JP2006185748A - 燃料電池パワープラントおよび燃料電池パワープラント部品の支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 支持台との熱の授受を抑制して寒冷時に燃料電池パワープラント部品を外気より高温に維持して燃料電池スタックの適正運転温度まで早く昇温できるようにする。
【解決手段】 被支持部品としての燃料電池パワープラント部品51(3)と支持台52との間に断熱部材53Aを介在させて被支持部品51を支持台52に支持し、締結部材54と、被支持部品51および支持台52のいずれか一方(この例では被支持部品51)と、の間に第2の断熱部材53Bを介在させて被支持部品51と支持台52とを締結している。
【選択図】 図3

Description

本発明は、燃料電池パワープラントおよび燃料電池パワープラント部品の支持構造に関する。
特許文献1には、燃料電池パワープラント部品として燃料電池スタックの支持構造が開示されている。この燃料電池スタックの支持構造は、被支持部品(燃料電池スタック)の取付部が支持台(車体や車体に取り付けられたフレーム)に締結部品(ボルトなど)によって直接取り付けられているので、被支持部品と支持台とを締結する部位で熱の授受が行われる。
そのため、低温下で放置されると、支持台(例えば車体)が燃料電池パワープラントの放熱板として機能してしまい、燃料電池パワープラント部品の放熱が進んで最終的に燃料電池パワープラント部品の温度が外気温と同一温度まで低下してしまう。
特開平2002−93454号公報
しかしながら、燃料電池パワープラントの運転可能な温度(主に燃料電池の運転可能な温度に相当する)は例えば80℃〜100℃程度であるため、寒冷時には燃料電池パワープラントを運転可能な温度まで暖機するのに長時間を要する。
また、燃料電池パワープラントにおいては、発電時に燃料ガスと酸化ガスとの化学反応によって水が生成されるため、燃料電池パワープラント内には常に水が内在している。また、燃料電池パワープラント内には燃料ガスおよび酸化ガスを加湿するためにも水も内在している。そのため、燃料電池パワープラントが氷点下で放置されると、水の凍結による体積膨張によって、燃料電池パワープラント部品が破損する可能性がある。
本発明の目的は、上記従来の問題点を解決するため、支持台との熱の授受を抑制して寒冷時でも燃料電池パワープラント部品が外気温よりも高温となるようにして燃料電池スタックの適正運転温度まで早く昇温できるようにすることである。
本発明は、燃料ガスと酸化ガスとの反応により発電を行う燃料電池スタックおよび前記燃料電池スタックの発電時に作動する補機を有する燃料電池パワープラントの、の少なくとも1つの燃料電池パワープラント部品と、被支持部品としての前記燃料電池パワープラント部品を支持する支持台と、前記被支持部品と前記支持台とを締結する締結部材と、を備え、
前記被支持部品と前記支持台との間にこれら2部材よりも熱伝導率の小さい断熱部材を介在させて前記被支持部品を前記支持台に支持し、前記被支持部品と前記支持台とを締結していることを特徴とするものである。
本発明によれば、被支持部品と支持台との授受が抑制される。これにより、被支持部品としての燃料電池パワープラント部品の熱が支持台を通じて外気に奪われることが抑制され、これにより寒冷時でも燃料電池パワープラント部品を外気よりも高温に維持しておくことができるし、燃料電池パワープラント部品が氷点下になりにくくできる。結果、燃料電池パワープラントの暖機の時間を短くすることができるし、また、氷点下時の凍結によ不具合を未然に防止できる。
以下、図1〜図4を参照しつつ本発明の一実施形態の燃料電池パワープラントおよび燃料電池パワープラント部品の支持構造を説明する。
燃料電池パワープラント
まず、図1を参照しつつこの実施形態の燃料電池パワープラントの概要を説明する。この実施形態の燃料電池パワープラントは、燃料電池車両に適用されるものであり、車両の床下に搭載されこの車両の駆動源として利用されるようになっている。
燃料電池パワープラントは、図1に示すように燃料ガスと酸化ガスとの化学反応により発電する燃料電池スタック3と、燃料電池スタック3の発電時に動作する補機と、を備える。
燃料電池スタック3は、固体高分子電解質膜をアノード(燃料極)4とカソード(酸化極)5とで挟んで構成される燃料電池セルが、セパレータを介して複数積層されたもので、各セルのアノード4に供給される燃料ガスとカソード5に供給される酸化ガスとの化学反応により発電するものである。
補機は、燃料電池スタック3の発電時に燃料ガス供給や酸化ガス供給や水分供給や排気ガス処理や温度管理などに調整に関わる機器である。この補機としては、燃料ガス供給ライン(燃料ガス供給配管)11を介して燃料ガス(例えば水素)を供給する燃料ガス供給装置1と、酸化ガス供給ライン(酸化ガス供給配管)14を介して酸化ガス(例えば空気)を供給する酸化ガス供給装置2と、アノードオフガスを燃料ガス循環ライン(燃料ガス循環配管)12を介してアノード4の上流に循環させる燃料ガス循環装置6と、アノードオフガスを燃焼させる燃焼器7と、燃焼器7の燃焼ガスの熱で冷却液を加熱する加熱用熱交換器8と、冷却液を外気への放熱によって冷却する冷却用熱交換器9と、アノード供給ガス(燃料ガス)を加湿する加湿器10A及びカソード供給ガス(酸化ガス)を加湿する加湿器10Bと、加熱用熱交換器8又は冷却用熱交換器9と燃料電池スタック3との間の冷却液流路20に冷却液を循環させる循環ポンプ21と、冷却液流路20を加熱用熱交換器8又は冷却用熱交換器9に切り換える三方弁22と、アノードオフガスをアノードオフガス循環装置6からアノードオフガス排出ライン13を介して燃焼器7へ排出するアノードオフガス排出弁27と、などを含む。
なお、この実施形態では、アノード供給ガス用の加湿器10Aは、水タンク25に貯蔵される水を利用して燃料ガス供給配管11を流れる燃料ガスを加湿するものである。一方、カソード供給ガス用の加湿器10Bは、内部に中空糸膜の集合体を備え、この中空糸膜内にカソードオフガスを流通させるとともに中空糸膜外にカソード供給ガスを流通させて、このカソードオフガス中の水分(発電時に燃料電池で生成された水)でカソード供給ガスを加湿するものである。水タンク25は、燃料電池スタック3および加湿器10A、10Bおよび燃焼器7および加熱用熱交換器8および排気管19などで凝縮した水分を図示せぬ配管を通じて回収して貯留する。
燃料電池パワープラントの動作
次に、燃料電池パワープラントの動作を説明する。発電時には、燃料ガス供給装置1からの燃料ガスが加湿器10Aで加湿されてアノード4に供給されるとともに酸化ガス供給装置2からの酸化ガスが加湿器10Bで加湿されてカソード5に供給され、これら燃料ガスおよび酸化ガスの化学反応により、電力が生じる。その際、アノード4からは消費されずに残ったアノードオフガスが排出される。またカソード5からは一部の酸素が消費され且つ発電により生成された水分を含んだカソードオフガスが排出される。
通常運転時には、アノードオフガスは、アノードオフガス循環装置6によりアノードオフガス循環配管12を介して燃料ガス供給配管11に全量循環されて再度アノード4へと供給される。一方、カソードオフガスは、加湿器10B、燃焼器7、熱交換器8、排気配管19を介してシステム外へ排気される。
燃料電池スタック3のセル電圧を検知する電圧検知手段により所定の電圧値よりも低い電圧が検知された場合には、図示せぬシステムコントローラ(制御部)からパージ信号が発信され、このパージ信号に基づいて、アノードオフガス排出弁27から所定流量のアノードオフガスが燃焼器7に排出される。
燃焼器7では、アノードオフガス排出弁27を介して供給されたアノードオフガス(排燃料ガス)がミキサ23でカソードオフガスと混合され、この混合ガスが燃焼触媒を有する燃焼室24で燃焼される。燃焼器7で生成された燃焼ガスは、熱交換器8を通過して排気配管19を通じてシステム外(外気)に排気される。
なお、燃焼器7には、図示せぬ配管を介して燃料ガス供給装置1から燃料ガスを供給できると共に図示せぬ配管を介して酸化ガスを供給できるようになっていて、パージされる排燃料ガスを処理する時以外にも、燃料ガスおよび酸化ガスを燃焼させて熱を発生できるようになっている。この燃焼熱を利用して、必要に応じて燃料電池スタック3を加温できる。
燃料電池スタックの温度管理
次に、燃料電池スタック3の温度管理について説明する。燃料電池スタック3は、不凍液等の冷却液により運転温度が適温に維持されるように温度管理されている。燃料電池パワープラントの通常運転時には、発熱した燃料電池スタック3を適正な運転温度に冷却維持する必要がある。そのため、三方弁22でポンプ21と冷却用熱交換器9とを連通することで、冷却液を循環ポンプ21、三方弁22、冷却用熱交換器9、燃料電池スタック3、ポンプ21という閉路に循環させるようになっている。これにより、燃料電池スタック3の発熱を冷却用熱交換器9からシステム外へ放出して、燃料電池スタック3の温度を適温に冷却維持する。
一方、燃料電池パワープラントの起動時には、燃料電池スタック3を適正な運転温度(例えば80℃〜100℃)に上昇させる必要がある。そのため、三方弁22でポンプ21と熱交換器8とを連通することで、冷却液をポンプ21、三方弁22、熱交換器8、燃料電池スタック3、ポンプ21という閉路に循環させるようになっている。これにより、通常運転時に冷却液として用いる媒体を温媒として用いることができ、温媒温度を熱交換器8で上昇させて、燃料電池スタック3の温度を運転開始に適切な温度まで上昇させることができる。
燃料電池パワープラント部品の支持構造
次に、燃料電池パワープラント部品の支持構造を説明する。燃料電池パワープラント部品は、大別して、断熱部材(53A、53B)を介在させて支持台(52)に締結するものと(図3、4参照)、支持台(52)に直接締結するものがある。
断熱部材(53A、53B)を介在させて支持台(52)に締結する燃料電池パワープラント部品としては、低温下で放置しても燃料電池スタック3をできる限り高温に維持できるようにして始動時に燃料電池スタック3を適正運転温度にできる限り早く昇温するために、断熱部材を介在させたほうが良いと思われる部品が対象となる。
即ち、まず第1に、断熱部材(53A、53B)を介在させて支持台(52)に締結する燃料電池パワープラント部品としては、燃料電池スタック3自身が含まれる。この場合、燃料電池スタック3→締結部材(54)→支持台(52)→外気の経路で、燃料電池スタック3の熱が外気に放熱されることを抑制でき、燃料電池スタック3を適正運転温度により早く昇温できる。
第2に、断熱部材(53A、53B)を介在させて支持台(52)に締結する燃料電池パワープラント部品としては、燃料電池スタック3と熱交換媒体を介して熱交換が行われる部品つまり燃料電池スタック3に循環させる冷却液の流路を有する部品が含まれる。なお、燃料電池スタックに循環させる冷却液の流路を有する部品としては、冷却液循環ライン20を構成する配管20、および冷却液循環ライン20に介在する熱交換器8、循環ポンプ21、三方弁22、熱交換器8、熱交換器9などが含まれる。この場合、燃料電池スタック3→冷却液→冷却液循環系の部品(例えば熱交換器8、配管20、循環ポンプ21、三方弁22、熱交換器8、熱交換器9)→締結部材(54)→支持台(52)→外気の経路で、燃料電池スタック3の熱が外気に放熱されることを抑制でき、燃料電池スタック3を適正運転温度により早く昇温できる。
第3に、上述の冷却液循環系の部品以外で、水分が内在している部品が含まれる。なお、水分が内在している部品としては、水タンク25、加湿器10A、加湿器10Bなどが含まれる。この場合、水分が内在している部品(例えば水タンク25、加湿器10A、加湿器10B)内での凍結防止を防止できる。
第4に、燃料電池パワープラントの始動時に燃料電池スタック3の暖機の際に動作する弁およびセンサが含まれる。この場合、燃料電池スタック3の暖機の際に動作する弁およびセンサが凍結により正常動作しなくなることを防止して、燃料電池スタック3を適正運転温度により早く昇温できる。ここで、燃料電池スタック3の暖機のために動作する弁としては、燃料ガス供給ライン11に配置され供給ガスの圧力を調整する燃料ガス調圧弁V1、酸化ガス供給ライン14に配置され供給ガスの圧力を調整する酸化ガス調圧弁V2、燃料ガス循環ライン12に配置され循環ガスの圧力を調整する循環ガス調圧弁V3、などがある。また、燃料電池スタック3の暖機のために動作するセンサとしては、燃料ガス給ライン11に配置され供給ガスの圧力を計測する燃料ガス圧センサS1、酸化ガス供給ライン14に配置され供給ガスの圧力を計測する酸化ガス圧センサS2、燃料ガス循環ライン12に配置され循環ガスの圧力を計測する循環ガス圧センサS3、などがある。
