JP5956135B2 - ひび割れ部シール工法 - Google Patents
ひび割れ部シール工法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5956135B2 JP5956135B2 JP2011232008A JP2011232008A JP5956135B2 JP 5956135 B2 JP5956135 B2 JP 5956135B2 JP 2011232008 A JP2011232008 A JP 2011232008A JP 2011232008 A JP2011232008 A JP 2011232008A JP 5956135 B2 JP5956135 B2 JP 5956135B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- sealing material
- crack
- acrylic
- transparent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Description
コンクリート構造物の表面にひび割れが発生すると美観が損なわれるだけでなく、漏水によるカビの発生、汚損等の環境条件の悪化や物品の損傷等の保存条件の悪化を招き、また、上記コンクリートの中性化を促進するので、ひび割れは早急、適確に補修をする必要がある。
そこで従来から、コンクリート構造物の表面にひび割れが発生すると、そのひび割れの程度により、種種のひび割れ補修工法が適用されている。
本発明はこれら工法のうち、主として0.3mm未満のひび割れを補修するためのひび割れ部シール工法に係るものである。
また、補修材料として使用されるパテ状エポキシ樹脂あるいは可撓性エポキシ樹脂は、材料が硬く、ひび割れが進行してその幅が広くなる動きに追従できないという問題もある。
Uカットシール後、表面仕上げに珪砂散布あるいはポリマーセメントモルタル充填をするが、珪砂の凹凸に塵埃が付着しやすくなる一方、充填したシール材が肉痩せして陥没しやすいため、いずれにしても補修跡が傷跡のようになって目立つ。逆に、シール材がはみ出て段差を増加させてしまうこともある上、シール材に含まれる可塑剤の移行により上塗り材が汚染することもある。
さらに化粧として使用する硅砂などは伸びが少なく、ひび割れの動きに追従できないという問題もある。
また、シール材表面に塵埃が付着することとシール材がその中に含まれる可塑剤により汚染されることを防止して、長期間に亘って変色することをなくすることができ、シール材が透明であることから補修跡を目立たないようにして、コンクリート構造物の美観を損なうことがない。
さらに、シール材に短繊維を混入して引張強度、引裂強度を増強し、ひび割れが進行してその幅が広くなる動きに追従することが可能である。
また、短繊維が混入された透明樹脂が、アクリル樹脂、アクリルシリコン共重合樹脂やアクリルウレタン共重合樹脂を含むアクリル共重合樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂の群から少なくとも1つ選ばれた樹脂が硬化したものであり、水溶性樹脂やエマルジョンと異なり耐水性を低下させる添加物を含まないため、コンクリートが水分の影響を受けたとしても、透明のシール材が白化することなく、長い間透明性を失うことはなく、また、硬化時の外気温度が低いときであっても水を含まないから、樹脂が凍結することはないため施工が可能であり、塗膜物性が低下することがない。
固形分50%のアクリルシリコン樹脂エマルジョン90重量部に対し、施工後透明となる、長さ5mm、太さ28μmのビニル樹脂短繊維、ナイロン樹脂短繊維、ガラス短繊維等の短繊維2重量部を混入し、さらに、造膜助剤4重量部と分散剤・消泡剤等の添加剤4重量部を加えて攪拌する。
通常これら短繊維は、アクリルシリコン樹脂エマルジョンに混ぜたとき透明とならず、硬化後透明となる。
アクリル樹脂系エマルジョンに混入する短繊維の長さ、太さ及び混入割合を所定の範囲に設定することにより、シール材が硬化後透明となり、所定の引張強度、引裂強度、接着力を有しつつ、適正な伸び率を確保して均一な膜厚とすることができる。
アクリル樹脂系エマルジョンとしては、前記アクリルシリコン樹脂エマルジョンの他に、アクリル単独重合樹脂エマルジョンあるいはアクリル共重合樹脂エマルジョンを用いることができる。
これら3つのエマルジョンは、それぞれ単独で用いることができることは勿論、2以上のものを組み合わせて混合して用いることができる。
なお、本明細書において配合割合を表すとき、断わりのない限り重量比で表している。
ガラス繊維製は、強度の改善性に優れているが、細いため未加工で使用すると繊維と繊維の間に空気が入り、硬化後のシール材の透明性が劣ることとなるので、単繊維を数十本エポキシ樹脂等で結束することにより硬化後のシール材の透明性を確保することができる。
繊維の太さの範囲は、ビニル樹脂製とナイロン樹脂製においては、繊維が細いと強度不足となり、太いと繊維がシール材表面に出て表面にザラツキ感が出て好ましくない。
繊維太さの下限値はガラス繊維製で1μm、その上限値はビニル樹脂製とナイロン樹脂製で50μm程度であり、1〜30μmとするのが好適である。
また、このアクリル樹脂は水性エマルジョンであるので、作業環境を改善し得る。
図2には、本発明のひび割れ部シール工法によってひび割れ部に施工されたシール材の図1のA−A線に沿う縦断面が示されている。
図1及び図3を参照して、本発明のひび割れ部シール工法の作業内容を詳細に説明する。
先ず、クラックスケール等を使用して、コンクリート仕上げ面に発生しているひび割れの深さ、広さ等の状態、それらが分布する範囲を確認し補修すべき範囲をマーキング等して確定する(ひび割れ調査工程)。
次いで、補修すべき施工面の表面を金ブラシ・刷毛等で清掃する(清掃工程)。
なお、本明細書においてコンクリート仕上げ面とは、コンクリート躯体表面にモルタルを塗布したモルタル仕上げ面、コンクリート躯体表面にタイルを貼付したタイル仕上げ面及びコンクリート打ち放し仕上げ面を包含する概念である。
このシーラー(プライマー)の樹脂として具体的には、基剤としてアクリルシリコン系樹脂ワニス13に対して、硬化剤としてアクリルシリコン系樹脂用触媒溶液1を配合したものを用いた。
このときは、普通にひび割れ部周辺の表面に塗布すればよく、特にひび割れ部に刷り込む必要はない。
ごく幅狭のひび割れ部にシーラーが充填されてしまうと、中核である短繊維混入シール材を充填することが困難となるので、シール材のひび割れ部に対する付着力は、主としてシール材表層部4の裏面と施工面との付着力に依っているからである。
一方、短繊維混入シール材を上記≪短繊維混入シール材の調整≫の項にて詳述した割合で調合しておく。
このとき、ひび割れ部には短繊維混入シール材が刷り込まれてシール材充填部3が形成される。
なお、従来のエポキシ樹脂のシール材表層部4は、仕上がりが不透明で補修跡が目立つため、その幅が10mm、その厚みが2mm程度にしかできなかった。
なお、本実施例においては実施していないが、上記中塗1回目の前にひび割れ部に沿ってマスキングをしておけばシール材表層部4の端縁部を綺麗に仕上げることができる。
以上の工程にてひび割れ部シール工法の必須の工程を終了するが、施工面のひび割れ部2には繊維混入シール材が充填され、ひび割れ部内部のコンクリート躯体としっかりと付着し、充填部3及びシール材表層部4のシール材は短繊維が混入され柔軟であるため、引張強度、引裂強度が従来のエポキシ樹脂に比較して高い。これにより、ひび割れが進行してもその幅が広くなる動きに充填部3及びシール材表層部4が引き裂かれることなくしなやかに追従することが可能である。
さらに、この短繊維混入シール材は、可塑剤を含まないので耐候性が良く、表面に塵埃が付着することがなく、長期間に亘って変色することをなくすることができる。
上記アクリル樹脂系シール材の中塗り2回目乾燥後、好ましくは翌日、短繊維を含有しない弱溶剤型透明アクリル樹脂トップコートをローラー、刷毛等で塗布する。
トップコートの樹脂として具体的には、基剤として2%添加剤を添加したアクリルシリコン系樹脂ワニス11に対して、硬化剤としてアクリルシリコン系樹脂用触媒溶液1を配合したものを用いた。
なお、添加剤の添加量を増やしていくことにより、トップコートの艶を少しずつ減らしていくことができる。
このときの塗布量は2回塗り0.2〜0.3Kg/m2として、アクリル樹脂系シール材となじませ、長期間に亘って該シール材を保護する。
実施例1と実施例2では、実施例1の短繊維が混入されたシール材が、硬化後透明となるアクリル樹脂エマルジョンよりなるのに対し、本実施例2のシール材は合成樹脂溶液系のアクリル樹脂である点において大きく異なり、その他の点では余り相違していない。
トルエン、ミネラルスピリット、アルコール系溶剤等の溶剤で溶かした固形分50%のアクリルシリコン共重合透明樹脂90重量部に対し、長さ5mm、太さ28μmのビニル樹脂短繊維、ナイロン樹脂短繊維、ガラス短繊維等の短繊維2重量部を混入し、さらに、造膜助剤4重量部と分散剤・消泡剤等の添加剤4重量部を加えて攪拌する。
溶剤に溶かしたアクリルシリコン透明樹脂に混入する短繊維の長さ、太さ及び混入割合は、実施例1と同じである。これらを上記範囲に設定することにより、乾燥硬化したシール材が透明となり、所定の引張強度、引裂強度、接着力を有しつつ、適正な伸び率を確保して均一なシール材表層部厚とすることができ、かつ、透明シール材の耐水性を高めて透明性を向上し、低温造膜時の物性低下を抑えることができる。
透明樹脂としては、アクリルシリコン共重合透明樹脂の他に、アクリル単独重合樹脂、アクリルウレタン樹脂等の他のアクリル共重合樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹脂、シリコン樹脂の透明樹脂を用いることができる。
これら透明樹脂は、それぞれ単独で用いることができることは勿論、2以上のものを組み合わせて混合して用いることができる。
なお、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂については、経年での黄変等の理由により利用しない。
本実施形態のひび割れシール工法の作業手順は、上述した施工手順と同じであるので説明を割愛する。
2 ひび割れ部
3 ひび割れ部に充填されたシール材充填部
4 コンクリート表層部にテープ状に固化したシール材表層部
Claims (4)
- 既設のコンクリートあるいは建築内外装の仕上げ面に発生したひび割れに沿ってテープ状にシール材表層部を形成してひび割れ部を補修するひび割れ部シール工法において、
前記ひび割れ部にシールされるシール材は、硬化後透明となる樹脂と短繊維とを含み、
硬化後のシール材が透明であることを特徴とするひび割れ部シール工法。 - 前記硬化後透明となる樹脂は、アクリル樹脂エマルジョン、アクリルシリコン共重合樹脂エマルジョンを含むアクリル共重合樹脂エマルジョンの群から少なくとも1つ選ばれた樹脂であることを特徴とする請求項1に記載されたひび割れ部シール工法。
- 前記硬化後透明となる樹脂は、合成樹脂溶液系のアクリル樹脂、アクリルシリコン共重合樹脂を含むアクリル共重合樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂の群から少なくとも1つ選ばれた樹脂であることを特徴とする請求項1に記載されたひび割れ部シール工法。
- 前記短繊維が、長さ3〜15mm、太さ1〜50μmのナイロン、ビニロン、ガラス等の短繊維であり、前記硬化後透明となる樹脂に対して重量比において0.5〜5%混入されたものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載されたひび割れ部シール工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011232008A JP5956135B2 (ja) | 2011-10-21 | 2011-10-21 | ひび割れ部シール工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011232008A JP5956135B2 (ja) | 2011-10-21 | 2011-10-21 | ひび割れ部シール工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013087596A JP2013087596A (ja) | 2013-05-13 |
JP5956135B2 true JP5956135B2 (ja) | 2016-07-27 |
Family
ID=48531786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011232008A Active JP5956135B2 (ja) | 2011-10-21 | 2011-10-21 | ひび割れ部シール工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5956135B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7025196B2 (ja) * | 2017-03-22 | 2022-02-24 | 株式会社淺沼組 | 建物の目地および充填工法 |
JP7125859B2 (ja) * | 2018-05-23 | 2022-08-25 | 株式会社ケー・エフ・シー | 穿孔補修シール及び補修方法 |
CN112759283A (zh) * | 2019-11-05 | 2021-05-07 | 深圳市广深汇科技有限公司 | 一种裂缝填充方法 |
CN112177262B (zh) * | 2020-09-30 | 2022-05-17 | 西北永新涂料有限公司 | 一种修补乳胶漆开裂的方法 |
CN114276771A (zh) * | 2022-01-05 | 2022-04-05 | 东莞市虹迪装饰工程有限公司 | 高分子龟裂纹修复剂 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09302053A (ja) * | 1996-05-14 | 1997-11-25 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 常温硬化型アクリル系土木建築用補修材 |
JP2000302511A (ja) * | 1999-04-13 | 2000-10-31 | Nichiei-Yoshida Co Ltd | コンクリートの補修材 |
JP2005015329A (ja) * | 2003-06-04 | 2005-01-20 | Nippon Paint Co Ltd | コンクリート剥落防止方法およびコンクリート補修方法 |
JP5025884B2 (ja) * | 2003-07-03 | 2012-09-12 | 中国塗料株式会社 | コンクリート亀裂補修用硬化性組成物 |
JP2006348687A (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Yaguchi Giko:Kk | 内外装壁のタイル剥落防止工法 |
JP2007245400A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Du Pont-Mrc Co Ltd | 人工大理石の補修方法及び人工大理石補修用樹脂液 |
JP2007247279A (ja) * | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Dyflex Corp | 既存外装タイル壁面の補修方法 |
JP4289627B2 (ja) * | 2006-04-14 | 2009-07-01 | 日本樹脂施工協同組合 | 既設仕上げ壁の落下防止構造及び落下防止工法 |
JP2008002183A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Konishi Co Ltd | 外壁のはく落防止構造及びはく落防止工法 |
JP5498063B2 (ja) * | 2009-06-26 | 2014-05-21 | 株式会社ハマキャスト | 建築物の外壁の施工方法 |
JP5608931B2 (ja) * | 2009-09-28 | 2014-10-22 | 日本樹脂施工協同組合 | 既設タイル張り仕上げ壁の落下防止構造及び落下防止工法 |
-
2011
- 2011-10-21 JP JP2011232008A patent/JP5956135B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013087596A (ja) | 2013-05-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5956135B2 (ja) | ひび割れ部シール工法 | |
CN109267709B (zh) | 一种变形缝防渗漏结构及其修复方法 | |
JP2007284937A (ja) | 既設仕上げ壁の落下防止構造及び落下防止工法 | |
KR101468017B1 (ko) | 건물 외벽 보수 및 보강 공법 | |
JP2011069160A (ja) | 既設タイル張り仕上げ壁の落下防止構造及び落下防止工法 | |
JP6425204B2 (ja) | 法面の改修方法 | |
JP5985092B1 (ja) | 金属材の錆腐食部の補修方法及び金属材の錆腐食部の補修構造 | |
JP5385436B1 (ja) | 建築物のボード壁面のひび割れ部補修工法 | |
KR101282655B1 (ko) | 콘크리트 구조물 보수용 세라믹 방수제 조성물 | |
JP2005193142A (ja) | コンクリート構造物の表面被覆方法、コンクリート構造物の表面被覆構造 | |
JP2020044498A (ja) | コンクリート構造物の表面被覆方法 | |
KR102357268B1 (ko) | 콘크리트 구조물의 조인트 방수 봉함재 | |
JP5727708B2 (ja) | コンクリート構造物表面の強化コーティング方法及びコンクリート構造物の強化コーティング構造、並びに強化コンクリート構造物 | |
KR101983953B1 (ko) | 아크릴 탄성 방수제와 실리콘 페인트의 결합으로 건물 수명 및 도장주기의 연장공법 | |
CN1786367A (zh) | 喷涂聚氨酯保温装饰墙体及施工方法 | |
KR101393855B1 (ko) | 무기질계 실리콘 코팅제를 이용한 치장벽돌 또는 콘크리트 건물의 외벽방수공법 | |
JP3913611B2 (ja) | 内外装用タイル貼り面の割れ修復工法 | |
JP5746114B2 (ja) | 内外装用タイルひび割れ修復時に於けるタイル剥落防止及び防水工法 | |
JP5650511B2 (ja) | 既設仕上げ壁の落下防止構造及び落下防止工法 | |
JP4364003B2 (ja) | 軽量気泡コンクリートパネルの表面改修方法 | |
KR20110002136A (ko) | 복합형 방수 도막 시공 방법 | |
JP4393488B2 (ja) | モルタル等建築物・造形物の表層剥落防止・防水工法 | |
US20070141308A1 (en) | Foaming surface treatment | |
JP2012046884A (ja) | パネルの目地構造 | |
KR100944512B1 (ko) | 중성화, 염해 및 화학침식 방지를 위한 무기계 콘크리트 표면 처리제 및 그의 시공방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20140521 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140521 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20140521 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150311 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150317 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20150513 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150513 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151110 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151218 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20151218 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160614 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160616 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5956135 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |