JP5028061B2 - 水晶振動子 - Google Patents

水晶振動子 Download PDF

Info

Publication number
JP5028061B2
JP5028061B2 JP2006274511A JP2006274511A JP5028061B2 JP 5028061 B2 JP5028061 B2 JP 5028061B2 JP 2006274511 A JP2006274511 A JP 2006274511A JP 2006274511 A JP2006274511 A JP 2006274511A JP 5028061 B2 JP5028061 B2 JP 5028061B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crystal
crystal piece
long side
thickness
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006274511A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008098712A (ja
Inventor
秀定 高橋
雅和 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Dempa Kogyo Co Ltd filed Critical Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Priority to JP2006274511A priority Critical patent/JP5028061B2/ja
Priority to US11/906,695 priority patent/US20080084252A1/en
Priority to EP07253951A priority patent/EP1909391B1/en
Priority to DE602007002135T priority patent/DE602007002135D1/de
Publication of JP2008098712A publication Critical patent/JP2008098712A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5028061B2 publication Critical patent/JP5028061B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/02Details
    • H03H9/02007Details of bulk acoustic wave devices
    • H03H9/02157Dimensional parameters, e.g. ratio between two dimension parameters, length, width or thickness

Description

本発明はATカットとした水晶振動子を技術分野とし、特に水晶片の平面外形を大幅に小さく(概ね半減)した4MHz帯の水晶振動子に関する。
(発明の背景)
ATカットの水晶振動子は厚みすべり振動子の代表的なものとして知られ、周波数帯を概ね2〜40MH(基本波)として各種の電子機器に周波数の基準源として広く採用される。近年では、例えば5MHz以上の周波帯での小型化が進む中で、例えば4MHz帯の水晶振動子(ATカット)では、ベベル加工等を要することから依然として大型化が避けられない問題があった。
ちなみに、密閉容器内に水晶片1を収容した水晶振動子の平面外形寸法は、12×5.5、8.0×4.5、5.0×3.2、3.2×2.5、2.5×2.0、2.0×1.0mmをディファクトスタンダード(既成規格)として小型化が進行している。これらのうち、5MHz帯以上では、平面外形を8.0×4.50mm以下までにする小型化が進む中、4MHz帯では依然として12×5.5mmが最小であり、次のステップである8.0×4.5mmへの移行が求められている。
これらは、密閉容器内に収容される水晶片の外形寸法に依存し、振動周波数が高くなるほど水晶片の厚みは小さくなって平面外形が相対的に大きくなるので、高周波では水晶片の平面外形を小さくできる。これに対し、周波数が低いほど水晶片の厚みが大きくなって相対的に平面外形が小さくなるので、低周波では水晶片の平面外形が大きくなる。
例えば水晶振動子の平面外形を前述の12×5.5mmとして4MHzとした場合、水晶片の平面外形は約8.24×1.72mmとなるが、水晶振動子の平面外形を次のステップの8.0×4.5mmとした場合は、水晶片1の平面外形を約5.25×1.80mmにする必要がある。したがって、水晶片は現状の大きさから半減することが求められる。なお、以下では、水晶振動子と水晶片との平面外形の混同を避けるため、平面外形が12×5.5mmの水晶振動子を1255型振動子とし、8.0×4.5mmの水晶振動子を8045型振動子とする。
(従来技術の一例)
第4図は一般的な水晶振動子の一従来例を説明する図で、同図(a)は水晶片の切断方位図、同図(b)は水晶片の図である。
