JP5026340B2 - インテリアシートおよびその製造方法 - Google Patents

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本発明は、ブラインドや壁紙等の室内の内装材に用いられるインテリアシートに関する。
窓に設置されるブラインドは、金蔵やプラスチックを加工したものが多く、近年、室内装飾の全体調和の観点から、暖かみなどを有する素材を使用することが要求され、織布や不織布等の繊維製品をブラインドに適用したものが提案されている(特許文献1)。
特開平7−48979号
本発明は、暖かみや柔らかさを感じ得る材料であって、ブラインドや壁紙等の室内の内装材に用いられるインテリアシートを提供することを課題とする。
本発明は、短繊維不織ウェブとスパンボンド不織布とが積層してなるシートであり、スパンボンド不織布は、多数の熱可塑性合成繊維が堆積し部分的に熱圧着されることで形態が保持され、かつ目付が15〜35g/m2であり、短繊維不織ウェブは、目付が25g/m2以上であり、セルロース系短繊維を主体繊維とし、熱バインダー短繊維を短繊維不織ウェブ中に20〜40質量%含み、短繊維不織ウェブを構成する繊維同士は三次元的に交絡するとともにスパンボンド不織布を構成する熱可塑性合成繊維に短繊維が絡み、かつ熱バインダー繊維のバインダー成分が溶融または軟化することによって構成繊維同士を熱接着しており、短繊維不織ウェブ側を表面側として使用することを特徴とするインテリアシートを要旨とするものである。
また、本発明は、多数の熱可塑性合成繊維が堆積し部分的に熱圧着されることで形態が保持され、かつ目付が15〜35g/m2のスパンボンド不織布の片面に、目付が25g/m2以上でありセルロース系短繊維を主体繊維とし、かつ熱バインダー短繊維を短繊維不織ウェブ中に20〜40質量%含む短繊維不織ウェブを積層し、次いで、短繊維不織ウェブ側より高圧水流を施して、短繊維不織ウェブを構成する繊維同士を三次元的に交絡させるとともに、スパンボンド不織布を構成する熱可塑性合成繊維に短繊維を絡ませて一体化し、次いで、加熱した平滑ロールと非加熱の平滑ロールからなる熱カレンダー装置に、加熱した平滑ロールがスパンボンド不織布側に位置するように通して、熱バインダー繊維の熱バインダー成分を溶融または軟化させることを特徴とするインテリアシートの製造方法を要旨とするものである。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明のインテリアシートは、短繊維不織ウェブとスパンボンド不織布とが積層してなるシートであり、短繊維不織ウェブ側を表面側として使用する。
スパンボンド不織布は、多数の熱可塑性合成繊維が堆積してなり、部分的に熱圧着されることで形態を保持している。スパンボンド不織布を構成する熱可塑性合成繊維としては、ポリエステル系重合体、ポリアミド系重合体、ポリオレフィン系重合体等からなる繊維が挙げられる。繊維の形態としては、一種の重合体からなる単相型のものや、二種の重合体からなる複合型のものが挙げられる。インテリアシートの裏面側が、スパンボンド不織布によって構成されることにより寸法安定性や形態安定性が良好なものとなる。これは、スパンボンド不織布が連続した繊維によって構成されることと、部分的に熱圧着されることで形態保持しているため、機械的強度に優れ、変形しにくく、寸法安定性が良好であるためである。
スパンボンド不織布の目付は15〜35g/m2である。15g/m2以上であることにより、上記した機械的強度、耐変形性、寸法安定性を良好に担うことができる。35g/m2以下とすることにより、熱圧着部以外の非圧着部(繊維が単に堆積してなる箇所)において、繊維間空隙を十分に保持することができるため、スパンボンド不織布を構成する熱可塑性合成繊維に短繊維が良好に絡みつくことができ、スパンボンド不織布と短繊維不織ウェブとが良好に積層一体化される。なお、スパンボンド不織布を構成する熱可塑性合成繊維の単糸繊度は、1〜10デシテックスがよい。
