JP5021110B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体高分子電解質膜をアノード側電極とカソード側電極とで挟んで構成される単位燃料電池セルが、セパレータを介して水平方向に複数個積層された燃料電池スタックを備える燃料電池システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜(陽イオン交換膜)からなる電解質膜の両側にそれぞれアノード側電極およびカソード側電極を対設して構成された単位燃料電池セルを、セパレータによって挟持することにより構成されている。この固体高分子型燃料電池は、通常、単位燃料電池セルおよびセパレータを所定数だけ積層することにより、燃料電池スタックとして使用されている。
【0003】
この種の燃料電池スタックにおいて、アノード側電極に供給された燃料ガス、例えば、水素ガスは、触媒電極上で水素イオン化され、適度に加湿された電解質膜を介してカソード側電極側へと移動する。その間に生じた電子が外部回路に取り出され、直流の電気エネルギとして利用される。カソード側電極には、酸化剤ガス、例えば、酸素ガスあるいは空気が供給されているために、このカソード側電極において、前記水素イオン、前記電子および酸素ガスが反応して水が生成される。
【0004】
ところで、上記の燃料電池スタックを車両等に搭載して使用する場合、所望の電力を得るために相当に多数の単位燃料電池セルが必要となる。その際、相当数の単位燃料電池セルを積層して単一の燃料電池スタックを構成しようとすると、前記単位燃料電池セルの積層方向の長さが相当に長尺化し、燃料ガスを各単位燃料電池セルに対して均等に供給することができない等の不具合が生じてしまう。
そこで、複数の燃料電池スタックを用意し、各燃料電池スタック同士をマニホールドを介して直列に接続して構成される燃料電池システムが採用されている。例えば、特開平8−171926号公報では、4つの積層体(単位燃料電池スタック)を用意し、それぞれ積層方向に2列に配置された2つの積層体同士を燃料等給排部材を介装して直列に配置して構成されている。この燃料等給排部材には、互いに対向する両端鉛直面にそれぞれ2つの積層体に燃料系等の給排を行う孔部が設けられるとともに、各孔部を前記燃料等給排部材の内部で連通する流路が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の従来技術では、それぞれ2つの積層体を並列して燃料等給排部材の両端面に配設しており、各積層体の前記燃料等給排部材とは反対側の端面に加圧機構を配置して前記積層体を積層方向に加圧するとともに、前記積層体の上下に上部ケースおよび下部ケースが装着されている。このため、燃料電池全体の組立作業が煩雑化するとともに、燃料等給排部材自体の構成が相当に複雑化し、前記燃料等給排部材が大型化かつ複雑化して製造コストが高騰するという問題が指摘されている。
【0006】
本発明はこの種の問題を解決するものであり、2つの燃料電池スタックを並列するとともに、各燃料電池スタックに燃料ガス等の流体を供給および排出する配管構造を簡素化し、かつ該燃料電池スタックの高さ方向を有効に低く抑えることが可能な燃料電池システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る燃料電池システムでは、互いに平行に配列される第1および第2燃料電池スタック内にそれぞれ燃料ガス給排路、酸化剤ガス給排路および冷却媒体給排路が互いに対称に設けられており、前記第1および第2燃料電池スタックの互いに隣接する他端部鉛直面には、横方向両端上下に位置しかつそれぞれ対称に燃料ガス供給口、燃料ガス排出口、酸化剤ガス供給口および酸化剤ガス排出口が設けられてい。さらに、これらの上下方向および左右方向内方に位置して冷却媒体供給口および冷却媒体排出口が設けられている。
【0008】
このように、第1および第2燃料電池スタックの各給排路が対称に構成されるため、互いに隣接する他端部鉛直面には、互いに近接する端部上下に同一の供給口および/または排出口が設けられ、これらを連結するためのマニホールド構造が容易に簡素化される。しかも、同一の鉛直面に燃料ガス、酸化剤ガスおよび冷却媒体の給排口が設けられており、配管を一つの面(垂直面)に集中させることが可能になり、配管の作業性が有効に向上する。
【0009】
