JP5018380B2 - 無効電力補償装置の制御方式 - Google Patents

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Description

この発明は、半導体装置を用いて電力系統に連系し、電力系統の電圧変動を抑制する無効電力補償装置の制御方式に関する。
図4に、無効電力補償システムの一般的な例を示す。
すなわち、図4の無効電力補償装置1は、電力系統2から系統インピーダンス3を介して負荷4が接続された系統の、上記系統インピーダンス3と負荷4との間に設置され、負荷4によって発生する無効電力を補償する。
無効電力補償装置1はサイリスタ5、リアクトル6、コンデンサ7、制御装置13などから構成される。直列接続されたサイリスタ5とリアクトル6は、図5に示すように、デルタ結線にて構成されるのが一般的で、サイリスタのオンするタイミングを制御することにより、遅れ無効電力を制御する。
無効電力補償装置1の動作としては、電圧フリッカを補償するために、負荷4が発生する無効電力を補償する。負荷4が発生する無効電力をQf、無効電力補償装置1の無効電力をQt、系統の無効電力をQsとすると、Qt=Qfとなるように、無効電力補償装置1を制御することで系統の無効電力をQs=0とし、その結果、系統電圧の電圧変動を抑制でき、電圧フリッカを抑制することができる。
また、負荷によっては、図6に示すように、各相の電流が異なる3相不平衡電流Ia,Ib,Icが流れることがある。この3相不平衡電流は一般に、正相電流(Ipa,Ipb,Ipc)と逆相電流(Ina,Inb,Inc)に分けることができる。逆相電流の変動によっても電圧変動が発生することから、この逆相電流を補償することにより、補償効果をさらに高めることができる。
例えば、特許文献1に開示された、制御装置の具体例を図7に示す。ここでは、PTやCTにより系統電圧Vs,負荷電流Ifを検出し、無効電力演算器10により無効電力Qを演算する。検出した無効電力Qにゲイン要素11からのゲインを乗算した結果を、点弧角制御回路12に入力し、この点弧角制御回路12でサイリスタを点弧するための点弧角指令αを演算するものである。なお、図7に示す制御装置13を3つ用い、3相個別に無効電力を求めて補償する。
図7における補償動作について、図8を参照して説明する。図8では、「電力」と等価な「電流」を用いて説明する。
逆相負荷電流Ina,Inb,Incが流れた場合、その線間電流(Δ電流)Inab,Inbc,Incaを図8(a)のように求め、このΔ電流から線間電圧Vab,Vbc,Vcaとの直交成分(無効成分)InabQ,InbcQ,IncaQを図8(b)のように抽出する。これらの電流を打ち消すための補償電流を図8(c)のように、Isab= -InabQ、Isbc= - InbcQ(=0)、Isca= -IncaQとして、無効電力補償装置1を制御することで、負荷電流Ina,Inb,Incは図8(d)のようにIna',Inb',Inc'となり、負荷逆相電流が補償できることになる。
特開平08−140268号公報
しかし、上記のようにすると、負荷逆相電流を完全には補償できず、半分の逆相電流が残ってしまうことから、十分な補償ができないと言う問題がある。また、十分な補償をしようとすると別途補償装置を必要とし、コストアップとなる。
したがって、この発明の課題は、特別な補償装置を付加することなく逆相電力の十分な補償を可能とし、補償性能を向上させることにある。
このような課題を解決するため、請求項1の発明では、サイリスタ,リアクトルおよびコンデンサからなり、電力系統に連系されて前記サイリスタのオンするタイミングを制御することにより遅れ無効電力を制御し、電力系統の電圧変動を抑制する無効電力補償装置において、
負荷の無効電力を補償するために、各相個別に検出される系統電圧と負荷電流とから各相ごとに無効電力を演算し、この演算値に3相一括で前記負荷電流より得られる逆相電流と前記系統電圧とから演算される逆相電力を加算することにより、補償すべき無効電力を演算することを特徴とする。
この請求項1の発明においては、前記補償すべき無効電力が、無効電力補償装置の装置容量を超えたときは、前記逆相電力を制限する制限手段を設けることができる(請求項2の発明)。
この発明によれば、各相個別に検出される系統電圧と負荷電流とから無効電力を演算し、この演算値に3相一括で3相負荷電流から演算される逆相電力を加算することにより、補償すべき無効電力を演算するようにしたので、特別な補償装置を付加することなく逆相電力の十分な補償を可能とし、補償性能を向上させることができる。
図1はこの発明の実施の形態を示すブロック図である。
これは、図4に示す制御装置13に、逆相電力演算器14およびゲイン(要素)15を付加したものである。
図1では、まず、下記数1の(1)式によって、負荷電流IfをΔ電流に変換し、この変換された電流値から無効電力演算器10にて無効電流IabQ,IbcQ,IcaQを求め、系統電圧Vsを乗じて無効電力を演算する。
