JP5028113B2 - 文字情報受付装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザから文字情報の入力を受け付ける文字情報受付装置に関するものであり、具体的には、上記文字情報を表示する一方で、その表示を隠すことのできる文字情報受付装置に関する。
従来、パスワード認証装置等、ユーザから文字情報の入力を受け付けて、受け付けた文字情報をユーザに確認させるために画面上に表示するようになっている装置が存在する。このような装置において、パスワード入力時に他人にパスワードを知られることを防ぐために、様々な提案がなされている。
例えば特許文献1には、表示部、選択キー、確定キー、選択キーが押下されている間は表示部に表示されている選択対象の数字を所定時間周期で変化させる制御部、及び記憶部を備えた暗証番号入力装置が記載されている。この暗証番号入力装置では、選択キーが押下されなくなると制御部が数字の変化を止める。これにより、選択キーの押下を開始してから押下を止める時間の長さによって、選択する数字を変えることができる。ユーザは、表示部に表示されている数字が所望の数字であれば、確定キーを押す。このとき制御部は、確定した数字を記憶部に記憶させ、表示部における当該数字の表示を*に変える。特許文献1には、暗証番号入力装置をこのような構成とすることで、パスワードを入力する指の動きを他人に見られても、選択した数字の判別を他人にとって困難なものとすることができるとしている。
特開2001‐306826号公報(2001年11月2日公開)
しかし、特許文献1の技術では、確定キーが押下されるまでは文字が他人に読み取られやすい。一方、仮に選択された文字を全く表示しないとすると、ユーザは選択された文字が適当か否かを確認することができないので、誤入力が発生しやすくなり、ユーザにとっての利便性は低くなる。
そこで、上記従来の問題に鑑み、本発明は、他人に文字情報を読み取られにくく、かつユーザにとっての利便性も低下させない文字情報受付装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の文字情報受付装置は、ユーザに押下されるキーを備え、上記キーの押下を介してユーザからの入力を受け付けるようになっており、上記キーとして少なくとも文字情報受付キーを備え、上記文字情報受付キーの押下を介してユーザから文字情報を受け付け可能な受付部と、上記文字情報受付キーを介して上記受付部が受け付けた文字情報に応じて、文字を選択する文字選択部と、文字を含む所定の情報を表示する表示部と、上記表示部を制御する表示制御部と、を備え、上記表示制御部は、上記文字情報受付キーの押下に応じて、この押下によって上記文字選択部が選択した文字の表示を開始し、上記文字情報受付キーが押下されなくなってから所定時間が経過すると上記文字を隠すよう、上記表示部を制御するようになっている。
上記文字情報受付装置は、文字情報受付キーの押下に応じてこの押下により選択された文字の表示を開始し、文字情報受付キーが押下されなくなってから所定時間が経過すると上記文字を隠すようになっている。つまり、文字情報受付キーの押下が解除されると自動的に文字が隠されるので、他人により文字が読み取られにくい。また、上記文字情報受付装置によると、ユーザによる文字情報受付キーの押下時間が長くなるほど、表示部において文字が隠されるタイミングは遅くなり、上記押下時間が短くなるほどこのタイミングは早くなる。つまり、上記文字情報受付装置は、個々のユーザのキー操作に応じて、文字を隠すタイミングを調整することができる。従って、上記文字情報受付装置によると、周りに人が多いとき等、ユーザが文字を早く隠すことを望む場合はその希望に応じて早く文字を隠し、ユーザが各文字を確実に確認したいときには長く表示する等、状況に合わせた文字表示が可能となる。すなわち、上記文字情報受付装置によると、他人に文字情報を読み取られにくく、かつユーザにとっての利便性も低下しにくい。
また、本発明は、上記文字情報受付装置において、上記所定時間は定数であってもよい。
また、本発明は、上記文字情報受付装置において、上記所定時間は0(ゼロ)となっていてもよい。こうすることで、文字情報受付キーが押下されなくなるとすぐに文字が隠されるので、文字を他人に読み取られにくいという効果が一層高められる。
また、本発明は、上記文字情報受付装置において、上記表示制御部は、上記文字情報受付キーが連続して押下される上記時間が長いほど、上記所定時間を長くするようになっていてもよい。
また、本発明は、上記文字情報受付装置において、上記表示制御部は、上記文字情報受付キーが連続して押下される時間が他の所定時間に達したときにこの押下によって選択された文字の表示を開始するように、上記表示部を制御するようになっていてもよい。
この文字情報受付装置によると、上記文字情報受付キーが連続して押下される時間が上記他の所定時間よりも短いと、この押下によって選択された文字が表示部によって表示されない。従って、状況に応じて文字の表示を隠すことができるという本発明の効果をより高めることができる。
また、本発明は、上記文字情報受付装置において、上記文字選択部は、上記受付部が文字情報受付キーを介してユーザから文字情報を受け付ける前には、初期設定文字を選択した状態となっており、上記初期設定文字はランダムに変更されるようになっていてもよい。
この文字情報受付装置によると、ユーザにより文字情報受付キーを介した入力が成される前は、文字選択部が初期設定文字を選択した状態となっている。よって、ユーザは、文字情報入力時に、この初期設定文字を変更するか、又はこの初期設定文字をそのまま承認する旨を、上記受付部を介して入力することで、所望の文字情報を入力することができる。このとき、上記文字情報受付装置によると、初期設定文字がランダムに変更されるので、文字情報入力時のユーザの指等の動きから他人が文字情報を予測することは難しくなる。
また、本発明の文字情報受付装置は、音声を発するスピーカと、スピーカを制御する音声制御部と、をさらに備え、上記音声制御部は、上記キーの押下に応じて音を発生するように上記スピーカを制御するようになっていると共に、ユーザのプロファイル情報に応じて、キーの押下に応じた上記音の大きさを変えるようになっていてもよい。
この文字情報受付装置によると、個々のユーザのプロファイル情報に応じて音の大きさを変えることができるため、ユーザにとっての利便性がさらに高まる。
また、本発明の文字情報受付装置は、音声を発するスピーカと、上記スピーカを制御する音声制御部と、をさらに備え、上記音声制御部は、上記キーの押下に応じて音を発するように上記スピーカを制御するようになっていると共に、上記キーのうち或るキーが押下されてから、次のキーが押下されるまでの間隔が短くなるほど、上記次に押下されたキーの押下に応じて発する音を短くするように、上記スピーカを制御するようになっていてもよい。
スピーカはキーの押下に応じて音を発するので、キーが押下される間隔が短くなると、スピーカが発する音の間隔も短くなる。この間隔が短くなるほど、ユーザは音の切れ目(間隔)を認識しづらくなる。このように音の切れ目が認識できないと、ユーザは、文字情報受付装置がキーの押下を認識したのかどうか、つまりユーザの入力が受け付けられたのかどうかを確認することが難しくなり、混乱を生じる可能性がある。
本発明者らは、或るキーと次のキーとの押下の間隔が短いほど、上記次のキーの押下から、さらに次のキーの押下までの間隔も短くなる傾向にあることに注目した。そこで、本発明の文字情報受付装置は、音声制御部を備えることで、或るキーが押下されてから次のキーが押下されるまでの間隔が短くなるほど、上記次のキーの押下に応じたスピーカからの音を、短くすることができる。これによって、上記文字情報受付装置は、上記次のキーに応じた音と、さらに次のキーの押下に応じた音との間隔を、広げることができる。こうすることで、上記文字情報受付装置は、ユーザに音の切れ目を認識させて、ユーザの入力が受け付けられたことを容易に確認させることができる。
本発明の文字情報受付装置は、特に表示制御部によって、第三者に文字が見られないように、又はユーザにとって視認が容易となるように、文字表示を隠すタイミングを状況に合わせて調整することができる。すなわち、本発明によって、他人に文字情報を読み取られにくく、かつユーザにとっての利便性も低下させない文字情報受付装置が実現される。
以下、パスワード認証装置に本発明を適用した場合の実施の一形態について説明する。なお、本願発明はこの実施形態に限定されることなく、ユーザから文字入力を受け付ける種々の文字情報受付装置に適用することができる。また、以下に述べるパスワード認証装置は、ATM(現金自動預け払い機、Automated Teller Machine)、情報の管理システム等に適用可能である。
〔1〕パスワード認証装置