さらに、他端部鉛直面には、横方向両端上下に燃料ガスおよび酸化剤ガスの給排口が設けられるだけであり、冷却媒体の給排口がこれらの内方に設けられている。これにより、第1および第2燃料電池スタックの高さ方向を有効に短尺化することができ、前記第1および第2燃料電池スタックの上方スペースを有効活用することができ、例えば、車載用燃料電池システムとして効果的に用いることが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に係る燃料電池システム10の概略斜視説明図であり、図2は、前記燃料電池システム10の側面説明図である。
【0011】
燃料電池システム10は、水平方向(矢印A方向)に沿って互いに平行に配列される第1燃料電池スタック12と第2燃料電池スタック14とを備える。第1および第2燃料電池スタック12、14の同一側の一端部鉛直面を構成する第1エンドプレート16、18には、正極である第1電力取り出し端子20および負極である第2電力取り出し端子22が設けられる。
【0012】
第1および第2燃料電池スタック12、14の同一側の他端部鉛直面である第2エンドプレート24、26側には、前記第1および第2燃料電池スタック12、14に対して燃料ガス、酸化剤ガスおよび冷却媒体の供給と排出を行うための配管機構28が組み込まれる。第1および第2燃料電池スタック12、14は、取り付け機構30を介して車両を構成する取り付けプレート31に固定される。
【0013】
第1燃料電池スタック12は、図3および図4に示すように、単位燃料電池セル32と、この単位燃料電池セル32を挟持する第1および第2セパレータ34、36とを備え、これらが複数組だけ水平方向(矢印A方向)に積層されている。第1燃料電池スタック12は、全体として直方体状を有しており、短辺方向(矢印B方向)が重力方向に指向するとともに、長辺方向(矢印C方向)が水平方向に指向して配置される。
【0014】
単位燃料電池セル32は、固体高分子電解質膜38と、この電解質膜38を挟んで配設されるカソード側電極40およびアノード側電極42とを有するとともに、前記カソード側電極40および前記アノード側電極42には、例えば、多孔質層である多孔質カーボンペーパ等からなる第1および第2ガス拡散層44、46が配設される。
【0015】
単位燃料電池セル32の両側には、第1および第2ガスケット48、50が設けられ、前記第1ガスケット48は、カソード側電極40および第1ガス拡散層44を収納するための大きな開口部52を有する一方、前記第2ガスケット50は、アノード側電極42および第2ガス拡散層46を収納するための大きな開口部54を有する。単位燃料電池セル32と第1および第2ガスケット48、50とが、第1および第2セパレータ34、36によって挟持される。
【0016】
第1セパレータ34は、カソード側電極40に対向する面34aおよび反対側の面34bが長方形状に設定されており、例えば、長辺55aが水平方向に指向するとともに、短辺55bが重力方向に指向して配置される。
【0017】
第1セパレータ34の短辺55b側の両端縁部上部側には、酸素ガスまたは空気である酸化剤ガスを通過させるための酸化剤ガス入口56aと、水素ガス等の燃料ガスを通過させるための燃料ガス入口58aとが、上下方向に長尺形状を有して設けられる。第1セパレータ34の短辺55b側の両端縁部下部側には、酸化剤ガス出口56bと燃料ガス出口58bとが、酸化剤ガス入口56aおよび燃料ガス入口58aと対角位置になるようにかつ上下方向に長尺形状を有して設けられている。
【0018】
第1セパレータ34の長辺55aの下端部には、矢印C方向に長尺な4つの冷却媒体入口60a〜60dが設けられるとともに、この第1セパレータ34の長辺55a側の上部には、同様に、矢印C方向に長尺な4つの冷却媒体出口60e〜60hが設けられる。冷却媒体入口60a〜60dには、純水やエチレングリコールやオイル等の冷却媒体が供給される。第1セパレータ34の面34aには、酸化剤ガス入口56aに連通する10本のそれぞれ独立した第1酸化剤ガス流路溝62が、水平方向に蛇行しながら重力方向に向かって設けられる。第1酸化剤ガス流路溝62は、5本の第2酸化剤ガス流路溝65に合流し、前記第2酸化剤ガス流路溝65が酸化剤ガス出口56bに連通する。第1セパレータ34には、タイロッド挿通用の孔部63が6箇所に形成されている。
【0019】
第2セパレータ36は長方形状に形成されており、この第2セパレータ36の短辺64b側の両端縁部上部側には、酸化剤ガス入口66aおよび燃料ガス入口68aが貫通形成されるとともに、その両端縁部下部側には、酸化剤ガス出口66bおよび燃料ガス出口68bが、前記酸化剤ガス入口66aおよび前記燃料ガス入口68aと対角位置になるように貫通形成されている。
