JP6609937B2 - 光電変換回路 - Google Patents

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Description

本発明は、光電変換回路に関し、特に、無線用途の高周波増幅器、レーザダイオード等を用いた電気・光変換回路に関する。
一般に光通信用途の電気・光変換回路及び光・電気変換回路は、主にデジタル信号を扱うために、変換回路において周波数依存性の小さい抵抗器を用いて、装置やレーザダイオードとのインピーダンス整合を図っている。つまり、この回路は、2つの伝送線路の間に抵抗器を介挿したものであり、抵抗値と装置の負荷インピーダンスとの合成インピーダンスを伝送線路のインピーダンスに近似させて、信号の反射を低減させている。
特許文献1には、ドライバ用FET(Field Effect Transistor)のゲート−ドレイン間に、帰還抵抗を挿入し、且つバイアス電流生成用の定電流源にインダクタを挿入した半導体レーザ駆動回路が記載されている。この半導体レーザ駆動回路は、周波数帯域を確保しつつ高速変調を実現している。
特開2007−234901号公報
ところで、Radio over(on)Fiber(以下、RoF)のような無線方式にとらわれない通信方法においては、従来から使用していた周波数をそのまま利用して伝送することが理想である。ここで、RoFとは、放送や無線電波と同じ高周波信号で光をアナログ変調し、この光を光ファイバに通して送信し、光検出器により元の高周波信号に戻され、アンテナから放射される無線方式である。各無線方式は、その利用目的によって離散した周波数帯域に存在するLD(Laser Diode)を駆動するためにこれらの周波数帯域をカバーするような広帯域レーザダイオードドライバや広帯域電力増幅器を用いる。しかしながら、広帯域整合の増幅器は、狭帯域、ワイドバンド電力増幅器に比べ電力効率が低くなる問題がある(図2参照)。
そこで、本発明は、各々の信号源の周波数帯における電力効率を高くすることができる光電変換回路を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、周波数帯が異なる複数の信号源(例えば、ベースバンドIC7のVout)と光電変換素子(30,32)とを備え、それらを接続する光電変換回路(100)であって、各々の前記信号源と前記光電変換素子との間は、各々の前記信号源の電力を増幅する電力増幅器(例えば、狭帯域電力増幅器50)を介挿しており、各々の前記信号源と前記電力増幅器との間は、第一のインピーダンス整合回路(20)が介挿されており、前記電力増幅器と前記光電変換素子との間は、第二のインピーダンス整合回路(21)が介挿されており、前記光電変換素子は、一端が光ファイバとの接続端であり他端が複数に分岐されているシリコン導波路と、前記他端に接続された複数のレーザダイオードからなるレーザダイオードアレイと、を含んで形成されたシリコンフォトニクスチップであることを特徴とする。なお、( )内の記号や符号は、例示である。また、「光電変換」とは、光と物質の相互作用により、光の持つ情報を電気信号に変換すること、あるいは逆に、電気信号を光信号に変換することも光電変換という。
本発明によれば、各々の信号源の周波数帯における電力効率を高くすることができる。
本発明の第1実施形態である光電変換回路の構成図である。 光電変換回路に備えられるシリコンフォトニクスチップの構成図である。 インピーダンス整合回路、及び狭帯域電力増幅器の一例を示す回路図である。 本発明の比較例である光電変換回路の構成図である。 狭帯域整合、ワイドバンド整合、及び広帯域整合の効率−周波数特性を示す図である。 本発明の第2実施形態である光電変換回路の構成図である。 本発明の第3実施形態である光電変換回路の構成図である。 波長可変レーザダイオードの構造図である。 波長可変レーザダイオードの波長−温度の関係を示す特性図である。 本発明の第4実施形態である光電変換回路の構成図である。 本発明の第5実施形態である光電変換回路の構成図である。 本発明の第6実施形態である光電変換回路の構成図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)につき詳細に説明する。なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
(構成の説明)
図1は、本発明の第1実施形態である光電変換回路の構成図である。
