JPH04319717A - 電力補償装置 - Google Patents

電力補償装置

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JPH04319717A
JPH04319717A JP3113970A JP11397091A JPH04319717A JP H04319717 A JPH04319717 A JP H04319717A JP 3113970 A JP3113970 A JP 3113970A JP 11397091 A JP11397091 A JP 11397091A JP H04319717 A JPH04319717 A JP H04319717A
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Takeshi Shioda
剛 塩田
Yoshitoshi Watanabe
良利 渡辺
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源系統と負荷設備間
の系統ラインに設けられた無効電力補償および高調波補
償の装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高速スイッチング素子で構成した三相P
WMコンバータと、この三相PWMコンバータの交流側
から電源系統へ直列に接続した交流リアクトル、および
三相PWMコンバータの直流端子間に接続した直流コン
デンサ等を、基本構成とする無効電力補償および高調波
補償の装置は、例えば特公平1−30163の「電力補
償装置」に解説されている通り公知であり、基本波無効
電力と、高調波無効電力および高調波有効電力とを電力
補償するものである。
【0003】図6は従来の無効電力補償および高調波補
償の装置(以下電力補償装置と称する)を具えた三相交
流系統の主回路単線系統図であり、図7は、その制御装
置を示すブロック図である。図6において、三相交流の
電源系統1は電源インピーダンス2を経由してサイリス
タレオナード装置等の非線形の負荷設備3に電力を供給
している。サイリスタレオナード等の負荷設備は、一般
的に力率が悪く、多くの高調波電流を発生するので、電
源系統は無効電力補償と高調波電力補償との対象となる
【0004】交流リアクトル4,三相PWMコンバータ
5,直流コンデンサ6,により構成される電力補償装置
を、負荷設備3と並列にして電源系統へ接続する。負荷
設備に流入する負荷電流をIL とし、電力補償装置に
流入する補償電流をIとすると、電源系統1には負荷電
流と補償電流をベクトル的に加算した電源電流IS =
(IL +I)が流れる。
【0005】ここで、補償電流が負荷電流の基本波と高
調波との無効電流および高調波の有効電流を打ち消すよ
うに流れると、電源系統に対して無効電力補償と高調波
電力補償とができる。上述の補償を説明するために、以
下のような三相→二相変換を行なうことと、一般的な擁
護である有効電力と無効電力に対応させた電気量として
の、実電力と虚電力なる概念を導入する。
【0006】三相交流負荷の各相における電圧EU ,
EV ,EWと電流ILU, ILV, ILWとの瞬
時値を二相の電圧Eα、Eβと電流IL α,IL β
とに夫々三相→二相変換を行ない、式(1)〜(3)の
如く表す。この二相量に変換した電圧Eα,Eβと電流
ILα,IL βとを用い、三相負荷回路の瞬時実電力
PL と瞬時虚電力QL とを式(4)の如く定義する
。更に、これらの電力を、一般的にはハイパスフィルタ
に通すことにより分離できる直流分PLdC ,QLd
Cと、交流分PLaC ,QLaCとに分解して、式(
5),(6)の如く表す。これにより、負荷電流IL 
α,IL βを、基本波分は直流分PLdC ,QLd
Cに、高調波分は交流分PLaC ,QLaCとに夫々
変換する。
【0007】 ここで、〔C〕は三相→二相変換行列である。
【0008】       PL =PLdC +PLaC     
                        .
.........(5)      QL =QLd
C +QLaC                  
           ..........(6)

0009】以上の変換と概念により、負荷の各相におけ
る電圧と電流の瞬時値を検出し、瞬時実電力PL に基
づく瞬時有効電力の高調波成分の補償と、瞬時虚電力Q
L に基づく瞬時無効電力の基本波成分と、高調波成分
の3成分を、瞬時に補償することが可能となる。以下に
、上述の原理に基づいて構成された制御装置を説明する
【0010】図7において、電力演算回路21は三相交
流負荷の各相の電圧EU ,EV ,EWと電流ILU
, ILV, ILWの検出瞬時値を、前記の式(1)
〜(4)に従って瞬時実電力PL と瞬時虚電力QL 
とに演算・出力する。 PL は、その直流分または低周波分を除去するハイパ
スフィルタ22を通過して交流分PLaCとし、前記Q
L とともに符号反転回路23へ送る。符号反転回路2
3は、瞬時実電力PL の交流分PLaCと瞬時虚電力
QL の符号を夫々反転し、式(7),(8)で表すよ
うな実電力指令信号P*と虚電力指令信号Q*を生成す
る。
【0011】       P*=−PLaC           
                        .
.........(7)      Q*=−QLa
C −QLaC                  
         ..........(8)実電力
指令信号P*は高調波有効電力を、虚電力指令信号Q*
は基本波と高調波の無効電力を夫々制御する信号の原形
となるもので、電流指令演算回路24へ送られる。 電流指令演算回路24は、前記の式(1)および下記の
式(9),(10),(11)に従って二相→三相変換
の演算を行い、電流指令信号IU *,IV *,IW
 *を生成し、電流制御回路25へ送る。
【0012】 なお、〔C〕−1は〔C〕の逆変換行列である。
【0013】電流制御回路25は、電流指令信号IU 
*,IV *,IW *と、図6に示す三相PWMコン
バータに流れる三相各相の補償電流IU ,IV ,I
W とを、それぞれの各相間で比較し、その差異が設定
した範囲内に入るよう電流の閉ループ制御を行なう、こ
のため、前記三相PWMコンバータのスイッチング素子
を、オン・オフするためのトリガ信号VG を生成し、
三相PWMコンバータを制御する。結果として所望の補
償電流を供給するよう、電流の瞬時値制御が行なわれて
、電源系統の瞬時電力補償がなされる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図6の如き従来の主回
路構成において、基本波無効電力と高調波電流を補償す
るとき、三相PWMコンバータ5には、基本波電圧が印
加されるため、直流コンデンサ6の直流電圧を電源電圧
の2倍程度にする必要があり、基本波無効電力の補償に
あたり、三相PWMコンバータの容量が大きなものとな
り、スイッチング損失も増加して、装置の効率を低下さ
せていた。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の電力補償装置は
、電源系統と負荷設備間の系統ラインに設けられた無効
電力と高調波の補償装置であって、交流各相に直列に接
続した進相コンデンサと、該進相コンデンサの電源側に
一端を並列に逆並列接続したサイリスタ群と、該サイリ
スタ群の他端に直列に接続し他端を前記進相コンデンサ
の反電源側に接続した遅相リアクトルと、前記進相コン
デンサの反電源側に一次側を直列接続したY−Y結線変
圧器と、該Y−Y結線変圧器の二次側に接続した三相P
WMコンバータと、該三相PWMコンバータの直列側端
子間に接続した直流コンデンサと、前記サイリスタ群お
よび前記三相PWMコンバータを制御する制御装置を備
え、
【0016】該制御装置は、三相交流負荷の負荷虚
電力を演算する手段と、該負荷虚電力から直流分を検出
する手段と、該負荷虚電力の直流分と前記進相コンデン
サ虚電力の直流分との和から前記サイリスタ群の点弧角
を決定する手段と、三相電源電流から実電力と虚電力と
を演算する手段と、該電源実電力と虚電力との交流分を
検出する手段と、該電源実電力と虚電力との交流分から
電流指令信号を演算する手段と、該電流指令信号を増幅
する手段と、前記三相PWMコンバータの基本波電流を
検出する手段と、該基本波電流を増幅する手段と、前記
電流指令信号増幅値と前記基本波電流増幅値との加算値
と三角波とを比較して、前記三相PWMコンバータの電
圧制御を行なうトリガ信号を生成する手段とを具えたこ
とを特徴とするものである。
【0017】
【作用】本発明の電力補償装置は、基本波無効電流を零
にするために、サイリスタレオナード等の負荷に発生す
る基本波遅相電流と、サイリスタ群で制御される遅相リ
アクトルに流れる基本波遅相電流との和を、進相コンデ
ンサに常に流れている基本波進相電流で打ち消し、電源
電流の力率を1になるようにするものである。すなわち
、負荷の虚電力の直流分と進相コンデンサの虚電力の直
流分との和をQTCRとすると、以下に示す式(12)
,(13)で表す点弧角αによりサイリスタ群を制御し
て基本波無効電流を零にすることができる。
【0018】       QTCR =3E×I1        
                       ..
........(12)      I1 =(E/
πωL){2π−2α+ sin(2α)}.....
.....(13)ここで、Eは電源相電圧実効値、I
1 は基本波電流実効値、ωは基本波角周波数、Lは遅
相リアクトルのインダクタンス値である。三相PWMコ
ンバータが無い場合には、負荷で発生する高調波電流と
、サイリスタ群と遅相リアクトルの直列回路で発生する
高調波電流とは、進相コンデンサが殆どを吸収するが、
一部の高調波電流は電源系統に分流する。また、電源電
圧に歪みがある場合には、進相コンデンサに高調波が流
入する。したがって、本発明は、三相PWMコンバータ
を設けるとともに、電源電流の高調波を検出し、三相P
WMコンバータの高調波電圧を制御して、高調波電流が
電源系統へ流れなくするものである。
【0019】また、本発明では、基本波電圧の殆どが進
相コンデンサに印加され、変圧器部つまり三相PWMコ
ンバータには僅かの基本波電圧が印加され、基本波電流
は変圧器の一次側に名頑非、二次側すなわち三相PWM
コンバータには流れないように、三相PWMコンバータ
の基本波電圧制御を行なう事により、三相PWMコンバ
ータの容量を低減して、スイッチング素子の損失も低減
でき、装置の効率を高める事ができる。
【0020】
【実施例】図1は本発明による電力補償装置の一実施例
の主回路単線結線図、図2はその制御装置の一実施例を
示すブロック図であり、図6と図7との同一符号のもの
は同じ機能を有す。図1において、電源系統1は電源イ
ンピーダンス2を経由して負荷3に電力を供給している
。三相PWMコンバータ5の直流コンデンサ6を接続し
、交流側をY−Y結線変圧器7の二次側に各相並列に接
続する。Y−Y結線変圧器の一次側には各相直列に、進
相コンデンサ8の各相の端子を接続し、進相コンデンサ
8の他方の端子は電源に接続する。すなわち、三相Y結
線回路において、一相当りが端子側より中性点への順で
直列に、進相コンデンサ→変圧器一次巻線→中性点の如
くに結線した回路を、負荷と並列に電源へ接続したもの
となる。
【0021】逆並列接続のサイリスタ群9と遅相リアク
トル10を各相直列に接続して、前記進相コンデンサの
各相へ並列に接続する。このように接続する電力補償装
置は、サイリスタレオナード等の負荷3で発生する無効
電力を、進相コンデンサ8,サイリスタ群9と遅相リア
クトル10とで構成する無効電力補償装置で打ち消すも
のであり、また負荷3とサイリスタ群9および遅相リア
クトル10とで発生する高調波電流を進相コンデンサ8
で吸収するものである。さらに、上記の高調波電流の一
部が電源へ分流するのを抑制するため、電源系統の電圧
歪みによりコンデンサ8へ高調波電流が過度に流入する
のを抑制するため、および、三相PWMコンバータ5に
基本波電流を流さないようにするために、三相PWMコ
ンバータの電圧制御を行なう。
【0022】図2において、電力演算回路B21″は、
電源電圧EU ,EV ,EW と負荷電流ILU, 
ILV, ILWを検出し、式(1)〜(3)および下
記の式(14)に基づいて演算し、負荷虚電力Q2 を
出力する。       Q2 =−Eβ×IL α+Eα×IL 
β              ..........
(14)ローパスフィルタ31で負荷虚電力Q2 の直
流分Q2 *を検出し、これに加算器27′で進相コン
デンサ8の進相虚電力QC を加算し、補償虚電力QT
CRを得て、点弧角制御回路32で式(12),(13
)に基づき演算し、サイリスタ群9を制御するための点
弧角αを出力する。
【0023】なお、式(13)に基づく点弧角αの演算
は煩雑なので、補償虚電力QTCRに対する点弧角αを
あらかじめテーブルで記憶しておき、用いるようにする
。図3において、電力演算回路A21′は、電源電圧E
U,EV ,EW と、電源電流ISU, ISV, 
ISWを検出し、式(1)〜(4)に基づき演算し、電
源の実電力P1と虚電力Q1とを出力する。
【0024】ハイパスフィルタ22′では、前記実電力
P1 と虚電力Q1 との交流分P1acとQ1acと
を検出し、これを電流指令値演算回路24′で電源電圧
EU ,EV ,EWとともに式(9)〜(11)に基
づき演算し、電流指令値IU *,IV *,IW *
を出力して、増幅回路A26で、前記電流指令値をゲイ
ンK倍した電流指令増幅値KIU *,KIV *,K
IW *を出力する。
【0025】バンドパスフィルタ28は、三相PWMコ
ンバータ5のコンバータ電流I2U,I2V,I2Wか
ら、その基本波成分I2U1,I2V1, I2W1を
得て、これらを増幅回路B26′でゲインK′倍したコ
ンバータ電流基本波分増幅値KI2U1,KI2V1,
KI2W1を出力する。加算回路A27は、前記電流指
令増幅値KIU *,KIV *,KIW *と前記コ
ンバータ電流基本波分増幅値KI2U1,KI2V1,
KI2W1のそれぞれ同相成分を加算して電圧指令値V
CU*,VCV*.VCW*を出力する。
【0026】三角波発生回路29で正負に変化する三角
波Sを発生し、これと前記電圧指令値VCU*,VCV
*,VCW*とで、電圧制御回路30は三相PWMコン
バータ5のスイッチング指令VGを生成する。サイリス
タ群9を前述のように制御して、負荷電流IL の基本
波無効分と、進相コンデンサ電流IC の基本波無効分
および遅相リアクトル電流IR の基本波無効分との合
計値を零にし、電源電流IS の基本波力率を1にでき
る。
【0027】また、三相PWMコンバータ5を前述のよ
うに制御し、負荷3の高調波成分、およびサイリスタ群
9と遅相リアクトル10とで発生する高調波成分を電源
系統に流さないようにできる。電源系統に歪み電圧が存
在しても、三相PWMコンバータ5は抵抗Kとして作用
するため、電源には歪み電流が流れないように制御でき
る。補償装置に流れる電流I1 の基本波成分がY−Y
結線変圧器の二次側に流れないようにするために、三相
PWMコンバータ5を電源電圧に比較して小さな基本波
電圧を発生するように制御するので、三相PWMコンバ
ータ5は小さな基本波電圧と高調波電圧とが印加されて
いるところへ、高調波電流だけが流れて、三相PWMコ
ンバータの容量を小さくでき、スイッチング損失が減少
し効率の良い装置となる。
【0028】前述では、三相PWMコンバータ5に基本
波電流を流さないために、三相PWMコンバータ5で小
さな基本波電圧を発生させたが、図3におけるバンドパ
スフィルタ28と増幅回路B26’を省略した制御回路
で、三相PWMコンバータ5に基本波電流を流しても、
三相PWMコンバータ5の容量を相当に低減できる。ま
た、前述では、サイリスタ群9と遅相リアクトル10と
で、無効電力を制御したが、図4に示すようにサイリス
タコンバータ11と直流リアクトル12とで、無効電力
を制御できる。
【0029】すなわち、図2における点弧角制御回路3
2に替えて、図5に示す直流電流指令回路33と加算器
27′およびPI回路とにより点弧角αを制御するもの
である。直流電流指令回路33は補償虚電力QTCRを
式(12)に基づいて演算して直流電流指令値Id*を
出力し、これを減算器27″で実際の直流電流Idと比
較し、その差Eを出力し、これによりPI回路34で比
例積分を行ない点弧角αを生成する。
【0030】
【発明の効果】上述したように、本発明の電力補償装置
によれば、負荷の基本波無効電力を電源側に抑制するた
めに、サイリスタ群と遅相リアクトルおよび進相コンデ
ンサを作用させ、負荷とサイリスタ群および遅相リアク
トルによって発生する高調波電流を電源側に抑制するた
めに、進相コンデンサと三相PWMコンバータを作用さ
せるが、三相PWMコンバータには、電源の基本波電圧
が印加されないので、従来の装置に比較して、三相PW
Mコンバータ容量とスイッチング損失とが減少し、効率
の良い補償装置とすることができる。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による装置の主回路単線系統の
一実施例を示す。
【図2】図2は、本発明による装置の制御回路の一実施
例を示すブロック図である。
【図3】図3は、本発明による装置の制御回路の一実施
例を示すブロック図である。
【図4】図4は、本発明による装置の主回路単線系統の
他の実施例を示す。
【図5】図5は、本発明による装置の制御回路の他の実
施例を示すブロック図である。
【図6】図6は、従来の電力補償装置の主回路単線系統
を示す。
【図7】図7は、従来の電力補償装置の制御回路を示す
ブロック図である。
【0032】
【符号の説明】
1  電源系統 2  電源インピーダンス 3  負荷 4  交流リアクトル 5  三相PWMコンバータ 6  直流コンデンサ 7  Y−Y結線変圧器 8  進相コンデンサ 9  サイリスタ群 10  遅相リアクトル 11  サイリスタコンバータ 12  直流リアクトル 21  電力演算回路 21′電力演算回路A 21″電力演算回路B 22  ハイパスフィルタ 22′ハイパスフィルタ 23  符号反転回路 24  電流指令値演算回路 24′電流指令値演算回路 25  電流制御回路 26  増幅回路A 26′増幅回路B 27  加算回路A 27′加算器 27″減算器 28  バンドパスフィルタ 29  三角波発生回路 30  電圧制御回路 31  ローパスフィルタ 32  点弧角制御回路 33  直流電流指令回路 34  PI回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電源系統に負荷と並列に接続した無効
    電力補償と高調波補償の装置であって、電源と深野接続
    点に一端を接続した進相コンデンサと、該進相コンデン
    サと並列に接続した遅相電力発生装置と、直流側に直列
    コンデンサを有する三相PWMコンバータと、前記遅相
    電力発生装置と前記進相コンデンサの接続に一次側を接
    続し、二次側には前記三相PWMコンバータを接続する
    Y−Y結線の変圧器とを備えるとともに、電源系統の無
    効電力と高調波電流を抑制するように、前記遅相電力発
    生装置および前記PWMコンバータを制御することを特
    徴とする電力補償装置。
  2. 【請求項2】  前記遅相電力発生装置を、逆並列接続
    したサイリスタ群と、該サイリスタ群に直列に接続した
    遅相リアクトルで構成し、該遅相電力発生装置の制御装
    置を、負荷の虚電力を演算する手段と、該負荷虚電力か
    ら直流分を検出する手段と、該負荷虚電力直流分と前記
    進相コンデンサ虚電力直流分の和を演算する手段と、該
    和から前記サイリスタ群の点弧角を決定する手段とで構
    成した事を特徴とする請求項第1項記載の電力補償装置
  3. 【請求項3】  前記遅相電力発生装置を、サイリスタ
    整流装置と、該サイリスタ整流装置の直流側に接続した
    直流リアクトルで構成し、該遅相電力発生装置の制御装
    置を、負荷の虚電力を演算する手段と、該負荷虚電力直
    流分と前記進相コンデンサ虚電力直流分の和を演算する
    手段と、該和から直流電流指令値を演算する手段と、該
    直流電流指令値と実際の直流電流の差を演算する手段と
    、該差の比例積分を行いサイリスタ整流装置の点弧角を
    決定する手段とで、構成した事を特徴とする請求項第1
    項記載の電力補償装置。
  4. 【請求項4】  前記PWMコンバータの制御装置を、
    電源電流の実電力および虚電力を演算する手段と、該電
    源電流実電力および虚電力の交流分を検出する手段と、
    該電源電流実電力および虚電力の交流分より電流指令値
    を演算する手段と、該電流指令値をゲインK倍する手段
    と、該電流指令値のゲインK倍値と三角波を比較して前
    記PWMコンバータのスイッチング素子のトリガ信号を
    発生する手段とで、構成した事を特徴とする請求項第1
    項記載の電力補償装置。
  5. 【請求項5】  PWMコンバータの交流電流より基本
    波電流を検出する手段と、該基本波電流をゲインK′倍
    する手段と、前記請求項第4項記載の電流指令値のゲイ
    ンK倍値と前記基本波電流のゲインK′倍値とを加算す
    る手段と、該加算値と三角波を比較して前記PWMコン
    バータのスイッチング素子のトリガ信号を発生すること
    を特徴とする請求項第4項記載の電力補償装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009225583A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Chubu Electric Power Co Inc 無効電力および高調波電流補償装置
CN109217308A (zh) * 2018-10-23 2019-01-15 重庆重开电气有限公司 基于用电监控的节能提效系统
CN112636379A (zh) * 2020-12-09 2021-04-09 国家电网有限公司 一种直流电流的虚拟控制方法及系统

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