【0020】
第2セパレータ36の長辺64a側の下部には、矢印C方向に長尺な4つの冷却媒体入口70a〜70dが貫通形成され、この長辺64a側の上部には、冷却媒体出口70e〜70hが、同様に、矢印C方向に長尺に貫通形成される。
【0021】
図5に示すように、第2セパレータ36の面36aには、燃料ガス入口68aに連通して10本の第1燃料ガス流路溝72が形成される。この第1燃料ガス流路溝72が5本の第2燃料ガス流路溝73に合流し、前記第2燃料ガス流路溝73が燃料ガス出口68bに連通する。
【0022】
図6に示すように、第2セパレータ36の面36aとは反対側の面36bには、冷却媒体入口70a〜70dと冷却媒体出口70e〜70hにそれぞれ個別に連通する冷却媒体流路74a〜74dが重力方向に向かって設けられる。冷却媒体流路74a〜74dは、冷却媒体入口70a〜70dと冷却媒体出口70e〜70hに連通するそれぞれ9本の第1流路溝76a、76bを備えるとともに、前記第1流路溝76a、76b間には、それぞれ2本の第2流路溝78が互いに重力方向に平行しかつ所定間隔ずつ離間して設けられる。第2セパレータ36には、第1セパレータ34と同様に、タイロッド挿通用の孔部63が6箇所に設けられている。
【0023】
図7に示すように、所定数だけ積層された単位燃料電池セル32の積層方向両端には、ターミナルプレートである端子板80と第1導電プレート82とが配設される。端子板80には、絶縁板84を介して第1エンドプレート16が積層されるとともに、この端子板80に第1電力取り出し端子20が装着される。
【0024】
図8に示すように、第1電力取り出し端子20は、円柱状の大径部86の両端に小径なねじ部88a、88bを設けている。このねじ部88aは、端子板80に形成された孔部90を通って第1セパレータ34の酸化剤ガス入口56a内に突出し、前記ねじ部88aにナット部材92が螺着される。大径部86の肩部には、端子板80との間のシール性を向上させるためにシール部材94が介装されるとともに、前記大径部86の外周と第1エンドプレート16に形成された孔部96との間に絶縁リング98が介装される。
【0025】
図9に示すように、第1導電プレート82は、第2セパレータ36とほぼ同一形状、すなわち、長方形状に設定されており、短辺側の両端縁部には、酸化剤ガス入口100a、燃料ガス入口102aおよび酸化剤ガス出口100b、燃料ガス出口102bが互いに対角位置に設けられている。第1導電プレート82の長辺側下部および上部には、それぞれ4つの冷却媒体入口104a〜104dと冷却媒体出口104e〜104hが設けられるとともに、タイロッド挿通用の孔部63が6箇所に形成されている。
【0026】
第1導電プレート82には、第1燃料電池スタック12の下側にかつ第2燃料電池スタック14に近接して延在する第1接続板部106が設けられる。第1接続板部106には、下方に突出して2本のボルト部108a、108bが設けられ、このボルト部108a、108bおよび第1導電プレート82は、導電性を有する材料、例えば、SUSや銅等で構成されている。図7に示すように、第1導電プレート82には、絶縁板110、蓋板112およびシール部材114を介して第2エンドプレート24が積層される。
【0027】
図10および図11に示すように、第2エンドプレート24は長方形状に構成されており、その短辺側の両端縁部上部側には、酸化剤ガス入口120aと燃料ガス入口122aとが貫通形成されるとともに、その短辺側の両端縁部下部側には、酸化剤ガス出口120bと燃料ガス出口122bとが前記酸化剤ガス入口120aおよび前記燃料ガス入口122aと対角位置になるように設けられる。
【0028】
第2エンドプレート24の内側の面24aには、第2セパレータ36の冷却媒体入口70a〜70dに連通する第1冷却媒体流路溝124a〜124dと、前記第2セパレータ36の冷却媒体出口70e〜70hに連通する第2冷却媒体流路溝124e〜124hが、水平方向に長尺でかつ所定の深さを有して形成される。第1冷却媒体流路溝124a〜124dは、それぞれ12本の第1溝部126aの端部に連通する。第1溝部126aは、互いに平行に上方に延在した後、それぞれ2本ずつ合流して第2溝部126bが設けられ、前記第2溝部126bがそれぞれ2本ずつ第3溝部126cに合流して冷却媒体供給口128に連通する。
【0029】
第2冷却媒体流路溝124e〜124hは、同様に、それぞれ12本の第1溝部130aに連通し、前記第1溝部130aが鉛直下方向に延在して第2溝部130bに2本ずつ合流する。第2溝部130bは、2本ずつ第3溝部130cに合流して冷却媒体排出口132に連通する。冷却媒体供給口128および冷却媒体排出口132には、図10に示すように、供給管路134と排出管路136が連結されており、この供給管路134およびこの排出管路136が、第1燃料電池スタック12の外方に所定の長さだけ突出している。第2エンドプレート24には、タイロッド挿通用の孔部63が6箇所に形成されている。
【0030】
第1燃料電池スタック12内には、第2エンドプレート24の酸化剤ガス入口120a、第1セパレータ34の酸化剤ガス入口56a、酸化剤ガス出口56bおよび前記第2エンドプレート24の酸化剤ガス出口120bを連通してU字状に構成される酸化剤ガス給排路138aと、前記第2エンドプレート24の燃料ガス入口122a、第2セパレータ36の燃料ガス入口68a、燃料ガス出口68bおよび前記第2エンドプレート24の燃料ガス出口122bを連通してU字形状に構成される燃料ガス給排路138bと、前記第2エンドプレート24の供給管路134、前記第2セパレータ36の冷却媒体入口70a〜70d、冷却媒体出口70e〜70hおよび前記第2エンドプレート24の排出管路136に連通してU字形状に構成される冷却媒体給排路138cが設けられる。
【0031】
図10および図13に示すように、冷却媒体供給口128および冷却媒体排出口132は、第2エンドプレート24の面内において、酸化剤ガス入口120a、燃料ガス入口122a、酸化剤ガス出口120bおよび燃料ガス出口122bの上下方向および左右方向内方に位置して設けられている。
【0032】
図7に示すように、第1燃料電池スタック12は、締め付け機構140を介して積層方向(矢印A方向)に一体的に締め付け固定される。締め付け機構140は、第1エンドプレート16の外面側に設けられる液体チャンバ142と、この液体チャンバ142内に封入される非圧縮性の面圧付与用液体、例えば、シリコンオイル144と、第2エンドプレート24の外面側に設けられ、前記第2エンドプレート24を前記第1エンドプレート16側に押圧するために水平方向に所定間隔ずつ離間して配置される3つの皿ばね146a〜146cとを備える。
【0033】
液体チャンバ142を挟んで第1エンドプレート16に対向してバックアッププレート148が配設され、このバックアッププレート148とアルミニウムまたはステンレススチールの薄板150との間に液体チャンバ142が構成される。皿ばね146a〜146cは、第2エンドプレート24の面内に略等間隔ずつ離間して配置されるとともに、取り付け板152により支持される。取り付け板152から第1燃料電池スタック12を貫通してバックアッププレート148に6本のタイロッド154が挿入される。タイロッド154の端部にナット156がねじ込まれることにより、第1燃料電池スタック12が一体的に保持される。
【0034】
図2および図12に示すように、取り付け機構30は、第1エンドプレート16の下部側に一体的に設けられるブラケット部160a、160bと、第2エンドプレート24の下部側にねじ止めされるマウントブラケット162a、162bとを備える。ブラケット部160a、160bには、第1燃料電池スタック12の積層方向(矢印A方向)に長尺な長孔164a、164bが形成される一方、マウントブラケット162a、162bに孔部166a、166bが形成される。
【0035】
長孔164a、164bおよび孔部166a、166bには、それぞれゴムマウント168が配置される。ゴムマウント168は、上下にねじ部170a、170bが設けられており、上部に突出する前記ねじ部170aにカラー172が配置されてこのカラー172がここから長孔164a、164bに挿入されるとともに、該ねじ部170aにナット174が螺合される。マウントブラケット162a、162b側では、ゴムマウント168のねじ部170aが孔部166a、166bに挿入されてその先端部にナット174が螺合される。ゴムマウント168の下部側に突出するねじ部170bは、取り付けプレート31に挿入されてナット176が螺合されることにより、第1燃料電池スタック12を車両等に固定する。
【0036】
図13に示すように、第2燃料電池スタック14は、上述した第1燃料電池スタック12とは対称的に構成されるとともに、電解質膜38に対してカソード側電極40とアノード側電極42とが逆側に配置されており、第1エンドプレート18側に負極である第2電力取り出し端子22が設けられる(図14参照)。第2燃料電池スタック14は、基本的には第1燃料電池スタック12と同様に構成されており、同一の構成要素には同一の参照符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0037】
図15に示すように、第2燃料電池スタック14は、第2導電プレート180を備えており、この第2導電プレート180には、前記第2燃料電池スタック14の下側に延在しかつ第1燃料電池スタック12に設けられている第1導電プレート82の第1接続板部106に近接する第2接続板部182を設けている。第1および第2接続板部106、182には、それぞれ一対のボルト部108a、108bと184a、184bとが設けられている。
【0038】
ボルト部108aと184aおよびボルト部108bと184bには、それぞれ可撓性接続体、例えば、撚り線186a、186bが接続される。撚り線186a、186bは、多数の細線状の導線を網状に撚ることにより構成されており、それぞれゴムカバー188a、188bにより覆われている。
【0039】
図13に示すように、第1および第2燃料電池スタック12、14を構成する第2エンドプレート24、26には、それぞれ燃料ガス入口122aと酸化剤ガス出口120bとが互いに近接する位置に配置されており、この第2エンドプレート24、26に配管機構28が組み込まれる。
【0040】
図1および図16に示すように、配管機構28は、互いに並設される第1および第2燃料電池スタック12、14を構成する第2エンドプレート24、26の各燃料ガス入口122aを覆って前記第2エンドプレート24、26に一体的に固定される第1ブラケット190を備える。この第1ブラケット190には、各燃料ガス入口122aにそれぞれ連通する燃料ガス供給管192a、192bが設けられ、前記燃料ガス供給管192a、192bが合流して燃料ガス供給口194に連通する。
【0041】
第2エンドプレート24、26には、各酸化剤ガス出口120bを覆って第2ブラケット196が固定される。この第2ブラケット196に設けられ酸化剤ガス出口120bにそれぞれ連通する酸化剤ガス排出管198a、198bの先端部が、酸化剤ガス排出口200に一体的に連通する。
【0042】
第2エンドプレート24、26には、それぞれの酸化剤ガス入口120aおよび燃料ガス出口122bを覆って第3および第4ブラケット202、204が固定される。第3および第4ブラケット202、204には、酸化剤ガス入口120aに連通する酸化剤ガス供給管206の両端が連通するとともに、この酸化剤ガス供給管206の途上に酸化剤ガス供給口208が設けられる。第3および第4ブラケット202、204には、燃料ガス出口122bに連通する燃料ガス排出管210の両端が連通し、この燃料ガス排出管210の途上に燃料ガス排出口212が設けられる。
【0043】
第2エンドプレート24、26に設けられている各供給管路134に冷却媒体供給管214の両端が連結され、この冷却媒体供給管214に冷却媒体供給口216が設けられる。第2エンドプレート24、26に設けられている各排出管路136に冷却媒体排出管218が連結されるとともに、この冷却媒体排出管218に冷却媒体排出口220が設けられる。
【0044】
このように構成される燃料電池システム10の動作について、以下に説明する。
【0045】
図1に示すように、燃料電池システム10には、燃料ガス給排路138bを構成する燃料ガス供給口194から燃料ガス(例えば、炭化水素を改質した水素を含むガス)が供給されるとともに、酸化剤ガス給排路138aを構成する酸化剤ガス供給口208に酸化剤ガスとして空気または酸素ガス(以下、単に空気という)が供給される。さらに、冷却媒体給排路138cを構成する冷却媒体供給口216に冷却媒体が供給される。
【0046】
燃料ガス供給口194に供給された燃料ガスは、燃料ガス供給管192a、192bを通って第1および第2燃料電池スタック12、14を構成する第2エンドプレート24、26の各燃料ガス入口122aに送られ、さらに第2セパレータ36の各燃料ガス入口68aから第1燃料ガス流路溝72に導入される。図5に示すように、第1燃料ガス流路溝72に供給された燃料ガスは、第2セパレータ36の面36aに沿って水平方向に蛇行しながら重力方向に移動する。
【0047】
その際、燃料ガス中の水素ガスは、第2ガス拡散層46を通って単位燃料電池セル32のアノード側電極42に供給される。そして、未使用の燃料ガスは、第1燃料ガス流路溝72に沿って移動しながらアノード側電極42に供給される一方、未使用の燃料ガスが第2燃料ガス流路溝73を介して燃料ガス出口68bから排出される。この未使用の燃料ガスは、第2エンドプレート24、26の各燃料ガス出口122bを通って燃料ガス排出管210に導入され、燃料ガス排出口212を介して燃料電池システム10から排出される。
【0048】
一方、酸化剤ガス供給口208に供給された空気は、酸化剤ガス供給管206を介して第2エンドプレート24、26に設けられた各酸化剤ガス入口120aに送られ、さらに第1および第2燃料電池スタック12、14内に組み込まれた第1セパレータ34の酸化剤ガス入口56aに供給される(図3参照)。第1セパレータ34では、酸化剤ガス入口56aに供給された空気が面34a内の第1酸化剤ガス流路溝62に導入され、この第1酸化剤ガス流路溝62に沿って水平方向に蛇行しながら重力方向に移動する。
【0049】
その際、空気中の酸素ガスは、第1ガス拡散層44からカソード側電極40に供給される一方、未使用の空気が第2酸化剤ガス流路溝65を介して酸化剤ガス出口56bから排出される。この酸化剤ガス出口56bに排出された空気は、第2エンドプレート24、26に設けられた酸化剤ガス出口120bから酸化剤ガス排出管198a、198bを介して酸化剤ガス排出口200より排出される(図1参照)。
【0050】
これにより、第1および第2燃料電池スタック12、14で発電が行われ、それぞれ特性の異なる第1および第2電力取り出し端子20、22間に接続される負荷、例えば、図示しないモータに電力が供給されることになる。
【0051】
また、第1および第2燃料電池スタック12、14内は、冷却媒体により有効に冷却される。すなわち、冷却媒体供給口216に供給された冷却媒体は、冷却媒体供給管214から第2エンドプレート24、26に設けられている供給管路134に導入される。この冷却媒体は、図11に示すように、第2エンドプレート24、26の冷却媒体供給口128に導入され、複数の第2溝部126bから第1溝部126aを通って第1冷却媒体流路溝124a〜124dに送られる。
【0052】
第1冷却媒体流路溝124a〜124dに導入された冷却媒体は、第2セパレータ36の下部側に形成された冷却媒体入口70a〜70dに導入され、図6に示すように、前記冷却媒体入口70a〜70dに連通する冷却媒体流路74a〜74dを下方から上方に向かって移動する。冷却媒体流路74a〜74dを通って各単位燃料電池セル32を冷却した冷却媒体は、冷却媒体出口70e〜70hを通って第2エンドプレート24、26の第2冷却媒体流路溝124e〜124hに導入される(図11参照)。この第2冷却媒体流路溝124e〜124hに導入された冷却媒体は、第1溝部130aから第2溝部130bを介して冷却媒体排出口132に送られ、排出管路136から冷却媒体排出管218を通って冷却媒体排出口220より排出される。
【0053】
この場合、本実施形態では、図13に示すように、第1燃料電池スタック12内に酸化剤ガス給排路138a、燃料ガス給排路138bおよび冷却媒体給排路138cが設けられる一方、第2燃料電池スタック14内には、前記第1燃料電池スタック12とは対称に酸化剤ガス給排路138a、燃料ガス給排路138bおよび冷却媒体給排路138cが設けられている。そして、第1および第2燃料電池スタック12、14の同一鉛直面である第2エンドプレート24、26には、横方向(矢印C方向)両端上下に位置して酸化剤ガス入口120a、燃料ガス入口122a、酸化剤ガス出口120bおよび燃料ガス出口122bが互いに対称に設けられている。
【0054】
このため、図1および図16に示すように、第2エンドプレート24、26のそれぞれの燃料ガス入口122aを連通する燃料ガス供給管192a、192bと、それぞれの酸化剤ガス出口120bを連通する酸化剤ガス排出管198a、198bとを可及的に短尺に構成することができ、配管機構28全体を有効に簡素化することができるという効果が得られる。しかも、第2エンドプレート24、26には、供給管路134および排出管路136が設けられており、酸化剤ガス、燃料ガスおよび冷却媒体の配管作業が一つの面に集中され、配管の作業性が有効に向上するという利点がある。
【0055】
さらに、本実施形態では、第2エンドプレート24、26の面内において、横方向両端上下に酸化剤ガス入口120a、燃料ガス入口122a、酸化剤ガス出口120bおよび燃料ガス出口122bが設けられるとともに、これらの上下方向および左右方向内方に冷却媒体供給口128および冷却媒体排出口132が設けられている(図13参照)。これにより、第2エンドプレート24、26の高さ方向(矢印B方向)の寸法を可及的に短尺化することができ、燃料電池システム10の高さを低く設定することが可能になる。
【0056】
その際、第1および第2燃料電池スタック12、14の第1エンドプレート16、18側の垂直面に第1および第2電力取り出し端子20、22が設けられており、燃料電池システム10の上部側に接続端子等の突出部が存在することがない。従って、燃料電池システム10は、可及的に薄肉化されるとともに、その上部が平坦状に構成され、該上部側のスペースを有効に活用することができ、特に車載用として効果的に用いることが可能になる。
【0057】
さらにまた、本実施形態では、第1および第2燃料電池スタック12、14を組み立てた後、第2エンドプレート24、26側から配管機構28の配管作業が行われる。このため、燃料電池システム10全体の組み立て作業性が一挙に向上し、効率的かつ短時間に前記燃料電池システム10を組み立てることができるという効果がある。
【0058】
【発明の効果】
本発明に係る燃料電池システムでは、第1および第2燃料電池スタック内に燃料ガス等の給排路がそれぞれ対称に設けられるとともに、互いに隣接する鉛直面には、横方向両端上下に位置しかつそれぞれ対称に燃料ガスおよび酸化剤ガスの給排口が設けられ、さらにこれらの上下方向および左右方向内方に位置して冷却媒体の給排口が設けられる。このため、燃料電池スタックの高さ方向を有効に短尺化することができ、燃料電池システムの上部側のスペースを有効に活用することが可能になる。しかも、第1および第2燃料電池スタックの同一の鉛直面に燃料ガス、酸化剤ガスおよび冷却媒体の給排口が対称に設けられるため、配管作業が簡素化するとともに、マニホールド構造の簡素化が容易に図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る燃料電池システムの概略斜視説明図である。
【図2】前記燃料電池システムの側面説明図である。
【図3】前記燃料電池システムを構成する燃料電池スタックの要部分解斜視図である。
【図4】前記燃料電池スタックの要部縦断面説明図である。
【図5】前記燃料電池スタックを構成する第2セパレータの一方の面の正面説明図である。
【図6】前記第2セパレータの他方の面の正面説明図である。
【図7】前記燃料電池スタックの概略縦断面説明図である。
【図8】前記燃料電池スタックを構成する電力取り出し端子の接続構造を示す説明図である。
【図9】前記燃料電池スタックを構成する導電プレートの斜視説明図である。
【図10】前記燃料電池スタック内の流体の流れを示す流路説明図である。
【図11】前記燃料電池スタックを構成する第2エンドプレートの内方側の面の正面説明図である。
【図12】前記燃料電池スタックの平面説明図である。
【図13】配管機構が省略された状態の前記燃料電池システムの正面説明図である。
【図14】前記燃料電池システムの背面説明図である。
【図15】前記燃料電池システムの下側を示す斜視説明図である。
【図16】前記燃料電池システムの正面説明図である。
【符号の説明】
10…燃料電池システム 12、14…燃料電池スタック
16、18、24、26…エンドプレート
20、22…電力取り出し端子 28…配管機構
30…取り付け機構 32…単位燃料電池セル
34、36…セパレータ 38…電解質膜
40…カソード側電極 42…アノード側電極
56a、66a、100a、120a…酸化剤ガス入口
56b、66b、100b、120b…酸化剤ガス出口
58a、68a、102a、122a…燃料ガス入口
58b、68b、102b、122b…燃料ガス出口
60a〜60d、70a〜70d、104a〜104d…冷却媒体入口
60e〜60h、70e〜70h、104e〜104h…冷却媒体出口
72、65…酸化剤ガス流路溝 72、73…燃料ガス流路溝
74a〜74d…冷却媒体流路 80…端子板
82、180…導電プレート 106、182…接続板部
124a〜124h…冷却媒体流路溝
128…冷却媒体供給口 132…冷却媒体排出口
134…供給管路 136…排出管路
138a…酸化剤ガス給排路 138b…燃料ガス給排路
138c…冷却媒体給排路 140…締め付け機構
142…液体チャンバ 146a〜146c…皿ばね
160a、160b…ブラケット部
162a、162b…マウントブラケット
168…ゴムマウント 186a、186b…撚り線
188a、188b…ゴムカバー

Claims (3)

  1. 固体高分子電解質膜をアノード側電極とカソード側電極とで挟んで構成される単位燃料電池セルが、セパレータを介して水平方向に複数個積層された燃料電池スタックを備える燃料電池システムであって、
    積層方向に沿って互いに平行に配列される第1および第2燃料電池スタックを備え、
    前記第1および第2燃料電池スタックの互いに隣接する一端部鉛直面には、一方が正極で他方が負極である第1および第2電力取り出し端子が設けられ、
    前記第1および第2燃料電池スタック内には、前記第1燃料電池スタックと前記第2燃料電池スタックとの間を基準にして燃料ガス給排路同士、酸化剤ガス給排路同士および冷却媒体給排路同士が、それぞれ対称に設けられ、
    前記第1および第2燃料電池スタックの互いに隣接する他端部鉛直面は、それぞれ上下方向の寸法が、燃料ガス供給口、燃料ガス排出口、酸化剤ガス供給口および酸化剤ガス排出口の中の2つのみが上下方向に隣接して配置される寸法に設定され、
    前記他端部鉛直面には、横方向両端の上方に前記燃料ガス供給口および前記酸化剤ガス供給口が位置しかつ前記横方向両端の下方に前記燃料ガス排出口および前記酸化剤ガス排出口が位置し、前記燃料ガス供給口と前記燃料ガス排出口とが対角位置に、前記酸化剤ガス供給口と前記酸化剤ガス排出口とが対角位置に、それぞれ配置されるとともに、
    前記第1燃料電池スタックと前記第2燃料電池スタックとの間を基準にして前記燃料ガス供給口同士、前記燃料ガス排出口同士、前記酸化剤ガス供給口同士および前記酸化剤ガス排出口同士が、それぞれ対称に設けられ、
    前記他端部鉛直面には、前記燃料ガス供給口、前記燃料ガス排出口、前記酸化剤ガス供給口および前記酸化剤ガス排出口の上下方向および左右方向内方に位置して冷却媒体供給口および冷却媒体排出口が設けられるとともに、
    前記第1および第2燃料電池スタックには、前記燃料ガス供給口同士、前記燃料ガス排出口同士、前記酸化剤ガス供給口同士および前記酸化剤ガス排出口同士を連通する配管機構が設けられることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 固体高分子電解質膜をアノード側電極とカソード側電極とで挟んで構成される単位燃料電池セルが、セパレータを介して水平方向に複数個積層された燃料電池スタックを備える燃料電池システムであって、
    積層方向に沿って互いに平行に配列されるそれぞれ正面視横長形状の第1および第2燃料電池スタックを備え、
    前記第1および第2燃料電池スタックの互いに隣接する一端部鉛直面には、一方が正極で他方が負極である第1および第2電力取り出し端子が設けられ、
    前記第1および第2燃料電池スタック内には、前記第1燃料電池スタックと前記第2燃料電池スタックとの間を基準にして燃料ガス給排路同士、酸化剤ガス給排路同士および冷却媒体給排路同士が、それぞれ対称に設けられ、
    前記第1および第2燃料電池スタックの互いに隣接する他端部鉛直面は、それぞれ上下方向の寸法が、燃料ガス供給口、燃料ガス排出口、酸化剤ガス供給口および酸化剤ガス排出口の中の2つのみが上下方向に隣接して配置される寸法に設定され、
    前記他端部鉛直面には、横方向両端の上方に前記燃料ガス供給口および前記酸化剤ガス供給口が位置しかつ前記横方向両端の下方に前記燃料ガス排出口および前記酸化剤ガス排出口とが位置し、前記燃料ガス供給口と前記燃料ガス排出口とが対角位置に、前記酸化剤ガス供給口と前記酸化剤ガス排出口とが対角位置に、それぞれ配置されるとともに、
    前記第1燃料電池スタックと前記第2燃料電池スタックとの間を基準にして前記燃料ガス供給口同士、前記燃料ガス排出口同士、前記酸化剤ガス供給口同士および前記酸化剤ガス排出口同士が、それぞれ対称に設けられるとともに、
    前記第1および第2燃料電池スタックには、前記燃料ガス供給口同士、前記燃料ガス排出口同士、前記酸化剤ガス供給口同士および前記酸化剤ガス排出口同士を連通する配管機構が設けられることを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項2記載の燃料電池システムにおいて、前記他端部鉛直面には、前記燃料ガス供給口、前記燃料ガス排出口、前記酸化剤ガス供給口および前記酸化剤ガス排出口の上下方向および左右方向内方に位置して冷却媒体供給口および冷却媒体排出口が設けられることを特徴とする燃料電池システム。
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