図1は本実施形態のパスワード認証装置1のブロック図である。バスワード認証装置1は、ユーザに押下されることでユーザから指示等を受け付けることができる受付部10、ユーザのIDカードから、ID番号等の情報を読み取るIDカード読取部2、受付部10及びIDカード読取部2の受け付け内容等に基づいた処理動作を行う制御装置30、並びに制御装置30の制御下で動作するスピーカ4及び表示部5等を備える。
受付部10は、選択キー群(文字情報受付キー)11、確定キー12、取消キー13、及びこれらのキーが押下されたことを認識し、どのキーが押下されたかという情報を制御装置30に送信する入力認識部14等を備える。各キー11〜13については図2の平面図に示す。
IDカード読取部2は、ユーザ情報取得部36がユーザについてのプロファイル情報を引き出したり、パスワード認証部35がユーザとパスワードとの一致を判断したりするために必要な情報を取得することができるものであれば、他の装置に置き換え可能である。なお、パスワード認証装置1は、IDカード読取部2を備えず、受付部10を介してユーザからID番号の入力を受け付けるようになっていてもよい。
制御装置30は、受付部10が受け付けた内容に従って数字を選択する文字選択部31、文字選択部31の選択した数字、及び後述のユーザ情報取得部36の取得内容等に基づいて表示部5を制御する表示制御部32、表示部5における表示内容の初期設定を行う初期設定部33、ユーザが受付部10を介して入力した内容のうち、確定したものを保持する確定内容保持部34、パスワード認証を行うパスワード認証部35、IDカード読取部2の取得したID番号に基づいて、ユーザの年齢等のユーザ情報を取得するユーザ情報取得部36、ユーザ情報取得部30の取得内容等に基づいてスピーカを制御する音声制御部37等を備える。
スピーカ4は、受付部10の各キー(選択キー群11、確定キー12、取消キー13)の押下に合わせてクリック音を発することができる。また、スピーカ4は、このクリック音の他に、操作ガイド等の音を適宜発するようになっていてもよい。
表示部5は、液晶表示パネル等の表示面51(図2参照)等を備える表示装置であり、ユーザに種々の情報を提示することができる。
パスワード認証装置1はさらに操作盤20を備える。図2に操作盤20の平面図を示す。図2に示すように、操作盤20には、表示面51、選択キー群11であるプラスキー11a及びマイナスキー11b、確定キー12、並びに取消キー13等が配されている。
〔2〕パスワード受付動作
図3〜図8に基づいて、パスワード(文字情報)受付時のパスワード認証装置1の動作を説明する。図3はパスワード受付動作を示すフローチャートであり、図4〜図8は、図3のパスワード受付動作に含まれる各ステップにおいて、表示部5が表示する画面の一例を示す平面図である。
本実施形態では、パスワードは4桁であり、全て数字であるとする。但し、もちろん本発明はこれに限定されるものではなく、パスワードの桁数、パスワードに使用される文字の種類(アルファベット、記号、並びに数字、アルファベット、及び記号等の組合せ等)等は適宜変更可能である。
まず、制御装置10は、初期設定部33でランダムに一つの数字を選択し、この数字を文字選択部31において一桁目の数字として選択される数字(選択文字)の初期設定値とする(図3のS1及びS2)。このように初期設定部33がランダムに初期設定値を選択することで、他人がユーザの指の動きからパスワードを予測することが困難となる。表示制御部32は、表示部5に、パスワード一桁目の入力を求める画面P1を表示させる(図3のS3、図4)。このとき、画面P1には、“パスワードを入力して下さい”等の入力を促すメッセージと共に、入力されたパスワードを表示するための欄が設けられ、この欄の一桁目の位置には、上述の初期設定値が表示される。図4では初期設定値を5としている。入力の対象となっている桁に該当する欄、すなわち図4での「5」の表示は、カーソルの点滅、表示色の反転、又は図4に示すように四角で囲んで表示する等によって、強調して表示される。
ここで選択キー群11のいずれかが押下されると(S4でYes)、この押下に応じて、文字選択部31における一桁目の数字が変更される(S5)。具体的には、プラスキー11aが押下されると文字選択部31は選択文字を大きい数値に、マイナスキー11bが押下されると小さい数値に変える。図5の画面P2では、画面P1においてプラスキー11aが押下されたことにより、一桁目の数字として「6」が選択されている。
入力認識部14の認識内容から、表示制御部32は、押下時間(選択キー群11が連続して押下された時間)Aが予め設定された第一所定時間(他の所定時間)Nに達したと判断すると(S6でYes)、ステップS5で変更された数字を表示するように、表示部5を制御する(S7)。なお、第一所定時間Nは0(ゼロ)とすることができ、適宜設定可能である。選択キー群11の押下が停止され(S8でYes)、その後、非押下時間(何れのキー11〜13も押下されない時間)Bが第二所定時間(所定時間)Mに達すると(S9でYes)、表示制御部32は、一桁目の表示を伏字表示すなわち「*」とするように表示部5を制御する(図3のS10、図6の画面P3)。
上述の押下時間Aが第一所定時間N未満である間に押下が停止されると(S6でNo)、表示制御部32は、押下が停止されてすぐに一桁目を伏せ字表示に変える(S11→S10)。
一旦押下が解除されてから(S11又はS8でYes)、再び選択キー群11が押下されると、制御部30は上述のステップS5から同様の動作を繰り返す(S10→S4)。すなわち、本実施形態では、選択キー群11の押下回数によって、文字選択部31が数字を選択するようになっている。すなわち、文字選択部31はプラスキー11aが一回押下される毎に選択文字を1大きい数値に変更し、マイナスキー11bが一回押下される毎に選択文字を1小さい数値に変更する。数字でなく例えばアルファベットをパスワードとして用いる場合には、初期設定値がCであれば、プラスキー11aが一回押下されると選択文字がDに、マイナスキー11bが一回押下されると選択文字がBになるように、文字選択部31が構成されている。
選択キー群11を介して数字が選択されてステップS4に戻った場合でも、また、初期設定値のままで数字が変更されていない場合でも、確定キー12が押下されると(S4でNo→S12でYes)、その時点で選択されている数字が確定される。具体的には、表示制御部32は、k桁目の数字を一定時間表示した後で伏せ字表示に変えるように表示部5を制御し(図3のS13→S14)、確定内容保持部34はこの数字k桁目の数字を保持する(S15)。その後、四桁目までの数字の入力が済むまで、次の桁について同様の動作を繰り返す(S16でNo→S17→S2)。以上の動作により、例えば一桁目の選択において確定キー12が押下されると、表示部5は、ステップS10で一桁目が伏字である画面P3から、画面P2に表示を切り換え(S13)、次いでステップS14及びS3により、図7の画面P4に切り換える。なお、ステップS13は行わなくてもよい。
四桁目までの数字の入力が済むと(S16でYes、図8の画面P5)、パスワード認証部35が、確定内容保持部34の保持する四桁の数字がパスワードとして適切か否かを判断する。
操作の途中で取り消しキー13が押下されると(S18でYes)、一桁目の入力時には一桁目について一連の動作を再び行い(S19でYes→S2)、二桁目以降の入力時にはその一つ前の桁について、一連の動作を再び行う(S19でNo→S20→S2)。
〔3〕第一所定時間N及び第二所定時間M
第一所定時間Nは、0(ゼロ)とすることもできる。つまり、或る桁(k桁目)を入力時に、選択キー群11の押下と同時にk桁目の数字を表示するよう、表示制御部32が表示部5を制御するようになっていてもよい。また、第一所定時間Nが0より大きい数値、例えば0.1秒〜0.5秒程度となっていれば、ユーザが一回またはすばやく数回選択キー群11を押下することですばやく数字を選択したときには、選択された数字は表示部5によって表示されず、他人に入力内容を読み取られにくくなる。
また、第二所定値Mは、定数であってもよいし、押下時間Aによって変化する変数であってもよい。
第二所定値Mが定数である場合、例えば第一所定時間Nを0とし、第二所定値Mを0.2とすると、数字を表示する時間(表示時間)は、(選択キー群11の押下時間+0.2秒)となる。つまり、表示制御部32は、たとえ選択キー群11の押下が解除されても、第二所定時間M間は数字の表示を継続するように表示部5を制御するようになっている。第二所定時間Mは0(ゼロ)としてもよいし、0.1〜0.2秒程度としてもよい。第二所定時間Mを短くするほど、他人にパスワードが読み取られにくいという効果が大きくなり、第二所定時間Mを0としたときには、この効果が最も大きくなる。一方、第二所定時間Mを長くするほど、ユーザはパスワードを確認しやすいので、誤入力が低減されるという効果がある。
一方、第二所定時間Mが変数である場合、第二所定時間Mは、押下時間Aが長くなるほどに、長く設定されるようになっていてもよい。例えば、第二所定時間Mは押下時間Aの一次関数であってその傾きが正である関数によって、決定されるものであってもよい。より具体的には、第二所定時間Mは押下時間Aの倍数とすることができる。例えば、第二所定時間Mを押下時間Aの2倍とすると、選択キー群11が0.5秒押下されたときには、押下解除後にその2倍の1秒間数字を表示し、1秒押下されたときには2秒間表示するようになっていてもよい。
第二所定時間Mが定数であろうと変数であろうと、表示制御部32が、以上のように、押下時間Aが長いほど表示時間を長くするように表示部5を制御するよう構成されていることで、ユーザ個人の特性、又は文字入力時のパスワード認証装置1の周りの状況等、種々の条件に合わせて、表示時間を制御することができる。具体的には、お年寄りなど、キー操作に時間がかかったり、選択文字を長く表示しておきたかったりする人は、選択キー群11の押下時間を長くすることで、表示時間を長くすることができる。表また、周りに人が多いときなど、ユーザは押下時間を短くすることで、表示時間を短くすることができる。
以上の実施形態では、文字選択部31は、選択キー群11の押下回数によって文字を選択するようになっている。しかし、これに限らず、文字選択部31が、選択キー群11の押下時間Aによって異なる文字を選択するようになっていてもよい。つまり、ユーザがプラスキー11aを押し始めたときに選択文字が初期設定値より1大きい数値に変更され、さらに押し続けることで、例えば0.5秒毎に選択文字が1大きい数値に変更されるように、文字選択部31が構成されていてもよい。この場合、マイナスキー11bが押下されたときは、逆に1ずつ小さい数値に変更されるようになっていればよい。
但し、本実施形態のパスワード認証装置1においては、選択文字は図3のフローチャートに示すように、選択キー群11の押下回数によって決定されることが好ましい。これは、上述したように、表示制御部32が、選択キー群11の押下時間Aに応じて表示部5による表示時間が制御するようになっているためである。押下回数によって選択文字が決定される方が、押下時間によって決定されるよりも、ユーザが選択しようとする文字と選択文字の初期設定値との数値の差に依らずに表示時間を調整することができる。
また、以上の実施形態では、表示制御部32及び表示部5は、非押下時間Bが第二所定時間Mに達したとき等に、k桁目の選択文字を伏せ字表示とすることで隠す(S10、S15)ようになっているが、他人に見られないように選択文字を隠すことができればよいので、この構成に限定されることはない。例えば、表示制御部32及び表示部5は、伏字ではなく選択文字の表示を消すようになっていてもよい。
〔5〕ユーザのプロファイル情報に合わせた音声制御
次に、音声の制御について説明する。図3のフローチャートに示す処理動作に先駆けて、つまりステップS1の前に、パスワード認証装置1は以下の動作を行ってもよい。
すなわち、パスワード認証装置1は、ID番号読取部2によってユーザのIDカードからID番号を取得するようになっていてもよい。そして、ユーザ情報取得部36が、IDカード読取部2の取得したID番号に基づいて図示しないメモリからユーザの年齢等のユーザ情報を読み出す。
図3の処理動作中、音声制御部37は、キー11〜13のいずれかが押下されると、押下に合わせてクリック音を発するようにスピーカ4を制御する。そして、このとき、ユーザ情報取得部30の取得内容及び表示面51に表示されている画面等に応じて、スピーカ4の発する音の種類及び大きさ等を変更する。
音声制御部37は、例えばユーザの年齢が所定年齢以上(例えば60歳以上)である場合、又は耳が聞こえにくい等の事情のある場合は、他のユーザに対するよりも大きい音を発するよう、スピーカ4を制御することができる。音声制御部37がこのように構成されていることで、ユーザが音を認識することが容易になる。
〔6〕ユーザのキー操作の速さに合わせた音声制御
音声制御部37は、ユーザのキー操作の速さに合わせてスピーカ4を制御するようになっていてもよい。具体的には、音声制御部37は、上記〔5〕で述べたように、キー11〜13のいずれかが押下されるのに合わせて、クリック音を発するようにスピーカ4を制御するようになっている。特に、音声制御部37は、図3の処理動作中、キー11〜13のいずれかが押下されてから、次にキーが押下されるまでの間隔が長くなるほど、次に押下されたキーのクリック音を長くするようになっている。言い換えると、この間隔が短くなるほど、次に押下されたキーのクリック音を短くするようになっている。つまり、ユーザがキー11〜13から手を離している時間が長いほど、その後でキーを押下したときにスピーカ4が発する音が長くなり、上記時間が短いほど、上記音は短くなる。
例えば、キー押下の間隔の基準値Rを0.5秒とする。このとき、プラスキー11aが押下され、その後プラスキー11aが押下されなくなってから0.5秒以上経って、マイナスキー11bが押下されたとすると、マイナスキー11bの押下に応じて、0.2秒の長さのクリック音を発するように、音声制御部37はスピーカ4を制御する。一方、プラスキー11aが押下されなくなってから0.5秒経たずにマイナスキー11bが押下されたときは、音声制御部37は、マイナスキー11bの押下に合わせたクリック音を発しないように、スピーカ4を制御する。つまり、この例によると、キー押下の間隔DがD<0.5であればクリック音の長さSはS=0となり、D≧0.5であればS=0.2となる。
なお、ここではプラスキー11aが押下された後、マイナスキー11bが押下された場合を例に説明したが、もちろん、プラスキー11aが連続して押下された場合も、同様に、後で押下されたキーのクリック音の長さが、キー押下の間隔に応じて制御される。
〔7〕キー構成のその他の形態
上記〔1〕〜〔6〕欄では、選択キー群11はプラスキー11a及びマイナスキー11bであったが、選択キー群11は他の構成であってもよい。例えば、図9の平面図に示す操作盤21のように、選択キー群11がテンキー11cとなっていてもよい。上記〔2〕欄では、文字選択部31は、入力認識部14が認識する選択キー群11の押下回数又は押下時間の長さに応じて文字を選択したが、操作盤21を備えるパスワード認証装置では、文字選択部31はテンキー11cのうちどのキーが押されたかに応じて文字を選択するようになっている。
〔8〕制御装置30の構成
制御装置30の各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、CPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。すなわち、制御装置30は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えていてもよい。つまり、本発明の目的は、コンピュータ(CPU等)が上記記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、磁気テープ及びカセットテープ等のテープ式メモリ、ハードディスク等の磁気ディスク、CD−ROM、MO、MD、DVD、及びCD−R等の光ディスク、ICカード等のカード式メモリ、並びにEPROM、EEPROM、及びフラッシュROM等の半導体メモリ等を用いることができる。
以上、異なる欄に述べた構成を適宜組み合わせて得られる技術も、本発明の技術的範囲に含まれ、さらに従来公知の技術を組み合わせて得られる技術についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の実施の一形態にかかるパスワード認証装置1のブロック図である 操作盤20の構成を示す平面図。 パスワード受付動作の一形態を示すフローチャート。 パスワード受付動作における表示部51上の一画面P1を示す平面図。 パスワード受付動作における表示部51上の一画面P2を示す平面図。 パスワード受付動作における表示部51上の一画面P3を示す平面図。 パスワード受付動作における表示部51上の一画面P4を示す平面図。 パスワード受付動作における表示部51上の一画面P5を示す平面図。 操作盤21の構成を示す平面図。
符号の説明
1 パスワード認証装置(文字情報受付装置)

20 操作盤
10 受付部
11 選択キー群
11a プラスキー
11b マイナスキー
12 確定キー
13 取消キー
14 入力認識部
30 制御装置
31 文字選択部
32 表示制御部
33 初期設定部
34 確定内容保持部
35 パスワード認証部
36 ユーザ情報取得部
37 音声制御部
4 スピーカ
5 表示部
51 表示面
P1〜P5 表示画面

Claims (8)

  1. ユーザに押下されるキーを備え、上記キーの押下を介してユーザからの入力を受け付けるようになっており、上記キーとして少なくとも文字情報受付キーを備え、上記文字情報受付キーの押下を介してユーザから文字情報を受け付け可能な受付部と、
    上記文字情報受付キーを介して上記受付部が受け付けた文字情報に応じて、文字を選択する文字選択部と、
    文字を含む所定の情報を表示する表示部と、
    上記表示部を制御する表示制御部と、を備え、
    上記表示制御部は、上記文字情報受付キーが押下されたことに応じて、この押下によって上記文字選択部が選択した文字の表示を開始し、上記文字情報受付キーが押下されなくなってから所定時間が経過すると上記文字を隠すよう、上記表示部を制御するとともに、上記文字情報受付キーが連続して押下される上記時間が長いほど、上記所定時間を長くするようになっている文字情報受付装置を備える文字情報受付装置。
  2. ユーザに押下されるキーを備え、上記キーの押下を介してユーザからの入力を受け付けるようになっており、上記キーとして少なくとも文字情報受付キーを備え、上記文字情報受付キーの押下を介してユーザから文字情報を受け付け可能な受付部と、
    上記文字情報受付キーを介して上記受付部が受け付けた文字情報に応じて、文字を選択する文字選択部と、
    文字を含む所定の情報を表示する表示部と、
    上記表示部を制御する表示制御部と、を備え、
    上記表示制御部は、上記文字情報受付キーが押下されたことに応じて、この押下によって上記文字選択部が選択した文字の表示を開始し、上記文字情報受付キーが押下されなくなってから所定時間が経過すると上記文字を隠すよう、上記表示部を制御するとともに、上記文字情報受付キーが連続して押下される時間が他の所定時間に達したときにこの押下によって選択された文字の表示を開始するように、上記表示部を制御するようになっている文字情報受付装置を備える文字情報受付装置。
  3. ユーザに押下されるキーを備え、上記キーの押下を介してユーザからの入力を受け付けるようになっており、上記キーとして少なくとも文字情報受付キーを備え、上記文字情報受付キーの押下を介してユーザから文字情報を受け付け可能な受付部と、
    上記文字情報受付キーを介して上記受付部が受け付けた文字情報に応じて、文字を選択する文字選択部と、
    文字を含む所定の情報を表示する表示部と、
    上記表示部を制御する表示制御部と、を備え、
    上記表示制御部は、上記文字情報受付キーが押下されたことに応じて、この押下によって上記文字選択部が選択した文字の表示を開始し、上記文字情報受付キーが押下されなくなってから所定時間が経過すると上記文字を隠すよう、上記表示部を制御するとともに、上記文字情報受付キーが連続して押下される上記時間が長いほど、上記所定時間を長くし、上記文字情報受付キーが連続して押下される時間が他の所定時間に達したときにこの押下によって選択された文字の表示を開始するように、上記表示部を制御するようになっている文字情報受付装置を備える文字情報受付装置。
  4. 上記所定時間は定数である請求項1〜3のいずれか1項に記載の文字情報受付装置。
  5. 上記所定時間はゼロである請求項1〜3のいずれか1項に記載の文字情報受付装置。
  6. 上記文字選択部は、上記受付部が文字情報受付キーを介してユーザから文字情報を受け付ける前には、初期設定文字を選択した状態となっており、
    上記初期設定文字はランダムに変更されるようになっている請求項1〜5のいずれか1項に記載の文字情報受付装置。
  7. 音声を発するスピーカと、上記スピーカを制御する音声制御部と、をさらに備え、
    上記音声制御部は、上記キーの押下に応じて音を発生するように上記スピーカを制御するようになっていると共に、ユーザのプロファイル情報に応じて、キーの押下に応じた上記音の大きさを変えるようになっている請求項1〜6のいずれか1項に記載の文字情報受付装置。
  8. 音声を発するスピーカと、上記スピーカを制御する音声制御部と、をさらに備え、
    上記音声制御部は、上記キーの押下に応じて音を発するように上記スピーカを制御するようになっていると共に、上記キーのうち或るキーが押下されてから、次のキーが押下されるまでの間隔が短くなるほど、上記次に押下されたキーの押下に応じて発する音を短くするように、上記スピーカを制御するようになっている請求項1〜6のいずれか1項に記載の文字情報受付装置。
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