JP5025884B2 - コンクリート亀裂補修用硬化性組成物 - Google Patents
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(1)二塩基酸と二価アルコールとをあるモル比で縮重合させたポリエステルに対し、該ポリエステル中の酸残基数に対するアミン残基が一定比となる量の多価アミンを反応させてなるエポキシ樹脂系水中塗料用硬化剤(特許文献1(特開昭54−124028号公報)参照)、
(2)分子内に少なくとも1個のエポキシ基を含有するエポキシ化合物、および常温硬化性硬化剤を展色剤とする樹脂組成物において、特定構造を有するアミド化合物を添加してなる水中塗装型エポキシ樹脂組成物(特許文献2(特開平2−29479号公報)参照)、
(3)(a)水中で硬化しうる熱硬化性樹脂およびその硬化剤からなる展色材、および(b)特定構造を有するポリカルボン酸またはその塩を含有する水中塗装性水中硬化性樹脂組成物(特許文献3(特開平2−251577号公報)参照)、
(4)水中硬化性熱可塑性樹脂を主成分とする樹脂組成物において、特定構造を有する界面活性剤を含有する樹脂組成物(特許文献4(特開平2−298563号公報)参照)、(5)エポキシ樹脂、およびその硬化剤を主たる展色剤とする樹脂組成物において、特定構造を有するリン原子含有エポキシ化合物を含有する水中塗装型エポキシ樹脂組成物(特
許文献5(特開平3−199229号公報)参照)など。
(6)1分子あたり平均して1.7個以上のエポキシ基を有し、かつエポキシ当量(重量)が約70〜1000であるエポキシ樹脂と、水中硬化性エポキシ樹脂硬化剤と、シランカップリング剤とを含有してなる水中硬化性エポキシ樹脂組成物(特許文献6(特開昭62−270668号公報))が提案されている。
(7)コンクリート構造物の補修箇所を水密に型枠で囲繞し、型枠内を排水減圧し、ついで、型枠内に流動性の良い樹脂を注入した直後、同型枠内にモルタルを圧入して同型枠内の前記樹脂と置換する補修方法に用いられる該流動性の良い樹脂(特許文献7(特開昭55−140680号公報))、
(8)コンクリート製基礎杭柱体上面からの亀裂補修方法において、プランジャーポンプによって圧入される低粘度水中硬化型エポキシ樹脂(特許文献8(特開平9−3951号公報))、
(9)コンクリート製柱体に発生した亀裂面の亀裂補修方法において、プランジャーポンプによって圧入される低粘度水中硬化型エポキシ樹脂(特許文献9(特開平9−4238号公報))など。
(A)粘度が800〜30000mPa・s/25℃の液状エポキシ樹脂、
(B)アミン系硬化剤、
(C)シランカップリング剤、
(D)比重2〜3の顔料、および
(E)(e-1)粘度が10〜5000mPa・s/25℃のエポキシ基含有反応性希釈剤および/または(e-2)液状炭化水素樹脂
を含有してなるコンクリート亀裂補修用硬化性組成物であって、
前記顔料(D)が、前記組成物100容量%中に、10〜40容量%の量で含有されていることを特徴とする。
(B)のアミノ基の活性水素当量(b)(g/equiv)との当量比(b/a)が、1.0以下
、好ましくは0.8以下となるように該(A)成分と該(B)成分とを含有していることが好ましい。
本発明に係るコンクリート基材の補修方法は、前記のコンクリート亀裂補修用硬化性組成物を、コンクリート基材の亀裂部分に注入することを特徴とする。
修用途に好適に使用することができる。
本発明に係るコンクリート亀裂補修用硬化性組成物は、(A)粘度が800〜30000mPa・s/25℃の液状エポキシ樹脂、(B)アミン系硬化剤、(C)シランカップリング剤、(D)比重2〜3の顔料、および(E)(e-1)粘度が10〜5000mPa・s/25℃のエポキシ基含有反応性希釈剤および/または(e-2)液状炭化水素樹脂、を含有して
なり、
前記顔料(D)が、前記組成物100容量%中に、10〜40容量%の量で含有されている。
量(b)(g/equiv)との当量比(b/a)が、1.0以下、好ましくは0.8以下、さら
に好ましくは0.5〜0.8、特に好ましくは0.6〜0.8となるように該成分(A)と該成分(B)とを含有してなることが望ましい。
前記液状エポキシ樹脂(A)は、常温(15〜25℃の温度)で液状であり、粘度が800〜30000mPa・s/25℃の範囲であり、重量平均分子量が300〜750であるエポキシ樹脂であり、分子内に2個以上のエポキシ基を含むポリマーあるいはオリゴマー、およびそのエポキシ基の開環反応によって生成するポリマーあるいはオリゴマーが挙げられる。さらに、この液状エポキシ樹脂(A)は、エポキシ当量が、100〜2000(g
/equiv)、好ましくは150〜1000(g/equiv)であることが望ましい。
平均値で示す。
もその平均値で示す。
ェノールAジグリシジルエーテル」(シェル(株)製、重量平均分子量約360、エポキシ当量180〜190、粘度12,000〜15,000mPa・s/25℃)、「エポトートYDF−170(商品名)、一般名:ビスフェノールFジグリシジルエーテル」(東都化成(株)製、エポキシ当量160〜180、粘度2,000〜5,000mPa・s)、
「フレップ50(商品名)」(東レチオコール(株)製、エポキシ当量約330、粘度約27,000mPa・s/25℃)、「フレップ60(商品名)」(東レチオコール(株)製、エポキシ当量約280、粘度約17,000mPa・s/25℃)、
「エピコート828X−90(商品名)、一般名:ビスフェノールAジグリシジルエーテル・キシレン溶液」(828タイプエポキシ樹脂、シェル(株)製、重量平均分子量約360、エポキシ当量約210、粘度約800mPa・s/25℃)、
「エピコート834X−85(商品名)、一般名:ビスフェノールA型エポキシ・キシレン溶液」(834タイプエポキシ樹脂、シェル(株)製、重量平均分子量約470、エポキシ当量約282、粘度約3000mPa・s/25℃)、
「エピコート1001X−75(商品名)、一般名:ビスフェノールA型エポキシ・キシレン溶液」(1001タイプエポキシ樹脂、シェル(株)製、重量平均分子量約900、エポキシ当量約633、粘度約10000mPa・s/25℃)、
などを挙げることができる。本発明においては、これらエポキシ樹脂を1種または2種以
上含んでいてもよい。
本発明で用いられるアミン系硬化剤(B)は、アミノ基の活性水素当量が、50〜150(g/equiv)、好ましくは70〜120(g/equiv)、さらに好ましくは80〜115(g/equ
iv)であることが望ましい。このようなアミン系硬化剤(B)と前記液状エポキシ樹脂(
A)を含んでなるコンクリート亀裂補修用硬化性組成物を亀裂部に注入すると、耐水性に優れ、かつ該基材に発生した亀裂からの腐食を効果的に防止しうる硬化物を形成することができる。
ンクリート亀裂補修用硬化性組成物100重量%中に、60〜90容量%、好ましくは70〜85容量%の量で含まれていることが望ましい。
本発明で用いられるシランカップリング剤(C)は、エポキシ基、アミノ基、メルカプト基、ビニル基、メタクリロキシ基、アクリロキシ基、スチリル基、またはイソシアネート基などの反応性官能基を有してなり、好ましくはエポキシ基、アミノ基、メルカプト基、さらに好ましくはエポキシ基を有するシランカップリング剤であることが望ましい。
本発明で用いられる顔料(D)は、比重が2〜3、好ましくは2.4〜2.8であることが望ましい。さらに、顔料(D)は、比表面積が、4m2/g以下であることが好まし
い。
(E)エポキシ基含有反応性希釈剤(e-1)および/または液状炭化水素樹脂(e-2)
本発明のコンクリート亀裂補修用硬化性組成物は、エポキシ基含有反応性希釈剤(e-1
)および/または液状炭化水素樹脂(e-2)を含有してなる。
0重量%中には、該(e-1)成分が、1〜50重量%、好ましくは5〜20重量%の量で
含まれていることが望ましい。また、前記(e-2)成分が単独で用いられる場合には、本
発明の組成物100重量%中には、該(e-2)成分が、1〜40重量%、好ましくは5〜
20重量%の量で含まれていることが望ましい。またさらに、前記(e-1)と(e-2)成分とが用いられる場合には、本発明の組成物100重量%中には、該(e-1)と(e-2)成分の合計が、1〜40重量%、好ましくは5〜20重量%の量で含まれていることが望ましい。
は、充分な流動性を有するため、作業性がよく、さらに、コンクリート基材に生じた亀裂の細部にまで充分に充填することができるため、亀裂からの腐食を効果的に防止することができる。
本発明で用いられるエポキシ基含有反応性希釈剤(e-1)は、粘度が10〜5000mPa
・s/25℃以下であることが好ましい。
脂(A)が除かれるものとする。
ルエーテル、アルキルグリシジルエーテル(アルキル基の炭素数1〜10、好ましくは1〜5、例:ブチルグリシジルエーテル)、バーサティック酸(Versatic acid)グリシジ
ルエステル[R1R2R3C−COO−Gly、R1+R2+R3=C8〜C10のアルキル基
、Gly:グリシジル基]、α-オレフィンエポキサイド(CH3-(CH2)n-Gly、n
=11〜13、Gly:グリシジル基)、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル(Gly-O-(CH2)6-O-Gly、Gly:同上)、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル(Gly-O-CH2-C(CH3)2-CH2-O-Gly、Gly:同上)、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル(CH3-CH2-C(CH2-O-Gly)3、Gly:同上)、アルキルフェノールグリシジルエーテル[アルキル基の炭素数1〜10、好ましくは1〜5、例:メチルフェノールグリシジルエーテル、エチルフェノールグリシジルエーテル、プロピルフェノールグリシジルエーテル]等が挙げられる。
リシジルエーテルが低粘度であり、希釈効果を発揮できるため好ましい。
寄与でき、さらに、それ自体もアミン系硬化剤(B)と反応するため、より強固な硬化物を形成することができる。
本発明に用いられる液状炭化水素樹脂(液状石油樹脂)(e-2)は、常温(15〜25
℃の温度)で液状であり、粘度が10〜5000mPa・s/25℃の範囲である液状炭化水素樹脂であり、そのような液状炭化水素樹脂としては、具体的には、脂肪族炭化水素(C9系石油樹脂)、芳香族炭化水素(C5系石油樹脂)、クロマン樹脂、キシレン樹脂、トルエン樹脂やこれらの変性物などが挙げられる。
脂肪族炭化水素(C9系石油樹脂)としては、ネシレスEPX−L、ネブケムNL−10、ネブケムNL−20、ネブケムNL−30、ネシレスEPX−T6(商品名、いずれもNevcin Polymers co.製)などを挙げることができる。
本発明のコンクリート亀裂補修用硬化性組成物には、さらに必要に応じて、その他の成分として、繊維物質、タレ止め・沈降防止剤、顔料分散剤、特開平2−298563号記載の界面活性剤、特開平2−251577号記載のポリカルボン酸またはその塩、防錆顔料、リン片状顔料、金属粉などを適宜添加することができる。これらの添加量は、特に限定されない。
ステルとの塩の溶液、水酸基含有カルボン酸エステル、低分子量不飽和ポリカルボン酸のポリマー溶液、低分子量不飽和ポリカルボン酸のポリマーとポリシロキサン共重合体溶液、低分子量不飽和酸性ポリカルボン酸ポリエステルとポリシロキサン共重合体溶液、α-
オレフィン・無水マレイン酸共重合物物の部分エステル溶液、チタネート系カップリング剤が用いられる。
で表される酸基(またはその塩)を少なくとも1個有する界面活性剤が用いられる。
本発明のコンクリート亀裂補修用硬化性組成物は、前記液状エポキシ樹脂(A)を含有する主剤成分と、前記アミン系硬化剤(B)を含有する硬化剤成分との2液型として調製されてもよく、この場合使用前は、それぞれ別の容器に保管され、使用時に混合して用いられる。
)、前記「その他の成分」は、主剤成分または硬化剤成分のいずれかの成分中、または両成分中に含有されていてもよく、または主剤成分と硬化剤成分とを混合する際に添加してもよい。また、前記エポキシ基含有反応性希釈剤(e-1)は、主剤成分中に含有されてい
るか、または主剤成分と硬化剤成分とを混合するときに添加してもよい。
本発明に係るコンクリート基材の補修方法は、前記のようにして調製される本発明のコンクリート亀裂補修用硬化性組成物を用いた、水中または大気中における補修方法である。
〔実施例1〜4、比較例1〜3〕
<コンクリート亀裂補修用硬化性組成物の調製方法>
表−3に示される組成にしたがい、予めI剤,III剤を各々別の容器の中で攪拌し、均
質なI剤、III剤を調製する。
して供試する。
<試験体作成方法>
1.図1に示すように、5mm(厚)×30cm×30cmである透明アクリル板12の上面12a
の端辺12cに沿って、1cm(厚)×2cm×30cmのゴム板14を、シアノアクリレート系接着剤で貼り合わせ、さらにゴム板14に、1cm(厚)×6.5cm×30cmのゴム板16を貼り付け、貼り合せ板10を作成する。このようにして貼り合せ板10を、2つ作成する。
同士を合わせ、2つの下面12bによってアクリル棒18を狭持するように、透明アクリル板12,12をダブルクリップで固定する。端辺12dと端辺12f、端辺12e同士をシアノアクリレート系接着剤で接着する。このようにして、透明アクリル板12,12が、3辺のみで接着され、端辺12c同士と、下面12b同士が接着されていない略袋形状の空隙部20を形成する。このように形成することにより、空隙部20は、端辺12cから端辺12eに行くにしたがい空隙が徐々に狭くなる形状となる。
cmのゴム板22と、1cm(厚)×4.5cm×30cmのゴム板24をシアノアクリレート系接着剤で固定し、図5に示すような開口部26を有する、貼り合せ板30を調製する。
<注入試験方法>
1.図6,7に示すように、深さ40cmのプラスチックコンテナ50に、前記で作成した試験体40を置き、張水時に浮き上がらないよう鉄板32に図示しない鉛のおもりを載せ固定する。
<注入試験方法>
1.硬化性組成物の注入流動性
試験体40の側面(透明アクリル板12の上面)より観察した表面積で評価した。具体的には、図8に示すように、試験体略中央部の硬化物の傾きに合わせて評価用検量線を引き、端辺12cと接する高さを「注入口高さ」とし、端辺12eと接する高さを「端部高さ」として、下記式により空隙部20に充填された硬化性組成物の注入面積を計算する。その面積の値から硬化性組成物の注入流動性を評価した。
2.硬化性組成物の充填性
試験体40を解体し、空隙部20の端辺12e側に充填された硬化物の厚みをマイクロメーターで測定する。空隙部20は、端辺12eに行くにしたがい空隙が狭くなっているため、硬化物の厚みが小さいほど、硬化性組成物の充填性が優れると判断した。
12a 上面
12b 下面
12c,12d,12e,12f 端辺
14,16 ゴム板
18 アクリル棒
20 空隙部
22,24 ゴム板
26 開口部
30 貼り合せ板
32 鉄板
40 試験体
42 注入チューブ
44 ロート
46 排出チューブ
48 アクリル板
50 プラスチックコンテナ
Claims (4)
- (A)粘度が800〜30000mPa・s/25℃の、ビスフェノール型エポキシ樹脂、グリシジルアミン系エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、ダイマー酸変性エポキシ樹脂、脂環族エポキシ樹脂、およびエポキシ化油系エポキシ樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも1種の液状エポキシ樹脂、
(B)アミン系硬化剤、
(C)シランカップリング剤、
(D)比重2〜3、比表面積が、4m2/g以下の顔料、および
(E)(e-1)粘度が10〜5000mPa・s/25℃の、フェニルグリシジルエーテル、アルキルグリシジルエーテル(アルキル基の炭素数1〜10)、バーサティック酸グリシジルエステル[R1R2R3C−COO−Gly、R1+R2+R3=C8〜C10のアルキル基、Gly:グリシジル基]、α-オレフィンエポキサイド(CH3-(CH2)n-Gly、n=11〜13、Gly:グリシジル基)、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル(Gly-O-(CH2)6-O-Gly、Gly:同上)、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル(Gly-O-CH2-C(CH3)2-CH2-O-Gly、Gly:同上)、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル(CH3-CH2-C(CH2-O-Gly)3、Gly:同上)、およびアルキルフェノールグリシジルエーテル[アルキル基の炭素数1〜10]よりなる群から選ばれる少なくとも1種のエポキシ基含有反応性希釈剤および/または(e-2)粘度が10〜5000mPa・s/25℃の液状炭化水素樹脂
が含有されてなるコンクリート亀裂補修用硬化性組成物であって、
前記顔料(D)が、前記組成物100容量%中に、10〜40容量%の量で含有されており、
前記エポキシ基含有反応性希釈剤(e-1)が単独で用いられる場合には、該エポキシ基含有反応性希釈剤(e-1)が前記組成物100重量%中に、1〜50重量%の量で含有されており、
前記液状炭化水素樹脂(e-2)が単独で用いられる場合には、該液状炭化水素樹脂(e-2)が前記組成物100重量%中に、1〜40重量%の量で含有されており、
前記エポキシ基含有反応性希釈剤(e-1)と液状炭化水素樹脂(e-2)とが併用される場合には、該エポキシ基含有反応性希釈剤(e-1)と液状炭化水素樹脂(e-2)の合計が、前記組成物100重量%中に、1〜40重量%の量で含有されており、
前記組成物の粘度が、10000mPa・s/25℃以下であることを特徴とする水中でのコンクリート亀裂補修用硬化性組成物。 - 前記液状エポキシ樹脂(A)のエポキシ当量(a)(g/equiv)と、前記アミン系硬化剤(B)のアミノ基の活性水素当量(b)(g/equiv)との当量比(b/a)が、1.0以下であることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート亀裂補修用硬化性組成物。
- 前記液状エポキシ樹脂(A)のエポキシ当量(a)(g/equiv)と、前記アミン系硬化剤(B)のアミノ基の活性水素当量(b)(g/equiv)との当量比(b/a)が、0.8以下であることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート亀裂補修用硬化性組成物。
- 前記顔料(D)が、酸化チタン、シリカ、タルク、硫酸バリウムから少なくとも1種選ばれることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート亀裂補修用硬化性組成物。
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