JP5026835B2 - 作業機械用制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載される荷役機械、建設機械、あるいは土木機械等の作業機械に用いられる作業機械用制御装置に関する。
車両に搭載される作業機械としては、例えば車両搭載型クレーンが知られている(例えば特許文献1参照)。
この種のクレーンは、油圧ポンプと、その油圧ポンプを油圧源とする複数のアクチュエータとを備えて構成されている。油圧ポンプは、車両のエンジンを動力源としており、車両のエンジンに連結されたPTO(パワーテイクオフ)を介して作動するようになっている。そして、油圧ポンプから吐出される圧油は主管路に供給され、この主管路はクレーン本体のコントロールバルブ(切換制御弁装置)に接続され、コントロールバルブの戻り管路はタンクに接続されている。また、主管路の途中部分には、アンロード弁が介装されている。さらに、コントロールバルブは、クレーン本体の制御装置に信号線を介して接続されている。制御装置は、コントロールバルブを制御するコントローラを有している。
ここで、上記コントロールバルブは、クレーンの各アクチュエータを駆動するための間接駆動方式の複数の切換弁と、車両のアクセルを適宜開閉してクレーンの各アクチュエータを所望の速度で作動させるためのアクセルシリンダとを有している。そして、各切換弁およびアクセルシリンダは、上記制御装置のコントローラから入力される所定の制御信号に応じて油路の切換がなされ、油圧ポンプから吐出される圧油が適宜給排されるようになっている。なお、各切換弁およびアクセルシリンダは、比例ソレノイドを有して構成され、そのプランジャの軸方向での位置が比例的に制御されている。
この種のクレーンでクレーン作業を開始するときには、車両のエンジンを始動後に、初めに車両のクラッチを切ってからPTOを投入する。そして、PTOが投入されると車両からクレーン本体の制御装置に電力が供給され、クラッチを繋ぐと同時に油圧ポンプが回転を始め、コントロールバルブに圧油が供給される。
しかし、万一、コントロールバルブのいずれかの比例ソレノイドが機械的に開いた状態で引っかかっていた場合、その切換弁の駆動に必要なパイロット圧が、当該切換弁のスプールのピストン室へ供給されてしまう。そのため、当該スプールが勝手に動きクレーンが誤作動するおそれがある。
そこで、このような誤作動を防止するために、コントロールバルブを制御する制御装置のコントローラは、コントロールバルブの異常の有無を検出するバルブ異常検出手段を有して構成されている。
このバルブ異常検出手段は、PTOが投入されてから約3秒間、全スプールが中立位置にあるか否かを各スプールの位置検出器によってチェックし、そのチェック中にいずれかのスプールが一度でも中立位置とすべき範囲から外に動いたことが検出された場合には、比例ソレノイドの異常と判断して上記アンロード弁を駆動させ、以後電源が再投入されるまでアンロード状態を保持するようになっている。なお、複数の切換弁には、各スプールに位置検出器がついているが、比例ソレノイドにはそのような位置検出器はついていない。そのため、コントローラは、各スプールの位置検出器の動きによって間接的に比例ソレノイドの異常の有無を判断している。
特開2003−252569号公報
ところで、コントロールバルブを構成する複数の切換弁は、間接駆動方式なので、そのスプールを動かすためにはパイロット圧が必要となる。そのため、比例ソレノイドのチェックを行うときは、コントロールバルブに圧油が必ず供給されている必要がある。ここで、PTOを投入後に電力はすぐに供給されるものの、油圧ポンプが駆動し、圧油がコントロールバルブに供給されるまでにはタイムラグがある。そのため、従来は、上述のようにPTOが投入されてから約3秒間のチェック時間を設定することでタイムラグに対応していた。
しかしながら、近年、3秒以上の時間がかかる、タイムラグが比較的に長い車両が増えてきた。そのため、このような長いタイムラグのある車両にクレーンを架装した場合は、仮に比例ソレノイドが開いた状態で引っかかっていても、コントローラは、これを異常として検出することができなくなる。
すなわち、PTOが投入されると、制御装置に電力が供給され、これにより制御装置内のコントローラでは、上記バルブ異常検出手段が実行されて、全スプールが中立位置にあるか否かのチェックを開始する。このとき、このチェックの開始直後は、仮に比例ソレノイドが開いた状態で引っかかった状態であっても、上記タイムラグがあるため圧油が未だ供給されていない。そのため、チェックの開始直後は、スプールは中立位置のまま動かず異常は検出されない。次いで、コントローラは、そのまま圧油が供給されない状態が3秒経過すると、バルブ異常検出手段によるチェックを止めて、手動又は遠隔操作器の操作待ち状態となる。したがって、その後に、タイムラグによって3秒以上経過してから圧油がコントロールバルブに供給されると、開いた状態で引っかかった比例ソレノイドにパイロット圧が供給されてしまう。
しかし、すでにバルブ異常検出手段によるチェックは終了しているため、比例ソレノイドの異常は検出されず、アンロード弁は駆動されない。したがって、スプールが勝手に動き出してしまうことになり、クレーンの誤作動が生じてしまう。このように、比例ソレノイドの異常を確実に検出するためには、PTO投入時のスプールチェック中に必ず圧油がコントロールバルブに供給されている必要がある。
そこで、上記のようにPTO投入後、電源が供給されてから圧油が供給されるまでのタイムラグにより比例ソレノイドの異常が検出されないことを防止するための手段として、例えば、圧油が供給されたか否かを検出する圧力センサ(圧力スイッチ等)を追加する方策が考えられる。このような圧力センサを設ければ、圧油が供給されたことを検出し、その検出時点からさらにチェック時間を持たせることができるので、比例ソレノイドの異常を確実に検出することができる。しかしながら、このような圧力センサを設ける方策は、圧力センサという部品を追加する必要があり、また、その圧力センサの信号をコントローラに取り込まなければならないため、圧力センサ用の入力ポートをコントローラに追加しなければならないという問題がある。
また、他の方策として、上述のようなタイムラグの長い車両に対応させるために、例えばバルブ異常検出手段によるチェック時間を延長(例えば6秒)設定する方策も考えられる。しかし、チェック時間を単に延長すれば、その分、起動時のオペレータの待ち時間が長くなるため好ましいとはいえず、また、圧油が供給されたことを現に検出するわけではないため、比例ソレノイドの異常の有無を確実に検出する上では不十分である。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、圧力センサ等の部品を追加することなく、圧油がコントロールバルブに供給されたか否かを判定し得る作業機械用制御装置を提供することを目的としている。また、コントロールバルブの異常を確実に検出し得る作業機械用制御装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明のうち第一の発明は、車両のエンジンで駆動される油圧ポンプと、その油圧ポンプを油圧源とする複数のアクチュエータと、それら複数のアクチュエータを所望の速度で作動させるためのアクセルシリンダ、および前記複数のアクチュエータのそれぞれを作動させるための圧油を給排する複数の切換弁を有するコントロールバルブとを備えるとともに、アクセル操作量に応じて作動する当該アクセルシリンダのメインスプールの変位を検出する位置検出器を有してなる作業機械に用いられ、前記コントロールバルブを制御するコントローラを有する制御装置であって、前記コントローラは、前記コントロールバルブに圧油が供給された状態か否かを判定する圧油供給状態判定手段を備え、当該圧油供給状態判定手段は、前記アクセルシリンダのみを一旦作動させて、そのアクセルシリンダの前記位置検出器からの信号に基づいて、当該コントロールバルブに圧油が供給された状態か否かを判定することを特徴としている。
第一の発明に係る作業機械用制御装置によれば、コントローラは、圧油供給状態判定手段を備え、この圧油供給状態判定手段は、アクセルシリンダのみを一旦作動させて、そのアクセルシリンダの位置検出器からの信号に基づいて、油路に圧油が供給された状態か否かを判定するので、例えば圧力センサ等の部品を追加することなくコントロールバルブに圧油が供給された状態か否かを判定することができる。
また、本発明のうち第二の発明は、第一の発明に係る作業機械用制御装置において、前記複数の切換弁は、各切換弁のメインスプールの変位を検出する位置検出器をそれぞれ有し、前記コントローラは、前記コントロールバルブの異常の有無を検出するバルブ異常検出手段を備え、当該バルブ異常検出手段は、前記圧油供給状態判定手段によって前記コントロールバルブに圧油が供給されたとの判定をした後に、前記複数の切換弁が備える位置検出器からの信号に基づいて、前記コントロールバルブの異常の有無を検出することを特徴としている。
第二の発明に係る作業機械用制御装置によれば、バルブ異常検出手段は、圧油供給状態判定手段によってコントロールバルブに圧油が供給されたとの判定をした後に、複数の切換弁が備える位置検出器からの信号に基づいて、コントロールバルブの異常の有無を検出するので、コントロールバルブに圧油が供給されたことを確実に検出し、その検出時点からチェック時間を持たせることができる。そのため、コントロールバルブに圧油が供給されたことを確実に検出してからチェックを開始するため、チェックの信頼性を向上させることができる。さらに、各切換弁の異常を検出する際に、チェック時間を必要十分な範囲で短縮できる。したがって、例えばチェック時間を単に延長してタイムラグに対応するようにした場合に比べて、起動時のオペレータの待ち時間を短くすることができる。
上述のように、本発明によれば、圧力センサ等の部品を追加することなく、圧油がコントロールバルブに供給されたか否かを判定し得る作業機械用制御装置を提供することができる。また、コントロールバルブの異常を確実に検出し得る作業機械用制御装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。図1は本発明に係る車両に搭載される作業機械の一実施形態としての車両搭載型クレーンを説明する構成図であり、また、図2は本発明に係る作業機械用制御装置の一実施形態である車両搭載型クレーンの制御装置を説明する構成図である。
図1に示すように、この車両搭載型クレーン1は、アウトリガ2を備えたベース4上にコラム6が旋回自在に設けられ、このコラム6の上端部に伸縮するブーム7が起伏自在に枢支されている。コラム6にはウインチ11が設けられており、このウインチ11からワイヤロープ12をブーム7の先端部に導いて、ブーム7の先端部の滑車(図示略)を介して吊荷用のフック13に掛回すことにより、フック13をブーム7の先端部から吊下している。
ここで、このクレーン1には、コラム6の旋回、ブーム7の起伏と伸縮、及びウインチ11の巻上巻下の作動を行うための複数のアクチュエータとして、旋回用油圧モータ5、ブーム起伏用油圧シリンダ9、ブーム伸縮用油圧シリンダ8、ウインチ用油圧モータ10、及びアウトリガ用油圧シリンダ3L、3Rを備えている。
そして、これらの旋回用油圧モータ5、ブーム起伏用油圧シリンダ9、ブーム伸縮用油圧シリンダ8、ウインチ用油圧モータ10、及びアウトリガ用油圧シリンダ3L、3Rは、図2に示すように、何れも車両のエンジン15のPTO16に連結して駆動される油圧ポンプ17からコントロールバルブ20を介して圧油を供給することにより作動するようになっている。また、ポンプポートとタンクポートとの間には、メインリリーフ弁38と、アンロードが必要なときメインリリーフ弁38を開き、ポンプポートとタンクポートとを連通させるアンロード弁39とが設けられている。
ここで、上記コントロールバルブ20は、上記各アクチュエータをそれぞれ制御する複数の切換弁を連結して構成した多連結弁装置であり、同図に示すように、旋回用油圧モータ5、ブーム起伏用油圧シリンダ9、ブーム伸縮用油圧シリンダ8、及びウインチ用油圧モータ10の、各アクチュエータにそれぞれ対応する複数の切換弁31、32、33、34と、アウトリガ用油圧シリンダ3L、3Rの、各アクチュエータにそれぞれ対応する複数の切換弁28、29と、各アクチュエータを所望の速度で作動させるためのアクセルシリンダ50とを備えて構成されている。
詳しくは、図3に拡大図示するように、コントロールバルブ20の各切換弁31、32、33、34には、メインスプール36が内蔵されている。このメインスプール36は、左右のスプリング36sで通常は中立位置に保持されている。また、このメインスプール36の一端はリンク18rを介して操作レバー18に連結され、さらに、他端にはパイロットピストン37が連設されており、ピストンロッド22の先端には鉄芯23が設けられている。この鉄芯23は、中空円筒形の差動トランスを備えた位置検出器40内に挿入されている。そして、この位置検出器40は、各メインスプール36の変位を検出してその検出した変位の信号をコントローラ30にフィードバックするようになっている。
また、各切換弁31、32、33、34それぞれには、一対のソレノイド42L、42Rを有する比例ソレノイド(比例電磁式パイロット弁)41が設けられている。各比例ソレノイド41は、油圧ポンプ17から減圧弁35を介してパイロット圧油が供給されるポートEが常時閉、タンク14へ作動油を戻すポートFが常時開となっており、コントローラ30からソレノイド42L、42Rに制御電流が入力されるとパイロットスプール42sが摺動し、入力電流値によってポートEの開口量が制御される。これにより、パイロットピストン37の左右の油室37L、37Rへのパイロット圧油の供給が制御される。
そして、各切換弁31、32、33、34は、パイロットピストン37の油室37R、37Lのいずれか一方にパイロット圧油が供給されると、メインスプール36が左又は右に移動して、サービスポートA、BとポンプポートPとを連通させる。これにより、各切換弁31、32、33、34は、上述した、旋回用油圧モータ5、ブーム起伏用油圧シリンダ9、ブーム伸縮用油圧シリンダ8、ウインチ用油圧モータ10の各アクチュエータを作動させるようになっている。なお、旋回用油圧モータ5、ブーム起伏用油圧シリンダ9、ブーム伸縮用油圧シリンダ8、及びウインチ用油圧モータ10の各アクチュエータは、クレーン1の作業の内容に応じて互いに連動するようにコントローラ30で制御される。例えば、ブーム7の先端とフック13との間の距離を常に一定に保ちながらブーム7を伸長させる場合には、ブーム7の伸長作動に伴ってウインチ11の巻下作動も必要なので、ブーム伸縮用油圧シリンダ8と、ウインチ用油圧モータ10とが連動するようになっている。
なお、上記のアウトリガ用油圧シリンダ3L、3Rを駆動するための切換弁28、29についても位置検出器40を有し、各スプールの変位を検出してその検出した変位の信号をコントローラ30にフィードバックするようになっている。
一方、図4に拡大図示するように、アクセルシリンダ50にも比例ソレノイド(比例電磁式パイロット弁)51が設けられている。この比例ソレノイド51についても、パイロット圧油が供給されるポートEが常時閉、タンク14へ作動油を戻すポートFが常時開となっており、コントローラ30から制御電流が入力されるとパイロットスプール51sが摺動し、入力電流値によってポートEの開口量が制御される。これにより、メインスプール52の油室52sへのパイロット圧油の供給が制御される。
さらに、このアクセルシリンダ50にもそのメインスプール52の変位を検出して制御装置のコントローラ30にフィードバックするため位置検出器53が設けられている。そして、コントローラ30は、操作レバー18ないし遠隔操作器19によるアクチュエータの選択と操作量等に基づいてアクセル操作量を求め、必要なアクセル制御信号をアクセルシリンダ50の比例ソレノイド51に出力し、アクセルシリンダ50を作動させるようになっている。また、アクセルシリンダ50の位置検出器53は、その検出値をコントローラ30にフィードバックし、コントローラ30は過不足が有れば必要な補正を行う。なお、油圧ポンプ17からの圧油の吐出量は、アクセル操作によってエンジン15の回転速度を上げるほど多くなる。
次に、上記コントローラ30についてより詳しく説明する。
この制御装置のコントローラ30は、以下いずれも図示しない、所定の制御プログラムに基づいて、演算およびこの車両搭載型クレーン1のシステム全体を制御するCPUと、所定領域に予めCPUの制御プログラム等を格納しているROMと、ROM等から読み出したデータやCPUの演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAMと、車両搭載型クレーン1の遠隔操作器19等を含めた外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F(インターフェイス)とを有して構成されている。これらは、データを転送するための信号線であるバスで相互にかつデータ授受可能に接続されている。そして、遠隔操作器19からは、クレーン1の各アクチュエータを作動させる実行指令となる所定の操作信号が、オペレータによるスイッチ操作により入力されるようになっている。
ここで、このコントローラ30は、オペレータが車両のエンジンを始動後に、コントロールバルブ20の異常の有無を検出するバルブ異常検出処理を実行し、各切換弁31、32、33、34のメインスプール36の位置検出器40の動きによって上記の各比例ソレノイド41の異常の有無を判断しており、これにより、クレーンの誤作動が防止されるようになっている。
以下、このコントローラ30でのバルブ異常検出処理について詳しく説明する。図5は、コントローラ30で実行されるバルブ異常検出処理のフローチャートである。
この車両搭載型クレーン1では、オペレータが車両のエンジン15を始動後に、車両のクラッチを切ってからPTO16を投入すると、車両からクレーン本体の制御装置に電力が供給され、これにより、コントローラ30では、同図に示すバルブ異常検出処理がCPUにおいて実行されて、まず、ステップS1に移行するようになっている。
ステップS1では、アクセルシリンダ50のメインスプール52を含む各切換弁31、32、33、34、および切換弁28、29の全スプール(旋回用油圧モータ5、ブーム起伏用油圧シリンダ9、ブーム伸縮用油圧シリンダ8、及びウインチ用油圧モータ10それぞれに対応する切換弁のメインスプール36、並びにアウトリガ用油圧シリンダ3L、3Rに対応する切換弁のスプール)が中立位置にあるか否かをチェックし、いずれか一つでも中立位置にない場合にはステップS2に移行し、全スプールが中立位置にある場合にはステップS3に移行する。
ステップS2では、コントロールバルブ20に異常が有るとの判定をし、上記アンロード弁39を駆動してメインリリーフ弁38を開き、これにより、ポンプポートとタンクポートとを連通させたアンロード状態とし、以後電源が再投入されるまでアンロード状態を保持するようになっている(異常終了)。
ステップS3では、アクセルシリンダ50のメインスプール52のチェックのみを解除してステップS4に移行し、ステップS4では、アクセルシリンダ用の比例ソレノイド51に信号を出力してステップS5に移行する。なお、比例ソレノイド51に信号を出力しても、圧油は上記タイムラグによって直ちには供給されないため、このステップS4の時点ではアクセルシリンダ50は直ちには動かない。
ステップS5では、アクセルシリンダ50の位置検出器53によるメインスプール52の変位の信号に基づいて、メインスプール52が中立位置の範囲を超えたか否かを判定する。つまり上記タイムラグを経て油路に圧油が供給されたか否かを判定し、メインスプール52が中立位置の範囲を超えていない(油路に圧油が供給されていない)場合にはステップS3に処理を戻し、メインスプール52が中立位置の範囲を超えた(油路に圧油が供給された)場合にはステップS6に移行する。
ステップS6では、アクセルシリンダ用の比例ソレノイド51への信号の出力を停止してステップS7に移行する。ステップS7では、アンロード弁39を駆動してアンロード状態とし、ステップS8に移行する。ここで、ステップS7においてアンロード弁39を駆動させる理由は、このときアクセルシリンダ50の比例ソレノイド51が、万一機械的に開いた状態で引っかかってしまった場合でも、アクセルシリンダ50の戻りのスプリングカで確実にアクセルシリンダ50を中立位置に戻すためである。
そして、ステップS8では、アクセルシリンダ50のメインスプール52が中立位置とする範囲内に戻ったか否かを判定し、メインスプール52が中立位置の範囲内に戻った場合にはステップS9に移行し、メインスプール52が中立位置の範囲内に戻っていない場合にはステップS6に処理を戻す。そして、ステップS9では、アンロード弁39の駆動を停止し、アンロード状態を解除してステップS10に移行し、ステップS10では、チェックタイマをリセット(Timer=0)してステップS11に移行する。
ステップS11では、アクセルシリンダ50のメインスプール52を含む各切換弁31、32、33、34、および切換弁28、29の全スプールが中立位置にあるか否かをチェックし、いずれか一つでも中立位置にない場合にはステップS2に移行し、全スプールが中立位置にある場合にはステップS12に移行する。
ステップS12では、所定の設定時間(例えば3秒間)が経過したか否かを判定し、設定時間が経過したらステップS13に移行し、そうでなければステップS11に処理を戻す。そして、ステップS13では、全スプールが所定の設定時間に中立位置にあることから、コントロールバルブ20の異常はないとの判定をし、当該バルブ異常検出処理を終了し(正常終了)、処理を戻して手動又は遠隔操作器の操作待ち状態となるようになっている。ここで、このバルブ異常検出処理のフローチャートに示す、ステップS1〜S13が上記バルブ異常検出手段に対応し、そのうちのステップS3〜S9が上記圧油供給状態判定手段に対応している。
次に、この車両搭載型クレーン1の制御装置の作用・効果について図6〜図11を適宜参照しつつ説明する。なお、図6はコントローラ30でのバルブ異常検出処理に係るタイミングチャートである。また、図7および図8はアクセルシリンダ50の縦断面図であり、図7は比例ソレノイドに制御信号が出力されているが、圧油が供給されていない状態を示し、図8は比例ソレノイドに制御信号が出力されるとともに、圧油が供給されている状態を示している。さらに、図9〜図11は各切換弁31、(32、33、34)の縦断面図であり、図9は比例ソレノイドが引っ掛かった場合に、圧油が供給されていない状態を示し、図10は比例ソレノイドが引っ掛かった場合に、圧油が供給された誤作動の状態を示し、また、図11は比例ソレノイドに制御信号が出力されるとともに、圧油が供給されている正常作動の状態を示している。
上述のように、この制御装置のコントローラ30は、オペレータが車両のエンジン15を始動後に、車両のクラッチを切ってからPTO16を投入すると、車両からクレーン本体の制御装置に電力が供給され、コントローラ30では、バルブ異常検出処理が実行されて、まず、アクセルシリンダ50を含む全スプールが中立位置にあるか否かをチェックする(ステップS1)。そして、コントローラ30は、このチェックによって、いずれか一つのスプールでも中立位置の範囲にない場合は異常と判定し、アンロード弁39を駆動させるので(ステップS2)、このコントローラ30によれば、クレーン作業を開始する場合に、車両のエンジンを始動直後に、コントロールバルブ20のいずれかの比例ソレノイドが機械的に開いた状態で引っかかっていたときに、スプールが勝手に動くことによるクレーンの誤作動を防止することができる。
ここで、PTO16投入直後のチェックのときは、図6での符号aに示す範囲(時間)である。つまり、PTO16を投入後に電力はすぐに供給されるものの、油圧ポンプ17が駆動し、圧油がコントロールバルブ20に供給されるまでには、図6での符号aおよび符号bに示す範囲(時間)において、油圧が立つまでのタイムラグがあり、油圧が立っていない状態でチェックがなされる。そのため、図9に示すように、仮に各切換弁31、(32、33、34)のいずれかに比例ソレノイド41の引っ掛かりがあった場合に、圧油が供給されていないときに、メインスプール36が中立位置の範囲であれば、比例ソレノイドが引っ掛かった状態との判定はなされない。したがって、その後に圧油が供給されると、図10に示すように、制御信号が出力されていないにもかかわらず、メインスプール36が作動してクレーンが誤作動してしまうことになる。
そこで、このコントローラ30で実行されるバルブ異常検出処理では、上記のPTO16投入直後のチェック後に、アクセルシリンダ50を含む全スプールが中立にある場合は、アクセルシリンダ50のメインスプール52のチェックのみを解除し(ステップS3)、さらに、アクセルシリンダ用の比例ソレノイド51に信号を出力することで、アクセルシリンダ50のみを一旦作動させ(ステップS4)、アクセルシリンダ50の位置検出器53によるメインスプール52の変位の信号に基づいて、メインスプール52が中立位置の範囲を超えたか否かを判定している(ステップS5)。
これにより、図4に示すように、アクセルシリンダ50は、初めはその比例ソレノイド51に制御信号が出力されていないため、メインスプール52は初期位置に位置し、位置検出器53はその初期位置に応じた変位の信号を出力する。次いで、比例ソレノイド51に制御信号が出力されるとパイロットスプール51sは摺動するものの、図7に示すように、圧油が供給されるまではメインスプール52は動かない。したがって、位置検出器53からの変位の信号に変化は生じない。これに対し、タイムラグ後に油路に圧油が供給されるとポートEからメインスプール52の油室52sへ圧油が供給され、これにより、図8に示すように、メインスプール52が摺動するため、その変位に応じて位置検出器53からの変位の信号が出力される。したがって、コントローラ30は、位置検出器53からの信号の変化を監視することによってコントロールバルブ20に圧油が供給された状態か否かを判定することができるのである。なお、アクセルシリンダ50を一旦作動させることになるが、アクセルシリンダ50を作動させてもクレーン自体が動くわけではないので安全上の問題はない。
つまり、このコントローラ30によれば、圧油供給状態判定手段を備えており、この圧油供給状態判定手段は、アクセルシリンダ50のみを一旦作動させて、そのアクセルシリンダ50の位置検出器53からの信号に基づいて、油路に圧油が供給された状態か否かを判定するので、例えば圧力センサ等の部品を追加することなくコントロールバルブ20に圧油が供給された状態か否かを判定することができる。そして、上記ステップS5では、位置検出器53からの信号が初期位置の範囲を超えていないとき(図6での符号cに示す範囲(時間)に到るまで)は、ステップS3に処理を戻すので、タイムラグの間は当該ステップで待機し、その後に、油圧ポンプ17から圧油がコントロールバルブ20に供給されるとアクセルシリンダ50が動き出すので、コントロールバルブ20に圧油が確実に供給された後に次のステップに移行する。
次いで、コントローラ30は、アクセルシリンダ50の移動量が初期位置とする範囲を外れた時点でその比例ソレノイド51ヘの出力を停止し(ステップS6)、さらに、アンロード弁39を駆動してアンロード状態とする(ステップS7)。そのため、比例ソレノイド51の出力が停止され、さらにアンロード弁39も駆動されているため、アクセルシリンダ50はスプリングカでメインスプール52が初期位置に戻る(図6での符号dに示す範囲(時間))。これにより、万一アクセルシリンダ50の比例ソレノイド51が機械的に開いた状態で引っかかってしまった場合でも、アクセルシリンダ50の戻りのスプリングカで確実にアクセルシリンダ50のメインスプール52を初期位置に戻すことができる(ステップS6〜S8)。
次いで、コントローラ30は、アクセルシリンダ50が初期位置とする範囲内に戻ったら、アンロード弁39の駆動を停止させ(ステップS9)、その後設定時間(図6での符号eに示す範囲(時間)であって、例えば3秒間)、アクセルシリンダ50のメインスプール52を含む全スプールのチェックを再び行う(ステップS11、S12)。そして、設定時間中、全スプールが中立位置(ないし初期位置、以下同じ)とする範囲内であった場合はチェックを終了(正常終了)し(ステップS13)、手動又は遠隔操作器の操作待ち状態となる。また、全スプールのうちいずれかが中立位置とする範囲を超えた場合はアンロード弁39を駆動させてアンロード状態としてチェックを終了(異常終了)するので(ステップS2)、スプールが勝手に動くことによるクレーンの誤作動を確実に防止することができる。
すなわち、この制御装置のコントローラ30によれば、圧力センサ等の部品を追加することなく、コントロールバルブ20に圧油が供給されたかどうかの確認ができるので、圧力センサ等の部品の追加が不要であり、また、そのような圧力センサ等の信号をコントローラに別途に取り込む必要もない。そのため、圧力センサ用の入力ポートをコントローラに追加する必要もない。そして、圧油供給後にアクセルシリンダ50を含めた全比例ソレノイドのチェックを実行するので、コントロールバルブ20の異常を確実に検出することができる。
さらに、コントロールバルブ20に圧油が供給されたことを確実に検出し、その検出時点からチェック時間を持たせているので、チェックの信頼性を一層向上させることができる。また、各切換弁31、32、33、34等の異常を検出する際に、チェック時間を必要十分な範囲で短縮することができる。したがって、例えばチェック時間を単に延長することで圧油が立つまでのタイムラグに対応するようにした場合に比べて、起動時のオペレータの待ち時間を短くすることができる。
なお、本発明に係る制御装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、本発明に係る車両に搭載される作業機械の一実施形態として、車両搭載型クレーンを例に説明したが、これに限定されず、本発明に係る作業機械が搭載された車両としては、クレーン車、高所作業車、ホイールローダ、あるいはパワーショベル等に適用することができる。
本発明に係る車両に搭載される作業機械の一実施形態としての車両搭載型クレーンを説明する構成図である。 本発明に係る作業機械用制御装置の一実施形態である車両搭載型クレーンの制御装置を説明する構成図である。 切換弁の軸線を含む縦断面図であり、同図は比例ソレノイドに制御信号が出力されていない中立位置に位置した状態を示している。 アクセルシリンダの軸線を含む縦断面図であり、同図は比例ソレノイドに制御信号が出力されていない初期位置に位置した状態を示している。 コントローラで実行されるバルブ異常検出処理のフローチャートである。 コントローラでのバルブ異常検出処理に係るタイミングチャートである。 アクセルシリンダの縦断面図であり、同図は比例ソレノイドに制御信号が出力されているが、圧油が供給されていない状態を示している。 アクセルシリンダの縦断面図であり、同図は比例ソレノイドに制御信号が出力されるとともに、圧油が供給されている状態を示している。 切換弁の縦断面図であり、同図は比例ソレノイドが引っ掛かった場合に、圧油が供給されていない状態を示している。 切換弁の縦断面図であり、同図は比例ソレノイドが引っ掛かった場合に、圧油が供給された誤作動の状態を示している。 切換弁の縦断面図であり、同図は比例ソレノイドに制御信号が出力されるとともに、圧油が供給されている正常作動の状態を示している。
符号の説明
1 車両搭載型クレーン(作業機械)
2 アウトリガ
3L、3R アウトリガ用油圧シリンダ(アクチュエータ)
4 ベース
5 旋回用油圧モータ(アクチュエータ)
6 コラム
7 ブーム
8 ブーム伸縮用油圧シリンダ(アクチュエータ)
9 ブーム起伏用油圧シリンダ(アクチュエータ)
10 ウインチ用油圧モータ(アクチュエータ)
11 ウインチ
12 ワイヤロープ
13 フック
14 タンク
15 エンジン
16 PTO
17 油圧ポンプ
18 操作レバー
19 遠隔操作器
20 コントロールバルブ
22 ピストンロッド
23 鉄芯
28、29 (アウトリガ用)切換弁
30 コントローラ
31、32、33、34 切換弁
35 減圧弁
36 メインスプール
37 パイロットピストン
37L、37R 油室
38 メインリリーフ弁
39 アンロード弁
40 位置検出器
41 比例ソレノイド
42L、42R ソレノイド
50 アクセルシリンダ
51 比例ソレノイド
52 メインスプール
53 位置検出器

Claims (2)

  1. 車両のエンジンで駆動される油圧ポンプと、その油圧ポンプを油圧源とする複数のアクチュエータと、それら複数のアクチュエータを所望の速度で作動させるためのアクセルシリンダ、および前記複数のアクチュエータのそれぞれを作動させるための圧油を給排する複数の切換弁を有するコントロールバルブとを備えるとともに、アクセル操作量に応じて作動する当該アクセルシリンダのメインスプールの変位を検出する位置検出器を有してなる作業機械に用いられ、前記コントロールバルブを制御するコントローラを有する制御装置であって、
    前記コントローラは、前記コントロールバルブに圧油が供給された状態か否かを判定する圧油供給状態判定手段を備え、当該圧油供給状態判定手段は、前記アクセルシリンダのみを一旦作動させて、そのアクセルシリンダの前記位置検出器からの信号に基づいて、当該コントロールバルブに圧油が供給された状態か否かを判定することを特徴とする作業機械用制御装置。
  2. 前記複数の切換弁は、各切換弁のメインスプールの変位を検出する位置検出器をそれぞれ有し、
    前記コントローラは、前記コントロールバルブの異常の有無を検出するバルブ異常検出手段を備え、当該バルブ異常検出手段は、前記圧油供給状態判定手段によって前記コントロールバルブに圧油が供給されたとの判定をした後に、前記複数の切換弁が備える位置検出器からの信号に基づいて、前記コントロールバルブの異常の有無を検出することを特徴とする請求項1に記載の作業機械用制御装置。
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