水晶振動子は図示しない表面実装用とした密閉容器内にATカットとした水晶片1を収容してなる。密閉容器は例えば凹状として内底面に水晶片1を固着する容器本体と平板状のカバーとからなる。ATカットは結晶軸(XYZ)のY軸に直交する水晶片1の主面が
、X軸を回転軸としてY軸からZ軸方向に35度15分回転してなる。水晶片1は厚みをY′軸方向として、平面外形を矩形状(短冊状)とする。ここでは、水晶片1の長さをX軸方向とし、幅をZ軸′方向とする。
水晶片1の両主面には、厚みすべり振動を励起する励振電極2が形成され、水晶片1が保持される例えば両端部に引出電極3を延出する。厚みすべり振動は水晶片1の両主面間でX軸方向に互いに逆方向に変位する振動姿態とし、振動エネルギーがZ′軸方向に伝播する。振動周波数はY′軸とした厚みに依存(反比例)し、厚みが小さいほど振動周波数は高くなる。例えば周波数定数を1670としてこれを厚みで除した振動周波数となり、1MHzとすると約1.67mmになる。
これらの場合、振励振電極2の面積を一定とすると、水晶片1の平面外形が大きいほど、例えば外周を保持した際の影響が少なくなるので、振動特性を良好に維持するとともに設計を容易にする。このことから、振動周波数が高いほど厚みが小さくなって平面外形は相対的に大きくなるので、5MHz帯以上(厚みが約0.34mm以下)の高周波では前述のように平面外形を小さくできる。
これに対し、概ね、4MHz帯以下(厚みが0.42mm以上)では厚みが大きくなるので、5MHz帯以上と同等の厚みに対する面積比を得ようとすると、平面外形は格段に大きくなる。このことから、概ね、4MHz帯以下では、第5図に示したように、通常、水晶片1の両主面における外周に傾斜部を設ける(所謂ベベル加工)。但し、5MHz以上でも平面外形が小さくなれば、ベベル加工等を要する。
なお、第5図(a)は長辺方向の正面図、同図(b)は平面図、同図(c)は短辺方向の側面図、同図(d)はA−A断面図である。但し、図では平面図は実際の寸法に対して15倍の拡大図であり、平面図に対する正面図、側面図等の厚み寸法は便宜的に大きく示しており、実際には平面図の幅に対して1/4程度である。さらに、ここでは、幅方向の
両側面(Z′面)はY′軸からZ′軸方向にθ度例えば5度傾け(特許文献1参照)、伝播方向(Z′方向)での輪郭系振動との結合を防止する。なお、図では、省略してある。
これらの両主面での傾斜部(ベベル面)は、水晶片1の長辺及び短辺方向のいずれの両端側にも設けられ、各中心線に対してそれぞれ対称となる。但し、θ度傾けた場合は両主面間で逆対象になる。また、各両端側は厚みを有して端面を有する。ここでのベベル加工は、例えば特許文献2で示されるように、内径に曲率を有する円筒や球体からなる中空容器(研磨容器)内に多数の水晶片1を投入して一体的に形成される。
これにより、水晶片1の外周に傾斜部を形成するので、振動エネルギーが中央領域(平坦部)に閉じ込められる。したがって、外周部を保持しても振動エネルギーの漏洩を防止するので、平面外形を小さくできる。なお、振動周波数が高い例えば5MHz以上の場合は、厚みが元々小さいのでベベル加工の効果は小さく、一般的には平板状とする。
具体的には、水晶片1の平面外形は前述した8.24m(長さL1)×1.72mm(幅W1)まで小さくできて、1255型振動子の密閉容器に水晶片1を封入した水晶振動子を得ることができる。なお、水晶振動子の例えば幅方向の寸法8.24mmに対して水晶片1の同方向(Z′軸、幅)の寸法は1.72mmと格段に小さいが、これにより、主振動(厚みすべり振動)に対する輪郭系のスプリアス振動の重畳を防止する。
勿論、スプリアスの発生がなければ、これよりも大きくできて振動領域(平坦部)も大きくなってCIもさらに低下するので、これ以上であってもよい。但し、前述のように、X軸方向厚みすべり振動の変位方向でもあり、ここでは長さ方向をX軸とするので、CIはX軸方向での長さが支配的になる。また、幅W1は小さい方が水晶ウェハからの取り分が多くなるので、特性が同程度であれば小さい方が良い。そして、水晶片1の長辺L1は、容器本体の内壁に当接しない程度にして板面面積を大きくする。
ここでの水晶片1の両主面の傾斜部を除く平坦部の長さ(X軸)及び幅(Z′軸)方向の平坦部長さ比はL2/L1は約0.185、平坦部幅比W2/W1は0.30になる。また、水晶片1の厚みT1は4MHzであることから約0.42mmとなり、長さ方向での両端部の長辺ベベル深さ比D1/T1を0.26とする。また、短辺方向での短辺ベベル深さ比D1/T1を0.06とする。
なお、長辺及び短辺方向の両端側のベベル深さD1、D2は、いずれも短辺(幅)及び長辺(長さ)の中央での深さである。これらの場合、特に短辺方向の両端側となる長辺では、長辺の両端部を短辺の両端部の厚みとT2して、長辺の外周中央に向かって順次に大きくなり、端面厚みが中央部で最大のT3となる。この場合、長辺方向の両端側(短辺)でも同様な傾向を示すが、幅方向は長さが短いのでほぼ均一な端面厚みになる。
ここでは、水晶片1の励振電極2は両主面の平坦部のみならず、第6図に示したように傾斜部にまたがって形成される。これにより、平坦部の全面を振動領域として励振でき、利用効率が高まる。なお、第5図及び第6図では、水晶片1の平坦部や傾斜部は便宜的に直線状として示したが、水晶片1は前述のように曲面内で研磨されるので、厳格には各面ともに曲面となる。この場合、例えば水晶片1の両主面から率が連続的に増大する曲面となり(特許文献3参照)、長辺及び短辺方向の両端部も円弧状となる。
これらのことから、第7図(a)に示したように、ここでの水晶片1の両主面の平坦部Pは、水晶片1の中央部の最大厚み部から1μm以内の領域を指し、平坦部Pの長さL1及び幅W1は同方向での両端間の寸法とする。また、水晶片1の長さ方向の両端部Qは円弧状の先端から1μm以内の領域を指し、両端部の厚み(端面厚み)T2は先端から1μm内側での上下端の寸法とする「同図(b)」。これから、両端部での長辺ベベル深さD1は長辺方向の両端部の先端から1μm内側の表面と水晶片1の最大厚み部との差とする。
また、水晶片1の幅方向の両端部Qは、ここでは5度の傾けとしているので、円弧状の先端を厚みの中心として上面側(あるいは下面側)は曲率が大きく、下面側(上面側)は曲率が小さくなる。この場合でも、円弧状の先端から1μm内側での上下端の寸法を両端部の厚み(端面厚み)T3とする「同図(c)」。この場合、短辺ベベル深さD2は両主面間では厳密には異なるが、ここでは誤差の範疇とする。
特公昭56−36814号公報 特開2002−18698号公報 特開昭55−137711号公報
(従来技術の問題点)
しかしながら、上記構成の4MHz帯の水晶振動子では、特にベベル加工の条件によって、水晶片1の平面外形を8.24×1.72mmまでに量産化レベルで小さくできるものの、これ以上の周波数帯で進行する水晶振動子の小型化(例えば密閉容器の平面外形が8.0×4.5mm)には対応が困難であった。
すなわち、4MHz帯の水晶振動子では、前述のようにベベル加工を要し、高周波領域の場合よりも、特にクリスタルインピーダンス(以下、CIとする)を含む振動特性を維持するベベル条件が厳しいことから、水晶片1の平面外形は8.24×1.72mmが限度であり、前述の12×5.5mmサイズの水晶振動子が限度であった。
なお、これらの小型化に際して、研究あるいは実験レベルでは達成できたとしても、本出願人の知る限りでは、大幅に小型化を促進して、特に中空容器を用いて量産化に際しての目安となる平坦部長さ比L2/L1、同幅比W2/W1やベベル深さ比D1/T1、D2/T1等のベベル条件は開示されていない。
(発明の目的)
本発明は傾斜部(ベベル加工)を外周に有する水晶片の平面面積を大幅に小さくした水晶振動子を提供することを目的とする。
本発明は、特許請求の範囲(請求項1)に示したように、長辺及び短辺を有する平面外形を矩形状としたATカットの水晶片からなり、前記水晶片の多数を内周に曲率を有する中空容器内に投入して前記中空容器の回転に伴い、前記中空容器の内周に沿って前記水晶片を研磨し、前記水晶片の両主面側から全外周に傾斜部を設けて、前記水晶片の中央領域を平坦部とした水晶振動子において、前記水晶片の長辺方向での長さL1と前記平坦部の長さL2との平坦部長さ比L2/L1を0.24〜0.33として、前記水晶片の厚みT1と前記長辺方向の両端部における前記傾斜部の外周中央における両主面からの深さD1との長辺ベベル深さ比D1/T1を0.30〜0.38とした構成とする。
このような構成であれば、水晶片の長さL1に対する平坦部の長さL2の比L2/L1を0.24〜0.33として、従来例の0.185に対して約5割増(+29.7%〜78.4%)となる。したがって例えば水晶片の短辺(幅)を従来例とほぼ同一とすれば、水晶片の平坦部(振動領域)の面積も5割増しとなるので、CIも小さくできる。なお、水晶片の平坦部の厚みが主振動(例えば4Mz)となるので、平坦部の面積が大きいほど主振動での振動領域が増加することに起因する。
そして、水晶片の厚みT1に対する長辺方向の両端側での長辺ベベル深さ比D1/T1を0.30〜0.38として、従来例の0.26よりも大きくする。これにより、平坦部長さ比L2/L1を0.24〜0.33としたときの平坦部でのエネルギー閉じ込め効果を高める。この場合、傾斜部の深さが従来よりも大きくなることによって、エネルギー閉じ込め効果が高まる。但し、長辺ベベル深さ比D1/T1が0.34を越えると、端面反射等を生じて閉じ込め効果は小さくなる。
これらの場合、例えば水晶片の長辺(長さ方向)をX軸方向とすると、厚みすべり振動の変位方向が長くなるので、Z′軸を長さ方向とした場合よりも基本的にCIを小さくできる。但し、平坦部(振動領域)が増加するので、Z′軸を長さ方向とした場合でも、適用できる。
(実施態様)
本発明の請求項2では、請求項1において、前記短辺方向での前記水晶片の幅W1と前記平坦部の幅W2との平坦部幅比W2/W1を0.25〜0.55として、前記水晶片の厚みTと前記短辺方向の両端部における前記傾斜部の外周中央における深さD2との短辺ベベル深さ比D2/T1を0.08〜0.14とする。
これによれば、短辺方向での水晶片1に対する平坦部の幅比W2/W1を0.25〜0.55として、従来例の0.30と同等以上とする。したがって、請求項1での平坦部長さ比L2/L1を0.24〜0.33としたことと相俟って、平坦部の面積を確実に大きくする。また、短辺方向での厚みに対する短辺ベベル深さ比D2/T1を0.08〜0.14として、従来例の0.06よりも約2〜2.5倍大きくする。したがって、幅方向においても閉じ込め効果を大きくしてCIをさらに小さくできる。
同請求項3では、請求項1において、前記水晶片の両主面に形成される励振電極は前記平坦部から前記傾斜部にまたがって形成される。これにより、振動領域となる平坦部の全領域を漏れなく励振するので、利用効率を高めてCIの低下に寄与する。
同請求項4では、請求項1において、前記水晶片はATカットとして結晶軸(XY′Z′)のX軸方向を前記長辺とし、前記Z′軸を短辺とする。これにより、厚みすべり振動の変位方向を長辺(長さ方向)とするので、前述のように振動を容易にしてCIを小さくできる。
同請求項5では、請求項4において、前記水晶片は前記Z′軸に直交して長さ方向に沿った側面となるZ′面が、前記Y′軸から前記Z′軸方向にθ度傾ける。これにより、Z′方向に伝播する振動エネルギーの輪郭系振動との結合を防止して、CIの上昇を防止する。
同請求項6では、請求項5において、前記θ度は5度とする。これにより、傾け角を明確にしてCIの上昇を確実に抑制する。
同請求項7では、請求項1において、前記中空容器は球体として、前記水晶片の短辺方向の両端側となる長辺端面の厚みは、前記短辺の両角部を前記長辺端面の両角部の厚みとして、前記長辺の外周中央に向かって順次に大きくなる。これは、矩形状の水晶片を球体内に投入した場合、両主面の4角部が先ず当接して順次に研磨されるため、長辺の両主面の端面中央が最後に球内周に当接することに起因する。
同請求項8では、請求項1において、前記水晶片は4MHz帯であって、平面外形を5.25×1.80mmとする。これにより、これまで、誰しもが長年にわたり、成し得なかった4MHz帯での8045型振動子を各産業界に供給できて、産業上極めて有益となる。
同請求項9では、請求項1又は2において、前記平坦部は前記水晶片の最大厚み部から1μm以内の領域であって、前記深さD1又D2は前記長辺又は短辺方向の両端部の先端から1μm内側の表面と前記最大厚み部との差とする。これにより、本発明での平坦部及び両端部での深さを明確にする。
第1図は本発明の一実施形態を説明する水晶振動子の図で、同図(a)は長辺方向の正面図、同図(b)は平面図、同図(c)は短辺方向の側面図である。なお、前従来例と同一部分には同番号を付与してその説明は簡略又は省略する。また、平面図は従来と同様に15倍の拡大図である。
水晶振動子は前述したように長辺及び短辺を有する矩形状としたATカットの水晶片1からなる。そして、ここでも水晶片1は4MHzとなる厚みT1(0.42mm)とし、平面外形を5.251×1.801mmとしてベル加工され、両主面から全外周となる長辺及び短辺方向の両端側に曲面状の傾斜部(ベベル面)を有する。
これらは、図示ない球体とした中空容器内に研磨剤とともに多数の短冊状とした水晶片1を投入し、中空容器の高速回転によって水晶片1が先ず当接する両主面の4角部から順次に研磨されて形成される。ここでは、振動エネルギーの輪郭系振動との結合を防止するため、水晶片1のZ′面(長辺)である両側面を5度Y′軸からZ′軸方向に傾けた後、球体に投入される。なお、第1図(c)ではこの傾けは省略してある。
これらによる水晶片1の長辺及び短辺方向の正面図及び側面図は、概ね、前述したと同様に、中央領域に平坦部を、各方向での両端側に両主面から外周に端面を有する傾斜部(ベベル面)が形成され、両主面の中央部から曲率が連続的に増大する曲面状になる。そして、長辺端面(長辺の端面)は両端側を短辺の角部の厚みとして中央部に向かって順次厚みが大きくなり、中央部で最大厚みT3となる。短辺方向は幅が狭いため、短辺端面は概ね均等の厚みとなる。
また、水晶片1の平面外形(平面図)は4角部を従来よりも大きい円弧状とした矩形状となり、中央領域に楕円状の平坦部を有する。この場合、本来、平坦部は円に接近するが、水晶片1の長辺が短辺に比較して大きいことによって楕円状となる。なお、前述のように、平坦部は中央部の最大厚みから1μm以内の領域とし、両端部は円弧状の先端から1μm以内の領域とする。
水晶片1の両主面には、前述のように励振電極2が形成され、引出電極3の延出した両端部が図示しない容器本体の内底面に導電性接着剤によって固着される。そして、カバーを被せて密閉封入し、例えば表面実装用の水晶振動子を構成する。
第2図及び第3図はこのような水晶片を用いた水晶振動子のCI特性図である。但し、第2図(a)は水晶片1の長さL1と平坦部の長さL2との平坦部長さ比L2/L1に対するCI特性図、同図(b)は水晶片1の厚みT1と長さ方向での両端部のベベル深さD1との長辺ベベル深さ比D1/T1に対するCI特性図である。
また、第3図(a)は水晶片1の幅W1と平坦部の幅W2との平坦部幅比W2/W1に対するCI特性図、同図(b)は水晶片1の厚みT1と幅方向での両端部のベベル深さD2との短辺ベベル深さ比D2/T1に対するCI特性図である。
これらは、研磨条件を異ならせて振動周波数が4MHzとなる6種類の水晶片1を形成する。そして、これら6種類の水晶片1の平坦部長さ比L2/L1、長辺ベベル深さ比D/T1、平坦部幅比W2/W1、短辺ベベル深さ比D2/T1を測定した上で、それぞれ水晶振動子を構成して各CI特性を測定した結果である。なお、6つの黒点(四角)は実測値であり、曲線は2次近似である。



要するに、研磨容器(中空容器、球)の内径、回転数、研磨時間、研磨剤等の研磨条件を異ならせることによって、平面外形を5.25×1.80mmとした4MHzでの6種類の水晶片を形成する。そして、各比L2/L1、D1/T1、W2/W1、D2/T1に対するCI特性を得た。第2図(ab)及び第3図(ab)では6種類の水晶片には1〜8の符号を付し、各図間での同符号のものは同一水晶片となる。なお、長さ方向及び幅方向ともに約0.001mm研磨されて短縮する。
これらの図から明らかなように、第2図(ab)及び第3図(ab)の各CI特性(2次近似曲線)は、平坦部長さ比L2/L1、長辺ベベル深さ比D1/T1、平坦部幅比W2/W1、短辺ベベル深さ比D2/T1に依存して放物線になる。
先ず、長辺方向に着目すると、平坦部長さ比L2/L1に対するCI特性「第2図(a)」は、L2/L1が約0.28のとき、約100Ω(実測値で70Ω)を最小とした放物線となる。これは、平坦部の長さ(X軸方向)の増加とともに振動変位領域も増加するので厚みすべり振動を容易にする。そして、最小値100Ωを越えて平坦部の長さが大きくなると、振動エネルギーの端面反射等によってCIが悪化方向(増加方向)になる。
また、長辺ベベル深さ比D1/T1に対するCI特性は「第2図(b)」は、D1/T1が0.34(実測値では0.35)のときを最小値100Ω(同70Ω)として、これを越えるとCIは上昇傾向となる。これは、ベベル深さD1が大きくなると端面反射を防止してCIを小さくし、最小値を越えると平坦部の長さは概ね短くなる方向なのでCIは上昇傾向になる。なお、球体内での研磨なので、長辺ベベル深さ比D1/T1は最大値(ここでは0.35)を迎えた後、このままの深さ比で進行する。
次に、短辺方向に着目すると、平坦部幅比W2/W1に対するCI特性「第3図(a)」は、W2/W1が約0.42(実測値では0.29)のときを最小値70Ω(同70Ω)として、これを越えるとCIは上昇傾向となる。この場合は、幅方向での振動領域(電極面積)が大きくなってCIが減少し、最小値以降では振動エネルギーの端面反射等によってCIが悪化する。
また、短辺ベベル深さ比D2/T1に対するCI特性は「第3図(b)」は、D2/T1が0.12(実測値でも0.12)のときを最小値70Ω(同70Ω)として、これを越えるとCIは上昇傾向となる。これは、長辺方向の場合と同様に、ベベル深さD1が大きくなると端面反射を防止してCIを小さくし、最小値を越えると平坦部の長さは概ね短くなる方向なのでCIは上昇傾向になる。なお、幅方向では、D2/T1が最大でも0.12とするので、側面(Z‘面)を5度傾けた効果が維持される。但し、前述したように曲面状になる。
これらの各比L2/L1、D1/T1、W2/W1、D2/T1に対するCI特性中、実用上の目安となる200Ω以下の範囲を2次近似曲線から抽出すると次になる。すなわち、長辺方向での平坦部長さ比L2/L1は0.28を最小として0.24〜0.34、長辺ベベル深さ比D1/T1は0.34を最小として0.30〜0.38となる。また、短辺方向での平坦部幅比W2/W1は0.42を最小として0.25〜0.55、短辺ベベル深さ比D2/T1は0.12を最小として0.8〜0.14となる。
ちなみに、本実施形態でCIの最小値70Ωを得たときの各比は、従来例と比較して記載すると次の通りになる。
本実施形態 従来例
水晶片の厚みT1 0.420mm 0.420mm
長さL1 5.250mm 8.240mm
幅W1 1.800mm 1.720mm
寸法比W1/L1 0.349 0.209
平坦部長さ比L2/L1 0.280 0.185
長辺ベベル深さ比D1/T1 0.350 0.260
平坦部幅比W2/W1 0.290 0.300
短辺ベベル深さ比D2/T1 0.120 0.060
ここでは、先ず、平面外形寸法及び平坦部を検討すると、本実施形態では、従来例よりも水晶片1の幅W1をほぼ同等として(若干大きくして)、長さL1を短くし、寸法比W1/L1を0.209から0.349に大きくする。この場合、一般には、相似の理により、長辺及び短辺ともに同程度に縮小(同縮)するが、ここでは、寸法比W1/L1を大きくして同縮に比較して相対的に板面面積を大きくする。
また、平坦部長さ比L2/L1を0.280とし、従来例の0.185よりも1.5倍(5割増)とする。これにより、水晶片1の長さL1が短くなっても、平坦部の長さL2を相対的に大きくなる。したがって、水晶片1の長さ方向(X軸方向)が厚みすべり振動の変位方向なので、振動を容易にしてCIを小さくする。
この場合、平坦部幅W2(0.522mm、W2/W1が0.290)は、従来例(0.516mm、同0.300)とほぼ同程度とする(若干大きくする)ので、振動領域である平坦部の面積を同縮に比較して相対的に大きくする。要するに、従来例に対して、平坦部の長さL2は短くなっても平坦部幅W2は同等以上とするので、平坦部の面積を相対的に大きくする。したがって、振動領域である平坦部内に閉じ込められる振動エネルギーも増加してCIを小さくする。
次に、傾斜部(ベベル面)の比較を検討すると、本実施形態では長さ方向での水平長L3(1.890mm)は従来例(3.358mm)よりも短いものの、深さ比D1/T1(0.350)を従来例(0.260)よりも大きくし即ちベベル傾斜を急にしてエネルギーの閉じ込め効果を高める。したがって、例えば水晶片1の両端部を保持した場合、両端部からの振動エネルギーの漏洩を防止してCIを小さく維持する。
また、本実施形態での幅(短辺)方向の水平長W3(0.639mm)は、従来例(0.602mm)とほぼ同程度として(若干大きくする)、深さ比D2/T1(0.120)を従来例(0.060)よりも大きくする。したがって、幅方向での閉じ込め効果を大きくしてCIを小さく維持する。なお、幅方向の両端は保持されず、傾斜部(ベベル面)は保持による振動エネルギーの漏洩には関係ないが、例えば端面反射による定在波等を防止してスプリアスの発生を防止することから、幅方向での傾斜部(ベベル面)も有用となる。
これらのことから、本実施形態では水晶片1の平面外形を5.25×1.80mm(4MHz)として最小のCI値である70Ωを得た。これに対し、水晶片1の平面外形を本実施形態と同一の5.25×1.80mmとして、従来例と同様の比で長辺及び短辺方向に傾斜部を形成した場合は、概ね600Ωであって実用には程遠い結果であった。
(他の事項)
上記実施例では、水晶片1の平面外形寸法は5.25×1.80mm(4MHz)としたが、誤差も含めて長辺及び短辺ともに±5%以内であれば概ね適用できる。例えば8045型振動子の密閉容器(内径が例えば5.5×2.4mm)に水晶片1を収容できればよいので、水晶片1の長さは5.5mm程度にまで大きくできる(約5%の増加)。また、水晶片1は引出電極の延出した両端部を保持したが、水晶片の一端部両側に引出電極を延出して一端部両側を保持した場合でも適用できる。
本発明の一実施形態を説明する水晶振動子の図で、同図(a)は長辺方向の水晶片の正面図、同図(b)は同平面図、同図(c)は短辺方向の同側面図である。 本発明の一実施形態の作用を説明する図で、同図(ab)ともにCI特性図である。 本発明の一実施形態の作用を説明する図で、同図(ab)ともにCI特性図である。 従来例を説明する図で、同図(a)は切断方位図、同図(b)は水晶片1の図である。 従来例を説明する水晶振動子の図で、同図(a)は水晶片1の正面図、同図(b)は平面図、同図(c)は側面図、同図(d)はA−A断面図である。 従来例を説明する水晶振動子の図で、同図(a)は正面図、同図(b)は平面図である。 従来例を説明する図で、同図(abc)ともにず水晶片の一部拡大断面図である。
符号の説明
1 水晶片、2 励振電極、3 引出電極

Claims (8)

  1. 長辺及び短辺を有する平面外形を矩形状としたATカットの水晶片からなり、前記水晶片の多数を内周に曲率を有する中空容器内に投入して前記中空容器の回転に伴い、前記中空容器の内周に沿って前記水晶片を研磨し、前記水晶片の両主面側から全外周に傾斜部を設けて、前記水晶片の中央領域を平坦部とした水晶振動子において、
    前記水晶片の長辺方向での長さL1と前記平坦部の長さL2との平坦部長さ比L2/L1を0.24〜0.33として、前記水晶片の厚みT1と前記長辺方向の両端部における前記傾斜部の外周中央における両主面からの深さD1との長辺ベベル深さ比D1/T1を0.30〜0.35とし、
    前記短辺方向での前記水晶片の幅W1と前記平坦部の幅W2との平坦部幅比W2/W1を0.29〜0.55とし、
    前記水晶片の厚みTと前記短辺方向の両端部における前記傾斜部の外周中央における深さD2との短辺ベベル深さ比D2/T1を0.08〜0.12としたことを特徴とする水晶振動子。
  2. 請求項1において、
    前記水晶片の両主面に形成される励振電極は前記平坦部から前記傾斜部にまたがって形成されたことを特徴とする水晶振動子。
  3. 請求項1において、
    前記水晶片はATカットとして結晶軸(XY′Z′)のX軸方向を前記長辺とし、前記Z′軸を短辺としたことを特徴とする水晶振動子。
  4. 請求項3において、
    前記水晶片は前記Z′軸に直交して長さ方向に沿った側面となるZ′面が、前記Y′軸から前記Z′軸方向にθ度傾いていることを特徴とする水晶振動子。
  5. 請求項4において、
    前記θ度は5度であることを特徴とする水晶振動子。
  6. 請求項1において、前記中空容器は球体として、前記水晶片の短辺方向の両端側となる長辺端面の厚みは、前記短辺の両角部を前記長辺端面の両角部の厚みとして、前記長辺の外周中央に向かって順次に大きくなっていることを特徴とする水晶振動子。
  7. 請求項1において、
    前記水晶片1は4MHz帯であって、平面外形を5.25×1.80mmとしたことを特徴とする水晶振動子。
  8. 請求項1において、
    前記平坦部は前記水晶片の最大厚み部から1μm以内の領域であって、前記深さD1又D2は前記長辺方向の両端部の先端から1μm内側の表面と前記最大厚み部との差であることを特徴とする水晶振動子。
JP2006274511A 2006-10-05 2006-10-05 水晶振動子 Expired - Fee Related JP5028061B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006274511A JP5028061B2 (ja) 2006-10-05 2006-10-05 水晶振動子
US11/906,695 US20080084252A1 (en) 2006-10-05 2007-10-03 Crystal oscillator
EP07253951A EP1909391B1 (en) 2006-10-05 2007-10-05 Crystall oscillator
DE602007002135T DE602007002135D1 (de) 2006-10-05 2007-10-05 Kristalloszillator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006274511A JP5028061B2 (ja) 2006-10-05 2006-10-05 水晶振動子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008098712A JP2008098712A (ja) 2008-04-24
JP5028061B2 true JP5028061B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=38875016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006274511A Expired - Fee Related JP5028061B2 (ja) 2006-10-05 2006-10-05 水晶振動子

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20080084252A1 (ja)
EP (1) EP1909391B1 (ja)
JP (1) JP5028061B2 (ja)
DE (1) DE602007002135D1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2010079803A1 (ja) * 2009-01-07 2012-06-28 株式会社大真空 圧電振動デバイスの製造方法
JP5465992B2 (ja) * 2009-12-11 2014-04-09 エスアイアイ・クリスタルテクノロジー株式会社 水晶振動子、電子部品および水晶振動子の製造方法
JP5507298B2 (ja) * 2010-03-12 2014-05-28 エスアイアイ・クリスタルテクノロジー株式会社 水晶振動板の製造方法
JP5980564B2 (ja) * 2012-05-14 2016-08-31 京セラクリスタルデバイス株式会社 水晶素子及び水晶デバイス
JP6000724B2 (ja) * 2012-07-31 2016-10-05 京セラクリスタルデバイス株式会社 水晶振動素子
JP5918067B2 (ja) * 2012-07-31 2016-05-18 京セラクリスタルデバイス株式会社 水晶振動素子
JP5719056B1 (ja) * 2014-03-26 2015-05-13 エスアイアイ・クリスタルテクノロジー株式会社 圧電振動片、圧電振動子、および圧電振動片の製造方法
JP2016048745A (ja) * 2014-08-28 2016-04-07 株式会社デバイス技研 水晶解析方法及びそのシステム
JP5908629B2 (ja) * 2015-03-17 2016-04-26 エスアイアイ・クリスタルテクノロジー株式会社 圧電振動片、圧電振動子、および圧電振動片の製造方法
JP5908630B2 (ja) * 2015-03-17 2016-04-26 エスアイアイ・クリスタルテクノロジー株式会社 圧電振動片、圧電振動子、および圧電振動片の製造方法
JP6371733B2 (ja) 2015-04-02 2018-08-08 日本電波工業株式会社 Atカット水晶片及び水晶振動子
JP6549452B2 (ja) * 2015-09-03 2019-07-24 日本電波工業株式会社 水晶振動子
JP6611534B2 (ja) * 2015-09-18 2019-11-27 エスアイアイ・クリスタルテクノロジー株式会社 圧電振動片及び圧電振動子
JP2017060123A (ja) * 2015-09-18 2017-03-23 エスアイアイ・クリスタルテクノロジー株式会社 圧電振動片及び圧電振動子
CN108028638B (zh) * 2015-09-25 2021-01-05 株式会社村田制作所 水晶片以及水晶振子
WO2017057091A1 (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 株式会社村田製作所 水晶片及び水晶振動子
CN105300250A (zh) * 2015-11-24 2016-02-03 重庆渝记涵诚机械制造有限公司 汽缸盖斜面加工深度检具
JP2018074271A (ja) * 2016-10-26 2018-05-10 日本電波工業株式会社 圧電デバイス
JP7393283B2 (ja) 2020-03-31 2023-12-06 シチズンファインデバイス株式会社 厚みすべり水晶振動片

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636814B2 (ja) * 1975-02-21 1981-08-26
US4267479A (en) * 1977-09-16 1981-05-12 Citizen Watch Co., Ltd. Mounting clips for thickness shear piezoelectric oscillator
FR2426338A1 (fr) * 1978-05-19 1979-12-14 Seiko Instr & Electronics Resonateur a quartz rectangulaire en coupe at
US4245173A (en) * 1979-03-27 1981-01-13 Societe Suisse Pour L'industrie Horlogere Management Services S.A. Beveled, coupled mode piezo-electric resonator
JPS5613822A (en) * 1979-07-12 1981-02-10 Seiko Instr & Electronics Ltd Rectangular at-cut quartz oscillator
JPH0138983Y2 (ja) * 1981-03-23 1989-11-21
JPH02149116A (ja) * 1988-11-30 1990-06-07 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 圧電振動子
JP3731348B2 (ja) * 1998-06-09 2006-01-05 松下電器産業株式会社 圧電振動子
JP2000354947A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Meidensha Corp 水晶片のベベル及びコンベックス加工装置
JP2002141765A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Kyocera Corp 圧電基板、圧電振動子及びそれを搭載した圧電デバイス
JP2004180274A (ja) * 2002-11-15 2004-06-24 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 水晶振動子

Also Published As

Publication number Publication date
DE602007002135D1 (de) 2009-10-08
JP2008098712A (ja) 2008-04-24
US20080084252A1 (en) 2008-04-10
EP1909391B1 (en) 2009-08-26
EP1909391A1 (en) 2008-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5028061B2 (ja) 水晶振動子
JP5035750B2 (ja) 水晶振動片、水晶振動子、及び水晶発振器
US9948275B2 (en) Piezoelectric vibration element, piezoelectric vibrator, piezoelectric oscillator, and electronic device
TW480808B (en) Piezoelectric vibrators
JP4563437B2 (ja) 2回回転yカット板からなる水晶振動子
US20060108894A1 (en) Surface acoustic wave device and electronic apparatus
US20130127554A1 (en) Surface acoustic wave resonator, surface acoustic wave oscillator, and surface acoustic wave module unit
US20100001617A9 (en) Surface acoustic wave device and electronic apparatus
US11824514B2 (en) Saw device with suppressed spurious mode signals
US7541717B2 (en) Bulk acoustic wave resonator
JP5150177B2 (ja) 水晶振動子
US20180115301A1 (en) Piezoelectric vibrating piece and piezoelectric device
JP5991566B1 (ja) 水晶振動子及びその製造方法並びに水晶振動デバイス
JP2017050751A (ja) 水晶振動子
US8431030B2 (en) Process for manufacturing crystal resonator
JP4207873B2 (ja) 圧電振動片および圧電デバイス
JP5123043B2 (ja) 水晶振動子および水晶発振器
US20120025675A1 (en) Piezoelectric vibrator element and method of manufacturing the same
JP7380703B2 (ja) 弾性波装置
JP2018006939A (ja) 水晶振動子
JP2009071640A (ja) 圧電振動素板のベベル加工方法、圧電振動片、及び圧電振動子
JP5719056B1 (ja) 圧電振動片、圧電振動子、および圧電振動片の製造方法
KR20030022384A (ko) 압전 진동자와 그것을 이용한 필터
JP5908630B2 (ja) 圧電振動片、圧電振動子、および圧電振動片の製造方法
JP2607668Y2 (ja) 水晶振動子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111101

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120529

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120625

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150629

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150629

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees