作を含めた装置立ち上げフローを示す図である。
〔S21〕温度制御部15は、TEC電流(LD温度調整用のTECへ印加する電流)を出力してLD11aの温度一定制御を行う。
〔S22〕フィルタ部13は、フィルタ処理をOFFする。
〔S22〕フィルタ部13は、フィルタ処理をOFFする。
〔S23〕波長制御部12は、フィルタ処理のOFF後に、チューニング電流をLD11aへ印加して波長制御を行う。
〔S24〕フィルタ部13は、波長制御後の運用時に、フィルタ処理をONする。
〔S24〕フィルタ部13は、波長制御後の運用時に、フィルタ処理をONする。
〔S25〕利得制御部14は、フィルタ処理の実行が開始された後に、LD11aにアクト電流を印加して利得制御を行う。なお、上記のフローでは、温度一定制御を最初に行っているが、アクト電流を印加する利得制御前ならどこで行ってもよい。
次に光伝送装置10の波長切り替え時の動作について説明する。図5は波長切り替え時の動作フローを示す図である。
〔S31〕利得制御部14は、アクト電流をOFFする(Iact=0mA)。
〔S31〕利得制御部14は、アクト電流をOFFする(Iact=0mA)。
〔S32〕フィルタ部13は、フィルタ処理をOFFする。
〔S33〕波長制御部12は、フィルタ処理のOFF後に、チューニング電流をLD11aへ印加して波長制御を行う。例えば、波長λaから波長λbへ切り替える場合には、波長λbを設定するための新たなチューニング電流をLD11aへ印加するような波長制御を行う。
〔S33〕波長制御部12は、フィルタ処理のOFF後に、チューニング電流をLD11aへ印加して波長制御を行う。例えば、波長λaから波長λbへ切り替える場合には、波長λbを設定するための新たなチューニング電流をLD11aへ印加するような波長制御を行う。
〔S34〕フィルタ部13は、波長制御後の運用時に、フィルタ処理をONする。
〔S35〕利得制御部14は、フィルタ処理の実行が開始された後に、LD11aにアクト電流を印加して利得制御を行う。
〔S35〕利得制御部14は、フィルタ処理の実行が開始された後に、LD11aにアクト電流を印加して利得制御を行う。
上記のように、アクト電流をOFFし、一度非発光にしてから波長制御を行い、再度アクト電流をONしてLD11aを発光させる。なお、波長切り替え時には、TEC温度を変える必要はない。
次に波長可変光源11内に光増幅部を有する光伝送装置について説明する。図6は光伝送装置の構成を示す図である。光伝送装置10aは、LD11aと光増幅部(以下、SOA)11bを含む波長可変光源11−1、波長制御部12、フィルタ部13、利得制御部14、温度制御部15、光増幅制御部(以下、SOA制御部)16から構成される。なお、以降の説明では、すでに上述した構成要素には同じ符号を付けて、重複する構成要素の説明は省略する。
SOA11bは、LD11aの出力光を増幅する。SOA制御部16は、光増幅制御信号(以下、SOA電流)を出力して、SOA11bの光増幅量を設定するための光増幅制御(以下、SOA制御)を行う。
次に光伝送装置10aの立ち上げ時の動作について説明する。図7は利得制御およびSOA制御の動作を含めた装置立ち上げフローを示す図である。
〔S41〕利得制御部14は、LD11aにアクト電流を印加する。
〔S41〕利得制御部14は、LD11aにアクト電流を印加する。
〔S42〕フィルタ部13は、フィルタ処理をOFFする。
〔S43〕波長制御部12は、フィルタ処理のOFF後に、チューニング電流をLD11aへ印加して波長制御を行う。
〔S43〕波長制御部12は、フィルタ処理のOFF後に、チューニング電流をLD11aへ印加して波長制御を行う。
〔S44〕フィルタ部13は、波長制御後の運用時に、フィルタ処理をONする。
〔S45〕SOA制御部16は、フィルタ処理の実行が開始された後に、LD11aにSOA電流を印加してSOA制御を行う。
〔S45〕SOA制御部16は、フィルタ処理の実行が開始された後に、LD11aにSOA電流を印加してSOA制御を行う。
上記のように、SOA11bを含む波長可変光源11−1を立ち上げる場合は、SOA電流によって発光・非発光を制御するため、波長制御後に、SOA制御を行う必要がある。なお、アクト電流の印加はSOA制御の前ならどこで行ってもよい。
図8は利得制御、SOA制御および温度一定制御の動作を含めた装置立ち上げフローを示す図である。
〔S51〕温度制御部15は、TEC電流を出力してLD11aの温度一定制御を行う。
〔S51〕温度制御部15は、TEC電流を出力してLD11aの温度一定制御を行う。
〔S52〕利得制御部14は、LD11aにアクト電流を印加する。
〔S53〕フィルタ部13は、フィルタ処理をOFFする。
〔S54〕波長制御部12は、フィルタ処理のOFF後に、チューニング電流をLD11aへ印加して波長制御を行う。
〔S53〕フィルタ部13は、フィルタ処理をOFFする。
〔S54〕波長制御部12は、フィルタ処理のOFF後に、チューニング電流をLD11aへ印加して波長制御を行う。
〔S55〕フィルタ部13は、波長制御後の運用時に、フィルタ処理をONする。
〔S56〕SOA制御部16は、フィルタ処理の実行が開始された後に、LD11aにSOA電流を印加して光増幅制御を行う。なお、上記のフローでは、温度一定制御を最初に行っているが、SOA電流を印加するSOA制御前ならどこで行ってもよい。
〔S56〕SOA制御部16は、フィルタ処理の実行が開始された後に、LD11aにSOA電流を印加して光増幅制御を行う。なお、上記のフローでは、温度一定制御を最初に行っているが、SOA電流を印加するSOA制御前ならどこで行ってもよい。
次に光伝送装置10aの波長切り替え時の動作について説明する。図9は波長切り替え時の動作フローを示す図である。
〔S61〕SOA制御部16は、SOA電流をOFFする(Isoa=0mA)。
〔S61〕SOA制御部16は、SOA電流をOFFする(Isoa=0mA)。
〔S62〕フィルタ部13は、フィルタ処理をOFFする。
〔S63〕波長制御部12は、フィルタ処理のOFF後に、チューニング電流をLD11aへ印加して波長制御を行う。例えば、波長λaから波長λbへ切り替える場合には、波長λbを設定するための新たなチューニング電流をLD11aへ印加するような波長制御を行う。
〔S63〕波長制御部12は、フィルタ処理のOFF後に、チューニング電流をLD11aへ印加して波長制御を行う。例えば、波長λaから波長λbへ切り替える場合には、波長λbを設定するための新たなチューニング電流をLD11aへ印加するような波長制御を行う。
〔S64〕フィルタ部13は、波長制御後の運用時に、フィルタ処理をONする。
〔S65〕SOA制御部16は、フィルタ処理の実行が開始された後に、LD11aにSOA電流を印加してSOA制御を行う。
〔S65〕SOA制御部16は、フィルタ処理の実行が開始された後に、LD11aにSOA電流を印加してSOA制御を行う。
上記のように、SOA電流をOFFし、一度非発光にしてから波長制御を行い、再度SOA電流をONしてLD11aを発光させる。なお、波長切り替え時には、TEC温度を変える必要はない。
次に複数のLDを有する光伝送装置について説明する。図10は光伝送装置の構成を示す図である。光伝送装置10bは、波長可変光源11−2、波長制御部12b、フィルタ部13b、利得制御部14b、温度制御部15、SOA制御部16、LD選択部17から構成される。また、波長可変光源11−2は、複数のLD11a−1〜11a−n(LDアレイ)、SOA11b、光カプラ11cを含む。
LD選択部17は、LD11a−1〜11a−nの中から所望の1つのLDを選択する。また、波長制御部12b、フィルタ部13bおよび利得制御部14bは、図1で上述した機能と基本的に同じであるが、複数のLD11a−1〜11a−nの中から選択されたLDに対して制御する構成となっている。
一方、波長可変光源11−2においては、LD11a−1〜11a−nの各波長出力端と、SOA11bの波長入力端とは、光カプラ11cで結合されており、選択されたLD11a−1〜11a−nのいずれかのLDから発出された1波の波長が、SOA11bで増幅されてデバイス外部へ出力する。
次に光伝送装置10bの立ち上げ時の動作について説明する。図11は利得制御およびSOA制御の動作を含めた装置立ち上げフローを示す図である。
〔S71〕LD選択部17は、LD11a−1〜11a−nの中から、使用する1つのLDを選択する(LD11a−1を選択したとする)。
〔S71〕LD選択部17は、LD11a−1〜11a−nの中から、使用する1つのLDを選択する(LD11a−1を選択したとする)。
〔S72〕利得制御部14bは、LD11a−1にアクト電流を印加する。
〔S73〕フィルタ部13bは、フィルタ処理をOFFする。
〔S74〕波長制御部12bは、フィルタ処理のOFF後に、チューニング電流をLD11a−1へ印加して波長制御を行う。
〔S73〕フィルタ部13bは、フィルタ処理をOFFする。
〔S74〕波長制御部12bは、フィルタ処理のOFF後に、チューニング電流をLD11a−1へ印加して波長制御を行う。
〔S75〕フィルタ部13bは、波長制御後の運用時に、フィルタ処理をONする。
〔S76〕SOA制御部16は、フィルタ処理の実行が開始された後に、LD11a−1にSOA電流を印加してSOA制御を行う。
〔S76〕SOA制御部16は、フィルタ処理の実行が開始された後に、LD11a−1にSOA電流を印加してSOA制御を行う。
上記のように、SOA電流によって発光・非発光を制御するため、使用するLDを選択し、波長制御を行って、最後にSOA制御を行うといった順に制御を行う必要がある。なお、アクト電流の印加は、LD選択とSOA制御の間ならどこで行ってもよい。
図12は利得制御、SOA制御および温度一定制御の動作を含めた装置立ち上げフローを示す図である。
〔S81〕温度制御部15は、TEC電流を出力してLD11a−1〜11a−nから構成されるLDアレイの温度一定制御を行う。
〔S81〕温度制御部15は、TEC電流を出力してLD11a−1〜11a−nから構成されるLDアレイの温度一定制御を行う。
〔S82〕LD選択部17は、LD11a−1〜11a−nの中から、使用する1つのLDを選択する(LD11a−1を選択したとする)。
〔S83〕利得制御部14bは、LD11a−1にアクト電流を印加する。
〔S83〕利得制御部14bは、LD11a−1にアクト電流を印加する。
〔S84〕フィルタ部13bは、フィルタ処理をOFFする。
〔S85〕波長制御部12bは、フィルタ処理のOFF後に、チューニング電流をLD11a−1へ印加して波長制御を行う。
〔S85〕波長制御部12bは、フィルタ処理のOFF後に、チューニング電流をLD11a−1へ印加して波長制御を行う。
〔S86〕フィルタ部13bは、波長制御後の運用時に、フィルタ処理をONする。
〔S87〕SOA制御部16は、フィルタ処理の実行が開始された後に、LD11a−1にSOA電流を印加してSOA制御を行う。なお、上記のフローでは、温度一定制御を最初に行っているが、SOA電流を印加するSOA制御前ならどこで行ってもよい。
〔S87〕SOA制御部16は、フィルタ処理の実行が開始された後に、LD11a−1にSOA電流を印加してSOA制御を行う。なお、上記のフローでは、温度一定制御を最初に行っているが、SOA電流を印加するSOA制御前ならどこで行ってもよい。
次に光伝送装置10bの波長切り替え時の動作について説明する。図13は波長切り替えの動作フローを示す図である。
〔S90〕現在選択されているLD(LD11a−1とする)でシステムが運用されている。
〔S90〕現在選択されているLD(LD11a−1とする)でシステムが運用されている。
〔S91〕上位の制御部は、波長切り替えを認識すると、LDの変更が必要か否かを判断する。変更が不要ならば(切り替えたい波長が、現在使用中のLD11a−1の波長領域にあるならば)ステップS92へいき、変更が必要ならば(切り替えたい波長が、現在使用中のLD11a−1の波長領域にないならば)ステップS93へいく。
〔S92〕SOA制御部16は、SOA電流をOFFにし、ステップS96へいく。
〔S93〕波長制御部12bは、LD11a−1に印加していたチューニング電流をOFFにし、利得制御部14bは、LD11a−1に印加していたアクト電流をOFFにし、SOA制御部16は、SOA電流をOFFにする。
〔S93〕波長制御部12bは、LD11a−1に印加していたチューニング電流をOFFにし、利得制御部14bは、LD11a−1に印加していたアクト電流をOFFにし、SOA制御部16は、SOA電流をOFFにする。
〔S94〕LD選択部17は、LD11a−2〜11a−nの中から、新しく使用する1つのLDを選択する(LD11a−2を選択したとする)。
〔S95〕利得制御部14bは、LD11a−2にアクト電流を印加する。
〔S95〕利得制御部14bは、LD11a−2にアクト電流を印加する。
〔S96〕フィルタ部13bは、フィルタ処理をOFFする。
〔S97〕波長制御部12bは、フィルタ処理のOFF後に、チューニング電流をLD11a−2へ印加して波長制御を行う。
〔S97〕波長制御部12bは、フィルタ処理のOFF後に、チューニング電流をLD11a−2へ印加して波長制御を行う。
ここで、LD変更が不要の場合、例えば、波長λaから波長λbへ切り替える際には、波長λbを設定するための新たなチューニング電流をLD11a−1へ印加するような波長制御を行う。
また、LD変更が必要の場合、例えば、LD11a−1で使用していた波長がλaであり、LD11a−2で使用する波長がλcであって、波長λaから波長λcへ切り替える際には、波長λcを設定するための新たなチューニング電流をLD11a−2へ印加するような波長制御を行う。
〔S98〕フィルタ部13bは、波長制御後の運用時に、フィルタ処理をONする。
〔S99〕SOA制御部16は、フィルタ処理の実行が開始された後に、LD11a−2にSOA電流を印加してSOA制御を行う。
〔S99〕SOA制御部16は、フィルタ処理の実行が開始された後に、LD11a−2にSOA電流を印加してSOA制御を行う。
上記のように、波長切り替え時にLDの変更が必要な場合は、チューニング電流、アクト電流およびSOA電流をOFFし、新しいLDを選択後、波長制御を行ってSOA制御を行う。なお、アクト電流の印加制御は、新しいLD選択とSOA制御の間ならどこで行ってもよい。また、LD変更が必要でない場合は、SOA電流をOFFし、一度非発光にしてから、新たに波長制御を行い、再度SOA電流をONして発光させる。なお、波長切り替え時には、TEC温度を変える必要はない。
次にフィルタ処理について説明する。図14はフィルタ部13の構成を示す図である。フィルタ部13は、フィルタ制御部13−1とフィルタ13−2から構成される。フィルタ13−2は、トランジスタTR1(例えば、NチャネルMOSFET)のFETスイッチと、抵抗RおよびコンデンサCを含む時定数回路とから構成される。なお、LD11aの波長制御層(tune)を等価的にダイオードで表示している。
ここで、波長制御部12のチューニング電流の出力端は、信号ラインL1を介して、LD11aのカソードと接続し、LD11aのアノードはGNDに接続する。また、信号ラインL1から分岐ラインL2が出ており、分岐ラインL2上にフィルタ13−2が設置している。
フィルタ制御部13−1の制御電圧の出力端は、トランジスタTR1のゲートに接続し、トランジスタTR1のソースは、抵抗Rの一端とコンデンサCの一端と接続する。抵抗Rの他端およびコンデンサCの他端は、GNDに接続する。トランジスタTR1のドレインは、波長制御部12のチューニング電流出力端と、LD11aのカソードに接続する。
このよう接続関係において、フィルタ処理をOFFする場合、フィルタ制御部13−1は、トランジスタTR1のゲートへの制御電圧の印加を停止して、FETスイッチをOFFにする。すると、波長制御部12から出力されるチューニング電流(高周波ノイズが重畳されているチューニング電流)は、信号ラインL1を介して、LD11aへ注入され、LD11aに対して波長設定が行われる(上述したように、波長制御を行う場合は、装置外部から光を送出しないので、ノイズが乗ったチューニング電流で波長を設定して構わない。また、これにより高速チューニングを可能にしている)。
一方、フィルタ処理をONする場合、フィルタ制御部13−1は、制御電圧をトランジスタTR1のゲートに印加して、トランジスタTR1のFETスイッチをONにする。すると、波長制御部12から出力されるチューニング電流に対して、チューニング電流の高周波成分(高周波ノイズを含む)は、分岐ラインL2を流れ、チューニング電流のDC成分は、信号ラインL1を流れてLD11aへ注入されることになる(時定数回路内のコンデンサCは、高周波信号に対してインピーダンスが低く見えるので、チューニング電流の高周波成分だけが分岐ラインL2を流れることになり、逆に直流信号に対してはインピーダンスが高く見えるので、直流信号は分岐ラインL2を流れずに信号ラインL1を流れることになる)。
なお、上記では、フィルタ13−2のON/OFF制御に、FETスイッチを用いて電圧制御でスイッチングを行ったが、FETの代わりにバイポーラトランジスタ(例えば、NPN型トランジスタ)を用いて電流制御のスイッチングを行ってもよい。
次にフィルタ13−2の設計例について説明する。図15はフィルタ13−2およびLD11aの等価回路を示す図である。FETスイッチがONのときの状態を示している。印加電流Imodに対して、チューニング電流Ituneは以下の式で計算される。なお、RLは、LD11aの負荷抵抗である。
Itune=R×(1/jωC)/(R×(RL+(1/jωC))+RL×(1/jωC))×Imod ・・・(1)
ここで、100kHz以上の高周波ノイズを抑圧するように、時定数回路のC、Rの値を決める場合を考える。LD11aの負荷抵抗RLは、約5Ωのため、Rは、RLより十分高いインピーダンスになるように、例えば、100倍の500Ωに設定する。
ここで、100kHz以上の高周波ノイズを抑圧するように、時定数回路のC、Rの値を決める場合を考える。LD11aの負荷抵抗RLは、約5Ωのため、Rは、RLより十分高いインピーダンスになるように、例えば、100倍の500Ωに設定する。
一方、Cはカットオフ周波数を決めるパラメータなので、ここでは100kHzから減衰するように100nFと設定する。図16にフィルタ13−2の透過特性を示す。横軸が周波数(Hz)、縦軸はItune/Imod(dB)の電力であり、R=500Ω、C=100nFでのフィルタ透過特性を示している。Cを大きくすると、より低い周波数から減衰できる。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
10 光伝送装置
11 波長可変光源
11a 発光レーザ
12 波長制御部
13 フィルタ部
14 利得制御部
15 温度制御部
11 波長可変光源
11a 発光レーザ
12 波長制御部
13 フィルタ部
14 利得制御部
15 温度制御部
Claims (11)
- 波長切り替えのための波長制御信号が印加されることにより、出力波長が変化する発光レーザを含む波長可変光源と、
前記波長制御信号を出力する波長制御部と、
前記波長制御信号をフィルタ処理して、前記波長制御信号に重畳している高周波ノイズを除去するフィルタ部と、
を備え、
前記フィルタ部は、前記波長制御時には、前記フィルタ処理を停止し、運用時に、前記フィルタ処理を実行する、
ことを特徴とする光伝送装置。 - 前記波長制御部は、前記フィルタ処理の停止後に、前記波長制御信号を前記発光レーザへ印加して前記波長制御を行い、前記フィルタ部は、前記波長制御後に、前記フィルタ処理を実行することを特徴とする請求項1記載の光伝送装置。
- 前記発光レーザに利得制御信号を印加して、前記発光レーザの出力光の利得を設定するための利得制御を行う利得制御部をさらに有することを特徴とする請求項2記載の光伝送装置。
- 前記フィルタ部は、スイッチおよび時定数回路を有して、前記波長制御部と前記発光レーザとを接続するラインである信号ラインに対して、前記信号ラインから分岐する分岐ライン上に設けられ、
前記フィルタ処理の停止時は、前記高周波ノイズが重畳された前記波長制御信号が前記信号ラインを通じて前記発光レーザへ流れるようにスイッチングし、
前記フィルタ処理の実行時には、前記高周波ノイズが含まれる前記波長制御信号の高周波成分を前記分岐ラインへ流し、前記波長制御信号の直流成分を前記信号ラインへ流すようにスイッチングすることを特徴とする請求項1記載の光伝送装置。 - 前記波長可変光源は、前記発光レーザと、前記発光レーザからの出力波長を増幅する光増幅部とを含み、前記光増幅部の光増幅量を設定するための光増幅制御信号を出力して光増幅制御を行う光増幅制御部をさらに有することを特徴とする請求項1記載の光伝送装置。
- 波長切り替えのための波長制御信号が印加されることにより、出力波長が変化し、それぞれ異なる波長領域をカバーする複数の発光レーザを含む波長可変光源と、
前記波長制御信号を出力する波長制御部と、
前記波長制御信号をフィルタ処理して、前記波長制御信号に重畳している高周波ノイズを除去するフィルタ部と、
複数の前記発光レーザの中から、1つの前記発光レーザを選択する発光レーザ選択部と、
を備え、
前記フィルタ部は、前記波長制御時には、前記フィルタ処理を停止し、運用時に、前記フィルタ処理を実行する、
ことを特徴とする光伝送装置。 - 前記波長制御部は、前記フィルタ処理の停止後に、前記波長制御信号を、選択された前記発光レーザへ印加して前記波長制御を行い、前記フィルタ部は、前記波長制御後に、前記フィルタ処理を実行することを特徴とする請求項6記載の光伝送装置。
- 前記発光レーザに利得制御信号を印加して、前記発光レーザの出力光の利得を設定するための利得制御を行う利得制御部と、前記発光レーザの出力光を増幅する光増幅部と、前記光増幅部に光増幅制御信号を印加して前記光増幅部の光増幅量を設定するための光増幅制御を行う光増幅制御部と、をさらに有することを特徴とする請求項7記載の光伝送装置。
- 第1の波長から第2の波長へ切り替える波長切り替え時に、現在使用している前記発光レーザの変更が不要の場合、
前記光増幅制御部は、前記光増幅制御信号の印加を停止し、
前記フィルタ部は、前記フィルタ処理を停止し、
前記波長制御部は、前記フィルタ処理の停止後に、前記第1の波長から前記第2の波長へ切り替えるための前記波長制御信号を前記発光レーザへ印加して、新たな波長を設定するための前記波長制御を行い、
前記フィルタ部は、前記波長制御後に、前記フィルタ処理を実行し、
前記光増幅制御部は、前記フィルタ処理の実行開始後に、前記光増幅部に前記光増幅制御信号を印加して前記光増幅制御を行うことを特徴とする請求項8記載の光伝送装置。 - 前記フィルタ部は、スイッチおよび時定数回路を有して、前記波長制御部と前記発光レーザとを接続するラインである信号ラインに対して、前記信号ラインから分岐する分岐ライン上に設けられ、
前記フィルタ処理の停止時は、前記高周波ノイズが重畳された前記波長制御信号が前記信号ラインを通じて前記発光レーザへ流れるようにスイッチングし、
前記フィルタ処理の実行時には、前記高周波ノイズが含まれる前記波長制御信号の高周波成分を前記分岐ラインへ流し、前記波長制御信号の直流成分を前記信号ラインへ流すようにスイッチングすることを特徴とする請求項6記載の光伝送装置。 - 波長切り替えのための波長制御信号が印加されることにより、出力波長が変化する発光レーザに対して、
前記波長制御信号を出力し、前記発光レーザに対して、任意の波長出力を設定し、前記波長制御信号をフィルタ処理して、前記波長制御信号に重畳している高周波ノイズを除去する場合に、
波長制御時には、前記フィルタ処理を停止し、
前記フィルタ処理の停止後に、前記波長制御信号を前記発光レーザへ印加して前記波長制御を行い、
前記波長制御後に、前記フィルタ処理を実行する、
ことを特徴とする光伝送方法。
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