JP5028855B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5028855B2
JP5028855B2 JP2006123925A JP2006123925A JP5028855B2 JP 5028855 B2 JP5028855 B2 JP 5028855B2 JP 2006123925 A JP2006123925 A JP 2006123925A JP 2006123925 A JP2006123925 A JP 2006123925A JP 5028855 B2 JP5028855 B2 JP 5028855B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
image forming
forming apparatus
voltage
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006123925A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007298542A (ja
Inventor
尚寿 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2006123925A priority Critical patent/JP5028855B2/ja
Priority to US11/601,621 priority patent/US8290383B2/en
Priority to CNB2007100963413A priority patent/CN100559295C/zh
Publication of JP2007298542A publication Critical patent/JP2007298542A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5028855B2 publication Critical patent/JP5028855B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1665Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat
    • G03G15/167Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer
    • G03G15/1675Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer with means for controlling the bias applied in the transfer nip
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/16Transferring device, details
    • G03G2215/1604Main transfer electrode
    • G03G2215/1614Transfer roll

Description

本発明は画像形成装置に関し、特に複数の像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって現像し転写媒体に転写することによって画像を形成する画像形成装置に関する。
従来より、レーザプリンタやファクシミリ装置、複写機等の画像形成装置には、像担持体としての感光体ドラムを備え、感光体ドラムの表面を均一に帯電させ、その後に画像データに基づく光ビームを照射して感光体ドラム上に静電潜像を形成し、所定極性に帯電されたトナーを用いて静電潜像を現像し、感光体ドラム上で現像された画像を転写ロールなどの転写手段を用いて転写媒体(用紙)に転写し、画像を形成するものがある。
このとき帯電されたトナーを忠実に用紙に転写するためには、転写手段に所定の転写電界を発生させ、転写バイアス制御により転写電界を安定させる必要がある。
また、複数の感光体ドラム/転写手段を転写媒体の搬送路に沿って設けた用紙搬送タンデム型カラー機の場合は複数の転写手段ごとに印加する電圧に変化を持たせ、用紙が搬送されトナー画像が重ねて形成されるに従って変えていく必要があることがわかっている。
例えば、複数の作像プロセス部をタンデムに配置した場合は、最下流側の作像プロセス部の高湿度時の転写効率の低下を避けるため、転写器に印加する転写電圧を、上流側から下流側にかけて順次増大させる構成が提案されている(特許文献1参照)。
上記の例では定着ガイドの表面抵抗を電流計によって計測し、環境の湿度が増大して表面抵抗値が低下するときには、最下流側の作像プロセス部の転写器に印加する転写電圧を増大させ、リークによる転写電圧の低下を補償し、転写効率の低下を防いでいる。
また、初期化帯電ブラシが感光体ドラムの周面を一様に高マイナス電位に帯電させる画像形成装置において転写ブラシは少なくとも最下流の転写電流を最大に設定して用紙搬送ベルトを介して用紙に印加し、各感光体ドラム上のトナー像を用紙に転写する。最下流の初期化帯電ブラシによる感光体ドラムへの印加帯電電圧を高くして印加しドラム初期化帯電電位を維持する構成が提案されている(特許文献2参照)。
上記の先行技術には何れも開示されているように、搬送ベルトを用いた直接転写システムの転写電圧制御は、搬送方上流から下流に向かって転写電界を高めていくのがよいとされていた。
ところで、転写ロールの材質は従来、カーボンブラックを分散した転写ロールも用いられてきたが、製品ごとの抵抗値にバラツキが大きいため最近はイオン導電性の転写ロールが用いられる。イオン導電性の転写ロールは製品バラツキが小さく、また温度の上昇と共に電気抵抗が低下する特徴がある。
前述のような、出口付近に定着器を備え、ほぼ鉛直方向上側に向かうレイアウトの搬送ベルトシステムにおいては、上側の転写ロールほど定着熱の影響を受けやすいが、イオン導電性の転写ロールを使用している場合、上側の転写ロールほど定着熱により温度が高くなり、電気抵抗が小さくなる。この状態で上流から下流に向かって転写電界を高めていくと下流の転写ロールでは転写電界過多となり画質不良となってしまう。
これに対して定着熱の影響を受けないように転写ロールと定着器の距離を大きく取ろうとすれば必然的に装置全体が大型化してしまう。
上述では、転写ロールで説明したが、イオン導電性であれば、フィルム状部材やブラシ状部材等であっても同様である。
特開2001−183889号公報 特開平9−281768号公報
本発明は上記事実を考慮し、小型で画質不良のない画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の画像形成装置は、高温で電気抵抗が低下するイオン伝導性の複数の転写手段を備え、感光体上に形成されたトナー画像を、転写電圧を印加したイオン導電性の転写手段で用紙上に転写するトナー画像形成装置を用紙搬送方向に複数備えたタンデム方式のカラー画像形成装置であって、トナー画像形成装置の用紙搬送方向下流端に設けられ用紙上のトナー像を加熱定着する定着手段と、用紙搬送方向上流端の転写手段に設けられトナー転写時の電流を検知する検知手段とを備え、前記転写手段に印加される転写電圧はそれぞれ独立して制御可能であり、熱源である前記定着手段に近いほど前記転写手段に印加される転写電圧を小さくし前記用紙搬送方向上流端の転写手段に所定の電圧を印加し、前記検知手段にて検知された電流に基づいて、前記用紙搬送方向上流端の転写手段に印加する電圧を決定し、他の転写手段に印加する電圧は環境温度と処理枚数に基づいて補正することを特徴とする。
上記構成の発明では、熱源である定着手段に近く、熱の影響を受けやすい転写手段ほど印加電圧を低くすることで、高温で電気抵抗が低下するイオン伝導性の転写手段において転写電界過多を防ぎ、転写ラチチュードの広い画像形成装置とすることができる。さらに、各転写手段毎に電圧を制御可能であり、かつ定着器の熱の影響を最も受けにくい転写手段にて電流検知を行うことが可能となる。また、検知手段を搬送方向上流端にのみ設ければよいのでコストを低減することができる。
請求項2に記載の画像形成装置は、複数の前記トナー画像形成装置は用紙搬送経路に沿って略鉛直方向に下から上へ配置されていることを特徴とする。
上記構成の発明では、転写手段への定着手段からの熱の影響が搬送方向下流側から上流側へ、転写と逆の順となるので熱の影響を予測しやすい。
請求項3に記載の画像形成装置は、複数の前記トナー画像形成装置は用紙搬送経路に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に配列され、前記転写電圧は用紙搬送方向に沿って転写手段毎にイエロー>マゼンタ>シアン>ブラックのように低下させることを特徴とする。
上記構成の発明では、搬送方向上流端の転写手段に印加する電圧および転写手段毎の電圧変化量のみで設定が行えるので制御が簡素化できる。
請求項4に記載の画像形成装置は、前記転写電圧は搬送方向下流端の転写手段のみ下げ幅を大きくするように低下させることを特徴とする。
上記構成の発明では、装置の小型化などで搬送方向下流端の転写手段が極端に定着器の熱の影響を受けている場合でも正確な電圧設定が行える。
請求項5に記載の画像形成装置は全ての前記転写手段の抵抗値は、同一測定条件において略同一値であることを特徴とする。
上記構成の発明では、全ての色の転写手段に同一仕様のものを使用することができるので部品コストを低減することができる。
請求項6に記載の画像形成装置は、装置内の環境を検知する環境検知手段を備え、前記環境検知手段が検知した環境条件に基づいて前記転写電圧の低下量を補正することを特徴とする。
上記構成の発明では、検知した環境ごとに電圧低下量の補正を行うのできめ細かい制御が可能となる
請求項8に記載の画像形成装置は、装置内の環境を検知する環境検知手段を備え、前記環境検知手段が検知した環境条件に基づいて前記転写電圧の低下量を補正することを特徴とする。
上記構成の発明では、検知した環境ごとに電圧低下量の補正を行うのできめ細かい制御が可能となる。
本発明は上記構成としたので、小型で画質不良のない画像形成装置とすることができた。
<基本構成>
図1には本発明に係る画像形成装置を備えた画像形成装置が示されている。
図1は本発明に係る画像形成装置を備えたフルカラーレーザビームプリンタを示すものである。
この画像形成装置10は、図1に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)用の各感光体ドラム32Y〜32Kを有する現像装置30Y〜30Kと、これら感光体ドラム32Y〜32K に接触する一次帯電用の帯電ロールと、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のレーザ光31Y〜31Kを照射するROS(Raster Output Scanner)20とで、その主要部が構成されている。
