JP5014545B2 - 2つの牽引ケーブル(tractioncable)を有する巻上装置(hoist)用力バランス装置及びかかる装置を装着した巻上装置 - Google Patents
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Description
本発明は、2つ以上の牽引ケーブルを同時に巻き取りまたは巻き解しすることが想定される巻上装置用に特に意図された牽引力バランス装置並びにかかる装置を装着した巻上装置及び少なくとも一つの上記巻上装置を装備したゴンドラ(gondola)に関する。
【0002】
かかる巻上装置、特にツイン巻上機関(twin winding organ)と前記各機関が自らのケーブルを支持する牽引ドラムまたは牽引綱車(traction sheaves)とを備える巻上装置には、数多くの用途が見出されている。特にある形態において、それらはリフト用、より具体的には高層建築物の外面(facades)の清掃及び/または維持に従事するゴンドラ用に使用される。かかるゴンドラは、通常、4つのケーブルにより支持される。第1の対のケーブルは前記ゴンドラの第1の短寸側に配置され、第2の対のケーブルは、ゴンドラの第2の短寸側に配置される。各対のケーブルは、2つのドラムを装備すると共に各々が他方のモータとは独立して制御されるそれ自身のモータを有する巻上装置に対して、巻き取り/巻き解しされる。したがって、各巻上装置の巻き取り/巻き解し速度は、公知の機械的、電気的または電子的手段により、各対のケーブルが同一速度で巻き解しまたは巻き取りされ、ゴンドラが水平を維持するよう、調節される。逆に、所定対の2つのケーブルについては、それらの巻き取りまたは巻き解し速度が単一の巻上装置によりまたはただ一つのモータにより制御されるため、前記手段をそのバランスを維持するために使用することができない。対をなす前記2つのケーブル間のアンバランスは、例えば、一方のケーブルのドラムへの巻き取りが不規則になることで、その後の巻き取りが他方のケーブルの巻き取り直径より大きな直径にて行われるようになる場合に発生する可能性がある。この場合、より大きな直径で巻き上げられるケーブルに全牽引力が加わりがちであろうし、このことが、ゴンドラのアンバランスにつながったり、また、この過度に荷重のかかったケーブルの断裂により、このゴンドラに乗る作業者を危険にさらしたりするかもしれない。
【0003】
一方のケーブルが不十分に巻き取られたような状況においてさえ所定対の前記2つのケーブルに対して同一の引張り応力を維持させる第1の機械的手段によれば、前記2つのケーブルが1つの綱車に一緒に巻き取られる。このような装置は、ケーブルの一方が断裂した場合に、他方のケーブルがフリーになり、ゴンドラはもはや2つのケーブルのいずれによっても支持されなくなるため、危険である可能性がある。
【0004】
他の手段によれば、前記2つのケーブルがスプレッダ(spreader)の両端に取付けられると共に、このスプレッダの中心がサスペンションビーム(suspension beam)またはゴンドラにヒンジ付け(hinged)される。この装置は、上記のような欠点はないが、今度は前記2つのケーブル間で許容しうる長さの違いが前記スプレッダの長さにより限定される。
【0005】
上述した2つの手段において、前記バランス装置−シーブスパイダ(sheave spider)または前記スプレッダの中心−は、前記ゴンドラまたはサスペンションビームに対して、結局ゴンドラのバランスにとって有害である単一地点において取付けられる。
【0006】
FR−A−2183594は、クレーン昇降巻上装置(crane lifting hoist)用の差動装置について記載している。この装置を使用すると、作業者は、同時というよりは連続的に、昇降動作とマスト伸縮動作とを制御する。この文献のどこにも、この装置が両方のドラムのを同時作動を可能にするという指摘はない。
【0007】
WO88/05999は、トロール網(trawl)の2つの牽引ケーブルへの力のバランスをとる差動装置について記載している。この文献は、トロール網の投擲動作及びその牽引動作に前記差動装置を使用することはなく、差動装置は、漁の間のみ、即ち、前記巻上装置が非動作中に作動する旨を明示的に記載する。
【0008】
よって、本発明の第1の目的は、上述の欠点を防止することができる、少なくとも1対の牽引ケーブル用に意図された巻上装置のための力バランス装置を提案することにある。
【0009】