Figure 0005018380
一方、逆相電力演算器14は下記数2の(2)式によって、負荷電流Ifから逆相電流を演算し、下記数3の(3)式を用いてInabQ,InbcQ,IncaQを求める。
Figure 0005018380
Figure 0005018380
そして、InabQ,InbcQ,IncaQにゲイン(要素)15のゲインKを乗じたものに、IabQ,IbcQ,IcaQを加算することで、下記数4の(4)式のように補償電流Isab,Isbc,Iscaを求め、補償電力を演算する。
Figure 0005018380
ここで、ゲインKは無効電力演算器10と逆相電力演算器14とで共に逆相電力を演算するため、このままでは負荷逆相電流以上の逆相電流を演算し、過補償となるのを防ぐ目的から「0.5」を乗じるようにしている。なお、ゲイン(要素)11は理想的には「1」であるが、補償性能に応じて設定される。
以上のようにして、図8のような無効電流演算では補償できない逆相電流分の補償が可能となる。
図2にこの発明の別の実施の形態を示す。
これは、図1に示すものに対し、逆相電力加算制限演算器(制限手段:リミッタ)16と乗算器17とを付加して構成される。ここで、逆相電力加算制限演算器16は逆相電力演算器14の演算結果と、無効電力演算器10の演算結果とに基づき、逆相電力を制限する量を演算するために設けられる。
例えば図3のように、無効電力演算器10の演算結果IabQと、逆相電力演算器14の演算結果にゲインKを乗じた演算結果K・InabQが、装置容量範囲を超えてしまうことが考えられる。図3(a)はIabQ+K・InabQ>100%装置容量の場合、図3(b)はIabQ−K・InabQ≧100%装置容量の場合を示している。そこで、逆相電力加算制限演算器16では、無効電力演算器10の演算結果IabQと、逆相電力演算器14の演算結果InabQとから、下記(5),(6)式のような演算を行ない、(5),(6)式のいずれか小さい方を出力する。
(100%装置容量−IabQ)/K・InabQ (5)
ただし、(100%装置容量−IabQ)≧K・InabQの場合は、1.0に制限する。
IabQ/(−K・InabQ) (6)
ただし、IabQ≧(−K・InabQ)の場合は、1.0に制限する。
(A)IabQ=85%、K・InabQ=20%の場合
この場合、(5)式の値は(100%−85%)/20%=0.75で、(6)式は1.0に制限されるので、逆相電力加算制限演算器16からは最終的に0.75が出力されることになる。その結果、IabQ+K・InabQ=85%+0.75×20%=100%≦100%容量とすることができる。
(B)IabQ=15%、K・InabQ=−20%の場合
この場合、(5)式は1.0に制限され、(6)式の値は15% /20%=0.75となるので、逆相電力加算制限演算器16からは最終的に0.75が出力されることになる。その結果、IabQ+K・InabQ=15%+0.75×(−20%)=0%≧0%容量とすることができる。
以上のように、逆相電力加算制限演算器16によって、無効電力演算器10の演算結果IabQと、逆相電力演算器14の演算結果InabQとの加算値が、装置容量範囲を超えないようにすることができる。
この発明の実施の形態を示すブロック図 この発明の別の実施の形態を示すブロック図 図2の動作説明図 無効電力補償システムの一般的な例を示すブロック図 図4におけるサイリスタとリアクトルの具体例を示す回路図 図4の動作を説明する概要図 引用文献に開示された従来例を示すブロック図 図7の動作を説明する概要図
8…PT(変圧器)CT…変流器、10…無効電力演算器、11,15…ゲイン(要素)、12…点弧角制御回路、13…制御装置、14…逆相電力演算器、16…逆相電力加算制限演算器、17…乗算器。

Claims (2)

  1. サイリスタ,リアクトルおよびコンデンサ等からなり、電力系統に連系されて前記サイリスタのオンするタイミングを制御することにより遅れ無効電力を制御し、電力系統の電圧変動を抑制する他励式の無効電力補償装置において、
    負荷の無効電力を補償するために、各相個別に検出される系統電圧と負荷電流とから各相ごとに無効電力を演算し、この演算値に3相一括で前記負荷電流より得られる逆相電流と前記系統電圧とから演算される逆相電力を加算することにより、補償すべき無効電力を演算することを特徴とする無効電力補償装置の制御方式。
  2. 前記補償すべき無効電力が、無効電力補償装置の装置容量を超えたときは、前記逆相電力を制限する制限手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の無効電力補償装置の制御方式。
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