JPS5841958A - 不織布 - Google Patents

不織布

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JPS5841958A
JPS5841958A JP56141215A JP14121581A JPS5841958A JP S5841958 A JPS5841958 A JP S5841958A JP 56141215 A JP56141215 A JP 56141215A JP 14121581 A JP14121581 A JP 14121581A JP S5841958 A JPS5841958 A JP S5841958A
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JP
Japan
Prior art keywords
layer
fibers
nonwoven fabric
present
roll
Prior art date
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Application number
JP56141215A
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English (en)
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JPH0144822B2 (ja
Inventor
博文 岩崎
勝 小河
二木 昭
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Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Publication date
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Publication of JPS5841958A publication Critical patent/JPS5841958A/ja
Publication of JPH0144822B2 publication Critical patent/JPH0144822B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特に内装材として極めて有用な、新規な不織
布に関するものである。
自動車等の内装材としては、従来、染色又は印刷を施こ
された織物やポリ塩化ビニルフィルム等に硬質ウレタン
フオームを接着したものが用いられてきた。この内装材
は、そのウレタンフオームの露出面に例えばヒートシー
ルフィルム等を貼合わせたものを加熱操作により、内装
すべき本体に被覆して用いられる。内装材片面の織物や
ポリ塩化ビニルフィルム等は、染色、印刷により美観を
与え、又は触感の向上を図るため、ウレタンフオームは
クッション性を付与するためのものである。
しかし、上記内装材は、織物又はポリ塩化ビニルフィル
ムとウレタンフオームとの接着操作が必要であり、又使
用条件によっては剥離が起こる等の問題があり、更にウ
レタンフオームの為被内装材の屈曲部への内装加工に困
難が伴ない、又嵩高いため取扱いが困難である等の問題
がある。
本発明は、これら既存の内装材の問題点を解決した新規
な内装材としての不織布を提供するものである。
即ち1本発明は、A、Hの2層からなる不織布で、A層
は繊維同士が接着及び/又は融着により相互に結合され
ており、その表面は熱圧着による微小な凹部が一面に散
在し、B層は繊維同士が三次元的に相互に交絡してマッ
ト状を呈しており・A層の繊維の一部はB層の繊維と交
絡し、B層の繊維の一部はA層に入りこんで接着及び/
又は融着によりA層の繊維と結合してなることを特徴と
する不織布に関するものである。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明の不織布におけるA層は、1004熱可履性繊維
からなることが好ましく、繊度はθ、j〜/jdのもの
が用い得る。繊維同士は相互に固定され紙のようであり
、繊維間の接着又は融着が認められる。目付は3θf/
d以上、!θ〜/jOf/d 、厚みは0.2〜O0t
■程度が用いられる。表面には2000〜6000個/
/θ×/θ−角の密度に熱圧着に基づく小凹部が散在す
る。凹部の深さは0.2〜/、θ−で、凹部はB層に迄
及んでいても差支えない。凹部/個当りの面積は、/−
以下、好ましくはθ、l−以下、更に好ましくはO0θ
3〜o、io−である。このような表面は平滑で毛羽の
発生は防止されており、印刷も容易であり、内装材表面
として長期間の使用に耐える。
B層は、天然、再生、半合成、合成の全繊維が使用可能
であり、繊度はθ、j〜30dが用いられる。A層の繊
維より太いものを用いる方が好ましい。繊維同士は三次
元的に交絡してマット状をなしン繊i間の接着又は融着
はない。目付は!θ〜2009β、好ましくはjO〜/
 t Of、鷹、厚みはθ、j〜/、j■で良い。B層
は良好なりッション性を具備している。
A層繊維の一部はB層の繊維と交絡し、B層の繊維の一
部はA層に入りこんで接着及び/又は融着によりA層の
繊維と結合している。
次に本発明の不織布の代表的な製造方法について述べる
。先ずスパンボンド方式にて長繊維ウェブな取り出し、
コ本の°熱ロールを用いて繊維同士が部分的又は全面的
に融着しない程度に圧着して本発明のA層材料を製造す
る。このA層材料は繊維同士が強固に結合されない為に
後述のニードルパンチにより交絡し易い構造を有してい
る。
次いで本発明のBW!材料としてカード方式にて短繊維
ウェブな取り出し、A層材料に積層して、その重合面に
おいて両材料が互に交絡するようにニードルパンチを行
なう。
かくして得られた接合材料をA層の面を凸ロール側とし
、平滑ロールとの間を通して熱圧着しA層の表面にのみ
熱圧着による凹部な設けて本発明の不織布を製造する。
次に実施例を示す。
実施例/ ポリエチレンテレフタレートチシプを紡糸温度290℃
で孔径θ、コ!■のノズルを有する矩形紡口より紡出し
て連続フィラメントを形成し、これらのフィラメントを
矩形状エアナラカーにより約jOθO%/Ikの速度で
牽引し移動する金網上に集積して単糸7.3デニールの
目付70 t/d′のウェブなとり出した。このウェブ
な凸部形状が面積θ0.2!−2高さ0.33■、その
散在密度が7000個//θX / 0 (cd)を有
する凸ロールと平滑ロールの間を通して2/θ℃で線圧
/jKIL/a11で熱圧着した。
このようにして得られた本発明のA層材料は嵩高でソフ
トで繊維同士が外力により容易に動き、しかも巻き取り
等の作業においても何ら支障のないものであった。
次いで、本発明のB層材料として、ポリエステル繊維(
3,θデニール、長さ/θココ−を用し1て目付/θθ
t/dのカードウェブを取り出してλ層材料の上に積層
する。
この積層材料をニードルパンチ方式により、B層材料面
が針深度/j■で針基数/θ0 、ity’aj 、 
A層材料面は針深度9−1針本数100v−の条件で交
絡させた。このようにして得られた物は、A層材料とB
層材料がその接合面において交絡されたものであった。
更に、この物を凸部形状が面積O:θ!−1深さθ、9
θ■、その散在密度グθθθ個/lθ×/θ(ai)を
有する凸ロールと平滑ロールの間をo、or−とし、凸
ロールの温度227℃、平滑ロール温度//3℃で通過
させて熱圧着して不織布を製造した。
このようにして得られた不織布は、A層がスノ(ンボン
ド方式よりなり更に熱圧着されていることから表面が平
滑で耐摩耗性がすぐれており、又B層がニードルパンチ
方式よりなる為にソフトな風合と好ましい嵩高性を持つ
ものであった。
即ち、本発明の不繊布は、スパンボンド方式による不織
布とニードルパンチ方式による不織布の各々の利点を有
効に活かして互の欠点を補なうものである。しかして本
発明の不織布は片方の面が平滑にして耐摩耗性がすぐれ
、プリント又はコーテング等の表面加工性が良く、かつ
ソフトにして嵩高であり、かつ寸法安定性も良く、染色
加工等にも耐えるものである。
従って1本発明の不織布の用途は広く、カバン材料レザ
ー及び合皮ベース、各種芯材、カベ材、イス張り材、車
輛内装材並びにネクタイ芯等にその活用が期待される。
次に本発明の不織布の物性を示す。
(以下余白) 測定はJ I 8−L−101!に従って測定した。
以上のように本発明の不織布は、その工程途中で発生す
るニードリングしたままのものに比べて!チ伸長時応力
の値が高く、このことからもその寸法安定性の優れたも
のであることは明らかである。また、強力その他のバラ
ンスも向上する傾向にあり、数値的表現のむつかしい風
合、触感、表面の平滑性、裏面のボリューム感等と合せ
ると利用分野の広い優れた不織布であると言える。
実施例コ 実施例1で得られた本発明の不織布のA層表面にポリア
クリル酸エステル系樹脂を20 f/l?コーティング
した後色柄模様をプリントした。得られたものは通常の
ニードルパンチを施しただけの不織布に、上記のコーテ
ィング及び色柄プリントを行なったものに比べ1表面コ
ーティング面は毛羽立ちもなく、平滑で安定しており、
色柄プリントも鮮明であった。さらにこの加工した本発
明の不織布を車輛内装材として用いたが、従来表皮材の
下に用いるウレタンフオーム等のクッション材を用いな
くても、嵩高い裏面の効果でソフト感に優れ、また表面
毛羽立ちもなく、寸法安定性にも優れたものであった。
実施例3 実施例/と同様にしてナイロン乙を紡糸して得た単糸/
、5デニールの目付701〜のウェブを、実施例/と同
様の凹凸ロールと平滑ロールの間を通し770℃で線圧
/ J’ K@/csで熱圧着し、A層材料とした。次
いで、ナイロンご繊維(3デニール、長さ102■)を
用いた目付/θθf/lr/のカードウェブをB層材料
としてA層材料に積層した。
これを実施例/と同様にニードルパンチングし、続いて
凹凸ロールと平滑ロールの間を通した。凹凸ロールの温
度は/9r℃、平滑ロール//!℃、線圧、jiに設定
し、A層にのみ凹凸模様を有した本発明の不織布を製造
した。
得られた本発明不織布はA層が平滑であり、また耐摩耗
性に優れ、B層は短繊維をニードルパンチングした時に
持つソフトな風合と嵩高性の優れたものであり、このA
層表面はアクリル系樹脂またはウレタン系樹脂をコーテ
ィングするのに適し、ソフト性、ボリューム感、折れ曲
り特性等優れた特性を有する合成皮革ペース材をして有
用なものであった。
次に本発明不織布の物性を示す。
引裂強力はペンシュラム法で測定した。
以上のように物性上も強力的に優れ、伸度も小さくなっ
ており、タテ、ヨコ、安定性の優れた不織布であること
は明らかである。
特許出願人  旭化成工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  人、Bの2層からなる不織布で、A層は繊維
    同士が接着及び/又は融着により相互に結合されており
    、その表面は熱圧着による微小な凹部が一面に散在し、
    B層は繊維同士が三次元的に相互に交絡してマット状を
    呈しており、A層の繊維の一部はB層の繊維と交絡し、
    B層の繊維の一部はA層に入りこんで接着及び/又は融
    着によりA層の繊維と結合してなることを特徴とする不
    織布。
JP56141215A 1981-09-08 1981-09-08 不織布 Granted JPS5841958A (ja)

Priority Applications (1)

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JP56141215A JPS5841958A (ja) 1981-09-08 1981-09-08 不織布

Applications Claiming Priority (1)

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JP56141215A JPS5841958A (ja) 1981-09-08 1981-09-08 不織布

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5841958A true JPS5841958A (ja) 1983-03-11
JPH0144822B2 JPH0144822B2 (ja) 1989-09-29

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ID=15286811

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