JP5024920B2 - 流量測定装置及び方法 - Google Patents
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Description
図1において、1は全体として流量測定装置を示し、光透過性の例えばテフロン(登録商標)チューブでなる流量測定管路2内を測定対象である流体FLが流れる。
光学ユニット21は、断面U字形状を有する長方形の管路保持用治具22を有し、その長手方向に穿設された管路保持溝22A内に流量測定管路2を位置決め保持している。
測定光処理部12は、図1に示すように、検出光光源用レーザダイオード50から射出される検出光源光L3が無偏光ビームスプリッタ51を透過した後反射鏡52において反射されて、測定光L1として測定光処理部12に入射される。
参照光処理部13は、図1に示すように、測定光処理部12(図10)と同様に、検出光源用レーザダイオード50の検出光源光L3を無偏光ビームスプリッタ51において測定光L1から分光して参照光L2を得、この参照光L2を入射側スリット65を介して入射側シリンドリカルレンズ66に入射する。
以上の構成において、システム制御ユニット40は図13に示す流量測定処理手順RT0を実行することにより、流量測定管路2を流れる流体FLの流量を測定する。
以上の構成によれば、10〔ml/min〕以下の微量流量の水又は水を主成分とする流体を、0.1〔ml/min〕程度の高い精度で、かつ非接触で流量測定し得るような微量の流量測定装置を実現できる。
(a)図7ないし図9の実施の形態においては、加熱用レーザ光L0を投射する流体加熱部45の構成として、管路保持溝22Aに挿入する流量測定管路2の周囲にシート状反射材46を巻き付けることにより加熱用レーザ光L0を流量測定管路2内に繰り返し反射させ、これにより流量測定管路2に流れる流体に加熱用レーザ光L0を効率良く吸収させるようにしたが、流量測定管路2内に加熱用レーザ光L0を繰り返し反射させる構成として、図15に示すように、管路保持溝22Aとして流量測定管路2の下側外形形状に沿うような断面半円形状の内表面を形成すると共に、流量測定管路2の上側の隙間に、内側形状が断面四半円形状流量測定管路2の外表面と同様の断面四半円形状を有する隙間埋込み部材22B及び22Cを埋め込むと共に、流量測定管路2と対向する管路保持溝22Aの表面並びに隙間埋込み部材22B及び22Cの表面によって反射面を形成するようにしても、上述の場合と同様に加熱用レーザ光L0を流量測定回路2内の流体FLに繰り返し反射させるようにすることにより、効率良く加熱用レーザ光L0を吸収させることができる。
Claims (6)
- 流量測定管路を流れる流体の流量を測定する流量測定装置であって、
上記流量測定管路の熱マーカ形成位置において、上記流量測定管路の外部から加熱用レーザ光を照射することにより、上記流量測定管路内を流れる上記流体を加熱して熱マーカを形成する熱マーカ形成部と、
上記流量測定管路の上記熱マーカ形成位置より下流側の測定光検出位置において、検出光光源から射出された検出光源光に基づいて形成した所定波長のレーザ光でなる測定光を上記流体に透過させて上記流体の吸光度スペクトルに基づく吸光度を表す測定光検出信号を得る測定光処理部と、
上記熱マーカ形成位置より上流側又は下流側の参照光検出位置において、上記検出光光源から射出された上記検出光源光に基づいて形成した上記所定波長と同じ波長を有するレーザ光でなる参照光を上記流体に透過させて上記流体の吸光度スペクトルに基づく吸光度を表す参照光検出信号を得る参照光処理部と、
上記熱マーカ形成部に対して上記熱マーカを形成させる駆動信号を与えることにより上記流体に熱マーカを形成すると共に、上記参照光検出信号に含まれる外乱成分によって上記測定光検出信号に含まれる外乱成分を相殺する補正をし、当該補正された上記測定光検出信号によって、上記熱マーカ形成時点から、上記測定光処理部において上記熱マーカが移動して来たことを検出した時点までの到達時間を判別し、当該到達時間に対応する流量値を予め実験によって求めた到達時間と流量値との関係を表す校正曲線から読み取るシステム制御ユニットと
を具えることを特徴とする流量測定装置。 - 流量測定管路を流れる流体の流量を測定する流量測定装置であって、
上記流量測定管路の熱マーカ形成位置において、上記流量測定管路の外部から加熱用レーザ光を連続的に照射することにより、上記流量測定管路内を流れる上記流体を加熱して熱マーカを形成する熱マーカ形成部と、
上記流量測定管路の上記熱マーカ形成位置より下流側の測定光検出位置において、検出光光源から射出された検出光源光に基づいて形成した所定波長のレーザ光でなる測定光を上記流体に透過させて上記流体の吸光度スペクトルに基づく吸光度を表す測定光検出信号を得る測定光処理部と、
上記熱マーカ形成位置より上流側又は下流側の参照光検出位置において、上記検出光光源から射出された上記検出光源光に基づいて形成した上記所定波長と同じ波長を有するレーザ光でなる参照光を上記流体に透過させて上記流体の吸光度スペクトルに基づく吸光度を表す参照光検出信号を得る参照光処理部と、
上記熱マーカ形成部に対して上記熱マーカを形成させる駆動信号を与えることにより上記流体に熱マーカを形成すると共に、上記参照光検出信号に含まれる外乱成分によって上記測定光検出信号に含まれる外乱成分を相殺する補正をし、当該補正された上記測定光検出信号によって、上記測定光検出信号に生ずる温度分布の変化に対応する流量値を、予め実験によって求めた温度分布の変化と流量値との関係を表す校正曲線から求めるシステム制御ユニットと
を具えることを特徴とする流量測定装置。 - 流量測定管路を流れる流体の流量を測定する流量測定装置であって、
上記流量測定管路の熱マーカ形成位置において、上記流量測定管路の外部から加熱用レーザ光を正弦波形状に変化させて照射することにより、上記流量測定管路内を流れる上記流体を加熱して熱マーカを形成する熱マーカ形成部と、
上記流量測定管路の上記熱マーカ形成位置より下流側の測定光検出位置において、検出光光源から射出された検出光源光に基づいて形成した所定波長のレーザ光でなる測定光を上記流体に透過させて上記流体の吸光度スペクトルに基づく吸光度を表す測定光検出信号を得る測定光処理部と、
上記熱マーカ形成位置より上流側又は下流側の参照光検出位置において、上記検出光光源から射出された上記検出光源光に基づいて形成した上記所定波長と同じ波長を有するレーザ光でなる参照光を上記流体に透過させて上記流体の吸光度スペクトルに基づく吸光度を表す参照光検出信号を得る参照光処理部と、
上記熱マーカ形成部に対して上記熱マーカを形成させる駆動信号を与えることにより上記流体に熱マーカを形成すると共に、上記参照光検出信号に含まれる外乱成分によって上記測定光検出信号に含まれる外乱成分を相殺する補正をし、当該補正された上記測定光検出信号によって、上記測定光検出信号に生ずる位相の変化に対応する流量値を予め実験によって求めた位相の変化と流量値との関係を表す校正曲線から求めるシステム制御ユニットと
を具えることを特徴とする流量測定装置。 - 上記測定光処理部及び上記参照光処理部は、上記測定光及び上記参照光をシリンドリカルレンズを透過させることにより、上記測定光及び上記参照光が上記流量測定管路の管軸線に向かって集光しながら透過するような構成を有する
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の流量測定装置。 - 上記熱マーカ形成部は、上記流量測定管路の周囲に反射手段を有し、外部から照射された上記加熱用レーザ光を上記反射手段によって繰返し反射させることにより、上記流量測定管路を流れる上記流体内に繰返し透過させて吸収させる
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の流量測定装置。 - 流量測定管路を流れる流体の流量を測定する流量測定方法であって、
上記流量測定管路の熱マーカ形成位置において、熱マーカ形成部によって、上記流量測定管路の外部から加熱用レーザ光を照射することにより、上記流量測定管路内を流れる上記流体を加熱して熱マーカを形成し、
上記流量測定管路の上記熱マーカ形成位置より下流側の測定光検出位置において、測定光処理部によって、検出光光源から射出された検出光源光に基づいて形成した所定波長のレーザ光でなる測定光を上記流体に透過させて上記流体の吸光度スペクトルに基づく吸光度を表す測定光検出信号を得、
上記熱マーカ形成位置より上流側又は下流側の参照光検出位置において、参照光処理部によって、上記検出光光源から射出された上記検出光源光に基づいて形成した上記所定波長と同じ波長を有するレーザ光でなる参照光を上記流体に透過させて上記流体の吸光度スペクトルに基づく吸光度を表す参照光検出信号を得、
システム制御ユニットによって、上記熱マーカ形成部に対して上記熱マーカを形成させる駆動信号を与えることにより上記流体に熱マーカを形成すると共に、上記参照光検出信号に含まれる外乱成分によって上記測定光検出信号に含まれる外乱成分を相殺する補正をし、当該補正された上記測定光検出信号によって、上記熱マーカ形成時点から、上記測定光処理部において上記熱マーカが移動して来たことを検出した時点までの到達時間を判別し、当該到達時間に対応する流量値を予め実験によって求めた到達時間と流量値との関係を表す校正曲線から読み取る
ことを特徴とする流量測定方法。
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