JP5018225B2 - 電力変換装置及び画像形成装置 - Google Patents

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この発明は、例えば、画像形成装置における熱定着装置の熱源等の負荷に電力供給するのに用いられる電力変換装置、及びこの電力変換装置を備えた画像形成装置に関する。
一般に、例えば画像形成装置における熱定着装置では、トナー像が転写された状態の記録紙を加熱ローラ及び加圧ローラ間に通過させながら該トナー像を定着させる熱ローラ方式やベルト方式の加熱手段が使用されており、電力負荷である熱源としては、ハロゲンヒータ等が使用されている。
ところで、画像形成装置では、前記熱定着装置での電力消費が大きなウェイトを占めていることから、この熱定着装置での電力消費の低減化を進めることが画像形成装置全体の省エネルギー化につながることになる。このため、例えば、熱定着動作の待機時に前記加熱ローラの温度を一定に保持させておくことにより、熱定着時に短時間で熱定着可能な温度に上げられるようにしてあるが、待機時に加熱ローラの温度を一定に保持させておくことにより、熱定着装置を使用しない状態でも電力(全体の7割程度)が消費される。
そこで、待機時の電力を削減するモード(低電力モードまたはスリープモード)を設けて省エネルギー化を図るのが一般的になっている。
しかし、熱定着装置における加熱ローラの温度が低下すると、次回使用時の待ち時間が長くなるため、加熱ローラの温度が低下した場合には、ウォームアップ時に大きな電力を投入して、定着可能な温度に一気に上昇させる方策が採られている。
また、ウォームアップ時間の短縮や省エネルギー化の要望から、急速加熱、高効率加熱が行える電磁誘導加熱方式が注目されているものの、日本国内では、一般的に、商用交流電源では定格100V、15Aを使用することが多く、電力の最大投入量が限られているのが現状である。
これを改善するために、従来、熱定着装置では、直流の補助電源による補助熱源を別途用意し、主電源及び補助電源の双方の電力を熱源に供給することにより、前記ウォームアップ時間を短縮させる方法も知られている。
一方、従来、熱源に対して導通制御を行うとともに、熱源に対する電力供給時に交流/直流を切り替えるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−184963号公報
しかし、上記した従来技術では、ウォームアップ時には、交流電源及び直流電源の両方を作動させなければならないうえ、主電源と補助電源に別々の熱源を設けていたから、構成が複雑になる。
また、前記特許文献1に記載された技術のように、単に熱源に対する電力供給時に交流/直流を切り替える方式では、切り替え回路が必要でありその分構成が複雑になるという欠点があった。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、交流、直流各電源毎に負荷を設けたり、交流の主電源と直流の補助電源を切り替えるための切り替え回路を設ける必要がなく、しかも交流電力の投入量の上限に対処できる電力変換装置及び電力変換方法を提供することを課題としている。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)交流電源からの電力と直流電源からの電力が重畳されて入力されるとともに、スイッチング素子を備え、該スイッチング素子のスイッチング動作により前記入力された電力をスイッチングして負荷に供給するインバータと、前記交流電源からの電力の大きさが前記直流電源からの電力以上である第1の期間か、交流電源からの電力の大きさが直流電源からの電力よりも小さい第2の期間かを判断する判断手段と、前記スイッチング素子をON・OFFするためのスイッチング信号におけるON・OFF比を変更することにより、前記インバータから負荷に供給される電力を調節可能に制御するとともに、前記判断手段により判断された第1の期間と第2の期間とで、前記スイッチング信号のON・OFF比を個別に制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする電力変換装置。
(2)前記制御手段は、負荷に供給される電力の制御を、交流電源の半周期の整数倍を1単位として行う前項1に記載の電力変換装置。