スパンボンド不織布における熱圧着部の圧着点密度は50〜70個/cm2がよい。50個/cm2以上とすることにより、スパンボンド不織布は、シートにおける形態安定性や寸法安定性を良好に担うことができる。また、短繊維不織ウェブと積層一体化するために交絡処理での高圧水流の作用によって、熱圧着部間に存在する繊維の配列が乱されにくく、寸法安定性が良好で、かつ地合いの良好なシートを得ることができる。一方、圧着点密度を70個cm2以下とすることにより、熱圧着部間の非圧着部の領域を適度に保持することができ、短繊維不織ウェブの構成繊維が、スパンボンド不織布を構成する熱可塑性合成繊維へ良好に絡みつくことができる。スパンボンド不織布における熱圧着部は、熱エンボス加工により施されたものであればよい。
短繊維不織ウェブは、目付が25g/m2以上であり、構成繊維同士は三次元的に交絡している。短繊維不織ウェブの目付を25g/m2以上とし、かつ構成繊維同士が三次元的に交絡して一体化したものであること、また、後述する熱バインダー短繊維のバインダー成分が溶融または軟化して構成繊維同士を熱接着して形態保持していることから、短繊維不織ウェブ側が表面に位置して用いられるインテリアシートにおいて、厚み方向に適度な弾性を有し、柔軟性や風合いの良好なものとなる。厚み方向に弾性を有する指標となる圧縮回復率(RC)が、短繊維不織ウェブ側において、60%以上である。圧縮回復率は、カトーテック社製の圧縮試験機(型番:KES−FB3)を用いて測定するものであり、圧縮後の反発性すなわちシート表面のへたりにくさを表すことができる。圧縮回復率が60%以上であると、圧縮後もシート内の空隙が保持され、へたりにくく柔軟性や風合いが保持される。
短繊維不織ウェブは、セルロース系短繊維を主体繊維とし、かつ熱バインダー繊維を短繊維不織ウェブ中に20〜40質量%含む。セルロース系短繊維としては、再生セルロース、レーヨン、リヨセル、木綿等が挙げられる。本発明では、スパンボンド不織布への絡みやすさから、木綿繊維が好ましい。短繊維不織ウェブに含まれる熱バインダー短繊維は、熱が付与されることにより、熱バインダー短繊維を構成するバインダー成分が溶融または軟化して、構成繊維同士を接着する働きをするものであり、バインダー成分のみからなる単相型(全融タイプ)のものであっても、バインダー成分とバインダー成分よりも融点の高い重合体とが複合された複合型のものであってもよい。熱バインダー繊維は、短繊維不織ウェブ中に20〜40質量%含まれる。この範囲にすることにより、良好に構成繊維同士を熱接着する機能を担い、構成繊維同士の交絡形態を保持しうるとともに、得られるシートの風合いや柔軟性を保持することができる。
本発明のインテリアシートは、短繊維不織ウェブとスパンボンド不織布とが積層してなり、短繊維不織ウェブを構成する繊維同士が三次元的に交絡するとともに、短繊維がスパンボンド不織布を構成する熱可塑性合成繊維に絡み、かつ熱バインダー短繊維のバインダー成分が溶融または軟化することによって構成繊維同士を熱接着している。短繊維不織ウェブとスパンボンド不織布とは、短繊維がスパンボンド不織布に絡みつくことによって、一体化しているため、シート表面の柔軟性が保持される。また、短繊維不織ウェブに含まれる熱バインダー繊維のバインダー成分が溶融または軟化することにより、構成繊維同士を熱接着するため、短繊維不織ウェブとスパンボンド不織布とが剥離しにくく、良好に積層一体化したシートとなる。
本発明のインテリアシートは、以下の方法により得ることができる。
まず、短繊維不織ウェブとスパンボンド不織布とをそれぞれ用意する。短繊維不織ウェブは、セルロース系短繊維と熱バインダー短繊維とを所定量混合して、カード機に通して所定目付のウェブを用意する。スパンボンド不織布は、熱可塑性合成繊維が多数堆積し部分的に熱圧着してなるものを用意する。スパンボンド不織布における熱圧着部の形状は、特に限定されるものではなく、円形、菱形、楕円等適宜のものでよい。また、圧着部の圧着点密度は上記のとおりであるが、圧着部の面積率は30〜40%がよい。
次いで、スパンボンド不織布の上に短繊維不織ウェブを積層し、積層したウェブをメッシュ状支持体に担持する。このとき、スパンボンド不織布が支持体側とする。メッシュ状支持体としては、インテリアシートの用途に応じて任意のものを採用すればよい。80〜100メッシュの細目織物からなるメッシュ状支持体を用いると、表面が比較的平滑なものを得ることができる。なお、ここでいうメッシュとは、1インチ当たりの線の和を指し、例えば100メッシュの織物は、1インチ当たり100本の線が存在するものを指す。
次いで、積層したウェブへ高圧水流を施し、短繊維不織ウェブの構成繊維同士を三次元的に交絡させるとともに、短繊維不織ウェブの構成繊維をスパンボンド不織布内へ侵入させて熱可塑性合成繊維に絡みつかせ、一体化させる。この高圧水流は、孔径0.05〜2.0mmの噴射孔が、噴射孔間隔が0.05〜10mmで一列または複数列配置されている噴射装置を用い、水を噴射孔から1.5〜40MPaの圧力で噴射して得るものである。この運動エネルギーにより短繊維不織ウェブの構成繊維は相互に交絡し、また、スパンボンド不織布に絡みつく。
次いで、乾燥工程を経て、積層一体化したシート内の水分を除去する。次いで、得られたシートを熱カレンダー装置に通布する。熱カレンダー装置は、一方の平滑ロールを加熱し、他方の平滑ロールは非加熱の状態(室温)とし、加熱したロールがスパンボンド不織布側に接するように通す。スパンボンド不織布に絡みついている、あるいは短繊維不織ウェブ内に存在する熱バインダー短繊維に、スパンボンド不織布側の加熱ロールの熱がスパンボンド不織布を介して伝わり、バインダー成分を溶融または軟化させて、構成繊維同士を熱接着させる。ここで、短繊維不織ウェブ側に、直に熱ロールを接触させないことにより、三次元的に交絡したことによる嵩高性を保持した状態で繊維同士を熱接着固定することができ、厚み方向に適度な弾性と良好な風合い、柔軟性を有するシートを得ることができる。また、熱カレンダー装置におけるロール間にはクリアランスを設けることが好ましい。クリアランスを設けることによってもまた、厚み方向に適度な弾性と良好な風合い、柔軟性を有するシートが得られる。ロール間のクリアランスは、処理するシートの目付や厚みにもよるが、処理するシートの厚み(JIS L 1906記載に準じて2kPa荷重して測定)に対して2割程度のクリアランスを設けるとよい。
本発明のインテリアシートは、壁紙として用いるとよい。短繊維不織ウェブ側を表面に位置するように使用することにより、表面が適度なクッション性を有する壁紙となる。
また、本発明のインテリアシートは、室内の間仕切りシートや窓等に設置するブラインドとして用いるとよい。短繊維不織ウェブ側が表面となるように用いることにより、柔らかな印象を呈するものとなり、また、スパンボンド不織布が裏面を構成しているため、寸法安定性に優れる。
また、本発明のインテリアシートは、材料の特性が損なわれない範囲において、表面にプリント加工を施したり、用途に応じた熱成形加工を施してもよい。
本発明のインテリアシートは、短繊維不織ウェブとスパンボンド不織布とが、短繊維がスパンボンド不織布に絡みつくことにより積層一体化したものである。短繊維不織ウェブ側が表面に位置するように用いるものであり、表面が適度な弾性と良好な風合い、柔軟性を有し、裏面のスパンボンド不織布が寸法安定性と機械的強度を担うため、形態安定性に優れたシートでありながら、表面は柔らかな印象を呈するインテリアシートを提供することができる。
以下、実施例に基づいて本発明を説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。なお、実施例および比較例の各種物性値は以下の方法により測定した。
(1)目付(g/m2):JIS L 1906 単位面積あたりの質量
(2)厚み(mm):JIS L 1906 厚さ 荷重は2kPaにて測定
(3)圧縮回復率(%):カトーテック社製の圧縮試験機(型番:KES−FB3)を用いて、圧縮回復率(RC)について標準測定状態で測定した。
実施例1
セルロース系短繊維として木綿繊維(平均繊維長:25mm)、熱バインダー短繊維としてポリエステル系芯鞘型複合短繊維(ユニチカファイバー社製<4080>、繊度2.2デシテックス、繊維長38mm)を準備し、木綿繊維と熱バインダー短繊維とを70/30(質量比)として混綿し、目付35g/m2のカードウェブ(短繊維不織ウェブ)を作成した。
一方、スパンボンド不織布として、ポリエチレンテレフタレート繊維(融点265℃、単糸繊度3.2デシテックス)と共重合ポリエステル繊維(融点230℃、単糸繊度2.75デシテックス)とからなる部分的に熱圧着されたスパンボンド不織布(ユニチカ製 マリックス(R)<70250WSO>、目付25g/m2、圧着部の圧着点密度64個/cm2、圧着部の面積率16.2%)を準備した。
100メッシュのコンベアネット上に、ネット側より、スパンボンド不織布/短繊維不織ウェブの順に積層して載置し、プレウェット工程を経た後、短繊維不織ウェブ側より、ノズル孔径0.1mmの噴射孔が孔間隔0.6mm間隔で横一列に配置された噴射装置を用い、6.9MPaの圧力で3回、高圧水流を施した後、乾燥工程を経てシートを得た。
次いで、得られたシート(厚み0.52mm)を、熱カレンダー装置に通した。熱カレンダー装置は、一方の平滑ロールの表面温度を125℃、他方の平滑ロールは加熱せず室温とし、ロール間のクリアランスを0.1mmとした。スパンボンド不織布側が加熱ロールに接するように通布して熱処理を施し、本発明のインテリアシートを得た。
実施例2
実施例1において、短繊維不織ウェブの目付を30g/m2としたこと、スパンボンド不織布として目付30g/m2のもの(ユニチカ製 マリックス(R)<70300WSO>、圧着部の圧着点密度64個/cm2、圧着部の面積率16.2%)を用いたこと以外は、実施例1と同様にしてインテリアシートを得た。
比較例1
実施例1において、短繊維不織ウェブの目付を20g/m2としたこと、スパンボンド不織布として目付40g/m2のもの(ユニチカ製 マリックス(R)<70400WSO>、圧着部の圧着点密度64個/cm2、圧着部の面積率16.2%)を用いたこと以外は、実施例1と同様にしてインテリアシートを得た。
比較例2
実施例1において、熱カレンダー処理を行わなかったシートを比較例2のシートとした。
比較例3
実施例1において、短繊維不織ウェブとして木綿繊維と熱バインダー短繊維の混合比率を50/50(質量比)としたこと以外は、実施例1と同様にしてインテリアシートを得た。
実施例1、2のインテリアシートは、いずれも優れた風合いを有し、良好な弾性を有するシートであった。一方、比較例1〜3のシートは、いずれも圧縮回復率の値が小さく、非居合いの劣るシートであった。

Claims (8)

  1. 短繊維不織ウェブとスパンボンド不織布とが積層してなるシートであり、スパンボンド不織布は、多数の熱可塑性合成繊維が堆積し部分的に熱圧着されることで形態が保持され、かつ目付が15〜35g/m2であり、短繊維不織ウェブは、目付が25g/m2以上であり、セルロース系短繊維を主体繊維とし、熱バインダー短繊維を短繊維不織ウェブ中に20〜40質量%含み、短繊維不織ウェブを構成する繊維同士は三次元的に交絡するとともにスパンボンド不織布を構成する熱可塑性合成繊維に短繊維が絡み、かつ熱バインダー繊維のバインダー成分が溶融または軟化することによって構成繊維同士を熱接着しており、短繊維不織ウェブ側を表面側として使用することを特徴とするインテリアシート。
  2. 短繊維不織ウェブの主体繊維であるセルロース系短繊維が木綿繊維であることを特徴とする請求項1記載のインテリアシート。
  3. スパンボンド不織布における部分的に熱圧着された熱圧着部の圧着点密度が50〜70個/cm2であることを特徴とする請求項1または2記載のインテリアシート。
  4. 短繊維不織ウェブ側の圧縮回復率が60%以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のインテリアシート。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載のインテリアシートによって構成されることを特徴とする壁紙。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項記載のインテリアシートによって構成されることを特徴とするブラインド。
  7. 多数の熱可塑性合成繊維が堆積し部分的に熱圧着されることで形態が保持され、かつ目付が15〜35g/m2のスパンボンド不織布の片面に、目付が25g/m2以上でありセルロース系短繊維を主体繊維とし、かつ熱バインダー短繊維を短繊維不織ウェブ中に20〜40質量%含む短繊維不織ウェブを積層し、次いで、短繊維不織ウェブ側より高圧水流を施して、短繊維不織ウェブを構成する繊維同士を三次元的に交絡させるとともに、スパンボンド不織布を構成する熱可塑性合成繊維に短繊維を絡ませて一体化し、次いで、加熱した平滑ロールと非加熱の平滑ロールからなる熱カレンダー装置に、加熱した平滑ロールがスパンボンド不織布側に位置するように通して、熱バインダー繊維の熱バインダー成分を溶融または軟化させることを特徴とするインテリアシートの製造方法。
  8. 熱カレンダー装置に通す際、ロール間のクリアランスを設けることを特徴とする請求項7記載のインテリアシートの製造方法。
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