JP2006048492A - パスワード入力装置、パスワード入力方法及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 パスワードを入力する手元からパスワードが盗みとられることを防止する。
【解決手段】 複数の入力キー111を含むパスワード入力部101と、この入力キー111の打鍵に対応して発生する真文字コードをパスワードとして記憶するパスワード記憶部104と、前記入力キーが打鍵される毎に乱数を発生させ、この乱数に対応する偽文字コードを作成する偽文字コード作成部102と、前記入力キー111の打鍵順に文字を並べて表示するパスワード表示部105とを備えたパスワード入力装置とする。
【選択図】 図1

Description

この発明はパスワード入力装置に関し、特に、パスワードの入力に同期させて文字を表示するパスワード入力装置に関する。
従来、パーソナルコンピュータや銀行のATM装置などにおいて、パスワードを入力する際の入力キーの打鍵に対応して表示される画面表示は、アスタリスクや黒丸などの特定の文字が並んで表示され、表示画面からは第三者にパスワードを盗み見られないような工夫がなされている。
しかし、前記の画面表示からはパスワードを盗み取ることができないため、パスワードを入力する手元の動きや指先の位置からパスワードを盗み取るというような行為が行われることもある。
そこで、これらパスワードを入力する指先の位置からパスワードを盗み取られないようにするために、パスワードを入力するための入力キー相互の位置関係を、パスワードを入力する毎に変更させ、入力する際の指の位置と文字とを対応づけないようにするパスワード入力処理装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2000−214943号公報
しかしながら、前記のパスワード入力処理装置のように入力キー相互の位置関係がパスワードを入力する毎に異なる装置は、汎用性が無く一般的なパーソナルコンピュータなどには適用しづらい点が問題となる。また、パスワードを入力する者がパスワードに対応した入力用のキーを注視して探さなければならず、パスワードの入力作業に時間がかかるばかりか、この探す作業をしている途中でパスワードを失念してしまったり、入力ミスをおかしたりしてしまうことがある。さらに、パスワードの一文字ずつを着実に確認しながら押さえなければならないため、かえって入力している指先と押されている文字を対応して確認され、パスワードを盗まれるという問題を有している。
この発明は、前記従来の課題を解決するものであって、汎用的な入力装置を用いてパスワードを入力する場合であっても、パスワードを入力している手元からパスワードが盗まれることを極力回避し、しかもパスワードの入力に特別な手間がかからないパスワード入力装置の提供を目的とする。
前記従来の課題を解決するために、この発明にかかるパスワード入力装置は複数の入力キーを含むパスワード入力手段を備えるとともに、打鍵された入力キーに対応して発生する真文字コードをパスワードとして記憶するパスワード記憶手段を備えたパスワード入力装置であって、前記入力キーが打鍵される毎に乱数を発生させ、この乱数に対応する偽文字コードを作成する偽文字コード作成手段と、前記入力キーの打鍵に対応して文字を並べて表示するパスワード表示手段とを備え、前記表示される文字が偽文字コードに対応した文字であることを特徴とする。
これにより、パスワードが表示される表示画面にアスタリスクのような特定の文字が表示されるのではなく、パスワードに用いられる文字と同じ通常の文字が表示されるため、パスワードを盗もうとする者はこの表示に目を奪われ、手元からパスワードを盗むことが疎かとなる。一方、パスワードを入力する入力キーの相対的位置関係は変化しないため、キーボードのような汎用的な入力装置を利用でき、対応する入力キーを一々探すことなくパスワードを入力できるので、スムーズに短時間でパスワードを入力することができる。
また、前記パスワード表示手段に表示された文字のうち、少なくとも最初の1文字は真文字コードと一定の関係を有する文字コードに対応した文字であっても良い。
これにより、最初に打鍵した入力キーが自分のパスワードの最初の部分と一致しているかを視覚で確認することができ、続く表示がパスワードとは無関係な文字であったとしても安心してパスワードを打鍵することができる。
前記パスワード入力装置はさらに、前記パスワード表示手段に表示された文字を特定の文字に切り替える切替手段を採用しても良い。
これにより、表示される文字が特定の文字に切り替わるため、従来からあるパスワードの表示方法と類似しつつも切り替わる前に文字が表示されるため、さらにパスワードを盗もうとする者の興味を当該表示に引きつけ、手元を見ることを疎かにすることができる。
また、前記切替手段は、前記入力キーの打鍵から一定期間経過後にこの打鍵に対応する文字を特定の文字に切り替えることや、パスワードの入力を確定する確定入力キーの打鍵に対応して文字を切り替えることでも良い。
入力キーや確定キーの打鍵をきっかけとして表示されている文字が特定の文字に切り替わるため、あたかも真のパスワードに対応した文字が表示された後、それを隠す処理がなされているものとパスワードを盗もうとする者に思わせ、よりいっそう当該表示に引きつけることができる。
また、前記パスワード表示手段を複数備えるとともに、前記偽文字コード作成手段は、打鍵に対応して複数の乱数を発生させ、この乱数に対応する複数の偽文字コードを作成し、前記複数のパスワード表示手段は、この複数の偽文字コードに対応した文字をそれぞれ表示しても良い。
パスワードを盗もうとする者は、複数ある表示のうち一つは真のパスワードが表示されると考えよりいっそう表示に引きつけられ、パスワードを入力している手元を見ることが疎かになる。
なお、本発明は、パスワード入力装置として実現できるばかりでなく、このようなパスワード入力装置を制御する特徴的な手段をステップとするパスワード入力方法として実現したり、それらのステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもでき、その作用・効果は上記と同じになる。
この発明によれば、パスワードを入力していく度に、真のパスワードであると誤解するような文字が表示されるため、パスワードを盗もうとする者が当該表示に引きつけられて、パスワードを入力している手元を見るのが疎かとなり真のパスワードが手元から盗み取られるのを可及的に回避することができる。
しかも、汎用的な入力装置を利用することができ、パスワードの入力もスムーズに行うことができるため、パスワードの入力に要する時間が増加することもない。
次に図面を参照しつつこの発明の実施の形態を説明する。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施形態におけるパスワード入力装置の機能を示すブロック図である。
図1に示すパスワード入力装置100は、パスワードの入力に対応して文字を表示する装置であって、パスワード入力部101と、偽文字コード作成部102と、パスワード記憶部104と、パスワード表示部105と、ID表示部126と、ID記憶部125と、制御部124とを備えている。
前記パスワード入力部101は、人からのパスワードの入力を受け付けるマンマシンインターフェースであって、複数の入力キー111と真文字コード作成部121とを備えている。
前記入力キー111は、コンピュータのキーボードに並べて設けられているキーや、携帯電話の番号キーなどの文字を入力するキーであって、入力したい文字が記載された押しボタンスイッチなどである。
前記真文字コード作成部121は、入力キー111の打鍵に従い、打鍵された入力キーに対応した真文字コードを作成し、パスワード記憶部104及び偽文字コート作成部102に真文字コードを送信することができる処理部である。
偽文字コード作成部102は、真文字コードの受信に応じて乱数を発生させる乱数発生部122を備え、乱数発生部122で発生した乱数に対応する偽文字コードを作成する処理部である。この偽文字コード作成部102では、例えば、パスワードが数字のみの組み合わせである場合には、0〜1の間の乱数(小数点数値)を発生させ、得られた乱数を10倍して小数点以下を切り下げた整数を偽文字コードとする処理が行われる。
また、パスワードが数字と英文字の組み合わせである場合には、図2に示すように、必要な文字や数字に整数を割り付けた複数のテーブルを対応関係記憶部123に記憶させておき、乱数発生部122で発生させた乱数を用いて前記テーブルのいずれかを選択した後、再度乱数発生部122で乱数を発生させて当該乱数に対応する整数が割り付けられた文字のコードを偽文字コードとする処理を行っても良い。
パスワード記憶部104は、前記パスワード入力部101の真文字コード作成部121で作成された文字コードを作成された順とともに記憶する揮発性のメモリーである。
ID記憶部125は、前記パスワード入力部101の真文字コード作成部121で作成された文字コードを作成された順とともに記憶する揮発性のメモリーである。
真文字コード作成部121で作成された文字コードがパスワード記憶部104に記憶されるかID記憶部125に記憶されるかは、制御部124によって判断される。すなわち、ID表示部126にカーソルが存在する場合はID記憶部125に文字コートが記憶され、パスワード表示部にカーソルが存在する場合はパスワード記憶部104に文字コードが記憶される。
このパスワード記憶部104及びID記憶部125に記憶された文字コード及びその順番は、制御部124がパスワード入力部101から発せられた入力終了信号(例えばリターンキーに対応する信号)を受信することにより、制御部124に読み出される。そして、ID情報とパスワードとの対応関係が正しいか否かが判断される。
パスワード表示部105は、文字コードに対応する文字を表示する表示画面であり、入力キー111の打鍵に対応した順番に文字を並べて表示する処理部である。本実施形態の場合前記文字コードは偽文字コードである。
ID表示部126は、文字コードに対応する文字を表示する表示画面であり、入力キー111の打鍵に対応した順番に文字を並べて表示する処理部である。このID表示部126は真文字コード作成部121で作成された真文字コードに対応した文字コードが表示される。
図3は、この実施形態におけるパスワード入力装置100の処理動作を示すフローチャートである。同図に基づいてパスワード入力装置100の処理動作を説明する。
まず、パスワード表示部105にパスワードの入力を促す受付画面が表示される(S201)。次に、パスワード全体の入力が完了したことを示す確定入力キー(図示せず)が打鍵されたか否かを判定する(S202)。
確定入力キーが打鍵されていなければ(S202:no)、次に入力キー111が打鍵されたか否かを判定する(S203)。
打鍵されていれば(S203:yes)、打鍵された入力キーに対応する真文字コードがパスワード入力部101の真文字コード作成部121で作成され、当該入力キー111が打鍵された順とともに真文字コードがパスワード記憶部104に記憶される(S204)。
一方、偽文字コード作成部102では、乱数発生部122が乱数を発生させ(S205)、発生した乱数に対応した偽文字コードが作成される(S206)。この作成された偽文字コードに対応する偽文字を入力キー111の打鍵の順に従ってパスワード表示部105に表示する(S207)。この実施形態の場合、パスワードは後述のように数字のみで構成されているため(図4参照)、発生させる乱数は0〜1の間の数値であって、得られた乱数を10倍して小数点以下を切り下げた整数をそのまま表示するものとしている。
上記処理動作をパスワードの桁数だけ繰り返す。
最後に、確定入力キーが打鍵されれば(S202:yes)、パスワード記憶部104に記憶された真文字コードの群を通常の処理動作に従って制御部124が真偽判断し(S208)、この真文字コードの群と記憶されているパスワードとが一致、すなわち事前に入力されるIDとの対応関係の正しさが確定すれば(S208:yes)、次の処理動作に移り、不一致の場合は(S208:no)、パスワード記憶部104の記憶内容とパスワード表示部105の表示内容をクリアした後、パスワードの受付を再度開始する。
図4は、上記処理動作の結果を概念的に示した図である。同図に示すように、入力キー111を多数備えたキーボードを”0”、”1”、”2”、”5”、”2”、”7”の順に打鍵すると、パスワード表示部105には「835012」とパスワードとは無関係の文字(数字)が並んで表示される。
図5は、パスワード入力装置100の利用態様を模式的に示す図である。
この実施形態にかかるパスワード入力装置100は、ホストコンピュータの登録端末Aに利用される場合や、スタンドアローンやインターネットに接続されるパーソナルコンピュータBに利用される場合の他、携帯電話C等にも利用される。また、銀行のATM端末など文字や数字をパスワードとして入力するあらゆる機器に利用される。
このように、パスワード表示部105には従来のようにアスタリスクなどの特定の文字が表示されるのではなく、実際の文字が表示されるため、パスワードを盗もうとする者はこの表示に惑わされ、パスワードを入力している手元からパスワードを盗むことが疎かとなる。しかも、表示された文字は実際に入力したパスワードとは全く無関係で無規則の乱数により得られた文字であるため、表示された文字からパスワードが盗まれることはない。さらに、パスワードの入力に特殊な装置を必要としないため、汎用性がありパスワードの入力をスムーズに行うことができる。
(実施の形態2)
次に、本発明にかかる他の実施形態について説明する。なお、前記実施形態と同じ機能や同じ処理については同じ番号を付し、その説明を省略する。
図6は、この実施形態にかかるパスワード入力装置100の機能を示すブロック図である。この実施形態にかかるパスワード入力装置100は、パスワード入力部101と、偽文字コード作成部102と、パスワード記憶部104と、パスワード表示部105と、ID表示部126と、ID記憶部125と、制御部124とを備え、さらに、切替部106を備えている。
なお、前記実施形態と同じ処理部には同じ番号を付し、その説明を省略する。
前記切替部106は、パスワード入力部101に備えられる入力キー111の打鍵後の所定の期間を計測するタイマー130を備え、当該タイマー130からの信号を受けて、パスワード表示部105に表示された文字をアスタリスクなどの特定の文字に切り替える処理部である。
図7は、この実施形態におけるパスワード入力装置100の処理動作を示すフローチャートである。同図に基づいてこの実施形態の処理動作を説明する。
パスワード表示部105に受付画面が表示される処理動作(S201)から偽文字コードを作成する処理動作(S206)までは前記実施形態と同じ処理動作であるのでその説明を省略する。
偽文字コードを作成(S206)後、入力キー111の打鍵が1回目、すなわちパスワードの1文字目が打鍵されたか否かを文字順判定部131が判断する(S701)。文字順判定部131が打鍵を1文字目であると判定した場合(S701:yes)、パスワード入力部101の真文字コード作成部121で作成された真文字コードを文字シフト部132が所定の値分シフトさせた文字コードを作成し、当該コードに対応した文字がパスワード表示部105に表示される(S702)。例えば、”0”と打鍵すれば8文字分シフトした”8”の文字がパスワード表示部105に表示されることとなる。
このように、打鍵したパスワードの最初の一文字が正しく表示されることによって、打鍵しているパスワードが間違いか否かを確認することが可能となる。
打鍵が2回目以降すなわちパスワードの2文字目以降が打鍵された場合(S701:no)は、偽文字コード作成部102によって作成された偽文字コードに対応する偽文字をパスワード表示部105に打鍵の順に従って表示する(S207)。従ってこの場合は、打鍵した文字と実際に表示される文字とは何の関係もない。
次に、打鍵から一定時間経過した旨の信号をタイマー130が発信することにより切替部106が判断し(S703)、一定時間経過したと判断された場合は(S703:yes)対応する文字をアスタリスクに切り替える(S704)。これにより、打鍵に従いパスワード表示部105には一端パスワードらしき数字が表示されるが、一定時間経過後にはこの数字がアスタリスクに置き換わり、従来のパスワード表示画面となる。
最後に、確定入力キーが打鍵されれば(S202:yes)、パスワードの真偽判断がなされ(S208)、次の処理に移行する。
図8は、この実施形態2にかかる処理動作の結果を概念的に示した図である。同図に示すように、実際には”0”、”1”、”2”、”5”の順に打鍵されているが、パスワード表示部105には「8350」と表示され、打鍵後の一定時間経過後には「*350」、「**50」、「***0」と表示がアスタリスクに順次切り替わる。
このように、本実施形態ではパスワード表示部105の表示が一定時間経過後にアスタリスクに切り替わることで、パスワードを盗もうとする者に対しあたかも真のパスワードが表示された後アスタリスクに切り替わったと誤解させ、よりパスワード表示部105に注意をそらせ、パスワードを入力している手元への注意を疎かにすることができる。
なお、切り替わる文字はアスタリスクに限定されるわけではなく、任意の文字、例えば黒丸などに切り替わるものとしてもよい。
図9は、パスワードを全桁数入力し確定入力キー112を打鍵後、全表示文字を一度にアスタリスクに切り替える処理動作を示すフローチャートである。
パスワード表示部105に受付画面が表示される処理動作(S201)から偽文字コードを作成し(S206)、関係文字などを表示(S702、S207)までは前記実施形態と同じ処理動作であるのでその説明を省略する。
所定の桁数分パスワードを入力し、パスワード表示部105に関係文字が表示され偽文字の表示されることを確認すると、確定入力キー112が打鍵され入力が完了する(S202:YES)。前記入力が完了するとパスワード表示部105のすべての文字をアスタリスクに変更して表示する(S704)。
最後にパスワードが一致するか否かをパスワード記憶部104に記憶された文字コードに基づき判断し(S208)、一致したと判断された場合は(S208:YES)次の処理に進み、一致しないと判断された場合は(S208:NO)再度パスワード受付画面を表示し(S201)、パスワードの再入力を促す。
図10は、前記処理動作を、模式的に順を追って示した図である。同図において、左に表されているのが入力キー111であり、キーの中央に示す数字がパスワードとして打鍵する数字である。一方、右に現されているのがパスワード表示部105である。
同図に示すように、入力キー111をパスワードの順に打鍵していくと、パスワード表示部105に順次パスワードと無関係の文字が並べて表示される。そして、確定入力キー112を打鍵後、全表示文字を一度に特定文字であるアスタリスクに切り替える。
このようにすることで、偽のパスワードが表示されるため、他者はこの表示を正しいものと考えて画面を注視するため、真のパスワードを入力する手元を確認することが疎かになる。さらに、最後に表示がすべてアスタリスクに変わるため、あたかも表示された文字が真のパスワードであると思いこませることができる。
図11は、他の表示結果を示す概念図である。このように、本発明は、複数個のパスワード表示部105を一度に示し、各パスワード表示部105に相互に無関係な文字を表示するものとしても良い。
具体的には、入力キー111の打鍵に従い乱数を4つ発生させ、それぞれに対応した文字を各パスワード表示部105に順次表示すればよい。また、この表示の際、入力キー111の打鍵後一定期間で表示がアスタリスクに変換されるものとしても良く、また、入力完了後にすべての表示をアスタリスクに変換させるものとしても良い。
このように、偽のパスワードが表示される表示部が複数あると、パスワードを盗もうとする者は、その表示の目新しさに注意がそらされ、パスワードを入力する手元からパスワードを盗むことが疎かになる。
本発明は、ホストコンピュータの登録端末やパーソナルコンピュータ、携帯電話、ATM装置に適用でき、特にパスワードの入力行為が不特定多数の者に見られる可能性がある前記装置等に適用できる。
本発明の一実施形態におけるパスワード入力装置の機能を示すブロック図である。 表示文字と乱数とを対応づけるためのデータ状態を示す図である。 パスワード入力装置の処理動作を示すフローチャートである。 パスワードを入力した結果を概念的に示した図である。 パスワード入力装置の利用態様を模式的に示す図である。 他の実施形態にかかるパスワード入力装置の機能を示すブロック図である。 他の実施形態にかかるパスワード入力装置の処理動作を示すフローチャートである パスワードの入力途中を概念的に示した図である。 他の実施形態にかかるパスワード入力装置の処理動作を示すフローチャートである 入力キーの打鍵とパスワード表示部の表示状体との対応関係を模式的に示す図である。 複数のパスワード表示部が表示された状態を概念的に示した図である。
符号の説明
100 パスワード入力装置
102 偽文字コード作成部
104 パスワード記憶部
105 パスワード表示部
106 切替部

Claims (8)

  1. 複数の入力キーを含むパスワード入力手段を備えるとともに、打鍵された入力キーに対応して発生する真文字コードをパスワードとして記憶するパスワード記憶手段を備えたパスワード入力装置であって、
    前記入力キーが打鍵される毎に乱数を発生させ、この乱数に対応する偽文字コードを作成する偽文字コード作成手段と、
    前記入力キーの打鍵に対応して文字を並べて表示するパスワード表示手段とを備え、
    前記表示される文字が偽文字コードに対応した文字であること
    を特徴とするパスワード入力装置。
  2. 前記パスワード表示手段に表示された文字のうち、少なくとも最初の1文字は真文字コードと一定の関係を有する文字コードに対応した文字であることを特徴とする請求項1に記載のパスワード入力装置。
  3. 前記パスワード入力装置はさらに、
    前記パスワード表示手段に表示された文字を特定の文字に切り替える切替手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のパスワード入力装置。
  4. 前記切替手段は、前記入力キーの打鍵から一定期間経過後にこの打鍵に対応する文字を特定の文字に切り替えることを特徴とする請求項3に記載のパスワード入力装置。
  5. 前記切替手段は、パスワードの入力を確定する確定入力キーの打鍵に対応して文字を切り替えることを特徴とする請求項3に記載のパスワード入力装置。
  6. 前記パスワード表示手段を複数備えるとともに、
    前記偽文字コード作成手段は、打鍵に対応して複数の乱数を発生させ、この乱数に対応する複数の偽文字コードを作成し、
    前記複数のパスワード表示手段は、この複数の偽文字コードに対応した文字をそれぞれ表示すること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のパスワード入力装置。
  7. 複数の入力キーを含むパスワード入力手段を備え、この入力キーの打鍵に対応して発生する真文字コードをパスワードとして記憶するパスワード記憶手段を備えたパスワード入力装置を用いてパスワードを入力するパスワード入力方法において、
    前記入力キーが打鍵される毎に乱数を発生させ、この乱数に対応する偽文字コードを作成する偽文字コード作成ステップと、
    前記入力キーの打鍵に対応して文字を並べて表示するパスワード表示ステップとを含み、
    前記表示される文字が偽文字コードに対応した文字であること
    を特徴とするパスワード入力方法。
  8. 複数の入力キーを含むパスワード入力手段を備え、この入力キーの打鍵に対応して発生する真文字コードの組をパスワードとして記憶するパスワード記憶手段を備えたパスワード入力装置の制御をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    請求項7に記載のパスワード入力方法に含まれるステップをコンピュータに実行させることを特徴とするパスワード入力プログラム。
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