JPH0814070B2 - 装飾用リボンおよびシ−ト材料 - Google Patents

装飾用リボンおよびシ−ト材料

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JPH0814070B2
JPH0814070B2 JP50149586A JP50149586A JPH0814070B2 JP H0814070 B2 JPH0814070 B2 JP H0814070B2 JP 50149586 A JP50149586 A JP 50149586A JP 50149586 A JP50149586 A JP 50149586A JP H0814070 B2 JPH0814070 B2 JP H0814070B2
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エル ネルソン,デビツド
エス トルスコラースキー,バーナード
イー ハンセン,ポール
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ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチユアリング コンパニ−
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は装飾用シート材料、その製法、およびそれか
ら作製されたリボンや感圧接着テープや積層品やエンボ
スド製品や成形品のような製品に関する。
背景技術の記載 今日広く使用されている装飾用リボンの主な3つのタ
イプは織ヤーンをベースにしたリボンと、不織ヤーンを
ベースにしたリボンと、発泡延伸ポリプロピレンをベー
スにしたリボンである。
織ヤーンをベースにしたリボンはヤーン様光沢、表面
組織、風合い、色質の点で一般に最も上等のリボンであ
る。かかるリボンは高品質であるけれども、製造コスト
もまた比較的高い。
発泡延伸ポリプロピレンをベースにしたリボンは一般
にかたく、織ヤーンベースリボンのヤーン様光沢ではな
くプラスチツク外観を有しているので、織ヤーンベース
リボンで得られる審美性を一般に与えない。これ等ポリ
プロピレンベースリボンに見られる利点は米国特許第3,
637,455号および第4,329,382号に記載されているよう
に、リボン集成体にするために、例えばソニック・シー
リングによつて、熱溶接され得ることである。ソニック
・シーリングまたはソニック接合とは、音波主として超
音波を使用するシーリングまたは接合のことである。熱
可塑性樹脂が超音波振動を受けると、表面の及び分子間
の摩擦の組合せが界面領域における温度上昇を生じさせ
る。この温度が樹脂を溶融するのに充分であると、融着
または分子結合が結果として起こり、そして均一な溶接
が生じる。熱硬化性樹脂では接着剤を利用しないと溶着
が困難な場合が多い。
米国特許第2,626,883号に記載されているように、不
織ヤーンベースリボンは織ヤーンベースリボンに見られ
るヤーン様光沢や表面組織や風合いや色質等に優れた審
美性を有しており、しかも、織ヤーンベースリボンより
もはるかに安く製造できる。米国特許第2,626,883号に
記載されているリボンは網状構造を成すように交差点で
自原的に相互接合したステープルビスコースレーヨンフ
アイバーと可塑化ステープルアセテートレーヨンフアイ
バーのテイツシユ様ウエブを有する。この可塑化アセテ
ートレーヨンフアイバーのウエブの片面には非可塑化連
続アセテートレーヨンフイラメントの整列ヤーンの単層
が自原的に接合されている。
この複合体はヤーンを表面的に被覆するサイズ剤を含
浸させられている。この不織ヤーンベースリボンは審美
性に優れ、製造経費が織ヤーンベースリボンよりも安い
が、この不織ヤーンベースリボンには欠点が在る。ステ
ープルアセテートレーヨンフアイバー上に使用されてい
る揮発性可塑剤は高価であり、しかもオーブン・フイル
ター・スクラバーのような高価な加工装置の使用を必要
とする。加えて、かかるリボンはリボン集成体にするた
めに熱接合することができず、接合領域に接着剤を適用
することによつて、即ち一般に熱接合より制御困難な方
法によつて接合されなければならない。
本発明は不織ヤーンベースリボン材料の優れた審美性
とポリプロピレンフイルムベースリボンのヒートシール
適性とを有する装飾用シート材料を提供する。
発明の概要 本発明は熱接合性重合体ステープルフアイバー少なく
とも約50重量%からなる熱接合不織テイツシユ様ベース
層を有する装飾用シート材料を提供する。ベース層は任
意に、約50重量%までの他の繊維状材料および/または
熱結合用樹脂充填剤を含有していてもよい。ベース層に
は、ベース層の片面を実質的に覆う多数の、実質的に平
行な、連続した、マルチフイラメントの、非セルロース
系熱可塑性ヤーンが熱でラミネートされている。このマ
ルチフイラメントヤーンの上には任意の保護サイジング
層が設けられていてもよい。このシート材料は所望の着
色を達成するために染色または印刷され得るし、また、
所望の表面効果を達成するために非セルロース系熱可塑
性ヤーン表面には金属仕上剤が例えば蒸着によつて適用
され得る。着色はまた、予め染色されたマルチフイラメ
ントヤーンを使用することによつても達成できる。この
装飾用シート材料のベース層側は繊維状基体にヒートシ
ール可能である。かかるヒートシール適性はシート材料
がリボン集成体を形成するように熱溶接されること及び
繊維状基体に直接ラミネートされることを可能にする。
この装飾用シート材料は熱発泡性でもあり、成形または
エンボスすることができる。
本発明はまた、かかる装着用シート材料を製造する方
法も提供する。熱接合性重合体繊維のテイツシユ様不織
ウエブを形成する。このベース層上に、ベース層の片方
の表面を実質的に覆うように緊密に平行に配列された多
数のマルチフライメント非セルロース系熱可塑性ヤーン
を並らべて、そのヤーン被覆ベース層を、接合を行うに
十分な温度および圧力の下で加熱することによつてベー
ス層に接合させる。
さらに、本発明はかかる装飾用シート材料から作製さ
れた製品を提供する。このシート材料はリボンに成るよ
うにスリツチングされることができる。このリボンは熱
溶接できるので特にリボン集成体に有効である。このシ
ート材料は感圧接着材料を提供するように感圧接着剤で
被覆され得る。このシート材料はマツチブツクカバーや
グリーテイングカードやボツクスのような装飾品を提供
するために繊維状基体例えばペーパーストツクに熱接合
できる。この装飾用シート製品は面白い装飾的な形状お
よび装飾品を形成するために成形できる。この装着用シ
ート製品はフイラメント表面を改質して織布外観をもた
らすようにエンボスされることができる。
図面の簡単な記載 第1図は本発明のシート材料の製造に使用できる装置
の概略図である。
第2図は本発明のシート材料の一部切り欠き概略斜視
図である。
第3図は本発明のリボン集成体の正面図である。
第4図は第3図のリボン集成体からつくられたチヨウ
結びの斜視図である。
第5図は本発明の感圧接着テープの斜視図である。
第6図は本発明の積層品の一部切り欠き概略図であ
る。
第7図は本発明の成形品の一部切り欠き概略図であ
る。
第8図は本発明のエンボスドシート材料の拡大上面図
である。
第9図は本発明の印刷済みシート材料の上面図であ
る。
発明の詳細な記載 本発明の装飾用シート材料は熱接合性重合体バインダ
ー繊維(以後「バインダー繊維」と称する)のテイツシ
ユ用ベース層を有する。このベース層には、実質的に平
行で、連続した、マルチフイラメントの、非セルロース
系の、熱可塑性ヤーン(以後「マルチフイラメントヤー
ン」と呼ぶ)の少なくとも単層が熱接着されている。
熱接合性バインダー繊維の機能はシート材料のための
自原的に相互接合された安定なベースを提供すること、
ベース層にマルチフイラメントヤーンを接着させるこ
と、およびヒートシール適性を有するシート材料を提供
することである。用語「ヒートシール適性」はシート材
料のベース層側が第二のシート材料やペーパーストツク
やカードボードやテイツシユペーパーのような様々な繊
維状基体へ、加熱ロールやヒートガンやソニツクシーラ
ーやレーザーやホツトホイール型シーラーや貼合わせ機
のようなヒートシーリング手段によつて融着できること
を意味する。バインダー繊維は熱や音波やレーザーエネ
ルギー源によつて付与されてもよいような熱エネルギー
を受けたときに接合可能即ち溶融可能または融着可能で
ある少なくとも外側領域を有している。
バインダー繊維の少なくとも外側領域が溶融する温度
は好ましくは約225〜400゜F(110℃〜200℃)の範囲に
あり、より好ましくは225〜250゜F(110℃〜125℃)で
ある。バインダー繊維は少なくとも外側領域が熱接合性
であることを条件にポリエステルやポリアミドやポリオ
レフインやそれ等の組み合わせのようなあらゆる重合体
繊維形成性材料から成ることができる。好ましいバイン
ダー繊維は所望の温度で接合を成すように溶融する外被
とその外被の溶融温度よりも少なくとも50゜F(30℃)
高い温度で溶融するコアとを有するコア−外被タイプの
ものである。この高い溶融コアはベース層に対して、従
つて最終シート材料に対して、強度を付与する。ベース
層に有効なバインダー繊維としては連続フイラメントも
ステープルフアイバーも挙げられる。ベース層中のバイ
ンダー繊維と共に繊維状材料が使用される場合には、バ
インダー繊維はブレンドを容易にするためにステープル
フアイバーであるべきである。ベース層がバインダー繊
維100重量%を含有する場合には、バインダー繊維は連
続フイラメントであつてもよい。ベース層として使用す
るには、連続フイラメント繊維は紡糸口金からウエブ状
に形成されることが好ましい。紡糸口金から直接に不織
ウエブを形成することは周知である。ステープル長のバ
インダー繊維は好ましくは1/4〜6インチ(0.6〜15c
m)、より好ましくは1〜3インチ(2.5〜7.5cm)の長
さを有する。長すぎる繊維は加工、例えば、他の繊維が
存在する場合の十分に均質なブレンドの生成が困難であ
ろう。
バインダー繊維は好ましくは0.5〜10デニール、より
好ましくは1〜6デニールの範囲のデニールを有する。
もつと細いデニール繊維は一般にシート材料に対してよ
り大きな柔軟性を付与する。勿論、バインダー繊維は所
望の性質を兼備させるために異なる長さおよび/または
デニールの組み合わせから成つてもよい。
バインダー繊維はベース層内の十分な接合とベース層
のマルチフイラメントヤーンへの付着性を付与するため
にベース層に少なくとも50重量%の量で存在すべきであ
る。好ましくは、ベース層は、望ましい高強度とシート
材料内の一体性を達成するためにベース層内の最適接合
とマルチフイラメントヤーンに対する付着性のために10
0重量%バインダー繊維から成る。
ベース層は任意に、繊維状の非熱結合用の材料(以
後、「繊維状材料」と呼ぶ)を含有していてもよい。か
かる繊維状材料は、例えば、ポリエステルやナイロンや
ポリプロピレンやアセテートやレーヨンやアクリルのよ
うな重合体ステープルフアイバー、および、コツトンや
木材パルプのような天然繊維などである。ベース層への
繊維状材料の添加は一般にシート材料の軟度および柔軟
性を増大させる。ベース層は繊維状材料を50重量%まで
含有していてもよい。しかしながら、繊維状材料の量が
増すと、ベース層の、従つてシート材料の強度は減少す
る。
繊維状材料がベース層中に、特に大量に(例えば30〜
50重量%)存在する場合には、ベース層の一体性を増大
させるために熱結合用樹脂をベース層に添加することが
できる。かかる熱結合用樹脂の例はアクリル樹脂、ビニ
ルアクリル樹脂、スチレンアクリル樹脂、エチレン酢酸
ビニル樹脂、ポリビニルアセテート樹脂等である。熱結
合用樹脂はベース層中のバインダー樹脂および繊維状材
料の重量に対して0〜20重量%またはそれ以上の量で使
用できる。
熱と圧力の作用を通してバインダー繊維によつてベー
ス層へ熱接着される連続マルチフイラメント熱可塑性ヤ
ーンはサテン様の高光沢表面を付与する。マルチフイラ
メントヤーンはバインダー繊維の熱接合性部分の溶融温
度よりも少なくとも30゜高い溶融温度を有するかぎり、
ポリエステルやポリアミドやポリプロピレンのようなあ
らゆる非セルロース系熱可塑性繊維形成性材料から成る
ことができる。マルチフイラメントヤーンは実質的に平
行であり、シート表面の長さに沿つて配列され、そして
ベース層の一方の側を実質的に覆う。マルチフイラメン
トヤーンはかかる表面特性が要求される場合に最大光沢
を得るために好ましくは、けん縮されておらず且つ撚ら
れていない。マルチフイラメントヤーンは好ましくは約
1〜約10の範囲の、より好ましくは3〜5の範囲の、デ
ニール/フイラメントを有する。デニール/フイラメン
トが細くなると、表面はよりサテン風になる。マルチフ
イラメントヤーンのトータルデニールは50〜2500の範囲
にわたることができる。ここに使用されている用語「マ
ルチフイラメントヤーン」はベース層を覆うように拡げ
ることができるフイラメントトウを包含する。
ベース層とマルチフイラメントヤーンとの相対量は具
体的な最終用途に要求される特性に依存する。一般に、
ベース層はシート材料が成形または貼合わせに使用され
るべき場合には約10〜25ポンド/連(17〜42g/m2)の範
囲の重量を有し、シート材料が装飾用感圧接着テープに
使用されるべき場合には約15〜25ポンド/連(25〜42g/
m2)の範囲の重量を有し、シート材料が装飾用リボンに
使用されるべき場合には約14〜18ポンド/連(23〜30g/
m2)の範囲の重量を有する。一般に、マルチフイラメン
トヤーンは18〜50ポンド/連(30〜84g/m2)の量で提供
される。マルチフイラメントヤーンの量はまたヤーンの
デニールにも依存する。成形や貼合わせのためのように
柔軟性がそれほど要求されない場合には、もつと高いデ
ニール/フイラメントのヤーンを使用することができ、
その結果、単位面積当たりのフイラメントヤーン重量は
もつと大きくなる。装飾用リボンにおけるように、柔軟
性をもつと要求される場合には、もつと低いデニール/
フイラメントヤーン、例えば、4以下のデニール/フイ
ラメントを使用することができ、その結果、単位面積当
たりのフイラメントヤーン重量はもつと小さくなる。
シート材料は任意に、カツチングやスリツチングや成
形のような追加の加工工程中または使用中のマルチフイ
ラメントヤーン表面の毛羽立ちを防止するために積層シ
ート材料に適用されたサイズ剤の保護被覆を有すること
ができる。適するサイズ剤はアクリル樹脂、ビニル樹
脂、ビニルアクリル樹脂、スチレンアクリル樹脂、エチ
レン酢酸ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂等である。サ
イズ剤は一般に、シート材料に浸透したり又はフイラメ
ントを互いに接着させるように作用したりすることが実
質的にない表面被覆としてシート材料に適用される。一
般に、サイズ剤の量は材料の重量に対して約1〜5重量
%の範囲にある。
シート材料はまた、装飾用最終用途向きに所望の着色
を付与するために染色または印刷されてもよい。選択さ
れる染料は好ましくはバインダー繊維およびマルチフイ
ラメントヤーンを染色し、更に、存在する場合には繊維
状材料や熱接合性樹脂やサイズ剤に色を付与するもので
ある。金属表面は、例えば、マルチフイラメントヤーン
表面上へのアルミニウムまたは銅の蒸着によつて設ける
ことができる。着色はまた予め染色された又はドープ染
色されたマルチフイラメントヤーンを使用することによ
つて与えられてもよい。
第1図には、本発明のシート材料の製造に適する装置
が示されている。バインダー繊維のベース層30は、フア
イバー形成用紡糸口金からのフイラメントの直接堆積の
ような形成装置32によつて、又はカーデイング機、ガー
ネツト・マシンまたは「ランド・ウエツバー」(カルレ
ーター社製)を使用してステープルフアイバーから、作
製される。
縦糸36のマルチフイラメントヤーン34はコンデンシン
グ・コーム38を通して供給され、そして加熱ニツプロー
ル42および44でベース層30と接触させられてベース層に
おける自原的接合およびベース層30へのマルチフイラメ
ントヤーン34の熱接合がなされる。ニツプロール42およ
び44の温度はシート材料の成分間の熱接合を行うのに十
分であるべきである。温度はマルチフイラメントヤーン
が溶融する温度未満であるべきである。バインダー繊維
が外被・コアタイプのものである場合には、温度は繊維
コアを溶融するほど高くなるべきではない。ニツプロー
ル44は好ましくは、そこへベース層30が付着するのを防
止するためにテフロン フイルムのような剥離表面が設
けられている。ニツプロールによつて及ぼされる圧力
は、フイラメントヤーンによつて与えられるサテン様外
観を喪失するほどフイラメントを層中に強制することな
く、フイラメントヤーンとベース層との緊密な接触を生
じさせるのに十分であるべきである。
それから、この積層シート材料46は任意に、サイズ剤
およびまたは染料溶液を含有する浴48に通され、それか
ら乾燥用オーブン52で乾燥されることができる。シート
材料はしわ防止スラツト54の上およびシート材料を平滑
にする加熱アイロンドラム56および58の上を通される。
それから、完成した平滑なシート材料70はロール60に巻
き取ることができる。第2図に示されているように、こ
の完成シート材料70はベース層30に積層されたマルチフ
イラメントヤーン34を有する。
シート材料は多段方式で並びに上記の連続方式によつ
て製造できる。多段方式においては、ウエブは繊維形成
用紡糸口金からのフイラメントの直接堆積によつて又は
ステープルフアイバーからウエブを形成するためのカー
デイング機、ガーネツト・マシンまたは「ランド−ウエ
ツバー」を使用することによつて製造できる。このウエ
ブはロール上に直接取り上げられてもよいし、又はベー
ス層を形成するために取り上げられる前に加熱ニツプロ
ールにウエブを通すことによつて自原的に接合されても
よい。ウエブまたはベース層は巻き取られずに、ビーム
から供給されるマルチフイラメントヤーンと接触させら
れ、それから第1図に示されているようにヤーンをベー
ス層に積層させるためにニツプロール42および44に通す
ことができる。積層シート材料はロール上に取り上げら
れることもできるし、また、第1図に示されているよう
に、サイズ剤および染料を製造ライン中に適用された後
乾燥およびアイロン掛けされることもできる。シート材
料が積層後直ちにロールに取り上げられる場合には、勿
論シート材料は後で染色およびアイロン掛けされること
ができる。予め着色されたマルチフイラメントヤーンが
使用される場合には、ベース層はそこにマルチフイラメ
ントヤーンが接合される前に任意に染色できる。
ベース層中に任意の繊維状材料が使用される場合に
は、それ等は一般にウエブ形成工程前または工程中にバ
インダー繊維とブレンドされる。任意の熱結合用樹脂が
ベース層ウエブに任意に適用される場合には、それは一
般にウエブ形成工程後にスプレー、キスロール塗布、ま
たは両者によつて適用され、その後乾燥工程が行われ
る。
シート材料はリボンになるようにスリツチングされる
ことができ、そのリボンはリボンのロールとして包装さ
れてもよいし、又は第3図に示されているようなリボン
集成体100例えば3Mボウマジツクtmブランドボウや米国
特許第4,329,382号(参考までに本明細書に組入れられ
る)に開示されているリボン集成体を作製するために使
用されてもよい。シート材料は特にリボンおよびリボン
集成体に適している。マルチフイラメントヤーンは光沢
に富む表面をもたらし、他方、ベース層はカタ結びやチ
ヨウ結びが解けないように十分な表面組織を有する面を
もたらすので、このシート材料は特にリボンおよびリボ
ン集成体に適する。一般に、リホン集成体はリボン幅に
スリツチングされた4層のシート材料、外側の部材102
および104と、内側の部材106および108から形成され、
各部材は実質的に同じ長さである。美的理由から一般に
2枚の内側部材を使用することが好ましいが、一枚の内
側部材を使用してもよい。内側部材106および108は外側
部材102および104よりも狭く、外側部材102および104の
縁から離して配置される。外側部材102および104は通
常、実質的に同じ長さである。内側部材106と108のシー
ト材料のベース層は面対面接触している。外側部材102
および104のシート材料のベース層は内側部材106および
108のアセテートフイラメント表面と接触している。外
側部材102はアタツチメント110の点で外側部材104と間
欠的に接合している。リボン集成体の4つの部材はエン
ドシール112によつてそれぞれの末端近くでまとめて接
合されている。シート材料は、アタツチメント110の点
およびエンドシール112がソニツク溶接などによつてヒ
ートシールできるので、特にリボン集成体に有効であ
る。アタツチメント110の点がシート材料と熱源との直
接接触によつて形成され、ベース層が面対面接触してい
る場合には、熱源はマルチフイラメントヤーン表面と直
接接触させられる。こうすると熱源のシート材料への付
着は最小になる。
リボン集成体100は第4図に示されているように装飾
用ボウ120を作製するのに有効である。装飾用ボウ120は
リボン集成体100を使用して、外側部材102および104が
内側部材106および108と共にボウ120を作製するよう
に、外側部材102および104の末端を、エンドシール112
とは反対側の末端からエンドシール112の方向へ、内側
部材106および108の上を滑らせることによつて、作製さ
れる。ボウ120の形状はリボン集成体におけるアタツチ
メント110の点に間隔を置くことによつて決定される。
第5図に示されているように装飾用感圧接着テープ13
0はシート材料から作製できる。かかるテープはシート
材料のベース層134側表面に通常の感圧接着材132を適用
することによつて作製することができ、シート材料のマ
ルチフイラメントヤーン136は適用された接着剤を有す
る表面と反対の表面上に在る。適する接着剤はバインダ
ー繊維および樹脂の軟化温度未満の温度で適用・乾燥さ
れ得るものである。適する接着剤の例はトランスフアー
接着剤およびホツトメルト接着剤である。
シート材料はまた第6図に示されているようなマツチ
ブツクカバーやカードストツクのような積層装飾品140
を作製するように繊維状基体にラミネートすることもで
きる。シート材料のベース層144は繊維状基体142と接触
させられ、そしてその複合体はシート材料と基体との間
の接合を行うに十分な圧力例えば50〜150psi(3.5〜10.
5kg/cm2)の下で、十分な温度で、一般にはマルチフイ
ラメントヤーンをベース層にラミネートするのに使用さ
れたとほぼ同じ温度で、加熱される。圧力および温度は
マルチフイラメントヤーン表面146に損傷を生じさせる
ほど高くならないようにすべきである。
シート材料は、バインダー繊維および熱結合用樹脂に
よつて提供されたシート材料の熱成形適性によつて、第
7図に示されているように、装飾用造形品150に成るよ
うに成形されることができる。シート材料は約1〜2気
圧の範囲の圧力で、そしてシート材料のベース層152を
軟化させるのに十分な温度、一般にマルチフイラメント
ヤーン154をベース層152にラミネートするのに使用され
るのとほぼ同じ温度で成形できる。
シート材料はまた、さまざまな表面パターンおよび効
果を与えるために、熱と圧力の下でエンボスされること
ができる。シート材料はシート材料のマルチフイラメン
トヤーン側の表面外観を変更するために熱および圧力の
下でエンボスされることができる。例えば、エンボスパ
ターンの適切な選択によつて、マルチフイラメントヤー
ン表面は織布または編布の外観を有することができる。
第8図は、表面に加熱ウインドー・スクリーニング材料
をプレスしてフイラメント表面164上に刻印されたエン
ボスド領域162を生じさせることによつて製造されたシ
ート材料のエンボスド表面を大幅に拡大して示す。エン
ボスド領域においては、フイラメントはベース層中へプ
レスされて目に見えにくくなるが、他方、非エンボスド
領域においてはフイラメントヤーン特性がシート材料の
表面上に残つている。かかるエンボスドシート材料は織
布の外観を有する。表面を変質させるにはエンボスプレ
スやエンボスロールのような公知のエンボス法を使用で
きる。シート材料はエンボス中にシート材料のベース層
を軟化させるに十分な温度に加熱されるべきである。
シート材料は装飾表面を更に向上させるために印刷さ
れることができる。第9図に示されているように、スリ
ツトリボン170には祝い事や四季のメツセージ170を印刷
することができる。シート材料の幅広製品には、壁装材
のような製品を提供するように、印刷することができ
る。印刷済みマルチフイラメントヤーン表面には、洗濯
適性を付与するため及び汚れや水のような環境源による
損傷からの保護を与えるために、ビニル樹脂のような保
護被覆を適用することができる。
実施例1 シート材料は上記の多段方式を使用して製造された。
ガーネツト・マシンを使用してウエブを製造し、そのウ
エブは100重量%ポリエステルバインダー繊維〔4デニ
ール、1 1/4インチ(32mm)長さ、「メルテイ」ブラン
ド、ユニチカ製〕を含有していた。このウエブ重量は17
ポンド/連(29g/m2)であつた。
ポリエステルヤーン(320デニール/90フイラメント/0
撚り数、タイプ・ブライト、100%低収縮、セラニーズ
社から入手できる)は縦糸ビームから42エンド/インチ
のコームを通して供給された。このヤーンは貼合わせ用
ドラムに於いてウエブと接触させられ、そしてバインダ
ー繊維は自原的に接合され、そしてこのポリエステルヤ
ーンは、貼合わせ用ドラム温度380゜F(193℃)、接触
時間1秒、プレスロールによつて及ぼされる幅1インチ
当り40ポンド(1cm当り7kg)の圧力を用いてウエブにラ
ミネートされた。
それから、この積層シート材料は下記のものを含有す
るサイズ剤/染料浴に通された: 1%ロプレツクスP−376 アクリレート樹脂(ローム
・アンド・ハース社から入手できる) 1%ポリエステルブルーNRBSペースト(イーストマン・
ケミカル・プロダクツ社から入手できる) 98%水 染料および樹脂サイズ剤による固形分含浸量は積層シ
ート材料の重量に対して約1ポンド/連(1.7g/m2)で
あつた。得られたシート材料は250゜F(120℃)で30秒
間乾燥された。
乾燥シート材料はシワ防止スラツトの上を、それから
200゜F(93℃)の温度に加熱された第一のアイロンドラ
ムスチールと200゜F(93℃)の温度に加熱された第二の
アイロンドラムスチームの上を通された。
得られたシート材料はマルチフイラメントヤーン面側
のブルーに富む色を有する光沢のあるサテン様外観とベ
ース層側のブルーマツト表面を有していた。
シート材料はASTM試験法D−828を使用して破壊強さ
について試験された。シート材料はマシン方向において
幅1インチ当たり164.2ポンド(幅1cm当たり29.2kg)お
よびクロスマシン方向において幅1インチ当たり4.7ポ
ンド(幅1cm当たり0.8kg)の破壊強さを有していた。
シート材料を11インチ幅にスリツチングし、そしてAS
TM試験方法D−828によつて結節結束強さについて試験
した。シート材料は巾1インチ当り103ポンド(1cm当り
18.3kg)の結節結束強さを有していた。
シート材料をリボン幅1″および1/2″にスリツチン
グし、そして第3図に示されているタイプのボウ集成体
は、1/8″(0.32cm)ピンシールを与えるようにアンビ
ル上の3ミル(0.076mm)の銀ブースター間隙設定に於
いてブランソン・インテグレーテツド超音波溶接システ
ムを使用してアタツチメントの点をソニツク溶接するこ
とによつて、作製された。ピンシールの強さは、溶接部
の各側即ち溶接部から1インチの処でリボン集成体を分
かち、リボン集成体の内側層を除去し、アセテートフイ
ラメント表面それ自体が接触するように各外側層を折り
畳むことによつて試験された。外側層部分はシール部
で、5インチ/分の速度で、引き離される。ソニツク溶
接は20.9オンス(593g)の平均強さを有していた。
実施例2 シート材料は実施例1のように製造され、そして幅1/
2インチ(1.25cm)にスリツチングされた。ベース層表
面に接着剤トランスフアーテープ(No.924、幅1/2イン
チ(1.25cm)、3M社から入手できる)を接着剤トランス
フアー銃アプリケーター(No.ATG752、3M社から入手で
きる)で適用することによつて感圧接着剤テープが作製
された。接着剤はシート材料によく接着して優れた装飾
用感圧装着テープをもたらした。
実施例3 シート材料は実施例1のように製造された。シート材
料の幅4インチ(10cm)×4インチ(10cm)長さの片は
8ポイント・クレー被覆曲げチツプボードの同様のサイ
ズの片上に、シート材料のベース層表面がカードストッ
クと接触するように、置かれた。シート材料はプレスを
使用して温度225゜F(107℃)、圧力90ポンド/平方イ
ンチ(6.3kg/cm2)、接触時間2秒でカードストツクに
積層された。積層された装飾材料はマツチブツクカバー
やグリーテイングカードに適する。
実施例4 シート材料は実施例1のように製造され、そしてボト
ムアルミニウム雄型とトツプウレタン雌型との間の真空
成形器の中に入れられた。真空に引くことを可能にする
ように型の上にゴムブランケツトを置いた。シート材料
は約1気圧の真空で、250゜F(120℃)で、10秒間成形
された。第8図に示されているように成形品は装飾メダ
リオンとしての用途に適していた。
実施例5 シート材料は実施例1のように製造された。シート材
料の4インチ(10cm)幅×4インチ(10cm)長さの片を
プレス上に置いた。シート材料の両側にウインドースク
リーンのシートを置いた。このスクリーン/シート材料
/スクリーンのサンドイツチを温度250゜F(120℃)、
圧力90ポンド/平方インチ(6.3kg/cm2)で、2秒間プ
レスしてシート材料の表面にスクリーンパターンをエン
ボスした。シート材料をプレスから取り出した。このエ
ンボスドシート材料は織布の外観を有していた。
実施例6 シート材料は実施例1のように多段方式を用いて製造
された。ウエブはガーネツト・マシンを使用して製造さ
れ、ポリエステルバインダー繊維〔4デニール、1 1/4
インチ(32mm)長さ、「メルテイ」ブランド、ユニチカ
株式会社から入手できる〕75重量%とビスコースレーヨ
ン〔1.5デニール、1 1/16インチ(40mm)長さ、タイプ
・ブライト、アメリカン・エンカから入手できる〕25重
量%を含有している。ウエブ重量は15ポンド/連(25g/
m2)であつた。
ウエブは熱接合性樹脂(「ロプレツクス」P−376ロ
ーム・アンド・ハース社から入手できる)を含有する水
溶液で被覆し、そして250゜F(120℃)で46秒間乾燥し
てベース層を作製した。このベース層はステープルフア
イバーウエブの重量に対して10重量%の樹脂を含有して
いた。ポリエステルマルチフイラメントヤーンは実施例
1のようにベース層に積層された。
こうして製造されたシート材料はASTM試験法D−828
を使用して破壊強さと結節結束強さについて試験され
た。破壊強さはマシン方向において139.0ポンド/イン
チ(24.7kg/cm)幅およびクロスマシン方向において4.2
ポンド/インチ(0.75kg/cm)幅であつた。結節結束強
さは102.2ポンド/インチ(18.2kg/cm)幅であつた。
当業者には本発明の範囲を逸脱することなく本発明の
さまざまな変更および変形が明らかになろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D04D 7/04 (72)発明者 ハンセン,ポール イー アメリカ合衆国 55133 ミネソタ州,セ ント ポ−ル,ピ−.オ−.ボツクス 33427 (56)参考文献 特開 昭46−2991(JP,A) 特開 昭54−138674(JP,A) 実開 昭56−170218(JP,U) 実開 昭58−184522(JP,U) 実開 昭48−70895(JP,U) 米国特許4476168(US,A)

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)少なくとも50重量%の、1/4〜6イ
    ンチの範囲の長さを有するステープルファイバーである
    重合体繊維であって、その少なくとも外側領域が熱接合
    性である該繊維、および任意的に約50重量%までの他の
    繊維状材料を有する、熱接合不織ティッシュ様ベース層
    と、 (b)該ベース層の第一面側を実質的に覆い且つ該ベー
    ス層に熱的にラミネートされた多数の実質的に平行な連
    続非セルロース系マルチフィラメントヤーンの少なくと
    も単層と を有しており、該ベース層の少なくとも一方の面側が繊
    維状基体にソニック接合可能である、装飾用シート材
    料。
  2. 【請求項2】さらに、熱結合用樹脂を、ベース層繊維の
    重量に対して0〜20重量%含有している、請求の範囲第
    1項の装飾用シート材料。
  3. 【請求項3】フィラメントヤーンの該単層の上にさらに
    保護サイジング層を有する、請求の範囲第1項の装飾用
    シート材料。
  4. 【請求項4】該サイジングが、該シート材料の重量を基
    準にして、約1〜約15重量%の範囲の量で存在する、請
    求の範囲第3項の装飾用シート材料。
  5. 【請求項5】該熱接合性繊維が約0.5〜10デニールの範
    囲にある、請求の範囲第1項の装飾用シート材料。
  6. 【請求項6】該熱接合性繊維がコア−外被タイプ繊維で
    あり、該外被が約110℃〜200℃の範囲の融点を有する、
    請求の範囲第1項の装飾用シート材料。
  7. 【請求項7】該繊維がポリエステルである、請求の範囲
    第6項の装飾用シート材料。
  8. 【請求項8】該繊維がポリオレフィンである、請求の範
    囲第6項の装飾用シート材料。
  9. 【請求項9】該繊維状材料が長さ約1/4〜6インチの範
    囲にある、請求の範囲第1項の装飾用シート材料。
  10. 【請求項10】該繊維状材料が約0.5〜10デニールの範
    囲にある、請求の範囲第1項の装飾用シート材料。
  11. 【請求項11】該熱結合用樹脂がアクリル、ビニルアク
    リル、スチレンアクリル、エチレン酢酸ビニル、および
    ポリ酢酸ビニル樹脂から選択される、請求の範囲第2項
    の装飾用シート材料。
  12. 【請求項12】該サイジング層が、アクリル樹脂、ビニ
    ル樹脂、ビニルアクリル樹脂、スチレンアクリル樹脂、
    エチレン酢酸ビニル樹脂、およびポリ酢酸ビニル樹脂か
    らなる群から選択された材料である、請求の範囲第3項
    の装飾用シート材料。
  13. 【請求項13】該マルチフィラメントヤーンが約50〜25
    00トータルデニールの範囲である、請求の範囲第1項の
    装飾用シート材料。
  14. 【請求項14】該ヤーンの各フィラメントが範囲約1〜
    10のデニールを有する、請求の範囲第13項の装飾用シー
    ト材料。
  15. 【請求項15】該不織ベース層が10〜20ポンド/連の範
    囲の重量を有する、請求の範囲第1項の装飾用シート材
    料。
  16. 【請求項16】該連続フィラメントヤーンが18〜50ポン
    ド/連の範囲の重量を有する、請求の範囲第1項の装飾
    用シート材料。
  17. 【請求項17】該装飾用シート材料の上にエンボスされ
    たパターンを有している、請求の範囲第1項の装飾用シ
    ート材料。
  18. 【請求項18】該装飾用シート材料の上に印刷されてい
    る、請求の範囲第1項の装飾用シート材料。
  19. 【請求項19】(a)少なくとも50重量%の、1/4〜6
    インチの範囲の長さを有するステープルファイバーであ
    る重合体繊維であって、その少なくとも外側領域が熱接
    合性である該繊維、および任意的に約50重量%までの他
    の繊維状材料を有する、熱接合不織ティッシュ様ベース
    層と、 (b)該ベース層の第一面側を実質的に覆い且つ該ベー
    ス層に熱的にラミネートされた多数の実質的に平行な連
    続非セルロース系マルチフィラメントヤーンの少なくと
    も単層と を有しており、該ベース層の少なくとも一方の面側が繊
    維状基体にソニック接合可能である、装飾用シート材
    料;および 該シート材料の該フィラメントヤーンを有する面とは反
    対側の面上の感圧接着剤; を含んでいる、装飾用感圧接着テープ。
  20. 【請求項20】(a)少なくとも50重量%の、1/4〜6
    インチの範囲の長さを有するステープルファイバーであ
    る重合体繊維であって、その少なくとも外側領域が熱接
    合性である該繊維、および任意的に約50重量%までの他
    の繊維状材料を有する、熱接合不織ティッシュ様ベース
    層と、 (b)該ベース層の第一面側を実質的に覆い且つ該ベー
    ス層に熱的にラミネートされた多数の実質的に平行な連
    続非セルロース系マルチフィラメントヤーンの少なくと
    も単層と を有しており、該ベース層の少なくとも一方の面側が繊
    維状基体にソニック接合可能である、リボン幅の装飾用
    シート材料からなる、第一および第二の外側部材であっ
    て、ほぼ同じ長さを有し、該ベース層を対面させて、互
    いの間を離して、長さ方向に配置されている、該外側部
    材; 該外側部材の長さ方向周辺に沿って間隔を置いて熱シー
    ルされたアタッチメント点; 該外側部材の長さ方向に延び、そして該外側部材と該ア
    タッチメント点とによって構成されるスペース内に位置
    する少なくとも一つの内側部材;および 該内側部材および外側部材の一方の末端近くで、該部材
    をまとめてシールしている、熱シールされたエンドシー
    ル; を含んでおり、該内側部材の該エンドシールとは反対側
    の末端を押さえて該外側部材を該内側部材に沿ってエン
    ドシール方向へ滑らせて装飾ボウをつくることができ
    る、リボン集成体。
  21. 【請求項21】該外側部材の長さ方向周辺に沿って間隔
    を置いて熱シールされたアタッチメント点が、ソニック
    接合によってシールされたものである、請求の範囲第20
    項のリボン集成体。
  22. 【請求項22】該熱シールされたエンドシールが、ソニ
    ック接合によってシールされたものである、請求の範囲
    第20項のリボン集成体。
  23. 【請求項23】繊維状基体;および、該基体の少なくと
    も一部分の上の、 (a)少なくとも50重量%の、1/4〜6インチの範囲の
    長さを有するステープルファイバーである重合体繊維で
    あって、その少なくとも外側領域が熱接合性である該繊
    維、および任意的に約50重量%までの他の繊維状材料を
    有する、熱接合不織ティッシュ様ベース層と、 (b)該ベース層の第一面側を実質的に覆い且つ該ベー
    ス層に熱的にラミネートされた多数の実質的に平行な連
    続非セルロース系マルチフィラメントヤーンの少なくと
    も単層と を有しており、該ベース層の少なくとも一方の面側が繊
    維状基体にソニック接合可能である、装飾用シート材料
    の層; を含んでおり、該シート材料が該基体に直接熱接合され
    ている、積層品。
  24. 【請求項24】a)少なくとも50重量%の、1/4〜6イ
    ンチの範囲の長さを有するステープルファイバーである
    重合体繊維であって、その少なくとも外側領域が熱接合
    性である該繊維、および任意的に約50重量%までの他の
    繊維状材料から、ティッシュ様不織ウェブを形成し、 b)該ウェブ上に、該ウェブの一方の表面を実質的に覆
    うように、多数の平行な連続マルチフィラメント非セル
    ロース系熱可塑性ヤーンを置き、 c)該ヤーンで覆われたウェブを、該ヤーンを該ウェブ
    に接合させるのに十分な温度および圧力で加熱し、 d)該ヤーンで覆われたウェブを、サイジング溶液含有
    浴の中に通し、そして e)該サイジングされたウェブを乾燥する、 ことを含む、装飾用シート材料の製造方法。
  25. 【請求項25】さらに、該ヤーンで覆われたウェブを、
    該ウェブがサイジング溶液含有浴を通るときに、染色す
    ることを含む、請求の範囲第24項の方法。
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