JP5014955B2 - 扁平断面を有するゴム物品用スチールコードの製造方法とゴム物品用スチールコードの扁平化装置 - Google Patents

扁平断面を有するゴム物品用スチールコードの製造方法とゴム物品用スチールコードの扁平化装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5014955B2
JP5014955B2 JP2007288655A JP2007288655A JP5014955B2 JP 5014955 B2 JP5014955 B2 JP 5014955B2 JP 2007288655 A JP2007288655 A JP 2007288655A JP 2007288655 A JP2007288655 A JP 2007288655A JP 5014955 B2 JP5014955 B2 JP 5014955B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel cord
flat
rollers
roller
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007288655A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009114583A (ja
JP2009114583A5 (ja
Inventor
博行 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2007288655A priority Critical patent/JP5014955B2/ja
Publication of JP2009114583A publication Critical patent/JP2009114583A/ja
Publication of JP2009114583A5 publication Critical patent/JP2009114583A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5014955B2 publication Critical patent/JP5014955B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B1/00Constructional features of ropes or cables
    • D07B1/06Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
    • D07B1/0606Reinforcing cords for rubber or plastic articles
    • D07B1/062Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B5/00Making ropes or cables from special materials or of particular form
    • D07B5/007Making ropes or cables from special materials or of particular form comprising postformed and thereby radially plastically deformed elements
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B7/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, rope- or cable-making machines; Auxiliary apparatus associated with such machines
    • D07B7/02Machine details; Auxiliary devices
    • D07B7/027Postforming of ropes or strands
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B2201/00Ropes or cables
    • D07B2201/20Rope or cable components
    • D07B2201/2015Strands
    • D07B2201/2016Strands characterised by their cross-sectional shape
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B2201/00Ropes or cables
    • D07B2201/20Rope or cable components
    • D07B2201/2015Strands
    • D07B2201/2016Strands characterised by their cross-sectional shape
    • D07B2201/2018Strands characterised by their cross-sectional shape oval
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B2201/00Ropes or cables
    • D07B2201/20Rope or cable components
    • D07B2201/2015Strands
    • D07B2201/2019Strands pressed to shape

Landscapes

  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Description

本発明は、例えば、空気入りタイヤのプライやベルトになど使用されるゴム物品補強用スチールコードの製造方法に関するもので、特に、コードの断面が扁平であるスチールコードを製造する方法とゴム物品用スチールコードの扁平化装置とに関する。
近年、タイヤ補強用スチールコードとして、図3に示すような、扁平断面を有するスチールコード10が製造されている。このような扁平断面を有するスチールコード10は、例えば、図4に示すように、スチールフィラメントを3〜6本撚り合わせたスチールコード10をその軸線方向に沿って通過させながら、複数のローラ51(51A,51B)により、上記スチールコード10に繰り返し応力を与えてその断面を扁平化する。このとき、スチールコード10の入り口側Pと出口側Qのローラには溝付きローラ51Aを配置し、中間部のローラには、平坦な円周面を有する溝なしローラ51Bを配置して扁平化処理する。これにより、全てのローラを溝付きローラとした場合に比較して、スチールコード10に同じたわみ量S(%)を与えても大きな扁平度Mを得ることができるので、スチールコード断面の扁平の度合いを大幅に変更することができる(例えば、特許文献1,2)。
なお、たわみ量S(%)は、図5の符号δで表わされる、スチールコードの入線時の位置と出線時の位置とを結んだ仮想直線mに対してローラ51を押し込んだ量(以下、噛みこみ量という)と、上記仮想直線mの同じ側にあるローラ51,51の間隔Lとを用いて、S=(δ/L)×100で表わされる。また、扁平度Mは、スチールコード10の断面のコード長径をa、コード短径をbとしたときに、M=a/bで表わされる。なお、図3において、符号10Wは、スチールコード10を構成するスチールフィラメントである。
特許第3339950号公報 特開2005−179859号公報
しかしながら、上記従来の方法では、スチールコード10の断面の扁平の度合いを広い範囲で調整することは可能であるが、出線されるスチールコード10の真直性が十分ではないといった問題点があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、スチールコード断面の扁平の度合いを広い範囲で調整することができるとともに、スチールコードの真直性を十分に矯正することのできるゴム物品用スチールコードの製造方法とこれに用いられる扁平化装置を提供することを目的とする。
本願の請求項1に記載の発明は、スチールフィラメントを3本以上撚り合わせて成るスチールコードを上記スチールコードの通過方向と直交する方向から挟むように、かつ、その位置が上記スチールコードの通過方向にずれて配置された複数のローラを備えた扁平化装置に上記スチールコードを入線させ、上記スチールコードを上記ローラの間を通過させながら、上記各ローラを所定の噛みこみ量で上記スチールコードに接触させて、上記スチールコードに繰り返し曲げを与え、上記スチールコードの断面を扁平化する扁平断面を有するゴム物品用スチールコードの製造方法において、上記スチールコードの入線側に配置される連続する少なくとも3個のローラとして、円周表面が平坦である平ローラを用いて上記スチールコードの断面を扁平化するとともに、上記平ローラの後段に、円周表面の中央部に円周に沿った溝部が設けられた溝付きローラを少なくとも3個配置して、上記平ローラによって断面が扁平化されたスチールコードの真直性を矯正することを特徴とするものである。
なお、真直性はスチールコードの延長方向に対して直線から所定長さLあたりどれだけずれているかを示す量である。
また、請求項2に記載の発明は、スチールフィラメントを3本以上撚り合わせて成るスチールコードを、上記スチールコードの通過方向と直交する方向から挟むように、かつ、その位置が上記スチールコードの通過方向にずれて配置された複数のローラを備え、上記スチールコードを上記ローラの間を通過させながら、上記各ローラを所定の噛みこみ量で上記スチールコードに接触させて、上記スチールコードに繰り返し曲げを与え、上記スチールコードの断面を扁平化するゴム物品用スチールコードの扁平化装置であって、上記スチールコードの入線側に連続して配置される円周表面が平坦である少なくとも3個の平ローラから成るローラ群と、これらの平ローラ群の後段で、上記スチールコードの出線側に連続して配置される少なくとも3個の、円周表面の中央部に円周に沿った溝部が設けられた溝付きローラから成る溝付きローラ群とを備えたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のゴム物品用スチールコードの扁平化装置において、上記平ローラ群のローラの噛みみ量と、上記溝付きローラ群のローラの噛みこみ量とを独立に設定可能としたものである。
本発明によれば、スチールコードの断面を扁平化する際に、はじめに、平ローラを用いて上記スチールコードの断面を扁平化した後、上記断面が扁平化されたスチールコードを溝付きローラに通して上記スチールコードの真直性を矯正するようにしたので、スチールコードの扁平度を広い範囲で調整することができるとともに、真直性にも優れた扁平断面を有するゴム物品補強用スチールコードを得ることができる。
このとき、上記平ローラ群のローラの噛みみ量と、上記溝付きローラ群のローラの噛みこみ量とを独立に設定可能とすれば、スチールコードの扁平度の調整と、扁平化されたスチールコードの真直性の調整とを別個にできるので、真直性にも優れた扁平断面を有するゴム物品補強用スチールコードを確実に得ることができる。
以下、本発明の最良の形態について図面に基づき説明する。
図1及び図2は本最良の形態に関わる扁平化装置20の概要を示す図で、各図において、矢印で示す方向が扁平化処理されるスチールコード10の軸線方向である。スチールコード10の入線側をP、出線側をQとすると、PからQに向かう方向がスチールコード10の通線方向となる。以下、同図の左右方向である上記通線方向を扁平化装置20の長手方向、同図の上下方向を扁平化装置20の幅方向、紙面に垂直な方向を高さ方向とする。
同図において、21は横断面がL字状の基台で、この基台21は平板状のベース部21Aとこのベース部21Aの入線側Pから見て左側に上側に突出するロール設置部21Bとを備えている。上記基台21の入線側Pから見て右側に位置する段差部21Cには、当該基台21の幅方向に延長する2本のレール部材22M,22Nが設けられている。これら2本のレール部材22M,22Nのうち入線側Pのレール部材22Mには、上記レール部材22Mに沿って幅方向にスライドするブロック状の第1のスライド部材23Mが搭載されており、出線側Qのレール部材22Nには、ブロック状の第2のスライド部材23Nが上記レール部材22Nに沿って幅方向にスライド可能に搭載されている。上記ロール設置部21Bと上記第1及び第2のスライド部材23M,23Nの上面の位置は、上記基台21の底面からは同じ高さになるように、それぞれの寸法が設定されている。
上記ロール設置部21Bの上面21aには6つローラ24(24A,24B)が、回転軸が上記上面21aに垂直になるように、かつ、隣接するローラ同士の間隔Lが全て等しくなるように配置されている。一方、第1のスライド部材23Mの上面23aには2つローラ24Aが、第2のスライド部材23Nの上面23bには4つローラ24Bが、回転軸が上記上面21aに垂直になるように配置されている。ここで、上記第1及び第2のスライド部材23M,23Nの上面23a、23bに配置された6つのローラ24(24A,24B)も隣接するローラ同士の間隔Lが全て等しくなるように配置されており、かつ、これら6つのローラ24は、上記ロール設置部21Bの上面21aに配置された6つローラ24よりも入線側Pに(L/2)だけずれて配置されている。すなわち、上記12個のローラ24(24A,24B)は、スチールコード10の通線方向に沿って千鳥状に配置されている。これにより、上記スチールコード10の右側と左側とからローラ24を所定の噛みこみ量で当接させて、上記スチールコード10の左右方向に繰り返し曲げを与えて上記スチールコード10の断面を扁平化することができる。
また、符号25は上記第1及び第2のスライド部材23M,23Nを上記レール部材22M,22Nに沿ってそれぞれ別個にスライドさせて、上記ロール設置部21Bと上記第1のスライド部材23Mとの間隔Wxと、上記ロール設置部21Bと上記第2のスライド部材23Nとの間隔Wyとをそれぞれ別個に設定する噛みこみ量調整手段である。
本例では、上記噛みこみ量調整手段25を、一端が上記第1のスライド部材23Mの側面23cに当接する調整ボルト25aと、一端が上記第2のスライド部材23Nの側面23dにそれぞれ当接する2本の調整ボルト25b,25bと、上記基台21のロール設置部21Bとは反対側の側面21bに固定された、上記調整ボルト25a,25bがそれぞれ螺入される雌ねじ部25c,25cが設けられた固定坂25dと、この固定坂25dと上記第1及び第2のスライド部材23M,23Nとを連結する戻しバネ(図示せず)とから構成した。なお、図2では、上記噛みこみ量調整手段25を省略した。
本発明による扁平化装置20では、上記ローラ24のうち、上記スチールコードの入線側Pに配置される3つのローラとして、円周表面が平坦である平ローラ24Aを用い、この3つの平ローラ24Aの後段に配置された9つのローラとして、円周表面の中央部に円周に沿った溝部が設けられた溝付きローラ24Bを用いている。以下、上記3つの平ローラ24Aから成るローラ群を平ローラ群24X、上記9つの溝付きローラ24Bから成るローラ群を溝付きローラ群24Yという。本例では、上記平ローラ群24Xのローラ24Aを用いてスチールコード10の扁平度Mを調整し、上記溝付きローラ群24Yのローラ24Bを用いて真直性を矯正する。
ローラ24A,24Aの間隔(長手方向の間隔)Lが一定のときにスチールコード10の扁平度Mを大きくする場合には、図5のδで示した噛みこみ量をある程度大きく取る必要があることから、スチールコード10の両側にあるローラ24A,24Aの間隔を狭くする必要がある。すなわち、ロール設置部21Bと上記第1のスライド部材23Mとの間隔Wxを狭くする必要がある。一方、真直性を矯正するためには噛みこみ量δは扁平化時の噛みこみ量δよりも小さくする方がよい。すなわち、ロール設置部21Bと上記第2のスライド部材23Nとの間隔Wyを上記間隔Wxよりも大きくする必要がある。
本例では、上記間隔Wxと上記間隔Wyとをそれぞれ別個に設定することのできる噛みこみ量調整手段25を備えているので、上記間隔Wyを上記間隔Wxよりも大きくすることが可能である。具体的には、第1のスライド部材23Mに当接する噛みこみ量調整手段25の調整ボルト25aの押し込み量を大きくし、第2のスライド部材23Nに当接する調整ボルト25b,25bの押し込み量を小さくすればよい。
これにより、表面が平坦な平ローラ24Aから成る平ローラ群24Xにより扁平化されたスチールコード10の真直度を、表面に溝が設けられた溝付きローラ24Bから成る溝付きローラ群24Yにより矯正することができるので、スチールコード10の扁平度Mを広い範囲で調整することができるとともに、真直性にも優れた扁平断面を有するゴム物品補強用スチールコードを得ることができる。
このように、本最良の形態によれば、スチールコード10の入線側Pに3つの平ローラ24Aから成る平ローラ群24Xを配置して上記スチールコード10に繰り返し曲げを与えて上記スチールコード10の断面を扁平化するとともに、その後段の出線側Qに、6つの溝付きローラ24Bから成る溝付きローラ群24Yを配置して、上記扁平化されたスチールコード10の真直度を矯正するようにしたので、スチールコード10の扁平度を広い範囲で調整することができるとともに、真直性にも優れた扁平断面を有するゴム物品補強用スチールコードを得ることができる。
また、スチールコード10の右側で平ローラ24Aが搭載された第1のスライド部材23Mと左側のローラ24Aが搭載されたロール設置部21Bとの間隔Wxと、スチールコード10の右側で溝付きローラ24Bが搭載された第2のスライド部材23Nと左側のローラ24Bが搭載されたロール設置部21Bとの間隔Wyとを別個に設定する噛みこみ量調整手段25を設けて、上記平ローラ24Aの噛みこみ量を大きくし、上記溝付きローラ24Bの噛みこみ量を小さくするようにしたので、真直性にも優れた扁平断面を有するゴム物品補強用スチールコードを確実に得ることができる。
なお、上記最良の形態では、平ローラ群24Xのローラ数を3つとし、溝付きローラ群24Yのローラ数を6つとしたが、これに限るものではなく、ローラ数は、スチールコード10の種類や扁平度Mの大きさなどにより、適宜決定すればよい。
また、上記例では、調整ボルト25a,25bの押し込み量により噛みこみ量を調整する噛みこみ量調整手段25を設けたが、油圧シリンダ装置など他の手段を用いて噛みこみ量を調整するようにしてもよい。
図1,2に示した扁平化装置を用いて、図5に示すような、2無撚り×φ0.38+8×0.34φの扁平コードを作製し、その扁平度と真直性とを測定した結果を以下の表1に示す。
Figure 0005014955
本発明の扁平コードは、Wx<Wyとして作製したものである。
比較例の扁平コードは、Wx=Wyとして作製したものである。
表1から明らかなように、本発明による扁平化装置で作製したスチールコードは高い扁平度を有するとともに真直性にも優れていることが確認された。
本発明によれば、広い範囲の扁平度を有するスチールコードを製造することができるとともに、真直性にも優れた扁平断面を有するゴム物品補強用スチールコードを得ることができるので、これを空気入りタイヤなどベルトやプライなどに適応すれば、空気入りタイヤの品質を向上させることができる。
本発明の最良の形態に関わる扁平化装置の概要を示す平面図である。 本最良の形態に関わる扁平化装置の概要を示す斜視図である。 スチールコードの断面を示す図である。 従来の扁平断面を有するスチールコードの製造方法を示す図である。 扁平化処理におけるたわみ率を説明するための図である。
符号の説明
10 スチールコード、20 扁平化装置、21 基台、21A ベース部、
21B ロール設置部、21C 段差部、21a ロール設置部の上面、
21b 基台の側面、22M,22N レール部材、23M 第1のスライド部材、
23N 第2のスライド部材、23a 第1のスライド部材の上面、
23b 第2のスライド部材の上面、24A 平ローラ、24B 溝付きローラ、
24X 平ローラ群、24Y 溝付きローラ群、25 噛みこみ量調整手段、
25a、25b 調整ボルト、25c 雌ねじ部、25d 固定坂、P 入線側、
Q 出線側。

Claims (3)

  1. チールフィラメントを3本以上撚り合わせて成るスチールコードを上記スチールコードの通過方向と直交する方向から挟むように、かつ、その位置が上記スチールコードの通過方向にずれて配置された複数のローラを備えた扁平化装置に上記スチールコードを入線させ、上記スチールコードを上記ローラの間を通過させながら、上記各ローラを所定の噛みこみ量で上記スチールコードに接触させて、上記スチールコードに繰り返し曲げを与え、上記スチールコードの断面を扁平化する扁平断面を有するゴム物品用スチールコードの製造方法において、上記スチールコードの入線側に配置される連続する少なくとも3個のローラとして、円周表面が平坦である平ローラを用いて上記スチールコードの断面を扁平化するとともに、上記平ローラの後段に、円周表面の中央部に円周に沿った溝部が設けられた溝付きローラを少なくとも3個配置して、上記平ローラによって断面が扁平化されたスチールコードの真直性を矯正することを特徴とする扁平断面を有するゴム物品用スチールコードの製造方法。
  2. チールフィラメントを3本以上撚り合わせて成るスチールコードを、上記スチールコードの通過方向と直交する方向から挟むように、かつ、その位置が上記スチールコードの通過方向にずれて配置された複数のローラを備え、上記スチールコードを上記ローラの間を通過させながら、上記各ローラを所定の噛みこみ量で上記スチールコードに接触させて、上記スチールコードに繰り返し曲げを与え、上記スチールコードの断面を扁平化するゴム物品用スチールコードの扁平化装置であって、上記スチールコードの入線側に連続して配置される円周表面が平坦である少なくとも3個の平ローラから成るローラ群と、これらの平ローラ群の後段で、上記スチールコードの出線側に連続して配置される少なくとも3個の、円周表面の中央部に円周に沿った溝部が設けられた溝付きローラから成る溝付きローラ群とを備えたことを特徴とするゴム物品用スチールコードの扁平化装置。
  3. 上記平ローラ群のローラの噛みみ量と、上記溝付きローラ群のローラの噛みこみ量とが独立に設定可能であることを特徴とする請求項2に記載のゴム物品用スチールコードの扁平化装置。
JP2007288655A 2007-11-06 2007-11-06 扁平断面を有するゴム物品用スチールコードの製造方法とゴム物品用スチールコードの扁平化装置 Expired - Fee Related JP5014955B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007288655A JP5014955B2 (ja) 2007-11-06 2007-11-06 扁平断面を有するゴム物品用スチールコードの製造方法とゴム物品用スチールコードの扁平化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007288655A JP5014955B2 (ja) 2007-11-06 2007-11-06 扁平断面を有するゴム物品用スチールコードの製造方法とゴム物品用スチールコードの扁平化装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009114583A JP2009114583A (ja) 2009-05-28
JP2009114583A5 JP2009114583A5 (ja) 2010-11-04
JP5014955B2 true JP5014955B2 (ja) 2012-08-29

Family

ID=40782032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007288655A Expired - Fee Related JP5014955B2 (ja) 2007-11-06 2007-11-06 扁平断面を有するゴム物品用スチールコードの製造方法とゴム物品用スチールコードの扁平化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5014955B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018187650A (ja) * 2017-05-09 2018-11-29 株式会社小寺電子製作所 被覆撚線の癖取装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105170842B (zh) * 2015-08-14 2017-12-12 中国建筑科学研究院建筑机械化研究分院 一种钢筋矫直装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2981038B2 (ja) * 1991-10-16 1999-11-22 株式会社ブリヂストン 金属線材の残留応力及び真直性の矯正方法
JP3339950B2 (ja) * 1993-12-19 2002-10-28 株式会社ブリヂストン 偏平断面を有するゴム物品補強用スチ−ルコ−ドの製造方法
JP2920110B2 (ja) * 1995-05-18 1999-07-19 東京製綱株式会社 スチールコード及びスチールラジアルタイヤ
JP2001032183A (ja) * 1999-05-20 2001-02-06 Bridgestone Corp ゴム物品の補強に供するスチールワイヤおよびその矯正方法並びに空気入りタイヤ
KR100443564B1 (ko) * 2001-11-16 2004-08-09 홍덕스틸코드주식회사 고무 침투성이 우수한 고무 보강재용 스틸코드 및 그제조방법
JP2005246406A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Bridgestone Corp 金属コード加工方法、及び金属コード加工装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018187650A (ja) * 2017-05-09 2018-11-29 株式会社小寺電子製作所 被覆撚線の癖取装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009114583A (ja) 2009-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103298571B (zh) 辊轧成型机器和辊轧成型方法
CN1009348B (zh) 制管机中的成型方法及其设备
JP5014955B2 (ja) 扁平断面を有するゴム物品用スチールコードの製造方法とゴム物品用スチールコードの扁平化装置
US20160368321A1 (en) Straight steel monofilament for a belt ply
JP4756871B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP2004125173A (ja) 駆動ベルトとそれを使用した連続可変トランスミッション
CN103573917B (zh) 无级变速器的链条
JP5475332B2 (ja) スチールコードの製造方法
US10016796B2 (en) Method for roll-forming
JP2017013619A (ja) タイヤ
JP2007191815A (ja) スチールコードおよび自動車用タイヤ
JP3339950B2 (ja) 偏平断面を有するゴム物品補強用スチ−ルコ−ドの製造方法
JP3860503B2 (ja) 線状体矯正装置
JP2005246406A (ja) 金属コード加工方法、及び金属コード加工装置
JP2008308809A (ja) ゴム物品補強用スチールコードの製造方法
JP2008025040A (ja) スチールコード及びその製造方法
JP6077315B2 (ja) スチールコード、その製造方法およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP6545011B2 (ja) 波形線材製造装置及び製造方法
JP2000273775A (ja) スチールコード及びラジアルタイヤ
JP2009114583A5 (ja)
JP4925123B2 (ja) 異形断面材の製造方法及びその装置
JP2007332489A (ja) ゴム物品補強用スチールコードおよびタイヤ
JP4091707B2 (ja) タイヤ補強用スチ−ルコ−ド
JP5587758B2 (ja) スチールコードの製造方法および製造装置
US20240253278A1 (en) Grooved roller, device for embedding reinforcements made of steel in a rubber mixture web, and uses of this device

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100916

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100916

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120605

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120606

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5014955

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees