JP6609937B2 - 光電変換回路 - Google Patents
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Description
(構成の説明)
図1は、本発明の第1実施形態である光電変換回路の構成図である。
光電変換回路100は、複数の出力端を有するベースバンドIC7と、複数の狭帯域電力増幅器50と、シリコンフォトニクスチップ60と、光ファイバ6と、バイアス回路35と、電流源36とを備える電気・光変換回路である。ここで、シリコンフォトニクスチップ60は、破線で示すレーザダイオードアレイ8を内部に含んでいる。また、光電変換回路100は、ベースバンドIC7の各出力端と狭帯域電力増幅器50との間にインピーダンス整合回路21が挿入され、狭帯域電力増幅器50とレーザダイオードアレイ8の内部のレーザダイオード30との間にインピーダンス整合回路21及びカップリングキャパシタ40の直列回路が挿入されている。
シリコンフォトニクスチップ60は、一芯双方向通信モジュールであり、Si基板66と、Si基板66の表面に形成された光回路61、及び電気回路62とを備えた有線・無線融合高周波アナログ回路である。電気回路62は、受光素子としてのフォトダイオードアレイ9と発光素子としてのレーザダイオードアレイ8とトランスインピーダンスアンプ65とモニタ用フォトダイオード67とを備え、光回路61は、スポットサイズ変換器63と波長合分波器64とが形成されている。
インピーダンス整合回路20は、伝送線路と2つのキャパシタ45,46とコイル47とを備えた共振回路であり、伝送線路の一端がベースバンドIC7の出力端に接続されており、伝送線路の他端がキャパシタ45の一端に接続されており、キャパシタ45の他端がコイル47の一端とキャパシタ46の一端に接続されている。コイル47の他端は、狭帯域電力増幅器50のトランジスタTrのゲートに接続されており、キャパシタ46の他端は接地されている。なお、トランジスタTrのドレインは、伝送線路を介してカップリングキャパシタ40(図1)の一端に接続されている。ここで、トランジスタTrは、LC共振回路と共に、狭帯域電力増幅器として機能する。つまり、インピーダンス整合回路20は、回路定数(キャパシタ45,46のキャパシタンス、コイル47のインダクタンス)は、増幅する周波数帯に応じて異なるものである。
また、伝送線路は、位相を回すための小さなインダクタンス成分Lを含んでおり、整合回路としても機能する。
光電変換回路100は、ベースバンドIC7から出力された各周波数帯域にわたるアナログ電気信号を狭帯域電力増幅器50が電力増幅し、電力増幅された高周波電力をレーザダイオード30が光信号に変換する。また、光電変換回路100は、シリコンフォトニクスチップ60、及び光ファイバ6により、WDM−PON(Wavelength Division Multiplexing Passive Optical Network)等の多重化技術を用いることができる。
光電変換回路110は、主にデジタル信号を扱うために、周波数依存性の小さい抵抗器15を用いて、負荷としてのレーザダイオード30とインピーダンス整合を図っている。光電変換回路110は、広帯域レーザダイオードドライバ24と、2つの伝送線路22,23と、RFin端子と伝送線路22との間に挿入されたカップリングキャパシタ41と、2つの伝送線路22,23の間に介挿された抵抗器15と、伝送線路23の出力側と接地との間に接続されたレーザダイオード30と、伝送線路23の入力側(レーザダイオード30の非接続側)に接続されたバイアス回路35と、電流源36とを備えた電気・光変換回路である。
比較例の広帯域レーザダイオードドライバ24や広帯域電力増幅器は、実線で示す広帯域整合を用いており、本発明の実施形態の狭帯域電力増幅器50(図1)は、破線で示す狭帯域整合を用いている。なお、一点鎖線は、ワイドバンド整合を示しており、狭帯域整合よりも周波数帯域が広いが広帯域整合よりも狭い。また、実施形態の狭帯域電力増幅器50で用いた狭帯域整合やワイドバンド整合は、広帯域整合よりも効率が良い。つまり、本実施形態の光電変換回路100は、比較例の光電変換回路110よりも効率が良い。
前記実施形態の光電変換回路100は、ベースバンドIC7が出力可能な複数の周波数帯の全てで狭帯域電力増幅器50、及びレーザダイオード30を駆動していたが、何れか一つの周波数帯を選択出力させることができる。
光電変換回路120は、前記第1実施形態の光電変換回路100に比較して、1回路多接点のスイッチ55をさらに設け、スイッチ55が複数の狭帯域電力増幅器50を選択し、バイアス電流を流すレーザダイオード30を選択する点で相違する。
第2実施形態の光電変換回路120は、ベースバンドIC7からの制御信号CTRLにより、使用している無線システムの狭帯域電力増幅器50、及びレーザダイオード30のみが動作する。又は、使用している回路以外は、小電力待機モード等の状態に移行できる。以上のように、第2実施形態の光電変換回路120は、何れか一つの狭帯域電力増幅器50、及び何れか一つのレーザダイオード30しか駆動状態でないので、第1実施形態の光電変換回路100に比較して消費電力が低い。
前記実施形態は、レーザダイオード30を用いたが、波長可変レーザダイオードを用いることができる。
図7は、本発明の第3実施形態である光電変換回路の構成図である。
光電変換回路130は、第2実施形態の光電変換回路120に対して、レーザダイオード30の代わりに波長可変レーザダイオード32を用い、スイッチ55の代わりに、スイッチ兼LD波長コントローラ56を用いている点で相違する。なお、整合条件を変更することが難しくコストが高くなるが、可能な限りインピーダンス整合を取るようにする。このインピーダンス整合により、光電変換回路130は、全体の効率が高くなる。
波長可変レーザダイオード32は、λ/4位相シフトDFBレーザアレイ32aと、導波路32bと、光合流器32cと、光増幅器(SOA:semiconductor optical amplifier)32dとを備える。λ/4位相シフトDFBレーザアレイ32aは、例えば、8個のDFB(Distributed Feedback)レーザを集積化したものであり、各DFBレーザは3.2nmの波長差を持っており、図9に示すように温度を変えることによりチューニングを行うことができる。また、1個のDFBレーザは、例えば、0.8nm間隔の4波のグリッド波長をカバーしているので、波長可変レーザダイオード32は、合計32波の任意の1波を出力させることができる。
本実施形態の光電変換回路130は、第2実施形態の光電変換回路120と同様の動作をするが、ベースバンドIC7の制御信号CTRLにより、使用している狭帯域電力増幅器50、及び波長可変レーザダイオード32がON/OFF制御される。ただし、ON状態ではない他の狭帯域電力増幅器50は、OFF状態とすることなく、待機状態等にすることができる。OFF状態と待機状態とは、仕様と消費電力との兼ね合いで調整する。光電変換回路130は、波長可変レーザダイオード32の波長可変により、それぞれの無線システムに適合した波長の電気光変換が可能となる。なお、ベースバンドIC7は、通常、LD波長コントローラのような機能は含まれていないので、光電変換回路130は、スイッチ兼LD波長コントローラ56を用いて、波長制御するように構成した。この点、LDの波長コントロール可能なベースバンドICを作成してもよい。
以上説明したように、光電変換回路130は、第2実施形態の光電変換回路120に対して、波長可変レーザダイオードアレイ33を使用しているので、それぞれの無線システムに割り当てられた波長を柔軟に切り替えて使用することができる。このため、光ネットワークの状況に合わせて柔軟な波長割り当てが可能となり、伝送効率や耐障害性が向上する効果が得られる。
第3実施形態の光電変換回路130は、波長可変レーザダイオード32を複数用いていたが、波長可変レーザダイオード32を一つにした構成にすることができる。
光電変換回路140は、各々のカップリングキャパシタ40の一端が互いに接続されて、該接続点が波長可変レーザダイオード32のカソード、及びバイアス回路35に接続されている。また、ベースバンドIC7は、バイアス回路35を制御する制御信号CTRLが出力されており、波長可変レーザダイオード32に流すバイアス電流を制御する。他の構成は、第1実施形態の光電変換回路100(図1)と同様である。つまり、光電変換回路140は、第3実施形態の光電変換回路130に比較して、波長可変レーザダイオード32が一個であり、スイッチ兼LD波長コントローラ56を備えていない点で相違する。なお、波長可変レーザダイオード32のアノードは、接地されている。
光電変換回路140によれば、ベースバンドIC7が出力する全ての周波数帯の高周波信号を各々の狭帯域電力増幅器50で電力増幅し、増幅された全ての周波数帯の高周波電力を波長可変レーザダイオード32に供給する。このとき、ベースバンドIC7は、制御信号CTRLをバイアス回路35に出力し、バイアス回路35は、何れか一の周波数帯に対応するバイアス電流を波長可変レーザダイオード32に流す。
前記各実施形態のインピーダンス整合回路20,21は、LC回路でインピーダンス整合を図っていたが、ベースバンドIC7、狭帯域電力増幅器50、カップリングキャパシタ40、レーザダイオード30の間は伝送線路で接続されることが多い。本実施形態のインピーダンス整合回路21は、レーザダイオード30に接続される伝送線路(特性インピーダンス25Ω)と狭帯域電力増幅器50に接続される伝送線路(特性インピーダンス50Ω)との間でインピーダンス整合を図るものである。
図11は、本発明の第5実施形態である光電変換回路の構造図である。
光電変換回路150は、第1実施形態におけるインピーダンス整合回路21(図1)が伝送線路22及びπ型インピーダンス変換器10に置き換わり、カップリングキャパシタ40とレーザダイオード30との間に伝送線路23が介挿されている。なお、光電変換回路150が複数備えられ、ベースバンドIC7により、高周波信号が入力され、シリコンフォトニクスチップ60を介して、光ファイバ6からレーザ光が出力される点は、第1実施形態の光電変換回路100と同様である。また、レーザダイオード30は、その代わりに波長可変レーザダイオード32(図8)であってもよい。
π型抵抗型インピーダンス変換器10は、例えばZ01=50Ω、Z02=25Ωとして、R1=365Ω、R2=1.3kΩ及びR3=36Ω(E24系列にあてはめて)により、8dB損失型のインピーダンス変換器を構成している。8dBの損失があるのでお互いの反射係数(信号源に戻る往復の反射係数)としては−16dB以下となり良好な値である。また、R1≠R3であるので、π型抵抗型インピーダンス変換器10は、抵抗器2の中心を軸としてインピーダンス特性が非対称の減衰回路として構成されている。
以上説明したように、本実施形態の光電変換回路150によれば、抵抗器15を伝送線路22,23の間に介挿した比較例の光電変換回路110に比べ、レーザダイオード30の入力端での周波数領域において、広帯域でインピーダンス不整合が低減する。つまり、平坦な通過特性となり、各周波数帯域におけるそれぞれの無線方式を利用することが可能となる。つまり、光電変換回路150は、抵抗器1,2,3が周波数依存性を有しており、ベースバンドIC7が出力する高周波信号の一の周波数帯で整合状態であっても、他の周波数帯で非整合状態になってしまい、反射波が発生する。しかしながら、π型抵抗型インピーダンス変換器10が減衰回路として機能するので、信号源に戻る反射波が低減する。
前記第4実施形態の光電変換回路140(図10)は、複数の周波数帯の高周波電力を、一つの波長可変レーザダイオード32に供給していたが、何れか一の周波数帯の高周波電力を一つの波長可変レーザダイオード32に供給することができる。
光電変換回路160は、光電変換回路140に対して、スイッチ55を設けている点で相違する。スイッチ55は、1回路多接点の半導体スイッチであり、ベースバンドIC7のCTRL信号を用いて、狭帯域電力増幅器50の出力電力を供給/停止している。これにより、光電変換回路160は、ベースバンドIC7が出力する複数の周波数帯の高周波信号の何れか一つを狭帯域電力増幅器50で増幅することができ、この増幅された高周波電力を単一の波長可変レーザダイオード32に供給するように構成されている。なお、電流源36は、バイアス回路35を介して、波長可変レーザダイオード32にバイアス電流を流している点は、光電変換回路140と同一である。
以上説明したように,本実施形態の光電変換回路160は、第2実施形態の光電変換回路120に比較して、レーザダイオード(波長可変レーザダイオード)が1つであり、波長可変レーザダイオード32のオンオフ切り替え時間が少ない。そのため、光電変換回路160は、レーザダイオードのオン時の安定性に関して有利であり、より高速な無線システム間の切り替えが可能であり、伝送効率を高める効果が得られる。また、レーザダイオードアレイに比ベレーザダイオード素子が1つであるため実装エリアの縮小、システムコストや故障率の低減といった効果も得られる。
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)前記各実施形態の光電変換回路は、レーザダイオード30や波長可変レーザダイオード33を用いた電気・光変換回路を例に説明したが、光電変換素子としてフォトダイオードを用いた光・電気変換回路とすることもできる。ここで、フォトダイオードは、TIA(Trans Impedance Amplifier)を用いて、出力電流(信号電流)を電圧として取り出すことができ、TIAの出力インピーダンスと伝送線路の特性インピーダンスとを整合させる。
6 光ファイバ
7 ベースバンドIC(複数の信号源)
8 レーザダイオードアレイ
9 フォトダイオードアレイ
10 π型抵抗型インピーダンス変換器(回路網)
20 インピーダンス整合回路(第一のインピーダンス整合回路)
21 インピーダンス整合回路(第二のインピーダンス整合回路)
22,23 伝送線路
24 広帯域レーザダイオードドライバ
30 レーザダイオード(光電変換素子)
32 波長可変レーザダイオード(光電変換素子)
33 波長可変レーザダイオードアレイ
35 バイアス回路
36 電流源
40,41 カップリングキャパシタ
45,46 キャパシタ
47 コイル
50 狭帯域電力増幅器
55 スイッチ
56 スイッチ兼LD波長コントローラ
60 シリコンフォトニクスチップ
61 光回路
62 電気回路
63 スポットサイズ変換器
64 波長合分波器
65 トランスインピーダンスアンプ
66 Si基板
67 モニタ用フォトダイオード
100,110,120,130,140,150,160 光電変換回路
Claims (14)
- 周波数帯が異なる複数の信号源と光電変換素子とを備え、それらを接続する光電変換回路であって、
各々の前記信号源と前記光電変換素子との間は、各々の前記信号源の電力を増幅する電力増幅器を介挿しており、
各々の前記信号源と前記電力増幅器との間は、第一のインピーダンス整合回路が介挿されており、
前記電力増幅器と前記光電変換素子との間は、第二のインピーダンス整合回路が介挿されており、
前記光電変換素子は、
一端が光ファイバとの接続端であり他端が複数に分岐されているシリコン導波路と、
前記他端の各々に接続されたレーザダイオードからなるレーザダイオードアレイと、
を含んで形成されたシリコンフォトニクスチップである
ことを特徴とする光電変換回路。 - 請求項1に記載の光電変換回路であって、
前記シリコンフォトニクスチップは、複数のフォトダイオードからなるフォトダイオードアレイをさらに含み、
前記シリコン導波路は、前記一端及び前記他端の中間部で、さらに分岐されている合分波器として構成されており、
一方の前記分岐は、前記レーザダイオードアレイに接続されており、
他方の前記分岐の端部は、複数に分岐され、
前記端部の各々は、各々の前記フォトダイオードに接続されており、
前記合分波器は、前記光ファイバから入力された光を前記フォトダイオードアレイに出力し、前記レーザダイオードアレイの出力光を前記光ファイバに出力する
ことを特徴とする光電変換回路。 - 請求項1又は請求項2に記載の光電変換回路であって、
前記レーザダイオードは、前記複数の信号源と同数備えられ、
前記第二のインピーダンス整合回路は、前記電力増幅器と各々の前記レーザダイオードとの間に介挿されている
ことを特徴とする光電変換回路。 - 請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の光電変換回路であって、
前記シリコンフォトニクスチップが含む前記レーザダイオードのうち任意の一つが選択駆動され、
前記第二のインピーダンス整合回路は、各々の前記電力増幅器と前記光電変換素子との間に直流阻止用のカップリングキャパシタを介して介挿されている
ことを特徴とする光電変換回路。 - 請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の光電変換回路であって、
各々の前記信号源と前記電力増幅器との間に介挿されている複数の前記第一のインピーダンス整合回路、又は前記第二のインピーダンス整合回路は、回路定数が各々異なっている
ことを特徴とする光電変換回路。 - 請求項4に記載の光電変換回路であって、
選択駆動される任意の前記レーザダイオードは、波長可変レーザダイオードであり、
前記電力増幅器は、前記波長可変レーザダイオードに各周波数帯の電力を供給する
ことを特徴とする光電変換回路。 - 請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の光電変換回路であって、
前記第一のインピーダンス整合回路、及び前記第二のインピーダンス整合回路は、2つの伝送線路と、該2つの伝送線路の間が複数の抵抗器で構成された回路網が介挿されたものであり、
前記複数の抵抗器は、周波数依存性を有しており、
前記回路網は、前記信号源の特定の周波数帯で前記2つの伝送線路と整合状態であり、他の周波数帯で非整合状態になる
ことを特徴とする光電変換回路。 - 請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の光電変換回路であって、
前記第一のインピーダンス整合回路、及び前記第二のインピーダンス整合回路は、2つの伝送線路と、該2つの伝送線路の間が複数の抵抗器で構成された回路網が介挿されたものであり、
前記複数の抵抗器は、周波数依存性を有しており、
前記回路網は、前記2つの伝送線路の特性インピーダンスと、低周波における抵抗値で演算した入出力インピーダンス演算値とが略一致している
ことを特徴とする光電変換回路。 - 請求項7に記載の光電変換回路において、
前記回路網は、何れか一の前記周波数帯で、前記整合状態になり、他の前記周波数帯で前記非整合状態になる
ことを特徴とする光電変換回路。 - 請求項4に記載の光電変換回路であって、
前記光電変換素子は、単一の波長可変レーザダイオードであり、
何れか一の前記電力増幅器は、前記単一の波長可変レーザダイオードに対する電力供給を行い、他の前記電力増幅器は、電力供給を停止する
ことを特徴とする光電変換回路。 - 請求項3に記載の光電変換回路であって、
前記光電変換素子は、レーザダイオードであり、
何れか一の前記電力増幅器は、前記第二のインピーダンス整合回路を介して接続されたレーザダイオードに対する電力供給を行い、他の前記電力増幅器は、電力供給を停止する
ことを特徴とする光電変換回路。 - 請求項11に記載の光電変換回路であって、
前記レーザダイオードは、波長可変レーザダイオードである
ことを特徴とする光電変換回路。 - 請求項7に記載の光電変換回路において、
前記光電変換素子は、レーザダイオードであり、
前記レーザダイオードを接続している伝送線路は、該レーザダイオードの非接続側に、バイアス電流を流す電流源が接続されている
ことを特徴とする光電変換回路。 - 周波数帯が異なる複数の電気信号源と、光電変換素子とを備え、それらを接続する複数の回路からなる光電変換回路であって、
前記複数の回路のそれぞれは、2つのインピーダンス整合回路と、該2つのインピーダンス整合回路との間に配置される電力増幅器とを備え、
前記光電変換素子は、
一端が光ファイバとの接続端であり他端が複数に分岐されているシリコン導波路と、
前記他端に接続された複数のレーザダイオードからなるレーザダイオードアレイと、
を含んで形成されたシリコンフォトニクスチップである
ことを特徴とする光電変換回路。
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