(3)前項1または2に記載の電力変換装置を備え、前記負荷が定着装置の加熱用熱源である画像形成装置。
(4)スイッチング素子を備えたインバータに交流電源からの電力と直流電源からの電力が重畳されて入力されるとともに、前記スイッチング素子のスイッチング動作により、前記入力された電力をスイッチングして負荷に供給するステップと、前記交流電源からの電力の大きさが前記直流電源からの電力以上である第1の期間か、交流電源からの電力の大きさが直流電源からの電力よりも小さい第2の期間かを判断する判断ステップと、前記スイッチング素子をON・OFFするためのスイッチング信号におけるON・OFF比を変更することにより、前記インバータから負荷に供給される電力を調節可能に制御するとともに、前記判断ステップにおいて判断された第1の期間と第2の期間とで、前記スイッチング信号のON・OFF比を個別に制御する制御ステップと、を備えたことを特徴とする電力変換方法。
前項(1)に記載の発明によれば、交流電源からの電力と直流電源からの電力が重畳されて電力変換手段に入力されるから、交流電源からの電力と直流電源からの電力を切り替えるための切り替え回路は不要となる。また、インバータのスイッチング素子をON・OFFするためのスイッチング信号におけるON・OFF比を変更することにより、前記インバータから負荷に供給される電力が調節可能に制御されるとともに、交流電源からの電力の大きさが直流電源からの電力以上であり、交流電源からの電力が負荷に供給される第1の期間と、交流電源からの電力の大きさが直流電源からの電力よりも小さく直流電源からの電力が負荷に供給される第2の期間とで、スイッチング信号のON・OFF比が個別に制御されるから、前記第1の期間に負荷に供給される電力と前記第2の期間に負荷に供給される電力個別に制御できる
つまり、交流電源及び直流電源毎に負荷を設けることなく、しかも交流電源と直流電源を切り替えるための切り替え回路を設けることなく、一つの共通負荷に対して、交流電源及び直流電源のいずれからも電力を供給できるとともに、交流電源からの電力供給と直流電源からの電力供給を個別に制御できるから、交流電源からの電力と直流電源からの電力の使用比率を任意に変更することができ、ウォームアップ時に交流電源での電力供給に上限がある場合等に迅速に対応することができ、調整自由度の高い電力供給を行うことができる。
前項(2)に記載の発明によれば、負荷に供給される電力の制御が、交流電源の半周期の整数倍を1単位として行われるから、交流電源からの電力と直流電源からの電力の使用比率を任意に変更しながら、負荷に対して適正な電力供給を行うことができる。
前項(3)に記載の発明によれば、交流電源及び直流電源毎の熱源や、交流電源と直流電源を切り替えるための切り替え回路を設けることなく、一つの共通熱源に対して、交流電源及び直流電源のいずれからも電力を熱定着装置の熱源へ供給することができる画像形成装置となしうる。
前項(4)に記載の発明によれば、交流電源及び直流電源毎の負荷や、交流電源と直流電源を切り替えるための切り替え回路を設けることなく、一つの共通負荷に対して、交流電源及び直流電源のいずれからも電力を負荷へ供給することができる。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明に係る電力変換装置が用いられた画像形成装置の熱定着装置を示す概略構成図である。
図1において、この熱定着装置は、加熱ローラ1と、加圧ローラ2と、負荷である熱源としての加熱部3と、温度検出部4とを備えている。
前記加熱ローラ1は、図示しない回転駆動源による駆動力によって回転し、加圧ローラ2との間のニップ部5に、トナー像が転写された記録紙6を通過させた際に、加熱によって前記トナー像を記録紙上に画像として定着させるものである。
前記加熱部3は、加熱ローラ1を加熱するものであり、例えば加熱ローラ1を直接加熱する電磁誘導コイルが使用されている。勿論、熱源は電磁誘導コイルに限らず、ヒータのような発熱体等も採用可能である。また、この加熱部3を加熱ローラ1に内蔵した構成であってもよい。
前記温度検出部4は、前記加熱部3による加熱温度、つまり、加熱ローラ1の温度を検出するとともに、その温度検出信号を熱定着制御回路(図2及び図3参照)21に送出するようになっている。
ここで、従来一般の電力変換装置の一例を図2の電気的的構成を示すブロック図で説明する。
図2おいて、この電力変換装置は、交流電源12と、電力変換手段としてのインバータ11と、前記加熱部3と、前記温度検出部4と、熱定着制御部21とを備えている。
前記インバータ11は、交流電源12から商用電力供給路13を通じて供給された商用交流電力を図示しないスイッチング素子のスイッチング動作を利用して高周波の交番電力に変換して、高周波電力供給路14を通じて前記加熱部3に供給するものである。
なお、スイッチング素子としては、例えばMOSFET、IGBT、トランジスタ等の公知のものが使用される。
前記熱定着制御部21は、前記温度検出部4からの温度検出信号22を受けて、出力電力制御信号23を前記インバータ11に送出して該インバータ11の出力を制御する。
上記のように、交流電源12から商用電力供給路13を通じて供給された商用交流電力がインバータ11により高周波電力に変換されて、高周波電力供給路14を通じて前記加熱部3に供給され、該加熱部3の発熱作用により加熱ローラ1が加熱される。
加熱ローラ1の温度を検出した温度検出部4からの温度検出信号22が前記熱定着制御部21に出力されると、該熱定着制御部21により温度検出値に応じた出力電力制御信号23が前記インバータ14に印加される。インバータ14では、熱定着制御部21からの出力電力制御信号23に対応した高周波電力を発生する。
この高周波電力が高周波電力供給路14を通じて前記加熱部3に供給されると、この加熱部3の発熱によって前記加熱ローラ1が加熱される。つまり、この加熱ローラ1は、温度検出部4と、熱定着制御部21と、インバータ11との制御ループにより一定温度に加熱制御される。
図3は、この発明の一実施形態における電力変換装置の電気的構成を示すブロック図である。
図3において、この電力変換装置は、図2と同じ構成のインバータ11や熱定着制御部21等を備えている他に、前記交流電源12の出力側に整流部45を備えている。また、直流電源としての蓄電部15を備えており、この蓄電部15の出力側に整流部46が設けられている。そして、前記交流電源12の整流出力と前記蓄電部15の整流出力が前記インバータ11に同時に入力されるようになっている。
前記インバータ11の入力側と前記熱定着制御部21との間には、入力検出部41が介挿されている。この入力検出部41は、前記インバータ11の入力を検出し、入力検出信号42を前記熱定着制御部21に送出するようになっている。
また、前記インバータ11の出力側と前記熱定着制御部21の入力側との間に出力検出部31が介挿されており、この出力検出部31は、インバータ11から出力される高周波電力を検出し、出力検出信号32を前記熱定着制御部21に送出する。
なお、出力検出部31は、インバータ11からの高周波電力を検出する代わりに、インバータ11の出力電流を検出するようにしてもよい。
前記熱定着制御部21は、温度検出部4からの温度検出信号22を受領して規定温度値になるように高周波電力の制御を行う他に、前記入力検出信号42を受領して、交流電源12からの出力の大きさが蓄電部15からの出力以上である第1の期間か、蓄電部15からの出力よりも小さい第2の期間かを判断する。第1の期間であれば、インバータ11には交流電源12から電力が供給され、第2の期間であれば、インバータ11には蓄電部15から電力が供給される。
さらに、熱定着制御部21は、蓄電部15の出力が所定の閾値以上かどうかを判断するとともに、出力検出信号32に基づいて、インバータ11からの高周波電力値及び周波数を確認する。
更に、熱定着制御部21は、前記入力検出部41から送出される入力検出信号に基づいて、交流電源12の周期を算出する。そして、交流電源12の半周期にあたるT1(図4)時間を整数倍を1単位として、1単位毎に前記出力検出部31を介して前記インバータ11からの高周波電力を検知し、その検知結果に従って、インバータ11におけるスイッチング素子によるスッチング信号の出力波形(ON・OFF比)を決定して前記インバータ11を制御するようになっている。出力波形(ON・OFF比)は、前記第1の期間及び第2の期間ごとに決定可能であり、これにより交流電源12からの電力供給と蓄電部15からの電力供給を独立に制御でき、交流電源12からの電力と蓄電部15からの電力の使用比率を任意に変更することができ、ウォームアップ時に交流電源での電力供給に上限がある場合等に迅速に対応することができる。また、加熱部3に対して調整自由度の高い電力供給を行うことができる。
なお、インバータ11のスイッチング信号については、通電幅を変えるPWM(Pulse Width Modulation)方式に基づく信号であっても良いし、周波数制御方式に基づく信号であってもよい。
なお、前記熱定着制御部21は、熱定着装置のみを制御するものであっても良いし、画像形成装置の全体動作を制御する制御部により構成されても良い。
図4は、図3の電力変換装置における各部の波形図を示す。
図4において、波形1は、交流電源12の整流(全波整流)出力電圧の波形(ピーク値V1)を示し、波形2は、蓄電部15の出力電圧の波形(ピーク値V2)を示す。
また、波形3は、交流電源12の整流部45の出力電圧と蓄電部15の出力電圧との合成電圧の波形を示し、波形4は、インバータ11の出力波形を示す。
ここで、全波整流出力が蓄電部15の出力以上である第1の区間をCa、全波整流出力が蓄電部15の出力よりも小さい第2の区間をCdとすると、加熱部3に対して前記Ca区間では、前記交流電源12からの電力がインバータ11により高周波電力に変換されて加熱部3に供給され、Cdの区間では、蓄電部15からの電力がインバータ11により高周波電力に変換されて加熱部3に供給されることになる。
前記熱定着制御部21は、前記インバータ11におけるスイッチング素子を例えばPWM制御する場合、スイッチング信号のON/OFF比を、前記Ca区間とCd区間とで個別に制御することが可能であり、これにより前記交流電源12から供給される電力と蓄電部15から供給される電力とを個別に可変制御することができるものとなされている。
上記構成の電力変換装置では、交流電源12からの電力と直流電源である蓄電部15からの電力とが前記インバータ11に重畳されて同時に入力される。
この重畳された入力は、インバータ11内部のスイッチング素子のスイッチング動作により高周波電力に変換されて、前記加熱部3に供給されるから、この加熱部3が発熱し、前記加熱ローラ1が加熱される。
加熱ローラ1の温度が温度検出部4で検出され、この温度検出部4からの温度検出信号32を受けた熱定着制御部21により、規定温度値になるように高周波電力の制御が行われる。
また、入力検出部41による入力検出信号42が前記熱定着制御部21に印加されると、前記熱定着制御部21は、この入力検出信号42から、インバータ11への電力供給が交流電源12から行われているか蓄電部15から行われているか(第1の期間か第2の期間か)を判断し、さらには蓄電部15の出力が閾値以下か否かを判断し、さらには交流電源12の周期を判断する。
また、インバータ11から出力される高周波電力について、交流電源12の半周期T1の整数倍を1単位として1単位毎に前記出力検出部31からの出力検出信号を受けることにより、任意の設定電力値に制御する。
例えば、蓄電部15の出力が低下した場合、図4のCa区間とCd区間とのPWM制御によるスイッチング信号のON/OFF比を変更する。具体的には、交流電源12に対して蓄電部15の出力による高周波電力の使用比率が例えば0になるように前記スイッチング素子の制御波形を決定した場合には、交流電源12からの電力のみが高周波電力に変換されて加熱部3に供給される。
このように、交流電源及び直流電源毎に熱源を設けたり、交流電源と直流電源を切り替える切り替え部を設けたりすることなく、構成が簡素になるうえ、一つの共通熱源である加熱部3に対して、交流電源12の出力と蓄電部15の出力とを高周波電力に変換して熱源に供給でき、特に、交流部分の区間Caに対応する高周波電力と直流部分の区間Cdに対応する高周波電力との使用比率を任意に変更可能であるから、ウォームアップ時に交流電源12での出力に上限がある場合等に、蓄電部15からの電力供給を増加させることで、交流電源12からの電力供給を抑制しながら、加熱部3の迅速な加熱を行うことができる。
図5は、熱定着制御部21による電力制御処理を示すフローチャートである。
図5において、ステップS1では、前記熱定着制御部21が前記温度検出部4からの温度検出信号22を受領して、検出温度が規定値よりも高いか否かを判断する。
検出温度が規定値よりも高ければ(ステップS1でYES)、ステップS3では、熱定着制御部21は、出力電力制御信号23により該インバータ11から出力される電力値が削減されるように制御してから、ステップS4に進む。検出温度が規定値よりも低ければ(ステップS1でNO)、ステップS2で熱定着制御部21は、インバータ11に対して出力電力制御信号23により該インバータ11から出力される電力値が増加されるように制御してから、ステップS4に進む。
なお、ステップS1では、検出温度の閾値を設けて、この閾値を判断基準としているが、複数の閾値を設定し、閾値毎に電力の増減量を変えるようにしてもよい。
ステップS4では、前記蓄電部15の残電力量の検出、つまり、蓄電部15の電圧が閾値以上か否かを判断し、蓄電部15の電圧が閾値以上であれば(ステップS4でYES)、ステップS6に進み、蓄電部15の電圧が閾値未満であれば(ステップS4でNO)、ステップS5では、蓄電部15からの電力供給を停止するため、交流電源12からの出力に対して蓄電部15の出力の制御比率を0にする。次いでステップS6に進む。
ステップS6では、画像形成装置の全体制御部から、交流電源12からの電力と蓄電部15からの電力の比率の変更指令があるか否かを判断し、前記比率の変更指令があれば(ステップS6でYES)、ステップS7では、前記比率の変更処理を行ってから、ステップS8に進み、前記比率の変更指令がなければ(ステップS6でNO)、そのままステップS8に進む。
ステップS8では、スイッチング素子のスイッチング信号の出力の制御波形を決定したのち、終了する。
この発明の一実施形態に係る電力変換装置が用いられた画像形成装置における熱定着装置を示す概略構成図である。 従来一般に用いられている電力変換装置の一例の電気的構成を示すブロック図である。 この発明の一実施形態に係る電力変換装置の電気的構成を示すブロック図である。 図3の電力変換装置における各部の波形図である。 熱定着制御部による電力制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
3 加熱部(熱源、負荷)
4 温度検出部
11 インバータ(電力変換手段)
12 交流電源
15 蓄電部
21 熱定着制御部
31 出力検出部
42 入力検出部

Claims (4)

  1. 交流電源からの電力と直流電源からの電力が重畳されて入力されるとともに、スイッチング素子を備え、該スイッチング素子のスイッチング動作により前記入力された電力をスイッチングして負荷に供給するインバータと、
    前記交流電源からの電力の大きさが前記直流電源からの電力以上である第1の期間か、交流電源からの電力の大きさが直流電源からの電力よりも小さい第2の期間かを判断する判断手段と、
    前記スイッチング素子をON・OFFするためのスイッチング信号におけるON・OFF比を変更することにより、前記インバータから負荷に供給される電力を調節可能に制御するとともに、前記判断手段により判断された第1の期間と第2の期間とで、前記スイッチング信号のON・OFF比を個別に制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記制御手段は、負荷に供給される電力の制御を、交流電源の半周期の整数倍を1単位として行う請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 請求項1または2に記載の電力変換装置を備え、前記負荷が定着装置の加熱用熱源である画像形成装置。
  4. スイッチング素子を備えたインバータに交流電源からの電力と直流電源からの電力が重畳されて入力されるとともに、前記スイッチング素子のスイッチング動作により、前記入力された電力をスイッチングして負荷に供給するステップと、
    前記交流電源からの電力の大きさが前記直流電源からの電力以上である第1の期間か、交流電源からの電力の大きさが直流電源からの電力よりも小さい第2の期間かを判断する判断ステップと、
    前記スイッチング素子をON・OFFするためのスイッチング信号におけるON・OFF比を変更することにより、前記インバータから負荷に供給される電力を調節可能に制御するとともに、前記判断ステップにおいて判断された第1の期間と第2の期間とで、前記スイッチング信号のON・OFF比を個別に制御する制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする電力変換方法。
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