本発明の別の目的は、少なくとも1対の牽引ケーブル用に意図されると共に、ケーブルに吊下げる対象の安全を常に保証することができる少なくとも1つの力バランス装置を装着した巻上装置を提案することにある。
【0010】
本発明の更に別の目的は、力バランス装置を装備する少なくとも1つの巻上装置を装着した外面(facade)維持用のゴンドラを提案することにある。
【0011】
これらの目的は、独立請求項に記載した特徴を有すると共に、特定の実施の形態または変形例を従属請求項に記載したバランス装置、巻上装置及びゴンドラにより達成される。
【0012】
以下の説明は、本発明による装置のいくつかの実施の形態について記載したものであり、以下の図からなる添付図面と関連して読むべきである。
【0013】
図1及び2において、垂直外面(vertical facade)10及び屋根11(ここでは平坦な屋根として表されている)を有する建築物1がある。建築物1には、前記外面10のクリーニング/維持用の設備2が設けられている。設備2は、第1の対のケーブル21及び第2の対のケーブル22から吊下げられたゴンドラ20を備える。2つの支持ビーム23及び24がフレーム25に固定されている。ゴンドラ20が外面10の全体に到達できるよう、フレーム25は、好ましくは、屋根11上を移動可能である。
【0014】
ここに示すゴンドラ20は、より詳細には、2つの端面20A及び20Bを備えている。各端面は、外面10に沿ってゴンドラ20を上昇または下降させる巻上装置3を支持する。第1の巻上装置3は、より詳細には、第1のモータ30(好ましくは電気モータ)、第1の減速装置(reduction gear)31、並びに壁20Aに対して同軸上に取付けた2つのドラム32及び33を備えている。一方、第2の巻上装置は、第2のモータ34、第2の減速歯車35、並びに壁20Bに対して同軸上に取付けた別の2つのドラム36及び37を備えている。第1の巻上装置の2つのドラム32及び33は、各々、第1の対のケーブル21のうちの1つのケーブル210または211をそれぞれ巻き取り、2つのドラム36及び37は、各々、第2の対のケーブル22のうちの1つのケーブル220または221をそれぞれ巻き取る。第1の対21のケーブル210及び211の自由端は、ビーム23に対して、好ましくは着脱自在に取付けられている。一方、ケーブル220及び221の自由端は、ビーム24に対して同様に取付けられている。
【0015】
制御ユニット38がモータ30及び34の各々を供給し、制御する。
【0016】
任意に及びドラム用に選択された構成に応じて、ゴンドラは、また、39で概略的に示す2つの追加ユニットを備えてもよい。追加ユニットは、以下の機能のうちの1以上を遂行するのに適したものである。それらの機能とは、図1においてドラムとユニット39との間の空間に示すように、ドラムの回転軸に平行な軸に沿って分配(distributed)されるケーブル210,211及び220,221を、図2に示すように各ケーブル対が上記軸に直交する面内に配置、または、図に表さないゴンドラの他の実施の形態では、ユニット39とビーム24との間に位置する断面(section)において、前記軸に平行な面に対して配置されるような構成に変えること、各ケーブルをそのドラムに均等に巻き取る(level winding)こと、及びケーブルの断裂を検出したときに一つのケーブルまたは複数のケーブルを安全ブレーキによりブロック(safety brake blocking)することである。これらの異なる手段は業界において公知であるため、ここではこれ以上詳細に説明しない。
【0017】
一つまたはいくつかの上記ケーブルを一つまたはいくつかの上記ドラムに不規則に巻き取ると、ケーブル210及び211若しくは220及び221間で荷重分配にアンバランスが生じ、または、ロール(roll)Rの長軸(longitudinal axis)を中心とする角度方向の滑り若しくはピッチ(pitch)Tの横軸(transverse axis)を中心とする角度方向の滑り若しくはこれら2つの滑りの組み合わせに対応して、ゴンドラ20にアンバランスが生じる可能性がある。
【0018】
図示した実施の形態では、軸Tを中心とする滑りは、存在する場合でも、前記滑りを自動検出するための機関によって、または、制御ユニット38を介した手動操作によって、2つのモータ30及び34の相対速度に作用することにより補償(compensate)することができる。
【0019】
第1の巻上装置の2つのドラム32及び33または第2の巻上装置の2つのドラム36及び37は、単一のモータ30または34によりそれぞれ制御されるので、軸Rを中心とした滑りを上記手段により補償することは不可能である。
【0020】
本発明は、この結果に対して、各巻上装置のそれぞれの2つのドラム32及び33または36及び37の間に、機械式バランス装置を設置することを提案する。
【0021】
第1の実施の形態によれば、前記バランス装置は、図3及び図4に示すように、例えば遊星歯車4である3つの車軸を有する機械式差動減速装置からなる。この装置4は、必要に応じ、モーター30若しくは34によりまたは減速装置31または35により直接駆動される入力軸40を備える。太陽歯車41は軸40に固定して(solidly)取付けられている。1つまたはいくつかの遊星歯車42は、一方では太陽歯車41と噛合い、他方では内歯を有する外部レース(external race)43と噛合う。レース43は、昇降機構の一部であるドラム32または36を支持する。前記遊星歯車42の各々は、車軸420に回転自在に取付けられる(pivoted)。一方、その車軸は、軸40の端部を中心として自由回転するフランジ44に固定されている。フランジ44はドラム33または37を支持する。
【0022】
図4において、軸40または太陽歯車41が時計回り方向に回転すると共に、ドラム32若しくは36またはレース43をそれぞれブロックすると仮定すると、ドラム33または37を支持するフランジ44もまた時計回り方向に回転することがわかる。もし、逆に、ドラム33若しくは37またはフランジ44をそれぞれブロックするとすると、ドラム32または36が反時計回り方向に回転すると共に、軸40が時計回り方向に回転することがわかる。したがって、軸の回転方向に応じてゴンドラの同時昇降運動を行うためには、図4に示すように、対をなす2つのケーブルをドラム上に反対方向に巻上げる必要があるであろう。
【0023】
牽引力用バランス装置4は、以下のように機能する。即ち、対をなす前記2つのケーブルが、それぞれ、前記2つのドラムに同一の牽引力を及ぼすか、或いは、同一のトルクが発生するような状況では、軸40が回転するときに2つのドラムが反対方向に回転し、これにより、軸40の回転方向に応じてゴンドラが昇降する。ケーブルの一方が他方のケーブルの巻上直径と異なる直径で巻き上げられることにより、一方のケーブルに加わる力が他方のケーブルに加わる力より一層重要となるような状況では、より緊張状態にある当該ケーブルを保持するドラムが、他方のドラムにより行われる運動をブロックすると共に、力の差が埋め合わされて2つのケーブルに加わる力が再度実質的に同一となるまで継続させる。
【0024】
このように、2つのドラム間に差動バランス装置が設けられ、一方のケーブルが他方よりも更に高い緊張状態にあるときに、この緊張状態にあるケーブルによってドラムに発生するトルクにより、このドラムの近傍のレースまたはフランジを前記装置の固定地点とさせることで、前記駆動軸が駆動状態にあろうとなかろうと、その他方の要素(フランジまたはレース)及び前記近傍のドラムがこの緊張状態の差を埋め合わせるように作用する。2つのドラムの回転速度が同一でない場合でさえ、前記装置を介して、一対のケーブルの2つのケーブルが、このように常に実質的に同一の牽引力を受けることになる。
【0025】
上述したものと異なる本装置の設計上の変更例について考察することができる。例えば、存在する異なる歯車(gear wheels)の寸法比を、上述または上記したものと異ならせてもよい。三軸遊星減速装置(triaxial planet reduction gears)の公知の設計変更例と全く同様に、例えば、ここに示す数と異なる数の遊星歯車としたり、または歯車の噛合い方法を別のものとしたりしてもよい。
【0026】
本発明によるバランス装置の第2の実施の形態を図5及び6に示す。この装置も、3つの車軸を有する機械式差動減速装置であり、「サイクロ(Cyclo)」(登録商標)の名前で知られ、具体的な実施の形態がEP0291052に記載されているようなトロコイド(trochoidal)(サイクロイド(cycloidal))減速装置に実質的に対応する。
【0027】
この装置5は、上記実施の形態の軸40と同様、駆動モータまたは中間減速装置から直接延びる入力軸50を備えている。軸50は、軸に固定される偏心円筒軸受面(eccentric cyclindrical bearing surface)51を備えている。偏心軸受面は、中央円筒孔520を有する歯車(toothed wheel)52または偏心軸受面51に取付けた同等の回転手段の偏心回転を引き起こす。その外歯521並びに中央孔520及び歯521と同心状の直径(diameter)に沿って規則的に離間配置された複数の円形孔522に関する特定の実施の形態について、以下により詳細に説明する。前記装置5は、更に、内歯530を有する外部レース53を備える。内歯530に関する特定の実施の形態についても以下に説明する。内歯530は、歯車520の歯521と部分的に噛合う。フランジ54は、軸50に自由回転自在に取付けられ、複数の突出ロッド540を支持している。突出ロッド540の各々は歯車52の孔522に対応する。図中、孔522はロッド540より大きな直径を有することが分かる。前記孔及びロッドからなるこの装置は、実際、歯車52の偏心回転運動を軸50を中心としたフランジ54の同心回転運動に変換するのに寄与する。この効果のため、孔522の直径は、ロッド540の直径に歯車52の偏心量を加えたものに等しい。かかる運動伝達のため、孔とロッドとの組み合わせを1組以上設けてもよい。また、1つまたはいくつかの孔をフランジ54に配置すると共に、対応する1つまたはいくつかのロッドを歯車52に取付けることもできる。前記外部レースは、ケーブル210または220をそれぞれ保持するドラム32または36を支持する。一方、フランジ54は、ケーブル211または221をそれぞれ保持するドラム33または37を支持する。
【0028】
図7は上記装置の一部の好適な実施の形態を示し、レース53内での歯車52の噛合いを示す。レース53は、複数の半円筒軸受531を備える。各軸受531は、前記軸受531内で自由に回転するローラ532を保持する。図示の例では、レース53は、20個の軸受531及び同等の数のローラ532を備えている。偏心歯車32は、その外周に複数の半円筒軸受523を備えている。前記円筒軸受の数は、ここでは、ローラ532の数よりも少ない数である。このことから分かるように、レース53がブロックされると、軸50が19回転する毎に偏心歯車52が1回転する。或いは、軸50が1回転する毎に、フランジ54またはフランジに支持されたドラム33若しくは37が1回転する。逆に、フランジ54またはドラム33若しくは37または歯車52をそれぞれブロックすると、軸50が1回転する毎に、レース53またはこのレースに支持されたドラム32若しくは36が、それぞれ、20回転する。
【0029】
上述した第2の実施の形態に係る差動トロコイドバランス装置は、前述の第1の実施の形態に係る遊星装置よりも優れた利点を有している。即ち、駆動軸の速度に対するドラムの速度の比が明白に大きく、その結果、この第2の実施の形態に係るトロコイドバランス装置によれば、バランス装置のモータと入力軸50との間に配置される減速装置31または35を省略することができる。
【0030】
差動トロコイドバランス装置の設計上の変更例について考察することができる。例えば、歯車52のローラ532の数と軸受523の数との差を、1より大きい数、例えば、2または3とすることもできる。同様に、歯車52の外歯521とレース53の内歯530とをここに述べたものと異ならせてもよい。即ち、1つまたはいくつかの歯が同時に噛合うような従来の歯521及び530を設けてもよい。差動トロコイドバランス装置は、また、EP0291052公報に記載されているように設計してもよい。即ち、かかる装置は、偏心的にオフセットされた平行ないくつかの歯車52を備え、より柔軟かつより規則的な方法で力を分配する。
【0031】
バランス装置として機能する他のタイプの減速装置を提供することもできる。例えば、登録商標ハーモニックドライブ(Harmonic Drive)の減速装置や、より一般的には、乗用車に見られる種類の機械式差動減速装置が、牽引力のバランスを取るための所望の機能を大変良好に発揮する。一般的には、2つのドラム間に取付けたいかなる機械式差動減速装置も、バランス手段として使用することができる。好ましくは、装置をコンパクトにするため、3軸減速装置を使用する。
【0032】
上記にて考察した一または他の実施の形態に係るバランス装置は、切断手段を追加することでより完全にすることができる。例えば、ゴンドラが地上にあるときにドラムからのケーブルの円滑な巻き解しを可能にするようなラッチを設け、要求に対してそれらをサスペンションビームに取付けるようにしてもよい。
【0033】
上記にて考察した一または他の実施の形態に係るバランス装置は、また、2つのドラムではなく2つの牽引綱車を装着した巻上装置に使用することができる。好ましくは、牽引綱車には、ケーブルを綱車の外周のセグメント(segment)に固着させるのを補助するための公知の手段を装着する。
【0034】
上記のような各図に示したゴンドラは、4本のケーブルを有するものを想定し、各ケーブルはゴンドラのコーナに固定している。しかし、ケーブルを取付けるための他の構成を考察することもできる。例えば、4本のケーブルをゴンドラの長軸を有する面内に整列させてもよい。
【0035】
また、ゴンドラは、ボードに取付けた巻上装置3と共に説明したが、2つの巻上装置3をゴンドラの外部に配置するような構成を同様にとることもできる。例えば、ビーム23及び24を支持する構造物25に配置したり、これらのビームに直接配置したりすることもできる。この実施の形態では、ただ1つのモータにより駆動される単一の巻上装置を設けることさえ可能である。この場合、モータの車軸に2組のドラムを保持し、各組のドラムが、上記一または他の実施の形態に係るバランス装置を備える。したがって、単一の巻上装置または単一のモータ軸は、非常に一般的には、いくつかの対のドラム及び/またはトラクションホイール(traction wheels)を備え、各対がそれ自身のバランス装置を有する。
【0036】
上述した一または他の実施の形態に係るバランス装置は、かかるバランス装置を有する巻上装置と同様、建築物の外面の維持用のゴンドラに使用するものとして説明及び表示してきたが、バランス装置及び巻上装置の両方とも、多くの他の用途に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は外面クリーニング(facade cleaning)用の設備の一部の正面図である。
【図2】図2は前述の図の設備の一部の端面図である。
【図3】図3は本発明によるバランス装置の第1の実施の形態の縦断面(longitudinal section)における図である。
【図4】図4は前述の図の装置の一部切断正面図である。
【図5】図5は本発明によるバランス装置の第2の実施の形態の縦断面(longitudinal section)における図である。
【図6】図6は前述の図の装置の一部切断正面図である。そして、
【図7】図7は図5及び6の装置の一部の動作を概略的に表現した図である。
Claims (21)
- 共通の動力手段(30;34)により同時に回転される2つの巻取手段(32,33;36,37)上の2つのケーブル(210,211;220,221)により加えられる牽引力のためのバランス装置において、
3つの車軸を有する機械式差動減速装置(4;5)を備え、前記動力手段(30;34)により前記車軸(40;50)の第1のものを駆動すると共に、前記巻取手段(32,33;36,37)を前記車軸の残りの2つに接続し、
前記2つの巻取手段(32,33;36,37)は、前記2つのケーブル(210,211;220,221)により発生する牽引力が同一である状況においては、前記2つのケーブル(210,211;220,221)を同一の速度で巻取りまたは巻解しすることができ、
前記2つの巻取手段(32,33;36,37)は、前記2つのケーブル(210,211;220,221)により発生する牽引力が異なる状況においては、前記2つのケーブル(210,211;220,221)を異なる速度で巻取りまたは巻解しすることができることを特徴とするバランス装置。 - 前記2つの巻取手段(32,33;36,37)は、反対方向に回転し、前記2つのケーブル(210,211;220,221)の共通の巻取りまたは巻解し運動を発生するように構成したことを特徴とする請求項1記載の装置。
- 前記機械式差動減速装置は、遊星減速装置(4)であることを特徴とする請求項1または2記載の装置。
- 前記機械式差動減速装置は、トロコイド減速装置(5)であることを特徴とする請求項1または2記載の装置。
- 太陽歯車(41)を支持する前記車軸(40;50)の第1のものとしての入力軸(40)と、
前記入力軸に対して同心状の車軸を中心として自由回転するフランジ(44)に取付けられて共に回転する少なくとも1つの遊星歯車(42)と、
内歯を有する外部レース(43)とを備え、
前記1または複数の遊星歯車(42)が、一方では前記太陽歯車(41)と噛合うと共に、他方では前記外部レース(43)と噛合い、
前記フランジ(44)が一方の巻取手段(33,37)を支持すると共に、前記外部レースが他方の巻取手段(32,36)を支持する
ことを特徴とする請求項3記載の装置。 - 少なくとも1つの偏心円筒軸受面(51)を装着した前記車軸(40;50)の第1のものとしての入力軸(50)と、
前記偏心円筒軸受面を自由回転する外歯(521)と、偏心した円方向の力を同心状の円方向の力に変換するための少なくとも1つの手段(522)とを備える少なくとも1つの歯車(52)と、
前記歯車(52)の前記歯(520)と噛合う内歯(530)を有する外部レース(53)と、
前記入力軸に対して同心状の車軸を中心として自由回転すると共に、偏心した円方向の力を同心状の円方向の力に変換するための前記手段(522,540)により回転されるフランジ(54)とを備え、
前記フランジ(54)が一方の巻取手段(33,37)を支持すると共に、前記外部レースが他方の巻取手段(32,36)を支持する
ことを特徴とする請求項4記載の装置。 - 前記外部レースの前記内歯(530)は、第1の数の第1の半円筒軸受(531)からなり、各々が、前記第1の軸受内で自由回転するローラ(532)を保持すると共に、前記歯車(52)の前記外歯(520)は、前記第1の軸受内に収容されない前記ローラ(522)の一部と噛合う第2の数の第2の円筒軸受(523)からなることを特徴とする請求項6記載の装置。
- 前記第1の軸受(531)の前記第1の数は、前記第2の軸受(523)の前記第2の数より大きいことを特徴とする請求項7記載の装置。
- 前記第1の軸受(531)の前記第1の数と前記第2の軸受(523)の前記第2の数との間の差は、少なくとも1であることを特徴とする請求項8記載の装置。
- 偏心した円方向の力を同心状の円方向の力に変換するための前記手段は、前記入力軸(50)に平行とされて円形孔(522)と協働する少なくとも1つのロッド(540)を備え、前記円形孔の内径は、少なくとも、前記ロッドの外径に前記偏心円筒軸受面(51)の偏心量を加えたものとなることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項記載の装置。
- 少なくとも1つの前記円形孔(522)は、前記歯車(52)に配置されると共に、少なくとも1つの前記ロッド(540)は、前記フランジ(54)に固定されることを特徴とする請求項10記載の装置。
- 少なくとも1つの前記円形孔は、前記フランジ(54)に配置されると共に、少なくとも1つの前記ロッドは、前記歯車(52)に固定されることを特徴とする請求項10記載の装置。
- 更に、前記車軸(40;50)の第1のものとしての入力軸(40;50)に作用する減速装置(31;35)を備えることを特徴する請求項1乃至12のいずれか1項記載の装置。
- 更に、前記ケーブル(210,211;220,221)を、前記ケーブルが前記巻取手段(32,33;36,37)の前記回転軸と平行な軸に沿って離間配置された第1の配置位置から、前記ケーブルが前記軸と直交する面内に配置された第2の配置位置へと、或いは、その逆へと変化させる案内機構(39)を備えることを特徴する請求項1乃至13のいずれか1項記載の装置。
- 更に、前記ケーブル(210,211;220,221)を、前記ケーブルが前記巻取手段(32,33;36,37)の前記回転軸と平行な軸に沿って離間配置された第1の配置位置から、前記ケーブルが前記軸と平行な面内に配置された第2の配置位置へと、或いは、その逆へと変化させる案内機構(39)を備えることを特徴する請求項1乃至13のいずれか1項記載の装置。
- 更に、前記ケーブルを前記巻取手段に巻き上げる一方で、各ケーブル(210,211;220,221)を均等な巻取り態様で前記巻取手段(32,33;36,37)に分配する均等巻取ガイド(level wind guide)(39)を備えることを特徴する請求項1乃至15のいずれか1項記載の装置。
- 更に、一方のケーブルの断裂を検出したときに他方のケーブルをブロックするための緊急制動機構(39)を備えることを特徴する請求項1乃至16のいずれか1項記載の装置。
- 唯一の動力手段により駆動され、少なくとも一対のケーブル(210,211;220,221)を同時に巻取りまたは巻解すための少なくとも一対の巻取手段(32,33;36,37)を備える巻上装置(3)において、
請求項1乃至17のいずれか1項記載の少なくとも1つのバランス装置(4;5)を装備したことを特徴とする巻上装置(3)。 - 2つのドラム(32,33;36,37)からなる少なくとも一対の巻取手段を備えることを特徴とする請求項18記載の巻上装置。
- 2つの牽引綱車からなる少なくとも一対の巻取手段を備えることを特徴とする請求項18記載の巻上装置。
- 請求項18乃至20のいずれか1項記載の少なくとも1つの巻上装置を装備したことを特徴とする外面(10)維持用のゴンドラ(20)。
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