光電変換回路100は、複数の出力端を有するベースバンドIC7と、複数の狭帯域電力増幅器50と、シリコンフォトニクスチップ60と、光ファイバ6と、バイアス回路35と、電流源36とを備える電気・光変換回路である。ここで、シリコンフォトニクスチップ60は、破線で示すレーザダイオードアレイ8を内部に含んでいる。また、光電変換回路100は、ベースバンドIC7の各出力端と狭帯域電力増幅器50との間にインピーダンス整合回路21が挿入され、狭帯域電力増幅器50とレーザダイオードアレイ8の内部のレーザダイオード30との間にインピーダンス整合回路21及びカップリングキャパシタ40の直列回路が挿入されている。
ベースバンドIC7は、複数の周波数帯の高周波信号を出力するICであり、例えば、各無線アプリケーションや携帯電話に使用される複数の周波数帯の高周波信号を出力するものである。つまり、ベースバンドIC7は、内部インピーダンスZsを有する複数の高周波信号源Voutを有し、各々の高周波信号源Voutは、各々の周波数帯の高周波信号を生成している。なお、ベースバンドIC7は、通常の無線システムの場合、各々の出力に狭帯域電力増幅器を接続し、スイッチを介してアンテナから高周波電力を送信するように使用される。
インピーダンス整合回路20,21は、コイル、及びコンデンサにより構成され、ベースバンドIC7の出力インピーダンスと狭帯域電力増幅器50の入力インピーダンスとのインピーダンスの不整合を小さくする。インピーダンス整合回路21は、狭帯域電力増幅器50の出力インピーダンスとレーザダイオードアレイ8内部のレーザダイオード30の入力インピーダンスとのインピーダンス不整合を小さくする。また、インピーダンス整合回路20,21は、信号源の周波数帯毎に、回路定数が異なることもあり、同一の回路定数であることもある。なお、後記するが、インピーダンス整合回路20,21は、伝送線路22,23(図11)を含み、伝送線路22,23の特性インピーダンスに整合させることもある。
狭帯域電力増幅器50は、単純なディスクリート部品、つまりトランジスタやFET(Field Effect Transistor)のような電力増幅素子から構成される増幅回路である。なお、素子の材料Si、GaAs、GaN、InPや、HEMT(High Electron Mobility Transistor)、バイポーラ等は問わない。
レーザダイオードアレイ8は、複数のレーザダイオード30を備え、レーザダイオード30は、電気信号を特定波長(例えば、1.310nm、1.49nm)のレーザ光に変換するものであり、電気信号が高周波で変調されていると、高周波で変調されたレーザ光を出射する。なお、レーザダイオード30のアノードは接地されている。
バイアス回路35は、伝送線路を通る高周波信号に影響を与えないように、キャリア周波数に対して外来が小さくなるようにするものであり、電流源36が発生するバイアス電流をレーザダイオード30のカソードに流す。カップリングキャパシタ41は、直流阻止用コンデンサであり、DC入力を認めている場合は、挿入する必要はない。なお、カップリングキャパシタ40は、例えば、GHz帯ならば数十pFあれば十分であるが、MHz帯では1μF程度である。
図2は、シリコンフォトニクスチップの構造図である。
シリコンフォトニクスチップ60は、一芯双方向通信モジュールであり、Si基板66と、Si基板66の表面に形成された光回路61、及び電気回路62とを備えた有線・無線融合高周波アナログ回路である。電気回路62は、受光素子としてのフォトダイオードアレイ9と発光素子としてのレーザダイオードアレイ8とトランスインピーダンスアンプ65とモニタ用フォトダイオード67とを備え、光回路61は、スポットサイズ変換器63と波長合分波器64とが形成されている。
波長合分波器64は、シリコン細線導波路により構成されており、レーザダイオードアレイ8が発光したレーザ光をスポットサイズ変換器63に導くものであり、また、スポットサイズ変換器63から導かれた異なる波長のレーザ光をフォトダイオードアレイ9に入射させるものである。
また、1本の光ファイバで、双方向通信を行うため、フォトダイオードアレイ9が入射する光の波長は、光ファイバの他端に設けられているレーザダイオードアレイ8が発光した光の波長を遮断するようにしている。例えば、レーザダイオードアレイ8の送信波長を1.310nmとし、フォトダイオードアレイ9の受信波長を1.49nmとした場合、フォトダイオードアレイ9が入射する光の波長は、光ファイバの他端に設けられているレーザダイオードが発光した光の波長1.310nmを遮断するようにしている。なお、シリコン細線導波路は、コア材をシリコンとし、クラッド材を石英とする光導波路であり、従来から用いられる石英光導波路に比べて光の経路を鋭く曲げることができる。
スポットサイズ変換器63、図示しない光ファイバとシリコン細線導波路との間を結合するものであり、先細テーパ型を用いている。つまり、スポットサイズ変換器63は、光のビームスポットの大きさを変換する機能を持ち、光入出力における光パワー損失を低減するために設けられている。なお、レーザダイオードアレイ8と導波路との間は、テーパ型スポットサイズ変換を用い、フォトダイオードアレイ9と導波路との間は、グレーティング型を採用している。
受光素子としてのフォトダイオードアレイ9と、発光素子としてのレーザダイオードアレイ8は、Si基板66の表面に表面実装により搭載されている。トランスインピーダンスアンプ65は、フォトダイオードアレイ9の両端電圧を仮想接地させつつ、フォトダイオードアレイ9が発生する電流を電圧に変換するものである。モニタ用フォトダイオード67は、レーザダイオードアレイ8の光出力をモニタして帰還制御するためのものであり、レーザダイオードアレイ8と近接配置されている。
図3は、インピーダンス整合回路、及び狭帯域電力増幅器の一例を示す回路図である。
インピーダンス整合回路20は、伝送線路と2つのキャパシタ45,46とコイル47とを備えた共振回路であり、伝送線路の一端がベースバンドIC7の出力端に接続されており、伝送線路の他端がキャパシタ45の一端に接続されており、キャパシタ45の他端がコイル47の一端とキャパシタ46の一端に接続されている。コイル47の他端は、狭帯域電力増幅器50のトランジスタTrのゲートに接続されており、キャパシタ46の他端は接地されている。なお、トランジスタTrのドレインは、伝送線路を介してカップリングキャパシタ40(図1)の一端に接続されている。ここで、トランジスタTrは、LC共振回路と共に、狭帯域電力増幅器として機能する。つまり、インピーダンス整合回路20は、回路定数(キャパシタ45,46のキャパシタンス、コイル47のインダクタンス)は、増幅する周波数帯に応じて異なるものである。
また、伝送線路は、位相を回すための小さなインダクタンス成分Lを含んでおり、整合回路としても機能する。
(動作の説明)
光電変換回路100は、ベースバンドIC7から出力された各周波数帯域にわたるアナログ電気信号を狭帯域電力増幅器50が電力増幅し、電力増幅された高周波電力をレーザダイオード30が光信号に変換する。また、光電変換回路100は、シリコンフォトニクスチップ60、及び光ファイバ6により、WDM−PON(Wavelength Division Multiplexing Passive Optical Network)等の多重化技術を用いることができる。
図4は、本発明の比較例である光電変換回路の構成図である。
光電変換回路110は、主にデジタル信号を扱うために、周波数依存性の小さい抵抗器15を用いて、負荷としてのレーザダイオード30とインピーダンス整合を図っている。光電変換回路110は、広帯域レーザダイオードドライバ24と、2つの伝送線路22,23と、RFin端子と伝送線路22との間に挿入されたカップリングキャパシタ41と、2つの伝送線路22,23の間に介挿された抵抗器15と、伝送線路23の出力側と接地との間に接続されたレーザダイオード30と、伝送線路23の入力側(レーザダイオード30の非接続側)に接続されたバイアス回路35と、電流源36とを備えた電気・光変換回路である。
広帯域レーザダイオードドライバ24は、内部インピーダンスZs、出力電圧Voの信号源を有し、広帯域の高周波電力を発生する。なお、広帯域レーザダイオードドライバ24の代わりに、広帯域電力増幅器を用いてもよい。高周波電力は、カップリングキャパシタ41、伝送線路22、抵抗器15、伝送線路23を介して、レーザダイオード30に供給される。そして、レーザダイオード30は、電気光変換を行い、変換された光信号が出力される。なお、カップリングキャパシタ41は、DC成分をカットする目的で挿入しているが、DC入力を認めている場合は、挿入する必要はない。ここで、伝送線路22,23の特性インピーダンスZ0は、一般的な装置で使用されている50Ωである。
抵抗器15の抵抗値は、レーザダイオード30のインピーダンスに近似させるのが好ましい。結果的に、抵抗器15の抵抗値と、レーザダイオード30のインピーダンスとの和が伝送線路22,23の特性インピーダンスZ0に略等しくなっている。なお、抵抗器15は2つの伝送線路22,23の間に直列に接続されているが、抵抗値Z0=50Ωの抵抗器の一端を2つの伝送線路22,23の間に接続し、他端を接地する並列接続によりインピーダンス整合してもよい。
図5は、狭帯域整合、ワイドバンド整合、及び広帯域整合の効率−周波数特性を示す図である。
比較例の広帯域レーザダイオードドライバ24や広帯域電力増幅器は、実線で示す広帯域整合を用いており、本発明の実施形態の狭帯域電力増幅器50(図1)は、破線で示す狭帯域整合を用いている。なお、一点鎖線は、ワイドバンド整合を示しており、狭帯域整合よりも周波数帯域が広いが広帯域整合よりも狭い。また、実施形態の狭帯域電力増幅器50で用いた狭帯域整合やワイドバンド整合は、広帯域整合よりも効率が良い。つまり、本実施形態の光電変換回路100は、比較例の光電変換回路110よりも効率が良い。
以上説明したように、第1実施形態の光電変換回路100によれば、比較例の光電変換回路110に比べ、レーザダイオード30の入力端での周波数領域において、インピーダンス不整合がなくなり、かつ広帯域レーザダイオードドライバ24を用いた回路よりも、効率が高くなる。また、レーザダイオードアレイ8やシリコンフォトニクスチップ60を用いることにより、従来に比べ小型かつマルチチャネル無線システムにおいて高効率な電気・光変換回路を構成することが可能となる。
(第2実施形態)
前記実施形態の光電変換回路100は、ベースバンドIC7が出力可能な複数の周波数帯の全てで狭帯域電力増幅器50、及びレーザダイオード30を駆動していたが、何れか一つの周波数帯を選択出力させることができる。
図6は、本発明の第2実施形態である光電変換回路の構成図である。
光電変換回路120は、前記第1実施形態の光電変換回路100に比較して、1回路多接点のスイッチ55をさらに設け、スイッチ55が複数の狭帯域電力増幅器50を選択し、バイアス電流を流すレーザダイオード30を選択する点で相違する。
ベースバンドIC7は、何れか一つ周波数帯の出力回路を機能させるCTRL信号を出力し、CTRL信号がバイアス回路35、及びスイッチ55を制御している。スイッチ55は、1回路多接点の半導体スイッチであり、ベースバンドIC7のCTRL信号により、接点が切り替えられる。狭帯域電力増幅器50は、制御端子が設けられており、スイッチ55の切り替えにより、出力電力が供給/停止される。スイッチ55は、バイアス電流を流すレーザダイオード30を選択する。
(動作の説明)
第2実施形態の光電変換回路120は、ベースバンドIC7からの制御信号CTRLにより、使用している無線システムの狭帯域電力増幅器50、及びレーザダイオード30のみが動作する。又は、使用している回路以外は、小電力待機モード等の状態に移行できる。以上のように、第2実施形態の光電変換回路120は、何れか一つの狭帯域電力増幅器50、及び何れか一つのレーザダイオード30しか駆動状態でないので、第1実施形態の光電変換回路100に比較して消費電力が低い。
(第3実施形態)
前記実施形態は、レーザダイオード30を用いたが、波長可変レーザダイオードを用いることができる。
図7は、本発明の第3実施形態である光電変換回路の構成図である。
光電変換回路130は、第2実施形態の光電変換回路120に対して、レーザダイオード30の代わりに波長可変レーザダイオード32を用い、スイッチ55の代わりに、スイッチ兼LD波長コントローラ56を用いている点で相違する。なお、整合条件を変更することが難しくコストが高くなるが、可能な限りインピーダンス整合を取るようにする。このインピーダンス整合により、光電変換回路130は、全体の効率が高くなる。
図8は、波長可変レーザダイオードの構造図であり、図9は、波長可変レーザダイオードの波長−温度の関係を示す特性図である。
波長可変レーザダイオード32は、λ/4位相シフトDFBレーザアレイ32aと、導波路32bと、光合流器32cと、光増幅器(SOA:semiconductor optical amplifier)32dとを備える。λ/4位相シフトDFBレーザアレイ32aは、例えば、8個のDFB(Distributed Feedback)レーザを集積化したものであり、各DFBレーザは3.2nmの波長差を持っており、図9に示すように温度を変えることによりチューニングを行うことができる。また、1個のDFBレーザは、例えば、0.8nm間隔の4波のグリッド波長をカバーしているので、波長可変レーザダイオード32は、合計32波の任意の1波を出力させることができる。
(動作の説明)
本実施形態の光電変換回路130は、第2実施形態の光電変換回路120と同様の動作をするが、ベースバンドIC7の制御信号CTRLにより、使用している狭帯域電力増幅器50、及び波長可変レーザダイオード32がON/OFF制御される。ただし、ON状態ではない他の狭帯域電力増幅器50は、OFF状態とすることなく、待機状態等にすることができる。OFF状態と待機状態とは、仕様と消費電力との兼ね合いで調整する。光電変換回路130は、波長可変レーザダイオード32の波長可変により、それぞれの無線システムに適合した波長の電気光変換が可能となる。なお、ベースバンドIC7は、通常、LD波長コントローラのような機能は含まれていないので、光電変換回路130は、スイッチ兼LD波長コントローラ56を用いて、波長制御するように構成した。この点、LDの波長コントロール可能なベースバンドICを作成してもよい。
(効果の説明)
以上説明したように、光電変換回路130は、第2実施形態の光電変換回路120に対して、波長可変レーザダイオードアレイ33を使用しているので、それぞれの無線システムに割り当てられた波長を柔軟に切り替えて使用することができる。このため、光ネットワークの状況に合わせて柔軟な波長割り当てが可能となり、伝送効率や耐障害性が向上する効果が得られる。
(第4実施形態)
第3実施形態の光電変換回路130は、波長可変レーザダイオード32を複数用いていたが、波長可変レーザダイオード32を一つにした構成にすることができる。
図10は、本発明の第4実施形態である光電変換回路の構成図である。
光電変換回路140は、各々のカップリングキャパシタ40の一端が互いに接続されて、該接続点が波長可変レーザダイオード32のカソード、及びバイアス回路35に接続されている。また、ベースバンドIC7は、バイアス回路35を制御する制御信号CTRLが出力されており、波長可変レーザダイオード32に流すバイアス電流を制御する。他の構成は、第1実施形態の光電変換回路100(図1)と同様である。つまり、光電変換回路140は、第3実施形態の光電変換回路130に比較して、波長可変レーザダイオード32が一個であり、スイッチ兼LD波長コントローラ56を備えていない点で相違する。なお、波長可変レーザダイオード32のアノードは、接地されている。
(動作の説明)
光電変換回路140によれば、ベースバンドIC7が出力する全ての周波数帯の高周波信号を各々の狭帯域電力増幅器50で電力増幅し、増幅された全ての周波数帯の高周波電力を波長可変レーザダイオード32に供給する。このとき、ベースバンドIC7は、制御信号CTRLをバイアス回路35に出力し、バイアス回路35は、何れか一の周波数帯に対応するバイアス電流を波長可変レーザダイオード32に流す。
ここで、レーザダイオードは、一般的に、周波数ゆらぎを有しているので、波長可変レーザダイオード32を駆動する高周波電力の周波数帯は、例えば、隣接周波数帯と1GHz以上離間している必要がある。このため、光電変換回路140は、高速通信規格802.11acや802.11adの用途に適している。
(第5実施形態)
前記各実施形態のインピーダンス整合回路20,21は、LC回路でインピーダンス整合を図っていたが、ベースバンドIC7、狭帯域電力増幅器50、カップリングキャパシタ40、レーザダイオード30の間は伝送線路で接続されることが多い。本実施形態のインピーダンス整合回路21は、レーザダイオード30に接続される伝送線路(特性インピーダンス25Ω)と狭帯域電力増幅器50に接続される伝送線路(特性インピーダンス50Ω)との間でインピーダンス整合を図るものである。
(構成の説明)
図11は、本発明の第5実施形態である光電変換回路の構造図である。
光電変換回路150は、第1実施形態におけるインピーダンス整合回路21(図1)が伝送線路22及びπ型インピーダンス変換器10に置き換わり、カップリングキャパシタ40とレーザダイオード30との間に伝送線路23が介挿されている。なお、光電変換回路150が複数備えられ、ベースバンドIC7により、高周波信号が入力され、シリコンフォトニクスチップ60を介して、光ファイバ6からレーザ光が出力される点は、第1実施形態の光電変換回路100と同様である。また、レーザダイオード30は、その代わりに波長可変レーザダイオード32(図8)であってもよい。
狭帯域電力増幅器50は、内部インピーダンスZs=50Ω、出力電圧Voの信号源を有し、信号源がRFin端子に接続されている。この信号源は、複数の周波数帯の何れか一つの高周波電力を出力するものとする。2つの伝送線路22,23は、π型抵抗型インピーダンス変換器10と、カップリングキャパシタ40とを間に介挿している。レーザダイオード30は、カソードが伝送線路23の出力側に接続されており、アノードが接地されている。バイアス回路35は、伝送線路23の入力側、つまり、レーザダイオード30の接続側と反対側に接続されている。レーザダイオード30の負荷インピーダンスは、例えば20〜25Ωである。
伝送線路22の特性インピーダンスZ01は、この例では、Z01=50[Ω]であり、伝送線路23の特性インピーダンスZ02は、レーザダイオード30の入力インピーダンスと近似させ、この例では、Z02=25[Ω]である。このとき、レーザダイオード30の入力インピーダンスは周波数依存性を持つので、使用する周波数帯域の高域側の入力インピーダンスとすればよい。ここで、レーザダイオード30の負荷インピーダンスは20〜25Ωであり、伝送線路23の特性インピーダンスZ02は、Z02=25[Ω]であるので、必ずしも整合状態とならず、非整合状態を含む。また、伝送線路22,23は、特性インピーダンスがZ01とZ02とで異なるので反射が起こる。このため、π型抵抗型インピーダンス変換器10を用いて、インピーダンス整合を図る。
π型抵抗型インピーダンス変換器10は、抵抗値R2の抵抗器2の前段に、一端が接地された抵抗値R1の抵抗器1が接続されており、抵抗器2の後段に、接地された抵抗値R3の抵抗器3が接続されており、構造的に軸対称回路になっている。
π型抵抗型インピーダンス変換器10は、例えばZ01=50Ω、Z02=25Ωとして、R1=365Ω、R2=1.3kΩ及びR3=36Ω(E24系列にあてはめて)により、8dB損失型のインピーダンス変換器を構成している。8dBの損失があるのでお互いの反射係数(信号源に戻る往復の反射係数)としては−16dB以下となり良好な値である。また、R1≠R3であるので、π型抵抗型インピーダンス変換器10は、抵抗器2の中心を軸としてインピーダンス特性が非対称の減衰回路として構成されている。
ところで、前記した抵抗値R1=365Ω、R2=1.3KΩ、及びR2=36Ωは、伝送線路22,23の特性インピーダンスZ01,Z02と整合が取れるように選択されたものである。つまり、抵抗器が周波数依存性を有しない低い周波数(直流や低周波)で整合を取ったものであり、抵抗器1,2,3は周波数依存性を有しているので、レーザダイオード30の変調周波数(使用周波数)では、整合がズレて、反射波が発生する。しかしながら、π型抵抗型インピーダンス変換器10は、減衰回路として機能するので、この反射波(特に、信号源に戻る反射波)は減衰してしまう。さらに、伝送線路22,23の間を繰り返して反射する多重反射波の減衰量は、信号波の減衰量よりも大きい。
(効果の説明)
以上説明したように、本実施形態の光電変換回路150によれば、抵抗器15を伝送線路22,23の間に介挿した比較例の光電変換回路110に比べ、レーザダイオード30の入力端での周波数領域において、広帯域でインピーダンス不整合が低減する。つまり、平坦な通過特性となり、各周波数帯域におけるそれぞれの無線方式を利用することが可能となる。つまり、光電変換回路150は、抵抗器1,2,3が周波数依存性を有しており、ベースバンドIC7が出力する高周波信号の一の周波数帯で整合状態であっても、他の周波数帯で非整合状態になってしまい、反射波が発生する。しかしながら、π型抵抗型インピーダンス変換器10が減衰回路として機能するので、信号源に戻る反射波が低減する。
また、抵抗器1,2,3の抵抗値は、伝送線路22,23の特性インピーダンスZ0を用いて演算されたものであり、周波数依存性を考慮していない。つまり、抵抗器1,2,3の抵抗値は、特性インピーダンスZ0と、抵抗器1,2,3の直流や低周波での抵抗値を用いて演算した演算値であり、レーザダイオード30の変調周波数では、非整合状態となり、反射波が発生する。しかしながら、π型抵抗型インピーダンス変換器10が減衰器として機能するので、信号源に戻る反射波が低減する。
(第6実施形態)
前記第4実施形態の光電変換回路140(図10)は、複数の周波数帯の高周波電力を、一つの波長可変レーザダイオード32に供給していたが、何れか一の周波数帯の高周波電力を一つの波長可変レーザダイオード32に供給することができる。
図12は、本発明の第6実施形態である光電変換回路の構造図である。
光電変換回路160は、光電変換回路140に対して、スイッチ55を設けている点で相違する。スイッチ55は、1回路多接点の半導体スイッチであり、ベースバンドIC7のCTRL信号を用いて、狭帯域電力増幅器50の出力電力を供給/停止している。これにより、光電変換回路160は、ベースバンドIC7が出力する複数の周波数帯の高周波信号の何れか一つを狭帯域電力増幅器50で増幅することができ、この増幅された高周波電力を単一の波長可変レーザダイオード32に供給するように構成されている。なお、電流源36は、バイアス回路35を介して、波長可変レーザダイオード32にバイアス電流を流している点は、光電変換回路140と同一である。
(効果の説明)
以上説明したように,本実施形態の光電変換回路160は、第2実施形態の光電変換回路120に比較して、レーザダイオード(波長可変レーザダイオード)が1つであり、波長可変レーザダイオード32のオンオフ切り替え時間が少ない。そのため、光電変換回路160は、レーザダイオードのオン時の安定性に関して有利であり、より高速な無線システム間の切り替えが可能であり、伝送効率を高める効果が得られる。また、レーザダイオードアレイに比ベレーザダイオード素子が1つであるため実装エリアの縮小、システムコストや故障率の低減といった効果も得られる。
(変形例)
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)前記各実施形態の光電変換回路は、レーザダイオード30や波長可変レーザダイオード33を用いた電気・光変換回路を例に説明したが、光電変換素子としてフォトダイオードを用いた光・電気変換回路とすることもできる。ここで、フォトダイオードは、TIA(Trans Impedance Amplifier)を用いて、出力電流(信号電流)を電圧として取り出すことができ、TIAの出力インピーダンスと伝送線路の特性インピーダンスとを整合させる。
(2)前記第5実施形態は、π型インピーダンス変換器10を用いて説明したが、T型回路や、π型抵抗減衰器(π型アッテネータ)の回路網を用いてもよい。また、π型インピーダンス変換器10は、構造的に軸対称であるがインピーダンス特性が非対称である。π型インピーダンス変換器10は、抵抗器を用いた構造的に軸対称な回路(回路網)であればよい。この構造的に軸対称な回路網は、逆L型回路を従属接続したはしご形回路が含まれる。また、インピーダンス特性が対称であるので、軸対称回路(回路網)である。また、バートレットの二等分定理を用いて、π型回路やT型回路と等価な回路を構成することができる。
1,2,3,15 抵抗器
6 光ファイバ
7 ベースバンドIC(複数の信号源)
8 レーザダイオードアレイ
9 フォトダイオードアレイ
10 π型抵抗型インピーダンス変換器(回路網)
20 インピーダンス整合回路(第一のインピーダンス整合回路)
21 インピーダンス整合回路(第二のインピーダンス整合回路)
22,23 伝送線路
24 広帯域レーザダイオードドライバ
30 レーザダイオード(光電変換素子)
32 波長可変レーザダイオード(光電変換素子)
33 波長可変レーザダイオードアレイ
35 バイアス回路
36 電流源
40,41 カップリングキャパシタ
45,46 キャパシタ
47 コイル
50 狭帯域電力増幅器
55 スイッチ
56 スイッチ兼LD波長コントローラ
60 シリコンフォトニクスチップ
61 光回路
62 電気回路
63 スポットサイズ変換器
64 波長合分波器
65 トランスインピーダンスアンプ
66 Si基板
67 モニタ用フォトダイオード
100,110,120,130,140,150,160 光電変換回路

Claims (14)

  1. 周波数帯が異なる複数の信号源と光電変換素子とを備え、それらを接続する光電変換回路であって、
    各々の前記信号源と前記光電変換素子との間は、各々の前記信号源の電力を増幅する電力増幅器を介挿しており、
    各々の前記信号源と前記電力増幅器との間は、第一のインピーダンス整合回路が介挿されており、
    前記電力増幅器と前記光電変換素子との間は、第二のインピーダンス整合回路が介挿されており、
    前記光電変換素子は、
    一端が光ファイバとの接続端であり他端が複数に分岐されているシリコン導波路と、
    前記他端の各々に接続されたレーザダイオードからなるレーザダイオードアレイと、
    を含んで形成されたシリコンフォトニクスチップである
    ことを特徴とする光電変換回路。
  2. 請求項1に記載の光電変換回路であって、
    前記シリコンフォトニクスチップは、複数のフォトダイオードからなるフォトダイオードアレイをさらに含み、
    前記シリコン導波路は、前記一端及び前記他端の中間部で、さらに分岐されている合分波器として構成されており、
    一方の前記分岐は、前記レーザダイオードアレイに接続されており、
    他方の前記分岐の端部は、複数に分岐され、
    前記端部の各々は、各々の前記フォトダイオードに接続されており、
    前記合分波器は、前記光ファイバから入力された光を前記フォトダイオードアレイに出力し、前記レーザダイオードアレイの出力光を前記光ファイバに出力する
    ことを特徴とする光電変換回路。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の光電変換回路であって、
    前記レーザダイオードは、前記複数の信号源と同数備えられ、
    前記第二のインピーダンス整合回路は、前記電力増幅器と各々の前記レーザダイオードとの間に介挿されている
    ことを特徴とする光電変換回路。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の光電変換回路であって、
    前記シリコンフォトニクスチップが含む前記レーザダイオードのうち任意の一つが選択駆動され、
    前記第二のインピーダンス整合回路は、各々の前記電力増幅器と前記光電変換素子との間に直流阻止用のカップリングキャパシタを介して介挿されている
    ことを特徴とする光電変換回路。
  5. 請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の光電変換回路であって、
    各々の前記信号源と前記電力増幅器との間に介挿されている複数の前記第一のインピーダンス整合回路、又は前記第二のインピーダンス整合回路は、回路定数が各々異なっている
    ことを特徴とする光電変換回路。
  6. 請求項4に記載の光電変換回路であって、
    選択駆動される任意の前記レーザダイオードは、波長可変レーザダイオードであり、
    前記電力増幅器は、前記波長可変レーザダイオードに各周波数帯の電力を供給する
    ことを特徴とする光電変換回路。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の光電変換回路であって、
    前記第一のインピーダンス整合回路、及び前記第二のインピーダンス整合回路は、2つの伝送線路と、該2つの伝送線路の間が複数の抵抗器で構成された回路網が介挿されたものであり、
    前記複数の抵抗器は、周波数依存性を有しており、
    前記回路網は、前記信号源の特定の周波数帯で前記2つの伝送線路と整合状態であり、他の周波数帯で非整合状態になる
    ことを特徴とする光電変換回路。
  8. 請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の光電変換回路であって、
    前記第一のインピーダンス整合回路、及び前記第二のインピーダンス整合回路は、2つの伝送線路と、該2つの伝送線路の間が複数の抵抗器で構成された回路網が介挿されたものであり、
    前記複数の抵抗器は、周波数依存性を有しており、
    前記回路網は、前記2つの伝送線路の特性インピーダンスと、低周波における抵抗値で演算した入出力インピーダンス演算値とが略一致している
    ことを特徴とする光電変換回路。
  9. 請求項7に記載の光電変換回路において、
    前記回路網は、何れか一の前記周波数帯で、前記整合状態になり、他の前記周波数帯で前記非整合状態になる
    ことを特徴とする光電変換回路。
  10. 請求項4に記載の光電変換回路であって、
    前記光電変換素子は、単一の波長可変レーザダイオードであり、
    何れか一の前記電力増幅器は、前記単一の波長可変レーザダイオードに対する電力供給を行い、他の前記電力増幅器は、電力供給を停止する
    ことを特徴とする光電変換回路。
  11. 請求項3に記載の光電変換回路であって、
    前記光電変換素子は、レーザダイオードであり、
    何れか一の前記電力増幅器は、前記第二のインピーダンス整合回路を介して接続されたレーザダイオードに対する電力供給を行い、他の前記電力増幅器は、電力供給を停止する
    ことを特徴とする光電変換回路。
  12. 請求項11に記載の光電変換回路であって、
    前記レーザダイオードは、波長可変レーザダイオードである
    ことを特徴とする光電変換回路。
  13. 請求項7に記載の光電変換回路において、
    前記光電変換素子は、レーザダイオードであり、
    前記レーザダイオードを接続している伝送線路は、該レーザダイオードの非接続側に、バイアス電流を流す電流源が接続されている
    ことを特徴とする光電変換回路。
  14. 周波数帯が異なる複数の電気信号源と、光電変換素子とを備え、それらを接続する複数の回路からなる光電変換回路であって、
    前記複数の回路のそれぞれは、2つのインピーダンス整合回路と、該2つのインピーダンス整合回路との間に配置される電力増幅器とを備え、
    前記光電変換素子は、
    一端が光ファイバとの接続端であり他端が複数に分岐されているシリコン導波路と、
    前記他端に接続された複数のレーザダイオードからなるレーザダイオードアレイと、
    を含んで形成されたシリコンフォトニクスチップである
    ことを特徴とする光電変換回路。
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