JP4771784B2 - 光送信器および光送信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、波長多重通信における光送信器および光送信方法に関し、より詳細には、出力波長を可変することができる光送信器および光送信方法に関する。
波長多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)通信では、出力光の波長を可変することができる光送信器の適用が検討されている。図1に、複数の光送信器を用いた光送信装置を示す。光送信装置10は、それぞれ波長を可変することができる2n個の光送信器100−1〜2nと、これら光送信器からの光信号を合波する光カプラ140とから構成されている。各光送信器100は、周波数f,f,f,...,f2nのいずれにも設定することができる波長可変光源を備え、その設定周波数で強度変調された光信号を出力する。これら光送信器100−1〜2nは、それぞれ異なる周波数に設定され、2n個の強度変調された光信号を出力する。これらの強度変調された光信号は、光カプラ120で合波され、2n個の波長を有するWDM信号として伝送路に出力される。
このように、各光送信器の光源を波長可変とすることで、単一構成の光送信装置で自由な波長設定が可能となり、装置の単一品種化が可能となる。装置を単一品種化することで、波長の増設に際して装置の在庫の低減を図ることができる。しかしながら、波長可変光源は、単一波長の光源に比べ構造が複雑であり、低コスト化が課題となっている。例えば、半導体を利用した波長可変光源は、外部共振器を利用した波長可変光源よりも安価である。このような波長可変光源には、分布ブラッグ反射型レーザ(DBR−LD:Distributed Bragg Reflector Laser−Diode)や分布帰還型レーザ(DFB−LD:Ditributed Feedback Laser−Diode)がある。
DBR−LDは、分布反射(DBR)領域に注入された電流量に応じて屈折率が変化し、これによって出力波長を変化させることができる。屈折率変化により、DBR−LDは、10nmの範囲で波長を可変することができるが、広い可変波長範囲で使用すると、モードホップにより出力波長が変化する。そのため、WDM光源として使用するためには、波長可変幅を3nm程度に制限する必要がある。
一方、DFB−LDは、温度制御により屈折率が変化し、これによって出力波長を変化させることができるが、DFB−LDの温度制御による波長可変幅も3nmに限られている。
笠谷他、「高速波長切り替え型DFBアレイ波長選択光源」、2003年電子情報通信学会エレクトロニクスソサイエティ大会、C−4−3、279頁
上述のように、光送信器の波長可変光源として、DBR−LDやDFB−LDを用いた場合、波長可変幅は3nm程度に限られる。そのため、波長可変幅を拡大した光送信器が必要とされている。このような波長可変幅を拡大した光送信器の構成を図2に示す。光送信器200は、2つチャンネルを有する電源210と、2つのDFB−LD221および222からなるLDアレイ220と、LDアレイの温度を制御する温度設定器230と、2つのDFB−LDからの出力光を合波する光カプラ240と、光カプラからの出力光をデータ信号で変調する変調器250とから構成されている。
2つのDFB−LD221および222は、単一の半導体チップ上にLDアレイ220として構成され、温度設定器230により、所定の温度に設定される。2チャンネル電源210は、外部からの切り替え信号により、DFB−LD221および222のいずれか一方にのみバイアス電源を供給する。バイアス電源が供給された方のDFB−LDは、温度設定器230により設定された周波数で発振し、連続光を出力する。このように、光送信器200は、電源210の切り替えと、温度設定器230の温度設定により、広い波長帯域にわたって光信号を出力することができる。
これらDFB−LDからの出力光は、光カプラ240を介して変調器250に送られ、データ信号により強度変調される。例えば、変調器として電界吸収型(EA:Electro Absorption)変調器を用いれば、40Gbpsまでの高速変調が可能である。また、半導体増幅器(SOA:Semiconductor Optical Amplifier)変調器を用いれば、変調速度は10Gbps以下に限られるが、その増幅機能により、出力光を増幅して出力することができる。さらに、光カプラ240や変調器250も、DFB−LD221および222と同一の半導体チップ上に集積することもできる。