上記断熱部材(53A、53B)を介在させて支持台(52)に締結した部品以外の部品は、断熱部材(53A、53B)を介在させる必要がなく、むしろ部品点数が増加するためこの実施形態では断熱部材を介在させずに支持してある。つまり、例えば燃料電池パワープラントの始動時の燃料電池3の暖機の際に開閉されない弁は含まれず該燃料電池スタック3の暖機の際に開閉される弁(V1、V2、V3)が含まれるため、余計な断熱部材を追加する必要がなく、部品点数が少なくて済む。また、燃料ガスまたは酸化ガスの流量・圧力・温度・湿度などの状態を検出するセンサのうち、例えばその検出信号が少なくとも燃料電池パワープラントの始動時の燃料電池スタック3の暖気の際の制御に利用されないセンサが含まれず且つ燃料電池スタック3の暖気の際の制御に利用されるセンサ(S1、S2、S3)が含まれるため、余計な断熱部材を追加する必要がなく、部品点数が少なくて済む。
以下、断熱部材を介在させて支持台に締結した燃料電池パワープラント部品の支持構造を、燃料電池スタック3の支持構造を例にとって図2〜図4を参照しつつ説明する。
図2において、燃料電池パワープラント部品および被支持部品として燃料電池3は、その取付部51が支持台52に載置され、取付部51が支持台52に締結部材としてのボルト54で締結されている。なお、本発明において支持台52とは、車体、または複数の部品をモジュール化して車体に固定するためのフレーム、である。
より具体的には、図3に示すように、支持台52上に第1の断熱部材53Aを介在させて被支持部品51を支持し、この被支持部品51上に第2の断熱部材53Bおよび平座金56およびバネ座金55を積層し、これら平座金56、バネ座金55、第2の断熱部材53B、被支持部品51、第1の断熱部材53Aを貫通してボルト54の軸部54bを支持台52にネジ込み固定し、ボルト54の頭部54aにて締結力を付与することで、被支持部品51を支持台52に締結している。
第1の断熱部材53Aおよび第2の断熱部材53Bは、何れも被支持部品51および支持台52およびボルト54よりも熱伝導率の小さい材質で構成されている。この第1の断熱部材53Aおよび第2の断熱部材53Bは同一形状であり、両断熱部材53A、53Bはそれぞれ略円板状に形成されその中心部に円筒状のスペーサ部53bが突設されている。円筒状のスペーサ部53bは、被支持部品51のボルト挿通孔51aの内周面とボルト54の軸部54bの外周面との間に介在してこれらの接触を防止している。なお、円筒状のスペーサ部53bの中心の中空部分は、ボルト54の軸部54bを挿通するボルト挿通孔53cである。
効果
以下、この実施形態の効果をまとめる。
第1に、この実施形態は、燃料ガスと酸化ガスとの反応により発電を行う燃料電池スタック3および燃料電池スタック3の発電時に作動する補機を有する燃料電池パワープラントの少なくとも1つの燃料電池パワープラント部品(この例では燃料電池スタック3の取付部51)と、被支持部品としての燃料電池パワープラント部品51を支持する支持台52と、被支持部品51と支持台52とを締結する締結部材54を備え、被支持部品51と支持台52との間にこれらよりも熱伝導率の小さい第1の断熱部材53Aを介在させて被支持部品51を支持台に支持し、被支持部品51と支持台52とを締結している。そのため、被支持部品51と支持台52とが直接接触せずに第1の断熱部材53Aを介して被支持部品51が支持台52に支持されているため、被支持部品51(3)の熱が支持台52を介して外気に放熱されてしまうことを抑制できる。これにより、寒冷時における燃料電池スタック3の暖機時間を短くできる。
第2に、この実施形態では、さらに被支持部品51および支持台52のいずれか一方(この例では被支持部品51)と締結部材54との間にこれらよりも熱伝導の小さい第2の断熱部材53Bを介在させて被支持部品51と支持台52とを締結している。そのため、締結部材54を介して被支持部品51の熱が支持台52に伝熱されて外気に放熱されてしまうことを抑制ができる。これにより、寒冷時における燃料電池スタック3の暖機時間をさらに短くできる。
第3に、この実施形態では、締結部材は軸部54bと頭部54aとを有するボルト54であり、ボルト54の軸部54bは被支持部品51および支持台52の一方(この例では支持台52)に埋設されて固定され、ボルト54の頭部54aは被支持部品51および支持台52の他方(この例では被支持部品51)との間に第2の断熱部材53Bを介在させて前記他方52に締結力を付与している。そのため、被支持部品51および支持台52の他方(この例では被支持部品51)と締結部材54の頭部54aとの間に第2の断熱部材53Bが介在するため、締結部材54を介して被支持部品51の熱が支持台52に伝熱されて外気に放熱されてしまうことを抑制ができる。これにより、寒冷時における燃料電池スタック3の暖機時間をさらに短くできる。
第4に、この実施形態では、第1の断熱部材53Aまたは第2の断熱部材53Bと一体または別体の断熱部材で形成され且つ前記他方(この例では被支持部品51)のボルト挿通孔51aの内周面とボルト54の軸部54bの外周面との間に介在してこれらの接触を防止するスペーサ部53bをさらに備える。そのため、上述の第3の効果に加え、前記他方(この例では被支持部品51)とボルト54との接触をスペーサ部53bによって確実に防止できる。
第5に、この実施形態では、前記スペーサ部53bは第1の断熱部材53Aまたは第2の断熱部材53Bと一体に形成されている。そのため、別体に形成される場合に比べて部品点数が少なくまた締結作業が容易となる利点がある。
第6に、この実施形態では、断熱部材53A、53Bを介して支持台52に締結される被支持部品51は、燃料電池スタック3である。そのため、第1〜第5の効果に加え、温度低下を防止する必要がある燃料電池スタック3そのものの温度低下を防止できるため、最も効果的である。
なお、断熱部材53A、53Bを介在させて支持台52に締結した燃料電池パワープラント部品の支持構造は、燃料電池スタック3以外も同一または類似であるため詳細な説明を省略する。
ここで、断熱部材53A、53Bを介在させて支持台52に締結した燃料電池パワープラント部品が、冷却液循環系の部品(例えば熱交換器8、配管20、循環ポンプ21、三方弁22、熱交換器8、熱交換器9)の場合は、燃料電池スタック3→冷却液→冷却液循環系の部品→締結部材54→支持台52→外気の経路で、燃料電池スタック3の熱が外気に放熱されることを抑制でき、燃料電池スタック3を適正運転温度により早く昇温できる。
また、断熱部材53A、53Bを介在させて支持台52に締結した燃料電池パワープラント部品が、水分が内在している部品(例えば水タンク25、加湿器10A、加湿器10B)の場合は、部品内での凍結防止を防止できる。
また、断熱部材53A、53Bを介在させて支持台52に締結した燃料電池パワープラント部品が、燃料電池パワープラントの始動時で燃料電池スタック3の暖機の際に動作する弁(例えばV1、V2、V3)およびセンサ(例えばS1、S2、S3)の場合、燃料電池スタック3を暖機する際に弁およびセンサが凍結により正常動作できなくなることを防止して、燃料電池スタック3を適正運転温度により早く昇温できる。
次に、断熱部材53A、53Bの好ましい材質について説明する。断熱部材53A、53Bを介して支持台52に支持される被支持部品が、(I)燃料電池スタックの場合、(II)冷却液循環系の部品の場合、(III)水が内在する部品の場合、(IV)検出信号が燃料電池スタックの暖機の制御に利用されるセンサの場合、(V)燃料電池スタックの暖機の際に開閉される弁の場合、のそれぞれについて説明する。
(I)燃料電池スタックの場合
燃料電池スタック3の場合は、断熱部材53A、53BはPPS樹脂またはフェノール樹脂またはガラス系積層板より構成されるのが好ましい。このような材質の場合は、断熱部材53A、53Bは弾性変形しにくく、燃料電池スタック3などの重量物を保持するのに適している。また、車体の振動が被支持部品3に伝わり難く被支持部品3の振動を抑制できる。
(II)冷却液循環系の部品の場合
冷却液循環系の部品(例えば熱交換器8、配管20、循環ポンプ21、三方弁22、熱交換器8、熱交換器9)の場合は、断熱部材53A、53Bの材質は限定されない。
但し、冷却液循環系の部品のうち冷却液を循環させるポンプ21の場合は、断熱部材53A、53Bは弾性体であることが好ましい。弾性体としては、例えばEPDMゴムなどがある。このように断熱部材53A、53Bが弾性体であると、上述のような伝熱の抑制に加えて振動源であるポンプ21から車体へ振動が伝わりにくくなるため、車両の快適性を維持できる。
(III)水が内在する部品の場合
水が内在する部品(例えば水タンク25、加湿器10A、加湿器10B)の場合は、断熱部材の材質は限定されない。
(IV)検出信号が燃料電池スタックの暖機の制御に利用されるセンサの場合
検出信号が燃料電池スタックの暖機の制御に利用されるセンサ(例えばV1、V2、V3)の場合は、断熱部材の材質は限定されない。
(V)燃料電池スタックの暖機の際に開閉される弁の場合
燃料電池スタックの暖機の際に開閉される弁(例えばS1、S2、S3)の場合は、断熱部材の材質は限定されない。
以上、本発明によれば、燃料ガスと酸化ガスとの反応により発電を行う燃料電池スタックおよび燃料電池スタックの発電時に作動する補機の少なくとも1つの燃料電池パワープラント部品と、被支持部品としての燃料電池パワープラント部品を支持する支持台と、を備え、被支持部品と支持台とを締結する部位は、これら被支持部品および支持台よりも熱伝導率の小さい断熱部材で構成されているため、被支持部品である燃料電池パワープラント部品の熱が支持台を介して外気に放熱されてしまうことを抑制できる。これにより、寒冷時における燃料電池スタックの暖機時間を短くできる。
なお、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲でその他の構成を変更してもよい。
例えば、上述の実施形態では、第1の断熱部材53Aと第2の断熱部材53Bが同一形状であるが、締結部材54の軸部54bの外周面と、被支持部品51および支持台52の何れか一方に設けられたボルト挿通孔51aの内周面と、が接触しないようにできれば、第1の断熱部材53Aおよび第2の断熱部材53Bの何れか一方にスペーサ部53bが設けられていてもよいし、また、第1の断熱部材53Aおよび第2の断熱部材53Bの円板状の本体部53aと別体でスペーサ部53bが設けられてもよい。
また、上述の実施形態では、第1の断熱部材53Aと第2の断熱部材53Bが同一材質で構成されているが、本発明では、第1の断熱部材53Aと第2の断熱部材53Bとが異なる材質により構成されていてもよい。
また、上述の実施形態では、被支持部品51がボルト54の軸部54bを挿通するボルト挿通孔51aを有し、支持台52がボルト54の軸部54bをねじ込むネジ孔52hを有する構成であるが、その逆に、支持台がボルトの軸部を挿通するボルト挿通孔を有し、被支持部品がボルトの軸部をねじ込むネジ孔を有する構成としてもよい。また、被支持部品および支持台がそれぞれボルトの軸部を挿通するボルト挿通孔を有し、ボルトの頭部とナットとの間で2部材を締結してもよいし、頭部を備えないボルトの軸部の両端に装着される2つのナットの間で2部材を締結してもよい。また、スタッドボルトとナットにより締結してもよい。
また、上述の実施形態ではバネ座金55および平座金56を用いているが、本発明ではこれらバネ座金および平座金が無くてもよい。
本発明の一実施形態の燃料電池パワープラントのブロック図。 同燃料電池パワープラントの一構成部品としての燃料電池スタックの支持構造の斜視図。 同燃料電池スタックの支持構造(締結部位)の拡大断面図。 同燃料電池スタックの支持構造に用いられる断熱部材の斜視図。 図5aは図4の断熱部材の上面図、図5bは側面図。
符号の説明
3…燃料電池スタック(被支持部品)
8…加熱用熱交換器(被支持部品、冷却液循環系の部品)
9…冷却用熱交換器(被支持部品、冷却液循環系の部品)
10A…加湿器(被支持部品、水が内在する部品)
10B…加湿器(被支持部品、水が内在する部品)
20…配管(被支持部品、冷却液循環系の部品)
21…ポンプ(被支持部品、冷却液循環系の部品)
22…三方弁(被支持部品、冷却液循環系の部品)
25…水タンク(被支持部品、水が内在する部品)
51…被支持部品の取付部(被支持部品および支持台の一方)
51a…ボルト挿通孔
52…支持台(被支持部品および支持台の他方)
52h…ネジ孔
53A…第1の断熱部材
53B…第2の断熱部材
53a…本体部
53b…スペーサ部
54…ボルト(締結部材)
54a…頭部
54b…軸部

Claims (18)

  1. 燃料ガスと酸化ガスとの反応により発電を行う燃料電池スタックおよび前記燃料電池スタックの発電時に作動する補機を有する燃料電池パワープラントの、少なくとも1つの燃料電池パワープラント部品と、
    被支持部品としての前記燃料電池パワープラント部品を支持する支持台と、
    前記被支持部品と前記支持台とを締結する締結部材と、
    を備え、
    前記被支持部品と前記支持台との間にこれら2部材よりも熱伝導率の小さい断熱部材を介在させて前記被支持部品を前記支持台に支持し、前記被支持部品と前記支持台とを締結している
    ことを特徴とする燃料電池パワープラント部品の支持構造。
  2. 燃料ガスと酸化ガスとの反応により発電を行う燃料電池スタックおよび前記燃料電池スタックの発電時に作動する補機を有する燃料電池パワープラントの、少なくとも1つの燃料電池パワープラント部品と、
    被支持部品としての前記前記燃料電池パワープラント部品を支持する支持台と、
    前記被支持部品と前記支持台とを締結する締結部材と、
    を備え、
    前記被支持部品と前記支持台との間にこれら2部材よりも熱伝導率の小さい第1の断熱部材を介在させて前記被支持部品を前記支持台に支持し、
    前記被支持部品および前記支持台のいずれか一方と前記締結部材との間にこれら2部材よりも熱伝導の小さい第2の断熱部材を介在させて前記被支持部品と前記支持台とを締結している
    ことを特徴とする燃料電池パワープラント部品の支持構造。
  3. 請求項2に記載の燃料電池パワープラント部品の支持構造であって、
    前記締結部材は、軸部と頭部とを有するボルトであり、
    前記ボルトの軸部は、前記被支持部品および前記支持台の一方に埋設されて固定され、
    前記ボルトの頭部は、前記被支持部品および前記支持台の他方との間に第2の断熱部材を介在させて前記他方に締結力を付与している
    ことを特徴とする燃料電池パワープラント部品の支持構造。
  4. 請求項3に記載の燃料電池パワープラント部品の支持構造であって、
    前記他方は、前記ボルトの軸部を挿通するボルト挿通孔を有し、
    前記第1または第2の断熱部材と一体または別体の断熱部材で形成され、前記ボルト挿通孔の内周面と前記ボルトの軸部の外周面との間に介在してこれらの接触を防止するスペーサ部をさらに備える
    ことを特徴とする燃料電池パワープラント部品の支持構造。
  5. 請求項2〜4の何れか1項に記載の燃料電池パワープラント部品の支持構造であって、
    前記断熱部材を介して前記支持台に支持される被支持部品は、前記燃料電池スタックである
    ことを特徴とする燃料電池パワープラント部品の支持構造。
  6. 請求項5に記載の燃料電池パワープラント部品の支持構造であって、
    前記断熱部材は、PPS樹脂またはフェノール樹脂またはガラス系積層板より構成されている
    ことを特徴とする燃料電池パワープラント部品の支持構造。
  7. 請求項2〜4の何れか1項に記載の燃料電池パワープラント部品の支持構造であって、
    前記断熱部材を介して前記支持台に支持される被支持部品は、前記燃料電池スタックへ循環させる冷却液の流路を有する冷却液循環系の部品である
    ことを特徴とする燃料電池パワープラント部品の支持構造。
  8. 請求項7に記載の燃料電池パワープラント部品の支持構造であって、
    前記冷却液循環系の部品は、冷却液を循環させるポンプである
    ことを特徴とする燃料電池パワープラント部品の支持構造。
  9. 請求項8に記載の燃料電池パワープラント部品の支持構造であって、
    前記断熱部材は、弾性体である
    ことを特徴とする燃料電池パワープラント部品の支持構造。
  10. 請求項2〜4の何れか1項に記載の燃料電池パワープラント部品の支持構造であって、
    前記断熱部材を介して前記支持台に支持される被支持部品には、前記燃料ガスまたは前記酸化ガスの経路の開閉する弁のうち前記燃料電池パワープラントの始動時の前記燃料電池スタックの暖機の際に開閉される弁が含まれる
    ことを特徴とする燃料電池パワープラント部品の支持構造。
  11. 請求項10に記載の燃料電池パワープラント部品の支持構造であって、
    前記断熱部材を介して前記支持台に支持される被支持部品には、前記燃料ガスまたは前記酸化ガスの経路を開閉する弁のうち前記燃料電池パワープラントの始動時の前記燃料電池スタックの暖機の際に開閉されない弁は含まれず且つ前記燃料電池スタックの暖機の際に開閉される弁が含まれる
    ことを特徴とする燃料電池パワープラント部品の支持構造。
  12. 請求項2〜4の何れか1項に記載の燃料電池パワープラント部品の支持構造であって、
    前記断熱部材を介して前記支持台に支持される被支持部品には、前記燃料ガスまたは前記酸化ガスの状態を検出するセンサのうち検出信号が少なくとも前記燃料電池パワープラントの始動時の前記燃料電池スタックの暖機の際に利用されるセンサが含まれる
    ことを特徴とする燃料電池パワープラント部品の支持構造。
  13. 請求項12に記載の燃料電池パワープラント部品の支持構造であって、
    前記断熱部材を介して前記支持台に支持される被支持部品には、前記燃料ガスまたは前記酸化ガスの状態を検出するセンサのうち検出信号が少なくとも前記燃料電池パワープラントの始動時の前記燃料電池スタックの暖機の際に利用されないセンサが含まれず且つ前記燃料電池スタックの暖機の際に利用されるセンサが含まれる
    ことを特徴とする燃料電池パワープラント部品の支持構造。
  14. 燃料ガスと酸化ガスとの反応により発電を行う燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックの発電時に作動する補機と、を有する燃料電池パワープラントであって、
    前記燃料電池スタックを第1の断熱部材を介して支持台に載置し、且つ、前記燃料電池スタックおよび前記支持台のいずれか一方と締結部材との間に第2の断熱部材を介在させて前記燃料電池スタックと前記支持台とを締結した
    ことを特徴とする燃料電池パワープラント。
  15. 請求項14に記載の燃料電池パワープラントであって、
    前記補機のうち前記燃料電池スタックへ循環させる冷却液の流路を有する冷却液循環系の部品を第1の断熱部材を介して支持台に載置し、且つ、前記冷却液循環系の部品および前記支持台のいずれか一方と締結部材との間に第2の断熱部材を介在させて前記冷却液循環系の部品と前記支持台とを締結した
    ことを特徴とする燃料電池パワープラント。
  16. 請求項14または15に記載の燃料電池パワープラントであって、
    前記補機のうち水が内在する部品を第1の断熱部材を介して支持台に載置し、且つ、前記水が内在する部品および前記支持台のいずれか一方と締結部材との間に第2の断熱部材を介在させて前記水が内在する部品と前記支持台とを締結した
    ことを特徴とする燃料電池パワープラント。
  17. 請求項14〜16の何れか1項に記載の燃料電池パワープラントであって、
    前記補機のうち前記燃料電池パワープラントの始動時の前記燃料電池スタックの暖機の際に開閉される弁を第1の断熱部材を介して支持台に載置し、且つ、前記弁および前記支持台のいずれか一方と締結部材との間に第2の断熱部材を介在させて前記弁と前記支持台とを締結した
    ことを特徴とする燃料電池パワープラント。
  18. 請求項14〜17の何れか1項に記載の燃料電池パワープラントであって、
    前記補機のうち検出信号が少なくとも前記燃料電池パワープラントの始動時の前記燃料電池スタックの暖機の際に利用されるセンサを第1の断熱部材を介して支持台に載置し、且つ、前記センサおよび前記支持台のいずれか一方と締結部材との間に第2の断熱部材を介在させて前記センサと前記支持台とを締結した
    ことを特徴とする燃料電池パワープラント。
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