JPH09302053A - 常温硬化型アクリル系土木建築用補修材 - Google Patents

常温硬化型アクリル系土木建築用補修材

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JPH09302053A
JPH09302053A JP11885296A JP11885296A JPH09302053A JP H09302053 A JPH09302053 A JP H09302053A JP 11885296 A JP11885296 A JP 11885296A JP 11885296 A JP11885296 A JP 11885296A JP H09302053 A JPH09302053 A JP H09302053A
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JP
Japan
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meth
civil engineering
acrylate
repair material
room
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Application number
JP11885296A
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English (en)
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Toshihiro Ando
敏弘 安東
Shunji Ito
俊司 伊藤
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Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾燥状態下や湿潤状態下のセメントコンクリ
ート表面への接着性、特にひび割れ注入材への用途に優
れる常温硬化型アクリル系土木建築用補修材の提供。 【解決手段】 (a)1分子中にエチレン性不飽和二重
結合を有する(メタ)アクリレート、(b)重合開始
剤、(c)分解促進剤、更に必要に応じて(d)1分子
中にエチレン不飽和二重結合を有しない(メタ)アクリ
レートや(e)無機充填材を含有することを特徴とする
常温硬化型アクリル系土木建築用補修材。(c)分解促
進剤は有機酸の金属塩及び/又は金属有機キレート化合
物を含有することが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木建築用補修
材、特にセメントコンクリートからなる土木建築物の亀
裂部に対するひび割れ注入材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】セメントコンクリートの土木建築物の亀
裂部に対して補修補強工事が広く実施されている。土木
建築物としては、床、梁、柱、壁及びブロック等が挙げ
られる。該分野においては、セメントコンクリート亀裂
部を充填又は接合するために補修材を使用している。補
修材としては特開昭63−315583号公報等に記載
されるエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、セメントモルタル
及びアスファルト等が挙げられ、これらはそれぞれに特
徴を生かして広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、セメン
トコンクリートの亀裂部は開口部に関してはある程度の
広がりを持っているが、亀裂内部では非常に微細な亀裂
になっている場合が多く、しかも亀裂内部は乾燥状態や
湿潤状態の複雑な表面状態を示す。従って、従来の補修
材では全ての亀裂に対して良い結果をもたらすとは限ら
ず、亀裂の状態によっては施工後に初めて結果が満足い
くものでないことが判明する場合があった。特に従来の
補修材では湿潤状態での亀裂部に対する補修効果が劣
り、又、土木建築物が雨水や湿気等の水分に晒された場
合には接着性が劣り、補修材が亀裂部から剥離してしま
うという課題があった。
【0004】例えば、エポキシ樹脂は亀裂の表面が乾燥
状態では補修効果があるが、湿潤状態下では密着性や接
着性等の性能が満足すべきものではないという課題があ
った。ウレタン樹脂も亀裂の表面が乾燥状態では補修効
果があるが、湿潤状態下では発泡現象が起こり、充分な
接着、充填の効果が得られないという課題を有してい
た。更にセメントモルタルに対する濡れ特性が悪く、微
細な亀裂部には充填しにくいという課題も有していた。
【0005】セメントモルタルは、乾いた表面に良く接
着させる場合については接着性が必ずしも充分でなく、
硬化後にひび等が発生しやすくなり、補修材の役割を果
たさなくなること等の課題を有していた。又本質的にセ
メント成分の粒子径以下の亀裂に対しての充填は不可能
という課題も有していた。アスファルトは、湿潤状態下
の表面に良く接着させる場合については接着性が必ずし
も充分でなく、熱可塑性であるために夏場の高温下での
接着力が低下する等の課題を有していた。又粘度が高い
ため微細な亀裂には充填しにくいという課題も有してい
た。
【0006】本発明者らは、これらの課題を改良すべく
鋭意検討した結果、乾燥状態下や湿潤状態下のセメント
コンクリート表面への接着性に優れ、特にひび割れ注入
材への用途に優れた、非エマルジョン型で無溶剤型の常
温硬化型アクリル系土木建築用補修材を見いだした。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、(a)1
分子中にエチレン性不飽和二重結合を有する(メタ)ア
クリレート、(b)重合開始剤及び(c)分解促進剤を
含有してなるプライマーを含有してなることを特徴とす
る常温硬化型アクリル系土木建築用補修材であり、
(c)分解促進剤が有機酸の金属塩及び/又は金属有機
キレート化合物を含有してなることを特徴とする常温硬
化型アクリル系土木建築用補修材であり、更に(d)1
分子中にエチレン不飽和二重結合を有しない(メタ)ア
クリレートを含有してなることを特徴とする常温硬化型
アクリル系土木建築用補修材であり、更に(e)無機充
填材を含有してなることを特徴とする常温硬化型アクリ
ル系土木建築用補修材である。
【0008】そして、常温硬化型アクリル系土木建築用
補修材がひび割れ注入材であることを特徴とする常温硬
化型アクリル系土木建築用補修材であり、常温硬化型ア
クリル系土木建築用補修材を土木建築物の亀裂部に充填
又は接合することを特徴とする土木建築物の亀裂部の補
修方法であり、該補修方法により充填又は接合されてな
ることを特徴とする土木建築物である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0010】本発明で使用する(a)1分子中にエチレ
ン不飽和二重結合を有する(メタ)アクリレートとは、
1分子中にエチレン性不飽和二重結合を有し、かつ、1
分子中にメタクリロイル基又はアクリロイル基を1個以
上有するものをいう。ここでいうエチレン性不飽和二重
結合とはビニル基等の不飽和炭化水素を有するものをい
い、(メタ)アクリロイル基のようないわゆるα、β−
不飽和カルボニル基をいわない。この(a)成分によっ
て、湿潤状態下へのセメントコンクリート等の表面への
接着性に優れるという効果を発現できる。
【0011】(a)成分としては、1分子中にエチレン
性不飽和二重結合を有する単官能(メタ)アクリレート
と1分子中にエチレン性不飽和二重結合を有する多官能
(メタ)アクリレートとが挙げられ、これらの一方又は
両方を使用できる。1分子中にエチレン性不飽和二重結
合を有する単官能(メタ)アクリレートは、接着性や硬
化性等を任意に調節できるように分子設計することが容
易になるという効果を有する。このような単官能(メ
タ)アクリレートとしては、アリル(メタ)アクリレー
ト等のアリル基を有する(メタ)アクリレートや、ジシ
クロペンテニル基を有する(メタ)アクリレート等が挙
げられる。これらの中では、安全性や接着性の点で、以
下の式で表されるジシクロペンテニル基を有する(メ
タ)アクリレートが好ましい。
【化1】 但し、式中のRは水素又はメチル基を表し、nは整数で
0又は1である。式中の化合物としては、ジシクロペン
テニルアクリレ−ト、ジシクロペンテニルメタクリレ−
ト、ジシクロペンテニルオキシエチルアクリレ−ト及び
ジシクロペンテニルオキシエチルメタクリレ−ト等が挙
げられる。
【0012】1分子中にエチレン性不飽和二重結合を有
する多官能(メタ)アクリレートは、少量の添加量で接
着性が向上するという効果を有する。このような多官能
(メタ)アクリレートとしては、両末端メタクリル変性
液状ポリブタジエン“TE−2000”(日本曹達社
製)、両末端アクリル変性液状ポリアクリロニトリルブ
タジエン“HycarVTBNX”(宇部興産社製)、
両末端メタクリル変性液状部分水素添加ポリブタジエン
“TEAI−1000”(日本曹達社製)及び両末端ア
クリル変性液状ポリブタジエン“BAC−45”(大阪
有機社製)等が挙げられる。
【0013】エチレン性不飽和二重結合を有する多官能
(メタ)アクリレートの中では、両末端を(メタ)アク
リル変性したブタジエン系オリゴマーが好ましい。両末
端(メタ)アクリル変性したブタジエン系オリゴマーと
は、両末端基が(メタ)アクリロイル基であるブタジエ
ンの共重合体又は重合体をいい、平均分子量1000〜
10000程度のものが好ましい。
【0014】両末端(メタ)アクリル変性ブタジエン系
オリゴマーは、例えば以下のようにして製造される。分
子内に1,2−ポリブタジエン骨格を有する多官能(メ
タ)アクリレートは、例えばリビングアニオン重合で得
た水酸基末端1,2−ポリブタジエンのオリゴマ−にジ
イソシアネ−ト化合物を反応させ、次いで残存イソシア
ネ−ト基に例えば2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レ−ト等の水酸基を有する(メタ)アクリレ−トを反応
させることにより得られる。
【0015】(a)成分の使用量は、(a)成分と後述
する(d)成分の合計100重量部中、1〜95重量部
が好ましく、5〜80重量部がより好ましい。1重量部
未満では湿潤状態下のセメントコンクリート表面への接
着性が低下するおそれがある。95重量部を越えると粘
度が高くなって作業性が低下したり、硬化物が硬すぎた
りして接着性が低下するおそれがある。
【0016】本発明で使用する(b)重合開始剤とは、
いわゆるラジカル重合開始剤の働きを有するものをい
い、例えば有機過酸化物としては次のようなものが挙げ
られる。
【0017】(1)ケトンパーオキサイド類:メチルエ
チルケトンパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキ
サイド、3,3,5−トリメチルシクロヘキサノンパー
オキサイド、メチルシクロヘキサノンパーオキサイド、
メチルアセトアセテートパーオキサイド及びアセチルア
セトンパーオキサイド等。
【0018】(2)パーオキシケタール類:1,1−ビ
ス(ターシャリーブチルパーオキシ)−3,3,5−ト
リメチルシクロヘキサン、1,1−ビス(ターシャリー
ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、2,2−ビス(タ
ーシャリーブチルパーオキシ)オクタン、ノルマルブチ
ル−4,4−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ)バ
レレート及び2,2−ビス(ターシャリーブチルパーオ
キシ)ブタン等。
【0019】(3)ハイドロパーオキサイド類:ターシ
ャリーブチルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロ
パーオキサイド、ジイソプロピルベンゼンハイドロパー
オキサイド、パラメンタンハイドロパーオキサイド、
2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジハイドロパーオ
キサイド及び1,1,3,3−テトラメチルブチルハイ
ドロパーオキサイド等。
【0020】(4)ジアルキルパーオキサイド類:ジタ
ーシャリーブチルパーオキサイド、ターシャリーブチル
クミルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、α,
α’−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ−メタ−イ
ソプロピル)ベンゼン、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(ターシャリーブチルパーオキシ)ヘキサン及び2,5
−ジメチル−2,5−ジ(ターシャリーブチルパーオキ
シ)ヘキシン−3等。
【0021】(5)ジアシルパーオキサイド類:アセチ
ルパーオキサイド、イソブチルパーオキサイド、オクタ
ノイルパーオキサイド、デカノイルパーオキサイド、ラ
ウリノイルパーオキサイド、3,3,5−トリメチルヘ
キサノイルパーオキサイド、サクシニックアシッドパー
オキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、2,4−ジク
ロロベンゾイルパーオキサイド及びメタ−トルオイルパ
ーオキサイド等。
【0022】(6)パーオキシジカーボネート類:ジイ
ソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ−2−エチル
ヘキシルパーオキシジカーボネート、ジノルマルプロピ
ルパーオキシジカーボネート、ビス(4−ターシャリー
ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネート、ジ
−2−エトキシエチルパーオキシジカーボネート、ジメ
トキシイソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ(3
−メチル−3−メトキシブチル)パーオキシジカーボネ
ート及びジアリルパーオキシジカーボネート等。
【0023】(7)パーオキシエステル類:ターシャリ
ーブチルパーオキシアセテート、ターシャリーブチルパ
ーオキシイソブチレート、ターシャリーブチルパーオキ
シピバレート、ターシャリーブチルパーオキシネオデカ
ノエート、クミルパーオキシネオデカノエート、ターシ
ャリーブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、
ターシャリーブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチ
ルヘキサノエート、ターシャリーブチルパーオキシラウ
レート、ターシャリーブチルパーオキシベンゾエート、
ジターシャリーブチルパーオキシイソフタレート、2,
5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘ
キサン、ターシャリーブチルパーオキシマレイックアシ
ッド、ターシャリーブチルパーオキシイソプロピルカー
ボネート、クミルパーオキシオクトエート、ターシャリ
ーヘキシルパーオキシネオデカノエート、ターシャリー
ヘキシルパーオキシピバレート、ターシャリーブチルパ
ーオキシネオヘキサノエート、ターシャリーヘキシルパ
ーオキシネオヘキサノエート及びクミルパーオキシネオ
ヘキサノエート等。
【0024】(8)その他の有機過酸化物:アセチルシ
クロヘキシルスルフォニルパーオキサイド及びターシャ
リブチルパーオキシアリルカーボネート等。
【0025】又、有機過酸化物以外の重合開始剤として
は、次のようなアゾ化合物が挙げられる。 (1)アゾニトリル化合物類:アゾビスイソブチロニト
リル、2,2’−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジ
メチルバレロニトリル)、1,1’−アゾビス(シクロ
ヘキサン−1−カルボニトリル)、1−[(1−シアノ
−1−メチルエチル)アゾ]ホルムアミド及び2−フェ
ニルアゾ−4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニト
リル等。 (2)アゾアミジン化合物類:2,2’−アゾビス(2
−メチルプロピオンアミジン)ジハイドロクロライド
等。 (3)サイクリックアゾアミジン化合物類:2,2’−
アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパ
ン]等。 (4)アゾアミド化合物:2,2’−アゾビス{2−メ
チル−ノルマル−[1,1−ビス(ヒドロキシメチル)
−2−ヒドロキシエチル]プロピオンアミド}及び2,
2’−アゾビス{2−メチル−ノルマル−[1,1−ビ
ス(ヒドロキシメチル)エチル]プロピオンアミド}
等。 (5)アルキルアゾ化合物類:2,2’−アゾビス
(2,4,4−トリメチルペンタン)等。
【0026】これらの1種又は2種以上を使用すること
ができる。重合開始剤の中では、接着性及び硬化性の点
で有機過酸化物が好ましい。(b)の使用量は、(a)
成分と後述する(d)成分の合計100重量部に対し、
0.5〜10重量部が好ましい。0.5重量部未満では
硬化が遅くなり、10重量部を越えても硬化速度等は向
上せず、むしろ補修材がセメントコンクリートから剥離
するおそれがある。
【0027】本発明で使用する(c)分解促進剤は、重
合開始剤の分解を促進させる化合物であり、例えば次の
ようなものが挙げられる。 (1)チオ尿素誘導体:ジエチルチオ尿素、ジブチルチ
オ尿素、エチレンチオ尿素、テトラメチルチオ尿素、メ
ルカプトベンゾイミダゾール及びベンゾイルチオ尿素
等。 (2)アミン類:N,N−ジエチル−p−トルイジン、
N,N−ジメチル−p−トルイジン、N,N−ジイソプ
ロパノール−p−トルイジン、トリエチルアミン、トリ
プロピルアミン、エチルジエタノ−ルアミン、N,N−
ジメチルアニリン、エチレンジアミン及びトリエタノー
ルアミン等。 (3)有機酸の金属塩:ナフテン酸コバルト、ナフテン
酸銅、ナフテン酸亜鉛、オクチル酸コバルト及びオクチ
ル酸鉄等。 (4)有機金属キレート化合物:銅アセチルアセトネー
ト、チタンアセチルアセトネート、マンガンアセチルア
セトネート、クロムアセチルアセトネート、鉄アセチル
アセトネート、バナジルアセチルアセトネート及びコバ
ルトアセチルアセトネート等。 分解促進剤にはその他にもアルデヒドとアミンの縮合反
応物等が挙げられる。これらの1種又は2種以上を使用
することができる。
【0028】これらの中では硬化性の点から、チオ尿素
誘導体、有機酸の金属塩及び有機金属キレート化合物が
好ましく、湿潤状態下のセメントコンクリート表面への
接着性をより向上できる点で有機酸金属塩及び/又は有
機金属キレート化合物がより好ましい。(c)の使用量
は、(a)成分と後述する(d)成分の合計100重量
部に対し、0.1〜10重量部が好ましい。0.1重量
部未満では硬化が遅くなり、10重量部を越えても硬化
速度等は向上せず、むしろ補修材がセメントコンクリー
トから剥離するおそれがある。
【0029】本発明で使用する常温硬化型アクリル系土
木建築用補修材には、(d)1分子中にエチレン不飽和
二重結合を有しない(メタ)アクリレ−トを使用するこ
とが好ましい。1分子中にエチレン不飽和二重結合を有
しない(メタ)アクリレートを使用することによって、
粘度や硬化性を調整しやすいという特徴を有する。
【0030】1分子中にエチレン不飽和二重結合を有し
ない(メタ)アクリレートとしては、(メタ)アクリル
酸、メチル(メタ)アクリレ−ト、エチル(メタ)アク
リレ−ト、プロピル(メタ)アクリレ−ト、ブチル(メ
タ)アクリレ−ト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリ
レ−ト、イソオクチル(メタ)アクリレ−ト、イソデシ
ル(メタ)アクリレ−ト、ラウリル(メタ)アクリレ−
ト、ステアリル(メタ)アクリレ−ト、フェニル(メ
タ)アクリレ−ト、シクロヘキシル(メタ)アクリレ−
ト、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレ−ト、イソボ
ルニル(メタ)アクリレ−ト、メトキシ化シクロデカト
リエン(メタ)アクリレ−ト、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレ−ト、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレ−ト、3−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレ−ト、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレ−
ト、ポリエチレングリコ−ルモノ(メタ)アクリレ−
ト、ポリプロピレングリコ−ルモノ(メタ)アクリレ−
ト、アルキルオキシポリエチレングリコ−ルモノ(メ
タ)アクリレ−ト、アルキルオキシポリプロピレングリ
コ−ルモノ(メタ)アクリレ−ト、フェノキシポリエチ
レングリコ−ルモノ(メタ)アクリレ−ト、フェノキシ
ポリプロピレングリコ−ルモノ(メタ)アクリレ−ト、
テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレ−ト、2−ヒ
ドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレ−
ト、グリシジル(メタ)アクリレ−ト、カプロラクトン
変性テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレ−ト、3
−クロロ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ−
ト、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ−
ト、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレ−
ト、t−ブチルアミノエチル(メタ)アクリレ−ト、モ
ルホリン(メタ)アクリレ−ト、エトキシカルボニルメ
チル(メタ)アクリレ−ト、エチレンオキシド変性フタ
ル酸(メタ)アクリレ−ト、エチレンオキシド変性コハ
ク酸(メタ)アクリレ−ト、トリフロロエチル(メタ)
アクリレ−ト、テトラフロロプロピル(メタ)アクリレ
−ト、2−ヒドロキシ−3−(メタ)アクリロイルオキ
シプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、ポリエチ
レングリコ−ルジ(メタ)アクリレ−ト、ポリグリセロ
−ルジ(メタ)アクリレ−ト、ポリプロピレングリコ−
ルジ(メタ)アクリレ−ト、ポリブチレングリコ−ルジ
(メタ)アクリレ−ト、1,4−ブタンジオ−ルジ(メ
タ)アクリレ−ト、1,6−ヘキサンジオ−ルジ(メ
タ)アクリレ−ト、ネオペンチルグリコ−ルジ(メタ)
アクリレ−ト、トリメチロ−ルプロパントリ(メタ)ア
クリレ−ト、ペンタエリスリト−ルテトラ(メタ)アク
リレ−ト、ジペンタエリスリト−ルヘキサ(メタ)アク
リレ−ト、トリス(メタ)アクリロイルオキシエチルイ
ソシアヌレ−ト、2,2−ビス(4−(メタ)アクリロ
キシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−(メタ)
アクリロキシエトキシフェニル)プロパン、2,2−ビ
ス(4−(メタ)アクリロキシジエトキシフェニル)プ
ロパン、2,2−ビス(4−(メタ)アクリロキシプロ
ポキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−(メ
タ)アクリロキシテトラエトキシフェニル)プロパン、
エポキシアクリレート“ビスコート#540”(大阪有
機化学工業社製)、エポキシアクリレート“エポキシエ
ステル3000M”(共栄社化学社製)、ポリエステル
アクリレート“アロニックスM−6100”(東亜合成
社製)及びウレタンアクリレート“アロニックスM−1
100”(東亜合成社製)等が挙げられる。これらの1
種又は2種以上を使用することができる。
【0031】(d)成分の使用量は、(a)成分と
(d)成分の合計100重量部中、5〜99重量部が好
ましく、20〜95重量部がより好ましい。5重量部未
満では粘度が高くなって作業性が低下したり、硬化物が
硬くなりすぎたりして接着強度が低下するおそれがあ
る。95重量部を越えると湿潤状態下のセメントコンク
リート表面への接着性が低下するおそれがある。
【0032】本発明において、(e)無機充填材を使用
することは、本発明の土木建築用補修材のチクソ性や粘
度を適度なものとして作業性を向上させる点から好まし
い。又適応場所によっては、多量の補修材を必要とする
場合があり、この時は所定の強度を達成できれば、充填
材を増加して補修材量を極力減少でき、経済的に好まし
い。
【0033】無機充填材としては、結晶シリカ粉、溶融
シリカ粉、球状シリカ粉及びヒュームドシリカ等のシリ
カ粉、珪砂、カ−ボンブラック、ワォラストナイト、ク
レ−、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化鉄、ベント
ナイト、マイカ、クロム酸鉛、ニッケルスラグ、水酸化
アルミニウム、球状のものを含むアルミナ粉、ステンレ
ス粉、炭化珪素粉、窒化珪素粉、窒化ほう素粉、タルク
粉、炭酸カルシウム粉、ガラスビーズ、シラスバルー
ン、アルミニウム粉、並びに、チタン粉等が挙げられ
る。
【0034】(e)成分の使用量は、(a)成分及び
(d)成分の合計100重量部に対し、0.05〜50
0重量部が好ましく、0.1〜450重量部がより好ま
しく、0.3〜400重量部が最も好ましい。0.05
重量部未満では目的とするチクソ性や粘度が得られない
等補修材としての特性が低下し、500重量部を越える
と作業性が低下したり、補修材が脆くなる等の不都合等
が生ずるおそれがある。
【0035】無機充填材に、有機充填材を本発明の目的
を損なわない範囲で併用することができる。有機充填材
としては、ポリエチレン粉末、コ−ルタ−ル、ウレタン
樹脂粉、(メタ)アクリル樹脂粉、シリコーン樹脂粉、
フッ素樹脂粉、フェノール樹脂粉、木粉及び再生ゴム粉
等が挙げられる。更に、強度及び耐熱性の向上等の目的
のために、各種のガラスファイバー、カーボンファイバ
ー、各種のアラミド繊維及びナイロン繊維等の繊維状の
ものを併用してもよい。
【0036】本発明の常温硬化型アクリル系土木建築用
補修材には、その貯蔵安定性向上のため少量の重合禁止
剤を使用することができる。重合禁止剤としては例え
ば、メチルハイドロキノン、ハイドロキノン、カテコー
ル、ハイドロキノンモノメチルエーテル、モノターシャ
リーブチルハイドロキノン、2,5−ジターシャリーブ
チルハイドロキノン、p−ベンゾキノン、2,5−ジフ
ェニル−p−ベンゾキノン、2,5−ジターシャリーブ
チル−p−ベンゾキノン、ピクリン酸、フェノチアジ
ン、ターシャリーブチルカテコール、2−ブチル−4−
ヒドロキシアニソール及び2,6−ジターシャリーブチ
ル−p−クレゾール等が挙げられる。これらの重合禁止
剤の使用量は、(a)成分と(d)成分の合計100重
量部に対し、0.001〜3重量部が好ましく、0.0
1〜2重量部がより好ましい。0.001重量部未満で
は貯蔵安定性が低下し、3重量部を越えると密着性が低
下しやすく、硬化時間が長くなるおそれがある。
【0037】本発明の常温硬化型アクリル系土木建築用
補修材には、本発明の目的を損なわない範囲で、一般に
使用されている各種エラストマー、着色剤、防錆剤、溶
剤、増量材、補強材、可塑剤、パラフィン類、増粘剤、
チクソトロピー付与剤、シランカップリング剤、チタネ
ートカップリング剤、キレート化剤、染料、顔料、難燃
剤、界面活性剤及び熱可塑性高分子等の添加剤を使用す
ることができる。
【0038】本発明で使用するセメントコンクリートに
ついては、セメント、水、砂、更に必要に応じて砂利、
フライアッシュや高炉スラグ等を混合したモルタルやコ
ンクリートであれば特に制限はない。本発明の土木建築
物としては、接着性の点からセメントコンクリートが好
ましいが、アスファルトコンクリート、煉瓦及びタイル
等の他の材料からなる土木建築物でもよい。
【0039】本発明の常温硬化型アクリル系土木建築用
補修材による補修方法は土木建築物の亀裂部に本発明の
常温硬化型アクリル系土木建築用補修材を充填又は接合
して補修する。土木建築用補修材の用途としては、セメ
ントコンクリートの欠損部分の補修や剥離部分への被覆
等が挙げられるが、接着性の点からセメントコンクリー
トのひび割れや浮き等に注入して補修するひび割れ注入
材として使用することが好ましい。
【0040】又、重合開始剤と分解促進剤を含まぬ常温
硬化型アクリル系土木建築用補修材の成分を2つに分
け、一方に重合開始剤、他方に分解促進剤を加えること
により、二液型の常温硬化型アクリル系土木建築用補修
材とすることもできる。本発明で使用する常温硬化型ア
クリル系土木建築用補修材の注入は、ノズルや注入器
等、通常の注入器械を使用できる。
【0041】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。 実施例1〜7 市販品を使用して、表1に示す組成の1分子中にエチレ
ン性不飽和二重結合を有する単官能(メタ)アクリレー
トを使用した組成の常温硬化型アクリル系土木建築用補
修材を作製し、下記の試験方法により土木建築用補修材
としての接着強さ試験とひび割れ補修試験を行った。結
果を表1に示した。
【0042】(土木建築用補修材としての接着強さ試
験)接着強さはJIS A 6024(1992)の
4.7「接着強さ」に従って測定した。但し、試験の環
境条件は標準条件及び湿潤時の特殊条件の2種類を採 (壁のひび割れ補修試験)土木建築物として、幅0.5
〜1.5mm、深さ120mmのひび割れ部分を有し、
室内への漏水状態が認められる地下室のコンクリート壁
を使用した。このひび割れ部分に25cm間隔で注入口
を設け、注入口以外のひび割れ部分の表面を市販の急結
セメントで被覆した。その後、常温硬化型アクリル系土
木建築用補修材を注入口から注入圧1kg/cm2 の圧
力で注入し、7日後にひび割れ部分の補修箇所の漏水状
態を以下のように評価した。 ◎ 漏水が全く認められない ○ 漏水は殆ど認められない △ 補修箇所の一部に漏水が認められるものの止水効果
が認められる × 漏水状態にある
【0043】
【表1】
【0044】実施例8〜14 表2に示す組成の1分子中にエチレン性不飽和二重結合
を有する多官能(メタ)アクリレートを使用したこと以
外は、実施例1と同様に常温硬化型アクリル系土木建築
用補修材を作製し、試験した。結果を表2に示した。 (使用材料) TE−2000:両末端メタクリル変性液状ポリブタジ
エン(日本曹達社製) TEAI−1000:両末端メタクリル変性液状部分水
素添加ポリブタジエン(日本曹達社製)
【0045】
【表2】
【0046】実施例15〜20 表3に示す組成の無機充填材を(a)成分及び(d)成
分の合計100重量部に対し表3に示す重量部を使用し
たこと以外は、実施例4と同様に常温硬化型アクリル系
土木建築用補修材を作製し、チクソ係数を含めて試験し
た。結果を表3に示した。 (チクソ係数の測定試験)25℃の条件下でB型粘度計
を使用し、1rpmでの粘度を10rpmでの粘度で割
った値をチクソ係数とした。
【0047】
【表3】
【0048】実施例21〜22 無機充填材を(a)成分及び(d)成分の合計100重
量部に対し表3に示す重量部を使用したこと以外は、実
施例10と同様に常温硬化型アクリル系土木建築用補修
材を作製し、チクソ係数を含めて試験した。結果を表3
に示した。
【0049】比較例1〜3 表4に示す組成の土木建築用補修材を使用したこと以外
は、実施例1と同様に試験した。結果を表4に示した。
但し、比較例1はエポキシ接着剤(変性ポリアミドアミ
ン硬化剤系)を、比較例2はエポキシ接着剤(ポリチオ
ール/ポリアミン硬化剤系)を使用した。
【0050】
【表4】
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の常温硬化
型アクリル系土木建築用補修材は、乾燥状態下や湿潤状
態下のコンクリート表面、特に乾燥状態や湿潤状態等の
複雑な表面状態等を有する亀裂内部への接着性に優れて
いる。特に土木建築物の亀裂部の補修用としてのひび割
れ注入材に使用した場合に、小さな亀裂から大きな亀裂
まで強固に充填固着できるという従来にない優れた特性
を発揮する。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08F 290/06 C08F 290/06 C09D 4/02 PDR C09D 4/02 PDR 5/00 PNZ 5/00 PNZ 5/34 PRC 5/34 PRC C09J 4/02 JBT C09J 4/02 JBT

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)1分子中にエチレン性不飽和二重
    結合を有する(メタ)アクリレート、(b)重合開始剤
    及び(c)分解促進剤を含有してなることを特徴とする
    常温硬化型アクリル系土木建築用補修材。
  2. 【請求項2】 (c)分解促進剤が有機酸の金属塩及び
    /又は金属有機キレート化合物を含有してなることを特
    徴とする請求項1記載の常温硬化型アクリル系土木建築
    用補修材。
  3. 【請求項3】 更に(d)1分子中にエチレン不飽和二
    重結合を有しない(メタ)アクリレートを含有してなる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の常温硬化
    型アクリル系土木建築用補修材。
  4. 【請求項4】 更に(e)無機充填材を含有してなるこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の
    常温硬化型アクリル系土木建築用補修材。
  5. 【請求項5】 常温硬化型アクリル系土木建築用補修材
    がひび割れ注入材であることを特徴とする請求項1、請
    求項2、請求項3又は請求項4記載の常温硬化型アクリ
    ル系土木建築用補修材。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4又は請求項5記載の常温硬化型アクリル系土木建築用
    補修材を土木建築物の亀裂部に充填又は接合することを
    特徴とする土木建築物の亀裂部の補修方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の補修方法により充填又は
    接合されてなることを特徴とする土木建築物。
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