本構成によれば、波長可変域の異なる2つのDFB−LDを用いることにより、光送信器の波長可変幅を拡大することができる。図2では、2チャンネル電源210により、DFB−LD221のみが駆動され、温度設定器230により、設定温度がTに調整され、周波数fの信号が出力されている。ここで、DFB−LD221および222の波長可変幅は、温度設定器230によって設定される温度T,T,T,...,T,...,Tにわたって、それぞれ周波数f,f,f,...,f,...,fおよび周波数fn+1,fn+2,fn+3,...,fn+i,...,f2nとし、周波数間隔Δfはすべて等しいものとする。この場合、ある設定温度Tについて、以下の関係式が成り立つ。
n+i−f=nΔf (1)
したがって、図2において、設定温度がTのとき、電源210によってDFB−LD221からDFB−LD222に切り替えられると、DFB−LD222からは周波数fn+iの光信号が出力されることになる。
しかしながら、本構成では、2チャンネル電源210の故障などにより、オフとなるべきDFB−LDの出力が漏洩した場合、この漏洩光が他の光送信器の信号光に対して妨害となることがある。図3を参照しながらこの問題について説明する。図3(a)は、図2の構成を有する2n個の光送信器から出力される光スペクトルを示しており、図3(b)は、2n個の光送信器からの出力を光カプラで合波した光スペクトルを示している。
図3(a)に示すように、各光送信器は、2チャンネル電源および温度設定器によって、波長可変域の異なる2つのDFB−LD#1および#2から、周波数間隔Δfで周波数f,f,f,...,f,...,fn+i,...,f2nの信号光を出力する。この場合、光送信器#iから周波数fの光信号を出力するためには、2チャンネル電源を介してDFB−LD#1を選択し、温度設定器230を介してLDアレイの設定温度をTに調整する。このとき(設定温度Tのとき)、選択されていないDFB−LD#2の発振周波数はfn+iとなる。同様に、光送信器#n+iから周波数fn+iの光信号を出力するためには、2チャンネル電源を介してDFB−LD#2を選択し、温度設定器230を介して設定温度をTに調整する。このとき(設定温度Tのとき)、選択されていないDFB−LD#1の発振周波数はfとなる。
ここで、光送信器#n+iの2チャンネル電源が故障し、光送信器#n+iのDFB−LD#1にバイアス電流が漏洩すると、光送信器#n+iのDFB−LD#1からの周波数fの漏洩光が出力される。この漏洩光は、光送信器#iのDFB−LD#1からの周波数fの信号光に対して妨害となる。つまり、これらの信号光と漏洩光は、光カプラで合波され、図3(b)に示すように、2つの光が周波数領域において重なることになる。これにより、これら2つの光は、受信側の分波器で波長分波されることなく、光受信器で互いに干渉して強度雑音を引き起こし、信号対雑音比(SNR)の劣化を招く。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、複数の波長可変光源を備えた光送信器からの漏洩出力によって他の光送信器の信号出力が妨害されるのを防ぐ光送信器および光送信方法を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数の光送信器とともに使用することで周波数間隔Δfの複数の所定の周波数の光信号を出力する波長多重通信用の光送信装置を構成するための、前記複数の所定の周波数のうちいずれか1つの周波数の光信号を出力する光送信器であって、発振周波数が、前記周波数間隔Δfの複数の周波数のうち、第1の波長可変域内のいずれか1つの所望の周波数に設定されて、光信号を出力する第1の波長可変光源と、発振周波数が、前記周波数間隔Δfの複数の周波数のうち、前記第1の波長可変域と異なる第2の波長可変域内のいずれか1つの所望の周波数に設定されて、光信号を出力する第2の波長可変光源と、前記第1および第2の波長可変光源の温度または電流をそれぞれ調整