現像装置30Y〜30K、および定着器34は用紙Pの搬送経路、すなわち搬送ベルト22に沿って略鉛直方向に下から上へと配置されている。これにより装置を小型化し、かつ用紙Pの排出トレイをアクセスしやすい装置上部に設ける構成とすることができる。
感光体ドラム32Y、32M、32C、32Kは、共通の接平面を有するように一定の間隔をおいて配置されている。各色毎の画像情報に応じた信号は、図示しない画像処理ユニットによりROS20に入力される。このレーザ光学ユニットでは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のレーザ光が変調され、対応する色の感光体ドラム32Y〜32Kに照射される。
上記各感光体ドラム32Y〜32Kでは、周知の電子写真方式による各色毎の画像形成プロセスが行なわれる。まず、上記感光体ドラム32Y〜32Kとしては例えばOPC感光体を用いた感光体ドラムが用いられ、これらの感光体ドラム32Y〜32Kは回転駆動される。上記感光体ドラム32Y〜32Kの表面は帯電ロールによってDC電圧を印加することで例えば約−300V程度に帯電される。
表面電位を印加された感光体ドラム32Y〜32Kの表面には、露光装置としてのROS20によってイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応したレーザ光31Y〜31Kが照射され、各色毎の入力画像情報に応じた静電潜像が形成される。ROS20でレーザ光31Y〜31Kが照射され、画像が書き込まれることにより、感光体ドラム32Y〜32K上の画像露光部の表面電位は画線部、すなわち露光した箇所が除電され静電潜像が形成される。
次いで、上記感光体ドラム32Y〜32Kの表面に形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応した静電潜像は、対応する色の現像装置30Y〜30Kによって現像され、感光体ドラム32Y〜32K上にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像として現像され可視化される。
各現像装置30Y〜30Kには、それぞれ色の異なったイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)色のトナー及びキャリアからなる現像剤が充填されている。これらの現像装置30Y〜30Kは、図示しないトナー補給装置からトナーが補給され、補給されたトナーは各現像装置30Y〜30K内部のオーガーで充分にキャリアと攪拌されて摩擦帯電される。
キャリアと攪拌されて摩擦帯電され現像ロール33上に供給されたトナーは、マグネットロールの磁力によって、キャリアとトナーで構成された磁気ブラシを形成する。この磁気ブラシが感光体ドラム32Y〜32Kと接触している。現像ロール33に現像バイアス電圧を印加して、現像ロール33上のトナーを感光体ドラム32Y〜32K上に形成された静電潜像にトナーを転写することにより、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像が形成される。
このトナー画像が図示しないトレイから給送され、アイドルロール24に懸架された搬送ベルト22上を搬送される用紙P上に転写されることで、用紙P上にカラー画像が形成される。すなわち、上記各感光体ドラム30Y〜30K上に形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像が用紙P上に位置合わせを行い、重ねてそれぞれ転写される。
用紙Pが吸着ロール24にて搬送ベルト22に吸着保持され、感光体ドラム32Yとのニップ位置まで搬送されると、搬送ベルト22を挟んで感光体ドラム32Yと対向する位置にある転写ロール(=BTR)28Yによって用紙Pは感光体ドラム32Yに向けて押圧され、同時に帯電したY色トナーは後述するように転写ロール28Yに印加された所定の転写電圧によって用紙Pに転写される。
本発明において転写ロール28は4本の抵抗値ばらつきを抑えるために、抵抗値ばらつきが少ないイオン導電性の転写ロールを転写ロール28に用いることが望ましい。転写ロール28Yには印加された電圧に応じて流れる電流を検知する電流計が設けられ、印加された電圧と電流から、その時点での転写ロール28Yの抵抗を算出することができる。
本発明ではY色以降の転写ロール28には抵抗値を測定する手段を備えないが、各々の抵抗値は、後述するように装置内外の温湿度などの環境条件や、処理枚数などの条件の影響を加味するために温湿度センサや処理カウンタなどの検知手段で得られた数値をもとに想定できるため、なくても差し支えない。
用紙Pの搬送経路に沿って用紙P上には、Y単色像上にシアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)色が転写され、四重色像として最終的なフルカラートナー像が形成されることになる。
最後に、用紙P上に形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のフルカラートナー像は定着器34によって熱溶着されることで用紙P上に定着され、一連の画像形成プロセスが完了する。
ここで、本発明の実施形態においては、定着された用紙は、反転経路23を通過して吸着ロール22の手前まで戻り、後端から用紙Pを再度搬送ベルト22に吸着させることで、用紙Pの二面、すなわち画像形成が行われていない面にもトナー画像形成を行うことができる、所謂両面プリンタの構成となっている。
<転写ロール抵抗変動と印加電圧>
図2、図3には本発明に係る転写ロール(BTR)の、電気抵抗および印加電圧の条件別変動量が示されている。
低温低湿環境をL/L(10℃/15%RH)、常温常湿環境をN/N(22℃/55%RH)、高温高湿環境をH/H(28℃/85%RH)とし、少量プリント時(10枚)、大量プリント時(連続処理、1000枚)におけるY、M、C、K各色の転写ロール28Y〜28Kの電気抵抗を図2(A)に棒グラフで、図2(B)に数表で示す。
また、最大の転写ラチチュード(濃度帯域幅)を得られるような第1(Y)色の転写ロール28に印加する電圧値と、第2(M)〜第4(K)各色の転写ロール28に印加される転写電圧とのステップ量の環境条件(温湿度条件)および処理枚数による変化を図3に示す。
図2(A)に示すように、環境条件/処理枚数の如何に関わらず第1色(Y)から第4色(K)にかけて転写ロール28の抵抗値は低下する。つまり程度の差はあるが、定着器34に近いほど抵抗値が低くなる傾向に変わりはない。この状態で上流側から下流側にかけて転写電圧を順次大きくしてゆけば、抵抗値の低い下流側の転写ロール28では電流が流れすぎる虞がある。
本発明では上記の事態を避けるため、各環境条件/処理枚数ごとに適切な値となるように定着器34に近い転写ロール28ほど転写電圧を低く設定し、電流の流れすぎによる画質不良を防いでいる。
まず装置内外の温湿度が低いL/L環境では少量プリント時と大量プリント時での、各色の転写ロール28の抵抗変動が大きい。また同時に各色ごとの転写ロール28間における抵抗値の差も大きくなる。特に最も定着器34に近いK色の転写ロール28Kの抵抗値低下が著しい。
これは低温低湿環境のため、定着器34の発する熱による影響が処理枚数によって増大し、かつ装置内での温度勾配が大きくなるため、各転写ロール28間での温度差が大きくなるためと考えられる。
このため、L/L環境(低温低湿)では処理枚数の増加に応じてY〜K各色の転写ロール28に印加される転写電圧を低く、また各色ごとの転写ロール28間における抵抗値の差の拡大に対応し、特にK色の転写ロール28Kの抵抗値の低下に対して転写電圧を低く設定する必要がある。
つまりL/L環境(低温低湿)では処理枚数の増加に従って各色の転写ロール28に印加される電圧を
Y>M>C>K の状態を保ったまま低下させ、処理枚数が増加するに従って
Y>M>C≫K となるようにK色の転写ロール28Kへの転写電圧を下げるように制御する。
即ち図3に示すように、L/L環境(低温低湿)少量プリント時において最大の転写ラチチュードを得られるような第1(Y)色の転写ロール28に印加するバイアス電圧値は約2500Vであり、以下M>C>Kとなるように約100Vづつ印加電圧を低下させてゆけば各色において最大の転写ラチチュードを得ることができる。
L/L環境(低温低湿)大量プリント時においては定着器34の熱による影響で各色転写ロール28の抵抗が低下しているので、第1(Y)色の転写ロール28に印加するバイアス電圧値は約2000Vとなり、また同時に各色ごとの転写ロール28間における抵抗値の差も2倍に大きくなり、約200Vづつ印加電圧を低下させてゆけば各色において最大の転写ラチチュードを得ることができる。
あるいは図2(A)に示すように、定着器34に近いK色のみ抵抗低下が大きいことに着目し、均等に各色の転写電圧を低下させずK色のみ電圧低下量を大きく設定すればなお正確な制御が行えるので望ましい。
次にN/N環境(常温常湿)では、少量プリント時と大量プリント時での、各色の転写ロール28の抵抗変動はL/L環境に比較して小さい。特に少量プリント時には各色の転写ロール28の抵抗は同じと見て差し支えない。
しかし各色ごとの転写ロール28間における抵抗値の差は処理枚数の増加と共に大きくなる。特に最も定着器34に近いK色の転写ロール28Kの抵抗値低下が大きい。
このため、N/N環境(常温常湿)では処理枚数の増加に対してY〜K各色の転写ロール28、特にY色の転写ロール28Yに印加される転写電圧を変える必要は殆どない。しかし、M〜K色の転写ロール28Kの抵抗値の低下に対しては転写電圧を漸減的に低く設定する必要がある。
つまりN/N環境(常温常湿)では処理枚数の増加に従って各色の転写ロール28に印加される電圧を、処理枚数の増加と共に
Y≒M≒C≒K から
Y>M>C>K となるように、M〜K色の転写ロール28への転写電圧を下げるように制御すればよい。
即ち図3に示すように、N/N環境(常温常湿)少量プリント時において最大の転写ラチチュードを得られるような第1(Y)色の転写ロール28に印加するバイアス電圧値は約1500Vであり、以下の各色の転写ロール28にも同じ値で電圧を印加すれば各色において最大の転写ラチチュードを得ることができる。
これに対してN/N環境(常温常湿)大量プリント時においては定着器34の熱による影響で各色転写ロール28の抵抗が低下しているので、第1(Y)色の転写ロール28に印加するバイアス電圧値は約1500Vで変化はないが、各色ごとの転写ロール28間における抵抗値の差が大きくなるため、約100Vづつ印加電圧を低下させてゆけば各色において最大の転写ラチチュードを得ることができる。
あるいは図2(A)に示すように、定着器34に近いK色のみ抵抗低下が大きいことに着目し、均等に各色の転写電圧を低下させずK色のみ電圧低下量を大きく設定すればなお正確な制御が行えるので望ましい。
最後にH/H環境(高温高湿)では、少量プリント時と大量プリント時での、各色の転写ロール28の抵抗変動はL/L環境(低温低湿)およびN/N環境(常温常湿)とは逆に、処理枚数が増加するに従って抵抗が増大する変化を見せている。
同時に各色ごとの転写ロール28間における抵抗値はY〜Kと下流に向けて小さくなるが、その差は極めて小さい。また最も定着器34に近いK色の転写ロール28Kの抵抗値低下も他の色と同程度である。
これは高温高湿環境のため、処理枚数が少ない状態では各色の転写ロール28が高い湿度の影響を受け、電気抵抗が低い状態になっている。処理枚数が増加すれば、定着器34の熱により、温度上昇よりもむしろ湿度低下の影響で電気抵抗が増大するものと考えられる。
このため、H/H環境(高温高湿)ではL/L環境(低温低湿)およびN/N環境(常温常湿)とは逆に、処理枚数の増加に応じてY〜K各色の転写ロール28に印加される転写電圧を高く設定する必要がある。
また各色ごとの転写ロール28間における抵抗値の差は小さく、処理枚数が増加しても差はあまり拡大することはない。
つまりH/H環境(高温高湿)では処理枚数の増加に従って各色の転写ロール28に印加される電圧を
Y≒M≒C≒K の状態を保ったまま増加させ、処理枚数が増加しても各色の転写ロール28への転写電圧には変化を持たせないように制御すればよい。
即ち図3に示すように、H/H環境(高温高湿)少量プリント時において最大の転写ラチチュードを得られるような第1(Y)色の転写ロール28に印加するバイアス電圧値は約800Vと低く、以下の各色の転写ロール28にも同じ値で(=ステップ変化量0として)電圧を印加すれば各色において最大の転写ラチチュードを得ることができる。
これに対してH/H環境(高温高湿)大量プリント時においては定着器34の熱による影響でL/L環境およびN/N環境とは逆に各色転写ロール28の抵抗が増大しているので、第1(Y)色の転写ロール28に印加するバイアス電圧値を約1200Vに昇圧し、また以下の各色の転写ロール28にも同じ値の電圧を印加すれば各色において最大の転写ラチチュードを得ることができる。
<まとめ>
本発明は上記の制御方法を用いて搬送方向上流側の第1色から下流側の第4色に向かって定着器34に近付くほど転写ロール28への印加電圧を低くすることで、転写電圧の過多または不足による画質不良を防ぎ、転写ラチチュードの広い画像形成装置とすることができる。
さらに、印加する電圧を算出する際に温湿度などの環境条件や処理枚数をファクタとして加えることで、装置起動時から大量処理時に至る機内の温度上昇に対応可能であり、また設置場所や時刻、季節などによる環境条件ごとにきめ細かい転写電圧の制御が可能となる。
また、第1色の転写ロールに印加するバイアス電圧値および以下の各色の転写ロール28に対するステップ値のみで適切な転写電圧の設定が行えるので簡素な構成で正確な制御を行うことができる。
あるいは第4色(K)のみ定着器の熱による影響が大きいため、転写電圧を第4色(K)のみ大きく低下させる制御とすればさらに正確な転写電圧の設定が行える。
さらに、定着器の熱による影響を排除しようとすれば装置の大型化を招くが、本発明の制御方法により定着器の熱による影響を補正することができるので、結果として装置の小型化を実現できる。
また、電流を検知する電流計を第1色(Y)の転写ロール28Yのみに設け、以下の転写ロール28の抵抗値は環境温度や処理枚数といったファクタから算出しているので、装置の部品点数を少なくし低コスト化が行える。
また本発明では上記のような転写電圧制御方法としたことで、定電流回路を必要としないので簡素な構成の画像形成装置とすることができる。
<その他>
以上、本発明の実施例について記述したが、本発明は上記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
すなわち本実施形態では4色フルカラーレーザビームプリンタを例に挙げたが、これに限定せず例えば3色以下または5色以上のプリンタでもよいことは言うまでもない。
あるいは必ずしもYMCKの色順でなく、他の色順でも差し支えはない。
本発明に係る画像形成装置を示す断面図である。 本発明に係る画像形成装置の転写ロールの抵抗値変動を示す図である。 本発明に係る画像形成装置の転写ロールに印加される電圧変動量を示す表である。
符号の説明
10 画像形成装置
20 ROS
24 アイドルロール
26 吸着ロール
28 転写ロール
30 現像装置
32 感光体ドラム
34 定着器

Claims (6)

  1. 高温で電気抵抗が低下するイオン伝導性の複数の転写手段を備え、感光体上に形成されたトナー画像を、転写電圧を印加したイオン導電性の転写手段で用紙上に転写するトナー画像形成装置を用紙搬送方向に複数備えたタンデム方式のカラー画像形成装置であって、
    トナー画像形成装置の用紙搬送方向下流端に設けられ用紙上のトナー像を加熱定着する定着手段と、
    用紙搬送方向上流端の転写手段に設けられトナー転写時の電流を検知する検知手段と
    を備え、
    前記転写手段に印加される転写電圧はそれぞれ独立して制御可能であり、
    熱源である前記定着手段に近いほど前記転写手段に印加される転写電圧を小さくし
    前記用紙搬送方向上流端の転写手段に所定の電圧を印加し、前記検知手段にて検知された電流に基づいて、前記用紙搬送方向上流端の転写手段に印加する電圧を決定し、他の転写手段に印加する電圧は環境温度と処理枚数に基づいて補正することを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数の前記トナー画像形成装置は用紙搬送経路に沿って略鉛直方向に下から上へ配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 複数の前記トナー画像形成装置は用紙搬送経路に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に配列され、前記転写電圧は用紙搬送方向に沿って転写手段毎にイエロー>マゼンタ>シアン>ブラックのように低下させることを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記転写電圧は搬送方向下流端の転写手段のみ下げ幅を大きくするように低下させることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 全ての前記転写手段の抵抗値は、同一測定条件において略同一値であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 装置内の環境を検知する環境検知手段を備え、前記環境検知手段が検知した環境条件に基づいて前記転写電圧の低下量を補正することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の画像形成装置。
JP2006123925A 2006-04-27 2006-04-27 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5028855B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006123925A JP5028855B2 (ja) 2006-04-27 2006-04-27 画像形成装置
US11/601,621 US8290383B2 (en) 2006-04-27 2006-11-20 Image forming apparatus which controls a transfer voltage applied to a transfer member
CNB2007100963413A CN100559295C (zh) 2006-04-27 2007-04-10 成像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006123925A JP5028855B2 (ja) 2006-04-27 2006-04-27 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007298542A JP2007298542A (ja) 2007-11-15
JP5028855B2 true JP5028855B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=38648428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006123925A Expired - Fee Related JP5028855B2 (ja) 2006-04-27 2006-04-27 画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8290383B2 (ja)
JP (1) JP5028855B2 (ja)
CN (1) CN100559295C (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090310980A1 (en) * 2008-06-12 2009-12-17 Kyocera Mita Corporation Paper sheet conveying apparatus and image forming apparatus having same

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04324870A (ja) * 1991-04-25 1992-11-13 Canon Inc 画像形成装置
JPH09281768A (ja) 1996-04-16 1997-10-31 Casio Electron Mfg Co Ltd カラー画像形成装置
JPH10207257A (ja) * 1997-01-20 1998-08-07 Fuji Xerox Co Ltd 転写装置
JPH1124368A (ja) * 1997-07-07 1999-01-29 Toshiba Corp 画像形成装置
JPH11119562A (ja) * 1997-10-17 1999-04-30 Canon Inc 画像形成装置
JP2000274424A (ja) * 1999-03-25 2000-10-03 Tokai Rubber Ind Ltd 導電性ロール
JP2001209233A (ja) * 1999-11-19 2001-08-03 Canon Inc 画像形成装置
JP2001209232A (ja) * 1999-11-19 2001-08-03 Sharp Corp カラー画像形成装置
JP3600102B2 (ja) 1999-12-27 2004-12-08 シャープ株式会社 カラー画像形成装置
JP2002116641A (ja) 2000-10-11 2002-04-19 Fuji Xerox Co Ltd トナー像転写装置
JP2002148960A (ja) * 2000-11-13 2002-05-22 Murata Mach Ltd 画像形成装置
JP2002156847A (ja) * 2000-11-20 2002-05-31 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2002202671A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2003015440A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Sharp Corp 画像形成装置
JP2003207975A (ja) * 2002-01-17 2003-07-25 Canon Inc 画像形成装置
JP2003241543A (ja) * 2002-02-14 2003-08-29 Canon Inc 画像形成装置
JP3707442B2 (ja) * 2002-03-28 2005-10-19 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
US6701116B1 (en) * 2002-09-05 2004-03-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus
JP4464092B2 (ja) * 2002-09-30 2010-05-19 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP4192646B2 (ja) * 2003-03-25 2008-12-10 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP2004310064A (ja) * 2003-03-26 2004-11-04 Canon Inc ローラー部材及び画像形成装置
JP4497901B2 (ja) * 2003-11-26 2010-07-07 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2005292549A (ja) * 2004-04-01 2005-10-20 Canon Inc 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101063849A (zh) 2007-10-31
US8290383B2 (en) 2012-10-16
CN100559295C (zh) 2009-11-11
US20070253722A1 (en) 2007-11-01
JP2007298542A (ja) 2007-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6137615B2 (ja) 画像形成装置及び画像濃度制御方法
US9977361B2 (en) Image forming apparatus and image forming system
JP6270138B2 (ja) 画像形成装置
JP2009265604A (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP5979324B2 (ja) 画像形成装置
JP2009015211A (ja) 画像形成装置
US20150362868A1 (en) Image forming apparatus
JP2007034087A (ja) 画像形成装置
US10203642B2 (en) Image forming apparatus and a recording medium for determining image defects based on development current
US8862011B2 (en) Image forming apparatus having test image formation
JP4635716B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP5028855B2 (ja) 画像形成装置
JP2016167007A (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2015166846A (ja) 画像形成に用いる露光量を決定する制御装置、および、これを用いた画像形成装置
JP5114866B2 (ja) 画像形成装置
JP6040624B2 (ja) 画像形成装置
JP2013054182A (ja) 画像形成装置
JP2018040990A (ja) 画像形成装置、画像形成方法
JP2016061898A (ja) 画像形成装置
JP2019164197A (ja) 画像形成装置、及び画像形成装置の制御方法
JP2004109703A (ja) 転写方法と転写装置及び画像形成方法と画像形成装置
JP2005017627A (ja) 画像形成装置
JP6032023B2 (ja) 画像形成装置
JP2021051206A (ja) 画像形成装置
JP5899681B2 (ja) トナー帯電状態検知装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120529

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5028855

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350