JPH08249284A - パスワード処理システム及びパスワード処理方法 - Google Patents

パスワード処理システム及びパスワード処理方法

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JPH08249284A
JPH08249284A JP7051502A JP5150295A JPH08249284A JP H08249284 A JPH08249284 A JP H08249284A JP 7051502 A JP7051502 A JP 7051502A JP 5150295 A JP5150295 A JP 5150295A JP H08249284 A JPH08249284 A JP H08249284A
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JP
Japan
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password
input
display
character
stroke data
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JP7051502A
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English (en)
Inventor
Suketaka Amano
祐隆 天野
Goji Miyata
剛司 宮田
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Toshiba Corp
Toshiba Personal System Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Personal System Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パスワード機能を有する情報機器において、画
面タッチによる特定箇所の劣化を防止することができ、
また、盗み見みによるパスワードの漏洩を防止すること
を目的とする。 【構成】LCD装置14とペン入力装置17とが一体化
されており、液晶画面21に表示されたパスワード入力
部22の各文字をペンタッチしてパスワードの入力を行
う構成となっている。ここで、パスワード入力を必要と
する機能を起動させたとき、CPU11はパスワードと
して用いられる各文字の配列をランダムに設定し、その
配列に従って各文字を表示する。これにより、ペンタッ
チによりパスワードを入力する方式において、パスワー
ドの入力毎に特定箇所が集中的にタッチされることを回
避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機密保持を行うための
パスワード機能を有する携帯型情報機器の他、キャシュ
ディスペンサ等の情報機器に用いられるパスワード処理
システムに係り、特にLCD (Liquid Crystal Displa
y) 等からなる表示装置とタブレット等からなる座標入
力装置とが一体化され、表示画面上でペン類による座標
入力が可能な構造を有する情報機器のパスワード処理シ
ステムと、そのパスワード処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯型情報機器の普及により、ス
ケジュール情報やビジネス情報といった個人情報を携帯
型情報機器で管理する機会が増えて来た。このような個
人情報を管理する情報機器では、一般にパスワード機能
によって機密が漏洩することを防止している。
【0003】ここで、液晶画面を有する情報機器では、
その画面上にタブレットを配置して、ペン類による座標
入力を可能な構造とし、画面上に表示された文字(ソフ
トキーボード)をペンでタッチしたり、ペンを画面上で
筆記操作することでパスワードの入力を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従
来、パスワード入力方法として、(1)画面上に表示さ
れた文字をペンタッチする方法と、(2)画面上でペン
の筆記操作により手書き入力する方法があった。
【0005】しかしながら、上記(1)のように画面
(液晶画面)上をペンタッチする方法では、特定箇所を
集中的にペンで押すことになるため、液晶の劣化が早く
なる可能性がある。また、特定箇所を集中的に押すと、
そこに傷が付く。このため、その傷からパスワードを容
易に推測できるようになり、機密性が低下する可能性も
ある。
【0006】なお、このような問題を解消する方法とし
て、例えば液晶画面の表面を硬質化したり、あるいは、
画面に傷を付けぬようにペン先に工夫を施すなどの方法
が考えられるが、コスト的な問題が生じるため得策では
ない。
【0007】一方、上記(2)のように手書きによるパ
スワード入力する方法では、パスワード入力が完了する
まで、入力中の文字が表示状態にある。この場合、手書
き文字の認識には時間を要するため、その間に他人にパ
スワードが盗み見られるなどして機密が漏洩する可能性
がある。
【0008】なお、上述したような問題は携帯型の個人
情報機器に限らず、例えばキャシュディスペンサ等の大
型の情報機器についても同様に言えることである。本発
明は上記のような点に鑑みなされたもので、パスワード
機能を有する情報機器において、画面タッチによる特定
箇所の劣化を防止することができ、また、盗み見みによ
るパスワードの漏洩を防止することのできるパスワード
処理システム及びパスワード処理方法を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明のパスワード処理システムは、パスワード
情報として用いられる各文字の配列をランダムに設定す
る配列設定手段と、この配列設定手段によって設定され
た配列に従って各文字を表示する表示手段と、この表示
手段によって表示された各文字を指定してパスワード情
報を入力する入力手段と、この入力手段によって入力さ
れたパスワード情報に基づいて所定の処理を実行するパ
スワード処理手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】(2)本発明のパスワード処理システム
は、パスワード情報として用いられる各文字の表示位置
をランダムに設定する位置設定手段と、この位置設定手
段によって設定された表示位置に従って各文字を表示す
る表示手段と、この表示手段によって表示された各文字
を指定してパスワード情報を入力する入力手段と、この
入力手段によって入力されたパスワード情報に基づいて
所定の処理を実行するパスワード処理手段とを具備した
ことを特徴とする。
【0011】(3)本発明のパスワード処理システム
は、パスワード情報として用いられる各文字を手書き入
力する入力手段と、この入力手段の手書き入力によるス
トロークデータを表示する表示手段と、パスワード情報
の入力期間中、上記表示手段によるストロークデータの
表示を禁止する表示制御手段と、上記入力手段によって
入力されたパスワード情報に基づいて所定の処理を実行
するパスワード処理手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0012】
【作用】上記(1)の構成によれば、パスワード情報と
して用いられる各文字の配列がランダムに設定されて、
その配列に従った文字表示が行われる。したがって、ペ
ンタッチによりパスワードを入力する方式において、パ
スワードの入力毎に特定箇所が集中的にタッチされるこ
とを回避することができる。
【0013】上記(2)の構成によれば、パスワード情
報として用いられる各文字の表示位置がランダムに設定
されて、その位置に従った文字表示が行われる。したが
って、ペンタッチによりパスワードを入力する方式にお
いて、パスワードの入力毎に特定箇所が集中的にタッチ
されることを回避することができる。
【0014】上記(3)の構成によれば、パスワード情
報として用いられる各文字が手書き入力された際に、こ
の手書き入力によるストロークデータの表示がパスワー
ド情報の入力期間中禁止される。したがって、手書きに
よりパスワードを入力する方式において、入力中にパス
ワードが盗み見られることを防止することができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 (第1の実施例)図1は本発明の実施例に係るパスワー
ド処理システムの構成を示すブロック図である。本シス
テムは、パスワード機能を有する情報機器に用いられ、
ここではCPU11、ROM12、RAM13、LCD
(Liquid Crystal Display) 装置14、ハードディスク
装置15、タイマ16、ペン入力装置17、割込みコン
トローラ18を有する。
【0016】CPU11は、制御プログラムに従ってパ
スワード機能を有する情報機器の制御を行う。ROM1
2は、CPU11の演算やプログラム等を記憶するため
のメモリである。RAM13は、CPU11が制御プロ
グラムに従った制御を行う上で必要となる各種情報を一
時記憶するためのメモリである。
【0017】LCD装置14は、液晶画面を有する表示
装置であり、ここではペン入力装置17と一体化されて
パスワードの入力に用いられる。ハードディスク装置1
5は、個人情報やビジネス情報等を記憶するための外部
記憶装置であり、ここではパスワード情報を記憶してい
る。タイマ16は、CPU11が設定した時間をカウン
トする。
【0018】ペン入力装置17は、タブレット等の座標
入力装置であり、ここではLCD装置14と一体化され
てパスワードの入力に用いられる。割込みコントローラ
18は、タイマ16やペン入力装置17からの割込み要
求をCPU11に伝える。
【0019】また、図中19はデータバスであり、CP
U11と各回路12〜18とを接続するための信号線で
ある。1aはアドレスバスであり、CPU11が各回路
12〜18を選択するための信号線である。1bはペン
入力信号線であり、ペン入力装置17と割込みコントロ
ーラ18とを接続するための信号線である。1cはタイ
マ信号線であり、タイマ16と割込みコントローラ18
とを接続するための信号線である。
【0020】図2は第1の実施例におけるパスワード入
力画面を示す図である。LCD装置14とペン入力装置
17とが一体化されており、液晶画面21に表示された
パスワード入力部22の各文字をペンタッチしてパスワ
ードの入力を行う構成となっている。例えば「123」
というパスワードであれば、パスワード入力部22の文
字群の中で「1」、「2」、「3」の文字をペンでタッ
チすれば良い。
【0021】なお、ペン入力装置17として感圧式のタ
ブレットを用いている場合には、ペンの他に、例えば指
などでタッチすることでも入力可能である。ここで、第
1の実施例では、パスワード機能の起動毎にパスワード
入力部22における各文字の配列が変更されるようにな
っている。
【0022】すなわち、起動時に図2(a)に示すよう
な順序で各文字が表示されていたとすると、次回起動時
には図2(b)に示すような順序に変更される。この場
合、各文字の配列は機能起動毎にランダムに決定され
る。したがって、同じパスワードの入力でも、機能起動
毎に液晶画面21上をタッチする位置は異なってくる。
【0023】図3は第1の実施例におけるタッチ位置と
入力文字との関係を示す図である。第1の実施例では、
機能起動毎に文字配列が変わるため、常にどの位置がど
の文字に対応するのかを判別する必要がある。ここで
は、その判別を図3(b)に示すような管理テーブルを
用いて行う。
【0024】この管理テーブルには、図3(a)に示す
ような各文字の表示エリアA〜Iに対し、その固定的な
座標位置(エリアの始点と終点のX,Y座標)と、ラン
ダムに設定される各文字とが対応付けられている。これ
により、例えば表示エリアA部分をペンタッチすれば、
その座標位置から「9」という文字を判別することがで
きる。
【0025】なお、この管理テーブルは、例えば図1に
示すRAM13に設けられているものとする。次に、第
1の実施例の動作を説明する。
【0026】図4は第1の実施例におけるパスワード処
理の動作を示すフローチャートである。パスワード入力
を必要とする機能を起動させたとき、CPU11はパス
ワードとして用いられる各文字(ここでは「1」〜
「9」)の配列をランダムに設定し(ステップA1
1)、その配列に従って各文字を図2に示すパスワード
入力部22に表示する(ステップA12)。
【0027】配列をランダムに設定するとは、例えば現
在時刻に基づいてランダム係数を発生し、そのランダム
係数に従って「1」〜「9」の順序を決定することであ
る。この設定は機能起動毎に行われる。したがって、毎
回、パスワード入力部22内の各文字の配列が変ること
になる。
【0028】ここで、パスワード入力は、図2に示すよ
うに液晶画面21上でパスワード入力部22内の各文字
をペンでタッチすることにより行う(ステップA1
3)。パスワード入力部22内の各文字をペンタッチす
ると、図3で説明したように、CPU11は管理テーブ
ルを参照して当該タッチ位置に対応する文字を判別し、
これをパスワード入力文字として取得する(ステップA
14)。
【0029】パスワードとしての各文字が全て入力され
ると(ステップA15のYes)、CPU11はその入
力パスワードが正しいか否かを判断する。この判断は、
ハードディスク装置15に予め登録されているパスワー
ド情報との比較によって行う。
【0030】その結果、入力パスワードが正しければ
(ステップA16のYes)、CPU11はそのパスワ
ードの入力によって起動される所定の処理(例えばスケ
ジュール表示等)を実行する(ステップA17)。
【0031】一方、CPU11はパスワードの入力毎に
その入力回数をカウントしている。これにより、上記ス
テップA16で入力パスワードが誤っていれば、CPU
11は現在のパスワード入力回数を確認し、それが所定
回数を越えたか否かを判断する。
【0032】所定回数を越えた場合(ステップA18の
Yes)、CPU11は本機能をロックするなどの異常
処理を実行する(ステップA19)。また、所定回数を
越えていない場合(ステップA18のNo)、CPU1
1は現在の入力パスワードをクリアした後(ステップA
20)、ステップA13の処理に戻る。
【0033】このように、第1の実施例では、図2に示
すように、パスワードとして用いられる各文字の配列が
機能起動毎に変更される。したがって、ペンタッチによ
りパスワードを入力する方式において、パスワードの入
力毎に特定箇所が集中的にタッチされることを回避し
て、液晶の劣化さらには特定箇所に生じる傷からパスワ
ードが解読されることを防止することができる。
【0034】(第2の実施例)次に、本発明の第2の実
施例を説明する。なお、システム構成については、図1
と同様であるため、ここでは省略するものとする。
【0035】図5は第2の実施例におけるパスワード入
力画面を示す図である。第1の実施例と同様、LCD装
置14とペン入力装置17とが一体化されており、液晶
画面21に表示されたパスワード入力部22の各文字を
ペンタッチしてパスワードの入力を行う構成となってい
る。例えば「123」というパスワードであれば、パス
ワード入力部22の各文字群の中の「1」、「2」、
「3」の文字をペンでタッチすれば良い。
【0036】なお、ペン入力装置17として感圧式のタ
ブレットを用いている場合には、ペンの他に、例えば指
などでタッチすることでも入力可能である。ここで、第
2の実施例では、パスワード機能の起動毎にパスワード
入力部22における各文字の表示位置が変更されるよう
になっている(各文字の配列は同じである)。
【0037】すなわち、起動時に図5(a)に示すよう
な位置に各文字が表示されていたとすると、次回起動時
には図5(b)に示すようにその表示位置が変更され
る。この場合、各文字の表示位置は機能起動毎にランダ
ムに決定される。したがって、同じパスワードの入力で
も、機能起動毎に液晶画面21上をタッチする位置は異
なってくる。
【0038】また、第2の実施例では、機能起動毎に文
字位置が変わるため、常にどの位置がどの文字に対応す
るのかを判別する必要があるが、これも上記第1の実施
例と同様に図3(b)に示すような管理テーブルで対応
することができる。この場合、各エリアA〜Iに対する
座標位置がランダムに設定され(各エリアの相対的な位
置関係は変らず、パスワード入力部22全体の位置が変
る)、各エリアA〜Iに対する各文字が固定となる。
【0039】図6は第2の実施例におけるパスワード処
理の動作を示すフローチャートである。パスワード入力
を必要とする機能を起動させたとき、CPU11はパス
ワードとして用いられる各文字(ここでは「1」〜
「9」)の表示位置をランダムに設定し(ステップB1
1)、その表示位置に従って各文字を図5に示すパスワ
ード入力部22に表示する(ステップB12)。
【0040】表示位置をランダムに設定するとは、例え
ば現在時刻に基づいてランダム係数を発生し、そのラン
ダム係数に従って「1」〜「9」の表示位置を決定する
ことである。この設定は機能起動毎に行われる。したが
って、毎回、パスワード入力部22内の各文字の表示位
置が変ることになる。
【0041】また、このときの表示位置では操作しずら
いなどの理由により、例えば図示せぬ「変更」ボタンを
ペンタッチして表示位置の変更を指示すると(ステップ
B13のYes)、CPU11は表示位置の再変更を行
う(ステップB14)。
【0042】なお、このときの変更をペン操作によりオ
ペレータ自身が行っても良い(例えばペンでパスワード
入力部22を引き摺るようにして、他の位置に移動させ
るなど)。
【0043】ここで、パスワード入力は、図5に示すよ
うに液晶画面21上でパスワード入力部22内の各文字
をペンでタッチすることにより行う(ステップB1
5)。パスワード入力部22内の各文字をペンタッチす
ると、図3で説明したように、CPU11は管理テーブ
ルを参照して当該タッチ位置に対応する文字を判別し、
これをパスワード入力文字として取得する(ステップB
16)。
【0044】パスワードとしての各文字が全て入力され
ると(ステップB17のYes)、CPU11はその入
力パスワードが正しいか否かを判断する。この判断は、
ハードディスク装置15に予め登録されているパスワー
ド情報との比較によって行う。
【0045】その結果、入力パスワードが正しければ
(ステップB18のYes)、CPU11はそのパスワ
ードの入力によって起動される所定の処理(例えばスケ
ジュール表示等)を実行する(ステップB19)。
【0046】一方、CPU11はパスワードの入力毎に
その入力回数をカウントしている。これにより、上記ス
テップB18で入力パスワードが誤っていれば、CPU
11は現在のパスワード入力回数を確認し、それが所定
回数を越えたか否かを判断する。
【0047】所定回数を越えた場合(ステップB20の
Yes)、CPU11は本機能をロックするなどの異常
処理を実行する(ステップB21)。また、所定回数を
越えていない場合(ステップB20のNo)、CPU1
1は現在の入力パスワードをクリアした後(ステップB
22)、ステップB13の処理に戻る。
【0048】このように、第2の実施例では、図5に示
すように、パスワードとして用いられる各文字の表示位
置が変更される。したがって、ペンタッチによりパスワ
ードを入力する方式において、パスワードの入力毎に特
定箇所が集中的にタッチされることを回避して、液晶の
劣化さらには特定箇所に生じる傷からパスワードが解読
されることを防止することができる。
【0049】(第3の実施例)次に、本発明の第3の実
施例を説明する。なお、システム構成については、図1
と同様であるため、ここでは省略するものとする。
【0050】図7は第3の実施例におけるパスワード入
力画面を示す図である。LCD装置14とペン入力装置
17とが一体化されており、液晶画面31に表示された
パスワード入力部32に各文字をペンで手書き入力して
パスワードの入力を行う構成となっている。例えば「1
23」というパスワードであれば、パスワード入力部3
2に「1」、「2」、「3」という文字をペンの筆記操
作によって手書き入力すれば良い。
【0051】ここで、第3の実施例では、パスワード機
能の起動時に非表示モードが設定され、これにより、パ
スワード入力時におけるストロークデータの全表示(筆
跡表示)が禁止されるようになっている(図では非表示
状態の文字を点線で示す)。
【0052】すなわち、例えば「123」というパスワ
ードを手書き入力する際に、「1」、「2」、「3」の
全ての文字を入力する間、そのストロークデータが非表
示状態となる(つまり「1」のストローク表示が消える
ことになる)。
【0053】なお、手書き入力には、入力用の枠を用い
る方式と用いない方式の2通りあり、そのどちらも適用
可能である。ただし、入力枠を用いない方式の場合に
は、非表示モードにより入力文字がどこにあるのか分か
らず、同じ位置に文字を重ねて入力する可能性がある。
この場合、重ね入力に対する文字の検切り処理は非常に
難しいことから、入力用の枠を用いる方式の方が処理的
には好ましい。
【0054】図8は第3の実施例におけるストロークデ
ータの表示処理と認識処理との関係を示す図である。オ
ンラインで手書き文字を認識する場合には、ペンの筆記
操作により入力されたストロークデータを画面に表示す
る処理(筆跡表示)と、その入力データを文字として認
識する処理(文字認識)とが並行して行われる。
【0055】すなわち、図8に示すように、ペン入力装
置17から得られるストロークデータはストロークバッ
ファ41に順次格納された後、表示バッファ42を経て
画面上に表示される。このとき、ストロークバッファ4
1から1文字分のストロークデータが切り出され、その
ストロークデータは認識バッファ43を経て文字認識さ
れる。
【0056】なお、これらのバッファ41〜43は、例
えば図1に示すRAM13に設けられているものとす
る。図9は第3の実施例におけるパスワード処理の動作
を示すフローチャートである。手書きによるパスワード
入力を必要とする機能を起動させたとき、CPU11は
非表示モードを設定して、入力文字の表示を禁止する
(ステップC11)。具体的には、図8に示すストロー
クバッファ41から表示バッファ42に展開されたスト
ロークデータをLCD装置14に出力する表示処理を禁
止する。
【0057】ここで、パスワード入力は、図7に示すよ
うに液晶画面31上でパスワード入力部32内に各文字
をペンで手書きすることにより行う(ステップC1
2)。パスワード入力が行われると、CPU11は当該
入力データの認識処理を行ってパスワード入力文字を取
得する(ステップC13)。
【0058】パスワードとしての各文字が全て入力され
ると(ステップC14のYes)、CPU11はその入
力パスワードが正しいか否かを判断する。この判断は、
ハードディスク装置15に予め登録されているパスワー
ド情報との比較によって行う。
【0059】その結果、入力パスワードが正しければ
(ステップC15のYes)、CPU11はそのパスワ
ードの入力によって起動される所定の処理(例えばスケ
ジュール表示等)を実行する(ステップC16)。
【0060】一方、CPU11はパスワードの入力毎に
その入力回数をカウントしている。これにより、上記ス
テップC15で入力パスワードが誤っていれば、CPU
11は現在のパスワード入力回数を確認し、それが所定
回数を越えたか否かを判断する。
【0061】所定回数を越えた場合(ステップC17の
Yes)、CPU11は本機能をロックするなどの異常
処理を実行する(ステップC18)。また、所定回数を
越えていない場合(ステップC17のNo)、CPU1
1は現在の入力パスワードをクリアした後(ステップC
19)、ステップC12の処理に戻る。
【0062】このように、第3の実施例では、図7に示
すように、パスワード入力部32にパスワードとして各
文字を手書き入力する間、全ての文字のストロークが非
表示状態となる。したがって、手書きによりパスワード
を入力する方式において、入力中にパスワードが盗み見
られることを防止して、機密性を保持することができ
る。
【0063】(第4の実施例)次に、本発明の第4の実
施例を説明する。なお、システム構成については、図1
と同様であるため、ここでは省略するものとする。
【0064】図10は第4の実施例におけるパスワード
入力画面を示す図である。LCD装置14とペン入力装
置17とが一体化されており、液晶画面31に表示され
たパスワード入力部32に各文字をペンで手書き入力し
てパスワードの入力を行う構成となっている。例えば
「123」というパスワードであれば、パスワード入力
部32に「1」、「2」、「3」という文字をペンの筆
記操作によって手書き入力すれば良い。
【0065】ここで、第4の実施例では、1文字分のパ
スワードの入力後に非表示モードが設定され、これによ
り、パスワード入力時におけるストロークデータの表示
(筆跡表示)がその都度禁止されるようになっている
(図では非表示状態の文字を点線で示す)。
【0066】すなわち、例えば「123」というパスワ
ードを手書き入力する際に、「1」の入力が完了した時
点で、そのストロークデータが非表示状態となる(つま
り「1」のストローク表示が消えることになる)。
【0067】なお、手書き入力には、入力用の枠を用い
る方式と用いない方式の2通りあり、そのどちらも適用
可能である。ただし、入力枠を用いない方式の場合に
は、非表示モードにより入力文字がどこにあるのか分か
らず、同じ位置に文字を重ねて入力する可能性がある。
この場合、重ね入力に対する文字の検切り処理は非常に
難しいことから、入力用の枠を用いる方式の方が処理的
には好ましい。
【0068】また、第4の実施例にあっても、上記第3
の実施例と同様、オンラインで手書き文字を認識してい
るため、図8で説明したように、その表示処理と認識処
理とは別の処理系にて並行して行われる。
【0069】図11は第4の実施例におけるパスワード
処理の動作を示すフローチャートである。手書きによる
パスワード入力を必要とする機能を起動させたとき、C
PU11は表示モードを設定して、入力文字の表示を許
可する(ステップD11)。具体的には、図8に示すス
トロークバッファ41から表示バッファ42に展開され
たストロークデータをLCD装置14に出力する。
【0070】ここで、パスワード入力は、図10に示す
ように液晶画面31上でパスワード入力部32内に各文
字をペンで手書きすることにより行う(ステップD1
2)。パスワード入力が行われると、CPU11は1文
字分のストロークデータが入力されたか否かを判断す
る。
【0071】1文字分の入力が完了した場合(ステップ
D13のYes)、CPU11は非表示モードを設定し
て、入力文字の表示を禁止する(ステップD14)。具
体的には、図8に示すストロークバッファ41から表示
バッファ42に展開されたストロークデータをLCD装
置14に出力する表示処理を禁止する。
【0072】また、このとき、CPU11は当該入力デ
ータの認識処理を行ってパスワード入力文字を取得する
(ステップD15)。この動作はパスワードとしての各
文字が全て入力されるまで繰り返えされる。この場合、
次の文字のストローク入力中には表示モード状態になっ
ており、その入力が完了した時点で非表示状態となる。
また、既に入力された文字(認識済みの文字)のストロ
ークデータは非表示状態にある。
【0073】パスワードとしての各文字が全て入力され
ると(ステップD16のYes)、CPU11はその入
力パスワードが正しいか否かを判断する。この判断は、
ハードディスク装置15に予め登録されているパスワー
ド情報との比較によって行う。
【0074】その結果、入力パスワードが正しければ
(ステップD17のYes)、CPU11はそのパスワ
ードの入力によって起動される所定の処理(例えばスケ
ジュール表示等)を実行する(ステップD18)。
【0075】一方、CPU11はパスワードの入力毎に
その入力回数をカウントしている。これにより、上記ス
テップD15で入力パスワードが誤っていれば、CPU
11は現在のパスワード入力回数を確認し、それが所定
回数を越えたか否かを判断する。
【0076】所定回数を越えた場合(ステップD19の
Yes)、CPU11は本機能をロックするなどの異常
処理を実行する(ステップD20)。また、所定回数を
越えていない場合(ステップD19のNo)、CPU1
1は現在の入力パスワードをクリアした後(ステップD
21)、ステップD11の処理に戻る。
【0077】このように、第4の実施例では、図10に
示すように、パスワード入力部32にパスワードとして
各文字を手書き入力する毎に、入力が完了した文字のス
トロークが非表示状態となる。したがって、手書きによ
りパスワードを入力する方式において、入力中にパスワ
ードが盗み見られることを防止して、機密性を保持する
ことができる。
【0078】(第5の実施例)次に、本発明の第5の実
施例を説明する。なお、システム構成については、図1
と同様であるため、ここでは省略するものとする。
【0079】図12は第5の実施例におけるパスワード
入力画面を示す図である。LCD装置14とペン入力装
置17とが一体化されており、液晶画面31に表示され
たパスワード入力部32にパスワードとしての各文字を
手書き入力する構成となっている。例えば「123」と
いうパスワードであれば、パスワード入力部32に
「1」、「2」、「3」という文字をペンの筆記操作に
よって手書き入力すれば良い。
【0080】ここで、第5の実施例では、パスワード入
力中に所定時間経過すると非表示モードが設定され、こ
れにより、パスワード入力時におけるストロークデータ
の表示(筆跡表示)がその都度禁止されるようになって
いる(図では非表示状態の文字を点線で示す)。
【0081】すなわち、例えば「123」というパスワ
ードを手書き入力する際に、「1」の入力時に所定時間
経過すると、そのストロークデータが非表示状態となる
(つまり「1」のストローク表示が消えることにな
る)。
【0082】なお、手書き入力には、入力用の枠を用い
る方式と用いない方式の2通りあり、そのどちらも適用
可能である。ただし、入力枠を用いない方式の場合に
は、非表示モードにより入力文字がどこにあるのか分か
らず、同じ位置に文字を重ねて入力する可能性がある。
この場合、重ね入力に対する文字の検切り処理は非常に
難しいことから、入力用の枠を用いる方式の方が処理的
には好ましい。
【0083】また、第5の実施例にあっても、上記第3
の実施例と同様、オンラインで手書き文字を認識してい
るため、図8で説明したように、その表示処理と認識処
理とは別の処理系にて並行して行われる。
【0084】図13は第5の実施例におけるパスワード
処理の動作を示すフローチャートである。手書きによる
パスワード入力を必要とする機能を起動させたとき、C
PU11は表示モードを設定して、入力文字の表示を許
可する(ステップE11)。具体的には、図8に示すス
トロークバッファ41から表示バッファ42に展開され
たストロークデータをLCD装置14に出力する。
【0085】ここで、パスワード入力は、図12に示す
ように液晶画面31上でパスワード入力部32内に各文
字をペンで手書きすることにより行う(ステップE1
2)。パスワード入力が行われると、CPU11はタイ
マ16を起動し、所定時間経過したか否かを判断する。
【0086】所定時間経過した場合(ステップE13の
Yes)、割込みコントローラ18からCPU11に対
して割り込み要求が出される。これにより、CPU11
は非表示モードを設定して、入力文字の表示を禁止する
(ステップE14)。具体的には、図8に示すストロー
クバッファ41から表示バッファ42に展開されたスト
ロークデータをLCD装置14に出力する表示処理を禁
止する。
【0087】しかして、1文字分の入力が完了すると
(ステップE15のYes)、CPU11は所定時間の
カウントをリセットした後(ステップE16)、当該入
力データの認識処理を行ってパスワード入力文字を取得
する(ステップE17)。
【0088】この動作はパスワードとしての各文字が全
て入力されるまで繰り返えされる。この場合、次の文字
のストロークを入力するとき際に表示モード状態になっ
ており、その入力中に所定時間経過した時点で非表示状
態となる。また、既に入力された文字(認識済みの文
字)のストロークデータは非表示状態にある。
【0089】パスワードとしての各文字が全て入力され
ると(ステップE18のYes)、CPU11はその入
力パスワードが正しいか否かを判断する。この判断は、
ハードディスク装置15に予め登録されているパスワー
ド情報との比較によって行う。
【0090】その結果、入力パスワードが正しければ
(ステップE19のYes)、CPU11はそのパスワ
ードの入力によって起動される所定の処理(例えばスケ
ジュール表示等)を実行する(ステップE20)。
【0091】一方、CPU11はパスワードの入力毎に
その入力回数をカウントしている。これにより、上記ス
テップE15で入力パスワードが誤っていれば、CPU
11は現在のパスワード入力回数を確認し、それが所定
回数を越えたか否かを判断する。
【0092】所定回数を越えた場合(ステップE21の
Yes)、CPU11は本機能をロックするなどの異常
処理を実行する(ステップE22)。また、所定回数を
越えていない場合(ステップE21のNo)、CPU1
1は現在の入力パスワードをクリアした後(ステップE
23)、ステップE11の処理に戻る。
【0093】このように、第5の実施例では、図12に
示すように、パスワード入力部32にパスワードとして
各文字を手書き入力する毎に、所定時間経過後に文字の
ストロークが非表示状態となる。したがって、手書きに
よりパスワードを入力する方式において、入力中にパス
ワードが盗み見られることを防止して、機密性を保持す
ることができる。
【0094】なお、手書きによりパスワードを入力する
方式において、上記各実施例では、入力されたストロー
クデータを文字認識した後に、登録パスワードとの比較
を行うようにしたが、例えばパスワードの登録をサイン
のようにペンの筆記操作によって行い、そのときのスト
ロークデータを登録パスワードとして保持する構成とす
れば、文字認識処理を不要として、ストロークデータだ
けでパスワードの比較を行うことができる。
【0095】また、パスワードの入力を上記第1、第2
の実施例のようにペンタッチ方式で行うか、または、上
記第3、第4、第5の実施例のように手書き入力方式で
行うかは、予めモード設定等によって任意の決めること
ができるものとする。
【0096】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、パスワー
ド情報として用いられる各文字の配列をランダムに設定
して文字表示を行うようにしたため、ペンタッチにより
パスワードを入力する方式において、パスワードの入力
毎に特定箇所が集中的にタッチされることを回避するこ
とができる。その結果、液晶の劣化さらには特定箇所に
生じる傷からパスワードが解読されることを防止するこ
とができる。
【0097】また、パスワード情報として用いられる各
文字の表示位置をランダムに設定して文字表示を行うよ
うにしたため、ペンタッチによりパスワードを入力する
方式において、パスワードの入力毎に特定箇所が集中的
にタッチされることを回避することができる。その結
果、液晶の劣化さらには特定箇所に生じる傷からパスワ
ードが解読されることを防止することができる。
【0098】また、パスワード情報として用いられる各
文字が手書き入力された際に、この手書き入力によるス
トロークデータの表示をパスワード情報の入力期間中禁
止するようにしたため、手書きによりパスワードを入力
する方式において、入力中にパスワードが盗み見られる
ことを防止することができる。その結果、パスワードに
よる機密性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパスワード処理システムの構成を示す
ブロック図。
【図2】第1の実施例におけるパスワード入力画面を示
す図。
【図3】第1の実施例におけるタッチ位置と入力文字と
の関係を示す図。
【図4】第1の実施例におけるパスワード処理の動作を
説明するためのフローチャート。
【図5】第2の実施例におけるパスワード入力画面を示
す図。
【図6】第2の実施例におけるパスワード処理の動作を
説明するためのフローチャート。
【図7】第3の実施例におけるパスワード入力画面を示
す図。
【図8】第3の実施例におけるストロークデータの表示
処理と認識処理との関係を示す図。
【図9】第3の実施例におけるパスワード処理の動作を
説明するためのフローチャート。
【図10】第4の実施例におけるパスワード入力画面を
示す図。
【図11】第4の実施例におけるパスワード処理の動作
を説明するためのフローチャート。
【図12】第5の実施例におけるパスワード入力画面を
示す図。
【図13】第5の実施例におけるパスワード処理の動作
を示すを説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…L
CD装置、15…ハードディスク装置、16…タイマ、
17…ペン入力装置、18…割込みコントローラ、19
…データバス、1a…アドレスバス、1b…ペン入力信
号線、1c…タイマ信号線、21…液晶画面、22…パ
スワード入力部、31…液晶画面、32…パスワード入
力部、41…ストロークバッファ、42…表示バッフ
ァ、43…認識バッファ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 剛司 東京都青梅市末広町2丁目9番地 東芝パ ーソナルシステムエンジニアリング株式会 社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パスワード情報として用いられる各文字
    の配列をランダムに設定する配列設定手段と、 この配列設定手段によって設定された配列に従って各文
    字を表示する表示手段と、 この表示手段によって表示された各文字を指定してパス
    ワード情報を入力する入力手段と、 この入力手段によって入力されたパスワード情報に基づ
    いて所定の処理を実行するパスワード処理手段とを具備
    したことを特徴とするパスワード処理システム。
  2. 【請求項2】 パスワード情報として用いられる各文字
    の表示位置をランダムに設定する位置設定手段と、 この位置設定手段によって設定された表示位置に従って
    各文字を表示する表示手段と、 この表示手段によって表示された各文字を指定してパス
    ワード情報を入力する入力手段と、 この入力手段によって入力されたパスワード情報に基づ
    いて所定の処理を実行するパスワード処理手段とを具備
    したことを特徴とするパスワード処理システム。
  3. 【請求項3】 パスワード情報として用いられる各文字
    を手書き入力する入力手段と、 この入力手段の手書き入力によるストロークデータを表
    示する表示手段と、 パスワード情報の入力期間中、上記表示手段によるスト
    ロークデータの表示を禁止する表示制御手段と、 上記入力手段によって入力されたパスワード情報に基づ
    いて所定の処理を実行するパスワード処理手段とを具備
    したことを特徴とするパスワード処理システム。
  4. 【請求項4】 上記表示制御手段は、パスワード情報と
    して用いられる各文字の全てのストロークデータが入力
    されるまで、それらのストロークデータの表示を禁止す
    ることを特徴とする請求項3記載のパスワード処理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 上記表示制御手段は、パスワード情報と
    して用いられる1文字分のストロークデータが文字とし
    て判別されたときに、当該ストロークデータの表示を禁
    止することを特徴とする請求項3記載のパスワード処理
    システム。
  6. 【請求項6】 上記表示制御手段は、パスワード情報と
    して用いられる1文字分のストロークデータの入力中に
    所定時間経過したときに、当該ストロークデータの表示
    を禁止することを特徴とする請求項3記載のパスワード
    処理システム。
  7. 【請求項7】 表示装置と座標入力装置とを一体化し
    て、表示画面上でのペン類による座標入力を可能とした
    構造を有する情報機器のパスワード処理方法において、 パスワード情報として用いられる各文字の配列をランダ
    ムに設定し、 この設定された配列に従って各文字を表示することによ
    り、 この表示された各文字の指定によって入力されるパスワ
    ード情報に基づいて所定の処理を実行するようにしたこ
    とをことを特徴とするパスワード処理方法。
  8. 【請求項8】 表示装置と座標入力装置とを一体化し
    て、表示画面上でのペン類による座標入力を可能とした
    構造を有する情報機器のパスワード処理方法において、 パスワード情報として用いられる各文字の表示位置をラ
    ンダムに設定し、 この設定された表示位置に従って各文字を表示すること
    により、 この表示された各文字の指定によって入力されるパスワ
    ード情報に基づいて所定の処理を実行するようにしたこ
    とを特徴とするパスワード処理方法。
  9. 【請求項9】 表示装置と座標入力装置とを一体化し
    て、表示画面上でのペン類による座標入力を可能とした
    構造を有する情報機器のパスワード処理方法において、 パスワード情報として用いられる各文字が手書き入力さ
    れた際に、 この手書き入力によるストロークデータの表示をパスワ
    ード情報の入力期間中禁止するようにしたことを特徴と
    するパスワード処理方法。
  10. 【請求項10】 パスワード情報として用いられる各文
    字の全てのストロークデータが入力されるまで、それら
    のストロークデータの表示を禁止するようにしたことを
    特徴とする請求項9記載のパスワード処理方法。
  11. 【請求項11】 パスワード情報として用いられる1文
    字分のストロークデータが文字として判別されたとき
    に、当該ストロークデータの表示を禁止するようにした
    ことを特徴とする請求項9記載のパスワード処理方法。
  12. 【請求項12】 パスワード情報として用いられる1文
    字分のストロークデータの入力中に所定時間経過したと
    きに、当該ストロークデータの表示を禁止するようにし
    たことを特徴とする請求項9記載のパスワード処理方
    法。
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