することにより、前記第1および第2の波長可変光源の発振周波数を設定する設定手段と、前記第1および第2の波長可変光源のいずれか一方を選択してバイアス電流を供給する切替手段とを備え、前記設定手段により、前記切替手段によって選択された一方の波長可変光源の発振周波数は所望の周波数に設定されるとともに、選択されなかった他方の波長可変光源の発振周波数は、前記第1および第2の波長可変光源の発振周波数の差がΔfの整数倍とならないように、設定されることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の光送信器において、前記設定手段により、前記他方の波長可変光源の発振周波数は、前記第1および第2の波長可変光源の発振周波数の差がΔf/2の奇数倍となるように、設定されることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の光送信器であって、前記第1および第2の波長可変光源は、温度制御により周波数を選択するDFB−LDを備え前記設定手段は、前記第1および第2の波長可変光源の温度をそれぞれ調整することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の光送信器であって、前記第1および第2の波長可変光源は、電流制御により周波数を選択するDBR−LDを備え前記設定手段は、前記第1および第2の波長可変光源の電流をそれぞれ調整することを特徴とする。
た、請求項に記載の発明は、複数の光送信器とともに使用することで周波数間隔Δfの複数の所定の周波数の光信号を出力する波長多重通信用の光送信装置を構成するための、前記複数の所定の周波数のうちいずれか1つの周波数の光信号を出力する光送信器における光送信方法であって、前記光送信器は、発振周波数が、前記周波数間隔Δfの複数の周波数のうち、第1の波長可変域内のいずれか1つの所望の周波数に設定されて、光信号を出力する第1の波長可変光源と、発振周波数が、前記周波数間隔Δfの複数の周波数のうち、前記第1の波長可変域と異なる第2の波長可変域内のいずれか1つの所望の周波数に設定されて、光信号を出力する第2の波長可変光源とを備え、前記第1および第2の波長可変光源の温度または電流をそれぞれ調整することにより、前記第1および第2の波長可変光源の発振周波数を設定するステップと、前記第1および第2の波長可変光源のいずれか一方を選択してバイアス電流を供給するステップとを備え、前記発振周波数を設定するステップでは、前記バイアス電流を供給するステップで選択された一方の波長可変光源の発振周波数は所望の周波数に設定されるとともに、選択されなかった他方の波長可変光源の発振周波数は、前記第1および第2の波長可変光源の発振周波数の差がΔfの整数倍とならないように、設定されることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の光送信方法において、前記発振周波数を設定するステップでは、前記他方の波長可変光源の発振周波数が前記第1および第2の波長可変光源の発振周波数の差がΔf/2の奇数倍となるように設定されることを特徴とする。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について詳細に説明する。
図4に、本発明による光送信器の光スペクトルの一例を示す。図4(a)は、本発明による2n個の光送信器から出力される光スペクトルを示し、図4(b)は、本発明による2n個の光送信器からの出力を光カプラで合波した光スペクトルを示している。本発明の第1の実施例による光送信器の構成は、図2と同様であるが、光送信器のDFB−LD#1およびDFB−LD#2の各設定温度に対する周波数配置が異なる。
本発明の第1の実施例では、光送信器#1から#nの周波数はそれぞれf,f,f,...,f,...,fであり、各周波数の間隔Δfはすべて等しい。また、光送信器#n+1から#2nの周波数はそれぞれfn+1,fn+2,fn+3,...,fn+i,...,f2nであり、各周波数の間隔Δfはすべて等しい。しかし、光送信器#iのDFB−LD#1の周波数fと、光送信器#n+iのDFB−LD#2の周波数fn+iとの間隔が、jを自然数として、以下のように設定される。
n+i−f=nΔf+(j−3/2)Δf (2)
この場合、図4(a)に示すように、各光送信器は、2チャンネル電源および温度設定器によって、DFB−LD#1から周波数間隔Δfで周波数f,f,f,...,f,...,fの信号光を出力し、DFB−LD#2から周波数間隔Δfでfn+1,fn+2,fn+3,...,fn+i,...,f2nの信号光を出力する。しかし、DFB−LD#1の周波数配置とDFB−LD#2の周波数配置とは、周波数間隔Δfの整数倍の関係ではなく、Δf/2のオフセットが設けられている。したがって、光送信器#iから周波数fの光信号を出力するためには、2チャンネル電源を介してDFB−LD#1を選択し、温度設定器を介して設定温度をTに調整する。このとき(設定温度Tのとき)、選択されていないDFB−LD#2の発振周波数はfn+i−(j−3/2)Δf(=f+nΔf)となる。なお、図4では、j=2の場合を示している。同様に、光送信器#n+iから周波数fn+iの光信号を出力するためには、2チャンネル電源を介してDFB−LD#2を選択し、温度設定器230を介して設定温度をT’に調整する。このとき(設定温度T’のとき)、選択されていないDFB−LD#1の発振周波数はf+(j−3/2)Δf/2(=fn+i−nΔf)となる。
ここで、設定温度Tのとき、光送信器#n+iの2チャンネル電源が故障し、光送信器#n+iのDFB−LD#1にバイアス電流が漏洩すると、光送信器#n+iのDFB−LD#1からのf+(j−3/2)Δf/2の漏洩光が出力される。この漏洩光は、光送信器#iのDFB−LD#1からの周波数fの光信号に対して妨害とならない。つまり、これらの信号光と漏洩光は、光カプラで合波されても、図4(b)に示すように、2つの光信号が周波数領域において重ならないことになる。これにより、信号光は受信側の分波器で透過される一方、漏洩光は受信側の分波器で減衰されることになり、光受信器においてこれらの光は干渉せず、SNRの劣化を防ぐことができる。また、受信側の分波器のチャンネル間のクロストークが大きく、漏洩光を十分に減衰することができない場合でも、漏洩光による干渉雑音成分は信号光の信号帯域外に生成されるため、電気的なローパスフィルタによって除去することができる。
本発明による光送信装置の出力周波数と、設定温度の関係を図5に示す。なお、図5は、式(2)においてj=2の場合が示されている。図に示すように、設定温度がTのとき、DFB−LD#1の出力周波数は、光受信器の分波器の透過周波数に一致しているが、DFB−LD#2の出力周波数は一致していない。次に、設定温度をT’に上げると、DFB−LD#1の出力周波数は、光受信器の分波器の透過周波数に一致しなくなるが、DFB−LD#2の出力周波数は、一致するようになる。このように、本発明の第1の実施例では、電源によるDFB−LD#1およびDFB−LD#2の切り替えと同時に、温度設定器による設定温度を変更する必要がある。
図6に、本発明の第2の実施例による光送信器の構成例を示す。図6では、図2と異なり、DFB−LD#1(621)およびDFB−LD#2(622)が別々の半導体チップ620−1および620−2上に構成され、それぞれ別個の温度設定器630−1および630−2により制御されている。
本実施例によれば、DFB−LD#1およびDFB−LD#2をそれぞれ独立に温度設定できるので、それぞれの周波数を任意に組み合わせることができる。例えば、実施例1の場合には、設定温度をTとし、DFB−LD#1の出力周波数をfとすると、DFB−LD#2の出力周波数は必然的にfn+i−(j−3/2)Δf/2(=f+nΔf)となる。しかし、本実施例では、光送信器#1,#2,#3,...,#nをそれぞれ周波数f,f,f,...,fに設定し、光送信器#n+1,#n+2,#n+3,...,#2nをそれぞれ周波数f2n,f2n−1,f2n−2,...,fn+1に設定することも可能である。
なお、本実施例においても電源によるDFB−LD#1およびDFB−LD#2の切り替えと同時に、2つの温度設定器による設定温度を変更する必要がある。
また、図7に示すように、DFB−LD621および622の代わりに、DBR−LD721および722を用いてもよい。この場合、DBR−LD721および722は、別個の電源電流730−1および730−2によってそれぞれ波長設定される。
図8に、本発明の第3の実施例による光送信器の構成例を示す。本実施例では、DFB−LD#1およびDFB−LD#2の切り替えに、図2の2チャンネル電源210に代えて、切替器812が使われている。
切替器812は、分岐器と2つのスイッチから構成されている。データ信号が切替器812に入力されると、分岐器で分岐され、スイッチを介してDFB−LD221および222の一方に供給される。データ信号には、DFB−LDを発振させて駆動するためのバイアス電流が付加されている。したがって、切替器812で選択されたDFB−LDは、このデータ信号により電流駆動(直接変調)され、温度設定器830で設定された周波数の強度変調信号を出力することになる。切替信号および温度設定器によるDFB−LD#1およびDFB−LD#2の切り替え、ならびにそれぞれの周波数設定は、実施例1の場合と同様である。
本実施例によれば、DFB−LDを直接変調することにより、変調器(図2の変調器250)を省略することができる。これにより、光送信器の小型化、低価格化が可能となる。
なお、図9に示すように、データ信号にDFB−LD921、922を発振させるためのバイアス電流を付加することなく、それぞれのDFB−LDに2チャンネル電源910からバイアスを供給するようにしてもよい。この場合、切替信号により、切替器912と電源910を連動して動作させ、データ信号の供給されるDFB−LDに電源が供給されるようにする。
さらに、図10に示すように、2つのDFB−LD1021および1022を別々の半導体チップ上に構成し、それぞれ別個の温度設定器1030−1および1030−2により制御するようにしてもよい。
以上、本発明について、具体的にいくつかの実施例について説明したが、本発明の原理を適用できる多くの実施可能な形態に鑑みて、ここに記載した実施例は、単に例示に過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。ここに例示した実施例は、本発明の趣旨から逸脱することなくその構成と詳細を変更することができる。さらに、説明のための構成要素および手順は、本発明の趣旨から逸脱することなく変更、補足、またはその順序を変えてもよい。
複数の光送信器を用いた光送信装置の構成を示す模式図である。 波長可変幅を拡大した光送信器の構成を示す模式図である。 従来の光送信器の周波数配置を示す図であり、図3(a)は各光送信器の出力における光スペクトルを示し、図3(b)は各光送信器の出力を光カプラにより合波した後の光スペクトルを受信側の分波器の透過特性と共に示している。 本発明の一実施例による光送信器の周波数配置を示す図であり、図4(a)は各光送信器の出力における光スペクトルを示し、図4(b)は各光送信器の出力を光カプラにより合波した後の光スペクトルを受信側の分波器の透過特性と共に示している。 本発明の一実施例による光送信器の温度設定による周波数の調整を示す図である。 本発明の別の実施例による光送信器の構成を示す模式図である。 本発明のさらに別の実施例による光送信器の構成を示す模式図である。 本発明のさらに別の実施例による光送信器の構成を示す模式図である。 本発明のさらに別の実施例による光送信器の構成を示す模式図である。 本発明のさらに別の実施例による光送信器の構成を示す模式図である。
符号の説明
10 光送信装置
100−1〜2n 光送信器
140 光カプラ
200 光送信器
210 2つチャンネル電源
220 LDアレイ
221 DFB−LD#1
222 DFB−LD#2
230 温度設定器
240 光カプラ
250 変調器
600 光送信器
610 2つチャンネル電源
620−1,620−2 LDチップ
621 DFB−LD#1
622 DFB−LD#2
630−1,630−2 温度設定器
640 光カプラ
650 変調器
700 光送信器
710 2つチャンネル電源
720−1,720−2 LDチップ
721 DBR−LD#1
722 DBR−LD#2
730−1,730−2 電源電流
740 光カプラ
750 変調器
800 光送信器
812 切替器
820 LDアレイ
821 DFB−LD#1
822 DFB−LD#2
830 温度設定器
900 光送信器
910 2つチャンネル電源
912 切替器
920 LDアレイ
921 DFB−LD#1
922 DFB−LD#2
930 温度設定器
940 光カプラ
1000 光送信器
1012 切替器
1020−1,1020−2 LDチップ
1021 DFB−LD#1
1022 DFB−LD#2
1030−1,1030−2 温度設定器
1040 光カプラ

Claims (6)

  1. 複数の光送信器とともに使用することで周波数間隔Δfの複数の所定の周波数の光信号を出力する波長多重通信用の光送信装置を構成するための、前記複数の所定の周波数のうちいずれか1つの周波数の光信号を出力する光送信器であって、
    発振周波数が、前記周波数間隔Δfの複数の周波数のうち、第1の波長可変域内のいずれか1つの所望の周波数に設定されて、光信号を出力する第1の波長可変光源と、
    発振周波数が、前記周波数間隔Δfの複数の周波数のうち、前記第1の波長可変域と異なる第2の波長可変域内のいずれか1つの所望の周波数に設定されて、光信号を出力する第2の波長可変光源と、
    前記第1および第2の波長可変光源の温度または電流をそれぞれ調整することにより、前記第1および第2の波長可変光源の発振周波数を設定する設定手段と、
    前記第1および第2の波長可変光源のいずれか一方を選択してバイアス電流を供給する切替手段と
    を備え、前記設定手段により、前記切替手段によって選択された一方の波長可変光源の発振周波数は所望の周波数に設定されるとともに、選択されなかった他方の波長可変光源の発振周波数は、前記第1および第2の波長可変光源の発振周波数の差がΔfの整数倍とならないように、設定されることを特徴とする光送信器。
  2. 請求項に記載の光送信器において、
    前記設定手段により、前記他方の波長可変光源の発振周波数は、前記第1および第2の波長可変光源の発振周波数の差がΔf/2の奇数倍となるように、設定されることを特徴とする光送信器。
  3. 請求項1または2に記載の光送信器であって、
    前記第1および第2の波長可変光源は、温度制御により周波数を選択するDFB−LDを備え、
    前記設定手段は、前記第1および第2の波長可変光源の温度をそれぞれ調整することを特徴とする光送信器。
  4. 請求項1または2に記載の光送信器であって、
    前記第1および第2の波長可変光源は、電流制御により周波数を選択するDBR−LDを備え、
    前記設定手段は、前記第1および第2の波長可変光源の電流をそれぞれ調整することを特徴とする光送信器。
  5. 複数の光送信器とともに使用することで周波数間隔Δfの複数の所定の周波数の光信号を出力する波長多重通信用の光送信装置を構成するための、前記複数の所定の周波数のうちいずれか1つの周波数の光信号を出力する光送信器における光送信方法であって、
    前記光送信器は、
    発振周波数が、前記周波数間隔Δfの複数の周波数のうち、第1の波長可変域内のいずれか1つの所望の周波数に設定されて、光信号を出力する第1の波長可変光源と、
    発振周波数が、前記周波数間隔Δfの複数の周波数のうち、前記第1の波長可変域と異なる第2の波長可変域内のいずれか1つの所望の周波数に設定されて、光信号を出力する第2の波長可変光源とを備え、
    前記第1および第2の波長可変光源の温度または電流をそれぞれ調整することにより、前記第1および第2の波長可変光源の発振周波数を設定するステップと、
    前記第1および第2の波長可変光源のいずれか一方を選択してバイアス電流を供給するステップとを備え、
    前記発振周波数を設定するステップでは、前記バイアス電流を供給するステップで選択された一方の波長可変光源の発振周波数は所望の周波数に設定されるとともに、選択されなかった他方の波長可変光源の発振周波数は、前記第1および第2の波長可変光源の発振周波数の差がΔfの整数倍とならないように、設定されることを特徴とする光送信方法。
  6. 請求項に記載の光送信方法において、
    前記発振周波数を設定するステップでは、前記他方の波長可変光源の発振周波数が前記第1および第2の波長可変光源の発振周波数の差がΔf/2の奇数倍となるように設定されることを特徴とする光送信方法。
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